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テーマ : 三島市

三島市 ネット通販サイト活用 幼稚園、保育園の必要物品 「ほしい物リスト」で寄付募集

 三島市は10日、新たな寄付制度の導入に向け、ネット通販アマゾンの「ほしい物リスト」を活用した物品寄付の受け入れ検証事業を始めた。市内の保育園、幼稚園計4園で必要とする物品をリストアップし、2月末まで寄付を募る。

各園のほしい物リストを掲載したホームページ=三島市役所
各園のほしい物リストを掲載したホームページ=三島市役所

 ほしい物リストはアマゾンのサイトで寄付を求める物品と理由を掲載し、共感した人に注文してもらう仕組み。予算の中で購入できる備品が限られる中、各園のニーズに応じた物品の提供を受けられる。寄付する側は購入金額が寄付金控除の対象になるほか、具体的な物品を指定できるため、寄付しやすくなる効果も期待される。県内では浜松市が同様の事業を展開する。
 同事業は職員提案制度で調査研究対象として採用された。三島市は運営コストや効果を検証した上で、本格導入の可否を判断し、他施設での活用も検討する。
 今回は各園が約10品目ずつリスト化した。価格帯は数千円から10万円くらいまでで、楽器や絵本、ボールや三輪車などの遊具、保育、教育活動で使うホワイトボードやプロジェクター、洗濯機などを掲載した。担当者は「子育て環境の充実につながる。多くの人に協力してもらいたい」と話す。寄付の希望者は市ホームページからアマゾンの専用サイトに接続する。
 (三島支局・岡田拓也)

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