防災頭巾260個を老人施設に寄贈 三島市赤十字奉仕団
三島市赤十字奉仕団は市内の老人福祉施設の利用者に防災意識を高めてもらおうと防災頭巾260個を製作した。23日に市役所を訪れ、市立佐野楽寿寮の利用者分9個を豊岡武士市長に手渡した=写真=。残りは2月にかけ、市内の特別養護ホーム7施設に寄贈する。
同奉仕団は本年度、県地域赤十字奉仕団活動活性化事業のモデル奉仕団として指定を受け、昨年6月から半年かけて製作した。性別や好みに関係なく愛用してもらえるよう多様な柄の頭巾を用意した。
真野順子委員長は「手元に置いてもらい、いざという時に身を守ってほしい」と期待した。豊岡市長は「いつ大きな地震が来てもおかしくない。有効に使ってもらえるようにしたい」と話した。