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テーマ : 三島市

自分信じて努力を 東京五輪で空手「銀」清水選手 三島・中郷中で講演

 東京五輪で空手女子個人形銀メダルを獲得し、アジア大会を3連覇した清水希容選手が4日、三島市の中郷中で講演し、自らを信じて努力する大切さを伝えた。

突きの方法を伝える清水選手(左)=三島市の中郷中
突きの方法を伝える清水選手(左)=三島市の中郷中
演舞を披露する清水希容さん=4日午後、三島市の中郷中
演舞を披露する清水希容さん=4日午後、三島市の中郷中
誕生日の祝福を受け、笑顔を見せる清水希容さん=4日午後、三島市の中郷中
誕生日の祝福を受け、笑顔を見せる清水希容さん=4日午後、三島市の中郷中
突きの方法を伝える清水選手(左)=三島市の中郷中
演舞を披露する清水希容さん=4日午後、三島市の中郷中
誕生日の祝福を受け、笑顔を見せる清水希容さん=4日午後、三島市の中郷中

 講演は代表生徒の質問に答える形式で進んだ。つらい出来事をどう乗り切るか聞かれた清水選手は、過去の体験を踏まえ「8割がつらい。ただ、苦しさや悔しさの先に成功体験がある。一瞬の喜びのために努力している」と語った。座右の銘には「自分を信じて」を挙げ「メンタルは元々強くない。自分に言い聞かせるためにその言葉を大切にしている」と述べた。勝負飯について「試合当日は午前4時に起きてアップするため食事が喉を通らない。前夜には米をいっぱい食べたい」という理由でカレーライスを挙げた。
 東京五輪やアジア大会で披露した形の演舞では、張り詰めた空気をつくり出し、生徒が固唾(かたず)をのんで鑑賞した。一方、空手の指導では優しく生徒に語りかけ、突きの方法を丁寧に教えた。7日の誕生日を控え、生徒がケーキなどを用意すると、笑顔を見せてろうそくを吹き消した。
 同校は県のオリンピック・パラリンピックレガシー教育推進校として指定され、講演会はレガシー教育推進事業として開かれた。

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