知事レガシー発言 訂正決議案賛成へ 静岡県議会ふじ
静岡県議会第2会派のふじのくに県民クラブは4日、三島市内の国有地に東アジア文化都市のレガシー(遺産)拠点を置きたいとした川勝平太知事の発言に対し、最大会派自民改革会議が提出を検討する、発言の訂正を求める決議案に賛成することを決めた。
県議会総務委員会は、閉会中審査の結果、知事の「詰めの段階」などの発言が事実と異なるとして訂正を申し入れた。知事が1日の県議会12月定例会開会日の所信で「訂正しない」と表明したことを受け、自民は同日、本会議で決議案提出の意向を示し、「全議員の賛同」を目指していた。
決議案は6日にも提出される見通しで、総務委で全会派が同調した申し入れとほぼ同じ内容になるとみられる。4日の取材に、ふじの田口章会長は「さまざまな意見があったが、申し入れと同じ内容なら反対する理由がない」と述べた。