デザインの学び、集大成多彩に披露 静岡の専門学校、葵区で卒業制作展
静岡デザイン専門学校の卒業制作展「デザイン ア・ラ・モード」が26日、静岡市葵区の市民文化会館で始まった。今春卒業予定の学生220人が学びの集大成として、個々の興味や社会的課題をテーマにした作品を発表した。28日まで。
![学生生活の集大成を発表した卒業制作展=静岡市葵区の市民文化会館](/news/images/n141/1401309/IP240126TAN900124000_O.jpg)
同区鷹匠の同校を生徒の寮やカフェとしてリノベーションした想定の建築デザインや、廃棄されるバナナの茎を包装紙として再利用した「バナナペーパー」などが展示された。フラワーデザイン科の深田波乃歌さん(19)=三島市=は和紙を丸めて表現した水紋にデルフィニウムなどを飾り付けた作品「波及」を制作。自分が好む世界観に授業で学んだ新しい表現が加わったと感謝し、「自分たちの思いを詰め込んだ作品を楽しんでほしい」と話した。
28日にはステージ部門として、ファッションやヘアメークなどのショーが披露される。