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親と子のスマホ・ＳＮＳ使用　三島で情報共有

　インターネットのトラブルから子どもや保護者を守る「親と子のスマホ・ＳＮＳ安心情報ネットワーク会議」（座長・豊岡武士三島市長）の総会がこのほど、市役所大社町別館で開かれた。情報モラルの教育や啓発に取り組む関係９団体が現状や取り組みを報告して情報共有を図った。

　市学校教育課は、携帯電話やスマホに関する２０２２年度の調査で、市内の小学６年生は７５．３％、中学３年生は９４．１％が所有し「手の届くところに情報機器があることが当たり前になっている」と報告した。スマホによる学校外の出来事で不登校になる事例もあり学校現場が苦慮している現状を伝え「地域や関係機関と連携した対応が重要と考えている」と協力を求めた。市民生活相談センターは、小学生の男子が母親名義のクレジットカード３枚を使用してオンラインゲームで４０万円を課金した事例や女子中学生が祖父のスマホで化粧品を注文した事例などを紹介した。

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