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テーマ : 三島市

防災へ地域一丸 各地で出初め式 三島/裾野/函南

消防団員の士気高揚を図った出初め式=三島市役所 三島 地域の要 責務痛感  三島市消防出初め式が7日、市役所で行われた。約300人が出席し、消防団員が士気高揚を図った。
 水口勇団長が訓示し、能登半島地震に触れ「地域防災の要としての責務の重要性を痛感している。激甚化する災害に即応するには消防力の維持が緊要」と団結を呼びかけた。大通りでのパレードは地震を受けて消防車両の走行は中止し、団員や幼年消防クラブの園児らのみで行った
 功労者に対する表彰も行った。主な功労者は次の通り。
 【消防庁長官表彰】増島工匠、飯田豊、落合実、岩崎卓也、鈴木紳也、田辺充男【県知事表彰】広川祐司、山梨寿夫【県消防協会定例表彰】勤続功労章40年 水口勇、風間浩▽同35年 川井健一、小林悟、後藤実、堀井章宏▽特別功績章・同30年 石川直樹、鈴木邦彦▽功績章・同25年 遠藤昭彦、中山淳、南光、大庭康彦、富永哲也

裾野 ポンプ車一斉放水
 裾野市消防出初式が7日、同市役所で開かれた。ポンプ車など10台から一斉に放水し、火災をはじめ災害のない1年になるよう祈念した。団員の家族ら市民が見守る中、ラッパの演奏を合図に放水を始めた。高さ十数メートルまで上がり、水しぶきが周囲に舞った。
火災などの災害がない1年になるよう祈念した一斉放水=裾野市役所
 裾野消防署員と市消防団員、市災害時消防活動支援隊員らが出席した。同団の伊東秀哉団長は「訓練に励み無火災と無災害に努めたい」と訓示した。
 消防庁長官表彰を受けた二ノ宮淳さんと八重樫真男さんをはじめ、長年勤続した団員や元団員をたたえた。

函南 訓練に精進重ねる  函南町消防団は7日、町文化センターで出初め式を行った。団員107人が火災予防への意識向上を図った。
消防団員が火災予防への意識向上を図った出初め式=函南町文化センター
 町内では2023年5月10日から10月1日まで4カ月以上にわたって無火災が続き、県消防協会田方支部長表彰を受けた。小田切芳和団長は能登半島地震の救援活動に言及し、「より一層の防災意識の向上を図り、訓練に精進を重ねていく」と訓示した。
 功労者の表彰も行われた。主な表彰者は次の通り。
 【県消防協会長表彰】特別功労章・勤続功労章(20年以上) 神尾尚宏▽功労章・勤続功労章(15年以上)渡辺俊弘、芹沢宏規▽勤続功労章(10年以上)小田切芳和、冨田盛嗣、内田栄一郎、梅原健人、鈴木亮太、大塚佳央、山下慶輔、松井浩彰、田中一徳、長島輝、内田和宏

 

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