子どもを犯罪から守るには 三島市、保護者ら対象に研修会
三島市はこのほど、防犯研修会を市社会福祉会館で開いた。小学校や幼稚園、保育園で見守り活動などに取り組む保護者やスクールガードら43人が安全教育のポイントを学んだ。
日本こどもの安全教育総合研究所の宮田美恵子理事長が講師を務め、子どもが犯罪に巻き込まれないための指導法を紹介した。注意する人物の見分け方として、見た目や知人かどうかでは判断できないため「人に注目すると矛盾や齟齬(そご)が生まれ、子どもが混乱する」と説明。子どもの周囲1メートル前後のパーソナルスペースよりも近づき、凝視や不自然な声かけ、触るなどする「行為」に対して注意を促すよう助言した。
三島署管内防犯サポーターの森藤澄江会長が実践内容について発表した。