三島スカイウォーク 700万人達成 オープン8年 外国人観光客に記念品
全長400メートルの観光大つり橋「三島スカイウォーク」(三島市)の入場者数が27日、オープンから約8年で700万人に達し、現地で記念セレモニーが行われた。
![記念品を受け取るアドリアナさん(中央)とジュリアンさん(右)=三島市の三島スカイウォーク](/news/images/n143/1421017/IP240227TAN900036000_O.jpg)
700万人目はルーマニアから約2週間の観光旅行で来日したアドリアナ・ドロータルさん(43)とジュリアン・ドゥクタさん(41)。箱根に宿泊し、周辺で富士山を望む施設を探して訪れたという。富士山をイメージしたグラスや三島で製造されたクラフトジンを記念品として贈られた2人は「カメラでは収まりきらない良い景色。イメージしていたよりも感動的でびっくりした」と笑顔を浮かべた。
スカイウォークは2015年12月にオープン。新型コロナウイルスの感染拡大前までは年間100万人が入場していた。一時落ち込んだ客足は回復傾向にある。インバウンド(訪日客)も増え、直近3カ月間は来場者の10%を占めるという。
(三島支局・岡田拓也)