三島そばの実収穫 地元のNPO法人 年越しそば販売も
三島市のNPO法人グラウンドワーク三島は25日、かつて宿場町として栄えた三島のソバ文化を復活させようと同市川原ケ谷の畑で栽培する「三島そば」を収穫した。
富士山と駿河湾を望む箱根西麓の遊休農地を活用して栽培を続け、今年で20回目。日本大国際関係学部の学生ら市民ボランティア約10人が、約300平方メートルの畑で実が熟したソバを鎌で刈り取った。収穫したソバの実は乾燥させて脱穀し、唐箕(とうみ)で風を当てて選別して製粉する。
収穫量は約250食分を見込み、年末に年越しそばとして販売する。収穫したソバを使ったそば打ち教室も12月23日午後10時から、市民生涯学習センターで開催する。
問い合わせはGW三島<電055(983)0136>へ。