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テーマ : 三島市

地域密着企業、今が好機 サンフロント21懇話会三島で全体会

 静岡県東部の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)の第29回全体会が19日、三島市のみしまプラザホテルで開かれた。地域の多様な困り事に応じるなど新聞販売店の経営を生かし、シニア向け生活サポート事業を手がける青木慶哉さん(MIKAWAYA21社長、東京)が講演。少子高齢化社会の加速化に対応するには民間の力が不可欠として、最先端のテクノロジーを利用した上で地域に密着した企業が地域貢献できる好機と強調した。
新聞店連携シニアサポート事業 青木社長講演
最先端技術を活用したシニア向けサポート事業の特徴を説明する青木さん=三島市内(東部総局・田中秀樹)  青木さんは全国の新聞販売店と連携し、シニア層の買い物代行や掃除といったお手伝いをすることで、「ちょっとした困り事」を解決する事業「まごころサービス」を多業種の企業などと展開。講演では「超高齢化社会のピンチこそチャンス!DXで軽やかに」と題し、利用者の多様な要望にビッグデータを駆使して対応できるよう体制を整えていることや、家庭にWi-Fiセンシングを設置することで派生する電波の揺らぎで家人の動きを把握するシステムの特徴を紹介した。これは実験中という。
 青木さんは「行政に何かを求めるのではなく、ビジネスでどうにかしようとの思いが必要」と心構えも強調した。
 全体会では、医療田園都市の実現などを掲げた来年度の活動方針案や2025年の懇話会30周年記念事業計画について報告があった。
 (東部総局・高橋和之)
KOKONAさん 夢や思い 歌に込め 地元の政治、経済界の代表者を前に熱唱するKOKONAさん  19日開かれたサンフロント21懇話会の第29回全体会では、沼津市在住のシンガー・ソングライターのKOKONAさん(15)によるミニコンサートも開かれた。8月ののど自慢大会で、千人を超える応募者の中からチャンピオンになった実力を披露した。
 「怪獣の花唄」「花束のかわりにメロディーを」など4曲を熱唱。自身の夢や壁にぶつかった時の思いを込め、居並ぶ地元の政治、経済各界の代表者らを魅了した。終了後には「世界で活躍できるアーティストになる」と誓った。
 KOKONAさんは毎週金曜に東京・新宿で路上ライブを展開。TikTokフォロワーは4万人を超えた。来年1月にはインディーズデビューし、渋谷でのライブも決まった。

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