「三島のファンに喜びを」 チームブリヂストンサイクリング パリ五輪出場へ祈願
三島市を拠点に活動する自転車競技の「チームブリヂストンサイクリング」は４日、必勝祈願の新年初詣を三嶋大社で行った。神事が執り行われ、選手やスタッフが今夏のパリ五輪の出場枠とメダルの獲得に向け、気持ちを新たにした。
五輪出場枠は、国別の獲得ポイントで４月に決定する。ポイントがかかるレースは残り４大会。宮崎景涼監督は「順調にきている。今年も同じように力を発揮できれば（団体での）出場枠を取れる」と自信をのぞかせ、「東京に続いて三島から五輪に挑戦できることに感謝し、メダルを取ってきたい」と決意を示した。
今年は五輪に向けた調整が続き、国内大会への参戦が減るが、リオデジャネイロ五輪代表の窪木一茂主将は「その分、五輪で結果を残し、三島市やファンの人に喜んでほしい」と語った。東京五輪代表の橋本英也選手は「東京で男子中距離の出場は１人だけだった。みんなで五輪に出て、チームと個人でメダルを取りたい」と意気込んだ。
昨年の世界選手権男子オムニアムで銅メダルを獲得した今村駿介選手は「２月のレースで金メダルを取って、『期待できるな』と思ってもらえるような走りをしたい」と見据えた。
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