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テーマ : 三島市

バレーボールVリーグ東レ、地元三島で逆転5勝目

 バレーボールのVリーグは23日、三島市民体育館などで行われ、V1男子の東レは地元で東京GBにフルセットで競り勝ち、5勝目を挙げた。
 東レは相手の速いバレーに翻弄(ほんろう)されて守備がかみ合わず、2セットを連続で失った。第3セットで米山裕太を投入して守備を固めると、サイドアウトを安定して取れるようになった。攻守のリズムを取り戻すと、高橋健太郎のブロックが要所で決まった。東京GBは試合中にアラウージョ・ラファエルら主力2人をけがで欠き、後半に失速した。
東レ-東京GB 第3セットから先発し、流れを変えた東レの米山=三島市民体育館 ベテラン米山が存在感 攻守切り替えスムーズに  東レは2セットダウンから挽回し、東京GBに逆転勝ちした。天皇杯を挟んでリーグ戦5連敗中だっただけに、篠田監督は「内容は悪かったが勝つことが大事」と評価。ブロック11本を決めた高橋も「命拾いした」と1勝の重さを強調した。
 序盤は相手のテンポの速いバレーに振り回されて自滅。第3セットから先発したベテラン米山が攻守の切り替えをスムーズにし、最後はチーム合計21本のブロックで突き放した。米山は「周りに声をかけ、次は何をするのか確認しながらやった」と若いチームに落ち着きをもたらした。
 高橋が「米山さんがコートにいるだけで違う。個々の役割が明確になる」と言うようにパスの精度が上がり、攻撃にリズムが生まれた。尻上がりに調子を上げた富田は「最初から100%出せるようにならないと」と反省しきりだった。
 相手の主力2人が試合途中で負傷離脱するアクシデントも流れを変えた。ただ、米山は「内容は褒められたものじゃないが勝ち切れた結果は評価したい。おのおのが感じたことを修正してやっていければ」と前向きに受け止めた。24日の今年最後のリーグ戦は連勝で締めくくる。
(運動部・結城啓子)

 ▽男子
東レ 5勝10敗 3(20―25 20―25 26―24 28―26 15―5)2 東京GB 5勝10敗
ジェイテクト 6勝7敗 3―0 VC長野 1勝14敗 
名古屋 10勝5敗 3―2 サントリー 11勝2敗 
日本製鉄堺 9勝6敗 3―0 JT広島 12勝3敗 
パナソニック 10勝1敗 3―0 ヴォレアス北海道 2勝13敗 

 ▽女子
デンソー 5勝5敗 3―1 岡山シーガルズ 2勝8敗 
KUROBE 2勝8敗 3―2 アランマーレ 10敗 
NEC 8勝2敗 3―0 東レ 4勝6敗 
PFU 3勝7敗 3―0 日立 4勝6敗

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