静岡県内金融機関の記事一覧

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業務のデジタル化 企業向けサービス 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は、事業者向けポータルサービス「ケイエール」の取り扱いを3日開始する。資金繰りの見える化や経理・財務のデジタル化などで業務を効率的に管理する。 ケイエールは中小企業の業務をデジタル化するサービスで、信金中金などが開発した。同信金のケイエールは県西部の事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現を支援することを目的に、2024年3月までの1年間、利用料金を優遇するキャンペーンを行う。 国際的な金融原則の枠組みに沿った融資スキーム「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」と「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」の取り扱いも3日開始する。事業者の持続可能な
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3千万円着服、20代男性職員を懲戒解雇 富士宮信用金庫
富士宮信用金庫は1日までに、淀川支店に勤務していた入職して間もない営業係の20代男性職員が顧客複数人の現金計約3千万円を着服していたと発表した。信金は男性を3月30日付で懲戒解雇処分とし、業務上横領に当たるとみて富士宮署に相談している。 元職員は自身が担当するエリアの顧客複数人に定期預金作成など虚偽の説明をして現金を受け取った。現金はギャンブルや遊興費に充てていたもよう。発覚を防ぐため、別の顧客の現金を穴埋めに流用していたとみられる。信金によると、流用額は約5千万円に上る。関係者によると、元職員が担当していた顧客から預金に関する相談が2月下旬に信金に寄せられ、内部の監査部門による調査で着服
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災害時に預金払い戻し 静岡、名古屋 山梨中央 3銀行が相互支援協定
静岡銀行と名古屋銀行、山梨中央銀行は31日、大規模災害発生時の預金払い戻しに関する相互支援協定を締結した。南海トラフ巨大地震や富士山噴火などの発災時、預金者が口座を保有していない銀行でも臨時で預金を払い戻しできるようにする。 店舗窓口で本人であることを確認できる書類を提示すれば、通帳や印鑑がなくても1口座当たり1日10万円まで払い戻しに応じる。最大震度6弱以上の大規模地震や津波、噴火、法定感染症などで銀行業務に大きな支障が生じ、預金者が被災したり他県に避難したりした場合を想定する。 静岡銀は名古屋銀、山梨中央銀双方と包括業務提携を結んでいることから、災害時の連携強化につなげた。 同日の
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地域力創生ファンド1年間延長 静岡中央銀行
静岡中央銀行は31日、「地域力創生ファンド」の取扱期間を1年間延長し、2024年3月までにすると発表した。これに伴い、融資総額を従来の800億円から850億円に増額した。 同ファンドは「保育・育児」「起業」「観光」などの9分野で地域活性化につながる事業を支援する。10年10月に取り扱いを始め、22年末までに累計897件、774億円を融資した。
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伊豆と沼津の女性経営者 意気投合 廃棄物収集業で株式譲渡
廃棄物収集運搬業の林泉(伊豆市、岡田香織社長)が同業のダストワーク(沼津市、元杉智子社長)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買収)が31日、成立した。女性経営者同士で意気投合した。支援した三島信用金庫の本店営業部で同日、株式譲渡契約調印式が開かれた。 元杉社長は「岡田社長の思いを受け継ぎ、地域に愛される会社を目指す」と力を込めた。岡田社長は「今後は一番のサポーターとして大きな声援を送りたい」と話した。株式譲渡額は非公表。伊豆市の事業承継支援補助金を活用した。 岡田社長は夫で創業者の克之さんが大病を患ったため経営を引き継いだ。親族や従業員に事業承継候補者がなく、2021年12月から譲渡先を探し
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脱炭素経営支援 スルガ銀行が開始 三井物産子会社と
スルガ銀行は30日、三井物産完全子会社のイー・ダッシュ(東京)と業務提携して、企業や個人事業主の脱炭素経営を支援する取り組みを始めた。 同社が提供する二酸化炭素(CO2)排出量の可視化や削減計画の策定、省エネ設備導入支援などのサービスを同銀行が取引先に紹介する。イー・ダッシュのサービスは中小企業を中心に全国2500社以上が導入。三井物産のネットワークも活用しながら、カーボンニュートラル実現などに向けた対策の推進を支援している。
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しずおか焼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
人事部副部長(経営企画部副部長)小野寺唯夫▽お客様サポート部副部長(お客様サポート部調査役)稲森智志▽安西(本部付調査役)伊東和磨▽駅南(興津)加瀬沢寿▽長谷(藤枝中央副)諏訪紘務▽興津(押切副)大石秀恒▽丸子(押切)三浦泰伸▽八千代(新富副)山崎晃照▽押切(富士)谷雅仁▽富士(高洲)西原智幸▽焼津(榛原)増田泰久▽御門台(長谷)山本晃弘▽道原(人事部調査役)大井淳二▽石津(藤枝中央)青野直人▽藤枝中央(静岡南)佐藤弘卓▽藤枝上(駅南)良知章司▽岡部(八千代)酒井利夫▽静岡南(大井川)杉崎直弘▽焼津西(岡部)萩原潔▽焼津北(融資部調査役)池村直▽大井川(道原)一言和久▽さかなセンター(御門台
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有価証券売却損 25億円追加計上 スルガ銀行
スルガ銀行は29日、2023年3月期連結決算で保有有価証券の売却などに伴う損失25億円を追加で計上すると発表した。既に公表している113億円と合わせ、損失は約140億円になる見通し。 追加計上するのは先進国の国債など複数資産に分散投資するマルチアセットファンドの償還損9億円と、債券の売却損16億円。公表済みの113億円分は通期業績予想を下方修正しているが、追加計上の影響は現在精査しているという。
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新年度計画や人事案を承認 掛川商議所総会
掛川商工会議所は29日、議員総会を掛川市内で開いた。2023年度の事業計画案や専務理事に赤堀一幸氏(60)=島田掛川信用金庫本店営業部長=を選任する人事案を承認した。任期は4月から25年10月まで。 新規事業は創立70周年記念イベントや複数の飲食店を巡るバルホッピングなど。藤田哲男会頭は「70周年の節目を契機に新たな時代に向けて変革と挑戦を掲げ、役職員が一丸となって地域経済の発展のために全力で取り組む」とあいさつした。 永年勤続従業員や働く人フォトコンテストの表彰も行った。優良店舗表彰は桂花園が大賞を受賞した。
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静清信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
DX担当を兼ねる 経営企画部副部長海野浩明▽総務部副部長兼総務課長(融資部副部長)熊切香樹▽総務部主任調査役コンプライアンス統括担当(高洲)牧野浩司▽営業推進部副部長兼営業店サポート課長(池田兼小鹿)荒木健太郎▽融資部副部長(片羽静岡北ブロック母店長)中村和晃▽融資部主任審査役(伝馬町新田兼安倍口)漆畑浩成▽同(清水兼折戸清水ブロック母店長)斎藤史明▽同(沓谷)富田基▽事務部主任調査役(総務部主任調査役コンプライアンス統括担当)杉山百司▽清水兼折戸清水ブロック母店長(焼津兼西小川志太ブロック母店長)青嶋秀人▽八幡静岡南ブロック母店長(渋川)杉山義人▽片羽静岡北ブロック母店長(八幡静岡南ブロッ
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人事=富士信用金庫(4月10日、地名は支店)
蒲原店長代理(八幡町店長代理)河原正幸▽八幡町店長代理(富士宮店長代理)田中数将▽須津店長代理(蒲原店長代理)佐藤勝彦
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清水銀行が中期経営計画 持続可能な地域を共創 コア業純「40億円以上」
清水銀行は27日、2023年4月から3年間の第28次中期経営計画「SHINKA(シンカ)~絆をつむぐ」を発表した。初めて同行の存在意義と志を明文化した「パーパス」を設定。「地域を愛し、お客さまの未来をともに考え、共創します」とした。社会全体がカーボンニュートラルを目指す中、地域と共存共栄を図り持続可能性(サステナビリティー)を追求する。 最終年度の数値目標にはコア業務純益40億円以上、県内中小企業など向け貸出金残高1兆円以上を掲げた。基本方針は、ソリューション営業の高度化▽人的資本の充実▽サステナビリティー経営の実践―の3本柱。人的資本への投資強化などで組織の力を高め、ソリューション営業の
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静岡中央銀行 融資条件変更の手数料免除延長
静岡中央銀行はこのほど、新型コロナウイルスの影響を受ける顧客の融資条件変更手数料の免除期間を9月29日申し込み分まで延長すると発表した。 法人や個人事業主対象の事業性貸出は税込み3万3千円、個人の住宅ローンや消費者ローンは同6600円を初回の条件変更に限って免除する。 3月31日申し込み分までとしていたが、コロナ禍の長期化を踏まえて延長を決めた。
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人事=清水銀行(4月3日、地名のみは支店長または支店)
総務管理部担当兼市場営業部担当(総務管理部担当兼市場営業部統括)専務取締役薮崎文敏▽特命事項担当(市場営業部担当)取締役若林陽介▽審査部統括の兼務を解く 取締役事務部担当田村直之▽常務執行役員(執行役員)審査部長野々村洋史▽中部清水地区駐在(中部静岡地区駐在)執行役員杉本康延▽東部地区駐在(西部地区駐在)執行役員大畑賀康▽中部静岡地区駐在(総合統括部長)執行役員大木康正▽執行役員西部地区駐在(理事富士兼松岡)岡田好史▽執行役員総合統括部長(理事支店営業部長)前田邦彦▽経営企画部長(本店営業部長)理事八木真樹▽理事富士兼松岡(総務管理部長)勝又洋▽理事本店営業部長(経営企画部長)清水康弘▽理事
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ふじのくに財団に静清信金50万寄付
静清信用金庫は27日、ふじのくに未来財団に50万円を寄付した。 昨年11月から3カ月間販売した定期預金「せいしん 家康公からの贈り物」の販売実績に応じた金額を充てた。同財団は寄付金を静岡、焼津、藤枝の3市で活動するNPOなどに助成する。 静岡市葵区の同信金本店で開いた贈呈式で、佐藤徳則理事長が同財団の土屋優行代表理事に目録を手渡した。佐藤理事長は「有効活用して暮らしやすい社会を実現してほしい」と期待した。
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困窮家庭に食料品 富士宮信金が寄贈 市社協へ
富士宮信用金庫はこのほど、役職員から寄せられた食料品約140キロ分を富士宮市社会福祉協議会に寄贈した。食料品は困窮家庭や子育て世帯に配られる。 県東部4信金が取り組むフードドライブの一環で、保存の利く缶詰やインスタント麺、調味料などが集まった。 同信金の西川充芳お客様相談部長らが同市総合福祉会館を訪れ、社協の太田清一会長らに食料品を届けた。西川部長は「新型コロナ禍で生活に影響があった家庭に届けてほしい」と述べた。
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スルガ銀行と東急ホテルズ 自転車振興で協定 11月に伊豆半島ツアー
スルガ銀行(沼津市)と東急ホテルズ(東京)はこのほど、自転車を活用した観光振興をはかるパートナーシップ協定を結び、三島市の富士山三島東急ホテルで締結式を開いた。 協定は東部・伊豆地域と神奈川県を中心に、観光振興やサイクリスト向けのPR事業などを推進するとの内容。第1弾として11月に、国が指定したナショナルサイクルルートの太平洋岸自転車道に近い同ホテル、伊豆今井浜東急ホテル(河津町)、下田東急ホテル(下田市)をつなぐ1泊2日の伊豆半島1周ツアーを開く。多摩川サイクリングロードに隣接する川崎市の系列ホテルでも協定事業を展開する予定。 締結式に臨んだ東急ホテルズの村井淳社長は、「サイクリストに
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三島信金、市社協へ食料品222キロを寄贈
三島信用金庫はこのほど、役職員から集まった米や缶詰などの食料品222・7キロを三島市社会福祉協議会に寄贈した。 県東部4信金が共同事業で取り組むフードドライブの一環。食料品は新型コロナウイルス感染症や資源価格高騰の影響で苦しむ市民に配られる予定で、同信金の川井章義常務理事から受け取った同社協の萩野勉事務局長は「物価高の影響による生活困窮世帯が多く、大変助かる」と感謝した。
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人事=しずおかフィナンシャルグループ(FG、4月3日、地名のみは支店または支店長)
【しずおかFG】経営管理部担当部長=静岡銀行兼務(静銀モーゲージサービス社長)炭山直哉▽経営企画部経営企画室IR担当マネージャー(経営企画部DX戦略推進室課長=静岡銀行兼務)納本幸誠【静岡銀行】資産形成サポート部所管(国際営業部所管)代表取締役専務執行役員営業本部長委嘱地区カンパニー、営業戦略部、コーポレートサポート部、ライフプランサポート部、デジタルチャネル営業部所管福島豊▽市場営業・国際営業担当、国際営業部、ストラクチャードファイナンス部所管を兼ねる 常務執行役員東京営業部担当営業副本部長兼東京営業部長委嘱市場営業部所管滝和彦▽信用サポート・企業経営サポート担当営業副本部長委嘱信用サポー
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富士宮の児童に交通安全啓発品 5団体が寄贈
富士、富士宮両市内の5団体が24日までに、富士宮市内全小学校の新入学児童に交通安全啓発品や文房具を寄贈した。各団体の代表者がそれぞれ市役所を訪ね、須藤秀忠市長や池谷真徳教育長に寄贈品と目録を手渡した。 明るい社会づくり運動県連合会富士宮地区協議会は通学用の黄色い帽子と防犯ブザーを贈った。秋鹿博会長は「楽しい学校生活のために自分の命を守ってほしい」と述べ、会員が新1年生の真新しいランドセルにブザーを取り付けた。 4月から大富士小に通う前島玲杏奈さんは「友達をいっぱいつくりたい」と目を輝かせた。 県トラック協会富士支部と県交通安全協会富士宮支部は反射材付きキーホルダーなどを寄託し、保険会社など4
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静岡人インタビュー「この人」 観光絵本「こめた」シリーズを手がける作家 ふくだのぞみさん(神奈川県)
保育士として働きながら、絵本作家やイラストレーターの仕事に打ち込む。旅行読売出版社発行の観光絵本「こめた」シリーズで作・絵を担当。これまで青森県や鳥取県、静岡県版などを手がけた。昨年秋には富士宮信用金庫の企画で職員らと連携し、特別編として自身の出身地富士宮版を制作した。36歳。 ―絵本作家になった経緯は。 「幼少期から絵本や本、物語が好きで、幼稚園児のころから絵本をつくっていた。幼稚園や保育園で働くうちに、絵本に触れる機会が増えて、子どもたちが喜ぶ本を自分でつくりたいなと、絵本作家を再び目指した」 ―「こめた」シリーズで共通して大切にしていることは。 「地域に暮らす人たち、その地域を
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サステナ推進委 スルガ銀 設置へ
スルガ銀行は4月1日、サステナビリティー推進委員会を設置する。取締役会の下部機構として、グループのサステナビリティー(持続可能性)推進活動の計画立案、進捗(しんちょく)状況確認などを担う。委員長は嵯峨行介社長が務める。
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遺贈希望者支援へ 島田掛川信金 牧之原市と協定
島田掛川信用金庫と牧之原市は22日、自分の死後に残った財産を遺言によって寄付する「遺贈」を希望する市民を支援するための協定を結んだ。 協定は市民の意向に沿って円滑な寄付を実現させることが狙い。同信金では顧客ニーズに応じて、遺贈先の候補として市を紹介。市は市民から遺贈の申し出があった場合、同信金の遺言信託などのサービス利用を促す。 市役所榛原庁舎で開かれた締結式には同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長、杉本基久雄市長が出席した。杉本市長は「遺贈の制度が浸透しない中、多くの市民に知ってもらうという意味でも協定は非常に有意義なもの」と話した。
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浜松いわた信金が浜響に50万円寄付
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は23日、浜松交響楽団(同区)に50万円を寄付した。同信金の御室健一郎会長が「地域の文化活動振興を通じ、豊かな心に貢献したい」と述べ、楽団の岡部比呂男理事長に目録を手渡した。 寄付は1984年から続け、今年で40回目。寄付額は累計3250万円になった。同区の信金本部を訪れた岡部理事長は「地域のバックアップは大変ありがたい。コロナ禍で演奏活動は大きな影響を受けたが、ようやく通常の形式で開催できる」と今後の活動への意欲を語った。 同信金と楽団などの主催で、7月23日に「夢に追いかぜコンサートin浜松」を同区のアクトシティ浜松で開く。
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遺贈希望者支援へ協定 島田掛川信金と牧之原市
島田掛川信用金庫と牧之原市は22日、自分の死後に残った財産を遺言によって寄付する「遺贈」を希望する市民を支援するための協定を結んだ。 協定は市民の意向に沿って円滑な寄付を実現させることが狙い。同信金では顧客ニーズに応じて、遺贈先の候補として市を紹介。市は市民から遺贈の申し出があった場合、同信金の遺言信託などのサービス利用を促す。 市役所榛原庁舎で開かれた締結式には同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長、杉本基久雄市長が出席した。杉本市長は「遺贈の制度が浸透しない中、多くの市民に知ってもらうという意味でも協定は非常に有意義なもの」と話した。
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富士信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
経営企画部長(経理部長)加藤繁之▽業務部長(総合企画部長)齋藤由紀夫▽経営企画部次長(富士)久保田隆靖▽事務部次長兼事務部システム課長(事務部システム課長)吉村和也▽融資部次長兼融資部審査課長(業務部次長)赤池勝博▽経営企画部経営企画課長(総合企画部企画課長代理)山本亮太▽経営企画部経理課長(経理部経理課長)山田直生▽経営企画部資金運用課長(経理部資金運用課長)秋山哲郎▽経営企画部外国課長(事務部事務集中課長)石田俊輔▽リスク統括部リスク管理課長(総合企画部企画課兼リスク統括課長)内海秀昇▽リスク統括部コンプライアンス課長(総合企画部コンプライアンス統括課長)金子謙一郎▽リスク統括部マネロン
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人事=スルガ銀行(6月29日予定)
取締役専務執行役員審査本部長兼CCO(常務)堤智亮▽常務執行役員コミュニティーバンク長に就く 取締役戸谷友樹▽常務執行役員IT・オペレーション本部長に就く 取締役宮島健▽新任社外取締役 山本幸央▽取締役監査等委員(上席執行役員総合企画本部長)秋田達也▽退任 取締役監査等委員板倉一真
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沼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
営業統括部・営業サポート部担当(リテール営業部・営業統括部・法人営業部担当兼リテール営業部長委嘱)常勤理事小野貢▽営業統括部長(法人営業部長)執行役員武田守晃▽事務部長(執行役員営業統括部長)大木勲▽融資管理支援部長を解く 融資部長野呂隆宏▽営業サポート部長(リテール営業部副部長)紫垣智善▽融資管理支援部長(融資管理支援部副部長)芹沢正広▽営業サポート部副部長(営業統括部副部長)榎本孝宏▽監査部副部長(法人営業部副部長)山本裕二▽営業統括部副部長(裾野・長泉町ブロック長兼裾野中央)川口恭正▽裾野・長泉町ブロック長兼裾野中央(営業統括企画担当兼営業サポート課長)蒔田和宏▽営業統括企画担当課長(リ
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目配り、気配り、心配り 重要 三島信金が自主勉強会 長泉
三島信用金庫はこのほど、自主勉強会「さんしん未来塾」を同金庫本部(長泉町下土狩)で開き、取引先から信金マンに望む心構えなどを学んだ。 取引がある若手経営者らによる「さんしんチャレンジクラブ」の会員4人が講師を務めた。仕事上取引先と良好な関係を築くために、効率だけでなく相手との歩調を合わせる意識を持つようにしていると紹介。職員に対し、目配り、気配り、心配りの重要性を伝えた。 さんしん未来塾は職員のリスキリング(学び直し)の機会を設けようと、昨年12月から月2~3回開催している。普段は社員が講師を務めるが、経営者の考え方を学ぶ機会をつくろうと初めて外部から講師を招いた。
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遺贈寄付支援へ 島田市が協定 島田掛川信金と
島田市と島田掛川信用金庫はこのほど、遺贈に関する協定を結んだ。同市へ遺贈を希望する市民らに対し、同信金が助言することで円滑な寄付を実現させることが目的。 同信金によると、生まれ育った自治体や思い入れのある市町への預貯金寄付の相談は増加傾向にあるという。同信金が遺言信託業務など専門的な助言を担い、市は寄付者の意思を尊重しつつ、寄付金を子育て支援や医療設備の充実、環境施策の推進など市政運営に活用する。 市役所で締結式が行われ、同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長、染谷絹代市長が出席した。伊藤理事長は「高齢化が進む中、寄付の相談などニーズは高まっている。顧客の課題解決や支援につながるはず」と述べた。
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特殊詐欺防止へ 啓発パトロール 焼津署など
焼津署はこのほど、地域安全推進員と特殊詐欺被害防止の協働パトロールを実施した。パトカーと青色防犯パトロール車で、焼津市内の金融機関で警戒活動を行った。 参加したのは地域安全推進員と署員ら約10人。しずおか焼津信用金庫石津支店(同市石津)と焼津石津浜郵便局(同)にパトカー1台と青パト車3台で訪れ、来店者に不審電話の注意を呼びかける啓発パンフレットを配った。 活動前に同署で出発式が行われた。同署地域安全協議会の佐藤智之会長が「詐欺電話が入ったら青パトを活用して被害防止を図っていく」と活動宣言を読み上げると、青木浩明署長は「皆さまの姿を見せることが被害防止に重要」と語った。
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SDGS推進へ協定 島田市など5者連携
島田市と島田掛川信用金庫、島田商工会議所、市商工会、東京海上日動火災保険は15日、SDGs(持続可能な開発目標)推進に関する包括連携協定を締結した。企業の脱炭素の実現など持続可能なまちづくりに向けた取り組みを加速させる。 東京海上日動が啓発セミナーの講師派遣や職員研修、サービスの提供などに取り組み、商議所や商工会が市内中小企業の実態調査などを担う。同信金は事業者支援に向けた企画提案などを行い、市は市民への周知や啓発などに力を入れる。 市役所で行われた締結式で5者の代表が協定書に署名した。染谷絹代市長は「ゼロカーボンシティーの実現に向け、市民や事業者の意識の醸成を図っていきたい」と述べた。東京
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スルガ銀社長に加藤氏 6月就任 嵯峨氏は会長
スルガ銀行は17日、嵯峨行介社長(58)が代表権のある会長に就き、後任に加藤広亮副社長(57)を充てる人事を発表した。6月29日開催予定の株主総会と取締役会を経て正式決定し、就任する。 同銀行はシェアハウス関連融資の不正問題などに伴う金融庁からの業務改善命令を受け、2019年12月に6カ年の中期経営計画を策定した。前半の第1フェーズが終了し、後半の第2フェーズが23年度から始まるタイミングで経営体制を新しくする。 社長交代は3年ぶり。2代続けて外部から人材登用する。同銀行は交代理由を「今後公表する第2フェーズの着実な遂行により、リテール・ソリューション事業の進化と持続可能な収益構造の構築
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外部知見で難局打破へ スルガ銀社長交代 ブランド立て直し
スルガ銀行は17日、社長交代を決めた。外部招請した嵯峨行介社長(58)の後任も、保険会社出身の加藤広亮副社長(57)が務める。同じく保険業界出身の社外取締役を新たに迎え、「外部の知見をより多く経営に取り入れる」と強調。地方銀行の経営環境が厳しさを増す中、引き続き不正融資問題で地に落ちたブランドの立て直しを図る。 陣頭指揮をとった中期経営計画の第1フェーズについて、嵯峨氏は「まずまずの成果だった」と振り返る。新型コロナウイルスという想定外の事態はあったものの、シェアハウス問題をほぼ解決し、リテールバンキングの再構築や経営資源配分の最適化を進めた。一方で、家電量販店大手のノジマとの資本・業務提
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人事=スルガ銀行(4月1日、地名のみは支店長)
審査本部長(審査本部、融資管理本部、コンプライアンス統括部管掌)常務取締役CCO堤智亮▽コミュニティバンク長(営業本部管掌)取締役戸谷友樹▽IT・オペレーション本部長(経営管理本部、業務管理本部、システム部管掌)取締役宮島健▽IT・オペレーション本部副本部長(業務管理本部長)執行役員増田裕二▽総合企画本部長(総合企画本部副本部長)執行役員佐藤富士夫▽経営管理本部長(コンプライアンス統括部長)執行役員弓削哲哉▽IT・オペレーション本部システム部長(システム部長)執行役員服部勝一▽首都圏・広域バンク副本部長(首都圏融資部所管)執行役員事業開発部長山口誠▽市場ファイナンス本部長を兼ねる 執行役員ス
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藤枝市の駅周辺活性化 静岡県内初第4期へ 計画認定、59事業
藤枝市は17日、国に申請していた中心市街地活性化基本計画の第4期計画(2023~27年度)に関して、国から認定を受けたと発表した。JR藤枝駅周辺の約160ヘクタールを対象とした計画で、認定は同日付。市によると、第4期の認定は静岡県内で初となる。 計画では「イノベーションを生み出す、魅力あふれる生活・創造空間の創出」と「人と人、人と街がつながり、多くの人々でにぎわう交流空間の創出」の二つの基本方針を掲げた。目標指標として、第3期に続き、居住人口や昼間の歩行者の通行量、イベント来場者数の増加、空き店舗数の減少の四つを設定し、計59の関連事業を盛り込んだ。 藤枝駅前一丁目6街区と9街区の再開発
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三島信金 事業者の脱炭素、省エネ支援 3社と業務提携
三島信用金庫は17日までに、静岡ガス、鈴与商事(静岡市清水区)、ソーラーフロンティア(東京)の3社と業務提携を結んだ。県東部の中小事業者の脱炭素や省エネに向けた取り組みを支援する。 三島信金を通して3社が提供する再生可能エネルギーや太陽光発電などに関する設備とシステム、サービスを紹介する。環境意識の高まりとともに、原材料価格や燃料費の高騰で中小事業者の省エネ活動は広がっているという。
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特殊詐欺、接客が“砦” 従業員機転利かせ声かけ 未然防止4億5300万円分
静岡県内で特殊詐欺事件が相次ぐ中、店頭の接客がきっかけで被害を食い止めるケースが増加している。昨年、県内の金融機関やコンビニ店などが被害を未然防止した事案は計462件で、金額に換算すると約4億5300万円だった。犯人側にだまされてしまった場合、従業員の機転の利いた声かけは「被害防止の最後の砦(とりで)」(捜査関係者)。金融関係者は「大切な財産を守りたい」と語る。 「お客さまの行動や言動が不自然だった」と振り返るのは、静岡市駿河区の静清信用金庫用宗支店で窓口を担当する山脇慶子さん(44)。昨年8月、来店した高齢女性が100万円の出金を依頼してきた。「高額出金は珍しい」と思い、詳しく事情を尋ね
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詐欺 2年で3回防止 静清信金丸子 優良店に 静岡南署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして静岡南署は15日、静岡市駿河区の静清信用金庫丸子支店と職員に署長感謝状を贈った。同支店は2年以内に計3回の詐欺被害防止に貢献し、「優良店」の認定証も交付した。 同支店では、2月10日に来店した高齢夫婦の夫の慌てた様子や出金理由から詐欺被害を疑い、警察への通報や息子への確認で未然に防いだ。感謝状を受けた職員は、対応した関健一郎次長(46)と、手伝いで同支店で勤務していた用宗支店職員の山脇慶子さん(44)。2人も1年以内にそれぞれ、2回の被害防止に貢献したため「マイスター」の認定を受けた。 同署で大村彦彰署長から感謝状や認定証、認定バッジが贈られた。丸子支店
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島田掛川信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
資金証券担当(資金証券部長)常勤理事佐藤哲哉▽藤枝=部長待遇=(事務集中部長)松浦亨▽本部付部長待遇(人事部長)吉村孝仁▽本部付部長待遇(静岡)本杉明男▽資金証券部長(同副部長)新谷康範▽人事部長(同副部長)堀内宗宜▽本店営業部長・駅南(藤枝)紅林宏昌▽事務集中部長(同副部長)平井真知子▽リスク統括部主任調査役(地方創生部主任調査役)山本久儀▽本部付主任調査役(島田北)武田英樹▽資金証券部副部長(経営企画部副部長)松永敬志▽総務部副部長(浅羽)岩堀穂高▽地域サポート部主任調査役(桜木)増田悦久▽システム管理部主任調査役(同副部長)藤原成男▽静岡(藤枝東)富田昌明▽総務部主任調査役(同副部長)
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清水銀行 18、25日に休み相談窓口 富士、清水、浜松
清水銀行は18、25の両日、富士、清水、浜松の各ローンセンターに休日相談窓口を設置する。新型コロナウイルス感染症の感染拡大や世界的な物価高の影響を受けた中小企業・個人事業主の資金繰りなどの相談に応じる。設置時間は各日午前9時~午後5時。事前申し込みは不要。希望者は当日、直接窓口へ。
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廃プラ再生事業強化 中部日本プラスチック
プラスチック原料販売の中部日本プラスチック(浜松市東区、雪下真希子社長)は廃プラスチックリサイクル事業強化に乗り出した。1億3800万円を設備投資し、3月末までに再生プラスチック原料の生産量を約1割増加させる。 持続可能な開発目標(SDGs)対応のため増えている再生プラスチック原料の需要に応え、業容拡大を図る。リサイクルマシンを3台増設するなどして生産能力を約2千トン増加させる。清水銀行と日本政策金融公庫(日本公庫)から設備資金の協調融資を受けた。 中部日本プラスチックは1971年創業。循環型の環境モデルづくりを目指し、廃自動車から出るプラスチック部品の再資源化事業に取り組んでいる。
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三島信金18、25日 年度末の特別相談
三島信用金庫は18、25の両日、年度末の休日相談会を三島市新谷の三島南支店2階サポートセンター夢で開く。 資金需要や融資返済、原材料価格高騰、新型コロナウイルスの影響などに関する経営相談に無料で応じる。両日とも午前9時から午後3時まで。相談日前日までの事前予約制。 申し込み、問い合わせは同信金元気創造部地域未来創造課<電055(973)5730>へ。
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沼信高島町支店と職員2人に感謝状 詐欺防止で沼津署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして沼津署はこのほど、沼津信用金庫高島町支店(沼津市)と同店の杉山匠副支店長(47)、職員の勝又奈美さん(53)に署長感謝状を贈った。 2人は2月17日、80代男性が「息子から『税金を払わないと捕まる。お金を用意して』と電話があった」などと話し、現金80万円を引き出そうとしたため、詐欺を疑い通報した。 杉山副支店長は「これからも防ぎたい」と話し、勝又さんは「高額な現金を一度に下ろす時は、使い道を細かく聞くことが大切と感じた」と振り返った。
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スルガ銀行、第二新卒優遇へ 最終選考通過も他社で就職
スルガ銀行は13日までに、新卒採用試験の最終選考を通過しながら別の企業や団体に就職した人がその後、同銀行への中途採用を希望した場合、選考を優遇する方針を決めた。地方での生活を望んだり、家庭の事情で出身地での再就職を希望したりする第二新卒者を積極的に採用する。 現在、選考を進めている2024年春の新卒採用者から適用する。同銀行からの内定を受諾せず、大学や短大の卒業後にいったん別の仕事に就いたが、地銀への転職を希望する社会人生活3年以内の若者が対象。通常の中途採用試験の課程を簡略化して、最終面接と適性検査などのみで選考する。 在籍3年以上、退職後10年未満の元行員の再雇用も拡充。子育てや介護
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脱マスク、従業員の着用は継続 静岡県内スーパーなど 客への「お願い」取りやめ
政府が新型コロナウイルス感染対策のマスク着用を緩和して個人の判断に委ねた13日、静岡県内のスーパーや百貨店は買い物客への「着用のお願い」を取りやめた一方、従業員のマスク着用を継続する店が多く見られた。接客業以外でも会議や屋内での作業、面談など人との接触時には着用を推奨し、当面は社会の動向を様子見する企業も目立った。 静岡市駿河区のスーパー田子重西中原店では、新たな政府方針を受けて買い物客にマスク着用を求める張り紙と店内アナウンスをやめた。ただ、初日の店内はこれまでと同様、マスクを着用した客がほとんど。レジには感染防止のフィルムが張られ、店員も従来通りマスクを着けて接客に当たった。 増田克
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地方創生を推進 静岡県内3信金表彰 浜松いわた、遠州、三島
内閣官房は13日、地方創生につながる特徴的な事業を進めた金融機関として、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)、遠州信用金庫(同)、三島信用金庫(三島市)の県内3信金を含む全国28団体を表彰した。 浜松いわた信金は、ブラジル国籍など外国人の子どもや保護者向け金融教育教室の展開が評価された。高柳裕久理事長は「多文化共生社会を目指し、住民の豊かな暮らしに向けた取り組みを継続したい」と意欲を述べた。 遠州信金は、LLP(有限責任事業組合)を活用し、留学生など外国人材の地域への就労と定着支援を推進した。守田泰男理事長は「人材不足対策として、今後も企業と高度外国人材をつなぐ役割を果たす」と語った。 三
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天浜沿線に花植栽 参加団体が交流会 中区「リレー」広がり期待
浜松いわた信用金庫などは13日、天竜浜名湖鉄道の沿線に季節の花を植栽して地域活性化を図る「天浜線 人と時代をつなぐ花のリレー・プロジェクト」で、参加団体を集めた初の交流会を浜松市中区のホテルで開いた。沿線6市町の約85団体130人が出席し、2018年のプロジェクト始動後の活動を振り返って親睦を深めた。 プロジェクトは、浜松いわた信金(当時浜松信金)と天竜浜名湖鉄道、市花みどり振興財団の呼びかけでスタートした。花の植栽や除草など一定区間の美化活動を担う「アダプト・メンバーズ」を募り、現在は企業、学校、市民団体など131団体が参加する。 交流会で、浜松いわた信金の御室健一郎会長は活動への賛同
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金融機関2店舗 特殊詐欺被害防止 静岡中央署が感謝状
静岡中央署は13日、特殊詐欺事件の被害防止に貢献したとして、静岡市葵区の2金融機関の職員らに署長感謝状を贈った。 JA静岡市松野支店の職員加藤二三花さん(31)は2月16日、同支店で「息子に渡す」と100万円の出金を申し出た高齢女性の行動を不審に思った。詐欺を疑って女性を説得し、同区の俵沢駐在所に通報した。 しずおか焼津信用金庫追手町支店の従業員武田久美子さん(55)は、2月28日に来店した高齢男性が200万円を出金依頼し「息子がお金を取りに来る」と話したため詐欺を疑い、同署に通報し被害を防いだ。 同署の北沢博署長は「適切な対応で被害を未然に防いでいただいた」と感謝した。
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研究者3人、産学連携賞 静岡大と浜松いわた信金表彰式
静岡大イノベーション社会連携推進機構と浜松いわた信用金庫は10日、産学連携賞の表彰式を浜松市中区の同大浜松キャンパスで行った。企業と連携して研究成果の事業化に取り組む同大の研究者3人を顕彰した。 静大の産学連携奨励賞は、コーヒーの抽出技術や個人に合わせた人工透析の研究などを進める工学部の佐野吉彦准教授と、次世代電池として注目される全固体電池の材料開発を手がける理学部の守谷誠准教授が受けた。 同信金の産学連携大賞には、型を押し付けて金属を加工する「塑性加工」研究に、県内の輸送機器関連企業と取り組む工学部の早川邦夫教授が選ばれた。 3人はそれぞれの研究を紹介した。佐野准教授は「研究成果の社
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年度末の融資相談 スルガ銀行が31日まで
スルガ銀行は10日、資金需要が増す年度末の融資相談を始めた。全店舗で31日まで受け付ける。 中小企業や個人事業主の融資と返済、物価高対応、新型コロナウイルスの影響などに関する相談に無料で応じる。窓口と電話での相談が可能。平日の午前9時から午後5時まで。午後3時以降は事前予約が必要。
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原材料費・光熱費・輸送費 「三重苦」将来に不安21% しずおか焼津信金、水産加工業調査 新サービス開発に活路も
しずおか焼津信用金庫はこのほど、営業エリア内の水産加工業者を対象にした業況実態調査の結果をまとめた。原材料費、光熱費、輸送費がいずれも上昇する「三重苦」の厳しい経営状況から、将来に不安を抱える企業の割合が21%に上った。一方で、新商品や新サービスの開発に力を入れる企業が前年よりも増加。新型コロナウイルス禍後の消費者ニーズを捉え、現状を打開しようとする動きが広がっている。 調査は昨年11~12月、焼津市や静岡市を中心とした100社に実施し、95社が回答した。 仕入れ価格の変動について、「大幅に上昇」が68・6%、「やや上昇」が17%だった。魚種別に見ても、カツオ、マグロ、サバ、すり身のいず
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有価証券売却損 113億円を計上へ スルガ銀
スルガ銀行は8日、2023年3月期連結決算で保有有価証券の売却などに伴う損失113億円を計上すると発表した。 先進国の国債など複数資産に分散投資するマルチアセットファンドの償還損。22年4~12月期決算を発表した2月時点で、通期業績予想を下方修正している。
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三島信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
本店営業部長兼西兼二日町(本店営業部副部長)佐野千尋▽総務部長(総務部副部長)大塚智明▽事務部長(営業店支援部長兼東南ブロック長)山田豊和▽元気創造部長(元気創造部副部長)久保坂謙一▽ライフサポート部長(元気創造部長)吉川匡則▽マーケティング戦略部長(ライフサポート部長)大村貴之▽事務部審議役(事務部長)鈴木かず江▽元気創造部審議役(元気創造部主任調査役)坂本剛宏▽土肥兼戸田(沼津副支店長)田中信也▽原町(東伊豆)小田嶋重徳▽裾野兼裾野東(長岡中央)斎藤範行▽三島南(リスク統括部資産査定課長)若林貴之▽三島北(営業店支援部商品開発課長)小沢敏昭▽三島谷田(修善寺副支店長)岩崎圭之輔▽大場と函
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「妊活」と仕事両立 三島信金を国認定 休業制度や相談窓口
三島信用金庫はこのほど、厚生労働省が不妊治療と仕事を両立しやすい職場環境を整備した企業を認定する「プラチナくるみんプラス」に選ばれた。 不妊治療のための休業制度や専用相談窓口を設け、テレワークとサテライトオフィス勤務を利用できる環境を整えている。同省の「くるみん制度」は仕事と子育ての両立支援に積極的な企業を認定する。三島信金は2016年に最上位の「プラチナくるみん」を取得し、新たに拡充されたプラスにも認定された。
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アンヴァール(浜松)最優秀 浜松いわた信金 ビジネス審査
浜松いわた信用金庫はこのほど、新規事業や既存事業の発展を伴走支援する「FUSE-ON(フュージョン)チャレンジ」のビジネスプラン最終審査会を浜松市中区の「FUSE」で開いた。1、2次審査を通過した8企業・個人のうち、最優秀賞は、海水から採取したマグネシウムを活用し、脱炭素社会に資する技術開発を目指すアンヴァール(同市中区)に決まった。 同社は、マグネシウムを選択的に抽出し、将来EVなどの自動車部品への活用、二酸化炭素(CO2)固定化など複合的な取り組みを構想する。「日本を資源大国に」を掲げる桜井重利社長は「これからの事業に高い評価をいただいた。大手企業との連携や国のプロジェクトにも参加した
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サンフロント21懇話会 合同会議 新産業創出を支援
静岡県東部・伊豆地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は7日、幹事・運営委員と地元選出の県議、市町長らによる合同会議を沼津市のサンフロントで開いた。地域の持続的発展へ新産業創出の支援など四つの基本方針を掲げた活動方針を了承した。今後の総会で正式決定する。 新産業創出はファルマバレープロジェクトと新素材「セルロースナノファイバー」(CNF)、第1次産業を柱にした。超高齢社会の“理想郷”具現化、CNFの実用化、沼津市の先端研究拠点のイノベーション支援を進めるとした。 このほかの基本方針は、動物と人
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電動自転車でお花見へ 春の富士宮 9日からSNSでスポット発信
富士宮市とスルガ銀行は7日、電動アシスト付き自転車で富士宮市内を散策するシティプロモーション企画「宮ぽた」の撮影会を開いた。サクラの開花を前に、お花見スポットを中心に春の富士宮の楽しみ方を9日からSNSで発信する。 出演者2人が富士山本宮浅間大社や潤井川河川敷などを訪れ、サクラの木の下で自転車と一緒に写真に納まった。道中では団子やクレープなどを購入した。満開の花を見ながらスイーツを食べる過ごし方も閲覧者に提案する。 同企画はこれまで市職員が出演してきたが、今回は初めて市内事業者の2人を起用した。11月に移住してきた今野郁花さん(27)は「自転車は小回りが利いていろんな場所に立ち寄れた。魅
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中部未来懇話会が臨時総会 「南北・縦軸経済圏」探る 新年度方針
静岡県中部地区の発展に向けた将来構想を提言する中部未来懇話会(会長・中西勝則静岡銀行会長)は7日、臨時総会を静岡市駿河区で開いた。「静岡起点の『南北・縦軸経済圏』構築に向けて」をテーマに据えた調査研究など、2023年度の事業計画を決めた。 21年の中部横断自動車道の全面開通を受け、太平洋と日本海を南北に結ぶ新たな経済圏確立の可能性を探る。6月と10月にシンポジウムを開き、清水港、静岡空港を軸にした物流網の再構築や観光振興など、地域経済活性化策を県民に情報発信する。 総会あいさつで中西会長は「ウクライナ情勢など国内外で難しい状況が続くが、地域活性化に向けてセミナーや政策提言など積極的に活動
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静銀管理職有志 県社協に浄財寄付
静岡銀行の管理職有志でつくる「静岡銀行ふれあい基金協力会」は6日、県社会福祉協議会に現金13万8600円を寄付した。 静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開かれた贈呈式で同行県庁支店の永野一彦支店長が同協議会の高橋邦典常務理事に目録を手渡した。 寄付は今年で41回目。累計額は1143万7353円になった。寄付金はボランティアや地域福祉活動を展開する民間団体への助成に活用する。
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詐欺を未然防止 三島署、スルガ銀支店に感謝状
三島署は2日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、スルガ銀行函南支店(和智美香支店長)と、同支店社員の渡辺明子さん(53)と石川貴志さん(44)に署長感謝状を贈った。 2人は2月6日、同支店に来店した60代男性から「還付金があると電話を受けたが、振り込み方が分からない」と言われ、詐欺被害を疑い警察に通報した。 同署は今年に入り、管内で特殊詐欺被害8件を認知した。内田一弘署長は「発生が収まらない。不審な行動をした場合は声をかけてほしい」と被害防止へのさらなる協力を依頼した。
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水引細工や手まり 浜松市西区で地元作品展 9日まで
浜松市西区の遠州信用金庫入野支店で3日、地元芸術作品展が始まった。15団体の合同展で、9日まで。 水引細工や絵画、手まりなど約100点が並ぶ。コロナ禍で外出の機会が減っていたが、「春を迎え、地域の皆さんに元気になってほしい」と実行委員会が企画した。 髪飾りや祝儀袋、ブローチなどを水引細工で制作した川口清美さん(56)は「和の儀式を意識し、現代風に仕上げた」と話した。 会場を訪れた中区の片岡登喜江さん(73)はかわいらしいブローチに注目し、「手作りならではの魅力を感じる」とほほ笑んだ。
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子ども未来財団新設 静岡県労働金庫 創立70周年で方針
静岡県労働金庫は3日、創立70周年記念式典を静岡市葵区で開いた。4月に記念事業として、子どもの教育、生活支援に取り組む財団を新設する方針を公表した。 財団名は「一般財団法人静岡ろうきん子ども未来財団」。子どもの貧困が社会問題となる中、生活困窮世帯に学用品購入など必要な資金を給付する。 式典で増田泰孝理事長は「創立時の理念を忘れることなく、働く仲間の生活の安定と福祉の向上に努め、未来へ歩みを進みたい」と抱負を語った。財団については「子どもたちが安心して生活できる社会づくりに寄与したい」と述べた。 同金庫は1953年3月創立。県内27店舗体制で、団体会員数は労働組合など約2300会員。20
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静岡中央銀行 投資信託に3新商品
静岡中央銀行はこのほど、投資信託に3商品を追加した。投資信託の取り扱いは50商品になった。 新たに販売を始めたのは「米国株式インデックス」「ハリス世界株ファンド」「サイバーセキュリティー株式オープン予想分配金提示型」。全営業店で取り扱う。
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静清信用金庫人事(1日)
融資部主任審査役(経営相談部主任調査役)久保田克哉
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経営指標に人口、環境 しずおかFG新中期計画 地域課題に注力、経常利益目標900億超
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は1日、2023年度から5年間の新中期経営計画を発表した。人口増減率や温室効果ガス削減率といった地域の将来目標を、同FGの「サステナビリティ指標」として初めて経営目標に据えた。環境・社会課題への対応を強化し、企業価値と地域の持続可能性を共に高める。同様の指標設定は全国の地銀グループでも先駆的という。 県の総合計画などに基づき、27年度に県内人口の社会増減率を「継続的に増加」、温室効果ガス排出削減率を「30年度に13年度比46%減」と設定。27年度の連結経常利益目標は22年度末見込みの760億円に対し、900億円以上を目指すとした。 脱炭素関連融資やベ
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長泉町、SDGs宣言制度開始 2社と協定 特別融資など提供
長泉町は1日、町内におけるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの誘発と加速化を図る「長泉町SDGs宣言制度」をスタートした。制度開始を前に2月末、町は三島信用金庫、三井住友海上火災保険と包括連携協定を締結した。 制度は町内の個人事業主や法人、団体が対象で、SDGsの達成に向けて取り組んでいることと、今後取り組むことを募る。申請者には宣言証が交付され、町のウェブサイトに掲載するなどして取り組みを可視化する。▽町独自の宣言ロゴマークを利用できる▽同信金による特別金利の融資を受けられる▽三井住友海上火災保険のSDGsセミナーを無償で受講できる、などの利点があるという。 町役場で開いた締結式
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奨学金返済へ手当支給 静清信金 新制度
静清信用金庫は1日、若手職員向けに奨学金の返済支援制度を新設する。1人当たり月額7千円を上限に、手当を最長10年間支給し、返済負担軽減につなげる。 日本学生支援機構などに返済予定の奨学金について、同金庫が無利息融資の形で借り換えを行い、全額肩代わりする。職員は同金庫から受けた手当を活用し、毎月分を返済していく。 最大支給額は計84万円。同様の支援枠組みは信金業界では珍しいという。 担当者は「奨学金の返済で苦しむ社会人は増加傾向にある。安心して働ける職場環境を整備したい」と話す。
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焼津の食「漁師との信頼重要」 料理人ら語る 水産高生と座談会も
焼津市城之腰のゲストハウス「庭の宿『帆や』」で28日、焼津の食をテーマにしたトークイベント(静岡新食文化共創機構主催)が開かれた。市内で活躍する3人の料理人や職人が、愛知県や山梨県、大阪府などからの観光客に食文化の魅力について語った。 パネリストは、サスエ前田魚店(同市西小川)の5代目前田尚毅さん、フレンチレストラン「馳走 西健一」(同市西小川)のシェフ西健一さん、「茶懐石 温石」(同市本町)の店主杉山乃互さん。 前田さんは良い食材を確保するために漁師との信頼関係の重要性を強調した。コロナ禍でレストランといった買い手が減っていく中、「魚を買いたたかないようにした」ことが関係構築の分岐点
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詐欺被害防止に感謝状 袋井署 金融機関職員4人に
高齢者を狙った特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、袋井署はこのほど、袋井市内の金融機関の職員4人に署長感謝状を贈った。 贈られたのはJA遠州中央袋井南支店の鈴木佳緒利さんと静岡銀行浅羽支店の鈴木佐知子さん、大久保真由美さん、袋井支店の名倉法子さん。4人は窓口担当で、客の言動などから詐欺を疑い、同僚と協力して被害を防いだ。当事者にはいずれも市職員や家族をかたる不審電話があったという。 同署で贈呈式が開かれ、4人に感謝状を手渡した太田守署長は「みなさんは最後のとりで。これからも防犯意識を高く持ち、被害防止に協力してほしい」とたたえた。 同署によると、管内では昨年、金融機関やコンビニなど
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スマ口座新規開設 最大1500円を贈呈 スルガ銀
スルガ銀行は5月31日まで、「スマ口座」の新規開設者に最大1500円をプレゼントする「春の新生活応援フェア」を展開している。 期間中、インターネットを利用したDバンク支店で口座を開設すると、特典として千円を贈呈。6月30日までに給与や公的年金の振り込み、キャッシュレス決済などの取引に利用した場合、さらに500円を贈る。 スマ口座は、ひも付けしたキャッシュレス決済にチャージするたびに現金特典が受けられる普通預金口座。スマートフォンから申し込みが可能で、2021年10月に取り扱いを始めた。
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島田掛川信用金庫人事(3月1日、地名のみは支店長または支店)
総務部主任調査役(七丁目)赤堀秀治▽本部付主任調査役(地方創生部主任調査役)沢賢二▽七丁目(榛原・榛原東次長)横山和弘
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浜松の小中学校にエアコンなど寄贈 リンクと清水銀行
浜松市東区の総合建設業リンクと清水銀行はこのほど、浜松市立豊岡小にアルミ製の折りたたみ式椅子とサッカーボール、同市立三方原中にエアコンを贈呈した。 両校で寄贈式が行われ、リンクの倉田学常務は「未来を担う子供たちに少しでも役立てれば」と述べた。豊岡小では、鈴木右二校長が「アルミの折りたたみ式椅子は生徒の持ち運びも容易で負担軽減になる。体育館の床の傷防止にもなる」などと感謝した。三方原中では、池沼光徳校長が「エアコンを設置した部屋は応接室として利用している。良い環境で外部の方を迎えられることがうれしい」などと返礼した。 寄贈は同行の地方創生私募債を活用した教育支援の一環。
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クラウドで営業効率化 しずおかFG システム導入
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は、クラウドを活用した新たな営業支援システムを導入した。これまで法人と個人の顧客別、静岡銀行とグループ各社の会社別で運用していた管理システムを一元化し、グループ全体での業務効率化と提案力強化につなげる。クラウドシステムをグループで導入した事例は国内地銀で初という。 銀行の支店と本部、グループ会社間で顧客の基本情報や社員のスケジュールを共有し、顧客対応力を高める。これまで特に銀行の支店は紙での報告や決裁が中心だったため、日報の音声入力機能などを取り入れてデジタル化を推進する。 共有できる情報は顧客から同意を得た情報のみとする。金融商品取り扱い時には顧客
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特殊詐欺防止で感謝状 静岡のコンビニ、マイスター認定も 静岡中央署
特殊詐欺事件の被害を未然に防止したとして静岡中央署は22日、静岡市葵区のコンビニ店や金融機関の功労者4人に署長感謝状を贈った。静岡銀行瀬名支店の営業グループ担当課長の西岡出さんは1年以内に2回目の被害防止に貢献し、静岡県警から「マイスター」に認定された。 西岡さんは1月17日、同じ職場の土屋理枝子さんとともに、高齢男性から300万円の出金依頼を受けた。言動に不自然な点があり、警察に相談したところ、特殊詐欺にだまされていたことが発覚した。 ファミリーマート静岡川合店の望月美佳さんと静岡東町店のポカレルキランさんは昨年12月下旬、電子マネーカードを購入しようとした女性の詐欺被害をそれぞれ防い
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経営難のヴァンジ美術館 クレマチスの丘と一体運営を サンフロント21懇話会、官民連携で支援提言
静岡県東部の活性化を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は21日、コロナ禍の経営難で県への無償譲渡が検討されている長泉町のヴァンジ彫刻庭園美術館の利活用について、官民が連携して周辺にある「クレマチスの丘」と一体的に運営を図るべきと、川勝平太知事に提言した。 提言では、ヴァンジ美術館が文化芸術に触れる貴重な場で、県外からも多くの訪問者がいる文化・観光スポットであるとした上で、県東部の文化力向上の戦略的な取り組みとして公的文化拠点の必要性を訴えた。 県の支援でヴァンジ美術館を公共施設として存続させた上で、ベルナール・ビュフェ美術館、井
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静岡銀行と県信用保証協会 SDGs支援保証 環境大臣賞金賞
静岡銀行と県信用保証協会は20日、ESG(環境・社会・企業統治)関連で優れた実績を上げた金融機関や企業に贈る「第4回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」(環境省主催)の間接金融部門で、最高賞の環境大臣賞金賞を共同受賞した。昨年4月に創設した「SDGs支援保証制度」の取り組みが評価された。 制度はSDGs推進に向けた設備・運転資金を金融機関から借り入れる際、行動宣言書を提出すると、保証料の0・1~0・2%引きや保証期間延長の優遇措置を受けられる。全国に先駆けて静岡銀と同協会が開発し、現在の取扱金融機関は県内全ての地銀・信用金庫と愛知銀行の計5地銀・9信金に拡大した。同協会によると、同制度
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浜松いわた信金 新築の浜北支店 3月13日プレ開業
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は20日、老朽化のため新築した浜北支店(浜北区貴布祢)を3月13日に同敷地内にプレオープンすると発表した。5月22日のグランドオープン時に、近隣の美薗支店(浜北区西美薗)を新浜北支店内に移転し、「店舗内店舗」の形態で営業を継続することも併せて公表した。 地域特性や利用者の声を踏まえた再編の一環。新浜北支店は鉄骨2階建て。天竜杉を使い、LED機器の全館採用など省エネ性にも配慮した。ATMは4台備える。開設から約40年が経過した現店舗は、新施設のプレオープン後に解体し、駐車場を整備する。 移転予定の美薗支店については5月19日まで、現在地で窓口営業を行う。
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三島信金西支店 預金取り扱い特化 4月から昼休業導入
三島信用金庫は4月3日から、西支店(三島市西本町)の業務を預金取り扱いに特化するとともに、窓口業務に昼休業を導入する。 事業者向けの融資や支援サービス、個人ローンなどの業務は約600メートル離れた本店営業部(同市芝本町)で受け付ける。窓口の昼休業は正午から午後1時まで。業務効率化と店舗網の維持が目的で、昼休み導入は19店舗目。
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静岡の小学校にボール 清水銀行とJ2清水 寄贈式典
清水銀行とサッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスは18日、静岡市の小学校に提供するサッカーボールの寄贈式を行った。両者によるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環。 清水銀行が金融商品「清水エスパルス応援定期預金」の預け入れ総額の0・01%に当たる30万円をエスパルスに寄付。エスパルスも同額を加え、購入費に充てた。 静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた試合前に式典を実施。清水銀行の岩山靖宏頭取とエスパルスの山室晋也社長が、静岡市の田辺信宏市長と赤堀文宣教育長にボールを手渡した。 ボールは学校活動で使用してもらうことを想定し、寄贈先は今後選定する。
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三島信金支店に大仁署が感謝状 特殊詐欺防止
特殊詐欺被害を未然防止したとして、大仁署はこのほど、伊豆の国市の三島信用金庫田京支店と大瀧健人店舗長に署長感謝状を贈った。 同署によると、1月30日正午ごろ、来店した60代女性がATMの操作に迷っていたため、大瀧店舗長が声をかけた。話を聞いたところ、還付金名目の詐欺であることが疑われた上、女性の携帯電話に犯人から電話がきたため、大瀧店舗長が電話に出て女性にATMの操作をやめさせ、警察に通報した。 同支店で高橋文典署長から感謝状を受け取った大瀧店舗長は「女性は信じ込んでいて詐欺の恐ろしさを知った。何げない声かけから防げてよかった」と振り返った。高橋署長は「手口はいろいろと変わるので、今後も
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2月の景気判断12カ月据え置き 個人消費が堅調に推移 日銀静岡支店
日銀静岡支店が16日発表した2月の県内金融経済動向は、景気全体の判断を「新型コロナウイルス感染症や供給制約の影響を受けつつも、基調としては持ち直している」と12カ月連続で据え置いた。個人消費は冬物商品の販売が堅調に推移し、生産は業種によって好不調が分かれた。 1月以降の気温低下で、百貨店や量販店で冬物衣料や暖房器具の需要が高まった。政府の支援策効果もあり、宿泊、飲食関連も回復傾向にある。 食料品は外出者の増加に伴う生産増などで、「弱めの動き」から「幾分持ち直している」へ27カ月ぶりに上方修正した。一方、紙・パルプは原料高のあおりで生産が減り、39カ月ぶりに「弱めの動き」に下方修正した。
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人事=清水銀行(13日)
総務管理部付主席統括役(支店営業部主席推進役)塩崎真達
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詐欺被害未然防止 3金融に感謝状 三島署
三島署はこのほど、特殊詐欺の被害を未然に防止した静岡中央銀行、沼津信用金庫、JAふじ伊豆の各三島支店に署長感謝状を贈呈した。 静岡中央銀行では1月16日、50代の女性が「弁護士費用として120万円を振り込みたい」と来店。沼津信用金庫では同19日に80代の女性から「市役所職員をかたる人物から電話があり、還付金手続きで口座を指定した」などと電話を受け、JAふじ伊豆では同20日に60代の女性が携帯電話で通話しながらATMを操作していた。いずれも職員が特殊詐欺を疑って声をかけ、警察に通報するなどして被害を防いだ。 感謝状を贈った内田一弘署長は「今年も県内で被害が多発している。特に高齢者に注意し、
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自己資本比率15・41% しずおかFG、12月末
しずおかフィナンシャルグループは10日、2022年12月末(23年3月期第3四半期末)の連結総自己資本比率(国際統一基準)が15・41%と発表した。子会社の静岡銀行の連結総自己資本比率は14・03%で、同年9月末と比べて0・22ポイント下降した。
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詐欺被害未然防止 静銀行員に感謝状 富士署
富士署は8日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして静岡銀行鷹岡支店の窓口係丸橋朗子さん(52)に署長感謝状を贈った。 丸橋さんは1月23日、窓口で「口座のロックを解除したい」という80代の男性に対応した。これまで男性との取引はなく、経緯を聞き取る中で3億円当たった旨のメールを受け取ったことを聞き出し、詐欺を見破った。 同署で贈呈式が開かれ、丸橋さんは井出清市署長から感謝状を受け取り「上司にすぐに報告して良かった」と振り返った。
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コロナ対策を支援 東部10市町に寄付 沼津信金
沼津信用金庫(沼津市)は8日、裾野市に100万円を寄付した。同市を含む営業エリアの県東部10市町に同額ずつ、総額1千万円を新型コロナウイルス感染症対策の支援活動費として寄付する。 鈴木俊一理事長と大木勲執行役員営業統括部長が裾野市役所を訪れ、村田悠市長に目録を手渡した。鈴木理事長は「地域に根ざした金融機関として、コロナ対策と活性化に貢献していきたい」とあいさつした。
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スルガ銀行 純益2.1倍 4~12月期、与信費用が減少
スルガ銀行が9日発表した2022年4~12月期連結決算は、純利益が前年同期の約2・1倍の208億8100万円だった。経常利益は前年同期比65・8%増の231億4200万円。シェアハウス関連融資の債権一括譲渡などで、予防的に積み上げていた実質与信費用が減り、大幅な増益になった。 投資用不動産ローンの返済も、当初の想定以上に進んだという。売上高に当たる経常収益は730億6400万円で、5・5%増加した。 本業の収益力を示す単体のコア業務純益は3・4%減の180億2500万円。期中平均の貸出金残高が7・3%減の2兆950億円、預金残高は3兆3394億円で1・6%増加した。 一方、保有資産の構
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デジタル変革 人材育成を 日本IBM・山口社長講演、静銀経営者塾
静岡銀行は8日、次世代経営者塾「シズギンシップ」の全体フォーラムを静岡市葵区で開いた。日本IBMの山口明夫社長が講演し、県内経営者ら約500人がデジタル対応策への理解を深めた。 山口社長は「ITがあらゆる業務に入り込み、幅広い部署でITスキルが必須になっている一方、IT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)に対応できる人材は不足している」と指摘。リアルとバーチャルの融合、人工知能の活用など、国内外の企業で進むデジタル導入の実例を示しつつ、「経営者はデジタル対応がビジネス自体を変革することを理解し、リーダーシップを持って人材育成を」と求めた。 日本IBMの最重要方針として、新たなテク
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御宿場印で姫街道知って 「気賀」「三ケ日」制作 名所の写真添え
奥浜名湖観光協会(浜松市北区)と遠州信用金庫でつくる「姫街道御宿場印プロジェクト」はこのほど、姫街道の気賀宿と三ケ日宿の御宿場印を制作した。はがきサイズの紙に宿場名を記載し、気賀関所、猪鼻湖神社などの写真を添えた。 姫街道は見付宿(磐田市)と御油宿(愛知県豊川市)を結ぶ東海道の脇街道。県信用金庫協会が県内の東海道の御宿場印を制作し、各地の観光案内所などで発売されたのを機に「姫街道にも興味を持ってほしい」と、同プロジェクトが立ち上がった。 浜松市北区細江町の気賀関所で気賀宿、同区三ケ日町のホテルリステル浜名湖で三ケ日宿の御宿場印が購入できる。税込み300円。300枚限定。
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静大留学生に企業紹介 静岡県内の2信用金庫
浜松いわた信用金庫としずおか焼津信用金庫、静岡大は6日、同大の外国人留学生を対象にした企業見学会を両信金管内で開いた。留学生が卒業後に県外企業に就職するケースが多い中、魅力ある取引先企業を紹介して地元への就職意欲を喚起するのが狙い。企業側には外国人材獲得の機会につなげてもらう。 同大アジアブリッジプログラム(ABP)の一環で、浜松、静岡の両キャンパスで学ぶ留学1年目の計21人が参加した。 浜松の工学部、情報学部に所属するベトナム、インドネシア、ミャンマー出身の12人は北区の製造業2社を訪問。鉄より軽量な素材の切削加工機「NCルーター」を製造するSHODA(同市北区)では、世界発の切削粉じ
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赤い羽根募金に長年尽力 清水銀行が厚労大臣表彰
長年にわたり赤い羽根募金に協力したとして清水銀行が本年度の全国社会福祉大会で厚生労働大臣表彰を受けたことから、2日に県共同募金会から表彰状の伝達があった。 静岡市清水区天神1丁目の同行本部で行われた伝達式で県共同募金会の影島秀明常務理事は赤い羽根募金の仕組みなどについて説明し「さまざまな支援を継続してもらい感謝する」とお礼を述べた。岩山靖宏頭取は「先人たちが積み上げてきた活動が評価され光栄。地域に貢献する活動を継続したい」と述べた。 清水銀行は1983年から赤い羽根共同募金運動を支援し、同行や職員が寄付金を寄せている。これまでの寄付金は地域の高齢者や障害者の福祉支援などに役立てられた。
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ワクチン職域接種協力に感謝、市立病院に絵本寄贈 富士宮信金
富士宮信用金庫はこのほど富士宮市立病院に対して現金10万円と観光絵本「こめたの ふじのみや みーつけた」50冊を寄贈した。 寄贈は同信用金庫が2021年と22年に計3回実施した新型コロナウイルスワクチン職域接種に同市立病院の医師や看護師、薬剤師が協力したことから感謝の気持ちを示そうと行った。 小池孝治理事長は「ノウハウのなかった私たちに丁寧なご助言や救急体制を整えていただき、計2424人に対して接種を行うことができた」と感謝した。観光絵本は病院の待合室や入院している子どもたちに活用してもらおうと届けた。
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静清信金、大型金庫型のプラモデルをかたどったモニュメント設置
静清信用金庫は3日、組み立て前のプラモデルの部品をかたどった造形物「プラモニュメント」を静岡市葵区昭和町に設置した。店舗内の大型金庫をモチーフとした金融機関ならではの作品で、「プラモデルのまち・静岡市」を観光客や市民に広く発信する。 高さ約2.1メートル、幅約2.6メートルのステンレス製。金庫と同信金のキャラクター「かけるくん」をプラモデル風に造形した。市中心部の江川町通りに面した同信金本店の西隣に設置した。 「静岡市プラモデル化計画」と銘打って地域活性化に取り組む同市と静岡模型教材協同組合が協力した。除幕式で同信金の佐藤徳則理事長は「多くの人に見て楽しんでもらい、地場産業の模型業界の振
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静清信金藤枝支店 特殊詐欺被害防ぐ 藤枝署が感謝状
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして藤枝署は2日、静清信用金庫藤枝支店に署長感謝状を贈った。佐藤弘剛支店長と、内務係の岩本翔子さん(30)、事務長の福嶋千香子さん(49)が出席し、鈴木淳一署長から賞状を受け取った。 昨年12月13日、来店した藤枝市内の80代女性が300万円を出金しようとした際、窓口で対応した岩本さんが女性の様子から詐欺を疑い、福嶋さんと共に対応に当たった。福嶋さんの報告を受けた上司が署に連絡し、被害を防いだ。 同署によると女性は、息子を名乗る男から電話で「会社の決算の関係でお金を貸して」などと現金を請求されていたという。 贈呈式で岩本さんは「焦っている様子から詐欺を
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家康アート募集 平面と立体造形の2部門 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は、徳川家康の特徴や魅力を素材にしたアート作品を募集している。大河ドラマ「どうする家康」放送を機に地域を活性化しようと、同信金が開催する「Art Award(アート・アワード)~徳川家康×アーティスト~」(静岡新聞社・静岡放送後援)の一環。 募集するのは平面と立体造形の2部門で、徳川家康に関する未発表作品。表現方法は自由で、応募総数や年齢、属性の制限はない。応募資格は国内在住の個人、団体、事業所を有する法人。 受賞特典は同信金板屋町支店(同区)の店舗入り口壁面のラッピングデザインへの採用など。締め切りは4月28日。応募方法は同信金ホームページで
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静岡銀行ATM手数料改定 自行、平日終日無料 セブンは全日220円 23年2月20日から
静岡銀行は2023年2月20日から、ATMの入出金手数料を改定する。同行ATMの平日の出金手数料を、終日無料に引き下げる。一方でセブン銀行ATMの利用時は入出金とも終日220円に上げる。ただ、アプリ使用などで無料にする優遇制度も設ける。自行ATMの稼働率を高めつつ、アプリの活用促進で若年層や子育て世代への訴求を強める。 店舗外を含む同行ATMでは現状、平日の出金手数料は午前8時45分から午後6時まで無料で、早朝・夜間は110円。平日の終日無料化は国内大手地銀で初という。午前8時45分から午後2時まで無料としている土曜は、終日110円に引き上げる。日曜・祝日は終日110円で据え置く。入金は平
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退職者の知見活用へ 沼津信金 中小企業と面談会
沼津信用金庫は2日、中小企業の経営課題解決に、大手企業などを退職し高度な知識や経験を持つ「マネジメントメンター」を生かすため、両者の面談の機会となる交流会を沼津市内で開いた。年1回開催し、今回で4回目。 県東部の製造業やサービス業など15社と、経済産業省関東経済産業局に登録するメンター38人が参加した。3日まで45組の個別面談をオンラインで行う。 面談には同信金の担当者も加わり、企業の幹部は販路拡大や商品開発などの課題をメンターに相談した。交流会で課題解決に沿ったメンターが見つかった場合、2次面談を経て正式契約につなげる。 マネジメントメンターは50歳以上で、専門分野で10年程度の経験
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ブレス浜松とパートナー契約 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は2日、バレーボールVリーグ女子2部「ブレス浜松」とパートナー契約を締結したと発表した。プロスポーツ分野の契約は6件目。 契約期間は2月1日から2024年1月31日まで1年間。浜松いわた信金は、同クラブの競技活動や子供たちの指導といった地域のスポーツ支援活動を資金面などからサポートする。クラブや選手は、同信金が推進する天浜線沿線を花で彩るプロジェクトや中学校の部活動支援、スポーツ関連セミナーなど地域貢献活動に参加する。
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特支学校が作品展 静銀掛川支店で実現 教諭の民間派遣が縁
掛川特別支援学校高等部の生徒が製作した木工や陶芸、革小物などの作品展が28日まで、掛川市中央の静岡銀行掛川支店で開かれている。温かみのある24点が並び、来店者を楽しませている。 作品展は同校の大塚敦子教諭(32)が2022年4~9月、県教委の民間研修で静銀に派遣されていたのが縁で実現した。大塚教諭は、地方創生部でイベント企画や商談会運営に携わった経験を振り返り「学校が地域とつながりを深めるには、情報発信が必要。研修のおかげで一歩を踏み出せた」と話した。 同校は18日、掛川花鳥園や南郷地域生涯学習センターなど市内6カ所で地域販売会を開く。静銀は掛川市と周辺の計8店舗にパンフレットを設置して
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静岡県社会人サッカーリーグ 今季の全日程終了
静岡県社会人サッカーリーグはこのほど、今季全日程を終了した。1部の岳南FモスペリオとSS伊豆は東海リーグ2部に昇格する。2、3部の上位2チームも上部リーグに昇格する。最終順位は次の通り。 【1部】①岳南Fモスペリオ②SS伊豆③ブラックキティ④浜松シティ⑤富士通沼津⑥焼津⑦芙蓉ク⑧静岡市役所清水⑨常葉大キトルス⑩シミズ・ウォンテッド⑪パイシャオン⑫チャッキリーズ 【2部】①オーラン袋井②フォンテ静岡③静岡産大セカンド④ユナイテッド⑤SJファナン⑥静大ク⑦SPEC⑧ウィスタリア⑨静岡ガス⑩マイルドイレブン⑪静岡銀行⑫YJSS-OB⑬トヨタL&F静岡⑭しずおか焼津信用金庫 【3部】①ファラー
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静清信用金庫人事(1日)
役員室付(経営相談部長委嘱)常勤理事川本晋輔▽経営相談部長(人事部副部長)多々良和明▽融資部主任審査役(総務部副部長兼総務課長)田中直巳
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2年ぶり経常増益 しずおかFG、株式売却益伸長 4~12月期
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は31日、2022年10月のFG移行後初となる22年4~12月期連結決算を発表した。株式売却益の増加などで経常収益は移行前(静岡銀行連結決算)の前年同期比21・4%増の2108億5900万円、経常利益は11・4%増の558億300万円だった。経常増益は2年ぶり。 純利益は前年同期に関係会社の株式売却益を計上した反動で0・2%減の396億5400万円。 静岡銀単体の業務粗利益は2・6%減の1072億8100万円、本業の収益力を示すコア業務純益は31・6%増の501億1600万円。ストラクチャードファイナンス(仕組み金融)やデリバティブ(金融派生商品)が
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サッカー通じ地域活性化へ J2藤枝と議論 島田掛川信金
Jリーグ藤枝MYFCと島田掛川信用金庫は31日、サッカーを通じた地域貢献や活性化策を検討する意見交換会を掛川市の同金庫掛川本部で開いた。同金庫は2023シーズンよりオフィシャルパートナーとなり、クラブを支える。 クラブ初のJ2昇格で注目が集まる中、ホームタウンを盛り上げる企画を検討する場として開催した。藤枝MYFCの徳田航介社長や島田掛川信用金庫の市川公会長、伊藤勝英理事長らが出席した。 店舗職員がユニホーム姿でホームゲーム開催をPRする案などが検討された。相手サポーターの来場を増やすには観光面の強化が重要とし、金庫取引先と協力して観光情報を掲載した冊子の発行もアイデアに上がった。
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静岡銀行、広告業参入 第1弾、企業DX支援冊子
静岡銀行は広告業に参入した。第1弾として、スタートアップ企業26社のITサービス情報を地域企業に案内する広告事業を、2月1日から4月末まで試験運用する。デジタルトランスフォーメーション(DX)といった地域企業の課題解決と広告料収入確保の両立を図り、本業の金融以外へ業容を広げる。 銀行の広告業参入は2021年施行の改正銀行法で認められ、国内数行がインターネット広告などの事業を進める。静岡銀は今回、首都圏などのスタートアップ企業を訪問し、事業紹介の広告掲載を提案。帳簿や業務用車両の一元管理など、業務効率化や経費削減につながる各種サービスの広告をA4判約70ページのカタログに収めた。3500冊作
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人事=清水銀行(2月6日、地名のみは支店長)
清梅田町兼緑が丘兼駒越兼矢部兼三保(ソリューション営業担当部長)松本亜紀▽審査部主席統括役(梅田町兼緑が丘兼駒越兼矢部兼三保)望月康史
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人事=遠州信用金庫(2月1日)
地域サポート部長委嘱(ガバナンス担当コンプライアンス担当)常務理事営業本部長今村勝弘▽経営サポート部担当(信用リスク管理部担当)常勤理事縣正義▽信用リスク管理部担当信用リスク管理部長委嘱(経営サポート部担当)常勤理事渥美昭次▽事務部長(信用リスク管理部長)大石浩希▽生活サポート部長(経営サポート部スタッフ)太田克巳
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企業のSDGs 静岡銀行が達成支援 経営改善、目標定め伴走
静岡銀行は取引先企業のSDGs(持続可能な開発目標)達成に向け、資金供給や経営改善提案に注力している。国内金融機関初となる中小企業向けのSDGs対応融資「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」を始めて2年が経過し、実行件数は累計41件と国内トップ(同行調べ)。脱炭素対応などの具体的な経営目標を対話の中で設定するなど、企業の潜在力を引き出しながら地域の持続的成長を図る。 おしぼりやシーツなどのリネン類供給業「リースサンキュー」(沼津市)は昨年9月、静岡銀とPIF契約を締結、約1億5千万円の融資を受けた。乾燥機2台を重油式からガス式に切り替えて消費電力と二酸化炭素排出量を削減したほか
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スルガ銀行支店と沼津信用金庫支店に感謝状 詐欺防止で沼津署
沼津署はこのほど、特殊詐欺被害を未然防止したとして、いずれも沼津市のスルガ銀行沼津セントラル支店と沼津信用金庫大岡支店に感謝状を贈った。吉田光広署長が各店舗を訪れて手渡した。 スルガ銀沼津セントラル支店では今月11日、来店した60代女性が「市役所から保険料の戻りがあるという内容の電話があった」と話したため、行員が詐欺被害を疑い通報した。 窓口対応した小山比呂子さんと伊東昭子支店長が感謝状を受け取り、小山さんは「『口座残高に応じて手数料を免除すると言われた』など女性の説明に引っかかった」と振り返った。 沼信大岡支店では16日、来店した70代女性が「保険屋から名前を勝手に使われていて、口座
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自転車振興へパートナーシップ協定 藤枝市とスルガ銀行
藤枝市とスルガ銀行はこのほど、自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結した。サイクリストの呼び込みを図り、観光交流人口の拡大につなげる狙いがある。 市役所で締結式があり、北村正平市長、大石裕之執行役員静岡コミュニティバンク長、2004年アテネ五輪自転車ロードレースに出場したサイクリングプランナー田代恭崇さんらが出席した。 北村市長は「本市の魅力的なコースをもっと多くの人に知ってもらいたい」、大石氏は「県外からのアクセスも良く、連携して誘客に取り組む」とそれぞれ語った。 同行は静岡、神奈川両県の19の自治体や企業と同様の協定を締結していて、本県中部地区では藤枝市が初めて。サイクルツー
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福祉活動へ助成 35団体に500万円 三島の三信協会
三島信用金庫が設立した三信福祉協会はこのほど、2022年度の社会福祉活動助成金の贈呈式を三島市の同信金本店営業部で開いた。静岡県東部の35団体に計500万円を助成する。 新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に規模を縮小し、平井敏雄理事長が助成団体代表の一般社団法人「ママとね」(同市)の中島あきこ代表に目録を手渡した。平井理事長は「各団体は見えないところで広がる格差にも目が届くよう地道な活動を続けている。有効に役立ててほしい」と呼びかけた。 中島代表は「(生活に困っている家庭の)子供たちに本を届ける事業を新しく始めた。大きな支援をありがとうございます」と感謝した。 社会福祉活動への助成は
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元行員の着服受け 社長、役員ら減俸 スルガ銀行
スルガ銀行は27日、小田原支店(神奈川県)に勤務していた社員が顧客の預金口座から計5630万円を着服した問題で、社員の管理責任を果たしていなかったとして、嵯峨行介社長を3カ月間20%減俸すると発表した。役員4人も3カ月間10~15%の減俸。着服した社員は25日付で懲戒解雇した。 同行によると、元社員は2021年8月~22年10月までの間、顧客から必要のない金額未記入の出金伝票を、所定の受取票を発行せずに預かり、1世帯4人の口座から計5630万円を着服した。遊興費などに使ったという。 被害者には同行が全額弁償した。神奈川県警に相談をしたが、被害届は出していない。今後、元社員に返済を求める。
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清水銀行増収減益 4~12月期、役務取引堅調
清水銀行が27日発表した2022年4~12月期連結決算は、経常収益が前年同期比3・5%増の215億6900万円と、第3四半期としては2年連続の増収となった。経常利益は38・5%減の26億2500万円、純利益は34・2%減の20億7100万円と減益だった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は23・0%減の25億4千万円。ビジネスマッチングやサステナブルファイナンス関連などのほか、生命保険の窓口販売などの役務取引等利益が伸びたが、海外金利の上昇に伴う調達コストの増加により減益となった。 12月末の預金残高は1・4%増の1兆5624億円、貸出金残高は2・2%増の1兆2551億円。 不良債
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2年連続で最終増益 貸出金利息など堅調 静岡中央銀行
静岡中央銀行が27日発表した2022年4~12月期連結決算は、貸出金利息が4年連続で増加するなど堅調に推移し、2年連続の最終増益となった。 経常収益は有価証券利息配当金の減少などが響き、前年同期比6・2%減の97億4200万円。一方、経常利益は8・2%増の28億円、純利益は9・2%増の19億9300万円だった。個別貸倒引当金の積み増し額を減らすなど、与信費用や有価証券関係費用の減少が寄与した。 単体の業務粗利益は、2・7%減の74億5700万円。本業の収益力を示すコア業務純益は10・8%減の22億7300万円だった。 期中平均の預金残高は1・9%増の7085億8300万円、貸出金残高は
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人事=島田掛川信用金庫(地名のみは支店長または支店)
大洲支店長を兼ねる 藤枝南支店長大畑正幸=11日 本部付主任調査役(小笠)岩本邦広▽経営企画部副部長(経営企画部主任調査役)小沢昌秋▽小笠(経営企画部副部長)鈴木一栄=以上2月1日
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社会貢献、思いを形に 遺贈先に日赤紹介 スルガ銀行が協定
スルガ銀行は26日、遺言を残して財産寄付する「遺贈」に関する協定を日本赤十字社静岡県支部と結んだ。遺言信託などの相談を受けた場合、顧客ニーズに応じて遺贈先の候補として同支部を紹介する。 静岡市葵区の同支部で締結式を行い、同行営業本部静岡コミュニティバンク長の大石裕之執行役員と同支部の鈴木亨事務局長が協定を交わした。大石執行役員は「社会貢献を希望するお客さまの尊い思いを形にできるようにしていきたい」と述べた。 同行は、地銀の中でいち早く2007年から遺言信託サービスを開始。高齢化が進み遺言信託などの相談増加が見込まれる中、多様な要望に対応していく。近年は築いた財産を障害者福祉や災害支援など
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中小賃上げ 4割「実施」 静清信金調査、社員意欲向上図る
静清信用金庫が26日発表した中小企業の賃上げ意向調査によると、41・5%が「実施する」と答え、「検討している」(37・2%)を合わせると78・7%が前向きな姿勢を示した。社員の意欲向上や生活への配慮を主な理由に挙げた。 賃上げの定義は定期昇給、ベースアップとし、物価高騰対策などの一時金支給は除いた。業種別で「実施する」の回答割合は、製造(47・7%)、建設(47・1%)、サービス(46・6%)が4割を超えた。卸・小売は15・4%と低く、53・8%が「検討している」とした。 賃上げの理由(複数回答)は「社員のやる気向上」が74・3%でトップ。社員の生活配慮(58・1%)、離職防止(43・2
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元ル・クプル 藤田恵美さん熱唱 三島市民文化会館
「ひだまりの詩」など数々の名曲を生み出した音楽ユニット「ル・クプル」の元ボーカル藤田恵美さんによる「しずぎんユーフォニア・コンサート」(静岡銀行主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が25日夜、三島市民文化会館で開かれた。 「なごり雪」「卒業写真」「木綿のハンカチーフ」など、2部に分けて計13曲を披露。童謡の「故郷」ではコロナ対策として客席に心の中で一緒に歌うよう呼びかけ、歌詞を伝えながら歌声を響かせた。ひだまりの詩も歌い上げ、約230人の聴衆を魅了した。 コンサートの売上金は「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じ、県内の環境保全に寄与する事業、活動の助成金として活用される。
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静岡のペット店株式 業界コンサルに譲渡 小型動物ケアてこ入れ
首都圏でペットショップを展開するトーリーメイト(静岡市清水区)が、ペット業界コンサルタントのテイクオーバー(焼津市)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買収)が成約し、支援したしずおか焼津信用金庫本店(静岡市葵区)でこのほど、調印式が行われた。テイク社は、人材養成に力を入れてきたトーリー社のノウハウを生かし、飼育頭数が伸びているウサギや爬虫(はちゅう)類といった小型動物のケアなどをてこ入れする。 トーリー社は商業施設内で15店舗ほどペットショップを展開している。三橋則昭社長の意向を受けて、事業を承継する新しい経営者を同信金が2年前から探していた。 両社がペットショップ業界の労働環境改善や理
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しずおか焼津信金 島田支店 3月開業
しずおか焼津信用金庫は24日、3月28日に島田支店(島田市日之出町)の営業を開始すると発表した。同市へは初出店で、同信金の新規出店は約7年ぶり。 預金、貸し出し、為替などを行うフルバンク型店舗で、現金自動預払機(ATM)1台を置く。今回の支店は仮店舗の位置付けとし、2、3年後をめどに近隣エリアに店舗を新設する方針。
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県境またいだ業者のマッチング 清水銀行が推進 静岡県産鮮魚 即日、長野へ
中部横断自動車道を利用して静岡県から長野県に新鮮な海産物を届けようと、清水銀行などが静岡市と長野県の業者の「越境ビジネスマッチング」に取り組んでいる。連携拡大すれば本県の新鮮な海産物が競り落とされたその日に長野県内の各地で食べられるという。 21日、丸松水産(静岡市)が長野県南信地方の下諏訪町に置く販売拠点に鮮魚が運ばれ、そこから従来配送エリア外である同県東信地方の佐久市のスーパーえちごやに車で1~2時間かけ送られた。静岡市中央卸売市場で仕入れた生マグロの解体ショーが行われて「さくが置いたそばから売れていった」(同行関係者) 丸松水産は親会社が清水銀と取引があり、8年ほど前から毎日静岡市
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インボイス「年度内申請」7割強 10月導入へ認知進む
2023年10月のインボイス(適格請求書)制度導入に向け、信用調査会社の帝国データバンク静岡支店が静岡県内企業を対象に実施した調査で、インボイスの発行事業者登録を「既に申請済み」「22年度内に申請する」と答えた企業は計75・7%に上り、制度が一定の認知を得ている実態が浮かんだ。ただ、取引先企業の登録状況まで確認しているかについては、「確認済み」「確認中」で計32・3%と低水準だった。 制度開始直後から税控除を受けるための事業者登録について、55・7%が22年9月時点で「申請済み」と答えた。「23年4月以降に申請予定」も10・0%あった。 取引先企業の登録状況は4・7%が「確認済み」、27
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異変察知で詐欺防止 静岡南署 2人に感謝状
特殊詐欺被害を未然に防止したとして、静岡南署は20日、スルガ銀行静岡南支店と静岡中野郵便局、対応した職員2人に署長感謝状を贈った。 スルガ銀行静岡南支店では昨年10月28日、80代女性が「息子のために1千万円を引き出したい」と申し出た。大石裕子さんは女性が慌てた様子だったため、息子に連絡するよう促したり、自身が警察に通報したりして被害をくい止めた。 静岡中野郵便局では昨年11月24日、80代女性が窓口で250万円の出金を求めた。中村彰子さんが特殊詐欺を疑い、近くの交番に通報して被害を防いだ。 同署で大村彦彰署長が2人に感謝状を手渡した。大石さんと中村さんはそれぞれ「お客さまの大切な財産
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菊川の小学校に体育用具 静岡総合不動産、清水銀と寄贈
掛川市の静岡総合不動産と清水銀行は19日、菊川市立堀之内小に対して体育用具を寄贈した。同校で行われた寄贈式で村岡義夫代表取締役は「コロナ禍で精いっぱい遊ぶことが難しい時代だが、運動や勉強を頑張り、キラキラ輝く小学校生活を送り、夢をかなえてください」と述べた。同校関係者は「みんなで仲良く使わせていただきます」とお礼を述べた。 寄贈は同行の地方私募債を活用した教育支援の一環。
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名古屋の企業に観光商品発信 2地銀が初の商談会
静岡銀行は19、20の両日、包括業務提携を結ぶ名古屋銀行と初の合同商談会をオンラインで開いた。トヨタ自動車系の定額制車両利用サービス事業者「KINTO(キント、名古屋市)」とのマッチングをテーマに、地域企業に協業の機会を提供した。 包括業務提携を結ぶ山梨中央銀も協力し、静岡、愛知、山梨3県の27社が参加した。アウトドア用品や観光などの各分野で、若年層が多いキントの利用者に訴求する商品・サービスを提案した。 静岡市清水区三保でサーフショップやホテルを運営する「ゴーシーズ」は、地元名産の折戸ナスを使った料理と宿泊、マリンスポーツを組み合わせた旅行商品をアピール。合志明倫社長は久能山東照宮を含
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富士信用金庫人事(2月1日)
地名のみは支店 本店店長代理(預かり資産管理課課長代理)佐野陽子▽吉原支店長代理(鷹岡支店長代理)美濃部純▽富士支店長代理(システム課課長代理)小櫛登聖▽鷹岡支店長代理(本店店長代理)鈴木達也▽今泉支店長代理(厚原支店長代理)小牧宏隆▽厚原支店長代理(須津支店長代理)為田美穂▽大渕中野支店長代理(今泉支店長代理)望月敬介▽須津支店長代理(厚原支店長代理)望月陽子▽広見町支店長代理(広見町係長)海野香澄▽厚原支店長代理(厚原係長)内山祐希▽田子浦支店長代理(田子浦係長)主馬野恭子▽森島支店長代理(森島係長)宇治憲生
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静岡銀行支店で強盗対処訓練 三島署 カラーボール活用も
三島署は19日、強盗対処訓練を三島市の静岡銀行三島支店で実施した。 同署員が演じる犯人役2人が模擬の刃物や拳銃を手に店内へ侵入し、来店客役の市職員を人質に取って窓口の行員に現金を要求した。行員は声を荒らげる強盗犯にたじろぎながら、相手を刺激しないよう現金を手渡した。逃走する犯人を追いかけてカラーボールを投げる訓練も行ったほか、過呼吸で意識を失った想定の人質役に自動体外式除細動器(AED)を持ってきて手当てした。 同署管内では昨年10月に同市のリサイクルショップで数十万円が奪われる強盗事件が発生し、現在も捜査を継続中。訓練後の講評では犯人役の署員が「もたもたされると不安になる。犯人はすぐに
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仕事、家庭の両立 理想の働き方は 長泉でワークショップ
ワークライフバランスの推進に力を入れる三島信用金庫は19日、仕事と家庭の両立を支援するワークショップを長泉町の同金庫本部で開いた。県東部で子育て支援に取り組む「ママとね」を講師に、行員8人がそれぞれに適した働き方や子育てとの向き合い方を考えた。 社会人になってから現在までの幸福度を線グラフで示した後、昇進や結婚など線が上下したきっかけの出来事を思い返して書き出した。働きながら子育てに取り組むママとねの女性は、出産を機に時短勤務を始めたもののフルタイムを余儀なくされて幸福度が下降。再び切り替えた時短ではスケジューリングと“報連相”を心がけて勤務した経験を語り、周囲の協
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静岡、山梨中央、名古屋3行 防災連携強化 県域越え協議
静岡銀行と山梨中央銀行、名古屋銀行は、県域を越えた防災分野での連携強化に乗り出した。南海トラフ地震や富士山噴火などの大規模災害に備えて相互に防災ノウハウを学び、災害時も安全確保に努めながら事業を継続して地域の復旧復興に貢献する狙い。当面は防災訓練の共催や備蓄品の共同調達などに取り組む。 「災害時に一番困るのは水。3行で融通し合う、互助システムのようなネットワークが必要ではないか」-。静岡市葵区で19日に開かれた3行による「総務・防災アライアンス会議」の第1回会合で、静岡銀の担当者は昨年9月の台風15号による同市清水区の大規模断水を踏まえ、水の備蓄と災害時の相互融通を提案した。 山梨中央銀
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スルガ銀行社長/嵯峨行介氏 顧客に呼応 解決策拡充【難局に挑む 新年トップインタビュー⑨】
―2023年の静岡県内経済の見通しは。 「現況の基調は持ち直している。23年も全体としては持ち直しの動きが期待されるが、燃料や原材料の高騰、供給制約、物価上昇に伴う消費停滞、新型コロナウイルスなどの影響に引き続き留意する必要がある。主要営業エリアの県東部では、製造業に比べて非製造業の業況判断指数(DI)が厳しくなっている。全国旅行支援事業や各種イベントの再開による人流の活性化に期待したい」 ―社会環境が大きく変わる中、デジタルトランスフォーメーション(DX)をどう進めるのか。 「スマホアプリをはじめとする多様なデジタルチャネルでサービスを拡大し、お客さまの利便性向上と店舗業務効率化を
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評論家が語る「コロナ後の世界」 1月25日 島田で新春講演会
島田商工会議所と島田掛川信用金庫、同金庫の取引先でつくる島田本店島信会は25日午後3時半から、島田市の同金庫島田本店で開く新春講演会の参加者を募集している。 経済評論家の渡辺哲也さんが「新型コロナウイルス恐慌後の世界」をテーマに講演する。参加無料で定員は120人。参加希望者は同金庫のホームページから申し込む。問い合わせは、島田掛川信用金庫島田本店営業部<電0547(35)6511>へ。
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しずおか焼津信金が講演会「プラス材料が顕在化」 金融市場動向を展望
しずおか焼津信用金庫は17日、新春講演会を静岡市葵区で開いた。野村アセットマネジメントの石黒英之シニアストラテジストが今年の国内外の金融市場を展望した。 石黒氏は米国の利上げ幅縮小やインフレ鈍化、中国のゼロコロナ政策緩和など直近の海外情勢を示し、「世界の市場動向は徐々にプラス材料が顕在化している。コロナ下でのトンネルを抜けつつある状況」と指摘した。その上で「今年前半は株式や不動産投資信託(REIT)に資金が流れにくいかもしれないが、債券市場は正常化していく」と見通した。 対ドルの円相場については「130円を挟んでの動きになる」と予測。「今年は円高に振れやすくはなるが、仮に日銀の政策修正が
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人事=静岡中央銀行(17日)
厚木支店ららぽーと海老名出張所長(営業推進部岳麓住宅ローンセンター長)土屋孝平▽営業推進部岳麓住宅ローンセンター長(厚木支店ららぽーと海老名出張所長)兼子昌義
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寺島実郎氏「世界情勢、正確に認識を」 静銀など新春講演会
静岡銀行と静岡経済研究所は16日、新春講演会を静岡市葵区で開いた。日本総合研究所の寺島実郎会長が混迷するウクライナ情勢や世界経済の動向を解説し、「健全な危機感を持って世界情勢を正確に認識し、日本経済の反転攻勢を目指して」と呼び掛けた。 日本の国内総生産(GDP)の世界シェアが、1994年の17・9%をピークに21年は5・1%まで減少したことや、半導体産業がけん引する台湾などアジア圏の経済成長をデータで紹介。その上で「世界の中で日本の埋没化が進んでいる。アジアの成長のダイナミズムを知ることが日本企業の経営戦略の鍵」と説いた。アフリカや中南米などの主に南半球を中心にした新興国群を指す「グローバ
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静銀、アリババ子会社と提携 海外販路の開拓支援へ
静岡銀行は16日、中国の電子商取引(EC)最大手アリババグループの日本子会社アリババ(東京)と、ビジネスマッチング分野で業務提携を締結した。地域企業の海外販路開拓を支援する。同社との提携は県内金融機関で初という。 世界最大規模の企業間取引マッチングサイト「アリババドットコム」を通じ、取引先企業に多様な国・地域の海外バイヤーとの接点を提供する。海外市場の最新情報を得て販路開拓に生かす。 静岡銀によると、アリババドットコムは約200カ国・地域でサービスを提供し、特に日本企業には米国やインド、フィリピン、ブラジルなどからのマッチングの問い合わせが多いという。
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CNやDX支援 遠州信金が提携 静岡県内外4社と
遠州信用金庫(浜松市中区)はこのほど、取引先のカーボンニュートラル(CN)やデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を目的に、課題解決のサービスや技術を持つ県内外の企業4社と業務提携した。 CN対応で提携したのは二酸化炭素排出量可視化サービスなどを展開する「e-dash」(東京都)、エネルギーコスト削減診断など省エネサポートの「エスコ」(同)。DXは、経営課題の把握からソフト導入までを提案するリコージャパン(同)と日本デジコム(浜松市中区)。 同信金の担当者は「何から始めるべきかを検討する取引先が、一歩踏み出せるように後押ししたい」と話す。
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自身の髪提供 大西さん(焼津・小5)に「小さな親切」実行章
「小さな親切」運動県本部は16日、医療用ウィッグ(かつら)に髪を提供する「ヘアドネーション」に取り組んだ焼津市の小学5年大西彩愛さん(11)に実行章を贈った。 大西さんは小学校の先生が長い髪を切って寄付した出来事をきっかけに、ヘアドネーションの活動を知り、「誰かのために役に立てるならば」と参加を決意した。髪を約2年半、伸ばし続け、腰のあたりに達した時点でカットし、31センチの髪を寄付した。 同市本町の静岡銀行焼津支店で行った贈呈式で、県本部焼津地区支部長の西田吉輝支店長が、大西さんに実行章を手渡した。大西さんは「自分の髪が誰かの役に立つと思うと気持ちが良い。これからも続けていきたい」と語
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地域の文化振興に 磐田市へ9万円余寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は16日、磐田市文化振興基金に9万4700円を寄付した。昨年11月下旬に同信金磐田本部ホールで開いた「夢に追いかぜチャリティーコンサート」で、入場者が寄せた募金全額を届けた。 高柳裕久理事長らが市役所に草地博昭市長を訪ね、目録を手渡した。高柳理事長は「地元出身の音楽家の演奏を聴いてもらおうと開催している。寄せていただいた浄財を子どもの音楽教育などに活用してほしい」と述べた。 旧磐田信金時代の2005年度から寄付を続けていて、今回が29回目。寄付総額は329万4700円。市はこれまで、基金を市民文化会館かたりあの建設などに活用した。今後も市民が文化芸術に触れる機会づくりな
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田子浦中、吉原北中 静岡県大会勝利へ特訓 富士信金野球部が指導
2月18日に開幕するしんきんカップ第53回静岡県中学選抜野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)を前に富士信用金庫野球部は15日、大会に出場する富士市の田子浦と吉原北の両チームを同市大淵の「エスプラットフジスパーク野球場」で指導した。 両校の選手計21人は信金野球部のシートノックに混ざった。打球への間合いの詰め方や中継プレーの距離感など、経験豊富な技術を観察した。中学生は「低い送球は受け手がカバーできる」との助言を実践した。3回の特別ルールで練習試合も行った。両校のナインは社会人選手の精度の高い変化球や鋭い打球に懸命に食らいついた。 田子浦の秋山遊間主将は「全員が声を出していて活
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仕事に自習に 修善寺駅前に交流拠点 ぬましんCOMPASS開設
沼津信用金庫は12日、伊豆市の伊豆箱根鉄道修善寺駅南口前にレンタルスペース機能を備えたまちづくり拠点施設「ぬましんCOMPASS(コンパス)修善寺」を開設した。仕事や会議での利用で人々の交流を促すほか、学生には自習スペースとして貸し出し、駅での待ち時間の有効活用を推進する。 ぬましんコンパスは起業家や地域住民らの活動拠点として同信金が運営していて、沼津、御殿場の2市に続き3カ所目。同信金が支店などの拠点を持たない自治体では初の開設になった。 同駅に隣接する建物の1階約120平方メートルに、カウンターテーブルやソファが使える立ち寄りスペースやミーティングルーム、スタンド式オンラインブースを
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相続手続き 共通化完了 静岡県内4地銀9信金
静岡銀行と富士宮信用金庫は12日、相続時の預金の解約、払い戻しなどの事務手続きを2月1日から共通化すると発表した。2019年以降に県内の4地銀、9信金で進めてきた手続き共通化が完了した。 高齢化の進展に伴い、各金融機関が非競争分野で連携した。顧客が記入する書類の様式を共通化し、原則として相続人代表者1人のみの署名・押印で手続きができるようにするなど、顧客負担を軽減した。 共通化は19年10月に静岡銀と浜松いわた信金で始まり、県内の地銀、信金が順次加わってきた。県労働金庫、JAとぴあ浜松も参画している。
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静岡県内信金で初 DX認定取得 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は12日、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進企業として国が認定する「DX認定事業者」に選出されたと発表した。県内9社目で、信金では初という。 同金庫は2022~24年度までの中期経営計画で、スマートフォンアプリなどを活用した非対面取引サービスの向上、提案力強化に向けたデジタルデータの高度活用といったDX推進策に取り組む。DX関連資格の取得人数目標を24年度に65人と設定するなど、人材育成にも注力する。 同金庫経営企画部は「DX推進のノウハウを地域企業の支援に生かす」としている。
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富士信金 人材活用支援「ランサーズ」と提携 企業のDX後押し
富士信用金庫は11日までに、クラウドソーシング大手「ランサーズ」(東京都)と業務提携したと発表した。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しする。 提携は2022年12月19日付で開始した。同信金は企業からDXの相談を受けた際、ランサーズの社外人材活用支援サービスを紹介する。同サービスには多様な経験・知識を有するフリーランス人材約150万人が登録していて、企業と人材のマッチングを支援している。 同信金によると、提携後、1社がITに精通した人材と契約したという。
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掛川の油彩画家 永田さんが個展 27日まで静岡
掛川市の画家永田ますみさん(74)の個展が27日まで、静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。 コンセント、ブラインドといった身近な物や動物、風景などを題材に、構図や色使い、マチエール(絵肌)にこだわって描いた油彩画21点が並ぶ。パイプ椅子が宙に浮かぶ不思議な空間を表現した作品などが来場者の目を引いている。 永田さんは「人と人のつながり、命の大切さ、平和への願いを感じ取ってもらえるとうれしい」と話した。
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子どもたちを支援 遠州信金が35万円 浜松市社協に寄付
遠州信用金庫(浜松市中区)はこのほど、市社会福祉協議会に35万円を寄付した。経済的に困難な子どもたちの支援を目指す「えんちゃん応援SDGs定期預金」で募った寄付金を充てた。 同信金の秋元俊彦業務執行役員が同区の市社協事務局を訪ね、山下文彦常務理事に目録を手渡した。秋元業務執行役員は「地域の皆さんの生活が豊かになるよう、活用していただきたい」と託した。 寄付金は子ども食堂の運営費などに充てられるという。
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保育用具、玩具贈る 静岡銀行が湖西市に寄付
静岡銀行はこのほど、湖西市の市制施行50周年に合わせ、保育用具と知育玩具計5点を同市に寄付した。 子育て支援に役立ててもらおうと、ベビーカーや折り畳みベッドを贈った。市は預かり保育などで活用する。 市役所で行われた贈呈式で伊藤徳直常務執行役員(58)は「子育て、教育に力を入れる湖西市の一端を助けることができれば」と話し、影山剛士市長に目録を手渡した。
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相続テーマにオンライン講座 1月14日、遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中区)は14日午前10時から11時まで、相続をテーマにしたオンラインセミナーを開く。シニア世代のセカンドライフを後押しする「くらし応援セミナー」の一環。 市内の山尾秀則税理士が講師を務め、相続財産の評価方法や相続税の計算方法について解説する。視聴にはビデオ通話アプリ「ズーム」が必要。 定員100人。12日まで、同信金ホームページや店頭、電話で申し込みを受け付けている。 問い合わせは同信金生活サポート部<電053(472)2946>へ。
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しずおかフィナンシャルグループ社長/柴田久氏 社会課題解決へ新事業【難局に挑む 新年トップインタビュー②】
―当面の経済見通しは。 「2023年前半は難局が続くと想定される。インフレで原材料を含めたさまざまな物の値段が上がり、地域経済を取り巻く環境はかなり厳しいと思う。賃上げの進展も注目点になる。一方で課題が多ければ多いほど、われわれの役割も大きい。地域、顧客にしっかり寄り添い、地域活性化に貢献していく」 ―今年の注力事業、特にグループ子会社の新設の方向性は。 「来年度の始動に向けて準備を進めている。人材やDX(デジタルトランスフォーメーション)、地域の経営資源を活用するまちづくり会社などが候補に考えられ、長期的には脱炭素推進なども検討事項だ。新会社をつくったり、他の組織と連携したり、資本
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不妊治療費ローン 医療系企業と紹介 スルガ銀行が開始
スルガ銀行は6日までに、卵子凍結保管サービス業のグレイスグループ(東京)と共に「不妊治療サポートローンプラス」を紹介する連携事業を始めた。 同銀行が2021年に取り扱いを始めた不妊治療サポートローンを、最先端の医療サービスを提供する同グループの提携クリニックに紹介する。ローンプラスは将来の出産に備えた卵子凍結を含む不妊治療全般に使え、金利は年2・5%から。元金返済をすぐに行うことができるため、元金据え置き型の同類ローンより適用金利を低く設定している。 利用額は10万~800万円。申し込みから契約までの手続きはウェブ上で完結する。
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明治安田生命開催 健康イベント紹介 スルガ銀、取引先に
スルガ銀行はこのほど、明治安田生命が開く健康づくりに関するイベントを取引先事業者に紹介する取り組みを始めた。 明治安田生命は生活習慣病予防や心の健康チェックなどを目的に、無料のセミナーや測定会を各地で開催している。 同社と2022年1月に結んだ連携協定に基づき、スルガ銀行はイベントを広く案内して取引先従業員の心身の健康維持につなげる。
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DX、介護分野で4社と業務提携 静岡中央銀行
静岡中央銀行は5日までに、中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やデジタル化支援に向けて東京の3社と、介護事業者の経営支援を目的にSOMPOケア(東京)とそれぞれ業務提携契約を結んだ。 DXとデジタル化の分野で提携するのはフルスピード、ミロク情報サービス、リクルートの3社。中小企業の電子商取引(EC)サイト開設、新しい電子システムの導入、キャッシュレス化などを支援し、販路拡大と業務効率化を図る。 SOMPOケアは介護事業者の施設運営や情報通信技術(ICT)の導入、経費削減などの経営課題解決を目指し、ノウハウを提供する。
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静清信用金庫人事(1日)
事務部長(事務部副部長)鈴木智也▽事務部主席調査役(事務部長)小針将司▽事務部副部長(事務部主任調査役兼システム課長)杉浦弘一
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持続的成長へ決意 静岡県内、企業トップ年頭所感
静岡県内で多くの企業が4日、2023年の仕事始めを迎えた。原材料価格やエネルギーコストの上昇、為替変動の影響が続き、新型コロナウイルス感染再拡大の懸念もくすぶる中、各社トップは厳しい環境に立ち向かいながら経営基盤を強化し、持続的成長につなげようと、決意を示した。 価値ある製品 提供 鈴木俊宏スズキ社長 燃料高や物価高が生活に影響を及ぼす中でも「お客さまの立場で価値ある製品を作る」精神は変わらない。各国・地域で人や地球環境に優しく、生活をより便利にするモビリティ提供へ果敢に挑戦する。 音楽通じ 心豊かに 中田卓也ヤマハ社長 さまざまな困難を全社の底力で乗り越えてきた。さらなる変化に
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人事 しずおかフィナンシャルグループ
【静岡銀行】立川ローンセンター開設準備室開設準備委員長(湘南ローンセンター長)山田慎一▽ライフデザインステーション静岡所長(島田支店=家山支店兼務=支店長待遇)太田光彦▽ライフデザインステーション藤枝所長(ライフデザインステーション静岡所長)坂口三剛▽ライフデザインステーション御殿場所長(沼津支店副支店長)小田朋子▽湘南ローンセンター長(ライフデザインステーション御殿場所長)佐々木伸▽沼津支店副支店長(静銀ティーエム証券出向)樋川早苗▽静銀ティーエム証券出向(ライフデザインステーション藤枝所長)桜井彩子=以上16日 【静銀リース】営業推進部長(中部支社長)常務執行役員桜井宏敏▽中部支社長(
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遠州信用金庫人事(1日、地名のみは支店長)
経営サポート部長委嘱を解く 常勤理事経営サポート部担当渥美昭次▽経営サポート部長(経営アシスト部長)井上勝▽生活サポート部スタッフ(経営サポート部スタッフ)井上博之▽笠井(経営サポート部スタッフ)川合康文▽三方原(生活サポート部スタッフ)石塚哲也▽引佐(経営サポート部スタッフ)古橋崇▽中野町(生活サポート部スタッフ)村木喜尚▽葵西(経営サポート部スタッフ)徳増淳司▽赤佐(経営サポート部スタッフ)畑中紳吾
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遠州信金 家康応援定期預金 6日から取り扱い
遠州信用金庫(浜松市中区)は6日、大河ドラマ「どうする家康」をPRしながら地域活性につなげる「徳川家康公ゆかりの地応援定期預金」の取り扱いを始める。地域創生事業の一環。7月31日まで。 対象は個人で、預金金額は1口座30万円以上1千万円未満。スーパー定期の適用利率は1年が0・012%、3年が0・080%。募集総額は50億円。 成約者には同信金オリジナルクリアファイルかマスクケースを贈る(数量限定)。問い合わせは同信金相談センター<フリーダイヤル(0120)046022>へ。
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人事 静岡中央銀行(1日)
営業推進部営業支援グループシニアマネージャー 奥谷潔
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詳報② 経営環境、設備投資...23年戦略は 求められる「復元力」【静岡県内100社景気アンケート】
経営環境 経常利益「下振れ」多数 原材料価格の高騰などに伴うコスト高が、幅広い業種で企業業績を下押ししている。今期の経常利益を期初予想と比べて「下振れ」「大幅な下振れ」と見込んだ企業は計40社に上った。 今期の経常利益見通し(期初予想比) 両回答合計の内訳は製造業25社、非製造業15社。「原材料価格、輸送費ともに高騰」(機械製造)、「エネルギー価格も含めて高騰は想定以上」(運輸)、「物価上昇で個人消費も減速」(小売業)などの意見が出た。 このうち、「大幅な下振れ」と答えた製造業3社は、部品不足に伴う取引先の減産も理由に挙げた。 「想定通り」とした企業は40社。
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静岡県内経済 この1年 世界情勢、円安に揺れる
2022年の静岡県内経済は、ウクライナ情勢に新型コロナウイルス禍、円安進行に伴う原材料・エネルギー高など複合的なリスクにさらされ、幅広い業種で経営環境が悪化した。秋以降に政府の観光支援策の効果もあり、個人消費は改善傾向にあるものの、原材料高騰の収束は見通せず、人手不足感も強まるなど、先行きの不透明感は晴れない。 株価 コスト高騰、自動車苦戦 22年の日経平均株価はウクライナ情勢や米国の急速な利上げなど、急転する世界情勢のはざまで揺れ動いた。 ロシアがウクライナに侵攻した2月24日以降、株価は下落し、3月9日には終値2万4717円と22年の最安値を付けた。その後は2万8千~2万6千円台で推
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焼津冷凍に株式譲渡 藤枝の人材会社 シングルマザー派遣
人材派遣「Esblast」(藤枝市)が冷凍冷蔵庫業「焼津冷凍」のグループ会社(同)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買収)案件が28日までに成約し、支援したしずおか焼津信用金庫の焼津本部(焼津市)で同日、調印式が行われた。Es社が活用に力を入れる「シングルマザー」人材を、焼津冷凍のグループ企業に派遣するとともに、保育や介護などの専門人材も活用することで、同グループの福利厚生を充実させる。 Es社は大型商業施設や飲食店、倉庫、水産加工など幅広い分野で人材を派遣している。両社は協議する中で、人材活用に対する考え方で一致し、契約締結に至った。 同グループは冷凍冷蔵庫やマグロ加工、食品製造、ベー
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教育ローン 特別金利年利2・7%で スルガ銀行、6月末まで
スルガ銀行は28日までに、特別金利の教育ローンの取り扱いを始めた。2023年6月末までの期間限定で、通常より低い年利2・7%で教育資金を貸し出す。 進学や進級、留学、受験、下宿、交通費など子どもの教育全般に幅広く利用できる。子どもの在学期間中は利息のみ支払いの元金据え置き型で、ゆとりのある返済計画が可能。申し込みから契約までの手続きはすべてウェブ上で完結する。 利用額は10万~1千万円。ホームページと店頭で申し込みを受け付けている。
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しずおかFG 静岡県社協に16万円 役職員ら寄付
静岡銀行などが傘下の持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ」の役職員有志は27日、県社会福祉協議会のふれあい基金に16万円を寄付した。 有志を代表して中村優希さん(27)が静岡市葵区の県総合社会福祉会館を訪ね、同協議会の高橋邦典常務理事に目録を手渡した。中村さんは「地域をより良くするための活動に少しでも役に立てばうれしい」と話した。 同銀行グループ本部役職員有志による寄付を引き継ぐ形で30回目を迎え、累計寄付金額は663万2293円となった。
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遺贈希望者支援で協定 島田市と静岡銀行
島田市と静岡銀行はこのほど、自分の死後に残った財産を遺言によって寄付する「遺贈」を希望する市民を支援するための協定を締結した。 協定締結は22日。市は遺贈の申し出があった場合に同行を紹介し、同行が個別相談を通じて遺言作成に向けたサポートを行う。市は遺言書の内容に従い、それぞれの分野で寄付金として活用する。 市によると、同行と県内自治体との協定締結は浜松市に続き2例目。
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慈善ゴルフの浄財 市社協に寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は26日までに、浜松、磐田、湖西の各市社会福祉協議会に計約22万円を寄付した。同信金の店別対抗チャリティーゴルフ大会の参加者が浄財を寄せた。 26日は浜松市中区の市社協に同信金の三輪久夫専務理事=写真右=ら3人が訪れ、山下文彦市社協常務理事に約10万円の目録を手渡した。三輪専務理事は「地域福祉のために活用していただきたい」と述べた。 ゴルフ大会は3回目。予選を経た決勝大会を湖西市内で11月16日に行い、24店舗の取引先関係者ら194人が参加した。
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経理テーマに議論 三島信金と経営者、後継者ら
三島信用金庫と取引がある若手経営者らによる「さんしんチャレンジクラブ」の定期総会が22日、三島市のホテルで開かれた。経理をテーマにした交流会も行われ、50歳以下の経営者や企業の次期後継者ら53人が各社の現状や思いを語った。 売り上げや発注などに関する経理を経営者がどのように把握し、社員に認知させているかについて各社の状況を発表した。社員への周知を始めた会社の社長は「これまで社長の責任と思っていた数字を社員が考えるようになった」とし、「仕入れについて理解し、経費削減の方法を現場から提案してきた」と社員の意識改革につながった好事例を紹介した。一方で、「なかなか下の社員まで浸透するのが難しい」と
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地元や山梨、長野 特産集結「SHIDAマルシェ」 焼津
しずおか焼津信用金庫はこのほど、「第7回SHIDAマルシェ」をアクアスやいづ(焼津市鰯ケ島)で開いた。焼津市や藤枝市を中心に、山梨県、長野県から38店舗が出店し、大勢の来場者でにぎわいを見せた。 会場内には、野菜や果物、スイーツのほか、山梨や長野の特産品が並んだ。同信金と甲府、山梨、諏訪各信金が結んだ「しんきん中部横断道コネクト」の連携企画として実施した。
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社員食堂に藤枝産食材 静岡銀行「フードサポートデー」
静岡銀行はこのほど、県内市町の豊かな農林水産物を学ぶ行内イベント「フードサポートデー」を静岡市清水区の同行本部で行った。社員らが食堂で藤枝市の食材を使ったカレーなどを味わい、地域の産業や風土への理解を深めた。 富士市を紹介した8月の初回に続いて2回目。トマト、シイタケ、ブロッコリーなど野菜で彩ったカレー、茶のゼリー、サツマイモの焼き芋など、4品約200食分をそろえた。食堂前には藤枝市を紹介する情報コーナーも設けた。 同行本部を訪れ、昼食の様子を視察した同市の大畑直已副市長は「行員の皆さんに藤枝の食材を知ってもらうことは、地元生産者の励みにもなる」と喜んだ。 本年度内に同事業をさらに2回
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資金調達 ファクタリング スルガ銀行が紹介業務開始
スルガ銀行は19日までに、売掛債権を売却して現金を受け取れるサービス「ファクタリング」の紹介業務を始めた。取引先企業に対し、融資以外の資金調達方法を提案してサービス向上につなげる。 anew(アニュー、東京)が提供するファクタリングサービスを紹介する。人工知能(AI)による審査などすべての手続きがオンラインで完結し、最短24時間以内に資金化できる。手数料の設定は2~9%。 支払い予定日を待たずに現金化できるファクタリングは一般的に銀行融資より審査が速く、中小企業を中心に利用が広まっている。
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沼津東高チームV エコノミクス甲子園 静岡県大会
高校生に金融経済の知識を問う「エコノミクス甲子園」の県大会(静岡銀行主催)が18日、オンラインで開かれ、沼津東高2年の森下裕太さん、佐藤瞭さんのチームが優勝した。 県内13校から32チーム、64人が出場した。選択式の問題50問を答え、正解率や早押しのスピードを競った。ESG投資や少額投資非課税制度(NISA)など、近年注目されているテーマから出題された。 県大会は12回目。優勝チームは2023年2月に開かれる全国大会に出場する。
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三遠ホーム戦に市内児童ら招待 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、浜松市東区の浜松アリーナで1月28、29の両日に開かれるバスケットボール男子Bリーグ三遠ネオフェニックスのホーム戦チケットを市教育委員会に寄付した。市内の小中学生と保護者を無料招待する。 中区の市教委で行った贈呈式で、高柳裕久理事長が「地元のスポーツチームの試合を観戦することで、地域を愛する気持ちを育んでほしい」と話し、宮崎正教育長にチケットを模したパネルを手渡した。市教委は申し込み方法を記したチラシを市内各校に配り、自由席約3千席が埋まるまで観戦希望者を募るという。
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三島信用金庫 高嶋正芳理事長 地域再生、観光地から【トップ登場】
加速する経済のグローバル化で、主要営業エリアの県東部にも円安と原油・原材料高の影響が広がる。取引先369社を対象に実施した緊急調査では多くで十分な価格転嫁が進まず、利益が圧迫されている中小企業の実態が明らかに。「貸し出しなどの金融機能に加え、各企業の付加価値を高める本業支援が求められている」と口元を引き締める。 新型コロナウイルスの感染が広まった直後から資金繰り支援に尽力してきたが、伊豆半島の基幹産業である観光業では影響が長期化。地域一体となった再生を目指す観光庁の助成事業の採択支援なども強化する。「伊豆は富士山や箱根に負けないポテンシャルを秘めている。まちづくりアドバイザーとしての役割を
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SDGS事業、若手が提案 プラリサイクルや農業活性化 静岡県内5社初の合同研修
静岡鉄道、静岡ガス、静岡銀行、鈴与、スター精密の県中部5社が10月から、国連の持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした初の合同ビジネス研修を実施した。16日に最終発表会を静岡市内で開き、5社の若手社員が廃棄物リサイクルや農業活性化など、環境を軸にした事業提案に臨んだ。 県内の農業や飲食業などの3団体と連携し、社員計15人が約2カ月間、3グループでプランを練った。 再生プラスチック資材販売を手がけるナノキシーグループ(静岡市清水区)と連携した班は、廃棄プラスチックのリサイクルと障害者雇用の推進を組み合わせた新規事業計画を発表。複数の企業から回収した廃材の分別を共同で行う場所「シェアワー
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年金支給日に啓発活動 静清信金 特殊詐欺撲滅へ
静清信用金庫は15日、年内最後の年金支給日に合わせて特殊詐欺の被害撲滅キャンペーンを全37店舗で実施した。 静岡市葵区の研屋町支店では、来店者に日頃の感謝を込めてポインセチアなどの花を贈るとともに、特殊詐欺への注意喚起を求めるチラシを配布した。職員らが「キャッシュカードや現金は他人に渡さないで」などと呼びかけた。 活動には静岡中央署員や地域安全推進員も参加。支店の出入り口付近で振り込め詐欺電話の見極め方などを紹介した。 同支店営業係の上原早織さん(24)は「市民の安全な暮らしと財産を守るためにも詐欺被害対策に貢献していきたい」と語った。
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年末、特殊詐欺警戒を呼び掛け 富士信用金庫
富士信用金庫は年金支給日の15日、特殊詐欺被害防止を呼びかける啓発活動を厚原、広見町の両支店で展開した。 信金職員と地元プロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」の選手らは、店舗出入り口で利用客にチラシなどを手渡した。 職員らは高齢の利用者を中心に「年末は特殊詐欺被害が急増するので注意して」と声を掛け、口座の暗証番号のメモを残さないなどの注意を促した。
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中小「価格転嫁」33%、幅広い業種で遅れ 静清信金調査 円安「悪影響」8割
静清信用金庫が15日発表した中小企業の円安影響調査によると、円安と原材料価格高騰に伴う価格転嫁について、「既にできている」「今後できる見通し」と答えた企業の合計は33・3%と全体の3分の1にとどまり、幅広い業種で価格転嫁が遅れている実態が浮かんだ。 「価格転嫁できている」との回答は14・1%、「できる見通し」は19・2%だった。一方で「できていない」は34・6%に及び、「(できていないが)今後交渉を行う」は19・2%だった。 円安の経営への影響は、34・6%が「悪い影響がある」、48・7%が「やや悪い影響がある」と答え、計約8割が悪影響とした。業種別では建設、卸・小売業の全企業が「悪い」
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スルガ銀行 口座アプリ多言語化
スルガ銀行はこのほど、口座管理用のスマホアプリ「スルガ銀行コネクト」で多言語サービスを開始した。 対応言語はこれまで日本語だけだったが、新たに英語、ベトナム語、中国人向けの簡体字、スペイン語、ポルトガル語の5種類を採用した。日本で生活する外国籍の顧客らが母国語でより安心、正確に口座情報の閲覧や銀行取引ができるようになった。 同行はほかにも、外国籍の利用者向けの金融商品や専用口座を提供し、ホームページを多言語化するなどファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)に取り組んでいる。
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携帯型翻訳機 湖西市に18台寄贈 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、外国人児童生徒の学習に役立ててもらおうと、携帯型翻訳機「ポケトーク」18台を湖西市に寄付した。 市によると、市内の6小学校に約190人、5中学校に約70人の外国人の子どもが在籍していて、通訳が足りない状況にあるという。翻訳機は75言語に対応可能で、学校での授業や保護者との面談に活用する。 市役所で行われた贈呈式で高柳裕久理事長(65)は「心が通う教育の一助になれば」と話し、影山剛士市長に目録などを手渡した。
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体育用具など藤枝市に寄贈 静環検査センターと清水銀
藤枝市の静環検査センターと清水銀行はこのほど、同市児童課に対して放課後児童クラブで使う体育用具や知育玩具などを寄贈した。同市役所で行われた寄贈式で静環検査センターの徳田航介取締役は「設立から40年、藤枝市に本社を構え地域と成長している。子供たちの支援につながれば」と述べた。北村正平市長は「官民一環での地方創生の取り組みは意義が大きい」とお礼を述べた。 寄贈は同行の地方創生私募債を活用した教育支援の一環。
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袋井でデジタル化診断ツール体験会 島田掛川信用金庫
島田掛川信用金庫(掛川市)はこのほど、中小事業者のデジタル化促進に向け、国が提供するデジタル化診断ツール「みらデジ」の体験会を袋井市教育会館で開いた。市内27事業者がDX推進への課題などを学んだ。 みらデジは同業他社と比較したデジタル化の進行度合いを把握でき、結果を基に経営相談が受けられる。体験会では中小企業診断士がみらデジの特徴や使用方法などについて説明し、参加者がスマートフォンなどを使って実際の操作も行った。 市と同金庫は2016年に地方創生の推進に関する連携協定を結んでいる。今後も市と連携して市内事業者のデジタル化を進める。同金庫は同様の体験会を掛川、島田、藤枝の3市でも実施した。
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金融機関5店舗 特殊詐欺の被害防止 静岡中央署が感謝状
特殊詐欺事件の被害防止に貢献したとして静岡中央署は12日、静岡市葵区の金融機関5店舗の職員らに署長感謝状を贈った。 功労者は、JA静岡市千代田支店の森京子さんと島田掛川信用金庫静岡支店の小針麻里奈さん、静岡銀行新通支店の望月絵美さん、静岡羽高郵便局の押野清局長と坂本秀人さん、清水銀行千代田支店の片桐奈保さん。 6人は9月27日から10月28日までの間、来店した高齢者らが不審な振り込みや送金の手続き、高額な出金などをしようとしたため理由を尋ね、詐欺被害が疑われたことから警察に通報した。その後、警察の捜査で来店者は詐欺事件に巻き込まれていることが発覚。機転が利いた接客と声掛けが功を奏し、被害
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市内3施設とサンタ姿で親睦 富士信金職員有志
富士信用金庫の職員有志10人はこのほど、サンタクロース姿で富士市内の3施設と親睦を深める「サンタボランティア」をオンラインで実施した。 信金本部と厚原、中里の両保育園、介護サービス事業所「アダモ」の4カ所をつないだ。 吹奏楽経験のある職員4人が「赤鼻のトナカイ」などクリスマス曲を演奏した。プレゼントの菓子に、園児には交通安全、高齢者には特殊詐欺被害防止を啓発するグッズを添えて贈った。 同ボランティアは5年目。企画を中心となって進める内海秀昇さん(47)は「直接会えず残念だが仕方がない。活動が絶えないようにしたい」と話した。
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自動車税と個人事業税の口座振替 届け出印なし申請可能に 静岡銀行、14日から
静岡銀行は12日、静岡県税の自動車税と個人事業税の口座振替について、14日から銀行届け出印なしで申請できるようにすると発表した。県と連携した電子納税推進策の一環。 現状の口座振替依頼書から銀行届け出印の欄をなくす。代替策として、本支店の窓口で運転免許証などでの本人確認を行う。「印鑑レス」にすることで利用者負担を減らす。 10月に県と県内市町、金融機関の研究組織が発足し、銀行窓口やコンビニなどでの支払いが依然多い税金の電子納付移行策を協議中。同行は今後、県内の他の金融機関に対し、口座振替依頼書の共通利用を提案していく。
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「赤い羽根募金」に浄財35万円 清水銀行
清水銀行はこのほど、赤い羽根共同募金で行員が寄せた35万円を静岡市清水区共同募金委員会に寄付した。平岩将常務が同区のはーとぴあ清水を訪れ、同委員会の田宮文雄会長に目録を手渡した。平岩常務は「地元に根ざす企業として、今年も行員一人一人の気持ちを募金という形で集めた」と話した。寄付は26回目で、累計額は約1074万円。
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優良従業員を表彰 27事業所、106人 三島商議所
三島商工会議所はこのほど、優良従業員表彰式を三島市内のホテルで開いた。石渡浩二会頭が27事業所、106人に表彰状を手渡した。 日本商工会議所会頭表彰を受けたのは次の通り。 志村博(伊豆箱根企業)松本教義(伊豆フェルメンテ)石川伸也(同)鈴木松王(エヌエーシー)海老原弘昭(MYコミュニケーションズ)三石俊幸(同)田代将守(同)滝山正美(小野建設)堀内正人(同)奈良橋渉(同)古川智音(カメヤ食品)井村智明(三光ダイカスト工業所)土屋良康(静岡コンサルタント)三橋哲也(第一段ボール)手嶋明子(電業社機械製作所)八木哲也(同)杉山好秀(同)鈴木寛人(東平商会)内田康彦(ニューデルタ工業)大隅和泰
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資金需要と返済 年末の休日相談会 17日、スルガ銀行
スルガ銀行は17日午前9時から午後5時まで、年末の休日相談会を沼津市通横町の本店営業部で開く。 新型コロナウイルスの感染長期化、円安、原材料価格・光熱費の高騰などに直面する中小企業経営者や個人事業主らを対象に、資金需要と返済に関する相談に無料で応じる。窓口とともに、電話での相談を受け付ける。予約不要。正午から1時間は休止。 問い合わせは本店営業部<電055(952)4884>へ。
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10日と17日に休日相談窓口を開設 三島信金
三島信用金庫は10、17の両日、事業者向けの休日相談窓口を三島市新谷の三島南支店サポートセンター夢に開設する。 新型コロナウイルスや世界的な物価高騰の影響を受け、資金繰りが厳しい企業や個人事業主の相談に応じる。 開設は午前9時~午後3時で、前日までの事前予約が必要。問い合わせは三島信金地域未来創造課<電055(973)5730>へ。
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清水銀行 10日と17日に休日相談窓口 富士、清水、浜松
清水銀行は10、17の両日、富士、清水、浜松の各ローンセンターに休日相談窓口を設置する。新型コロナウイルス感染拡大や世界的な物価上昇の影響を受けた中小企業や個人事業主の資金繰りなどの相談に応じる。設置時間は各日午前9時~午後5時。事前申し込み不要。希望者は当日、直接窓口へ。
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富士宮信金職員が税務手続きに理解 幹部ら50人研修会
岳南法人会はこのほど、富士宮信用金庫職員を対象にした税務研修会を同信金本店で開いた。信金の幹部職員ら約50人が参加し、デジタル化が進む税務手続きに理解を深めた。 同研修は地元企業が抱える税制面の課題解決に向け、金融機関職員のスキルアップを図る狙い。富士税務署員が講師を務め、国税庁のDXについて紹介した後、キャッシュレス納付や納税証明オンライン請求、e-Taxなどを解説した。同信金の小池孝治理事長はあいさつで「経営者の皆さんにとって税務上の問題は常に関心事。金融機関業務で最新の税制や税務関連知識を習得することは必要不可欠」と力を込めた。
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人事=清水銀行(5日)
堂林渉外部長(入江副支店長)小梢努▽入江副支店長を兼ねる 江尻副支店長川村剛史
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マネロン対策、静岡県外2行参画 静岡銀行の防止システムに
静岡銀行は5日、同行が構築したマネーロンダリング(資金洗浄)防止顧客管理システムに、百五銀(三重県)と中京銀(愛知県)の2行が参画したと発表した。 各行の預金口座を持つ個人顧客に定期的にダイレクトメールを送り、住所や職業の変更の有無、口座の利用目的を回答してもらう。共通書式の用紙やインターネット上の専用フォームを使う。 回答内容を精査して不審な点がないか調べ、犯罪組織などによる口座の不正利用を防ぐ。運用時に各行の顧客情報は共有しない。 金融庁は国内金融機関向けにガイドラインを策定し、厳格な顧客管理を求めている。静岡銀のシステムにはこれまで県内地銀3行と2信金が参画し、県外の金融機関は初
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10日、休日相談窓口 静岡中央銀行
静岡中央銀行は10日、休日融資相談窓口をサントムーン柿田川出張所(清水町)とマークイズ静岡出張所(静岡市葵区)に開設する。午前10時から午後6時まで(正午~午後1時は休止)。 新型コロナウイルスの影響で資金繰りが厳しい中小企業や個人事業主、住宅ローンなどの返済条件見直しを求める個人からの相談に応じる。神奈川県内の2出張所でも設ける。
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ろう者対象に金融セミナー 浜松いわた信用金庫
SDGs(持続可能な開発目標)を推進する浜松いわた信用金庫(浜松市中区)などはこのほど、手話を第1言語にする「ろう者」を対象にした金融セミナーを同区の市民協働センターで初開催した。 ろう者と健常者の交流促進に取り組む「KIZUNA Deaf&Hearing」代表で手話通訳士の和田典子さん(同市南区)と企画した。SDGsが掲げる誰ひとり取り残さない社会に向け、将来不安を払拭する一策として資産形成など金融知識の基礎を紹介した。絵図を資料に多用するなど配慮したという。 同信金SDGs企画課の本間恵美子次長が「使う」「ためる」「増やす」「残す」の4本柱での資産管理の考え方や教育資金の備え方などの
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外壁材 加工製造、施工から廃材リサイクルまで一貫 浜松「R-one」新体制来春稼働へ 日本公庫と静岡銀行が協調融資
建設業「R-one(アールワン)」(浜松市西区)は来春をめどに、サイディングと呼ばれる外壁材の加工製造から施工(取り付け)、廃材のリサイクルまでに対応する一貫体制を整備し、本格稼働する。従来は施工主体だった事業を拡大する。建築現場での効率化や環境改善を図り、一貫体制を生かした新規受注を目指す。 新体制では自社工場内であらかじめ部材を加工(プレカット)して建設現場に持ち込むため、現地で粉じんや騒音の防止、省スペースでの工事が可能になる。正確な寸法把握に向けて3D計測器を活用する。同市中区高丘西の工場に既にプレカットラインを新設し、工場内で出る廃材の新たな外壁部材へのリサイクルも計画する。
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災害復旧 大鉄に協調融資 日本政策金融公庫静岡支店と静岡銀行
日本政策金融公庫静岡支店と静岡銀行は2日、台風15号で被災した大井川鉄道(本社・島田市)に協調融資を実施したと発表した。融資額は非公表。 全線運休中の大井川本線(金谷~千頭)のうち、今月16日に金谷―家山間の部分開通を予定している。同鉄道は運転資金とし、災害復旧や運転再開後の観光対応、財務体質強化に充てる。
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図書館に本寄贈で小さな親切実行章 浜松・中郡中3年の池川さん
「小さな親切」運動県本部は28日、地元の私設図書館に本の寄贈などを行った浜松市立中郡中3年の池川舞桜さん(15)=同市東区=に、実行章を贈った。 池川さんは、昨年6月に自動車販売・修理の「大瀬モータース」(同区)に開設された私設図書館に絵本など約20冊を寄贈した。同図書館を訪れた子ども向けに、読書感想文の見本なども作成した。 同区の静岡銀行市野支店で贈呈式が開かれ、木野公則支店長が実行章を手渡した。池川さんは「小さな子どもたちに読書の楽しさを知ってほしかった。地域貢献につながってうれしい」と話した。
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銀行強盗対応を確認 静銀三ケ日支店
細江署は29日、浜松市北区三ケ日町の静岡銀行三ケ日支店(鈴木祥文支店長)で強盗対処訓練を行った。署員と職員の10人が、通報や対応の手順を確認した。 犯人役の署員が凶器を持って押し入り、大声で「早く金を出せ」と要求。職員はすぐに警察に通報し、犯人が逃走した後に身体や服装の特徴をメモした。 訓練後には署員が、「逃走方向の把握を意識して」と講評した。犯人が逃走するまでの時間について、多くの職員が2~3分と感じたのに対し、実際は45秒だったことも紹介し、緊急時の冷静な対応を求めた。
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配達中に高齢者保護 シミズ新聞店に「小さな親切」実行章
「小さな親切」運動県本部は29日、静岡市清水区で新聞配達中に高齢女性の保護に貢献したとしてシミズ新聞店(清水雅之社長)の新聞配達員八田京子さん(59)と同社に実行章を贈った。 八田さんは7月6日午前3時ごろ、同区の三保街道で新聞配達中に道路脇を歩く高齢女性を発見した。女性が「おでんを買いに行く」などと話したため心配に思い、女性の安全を確保しつつ清水署に通報した。シミズ新聞店では、社内一丸となって「地域見守り隊」として高齢者の一人歩きや配達先に不審な様子がないかなどに注意を払っているという。 静岡銀行清水中央支店で開かれた贈呈式で、木暮雅一支店長が八田さんらに実行章を手渡した。八田さんは「
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航空会社の接遇力学ぶ 静岡銀行、3行合同講座
静岡銀行はこのほど、包括業務提携を結ぶ山梨中央銀、名古屋銀と共同で、接遇力向上をテーマにした連続セミナーを静岡市清水区の静岡銀本部で始めた。来年2月まで3行の役職員がオンラインを交え、顧客満足度強化への学びを深める。 航空大手ANAグループから静岡銀に出向中の社員2人が講師を務めた。新井・ジュリア・志歩さん(ライフプランサポート部)は「新型コロナウイルス禍で、顧客が会社にとって宝物であると身をもって理解した」と前置きし、「ホスピタリティーとは単なるサービスではなく、見返りを求めずに付加価値を提供すること。相手を思いやる気持ちを行動に表して」と求めた。 貝崎あずささん(地方創生部)は、AN
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デジタル化時代の障害者支援探る 静岡市葵区でシンポ
静岡市葵区の社会福祉法人明光会(寺田千尋理事長)はこのほど、デジタル化やキャッシュレス時代における軽度知的障害者の支援を目的としたシンポジウムを同区の県障害者働く幸せ創出センターで開いた。福祉関係者ら約30人が参加し、共生社会の実現に向けた支援策を探った。 講演した静岡銀行DX戦略推進グループの原田健希課長は、香川県の知的障害児がアプリを活用して通学した実証実験を紹介し「視覚的な表現は理解を深めやすい。誰一人取り残さないデジタル社会を作るため、官民の連携とユニバーサルデザインの追求が重要」と強調した。 明光会の調査によると、市内で在職中の知的障害者のスマホ所持率は約9割に及ぶが、バーコー
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地方経済活性化へ討論 IT情報や活用法紹介も 焼津
ITの最新情報や活用法を紹介する「IT経営フォーラム2022」(焼津商工会議所、しずおか焼津信用金庫主催)が29日、焼津市三ケ名の焼津文化会館で開かれた。市が進めているデジタルトランスフォーメーション(DX)の事例を踏まえ、地方経済活性化をテーマにパネル討論を行った。 パネリストは市経済部の大本裕一部長、市の瀬戸伸亮CDO(最高デジタル責任者)、船井総研デジタルの斉藤芳宣執行役員。瀬戸氏は市のスマートシティ推進事業について紹介。大本氏は市のLINE(ライン)公式アカウントに触れ、「ほしい情報がほしいタイミングで届けることができる」と効果を強調した。 伊豆市の中村祥子CIO(最高情報責任者
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「小さな親切」尽力 学校や個人表彰 静岡市清水区
「小さな親切」運動県本部はこのほど、静岡市清水区草薙北の静岡銀行本部研修センターで第18回フォーラムを開いた。 あいさつ運動に取り組む11小中学校に感謝状が贈られたほか、第10回作文コンクールの入賞者18人が表彰された。今回のコンクールには県内各地の小中学校134校から2818作品の応募があった。その中から50作品が入選作品に選ばれ、さらにその中から18作品が入賞作品となった。 出席者は記念撮影などを行った。
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浜松いわた信金決算 9月中間決算、増収増益
浜松いわた信用金庫が28日発表した2022年9月中間決算の当期純利益は前年同期比23・5%増の25億8700万円で、2年ぶりの増益となった。コロナ禍からの業況改善と、注力する伴走型支援を背景に、貸倒引当金を含む与信費用の減少などが寄与した。本業の収益力を示すコア業務純益は17・0%増の27億6100万円だった。 売上高に当たる経常収益は1・9%増の162億7600万円。利回り低下で資金運用収益は減少したが、前年は計上がなかった貸倒引当金の戻し入れ益や株式等売却益などが押し上げた。ビジネスマッチングや相続支援などの手数料収入は堅調に推移した。経常利益は33・3%増の36億2千万円。評価額が下
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三島信金野球部 少年チームを指導 伊豆
三島信用金庫野球部はこのほど、伊豆市の白岩グラウンドで同市の少年野球チーム「伊豆ドリームツインズ」のメンバーを対象にした野球教室を行った。 高校や大学まで部活動で野球に打ち込んだ部員約20人が参加し、子どもたちとキャッチボールやノックをして捕球や送球のこつを指導した。バッティングでは見本として部員が軽々と柵越えする鋭い打球を放つと、子どもたちから歓声が上がった。 同部が野球教室で指導するのは三島市立北中に続き2回目。高橋現監督は「どの部員も地域貢献したいという気持ちが強い。野球の面白さを知ってもらえれば」と期待した。
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交通安全啓発に ティッシュ寄贈 ダイレクトワン
スルガ銀行グループのダイレクトワン(沼津市、安斎善毅社長)はこのほど、交通安全を啓発するポケットティッシュ10万個を静岡県交通安全協会に寄贈した。 静岡市葵区で行われた贈呈式で、安斎社長が同協会の夏目敏孝専務理事に贈呈品の一部と目録を手渡した。安斎社長は「歩行者保護のため、役立ててほしい」と強調し、夏目専務理事は「交通事故が増える年末年始の啓発活動に有効活用したい」と話した。 ポケットティッシュには、自発光式反射材の着用を推進する県警の「ピカッと作戦」の情報や、小学生交通事故防止ポスターの優秀作品を載せている。同協会は、交通安全教室や街頭活動などの際に配布し、交通安全意識の高揚を目指す。
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強盗への対処 沼津の銀行で訓練 通報までの流れ確認
沼津署はこのほど、強盗対処訓練を沼津市の三島信用金庫沼津北支店で行った。行員が通報までの一連の流れを確認した=写真=。 同支店では対策として、出入り口に3色のテープを貼っている。それぞれが、地上から160センチ、170センチ、180センチの位置にあり、犯人の身長を記憶するためだという。訓練では署員が犯人役を務めて窓口の行員から現金を奪って逃走。行員はテープを活用して犯人役の身長を記憶しつつ、訓練後、体格や逃走方向を行員間で共有した。河口広一支店長は「訓練を基に防犯対策の見直しを図る。年末に向けて来店者への声かけも強化したい」と話した。
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「SDGs保証」好調 予定の2倍超見込み 地銀・信金も支援本腰
持続可能な開発目標(SDGs)推進に向け、静岡県信用保証協会が4月に創設した「SDGs支援保証制度」が好調に推移している。この7カ月余で取扱金融機関は県内全ての地銀と信用金庫に拡大し、初年度の保証承諾額は当初想定の2倍を上回る1200億円超を見込む。各金融機関も中小企業の脱炭素化や職場改善などの支援に本腰を入れ、資金需要を掘り起こそうと力を注ぐ。 制度はSDGs関連の取り組みに必要な設備・運転資金を金融機関から借り入れる際、保証料を0・1~0・2%引き、保証期間延長も行う。静岡銀行を皮切りに、11月1日までに県内4地銀と9信金と業務提携を済ませた。 同協会によると、10月末時点の保証承諾
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利子補給新商品へ 沼津信金、御殿場市と意見交換
沼津信用金庫は21日、利子補給制度の対象となる新たな融資商品づくりに向け、産官学とのタウンミーティングを御殿場市御殿場のぬましんCOMPASS(コンパス)御殿場で開いた。 同市の特性を踏まえた特徴的な商品を本年度内につくり、持続可能な開発目標(SDGs)の考えに基づく地方創生の取り組みを顕彰する「地方創生SDGs金融表彰」受賞を目指す。事業者に利子補給以外のインセンティブを用意する計画だ。同金庫と市、市商工会の担当者、同金庫アドバイザーで静岡大客員教授の飯倉清太さんが意見を交わした。飯倉さんは同市が交通の要衝で水素ステーションが立地することから、車を中心に構想を膨らませてはどうかと提案した
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強盗への対処 行員が確認 静岡銀行沼津支店で訓練
沼津署は17日、強盗対処訓練を沼津市の静岡銀行沼津支店で行った。署員が扮(ふん)した強盗犯役が銀行に押し入り、行員を刃物で脅して現金を奪い逃走するとの想定。通報までの一連の流れを確認した。 訓練後、犯人の見た目の特徴を行員間で共有した。生活安全課の滝沢篤警部補は「逃走後に服装を変えることもあるので、体格や身長を覚えることも重要。逃走方向を伝えてもらうのも犯人確保に有効な情報」とアドバイスした。 鈴木淳史支店長(55)は「訓練は年に数回しかないので、若い行員にも緊張感を持って体感してもらえて良かった」と話した。
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東部中小95%コスト上昇 三島信金調査、価格転嫁進まず
三島信用金庫は18日までに、県東部の中小企業を対象にした「原油・原材料高騰と円安に関する緊急調査」の結果をまとめた。95%の企業でコストが上昇する一方、価格転嫁で吸収しきれていない実態が浮かび上がった。 具体的な影響(複数回答)では「仕入れ価格増加」が86%、「燃料費増加」は61%に上った。「物流コスト増加」と「売り上げ減少」は28%ずつ。27%は「資金繰り悪化」を指摘し、「設備投資見送り」も12%あった。 コスト上昇分の9割以上を価格転嫁した企業はわずか10%。取引先との交渉力が弱かったり、競合が激しかったりする中小企業は多く、利益を圧迫されている。特に運輸業や飲食・宿泊業で価格転嫁が
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金融 中小の負担増、支援策急ぐ【円安 難局 検証・中間決算㊦】
「有価証券の利息配当のプラスと、含み損のマイナスのバランスをどう考えるか」。2022年9月中間連結決算の発表会見で、柴田久しずおかフィナンシャルグループ社長は、含み損が増えている外国債への対応方針を問われ、長期戦略の重要性を強調した。 静岡銀行以外のスルガ、清水、静岡中央の県内3行が、本業の収益力を示すコア業務純益を前年同期比減とした中間決算。米国など主要国での急速な金利上昇は、企業には円安と原材料高騰、金融機関には保有外国債の下落に直結し、国内の経済基盤を大きく揺さぶる。新型コロナウイルス禍の収束も見通せず、国際情勢も不透明な状況の中、各行は地域企業と自行の持続的な成長策を模索する。
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警察OBらがATM見回り 静岡市清水区で詐欺警戒呼びかけ
静岡市清水区に住む警察OBらでつくる清水警友会(青木清会長)は16日、同区永楽町の清水銀行高橋支店で特殊詐欺への警戒活動を実施した。 会員4人が黄色い帽子とチョッキを身につけ活動に参加した。行員に特殊詐欺被害について警戒を呼びかけ、ATMの利用者を見守って詐欺被害者がいないかチェックした。 清水警友会は特殊詐欺被害を防ぐために清水署から要請を受け、9月から警戒活動を続けている。主に金融機関の営業時間外に活動し、10月は会員12人が17日間で延べ172カ所を回った。青木会長は「清水署管内では数年前から詐欺被害が多発している。警友会の見回りに対する市民からの認知度を上げ、長く続く定着した活動
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静岡農高、沼津中央高に最優秀 食と旅テーマ、地域活性化へ中高生提案 静岡銀行「魅力探究プログラム」
静岡銀行はこのほど、県内の中高生を対象にした地域人材育成事業「静岡魅力探究プログラム」の最終審査会を静岡市葵区で開いた。静岡の食と旅をテーマにした地域活性化プランの中から、静岡農高(同区)と沼津中央高(沼津市)が最優秀賞を受賞した。 静岡農高は廃棄ミカンを使ったハンバーグ用のソースを開発した。県内のレストランチェーン「さわやか」の協力を得た。同高2年の大多和奈秀さん(17)は「地元のミカンとハンバーグの両方を生かすソースになるよう、チームで工夫した。商品開発を学ぶ貴重な機会になった」と話した。 沼津中央高は「#通学路旅」と題し、学生の通学路を旅の視点で捉え直す事業を提案した。 同プログ
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強盗だ! 迅速、適切な対処確認 三島信用金庫伊東営業部で訓練
伊東署は15日、伊東市東松原町の三島信用金庫伊東営業部で強盗対処訓練を行った。同営業部の職員が、営業中の店舗に押し入る犯人への適切な対応方法を確認し、防犯意識を高めた。 強盗犯役の警察官2人が模擬の拳銃や刃物で脅しながら、現金を要求した。店内に居合わせた客を人質に取る想定で、早急にかばんに金を詰めるよう大声を出して催促した。職員は強盗犯の押し入りに応じて、迅速に通報した。 同署の担当者が防犯指導を行い、逃走した強盗犯役の身長や年齢、服装などの特徴を確かめた。注意を払うべき点として、犯人が中に着ている服や靴▽逃走手段▽店内で触った場所―などを挙げた。
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移動情報など提供、温室効果ガス削減へ 19日「情報銀行」体験会
中部電力、静岡ガス、静岡銀行は19日、公共交通機関の利用者の移動情報を預かり、地元企業や大学など研究機関に提供する「情報銀行」の体験会を開く。集まった情報は、温室効果ガス削減や渋滞緩和などの効果を分析するために活用する。 3社が開発した専用アプリに年齢や性別を登録し、電車やバスを乗り降りした情報を記録する。参加者は移動先周辺のイベント情報を受け取ることができる。入力するごとにポイントがたまり、3ポイントでデジタルギフト券が当たる抽選にも参加可能。 体験会は同日開催される環境イベント「クールチョイス2022inしずおか」(静岡鉄道など主催)に合わせて実施する。同イベントのホームページやチラ
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SDGs取り組み報告 浜松いわた信金と東京海上日動
浜松いわた信用金庫と東京海上日動火災保険は15日、SDGs(持続可能な開発目標)普及と女性活躍推進に向けた取り組み発表会を浜松市中区で開いた。両社が2021年に結んだ連携協定に基づく「SDGs登録制度」の参加企業7社の女性社員が登壇。女性の働き方や教育推進、省エネなど各事業所のSDGsの取り組みや成果を報告した。 浜松倉庫(同区)は、女性リフトオペレーターの継続採用や動きやすい制服導入などを通じ、男女、職種の垣根の撤廃に向けた試みを紹介。物流効率化や省力化につながるDX(デジタルトランスフォーメーション)にも注力していると報告した。 10~80代が働く農機部品製造のコーケン工業(磐田市)
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着物姿でお出迎え 島田掛川信金でイベント 島田
全日本きもの振興会などが定める「着物の日」の15日、島田市の一般社団法人「しまだきものさんぽ」が同市の島田掛川信用金庫七丁目支店の協力で、職員が着物姿で接客するイベントを同支店で開いた。 着物での街歩きイベントなどに取り組む同法人が、和装を身近に感じてもらおうと企画した。昼休み中にメンバーが手早く着付けを行い、職員8人が着物や羽織姿で顧客を出迎えた。赤堀秀治支店長を含む男性職員はワイシャツの上に着物を着用した。 来店者は普段と違った華やかな支店の雰囲気に驚いた様子で、赤堀支店長は「慣れない部分もあるがとても新鮮。気持ちも引き締まる」と話した。職員の西村和歌子さんは「着物を着たのは成人式以
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継続会員に功労賞 オイスカ県支部 静岡で幹事会
国際的な環境保全活動などに取り組む公益財団法人オイスカ静岡県支部は14日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館で幹事会を開き、長期の継続会員に功労賞を授与した。 表彰を受けたのは東海浜松会計事務所(浜松市中区)の内山隆司会長と静岡銀行、静岡ガスの2企業で、それぞれ50年、40年、30年の継続会員。同法人本部(東京都)の永石安昭事務局長が「長年の貢献に感謝する」と述べ、賞状を内山会長と両企業の代表者に手渡した。
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元頭取野々村さん 3年ぶり仏画展 静岡・清水銀ギャラリー
元清水銀行頭取の野々村勅夫さん(86)=静岡市清水区村松=の仏画展が14日、同区富士見町の同行本店ギャラリーで始まった。友人の作品を含め計15点が並び、訪れた人たちの目を楽しませている。入場無料。 展示されているのは赤・青・黄の名前が付いた「不動明王」や「富士参詣曼荼羅(まんだら)図」、「薬師三尊像」など。中学生時代から油絵などに取り組んでいた野々村さんは2006年に亡くなった妻の供養にと仏画を描いている。 同ギャラリーは清水周辺で芸術に取り組む人たちが無料で作品展示できる貴重なスペースだが新型コロナウイルス感染拡大で3年ぶりの展示となった。野々村さんは「仏画は普段寺に行かないと見られな
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太陽光発電導入で電気代削減に効果 富士信金が講座
富士信用金庫はこのほど、「再生可能エネルギー活用セミナー」を富士市の同信金本部で開き、市内の企業20社が太陽光発電導入による電気代削減効果などについて理解を深めた。 講師の上柳正仁東名電気代表は、一般的な事業所でことし10月の電気代が前年同月比で1・2倍を超えていると指摘。燃料調整費や再エネ発電賦課金が上昇し、年末にかけてさらに負担が重くなると予測した。 対策として、自家消費型の太陽光発電の導入を勧め、初期投資なく設置できるPPA(電力購入契約)モデルを提案した。
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金融機関の2人 詐欺被害未然防止 富士署が感謝状
富士署はこのほど、特殊詐欺被害を防いだとして、富士信用金庫富士見台支店の渉外係山田裕輔さん(25)と静岡銀行吉原北支店の窓口係古川洋子さん(60)に署長感謝状を贈った。 山田さんは10月19日、担当する高齢女性から「定期預金200万円を解約したい」などと話され女性宅に呼び出された。ただ、書類を書く女性の手が震えていることに違和感を抱いて理由を訪ねると曖昧だったため、手続きを中断して支店から警察に相談した。 同署によると、金融機関職員が窓口以外の場所で顧客を詐欺被害から守った例は珍しいという。山田さんは「お客の立場に寄り添って仕事する意識を持っていて良かった」と話した。 古川さんは同28
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マネープラン大切に 御殿場西高 行員講師に金融授業
御殿場市の御殿場西高はこのほど、銀行員を講師に迎えた金融授業を行った。2年生2クラスの生徒が金融知識を深め、お金に関する計画「マネープラン」の大切さを理解した。 お金の相談を受けるプロ「AFP」資格を持つスルガ銀行員が講師を務めた。結婚や住宅購入などのライフイベントで必要な費用の目安を示し、「お金は夢をかなえる手段。良い使い方をすれば幸せになる」と呼びかけた。クレジットカードやローンの仕組みも解説した。 生徒は給与の手取りが23万円の場合の使い道を考え、家計管理の一端に触れた。稲田京夏さんは「ローンや金利などの言葉の意味を理解できた。生きていく上でお金は大切だと改めて認識した」と話した。
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盲導犬協会に15万円寄付 ふじしん経済研究会
富士信用金庫の役職員や取引先企業などでつくる「ふじしん経済研究会」(半沢敏夫会長)はこのほど、日本盲導犬協会に会員らの善意15万円を贈った。 研究会が10月に開いたビジネスマッチングゴルフ大会で参加者179人から寄せられた約10万円と会費。同協会が運営する日本盲導犬総合センター「富士ハーネス」の佐野智浩会長に浄財を手渡した半沢会長は「協会の活動を多くの人に知ってほしい。これからもサポートを続けたい」と話した。 同会からの寄付は2回目で計27万円。盲導犬の育成などに充てられる。
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静岡中央銀行は減収増益 2022年9月中間連結決算
静岡中央銀行が11日発表した2022年9月中間連結決算は、貸出金利息が4年連続で増加するなど本業が堅調で、2年連続の増益となった。一方、有価証券利息配当金の減少が影響し、2年ぶりの減収となった。 経常収益は前年同期比5・3%減の66億5800万円、経常利益18・5%増の18億8800万円、純利益19・9%増の13億3700万円。与信費用や有価証券関係費用の減少が増益につながった。 単体の業務粗利益は、資金利益の減少などで5・1%減の48億900万円、本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は4・5%増の13億8600万円。 期中平均の貸出金残高は1・7%増の5791億1
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清水銀行9月中間減益 貸出金利息は伸長
清水銀行が11日発表した2022年9月中間連結決算は、経常収益が前年同期比0・3%減の142億9300万円だった。経常利益は37・4%減の20億5700万円、純利益は39・5%減の14億8200万円と3期ぶりに減収減益となった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は20・9%減の17億9400万円。貸出金利息や法人・個人向けの役務手数料は増加したものの、米国の金利上昇に伴い保有していた米国債を売却するなどし、損失が発生した。不良債権残高は12・4%減の148億4千万円で、総貸出金に占める割合は0・20ポイント低下し1・16%となった。 預金残高(期中平均)は1・8%増の1兆5297億円
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スルガ銀行2年ぶり減収減益 9月中間 通期予想を上方修正
スルガ銀行が11日発表した2022年9月期中間連結決算は、資金運用収益の減少や実質与信費用の増加で2年ぶりの減収減益となった。経常収益は前年同期比2・6%減の526億9500万円、経常利益が14・3%減の182億7千万円、純利益7・9%減の163億9100万円だった。 単体のコア業務純益は、貸出金利息の減少などで1・4%減の127億8400万円。貸出金残高(期中平均)はシェアハウスローン債権の一括譲渡などで7・2%減り、2兆1129億円になった。預金残高(同)は1・8%増の3兆3466億円。連結自己資本比率は13・93%で、3月末と比べて1・25ポイント上昇した。 シェアハウス関連融資の
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マラソン神野のスポンサーに 浜松いわた信金 パリ五輪へ後押し
浜松市を拠点に活動するプロランナーの神野大地(29)が10日、浜松いわた信用金庫(中区)とスポンサー契約を締結し、同市内で調印書に署名した。練習時に着用するウエアなどに同信金のロゴを掲出する。 マラソンで2024年パリ五輪出場を目指す神野を、静岡県内組織が支援する。同信金の御室健一郎会長は「浜松から世界を目指す高い志に共感した。地域が元気になるためにも応援したい」と期待を寄せた。 約2年前に浜松へ移住し、佐鳴湖周辺などで走り込む神野は「地域の皆さんに声を掛けていただくなど温かさを感じている。喜んでもらえることをやっていきたい」と浜松地域への恩返しを誓った。 8月のケニア合宿で右足を負傷
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自転車こいで発電に挑戦 伊豆の国・長岡北小 温暖化対策学ぶ
静岡県地球温暖化防止活動推進センターは10日、環境学習プログラム「アース・キッズチャレンジ」を伊豆の国市立長岡北小で開いた。5年生23人が温暖化防止に向けて自身ができる対策を学んだ。 児童はセンターのスタッフから温暖化の仕組みを学び、ごみの分別や自転車を使った発電などを体験して資源や電気の大切さを体感した。日常生活のイラストを使って家庭でできる取り組みを考えた。児童は今回の体験を基に自宅でエコ生活を実践し、体験前との変化を確かめる。 三島信用金庫からの寄付金を活用し、伊豆の国市内では初めて開催した。センターは本年度、県内26市町の98校で約5700人を対象にプログラムを実施している。担当
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清水港生かし貿易促進 静岡でセミナー 山梨の事業者参加
日本政策金融公庫静岡、甲府両支店は9日、清水港を活用した海外展開セミナーを静岡市葵区で開いた。静岡県と山梨県の企業関係者約120人が、中部横断自動車道を生かした貿易促進策を検討した。 天野回漕店(同市清水区)の担当者は、清水港での輸出入を新たに始めた国内取引先企業の実例を紹介。定期航路が充実していることや関東・関西地域両方へのアクセスが良いなど、複数の企業が清水港を選んだ理由を説明した。今後の同港の利用促進に向け、「燃料費の高騰を考慮し、陸路の輸送効率化策の提案も重要」と指摘した。 静岡県港湾局の担当者は山梨県の事業者に対し、東京や横浜と比べた清水港までの距離の近さをアピールした。 同
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静岡銀行 3年連続最終増益 9月中間 役務取引が伸長
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は8日、10月のFG移行前の静岡銀行の2022年9月中間連結決算を発表した。役務取引等利益や株式等売却益の増加などで経常利益は前年同期比16・5%増の389億1500万円と中間としては2年ぶりの増益。純利益は2・4%増の282億800万円と3年連続の増益だった。 経常収益は19・8%増の1393億6200万円で2年ぶりの増収となった。 単体の業務粗利益は1・3%増の737億900万円。本業の収益力を示すコア業務純益は37・6%増の370億1700万円。米金利上昇に伴う外国債の売却損を計上したが、ストラクチャードファイナンス(仕組み金融)やデリバティブ
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スルガ銀行が上方修正 実質与信費用減少 9月中間予想
スルガ銀行は7日、2022年9月中間の連結業績予想を上方修正した。経常利益は8月の前回予想比51・6%増の182億円、純利益が48・1%増の163億円、経常収益15・6%増の526億円に引き上げた。 アパートやマンションなど投資用不動産の購入者によるローン返済が当初の見積もりより進み、貸出金が回収できなくなる場合に備えて計上する実質与信費用が減った。投資用不動産の融資をめぐっては、一部債務者が弁済を求めて民事調停を申し立てている。
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しずおか焼津信用金庫人事(12月5日)
業務統括部調査役(中央支店長)堀田英則
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富士信金、クラウドファンディング会社と提携 資金調達支援を強化
富士信用金庫はこのほど、株式投資型クラウドファンディング(CF)を運営する「ファンディーノ」(東京都)と事業提携したと発表した。企業の資金調達支援強化を図る。 同信金は既存取引の有無を問わず、第二創業やスタートアップ企業などの相談を受けた際、財務状況や事業内容に合わせてファンディーノの活用を提案する。 ファンディーノは、ネット上で個人投資家を中心に非上場企業の株式購入を募り、10万~50万円程度の少額投資を集めるプラットフォーム。9月からは法人投資家や特定投資家も取引に加わっている。同社によると、約11万3千ユーザーが登録していて、累計成約は291件(約90億6千万円)に上る。
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星陵高に特別奨励賞 静岡中央銀行「富士山フォトコンテスト」
静岡中央銀行は2日、同行が主催する「富士山フォトコンテスト」(静岡新聞社・静岡放送協力)で、「特別奨励賞」に輝いた富士宮市星山の星陵高写真部への表彰を同校で行った。 同校写真部の部員26人が計34作品を同コンテストに応募した。授与式では同行営業企画部の沢田武嗣部長が写真部の大原隆聖部長(2年)と小笠原竜太副部長(同)に表彰状と記念品を手渡した。 会場では星陵中・高写真部の生徒に向けた写真の撮り方講座も行った。静岡新聞社東部総局編集部のカメラマンが写真撮影が面白くなるこつを紹介した。
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会頭に浅見氏選出 富士商工会議所
富士商工会議所は1日、臨時議員総会を開き、新たな会頭に浅見祐司氏(67)=富士信用金庫理事長=を選出した。浅見氏は「地域社会への貢献を理念にする金庫生活45年の自負がある。個々の要望に耳を傾け、伴走型の支援に努めたい」と抱負を述べた。 副会頭には和久田恵子氏(64)=ダイワ・エム・ティ社長=と海野幸男氏(49)=イーシーセンター社長=が新たに就任し、増田正之氏(79)=富士ホンダ会長=と野崎貴司氏(59)=旭化成富士支社長=は再任された。専務理事は古郡英治氏(68)が留任する。いずれも任期は同日から3年間。
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認知症備え資産管理 浜松いわた信金、新サービス3種
浜松いわた信用金庫は11月1日、将来の認知症発症に備えるサービス3種類の取り扱いを始める。認知症で判断能力がなくなると、預貯金などが凍結される可能性がある。代理人指定や家族信託など事前の対策を提案し、預金払い戻しや不動産管理といった支援ニーズに応える。いずれも県内信金で初めて。 3種の新サービスのうち、「将来のための代理人サポート」は、配偶者や子など推定相続人1人を代理人に指定し、代理人が本人に代わって発症後の預金の払い戻しなどができる。手数料は無料。代理人の取引は医師の診断書が必要になる。 家族に財産の管理や処分を託す「家族信託サポート」は、相談から財産管理スキーム提案、専用口座の開設
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人事=清水銀行(11月7日)
東京事務所長を兼務 東京支店長油井久▽市場営業部上席統括役(東京事務所長)畔柳直之
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SDGs対応 地域戦略探る 中部未来懇話会がシンポ
静岡県中部地区の発展に向けた将来構想を提言する中部未来懇話会(会長・中西勝則静岡銀行会長)は31日、秋季シンポジウム(静岡新聞社・静岡放送共催)を静岡市葵区で開いた。国連の持続可能な開発目標(SDGs)への中小企業の対応策についてパネル討論を行い、環境保全と経済成長の両立に向けた地域戦略を探った。 SDGsを推進している3社のトップが、木材伐採を減らすための商品開発や外国人従業員の雇用環境改善策など、独自の取り組みを報告した。 急速な円安に伴う原材料高が中小企業の経営を圧迫する中、SDGsを企業価値向上や競争力強化に生かす提案も出された。県内企業の経営者らが聴講し、経営改善のヒントとした
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福島の医薬工場に32億円協調融資 静岡銀行
静岡銀行は31日、医薬品委託製造業ARCALIS(アルカリス、千葉県)に対し、東邦銀行と協調融資を実行したと発表した。静岡銀が主幹事で組成金額は32億9800万円。 メッセンジャーRNA(mRNA)を使った原薬製造の工場建設資金に使われる。新型コロナウイルスワクチンの国内生産増強につなげる。工場は福島県南相馬市に建設予定で、東日本大震災被災地域の復興を後押しする。 社会的な課題解決を目指すプロジェクトを対象とする「ソーシャルローン」契約を同社と締結した。静岡銀の同ローンでの融資実行は2例目。
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スルガ銀行員 5700万円着服 複数の口座から
スルガ銀行は28日、小田原支店(神奈川県)に勤務する行員が顧客の預金口座から約5700万円を不正に引き出し、着服していたと発表した。 行員は昨夏から、同じ世帯の複数の口座から出金を繰り返していたという。この顧客が「身に覚えのない出金がある」と同行に相談し、今月21日に発覚した。行員は「遊興費などに使った」と着服を認めているという。 同行は被害全額を弁償するとともに、神奈川県警に被害を申告する。行員は懲戒処分にする方針だが「調査中のため、現時点で行員の性別や年齢は公表できない」としている。
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脱炭素ファンドに1億円出資 静岡銀行
静岡銀行は28日、同日設立された官民ファンドの脱炭素化支援機構(東京)に1億円を出資したと発表した。 同機構の事業を通じ、持続可能な社会の実現に寄与する。同行を含む民間株主82社が計102億円を出資したという。 同機構は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする政府目標の達成に向け、財政投融資も活用し、再生可能エネルギー導入などの脱炭素プロジェクトを資金面で支援する方針。
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大久保会頭を再任 島田商議所
島田商工会議所は28日、島田市内で臨時議員総会を開き、大久保節夫会頭(72)=テクノサイト会長=の再任を含む役員人事を決めた。任期は11月1日から3年間。 2期目となる大久保会頭は「新型コロナや物価高騰の影響で中小企業が厳しい経営状況に置かれる中、既存の流れを変える改革・改善が必要になる。今後も会員の皆さんの期待に応え、地域活性化の一翼を担っていく」と述べた。 副会頭は島田掛川信用金庫会長の市川公氏(71)、ベルスター・スズキ会長の鈴木国近氏(72)に加え、新たにサカイ産業社長の酒井昌浩氏(61)を選任した。
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沼津信金「終活」セミナー 相続スムーズに
沼津信用金庫は26日、遺族に迷惑をかけない相続を考えてもらう「終活セミナー」を沼津市の沼津トラストビルで開いた。 県東部の65歳以上の男女約20人が参加した。同信金職員が「もめない相続」「遺言を書いてみよう」をテーマに講演した。相続争いは一般家庭で多く起きていると伝え、分割内容が決まらない、相続人同士が仲が悪いなど原因を説明した。 死亡した人の配偶者や親族の関係から誰が相続人になるかを考えるクイズも実施。子どもがいない夫婦や相続人ではない人に財産を残したい人は遺言書の作成を勧め、参加者は専門的なアドバイスにうなずきながら理解を深めた。 同信金の海田新也相談センター長は「遺言があれば相続
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複業人材、三島へ呼び込め 地元企業とマッチング/経営者お試し移住 長泉の会社、首都圏に本格攻勢
長泉町の合同会社うさぎ企画(森田創代表)が静岡県東部の企業や金融機関と連携し、東京通勤圏内の三島市で首都圏からの複業・移住促進の取り組みを本格化させている。複業を検討する都心の事業者と地元中小企業をつなぐほか、まずは短期滞在してもらう「お試し移住」も県の受託事業として開始した。いずれの活動も経営支援や地域活性化を目指す。 同社は経営課題の解決を目指す経済産業省関東経済産業局の事業「地域の人事部」に参画した三島信用金庫のアドバイザーとして関わる。地域の人事部では複業人材(副業・兼業)のほか、若者やシニア、女性、外国人ら多様な人材を地元企業につなぎ、伴走支援する。 事業を実施する全国6地域
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静岡中央銀行 通帳アプリ「かんたん通帳」取り扱い開始
静岡中央銀行はこのほど、通帳アプリ「かんたん通帳」の取り扱いを始めた。口座開設者がアプリをダウンロードして登録すると、残高や取引明細をスマートフォンなどで確認できる。 対象口座は個人と個人事業主の普通預金、貯蓄預金、カードローン、定期預金。登録者を対象に12月31日まで、抽選で200人にアマゾンギフト券500円分が当たるキャンペーンを実施している。
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富士商議所 会頭に浅見氏(富士信用金庫理事長)
富士商工会議所は27日までに、任期満了に伴い10月末で退任する牧田一郎会頭(77)=田子の月会長=の後任に、副会頭の浅見祐司氏(67)=富士信用金庫理事長=を選任する方針を固めた。関係者への取材で分かった。11月1日の臨時議員総会で正式決定する。 浅見氏は富士市出身。営業支店長を長く務め、本店長、常勤理事、常務理事などを経て2018年から理事長。同商議所では21年6月から現職。 副会頭には増田正之氏(79)=富士ホンダ会長=、野崎貴司氏(59)=旭化成富士支社長=を再任し、新たに和久田恵子氏(64)=ダイワ・エム・ティ社長=と海野幸男氏(49)=イーシーセンター社長=が就任する見込み。
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島田掛川信金と2社 脱炭素推進で協定 掛川
島田掛川信用金庫は27日、三井住友海上火災保険(東京)と三井物産子会社のe―dash(同)の2社と脱炭素推進に関する協定を締結した。両社のノウハウを活用して取引先企業の脱炭素経営をサポートする。 普及啓発と取り組み支援のほか、脱炭素推進に関連する情報を企業に提供する。効果的な推進に向けて、定期的に協議の場を設けることも協定書に盛り込んだ。取引先を対象にしたセミナーなども手がける計画。三井住友海上火災保険との調印式では、伊藤勝英理事長が同社の谷口健一静岡支店長と協定を交わした。伊藤理事長は「脱炭素は持続可能な開発目標(SDGs)達成に欠かせない重要なテーマ。支援態勢を強化できる」と話した。
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静岡銀行 山梨中銀、名古屋銀と変額保険を共同開発
静岡銀行は26日、包括業務提携を結ぶ山梨中央銀行、名古屋銀行と変額保険「つみたて果実」を共同開発し、11月1日から取り扱いを始めると発表した。3行共同での金融商品の開発は初めて。 高齢化が進む中、長期視点で顧客の生活設計、資産形成を支援する。保険料は毎月1万円を下限とし、家計の状況に応じて一時的に増額したり、中断したりできるようにした。契約時に投資対象のファンドを選択でき、一時中断期間も運用は継続する。死亡時に払込保険料を最低保証する特約を付与した。 3行は少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金の補完としての活用に期待する。 T&Dフィナンシャル生命保険(東京都)が引受会社
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地域企業のDXは 三島信金、若手経営者らセミナー
三島信用金庫と取引のある若手経営者らによる「さんしんチャレンジクラブ」の実業セミナーがこのほど、三島市内のホテルで開かれた。オンラインを含めて45人が受講し、地域企業に求められるデジタルトランスフォーメーション(DX)について考えた。 講師を務めたマーケティング業「集客デザイン研究所」の増田隼人所長は、小中学校でタブレット端末を使った学習をしてきた若者が社会に出てくる時代も近く、「アナログ世代がデジタル化しないと若者が不要と感じてしまう」と述べた。デジタルやアプリの文化も数年で変化する可能性もあるとし、「DXを自分事に考え、デジタル思考を身に付けてほしい」と呼びかけた。 4人ずつに分かれ
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電子納税推進へ研究会 金融機関と自治体が初会合 手続き簡略化へ
銀行窓口などでの支払いが依然多い税金の電子納付を推進しようと、県内の金融機関と自治体が参加する研究組織が発足し、26日にオンラインで初会合を開いた。静岡銀行と県は年内にも、一部県税の口座振替を銀行届け出印なしで申請できるよう手続きを簡略化する。今後、納付時のペーパーレス化を全県で進め、金融機関、自治体の負担になっている書類処理作業の削減を目指す。 県税公金等電子納付推進研究会には、自治体は県と県内34市町、金融機関は事務局の静岡銀を含めた県内4地銀と9信金、一部都市銀行などが参加。手続き簡易化による口座振替での納付率向上、スマートフォンアプリの活用推進など今後の基本方針を確認した。 静岡
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静清信金がスマホ指南 高齢者の情報格差是正 中部3市で講習会
スマートフォンの取り扱いに不慣れな高齢者のため、静清信用金庫が支援活動に乗り出した。総務省「利用者向けデジタル活用支援推進事業」の執行団体に金融機関では全国で初めて選ばれ、本年度は静岡、焼津、藤枝の3市の19店舗で計38回の講習会を開く。地域住民に身近な金融機関の強みを生かし、若者との間で広がる情報格差の是正を目指す。 同省の講師研修を修了した職員8人がインターネットの利用方法やマイナンバーカードの申請、地図アプリの活用といった講習会を展開する。サテライト支店を除く全店に職員1人ずつ「デジタル応援団」も選任した。 同金庫石津支店(焼津市)で6日に開催した講習会には、70代の地域住民6人が
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交流人口増へ討議 静岡銀、山梨中銀と創生会議
静岡銀行は25日、包括業務提携を結ぶ山梨中央銀行と合同で地方創生全体会議をオンラインで開いた。静岡、山梨両県の連携促進などをテーマに3氏が講演し、両行や両県自治体、経済団体の関係者ら約600人が交流人口増加策を学んだ。 山梨県南アルプス市の金丸一元市長は両県の地域経済交流事業「バイ・ふじのくに」の一環で、特産の果物を静岡市で販売したり、沼津市と相互に交流を図ったりするなど、中部横断自動車道を生かした取り組みを報告した。「静岡県はもちろん、中京圏まで経済交流圏になった。コロナ収束後も見据えた地域経済活性策として、県を越えた自治体連携は一層重要になる」と強調した。 沼津市の頼重秀一市長は「地
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円安の影響焦点 27日から9月中間決算発表 静岡県内上場企業
静岡県内に本社や主要拠点を置く3月期上場企業の2022年9月中間決算の発表が27日、始まる。急激な円安進行で輸入材の仕入れコストはかさみ、各社の業績に与える影響が焦点となる。23年3月期通期業績や想定為替レートの修正の有無も注目される。 22年4~6月期決算は金融機関と国際会計基準(IFRS)採用企業を除く33社のうち、11社が増収増益、11社が増収減益だった。増収増益は22年3月期と比べ減少し、増収減益のうち製造業が7社を占めるなど、円安と原材料・エネルギー高が多くの企業の業績を下押しした。 海外展開する複数の輸出型企業が4~6月期末、対ドルの通期想定為替レートを125円前後と期初から
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行員が銀行強盗対処訓練 松崎町
下田署は24日、松崎町松崎の静岡中央銀行松崎支店で強盗への対処訓練を行った。男1人が銃を手に大声で金銭を要求して逃走する場面を想定し、行員3人は通報などの手順を確認した。 黒いジャンパーを着ていた、水色の袋に現金を入れて逃げたなど犯人役の署員の見た目や行動を確認。藤井幸子支店長(48)は「迫力に圧倒された。役割分担などを踏み込んで考える必要がある」と振り返った。 訓練後、特殊詐欺被害防止への協力も呼びかけた。青柳嘉泰松崎分庁舎担当次長は「来客への声かけなど行員間の連携が重要になる」と話した。
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清水港貿易促進へ 海外展開セミナー 11月9日、日本公庫
日本政策金融公庫静岡、甲府両支店は11月9日午後2時~3時半、清水港の貿易促進に向けた海外展開セミナーを静岡市葵区のレイアップ御幸町ビルで開く。 静岡銀行と山梨中央銀行が共催し、静岡、山梨両県の企業の販路拡大を支援する。天野回漕店の担当者による輸出事例紹介などの後に、個別相談にも対応する。 参加無料。定員50人。オンライン参加も可能で、申し込みは10月28日まで。問い合わせは同公庫静岡支店中小企業事業<電054(254)3631>へ。
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インボイス制度 事業者相談に対応 三島信金が職員勉強会
三島信用金庫はこのほど、企業が税額を詳しく記載する経理書類「インボイス(適格請求書)」制度が来年10月から導入されるのを前に、職員を対象にした勉強会を長泉町の同信金本部で開いた。11月17日午後3時から事業者向けにオンラインセミナーも開く。 勉強会は取引先の相談に職員が答えられるようにするために企画し、三島税務署の職員2人が講師を務めた。仕入税額控除の適用を受ける場合は、インボイス発行登録業者からインボイスの交付を受ける必要があることなどを説明した。登録を悩む事業者には、国税庁のホームページに掲載されているチェックシートを活用するよう呼びかけた。 事業者向けセミナーは税理士らが講師を務め
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海岸など4カ所で役職員ら清掃活動 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は22日、静岡、焼津両市の海岸など4カ所でクリーン作戦を実施した。 役職員や家族ら約350人が参加。大浜海岸(静岡市駿河区)、三保海岸(同市清水区)、田尻浜海岸、焼津新港(いずれも焼津市)に分かれて清掃活動に取り組んだ。参加者はゴミ袋を手に、ペットボトルや空き缶、発泡スチロールなどを拾い集めた。
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社内ベンチャー制度第1回 最優秀の岩崎さん表彰 静岡銀行
静岡銀行はこのほど、新規事業アイデアを募った社内ベンチャー制度の第1回表彰式を静岡市清水区の同行本部で行った。経営企画部財務グループの岩崎拓実さん(24)が最優秀賞に選ばれ、賞金と副賞が贈られた。 昨年4月の人事制度改定を機に、全役職員が新たな事業に挑戦できる企業風土をつくろうと導入した制度。計59件の革新性や収益性などを審査した。 岩崎さんはベンチャー企業が資金調達しやすいよう、デジタル証券の「セキュリティートークン(ST)」を活用する仕組みを提案。長期熟成が必要なウイスキーの醸造元を例に挙げ、「醸造の初期段階でSTを通じて先行投資を募れば、ウイスキー完成までの間、醸造元は運転資金を確
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人事=しずおか焼津信用金庫
インターネット支店長を兼ねる 業務統括部調査役坂本直行▽本部付調査役(業務統括部調査役兼インターネット支店長)室田泰志=以上11月1日 前島支店長兼務を解く 藤枝支店長前田浩行=11月21日
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長田南支店24日 新築オープン しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は20日、建て替えを進めていた長田南支店(静岡市駿河区)を24日に開業すると発表した。 新店舗は鉄骨2階建てで、延べ床面積は568平方メートル。1階ロビーの天井に市内の中山間地で生産した木材「オクシズ材」を活用したほか、大規模災害時などで長期間の停電時も営業継続を可能にする発電システムを備えた。
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円安で為替予約相次ぐ 静岡県内企業、ダメージ軽減へ苦慮
急激に進む円安を受け、海外取引がある県内企業で為替予約の申し込みが相次いでいる。為替予約は金融機関との間であらかじめ決めたレートで通貨交換できるよう契約を結ぶ手法で、静岡銀行によると本年度上期(4~9月)は、前年同期比18%増の約1万件に上る。各企業はこれ以上の円安が進む前にドルを確保し、ダメージを軽減する対策に苦慮している。 同行と為替予約した企業は食品関連が目立つ。調達する食材の多くを輸入に頼るため、仕入れコストの低減を目的に申し込んでいるという。国際営業部の担当者は「円安がここまで進むとは、当初想定しなかった。慌てて為替予約でドルを確保した企業も多い」と話す。 ただ世界経済の先行き
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沼津商議所 紅野会頭再任内定
沼津商工会議所は19日、沼津市米山町の同商議所で常議員会を開き、10月末に任期満了を迎える紅野正裕会頭(69)=沼津信用金庫会長=の再任を内定した。27日の臨時議員総会で正式決定する。 任期は11月1日から2025年10月末までの3年。JR沼津駅付近鉄道高架事業の前提工事が今年1月に始まったほか、24年の同商議所創立100周年記念事業を控えるなど節目を見据え、早い時期から続投の流れとなっていた。 紅野氏は副会頭を経て19年11月に会頭就任。同信金理事長を務め、昨年8月から会長。県東部コンベンションビューロー会長も担い、24年に予定される太陽光発電国際会議の同市誘致に尽力した。
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100周年見据え現体制を維持 沼津商議所
沼津商工会議所は19日の常議員会で、11月から任期が始まる次期役員を内定した。紅野正裕会頭(69)=沼津信用金庫会長=をはじめ、主な役員は全て再任となった。3年の任期中に、記念事業を検討している創立100周年(2024年)を迎えるため、現体制継続を選択した。 副会頭は後藤行宏氏(70)=ゴトー会長=と山口憲三氏(72)=山口製作所会長=、高村和秀氏(67)=集組代表取締役=、田島誠也氏(51)=明電舎沼津事業所長=の4人体制を維持する。専務理事は杉山金芳氏(68)で固まり、常務理事は沼津市OBの光林治氏(64)に決まった。 27日の臨時議員総会で正副会頭と専務理事のほか、40人の常議員と
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J3沼津応援、参加店舗拡大 スルガ銀行
スルガ銀行は10月から、スポンサーシップ契約を結ぶサッカーJ3アスルクラロ沼津の応援キャンペーン参加店舗を広げた。沼津市内9店舗で展開していたが、下田市から富士、富士宮市まで静岡県東部の25支店が新たに加わった。 アスルクラロ沼津のホームゲームが開かれる週の金曜、34店舗の行員がチームカラーの青いオリジナルTシャツを着て業務にあたる。リーグ戦は終盤を迎え、今季はあと28日と11月18日の2回、応援キャンペーンを展開する予定。上位進出を目指すチームにエールを送り、来店者にホームゲーム開催を周知する。 沼津市の本支店(出張所を含む)では7月から応援キャンペーンを開始した。
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島田商議所 大久保節夫会頭続投へ テクノサイト会長
島田商工会議所は18日までに、10月末で1期目の任期満了となる大久保節夫会頭(72)=テクノサイト会長=の続投を内定した。28日の臨時議員総会で正式決定する。 大久保会頭は2019年に会頭に就任した。副会頭は市川公氏(71)=島田掛川信用金庫会長=、鈴木国近氏(73)=ベルスター・スズキ会長=がそれぞれ再任され、新たに酒井昌浩氏(61)=サカイ産業社長=が就任する見込み。 会頭・副会頭の任期はいずれも3年。
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掛川市デジタル商品券 購入手続きをサポート 島田掛川信金
掛川市が購入申し込みを受け付けているプレミアム付き商品券のデジタル券について、島田掛川信用金庫は市内各店の窓口で購入手続きのサポートを始めた。スマートフォン(スマホ)の操作に不安がある市民が対象。スマホと商品券購入引換券を持参する。 同信金と市が締結したデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に関する協定に基づく取り組み。市は物価高騰を受けた家計支援策として、1万円分のデジタル商品券を5千円で販売する。申し込み期限は11月25日。 紙ベースの商品券は9千円分を5千円で販売中。11月15日まで、市内の郵便局で購入できる。
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静岡銀行 掛川にローン相談など対応拠点
静岡銀行は17日、9月に移転した掛川西支店(掛川市下垂木)の旧店舗を改修し、「しずぎんライフデザインステーション掛川」を開設した。 応接室4室とカウンター3台を設け、行員15人が個人のローン相談などに専門的に対応する。顧客の人生設計に即した資産形成や保険見直しの助言も行えるよう「ほけんの窓口」も併設した。 福島豊専務や伊藤徳直常務西部カンパニー長らがテープカットして開設を祝った。
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スルガ銀、SDGs宣言書 策定支援
スルガ銀行は17日、法人や個人事業主の「SDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組み」を支援するサービスの取り扱いを始めた。三井住友海上火災保険とMS&ADインターリスク総研(東京)との連携事業。SDGsに関する取り組みを無料で診断し、結果を基に有料で「SDGs宣言書」の策定を支援する。希望に応じて策定した宣言書はスルガ銀行のホームページに掲載する。 インターネット支店を除く全本支店で取り扱う。
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新築工事現場、間近に 中区で親子見学会 浜松
浜松建設業協会は15日、親子で建設業の役割に理解を深めてもらう現場見学会を浜松市中区元城町で開いた。同市と湖西市の小学生と保護者約50人が参加し、浜松いわた信用金庫新本部棟と大河ドラマ館の2カ所の工事現場を巡った。 来年秋に完成予定の浜松いわた信金新本部棟では、地上10階建てビルの4階にエレベーターで上り、工事の進捗(しんちょく)や規模を体感した。専用の機材を使って床などに基準線を付ける作業「墨出し」も一部体験した。工事関係者から、安全確認を徹底した上での高所作業車やフォークリフトの稼働、地震発生時に機能する免震装置などの説明を受け、積極的に質問する児童の姿が見られた。 市立新津小3年の
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家康ゆかりの名所 児童が音声ガイド作成へ 全4回講座
来年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に向けたキッズアカデミー「徳川家康と浜松の歴史を学んでガイドさんになろう!」(静岡銀行、浜松いわた信用金庫、遠州信用金庫、JAとぴあ浜松主催)が16日、浜松市役所で開講した。市内の小学4~6年生ら51人が来年1月末まで全4回の講座に取り組み、浜松城周辺の家康ゆかりの名所を紹介する観光客用音声ガイドを作成する。 作成する音声ガイドは鎧(よろい)掛松や石垣、本丸、天守閣、二の丸御殿など17カ所分。3人一組で1カ所ずつ担当し、紹介する文章を自分たちで考えた上で音声収録に臨む。最終講座では各名所で実際にガイド役も務める。音声ガイドはスマートフォンを利用したシス
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浜松いわた信金 豊岡支店10月17日再開 台風で浸水被害
浜松いわた信用金庫は14日、台風15号の浸水被害を受けて臨時休業していた豊岡支店(磐田市新開)の営業を17日から再開すると発表した。同支店は店内機器や設備が浸水被害を受け、9月26日から窓口業務を臨時休業していた。店舗内ATMは10月5日から稼働を再開している。
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地元企業でインターン 日大国際関係学部 感想、提言など発表
三島市の日本大国際関係学部は12日夕、市内の企業や市役所でインターンシップを経験した学生の報告会を同学部本校舎で開いた。 地元への就職を希望する学生が多いものの企業について知る機会が少なく、3年生17人が4カ所に分かれて5日間の職業体験に臨んだ。伊豆箱根鉄道でインターンシップを行った学生は、駿豆線の駅や同社が運営する伊豆・三津シーパラダイス、箱根関所などでさまざまな業務を体験した。 シーパラダイスでは軽食のみでレストランがなく、報告会で発表した学生は「再入場を可能にして近隣の飲食店と連携すれば、長時間滞在できるのではないか」と提案した。無人駅でのコミュニケーションや、特急券のデジタル化な
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事業承継セミナー初企画 ビジネスコネクトふじのみや
富士宮市、富士宮信用金庫、富士宮商工会議所、芝川商工会の4者はこのほど、「事業承継セミナー」を市内で実施した。4者で連携した中小企業の総合支援窓口「ビジネスコネクトふじのみや」の一環。コロナ禍で事業をたたむ企業が出てきていることから、事業承継をテーマにしたセミナーを初企画した。 講師は弁護士法人立石塩谷法律事務所(富士市)の代表社員・立石健二弁護士、塩谷知一弁護士、平山周恒弁護士の3人が務めた。参加した地元事業者ら約40人に経営を円滑に引き継ぐポイントを紹介。親族承継、社員承継、第三者承継(M&A・事業引継)、経営委任の類型を説明し、実情を踏まえ、類型ごとの手順やメリット、留意点などを伝え
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静清信金 相談対応力強化へ研修 ものづくり技術学ぶ
静清信用金庫は13日、支店長らを対象にした視察研修を静岡市駿河区のポリテクセンター静岡で実施した。ものづくり技術の知識を深め、取引先企業からの相談対応力強化につなげる。 中小企業に同センターの修了者を紹介して若手人材の確保につなげたり、学んだ知識を経営支援に役立てたりするのが狙い。参加者約30人は、研修生のプログラミング実習の様子や、センターが所有するNC旋盤など工作機械を見て回った。 技術指導員との意見交換も行い、企業と修了者のマッチング率を高める方策を探った。技術指導員からは「中小企業は女性の労働環境や待遇をもっと改善する必要がある」などの意見が聞かれ、参加者はメモを取りながら聞き入
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ふじのくに未来財団に50万円 静清信金が寄付
静清信用金庫は11日、ふじのくに未来財団に寄付金50万円を贈った。静岡市葵区の同信金本店で行われた贈呈式で、佐藤徳則理事長が同財団の土屋優行代表理事に目録を手渡した。 社会課題の解決を図る団体などを支援する取り組み。8月までの2カ月間、期間限定で販売した「SDGs応援定期預金」の売り上げの一部を充てた。佐藤理事長は「より良い地域社会の発展のために有効活用してほしい」と述べた。
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子どもの食を支援 浜松いわた信金笠井支店 食品560点を寄付
浜松市東区の浜松いわた信用金庫笠井支店はこのほど、地元で子ども食堂を開くNPO法人サステナブルネット(中区)に、地域の催しで集めた、家庭で余った食品類160種約560点を寄付した。同支店で贈呈式を開いた。 東区内で9月末に開催された特産品販売「手づくりにぎわい市」で支店ブースを設け、回収した。事前の支援呼びかけに賛同した来場者が、カップ麺やレトルト食品、缶詰、菓子などを持ち寄った。同NPO法人はひとり親家庭支援の子ども食堂を長上協働センター(同区)で月2回開き、食品も希望者に提供している。同NPO法人の渡辺修一理事長は「コロナ禍で利用者が増えている。多様な種類の食品があるのはありがたい」と
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経営センスや資質磨く 沼津信金 若手向けビジネス塾開講
沼津信用金庫(鈴木俊一理事長)はこのほど、若手経営者らが経営のセンスや資質を磨く第15期「ぬましんビジネス塾」の開講式を同市の「ぬましんCOMPASS(コンパス)」で開いた。 同塾は3年ぶりの開催でこれまで延べ350人が受講した。12月まで計6回、地方創生や財務分析など、専門家を招いて経営スキルを学ぶ。初回は製造業や運送業、小売業などさまざまな業種の企業経営者や後継者ら12人が出席した。鈴木理事長は「原料費高騰などで、中小企業は厳しい情勢。次世代を担う方々の経営に役立ててほしい」とあいさつした。 初回は企業の広報を支援する「ビズホープ」(三島市)の寺田望代表が、広報やマーケティングについ
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SDGs推進へ協定 しずおか焼津信金、東京海上日動
しずおか焼津信用金庫と東京海上日動火災保険はこのほど、SDGs推進に関する包括連携協定を結んだ。 取引先のSDGs宣言書作成や事業継続計画(BCP)の策定、健康経営の促進支援、脱炭素に関する情報提供などで連携する。啓発活動や研修も共同で取り組む。 静岡市葵区の同金庫本店での調印式で、東京海上日動の垣谷直人静岡支店長と同金庫の田形和幸理事長が協定書を交わした。田形理事長は「SDGsに対する中小企業の関心は急速に高まっている。包括連携を通して地域経済の持続的発展に貢献したい」と話した。
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静岡県産木材を活用 デザイン性も優れる 6施設表彰
静岡県はこのほど、県産木材を使った建築物を評価する「ふじのくに木使い建築施設表彰」の表彰式を静岡市葵区で開いた。最優秀賞を受賞した県森林組合連合会天竜事業所(浜松市浜北区)など6施設の関係者が表彰を受けた。 応募23点の中から県産材を効果的に活用し、デザイン性にも優れた施設を選んだ。県森林組合連合会天竜事業所は一般的な寸法の木材を組み合わせ、明るい職場空間を演出したことが高評価につながった。 他の受賞施設は次の通り。 優秀賞 お茶畑助産院(袋井市)浜松料理娯座樓(浜松市中区)▽優良賞 城西区公会堂(掛川市)静清信用金庫下野・高部両支店(静岡市清水区)いなばこども園(藤枝市)
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浜松いわた信金 新本店棟がオープン 内部に天竜材
浜松いわた信用金庫は11日、老朽化に伴って建て替えた新本店棟のオープニング式典を浜松市中区元城町の現地で開いた。地上4階建てで、本店営業部や個人向け相談窓口「夢おいプラザ浜松」、関連会社の「浜松いわた信用保証」「はましんリース」などが入り、サービスのワンストップ化を図る。 御室健一郎会長や高柳裕久理事長、来賓らが出席した。御室会長は「心新たに、情報発信基地として新しいサービスを進めていきたい」とあいさつした。 施設は省エネや環境、快適性に配慮した設計を採用した。日射を遮蔽(しゃへい)する調光ガラスや二酸化炭素(CO2)フリー電気を導入するほか、浜松城に近接した立地に配慮し、石垣を連想させ
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しずおかFG新子会社「複数、年度内に」 柴田社長が意向
静岡銀行などを傘下に3日発足した持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」の柴田久社長(58)が11日、静岡新聞社の取材に応じ、本年度内に複数のグループ子会社を新設する意向を明らかにした。新設候補として、中小企業に対する人材紹介やデジタルトランスフォーメーション(DX)導入支援、県内特産品の販路拡大に向けた地域商社を挙げ、「これら以外の候補を含めて可能な限り早急に設立する」と述べた。 社長直轄の事業開発部を立ち上げ、既存の子会社である静岡銀や静銀ティーエム証券、静岡キャピタルなどが担う事業領域以外で新規開拓の検討を本格化させている。柴田氏は「持ち株会社への体制移行を多くの人に認知
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営業力向上へ中部支社移転 静銀リース
しずおかフィナンシャルグループ(FG)子会社の静銀リースは11日、中部支社を静岡銀行本店(静岡市葵区呉服町)に移転した。 FG設立を機に、同グループ傘下の静岡銀と連携を一層強化し、営業力を高める狙い。これまで中部支社が入居していたテナントビルから呉服町通りを挟んで向かいの静岡銀本店営業部内に移した。 静銀リースは11月7日、首都圏営業部も静岡銀戸塚支店(横浜市戸塚区)に移す。同月中旬には、中遠地区の新たな営業拠点として静岡銀掛川支店(掛川市)に掛川デスクを設ける。
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高校生に「金融授業」 カードローンや為替… スルガ銀、静岡県内外で展開
スルガ銀行は本年度から、県内外の営業エリアの高校で「金融授業」を本格展開している。カードローンの仕組みやキャッシュフロー表といった実用的な内容だけでなく、急変する為替や物価高など時宜にかなったテーマも盛り込んでいる。現役銀行マンによる授業は、リアル感があるとして教諭らも一緒に学んでいる。 若年層の金融リテラシー向上と資産形成への関心醸成が狙い。本年度から高校生の学習指導要綱に金融教育が加わったことを受け、同行社員が講師として開講している。 函嶺白百合学園高(神奈川県箱根町)では7月と9月に3年生を対象に実施した。銀行の役割や家計管理、金融犯罪の怖さといった基本編のほか、景気や物価、為替
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スルガ銀行磐田支店 10日営業再開 台風15号で被害
スルガ銀行は9日、台風15号の影響で臨時休業している磐田支店(磐田市)の営業を10日に再開すると発表した。同日は祝日のため、現金自動預払機(ATM)の稼働のみ開始する。
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患者目線の治療を重視 がんセンター公開講座 オンラインで初回配信
がん医療を学ぶ静岡県立静岡がんセンターの公開講座2022「知りたい!聞きたい!がん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の初回講座が8日、オンライン形式で開かれた。山口建総長と遠藤久美患者家族支援センター長が、がん医療の最新情報や患者家族への支援体制を解説した。 山口総長は「がん講座 患者・家族への応援歌」と題して講演した。生涯でがんに罹患(りかん)する確率は男性66%、女性50%と、日本人の2人に1人ががんになるとされる時代。センター開設から20年間、患者目線の治療を重視してきた歩みを振り返った。 治療では患者の負担を抑えた最新技術を導入し、抗がん剤の副作用を和らげる「
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島田掛川信用金庫・清水支店 11日再開
島田掛川信用金庫は7日、台風15号による浸水被害で臨時休業している清水支店(静岡市清水区)の営業を11日に再開すると発表した。家山支店(島田市)は7日から営業を再開した。
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1928年建築 静銀浜松営業部で演奏会 浜松市立高吹奏楽部
浜松市中区田町の静岡銀行浜松営業部は7日夜、音楽の街の発展と中心街の活性化を目的にしたライトアップコンサート「威風堂々」を、市の有形文化財に指定されている同営業部本館で開いた。市立高吹奏楽部が出演し、重厚感ある歴史的な建物内で迫力の演奏を響かせた。 ロック調を取り入れた「威風堂々」やコンサートマーチ「風薫る五月に」、松田聖子さんヒットメドレーなど幅広いジャンルの楽曲を奏でた。ダンスを披露しながらの行進曲演奏も好評だった。 本館は1928年の建築。市民ら約40人と部員の保護者らが来場し、若々しい吹奏楽の音色に聞き入った。 コンサートは20回目を迎えた。市内で8日開幕する「やらまいかミュー
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子どもの食支援 3市社協に寄付 遠州信用金庫
遠州信用金庫(浜松市中区)はこのほど、「えんちゃん応援SDGs定期預金」が掲げる経済的に困難な子どもたちに向けた食の支援のため、浜松、湖西、磐田の3市社会福祉協議会にそれぞれ寄付金を贈った。 6月15日から取り扱う定期預金で、預入総額の0・01%相当額について支店を置く3市の社協に寄付する取り組み。浜松に35万円、湖西に10万円、磐田に5万円を支援した。同金庫で行った贈呈式では、守田泰男理事長が浜松市社協の山下文彦常務理事ら各社協の代表に手渡した。 守田理事長は「CSR(企業の社会的責任)やSDGsへの関心の高まりで法人の寄付も多い。継続的な支援のため、今後も取り組みを発信していきたい」
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235社・団体 活発に商談 静岡でしんきんフェア
しずおか焼津信用金庫は5日、展示商談会「しんきんフェア静岡2022」(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開いた。県内と山梨、長野両県の15信金の取引先など235社・団体が新製品をPRしたり、特産品を販売したりした。 事前に発行したガイドブックを基に、参加企業同士の面談時間を調整した上で臨んだ。面談は2千件近くに上り、出展ブースごとに活発な商談を繰り広げた。脱炭素化促進に向けた太陽光発電システムや、新型コロナウイルス下の在宅勤務に対応したオンラインサービスを紹介する企業が目立った。 フェア開催は3年ぶり。ガイドブックを使ったビジネスパートナー探しは通年で展開する。
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取引先脱炭素など鈴与商事と推進へ しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫と鈴与商事はこのほど、取引先のカーボンニュートラルやデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、ビジネスマッチング契約を結んだ。 鈴与商事が開発した二酸化炭素(CO2)排出量の可視化サービスをはじめ、DX関連商品を同金庫の取引先企業に提案する。太陽光発電設備などの再生エネルギーシステム導入も支援し、地域の脱炭素化促進を図る。
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静岡県内5支店で定期に特別金利 スルガ銀
スルガ銀行は3日、静岡県内5支店で「周年記念定期預金キャンペーン」を始めた。定期預金の新規申込者を対象に12月30日まで、特別金利を適用する。 対象は2022年度に開店110年を迎える沼津原町(沼津市)、富士(富士市)、下田(下田市)と30年の沼津セントラル(沼津市)、御殿場東(御殿場市)。店頭表示金利に年利0・11~1・00%(税引前)を上乗せする。
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新会長に八木氏 静岡県銀行協会
静岡県銀行協会は4日の理事会で、柴田久会長(しずおかフィナンシャルグループ社長)の後任に八木稔氏(静岡銀行頭取)を選任した。 八木氏の任期は、柴田氏の残任期間である2024年度の定時評議員会まで。3日発足したしずおかフィナンシャルグループの社長に柴田氏が就任し、静岡銀頭取を退いたことに伴う人事。
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内定式 対面、オンラインに分かれる 企業研修も最良模索
静岡県内企業が3日行った2023年春卒学生の内定式は、会場で完全対面、対面とオンラインのハイブリッド、完全オンラインと各社の対応が分かれた。新型コロナウイルス禍で経験を積んだ各社は、リアルとオンラインそれぞれの長所を組み込みながら、最良の人材育成策を模索する。 静岡銀行は3年ぶりに対面型へ切り替え、内定者が顔をそろえた。包括業務提携を結ぶ山梨中央銀、名古屋銀各行の内定者ともオンラインで交流し、来春の入社を前に見識を深めた。山本佳菜子さん(21)=名古屋大、沼津市出身=は「他の内定者と対面できてうれしい。対面は記憶に深く残る」と感想を語った。 同様に3年ぶりの対面開催にしたヤマハ。役員は「
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スマ口座1周年記念 新規紹介で現金 スルガ銀行
スルガ銀行は3日、「スマ口座」の1周年記念キャンペーンを開始した。インターネット専用「Dバンク支店」のスマ口座開設者が新規利用者を紹介すると、特典として双方に現金を贈る。口座開設者から紹介を受けた人が新しく口座を開き、キャンペーンのエントリーが完了すると、紹介者と紹介を受けた人の口座にそれぞれ、同銀行から500円が振り込まれる。エントリー期間は12月31日まで。詳細は同銀行の公式サイトで紹介している。 スマ口座はキャッシュレス決済にチャージするたびに現金がもらえる普通預金口座で、2021年10月に取り扱いを始めた。
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人事 しずおかフィナンシャルグループ
【しずおかフィナンシャルグループ】代表取締役会長取締役会議長 中西勝則▽代表取締役社長最高経営責任者事業開発部所管 柴田久▽取締役執行役員経営管理部秘書室所管 八木稔▽取締役執行役員グループ会社事業担当 福島豊▽社外取締役 藤沢久美、稲野和利▽取締役監査等委員 清川公一▽社外取締役監査等委員長 伊藤元重▽社外取締役監査等委員 坪内和人、牛尾奈緒美▽執行役員最高財務責任者経営企画部所管 梅原弘充▽執行役員最高情報責任者 鈴木統也▽執行役員最高コンプライアンス・リスク管理責任者兼コンプライアンス部長委嘱リスク統括部所管 小川泰宏▽執行役員最高内部監査責任者監査部所管 渥美透▽経営企画部長 山本規
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しずおかFG発足 静岡銀行、持ち株会社体制に移行
静岡銀行は3日、持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」を設立し、新体制に移行した。銀行とグループ5社を横並びに置き、取引先に資金供給以外のサービスを充実させて地域経済の持続的発展を促し、FG全体の収益拡大につなげる。 静岡市清水区の静岡銀研修センターで行った式典で柴田久FG社長は「ビジネスを取り巻く環境は人口減少社会の進展に加え、原燃料高騰や急激な円安などで厳しさを増している。柔軟で強固な総合金融グループを作り、地域・お客様の課題解決や夢の実現に貢献する」とあいさつ。静岡銀の八木稔頭取とともに新社名の看板を除幕した。 同FGは静岡銀、静銀経営コンサルティング、静銀リース、静
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テニス静岡県クラブ対抗トーナメント 男子/A・S・A・I初優勝 女子/アオヤマク3連覇
第39回静岡県クラブ対抗テニストーナメント(県テニス協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が2日、草薙庭球場で行われた。県内40チームが年代やレベル別の5部門で競った。男子AはA・S・A・Iが2-1でしずおか焼津信用金庫を下して初優勝。女子はアオヤマクラブが3-0で静清グリーンTCを退け、3大会連続で大会を制した。 男子BはウンノストロベリーテニスA、同45歳以上はウンノストロベリーテニスB、女子45歳以上は駿河台LTCがそれぞれ頂点に立った。大会は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれた。 ■5年目で男子頂点 主将ペア信頼厚く 西部地区予選を全試合ストレート勝ちした強さを発揮し、A・
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フェンシング女子・脇田選手 日本選手権「銅」沼津市長に報告
全日本フェンシング選手権大会(9月、東京)の女子サーブル個人で3位に輝いた沼津信用金庫所属の脇田樹魅選手が30日、沼津市役所を訪れ、頼重秀一市長に結果を報告した。今春から同市を拠点に活動する脇田選手は「沼津に移住して初めての銅メダル。支えてもらった皆さんに見せられてうれしい」と喜びを語った。 脇田選手は「職員の応援を受け、いい意味でプレッシャーを感じていた。味方がいるのは心強い」と感謝し、「世界でもメダルを取りたい」と早速先を見据えた。日本選手権で敗れた相手は、世界選手権覇者の江村美咲選手。不調の江村選手に「試合の途中で勝てると感じたが、もう時間がなかった。メンタルで負けた」と悔しさもにじ
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富士山カレンダー フォト入賞者表彰 静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)は1日、「2023年カレンダー富士山フォトコンテスト」の表彰式を同市のサンフロントで開いた。新年のカレンダーに採用する最優秀賞の稲朋和さん(45)=小山町=ら入賞者に、表彰状と記念品を贈った。 芦川哲也常務は「四季折々の富士山をとらえたすばらしい作品ばかりで審査は白熱した。日本が世界に誇る宝の富士山を広く紹介していきたい」とあいさつした。3月下旬に裾野市の水ケ塚公園で一面の春雪を撮影した稲さんは「大きな賞を受けたのは初めてなので、とてもうれしい」と喜びを語った。 コンテストは静岡、神奈川県で撮影した富士山の写真が対象。207人から608点の応募があった。入賞6人と佳
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静岡銀行 企業脱炭素支援へ連携協定 静岡ガス、鈴与商事と
静岡銀行は30日、静岡ガス、鈴与商事の2社と、地域企業の脱炭素経営支援に向けた包括連携協定を締結した。 静岡銀は2社それぞれと連携し、温室効果ガス排出量削減やエネルギーの地産地消推進、再生可能エネルギー導入、次世代の環境教育などの分野で順次活動を展開する。 相互の知見や専門性を生かし、地域企業の脱炭素経営の取り組みを中長期的に伴走支援する。静岡銀などは「金融・エネルギーの観点から、持続可能な脱炭素の地域社会づくりに協力していく」としている。
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SDGs支援投融資 30年度1750億円に拡大 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は30日、気候変動の影響による財務情報開示を積極的に進める「TCFD提言」に賛同を表明し、脱炭素社会実現に向けた目標数値や取引先支援内容の開示を充実させると発表した。2030年度までの目標値は、CO2排出量を13年度比で46%減らし、持続可能な開発目標(SDGs)支援関連の投融資「サステナブルファイナンス」の累計目標実行額を22年度の183億円から1750億円に拡大するとした。 製造業のEV(電気自動車)化の技術革新対応や、予想しない自然災害発生が与える取引先中小企業や地域産業への影響をリスクとして想定。コンサルティング、ファイナンス、マッチングの3本柱の支援を進め、中小
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特殊詐欺を未然防止 小岱さん、菅原さんに感謝状 富士署
富士署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして清水銀行須津支店の小岱梨沙子さんと、ファミリーマート富士見台店の菅原真琳さんに署長感謝状を贈った。 小岱さんは8月下旬、支店のATMコーナーで「市から還付金の払い戻しがある」と話す女性の詐欺被害を疑い、警察に通報した。井出清市署長から感謝状を受け取り「電話で連絡があったと聞き、おかしいと思った。日頃の訓練を生かすことができた」と話した。 菅原さんは8月中旬、店でプリペイドカードを購入しようとする年配男性に声掛けを実践。「ウイルスに感染したパソコンの修理代として支払う」との説明を聞き取り、警察への相談を促した。
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台風15号 静岡市が義援金受け付け開始 12月28日まで
静岡市は30日から、台風15号で被災した市民を支援するための義援金の受け付けを始める。金融機関への振り込みか、市役所や区役所の窓口で寄付できる。期間は12月28日まで。 振込先は清水銀行静岡支店普通口座2626524、名義は「令和4年9月台風15号静岡市災害義援金」。窓口で寄付する場合は平日の午前8時半から午後5時15分まで、市役所静岡庁舎の会計室(新館2階)と駿河、清水各区役所の戸籍住民課で受け付ける。 義援金の配分は市が今後設置する委員会で決め、被災した市民に直接振り込む。 問い合わせは市福祉総務課<電054(221)1335>へ。
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知財活用の支援強化へ 沼津信金、専門組織と協定
沼津信用金庫は28日、「独立行政法人工業所有権情報・研修館 県知財総合支援窓口」と知的財産の活用に関する協定を結んだ。付加価値を生かした取引先の商品や技術の有効活用などを後押しするほか、同信金職員の育成も図る。 取引先の知財に関する課題解消や、信金職員向けのセミナー開催などを連携して行う。鈴木俊一理事長と同法人の三倉和彦事業責任者が締結した。 同信金は2017年に知財に関する専門職員を配置した。新型コロナ禍による取引先の業績の落ち込みから、付加価値を模索するケースが増加。同法人によると、県東部の知財についての相談は観光をはじめサービス業が圧倒的に多いという。
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台風15号 災害復旧ローンの取り扱い開始 静清信金
静清信用金庫は29日、台風15号で被害を受けた個人の生活再建支援を目的に「災害復旧支援ローン」の取り扱いを始めた。 住宅の修繕や車の買い替えなどで必要な資金需要に対応する。融資の限度額は500万円。期間は3カ月以上10年以内。利率は固定金利で年1・0%。当初6カ月間は元金返済の据え置きもできる。取り扱いは2023年3月末まで。
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事業承継のポイント紹介 沼津信金がセミナー
沼津信用金庫と日本政策金融公庫沼津支店はこのほど、飲食店経営者らを対象にしたコロナ対策セミナーを沼津市上土町の同信金で開いた。コロナ禍でも早めの対応が不可欠な事業承継などを取り上げ、参加者にポイントを紹介した。 県事業承継・引継ぎ支援センターの清水至亮統括責任者が講師を務め、重要性や対象財産の振り分けといった要点を説明。「後継者の有無にかかわらず早めの対応が重要」と話した。 一般社団法人フードアカウンティング協会の遠山景子相談員は集客アップ術について披露した。
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プレミアム券 10月3日から販売 伊豆商工会
伊豆市商工会は10月3日から、プレミアム付き商品券「いずっち券」の販売を始める。 プレミアム率は40%で7千円分を5千円で購入できる。購入対象は市民と市内在勤者。有効期限は11月30日までで、計2万7千冊を販売する。 2千円分は大型店では利用できない専用券になっている。販売場所は市内の三島信用金庫4支店、修善寺総合会館内の市商工会、修善寺駅構内のイズーラ修善寺。 問い合わせは市商工会<電0558(72)8511>へ。
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台風相談 17店舗で午後5時まで延長 スルガ銀行
スルガ銀行は28日、台風15号に関する特別相談窓口を静岡県内の旗艦17店舗に開設した。新規借り入れや貸付条件の変更、紛失通帳の再発行などに関する相談について、対応時間を2時間延長して午後5時までとする。通常時間内は全店舗で対応する。 窓口と電話で相談に応じ、午後3時以降の来店は事前予約が必要。開設店舗は同銀行の公式サイトで紹介している。
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災害復旧ローン開始 しずおか焼津信金
しずおか焼津信金は28日、台風15号で被害を受けた個人の生活再建を支える「災害復旧ローン」の取り扱いを始めた。 住宅の修繕や乗用車の買い替えなどの資金使途に応じる。融資の限度額は500万円。期間は3カ月以上10年以内。利率は固定金利で年1・0%。
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育児両立支援 20事業者認定 静岡労働局授与式
静岡労働局はこのほど、仕事と育児の両立支援が対象の「くるみん・プラチナくるみん」と、女性の活躍を推進する取り組みをたたえる「えるぼし」の各認証制度で、厚生労働省から2022年3~7月に認定を受けた県内20事業者への認定証授与式を静岡市葵区で開いた。 石丸哲治局長が各事業所の代表者らに証書を手渡した。認証は事前に作成した行動計画の達成度などに応じて与えられる。「プラチナくるみん」の日本プラスト(富士宮市)はテレワークの積極的導入や年次有給休暇の取得目標達成、浜松いわた信用金庫(浜松市)は高い育児休業取得率などが評価された。 このほかの認定事業者は次の通り。 くるみん 医療法人社団リラ(静
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SDGs絵本 焼津市に寄贈 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫グループは27日、シールを貼りながらSDGsを学べる絵本500冊を焼津市に寄贈した。市はターントクルこども館(同市栄町)に置く予定。 絵本はA5判カラー刷り。SDGsの17の目標ごとにイラストが描かれていて、内容に合ったシールを貼り完成させていく。目標については動物の絵を交えて、平易な文章で解説している。 市役所で行った寄贈式で、同信金の田形和幸理事長が中野弘道市長に目録を手渡した。田形理事長は「子どもにSDGsに興味を持ってほしいと思った」と作成の経緯を説明し、中野市長は「SDGsを身近な事と感じることができる」と話した。
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スルガ銀行、被災者・企業対象に金利優遇 台風15号豪雨災害
スルガ銀行は27日から、台風15号で被災した個人や事業者を対象に、各種ローン商品の金利や手数料を優遇する。受け付けは来年3月31日まで。 住宅ローンは基準金利から年利を2・0%引き下げ、事務取扱手数料を免除する。車の買い替えなどの目的ローンは一律年利1・5%とする。事業性・消費性ローンの返済条件を見直す変更手数料は免除する。優遇措置を受ける場合は、罹災(りさい)証明書や被災証明書が必要。 その他、被災した事業者の応急資金融資や個人の融資、返済に関する相談も受け付ける。
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静岡中央銀行 融資変更手数料を免除 台風15号豪雨災害
静岡中央銀行は27日から当面の間、台風15号の被災者を対象に融資条件変更手数料を免除する。法人と個人事業主の事業性貸出、個人の住宅ローンと消費者ローンなどが対象。全ての営業店舗で取り扱う。
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富士山写真審査 稲さん最優秀 静岡中央銀行
静岡中央銀行は27日、同行主催の「富士山フォトコンテスト」(静岡新聞社・静岡放送協力)の入賞作品11点を発表した。最優秀賞は小山町の稲朋和さんの作品「春雪の朝」が選ばれた。 コンテストには全国から608点の応募があった。樹林帯の冠雪を撮影した稲さんの作品は、画面全体に影を作り、立体感を表現していることが評価された。 表彰式は10月1日に沼津市魚町のサンフロントで開く。入賞作品は今後、同行のホームページに掲載する。稲さんの作品は、同行の2023年カレンダーに採用する。 その他の入賞者は次の通り。 優秀賞 岩浅利泰(御殿場市)宮崎泰一(富士市)飯田龍治(御殿場市)▽静岡新聞社賞 菅沼英已
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台風被災で休業の2支店再開 スルガ銀、しずおか焼津信金
スルガ銀行は27日、台風15号による浸水被害で臨時休業していた清水高橋支店(静岡市清水区)が28日に営業を再開すると発表した。しずおか焼津信用金庫押切支店(同区)も同日に営業再開する。 故障したATMの交換や床清掃などが終わり、通常営業に必要な体制が整った。 スルガ銀の磐田支店(磐田市)、島田掛川信金の清水(静岡市清水区)と家山(島田市)の両支店、浜松いわた信金の豊岡支店(磐田市)は再開の見通しが立っていない。
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浜松いわた信用金庫人事(地名のみは支店長)
人事部付部長(営業統括部営業店支援室ブロック長)鈴木圭二▽ソリューション支援部付調査役(営業統括部営業店支援室調査役)石田哲▽審査部法人審査課調査役(ソリューション支援部地域活性課調査役)鈴木教之=以上10月1日▽板屋町・伝馬町を兼ねる 本店営業部長久島広也▽本店営業部長補佐(板屋町・伝馬町)池野喜夫=以上10月11日
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コロナ禍融資変更 手数料の免除延長 静岡中央銀行
静岡中央銀行はこのほど、融資条件変更手数料の免除期間を延長すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の長期化に伴い、当初9月末までとしていた免除期間を来年3月末までとする。新型コロナの直接的、間接的な影響を受けた法人と事業主、個人が対象。返済期間や月々の返済額の見直しなど1回目(初回)の条件変更に対応する。事業性貸し出しは税込み3万3千円、住宅や自動車などの個人ローンは同6600円を免除する。
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島田掛川信用金庫人事(10月1日、地名のみは支店長または支店)
地方創生部長(システム管理部長)鈴木康司▽システム管理部長(西焼津)塩谷吉昭▽地方創生部主任調査役(六合)山本久儀▽本部付主任調査役=島田市商工会出向=(藤枝南)鈴木博幸▽西焼津(西千代田)紅林政之▽地方創生部主任調査役(地方創生部副部長)沢賢二▽藤枝南(本部付藤枝駅南地区新店舗開設準備委員長主任調査役)大畑正幸▽六合(本部付主任調査役)六合東開設準備委員長知久智彦▽西千代田(静岡次長)松下公洋
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飲料水、生活用水 企業発の支援広がる 断水続く静岡市清水区
台風15号による断水が続く静岡市内で、県内企業の被災者支援が広がっている。従業員が被災したケースが多く、住民らと「一緒に頑張りましょう」などと励まし合いながら、復興への歩みを進めている。 静岡銀行は26日、清水区内の清水、清水中央、清水南、三保の4支店で災害時用に備蓄していた2リットル入り飲料水の配布を始めた。清水支店には600本が届き、行員が来店客に手渡した。 巴川製紙所清水事業所は機械の冷却などに用いる工業用水を提供中。飲み水には適さないが、トイレ用など生活用水に使え、ポリタンクやバケツを手にした近隣住民が多数訪れている。同事業所の担当者は「社内にも自宅が被災して仕事を休んでいる仲間
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スルガ銀行、シェアハウス問題終結 弁済調停すべて成立へ
スルガ銀行は26日、シェアハウス関連融資で民事調停を申し立てていた債務者105人の債権168億円を第三者に譲渡したと発表した。近く東京地裁で調停が成立し、債務は全額免除になる見通し。調停を申し立てた債務者の弁済は今回ですべて終わり、スルガ銀による不正融資が明らかになったシェアハウス問題は大きな節目を迎える。 スルガ銀は所有者がシェアハウスの土地や建物を第三者に譲渡すれば、ローン返済を免除する「代物弁済」で2020年から一括の調停に応じてきた。これまでに3回の調停が成立している。4回目となる今回の105人を合わせ、計1051人、総額約1655億円の弁済が完結する。 シェアハウス問題は運営会
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10月11日稼働 新本店棟を公開 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は26日、10月11日に浜松市中区元城町にオープンする新本店棟の内覧会を開き、SDGs(持続可能な開発目標)に配慮して整備した施設内部を公開した。 新本店棟は鉄骨4階建てで1階に本店営業部、吹き抜け階段でつながる2階には住宅ローンや年金などの相談に対応する夢おいプラザ浜松が入る。天竜材を豊富に活用し、家族で安心して足を運んでもらえるよう相談スペースを拡充した。同日は関係者が木のぬくもりあふれる広々とした空間内を見学した。 2、3階には浜松いわた信用保証、はましんリース、浜松損害保険サービスが稼働し、顧客対応をワンストップ化する。 新本店棟の南側に建設中の新本部棟(地上
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地銀と信金6支店 再開のめど立たず 台風15号で被害
台風15号の豪雨被害を受け、スルガ銀行としずおか焼津、島田掛川、浜松いわたの3信用金庫計6支店で26日、窓口業務が終日休止した。再開のめどは立っていない。 店内が浸水して機材が故障したり、保管書類がぬれたりするなどして復旧に時間がかかり、臨時休業した。島田掛川信金は豊田支店(静岡市駿河区)を一時休業したが、同日午後に窓口業務を再開し、同支店の現金自動預払機(ATM)のみ稼働が休止している。 臨時休業中の6支店は次の通り。 スルガ銀 清水高橋(静岡市清水区)、磐田(磐田市)▽しずおか焼津信金 押切(静岡市清水区)▽島田掛川信金 清水(静岡市清水区)、家山(島田市)▽浜松いわた信金 豊岡(
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地銀・信金が緊急融資開始 台風15号被害受け
静岡県中、西部を中心に台風15号による甚大な被害が発生したのを受け、県内の地銀や信用金庫は26日、相談窓口の開設や緊急融資の取り扱いを相次いで発表した。 清水銀、浜松いわた信金、しずおか焼津信金は同日、事業者の運転資金と設備資金の支援に向けた緊急対策融資の取り扱いを開始。静岡銀、静岡中央銀、静清信金、島田掛川信金も27日以降に始める。 融資限度額や融資期間、利率などは各金融機関で異なる。住宅や家財の被害を受けた個人からの、融資、返済の相談にも応じる。 日銀静岡支店と東海財務局静岡財務事務所は26日、県内の金融機関に対し金融上の措置に関する要請を行った。被災者が通帳や証書、印鑑を紛失した
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静清信用金庫人事(10月1日)
融資部主任審査役(大坪支店長兼月見支店長)木野智浩▽大坪支店長兼月見支店長(登呂支店兼中田支店次長)星野知樹
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募債=イワックス
①社名(所在地、代表者名、業種)②金額③発行日④財務代理人・引受人⑤期限⑥資金使途 ①イワックス(清水町、岩田幸男、建設業)②5千万円③26日④清水銀行⑤2年⑥運転資金 ※地方創生私募債
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人事=清水銀行(10月3日)
審査部審査役(野中支店副支店長)村松正也▽野中支店副支店長(総務管理部統括役)風間友太
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スルガ銀行など6支店臨時休業 再開のめど立たず 台風15号
台風15号の豪雨被害を受け、スルガ銀行と島田掛川信用金庫、しずおか焼津信用金庫の計6支店が26日、臨時休業となった。いずれも営業再開のめどは立っていない。 臨時休業は、スルガ銀が清水高橋(静岡市清水区飯田町)と磐田(磐田市今之浦)の両支店。島田掛川信金は清水(静岡市清水区永楽町)と豊田(同市駿河区豊田)、家山(島田市川根町家山)の3支店。しずおか焼津信金は押切支店(静岡市清水区押切)。このうち5店舗は浸水によりパソコン端末や現金自動預払機(ATM)などが故障し、復旧作業を急いでいる。スルガ銀磐田支店は入居する大規模商業施設が全館休業のためで、支店自体の運営に支障はないという。
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押切支店が浸水、営業を当面休止 しずおか焼津信金 台風15号
しずおか焼津信用金庫は26日、台風15号の豪雨被害を受けた押切支店(静岡市清水区押切)の営業を当面休止すると発表した。 同金庫によると、押切支店は店舗内が約70センチ浸水したという。パソコン端末や現金自動預払機(ATM)などが故障したほか、営業車両も使用できなくなった。同金庫が復旧を急いでいるが、営業再開の見通しは立っていない。
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スルガ銀のシェアハウス問題解決へ 調停成立の見通し
スルガ銀行は26日、シェアハウス関連融資の債務者105人との民事調停が成立する見通しになったと発表した。調停成立は4回目。不正融資が明らかになったシェアハウス問題の被害弁済は終結する。
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大麦のわらでストロー作り 環境問題クイズで学ぶ 静岡市葵区で「キッズアカデミー」
静岡銀行や中日本高速道路東京支社、静岡農業高は25日、子どもたちが地域の魅力を学ぶ「しずおかキッズアカデミー」を静岡市葵区の新東名高速道路サービスエリア(SA)「ネオパーサ静岡上り」で開いた。参加者は同校生徒やNPO法人が栽培した六条大麦でストロー作りなどに取り組んだ。 同SAを訪れた子どもたちは、大麦のわらをはさみで13センチほどの長さに切る作業をした。事前に煮沸消毒した大麦のストローを受け取り、ストローの原料として流通するプラスチックの環境問題についてもクイズ形式で学んだ。 同校環境科学科の有志グループはこれまで、大麦のストローを活用し、海洋プラスチックごみの問題を提起してきた。2年
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中小の知的財産保護・活用 INPITと金融機関、連携を加速
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)県知財総合支援窓口が、中小企業の知的財産権取得や活用促進に向け、県内金融機関と連携を強めている。このほど静清信用金庫と3例目の包括連携協定を結んだ。資金繰り支援を通じて取引先の新規事業を計画段階から知る金融機関とつながることで相談対応力を高め、地域経済活性化を図る狙い。 協定は、独自技術などを持つ中小企業の情報を共有し、特許や登録商標などの取得・活用を促す目的。同金庫のほか、昨年11月に三島信金、今年4月に県信用保証協会も同様の協定を結び、今後も締結を予定する金融機関があるという。 INPITが取引先企業の情報に精通した金融機関と組む利点は
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原油高の緊急融資 3月末まで延長 静清信金
静清信用金庫はこのほど、原油・原材料価格の高騰などを受けた緊急融資「原油価格上昇等対策支援資金」の取り扱いを2023年3月末まで延長すると発表した。 幅広い業種で企業物価が上昇し、先行き不透明感が強まっていることを踏まえ、当初9月末としていた取扱期間を半年延ばした。融資の上限は3千万円。利率は固定金利で年1・5%。期間は運転資金は5年以内、設備投資は7年以内で、いずれも6カ月間の据え置きができる。
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コンビニ/信金 詐欺被害防止で2店舗に感謝状 浜松西署
浜松西署(田中尉公署長)はこのほど、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市西区のローソン浜松西インター店と浜松いわた信用金庫湖東支店に感謝状を贈った。 ローソン浜松西インター店では7月18日、高齢男性が電子マネー5万円分の購入を申し出た。従業員が高額の購入を不審に思い事情を聴くと、男性が「携帯電話のウイルス除去費用として買うように指示された」と説明したため、詐欺を疑って警察に連絡した。 オーナーの小名木健吾さん(43)は「以前にも同様の手口でだまされそうになったお客がいた。不審な点があった際は確認を徹底している」と話した。 浜松いわた信金湖東支店では8月10日、高齢女性が定期預
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しずおか焼津信用金庫人事(10月11日)
長田支店長兼務を解く 長田南支店長新村倫弘
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子供と障害者の支援活動に助成 三信福祉協会
三島信用金庫が設立した三信福祉協会(長泉町)は、経済的に困難な状況にある子供や障害者の教育と療育、養育、生活支援活動に助成金を支給する。10月31日まで、助成先を募集している。 県東部で活動する個人と団体を対象に、20万円を上限に助成する。同信金のホームページからダウンロードできる所定用紙に必要事項を書き、同信金の本支店窓口に提出する。2021年度は48個人・団体に支給した。前年度からの継続助成も可能。 問い合わせは同信金総務部<電055(973)5564>へ。
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磐田の中小経営支援企業 小田製作所を承継 島田掛川信金が支援
中小企業の経営支援を手掛けるものづくり次代承継(磐田市)が軸受け切削加工の小田製作所(御前崎市)の経営を引き継ぐ株式譲渡契約が20日までに、成立した。ものづくり次代承継の深見剛彦社長(39)が小田製作所の社長を兼任する。 小田製作所は1978年創業。2代目の小田芳久社長(63)は顧問に就く。小田氏によると、後継者不在を理由に約10年前、事業承継の検討に着手した。全従業員約20人の雇用維持と取引先に影響を及ぼさないことを条件に、引き継ぎ先を探していた。 島田掛川信用金庫が事業承継を支援した。掛川市内で開いた締結式で、小田氏は「雇用を守りたかった。従業員の不安を払拭(ふっしょく)できる」と述
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富士信用金庫人事(10月1日)
富士見台支店長代理(事務部事務管理課長代理)鮫島麻美
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経営や金融、分野別に相談会 沼津商議所など
沼津商工会議所や沼津市、地元金融機関などでつくる「ぬまづビジネスサポート連絡会」は15日、経営に関する相談会を同市大手町のプラサヴェルデで開いた。きめ細かく応じようと、経営や金融、税務、法律など14の分野に分かれて実施し、地元事業所の関係者ら約30人がアドバイスを求めた。 コロナ禍で苦境が続く中、初めて開催。連絡会構成団体の専門家らが地元事業所の状況を事前に確認しながら対応した。相談者は持ち時間の30分ほどの間に、現状や今後の在り方について説明するとともに意見を聞いた。 相談会は今後も開く予定。
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伊豆の国市社協に食料品105キロ寄贈 三島信金
三島信用金庫は16日、役職員から集めた食料品105キロを伊豆の国市社会福祉協議会に寄贈した。県東部4信金が取り組むフードドライブ事業の一環。 8月29日から9月2日に信金の本部や各支店の役職員が缶詰や乾麺など保存が可能な食料品を持ち寄った。営業店支援部の山田豊和部長が同市の韮山福祉・保健センターを訪れ、社協の河野真人会長に届けた。山田部長は「今後も地域貢献のために継続したい」と述べ、河野会長は「コロナ禍で困っている人は多いので大変ありがたい」と感謝した。 社協は子育て世帯の支援などに活用する。
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業界垣根越え、島田再発見 若手交流会「しるっ茶」観光プラン提案
島田市内の団体・企業で働く若手社員らの交流会「しるっ茶しまだ」が16日、同市内で開かれた。約60人が「島田の魅力を再発見」と題して観光プランを考えるグループワークに取り組んだ。 島田市と市立総合医療センター、島田商工会議所、島田掛川信用金庫、テクノサイト、中部電力パワーグリッドの20~30代の社員らが参加し、各団体・企業の業務紹介や質問コーナーを通じて交流を深めた。観光プランづくりでは地図やパンフレットを参考にPRする地区やターゲットを決め「茶の魅力を知る」「ストレス発散」など多彩なテーマでモデルコースを発表し合った。今後、交流会の実行委員を中心にプランの実現も目指す。 若者同士の交流を
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銀行強盗対処 行員が確認 三菱UFJ沼津支店
沼津署はこのほど、強盗対処訓練を同市大手町の三菱UFJ銀行沼津支店で行った。 署員が扮(ふん)した強盗1人が銀行に押し入り、行員を刃物とガソリンで脅して現金を奪い逃走するという設定。通報までの一連の流れを確認した。 訓練後、行員は犯人の特徴を記す「犯人像記憶調査表」に人相などを思い出しながら記入。生活安全課の滝沢篤警部補は「逃走後に服装を変えることもあるので、身長や体形を覚えておくことも重要」とアドバイスした。 斎尚人支店長は「良い機会になった。人命救助を最優先に、防犯に努めたい」と話した。
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将来のお金 正しい知識を 静岡銀行員、天竜高生に講座
浜松市天竜区の天竜高と静岡銀行は14日、高校生がお金について考える消費者教育講座を同校で開いた。同行浜北ブロックの3支店の行員が、ライフステージに応じた出費と資産づくりの選択肢などについて説明した。 家庭科基礎演習の一環として2、3年生計26人が受講した。行員らは就職や1人暮らし、子育てなどにかかる費用のほか、金融機関の役割について紹介。「お金についての正しい知識と将来の生活のための貯蓄や資産形成について考えよう」と呼び掛けた。 受講した鈴木清子さん(2年)は「自分が思っていたよりも、これからお金が必要だと分かった。意識して学んでいきたい」と語った。 浜北支店の西田吉輝支店長は「将来お
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地域活性や雇用拡大「起業家大賞」 静岡銀が募集
静岡銀行は11月11日まで、ビジネスプランコンテスト「第9回しずぎん起業家大賞」への応募を受け付けている。地域経済活性化や雇用拡大につながる新規創業者、革新的な事業者を支援する。 「新たなチャレンジが、地域社会の豊かな未来を創る」をテーマに、創業5年までの「スタートアップ」と、事業革新や事業分野の開拓を目指している創業5年超の「グローイングアップ」の2部門でプランを募る。 書類とプレゼンテーションによる審査を経て、2023年3月上旬に受賞者を発表する。受賞者には奨励金やサテライトオフィス費用一部補助などの特典がある。 問い合わせは静岡銀地方創生部<電054(345)9170>へ。
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障害者自立支援 静岡県労金 認定NPOに15万円寄付
静岡県労働金庫(増田泰孝理事長)はこのほど、認定NPO法人オールしずおかベストコミュニティに15万4600円を寄付した。障害者の就労や自立に向けた支援に役立てられる。 2021年度に会員が利用した無担保ローン「役立宣言」の契約数に応じて同金庫が浄財を拠出した。 静岡市葵区の県勤労者総合会館での贈呈式で、増田理事長が同法人の小出隆司副理事長に目録を手渡した。増田理事長は「新型コロナウイルス禍で福祉の現場も厳しい環境にあると聞く。少しでも障害者の笑顔のために役立てば」と話した。
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新規口座開設者にTポイント贈呈 スルガ銀行ネット支店
スルガ銀行は12月30日まで、インターネット支店のTポイント支店で新規口座開設キャンペーンを実施している。新たに口座を開設すると、もれなくTポイントを1500ポイント贈る。Tポイント支店では給与振り込みや定期預金などさまざまな銀行取引で、金額や取引回数に応じてTポイントがたまる。問い合わせは同支店<フリーダイヤル(0120)854789>へ。
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脱炭素推進へセミナー 静清信金と県温暖化防止センター
静清信用金庫と県地球温暖化防止活動推進センターはこのほど、脱炭素経営セミナーを静岡市葵区の同金庫本店で開いた。 同金庫の取引先企業経営者など約100人が参加。環境省関東地方環境事務所の地域適応推進専門官らが脱炭素経営が求められている背景や、省エネ設備導入に関する補助金制度について説明した。同金庫が展開する省エネ設備導入コンサルティングや二酸化炭素(CO2)排出量可視化などの支援メニューも紹介した。 参加者からは「具体的な施策を検討しなければならないと感じた」などの声が寄せられた。
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新興企業ノウハウ地元に 次期頭取、新産業育成へ一層注力 八木稔・静岡銀行代表取締役副頭取【聞きたい】
10月3日の持ち株会社しずおかフィナンシャルグループ(FG)設立に伴い、子会社となる静岡銀行で第12代頭取に就く。原燃料価格の高騰や急激な円安で経営環境が厳しさを増す地元企業に寄り添い、グループ各社と連携しながら経営支援や新産業育成に一層注力する。 ―次期頭取に決まった経緯は。 「銀行傘下にあったグループ各社の自立性を高めて新たな事業を展開し、地域経済により貢献していくのがFG設立の趣旨。その点を踏まえ、グループ全体を統括するFG社長と銀行経営に専念する頭取の役割を分け、別の人物が担った方が良いとの判断に至った。とはいえ、移行後も当面は静岡銀がFGの収益を引っ張っていくだろう。重責に緊張
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幾つになっても学ぶ姿勢を 第一生命沼津支社が女性異業種交流会
第一生命保険沼津支社(横溝有美子支社長)は12日、第3回女性異業種交流会を沼津市上土町のスルガ銀行多目的ホール「可能館」で開いた。県東部に本社や拠点を構える企業の女性社員20人ほどが参加。国内外の不確実性が強まる中、幾つになっても学ぶ姿勢を持ち、キャリアアップを図る意義などを学んだ。 第一生命経済研究所の的場康子主席研究員が講師を務め、女性活躍の現状やこれからのキャリアの考え方、仕事と学びの両立をテーマに講義を行った。近年の働き方の変化を挙げ、自分らしく生きることや日々研さんを積むこと、柔軟性を持つことなどを強調した。 交流会は固定メンバーで部課長や主任クラスが参加。毎回内容を変えて実施
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しずおかFG 10月発足 静岡銀行持ち株会社体制へ 課題解決、収益力を強化【解説・主張しずおか】
静岡銀行は10月3日、持ち株会社体制に移行する。新設する「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」を頂点に、静岡銀とグループ5社を同格の子会社とする。体制移行の背景にはガバナンス(企業統治)向上のほかに、提案力や課題解決力に磨きをかけて地域経済の持続的発展を促し、収益拡大につなげる狙いがある。 FG発足後は、静岡銀傘下にあった静銀経営コンサルティング、静銀リース、静岡キャピタル、静銀ティーエム証券、持分法適用関連会社のマネックスグループを格上げする。企業の経営改善支援やM&A(合併・買収)、事業承継、個人資産運用などを手掛けるこれら5社を自立させ、銀行依存の組織体質から脱却を図る。5社は採
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地場産業学ぶ冊子 静岡市教委に寄贈 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫はこのほど、静岡市の地場産業についてまとめた冊子「しずおか特産品解体新書」約7千部を同市教委に贈った。市は市内の小学4年生に既に配布し、社会科学習などに活用していく。 市役所清水庁舎を同信金の山本達訓常務理事らが訪れ、赤堀文宣教育長に目録を手渡した。山本常務理事は「児童が地場産業に興味を持ち、市内の活性化につながることを期待している」と話し、赤堀教育長は「地元の産業について知れる優れた内容でありがたい」と謝意を述べた。同冊子の寄贈は今年で23回目。
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座禅組み、気持ち新た 信用金庫新入職員が研修 静岡・臨済寺
静清信用金庫は9日、本年度の新入職員17人が座禅に取り組む体験研修を静岡市葵区の臨済寺で行った。 新入職員は半年にわたり、それぞれの配属先で内勤業務を中心に経験を積んだ。10月以降は取引先の営業回りなどの外勤活動も本格化することから、体験研修はこれまでを振り返り、次の成長機会への意識を高める目的で毎年実施している。 大方丈(本堂)で足を組み、背筋を伸ばして約1時間の座禅を組んだ。同寺の阿部宗徹老大師の法話も聞き、気持ちを新たにした。 高洲支店(藤枝市)の大石若菜さん(22)は「職場でまだ分からないことばかりだけど、毎日が充実している。座禅を通じ、地域に貢献できる信金職員になりたいと改
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職場体験の感想 外国人留学生が発表 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は5~9日、外国人留学生を対象にしたインターンシップを実施した。最終日の9日は静岡市葵区の同金庫静岡相談プラザで報告会を行い、留学生5人が期間中に訪問した企業での職場体験の様子を説明した。 インターンシップは国内で就職を希望する留学生と、外国人材を求める取引先企業をつなごうと企画した。ふじのくに地域・大学コンソーシアムと県国際交流協会が協力し、静岡、焼津両市の食品加工会社やIT企業など3社が県内の大学に通うベトナム、ブラジル、中国からの留学生を受け入れた。 最終日は、留学生が訪問先企業で体験した海外販路拡大や海外系列会社との連絡調整などの業務内容を報告書にまとめた。「
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3支店を統廃合へ 清水銀行、入江支店を建て替え
清水銀行は9日、2023年秋ごろに静岡市清水区入江にある入江支店を建て替え、周辺の江尻、追分両支店の機能を入江支店内に移転・集約する、と発表した。これに伴い、江尻、追分両支店の建物は閉鎖する。新しい入江支店にはATM2台を確保。応接室やコンサルティングブースを広く取り、顧客向け相談業務を拡充させる方針。
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特殊詐欺を未然防止 静岡市駿河区の4店舗に感謝状 静岡南署
特殊詐欺事件の被害を未然に防いだとして静岡南署は7日、静岡市駿河区の郵便局と金融機関計4店舗に署長感謝状を贈った。 受け取ったのは静岡西郵便局、しずおか焼津信用金庫丸子支店、静清信用金庫の東新田支店と用宗駅前支店。いずれも8月3日、来店した高齢者が高額な現金を出金しようとしたため窓口職員が理由を尋ねたところ、詐欺被害が疑われたためすぐに警察に通報した。この日は管内で特殊詐欺事案が多発していた。各店舗は日頃から詐欺被害の防止対策に取り組んでおり、高齢者への声掛けが功を奏した。 近年、県内では特殊詐欺事件が増加している。大村彦彰署長は「詐欺被害を無くすため今後も協力をお願いしたい」と述べた。
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身長体重計など 静岡・由比小に寄贈 中部陸運と清水銀
静岡市清水区の中部陸運と清水銀行はこのほど、同区の由比小に、デジタル身長体重計と製氷機を寄贈した。 同行で行われた寄贈式で中部陸運の小池英一取締役は「出身校の由比小に役立つ物を寄贈したいと考えた。児童たちの教育活動、健康面に役立ち、学校生活が今以上に充実したものになることを願います」と話した。清俊之校長は「学校生活をより充実したものにできるよう活用します」とお礼を述べた。 寄贈は同行の地方創生私募債を活用した教育支援の一環。
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メインバンク 静岡銀行首位39% 三島信金5位浮上 県内企業
東京商工リサーチ静岡支店がこのほど発表した県内企業のメインバンク調査によると、静岡銀行が1万6987社とトップで、県内シェアは39・47%だった。昨年まで6位の三島信用金庫が5位に浮上し、スルガ銀と順位が入れ替わった。 静岡銀は全国シェアでも1・18%を占め、メガバンクや大都市圏に拠点を構える千葉銀や福岡銀、横浜銀などの地銀に次いで11位だった。県内2位は浜松いわた信金で4496社、シェアは10・45%。清水銀(3004社、6・98%)、しずおか焼津信金(2988社、6・94%)、三島信金(2373社、5・51%)の順。 三島信金は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける地域企業への支援
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外国旅行小切手の郵送買い取り開始 スルガ銀行
スルガ銀行は9月から、トラベレックスジャパン(東京)と提携して外国旅行者向け小切手「トラベラーズチェック」の郵送買い取りサービスの取り扱いを始めた。 同行の公式サイトを経由して買い取り依頼申込書を取得。署名済みのトラベラーズチェックや身分証明書の写しなどと一緒に一般書き留めで郵送すると、買い取り代金が日本円で指定口座に振り込まれる。銀行窓口での買い取りサービスは8月末で終了した。
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高齢者狙う詐欺防ぐ 静銀袋井支店銀行員に感謝状 袋井署
高齢者を狙う特殊詐欺を未然に防いだとして、袋井署は6日、静岡銀行袋井支店(袋井市高尾町)の銀行員2人に署長感謝状を贈った。同署で贈呈式が開かれた。 表彰を受けたのは営業グループ担当課長の有働麻子さん(50)と山本亜美さん(23)。同署によると、2人は8月12日午後7時ごろ、70代女性が携帯電話で通話しながらATMを操作していたため、振り込みをやめるよう説得し、警察へ通報するなどしたという。 昨年も特殊詐欺の未然防止に貢献して同署から感謝状を贈られている有働さんは「これからも地域一体でお客様の財産を守っていきたい」と話し、山本さんは当時の状況を「どうしたら詐欺と分かってもらえるか考えながら
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21年度徴収率最高58・6% 滞納整理機構
静岡県と県内35市町でつくる静岡地方税滞納整理機構の広域連合議会定例会がこのほど県庁で開かれ、2021年度決算案を認定した。同年度の徴収率は前年度比15・5ポイント増の58・6%で、08年度の設立以降、最高となった。事務所を藤枝市内に移転することも報告された。 21年度は、21年6月から22年5月末までの1年間に約6億7千万円を徴収。県市町からの移管予告による自主納付や納付約束を含めると総額約17億4千万円となり、目標額の14億3千万円を3億1千万円上回った。新型コロナウイルス禍での所得減少に伴って差押えが困難なケースが増加する中、滞納処分の一時停止判定もしていると報告した。 同機構事務
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祖父母の似顔絵 園児が感謝込め描く 静清信金全38店舗で展示
静清信用金庫は5日、静岡、焼津、藤枝市の全38店舗で、地元園児による「祖父母のにがお絵展」を始めた。敬老の日(19日)に合わせ、園児が日頃の感謝を込めて祖父母の似顔絵を描いた。 3市内の44幼保・こども園から約3千点が集まった。静岡市葵区の本店フロアには静岡精華幼稚園(同区)の園児約200人が描いた作品が並ぶ。園児がクレヨンなどで祖父母の笑顔を描いた作品が来場者を和ませている。 期間中は特殊詐欺被害防止に向け、店舗を訪れた高齢者に「キャッシュカードを渡さない」「その電話大丈夫?」などと書かれたカードケースやポケットティッシュを配布する。 (社会部・沢口翔斗)
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コロナ後見据え新ブランド創出 サンフロント21懇話会分科会
静岡県東部地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は5日、伊豆の国市で伊豆地区分科会を開いた。コロナ後を見据え、温泉や歴史をはじめ代表的な地域資源を生かした新ブランド創出の必要性などを話し合った。=関連記事19面へ 第1部は基調講演を行い、講師は作家で本紙夕刊小説「頼朝 陰の如く、雷霆の如し」作者の秋山香乃氏(沼津市在住)。「頼朝再発見in伊豆」をテーマに、自身が感じている伊豆の魅力を交えながら伊豆と源頼朝のエピソードを紹介した。 第2部は「ウィズコロナ時代の持続可能な観光地」と題したパネル討論で、秋山氏のほか、徳田和
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焼津、藤枝、静岡でDXセミナー開催 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は20、27の両日と10月6日に、焼津、藤枝、静岡の3市と連携して「地域中小企業のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)セミナー」を開く。 3市の担当職員がDX導入促進に向けた支援策を説明する。先進事例や助成制度も紹介する。 参加無料。開催時間はいずれも午後2時~3時半。定員は焼津と藤枝が15人、静岡は20人。オンライン参加もできる。問い合わせは同金庫お客様サポート部<電054(270)8011>へ。 会場と開催日は次の通り。 20日 同金庫焼津相談プラザ▽27日 藤枝駅前コワーキングスペースフジキチ▽10月6日 同金庫本店
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松崎・雲見支援へ スルガ銀が寄付 台風被害
スルガ銀行(沼津市)は5日、台風8号の被害を受けた松崎町雲見地区の支援のため、町に寄付金100万円を贈った。贈呈式が町役場で行われ、戸谷友樹取締役(56)が深沢準弥町長に目録を手渡した。 戸谷取締役は「人的被害はなかったものの、観光のハイシーズンに地域経済は大きな打撃を受けたと思う。早期に復興できるよう少しでも役立ててほしい」と話した。
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静岡銀行浅羽支店 パディへ11月移転 袋井の商業施設
静岡銀行と遠鉄ストアは2日、静岡銀浅羽支店(袋井市浅羽)が11月21日に大型商業施設「浅羽ショッピングタウンパディ」(同市浅岡)内へ移転すると発表した。 顧客の利便性向上を図るため、現在地から約300メートル西へ移転し、スーパーやドラッグストア、100円ショップなどが集積する商業施設に出店する。 新店舗は外国為替業務や両替、紙幣300枚以上の大口入出金などの業務は行わず、袋井支店(同市高尾町)で対応する。現在の浅羽支店での窓口業務は11月18日まで。
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しずおかFG プライム上場へ
静岡銀行は1日、10月3日に設立する持ち株会社しずおかフィナンシャルグループ(FG)の東京証券取引所での市場区分について、最上位のプライム市場への上場が承認されたと発表した。しずおかFGは同日、新規上場する。 静岡銀の株式は今月28日に最終売買日となり、29日で上場を廃止する。既存の静岡銀株は自動的にしずおかFG株へ切り替わるため、株主が手続きを行う必要はない。
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遺贈、自転車振興で協定締結 沼津市とスルガ銀
沼津市とスルガ銀行(同市)は30日、遺言を活用した遺贈に関する協定と、自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結した。 遺贈に関する協定は、市への財産の遺贈を希望する人に、市がスルガ銀行のパンフレット配布などを通じ、同行の情報を提供する。同行は希望者からの相談に無料で応じる。同様の協定は三島市に次いで2例目。 自転車振興に関する協定は、沼津市で開かれる自転車イベントの企画運営やネット上での情報発信に両者で連携、協力する。 同市役所で開かれた締結式には、頼重秀一市長と大石裕之執行役員静岡コミュニティバンク長が出席した。大石氏は「遺言信託では15年間の経験があり、市民のお役に立ちたい。自
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書類保管サービス スルガ銀行が開始、貸金庫より安く
スルガ銀行は31日、書類保管サービスの取り扱いを開始した。地震や火災、水害などの災害に強い安全な倉庫で銀行の貸金庫より安く預かる。 異常気象に伴う自然災害が相次ぐ中、重要な書類や思い出を自宅に保管するのを不安に感じる人が増えているため、導入した。保管はNXワンビシアーカイブズ(東京)に委託する。対象は預金通帳や契約証書、権利書、遺言状、アルバム、手紙、書籍など。静岡、神奈川県の店舗で取り扱う。 出し入れや閲覧は契約店舗で行い、各店と倉庫間は専用車両で運搬する。月額使用料は税込み880円。一定サイズを超える書類は受け入れできない。各店舗窓口で申し込みを受け付けている。
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清水銀行がPIF融資 静岡県信用保証協会と連携、県内初
清水銀行は31日、県信用保証協会と連携した「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」による融資契約を県内で初めて富士市の非鉄金属卸売業桜井メタルと締結し、実行したと発表した。持続可能な開発目標(SDGs)を推進する企業のサポートを目的にした同協会の「SDGs支援保証制度」を利用したもので、こうしたスキームは県内で初めてという。 桜井メタルは通常より低い保証料率で同制度を利用し、清水銀から運転資金として1億円の融資を受けた。非鉄金属スクラップの再資源化や運搬車のエコカー化がSDGsに貢献していると評価された。 清水銀はことし4月のPIF取り扱い開始以降、8月までに15件26億円を実
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経済波及227億円 浜松いわた信金 伴走型支援の効果算出
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)と、しんきん経済研究所(同区)は31日、同信金が2021年度から始めた中小企業などへの伴走型支援による経済波及効果を発表した。新型コロナに関連した融資取引先全体の経済波及効果300億3900万円のうち、専門職員が個別に担当する伴走型支援が227億9400万円と76%を占めた。 伴走型支援先1602件を含むコロナ融資先6741件にアンケートを行って調べた。21年度と比較して22年度の売上高が増加した融資先は、伴走型支援を除いた一般が23・2%だったのに対し、伴走型は36・9%だった。売り上げ規模別では、5億円未満の支援先で増加した割合が高かった。 伴走型支援
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中部横断道開通1年 玉置実・静岡経済研究所主席研究員に聞く【清水港はいま④完】
中部横断自動車道の静岡-山梨間は29日、全線開通から丸1年を迎えた。ただ、県内唯一の国際拠点港湾である清水港ではこの1年間、海上コンテナ取扱数量は前年同期比横ばいでシナジー(相乗効果)は出ていない。かつて駿河と甲州を結び、清水港の発展を支えた富士川舟運の“復活”のためにはどうしたらよいのか。静岡経済研究所の玉置実主席研究員に聞いた。 -清水と甲信地方の歴史的つながりをどうみていますか。 「地理的にも近く、つながりは深かった。その象徴が清水の巴川沿いに今でも残る『甲州廻米置場』だ。清水は、甲信地方の流通拠点として機能してきた。山梨県のすし店数は、人口1千人当たり0・
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金融機関2店舗に詐欺防止で感謝状 静岡中央署
静岡中央署は29日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、しずおか焼津信用金庫安西支店と静清信用金庫安東支店の2店舗に署長感謝状を贈った。 しずおか焼津信用金庫安西支店では4月26日午後、来店した高齢女性が「息子が会社の書類を間違って送ってしまった。50万円をATMで引き出す」などと鷲巣世奈さん(26)に申し出た。鷲巣さんは息子が名前を名乗っていないことから不審に感じ、女性を説得した上で一緒に安西交番に訪れた。 静清信用金庫安東支店では5月13日午後、来店した高齢女性が同様の手口で50万円を出金すると説明。小沢陽子さん(47)は詐欺を疑い、警察に通報して被害を食い止めた。 同署で行われた式
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特殊詐欺 未然に防ぎ感謝状 沼津の2金融機関
沼津署はこのほど、特殊詐欺を未然に防いだとして、沼津信用金庫高島町支店(沼津市高島本町)と沼津真砂郵便局(同市真砂町)、それぞれの職員らに感謝状を贈った。 同信金では、来店した60代女性が「市役所から介護保険料の戻りがあると言われた」との申し出に対し、職員が出金を保留して被害を食い止めた。大嶽元英支店長(50)と佐藤容子支店長代理(51)、職員の菊地佑奈さん(24)が感謝状を受け取った。大嶽支店長は「2人が高い意識で行動し、詐欺を未然に防げて良かった」と話した。 同郵便局では、携帯電話を使用しながらATMを操作していた高齢女性に局員が声を掛けた。女性が「還付金を受け取りに来た」と申し出た
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松崎雲見復旧へ 町に100万円寄付 静岡中央銀行
静岡中央銀行はこのほど、台風8号の被害を受けた松崎町雲見地区などの支援として、同町に寄付金100万円を贈った。伊豆エリア長を務める熱海支店の岡田康伸支店長らが町役場を訪れ、深沢準弥町長に手渡した。 岡田支店長は同地区の被害や復旧状況などについて深沢町長から説明を受けた。「松崎は静岡中央銀行の発祥の地でもある。少しでも町が元気になればと思い、支援を決めた」と話した。 町は寄付金を土木工事や民宿などの事業者支援などに充てるという。深沢町長は「生活再建に向け、有効に活用させていただく」と述べた。
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SDGS推進へ 静岡中央銀行、東京海上と協定
静岡中央銀行は26日、東京海上日動火災保険と「持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する包括連携協定」を結んだ。 同行の取引先企業のSDGs推進などを連携支援し、地域課題の解決と持続可能な社会の実現を目指す。主要営業エリアの静岡、神奈川県内の経済活性化や中小企業支援にも共同で取り組む。同行は損害保険ジャパンともSDGs推進連携協定を締結している。
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創業スクール全5回、10月から しずおか焼津信用金庫
しずおか焼津信用金庫は10月22日から、地域に根差した創業者を育成するための「創業スクール」を静岡市葵区追手町の同金庫追手町ビルで開く。 同金庫の営業地区内で新規創業を計画している予定者や創業5年以内の経営者、事業承継を予定している後継者が対象。2023年2月までの全5回講座で、ビジネスプランの作成や営業・販売戦略、経理の基礎知識などを学ぶ。スクールは静岡、富士、藤枝、焼津の4市の特定創業支援等事業に認定され、受講者が4市内で会社を設立する場合、登録免許税の軽減などが受けられる。 受講料5000円。定員は30人程度。応募は10月14日まで受け付ける。問い合わせは同金庫お客さまサポート部<
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カレンダー用の富士山写真審査 沼津で静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)は26日、「2023年カレンダー富士山フォトコンテスト」の審査会を同市のサンフロントで開いた。同行の新年カレンダーに使用する最優秀賞と、入賞・入選の結果は9月中旬以降に発表する。 「静岡、神奈川県で撮影した富士山」がテーマ。10~90代の210人から608点の応募があった。花や茶畑、田植え、紅葉、雪景色など四季折々の風景と霊峰を組み合わせた力作がそろい、同行の清野真司社長や静岡新聞・静岡放送のカメラマンらが審査した。 コンテストは12回目で年々レベルが上がり、昼夜を問わず撮影に出掛けた苦心の分かる作品が多かったという。例年に比べ、中高生の応募も目立った。 入賞・入
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経営ノウハウ学ぶ ビジネス塾開講 沼津信金、10月から
沼津信用金庫は10月8日から、若手経営者や起業家らを対象にした「ぬましんビジネス塾」を沼津市上土町の同信金研修室で開く。 12月17日までの全6回。外部講師を招いて経営力や社内コミュニケーション、公的機関の活用、財務分析などを学ぶ。グループワークなども取り入れ、主体的に学べるプログラムを展開する。定員15人。受講料5万5千円。9月9日締め切り。 ぬましんビジネス塾はこれまでに14期開催し、350人以上が参加した。問い合わせ、申し込みは同信金法人営業部<電055(962)6767>へ。
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松崎 台風被害支援 雲見地区に義援金 三島信金
三島信用金庫はこのほど、台風8号の被害を受けた松崎町雲見地区などの支援に向け、同町に義援金を届けた=写真=。高嶋正芳理事長らが町役場を訪れ、深沢準弥町長に手渡した。 義援金は役職員や従業員組合の浄財など約150万円を集めた。三島信金は災害発生直後、従業員が同地区の現場に入り、復旧のボランティア活動にも携わった。高嶋理事長は「宿泊施設にとってはこれから頑張っていこうとする稼ぎ時に被害を受けてしまった。一日も早い復旧を祈り、少しでもお役に立てれば」と話した。
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SDGs推進で連携 沼津信金と市社協が協定
沼津信用金庫と沼津市社会福祉協議会はこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に関する包括連携協定を締結した。SDGsの普及や地域の発展、社会福祉の向上を目指す。 同市のサンウェルぬまづで行われた締結式に、信金の鈴木俊一理事長と社協の工藤達朗会長が出席した。鈴木理事長は「地域の活性化や福祉に貢献したい」とし、工藤会長は「協定をきっかけにさらに連携を深めたい」と述べた。
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静岡銀行 社食で地元産品“吟味” 「サポートデー」初回は富士市
静岡銀行は25日、地方創生の取り組みの一環で県内市町ごとの農水産物を使った特別メニューを社員食堂で提供する「フードサポートデー」を始めた。地元食材のおいしさをまず行員が知り、販路拡大支援の強化につなげる狙い。 初回は富士市の食材がテーマ。地理的表示(GI)保護制度に登録されている「田子の浦しらす」とほうじ茶を使った「富士のほうじ茶飯 田子の浦しらす丼」のほか、ブルーベリーのスイーツなど3品、計約540食を提供した。今後も定期的に自治体ごとの特産品を紹介する。 静岡市清水区の静岡銀本部に富士市の山田教文副市長が訪れ、中村智浩執行役員地方創生部長と会食した。行員にも好評で、即完売するなど盛況
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雲見への義援金、新たに受付口座開設 松崎町
松崎町は23日、台風8号の被害を受けた同町雲見地区などの支援に向け、義援金の受付口座を新たに開設した。義援金は被害を受けた住民に直接配分し、生活再建に充てる。11月17日まで。 振込先はゆうちょ銀行、口座記号番号00140-6-364665、振替口座名「松崎町災害義援金」。すでに町役場出納室や、三島信用金庫松崎支店普通預金、口座番号1034163、口座名「松崎町災害義援金」でも受け付けている。町によると、これまでに約325万円(23日午後3時時点)が集まった。 このほか、町が災害復旧に充てる寄付金を町のふるさと納税などで受け付けていて、同日までに約200万円が寄付された。詳細は町ホームペ
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空き地活用し商店街活性化 焼津駅前通り、推進会議初会合
焼津駅前通り商店街周辺の低未利用土地や空き家、空き店舗について、活用促進を図る推進会議の初会合が23日、市役所で開かれた。商店街や市、商議所、金融機関の関係者が集まり、本年度の取り組みについて確認した。 実施するのは焼津商工会議所、焼津市、しずおか焼津信用金庫、焼津駅前通り商店街振興組合。本年度の国のモデル調査事業で支援対象地域として採択された。駅前通り商店街での出店希望者に未活用の土地、店舗を紹介しつなぐ「ランドバンク」の創設を目指す。 本年度は住民や地権者に物件の貸し出し意向を確認したり、未利用建物の活用プランについて話し合ったりして、ランドバンクで提供可能なデータや課題を洗い出す。
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浜松倉庫 DX認定取得 中小企業では静岡県内初
浜松倉庫(浜松市中区)はこのほど、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業を国が認定する「DX認定」事業者に選ばれたと発表した。1日付。中小企業では静岡県内初という。 同社はロボットや人工知能(AI)、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールを導入し、省力化と省人化、ステークホルダーの協業体制を実現した。都田流通センター(同市北区)に新倉庫を建設予定で、医療など新分野への参画を図り、営業利益率4・5%向上を目指す。 DX認定は2020年5月施行の情報処理促進法に基づく制度。県内ではヤマハ、ヤマハ発動機、TOKAIホールディングス、明電システムソリューション、静岡銀行が認定され
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中小企業デジタル化へ 御前崎市と市商工会、島田掛川信金が協定
御前崎市と同市商工会、島田掛川信用金庫はこのほど、市内中小企業のデジタル化推進を目的とした連携協定を結んだ。同市役所で締結式を行い、柳沢重夫市長と河原崎健司市商工会長、伊藤勝英同金庫理事長が協定書にサインした。 同金庫と商工会の職員は市内の中小企業を対象に、専用の診断ツールで業務面のデジタル技術の活用状況を把握する。助言したり専門家を紹介したりする他、補助金申請などの相談にも応じる。診断結果は市も共有し、施策に反映する。 同金庫がデジタル化推進に関して県内の自治体、商工団体との3者協定を結ぶのは4例目。伊藤理事長は「デジタル化は企業の生産性向上に不可欠」と語った。
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原材料・資源高が経営圧迫 静岡県内主要企業、価格転嫁進まず
静岡新聞社が18日までにまとめた県内主要企業トップへの景況アンケートで、原材料やエネルギーの価格上昇を受けて自社の製品・サービスに価格転嫁できているかを聞いたところ、転嫁度合いが50%未満と答えた企業は約4割だった。原材料・エネルギー高が自社の事業に影響が出ていると答えた企業は全体の約9割を占め、幅広い業界で経営を圧迫している状況が浮かんだ。 価格転嫁できている割合を「49~25%」と答えた企業が19・3%、「25%以下」が14・8%、「全くできていない」も12・5%あった。一方で「全て転嫁済み」は4・5%にとどまった。 転嫁できない理由は「業界内の競争が厳しい」「取引先が応じない」「客
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SDGs推進へ宣言書 浜松いわた信金 取引先支援
浜松いわた信用金庫は、SDGs(持続可能な開発目標)や脱炭素化の推進を目指す取引先の支援を進めている。社内のSDGsの取り組みに関する評価と推進宣言書作成を入り口に、脱炭素化に向けた二酸化炭素(CO2)排出削減目標の具体的な達成支援サービスや関連融資制度も用意した。 取り組み評価と宣言書作成は6月下旬のサービス開始後、約2カ月で製造や建設、介護施設など36件をサポートしている。「人権・労働」「環境」「製品・サービス」など5分野65項目のチェックシート(三井住友海上火災保険など提供)を元に、同信金職員が事業所にヒアリングを行う。専用のフィードバックシートで現状の強みや弱みを明らかにした上で宣
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浜松いわた信金と市が協定 ウクライナ避難民支援 一時金支給など
浜松市と浜松いわた信用金庫(同市中区)は16日、ウクライナ避難民支援推進の協定を締結した。同信金は市が担っている避難民への一時金の支給や就労支援に協力する。ウクライナ避難民支援で、県内の自治体と金融機関が協定を結ぶのは初めて。 同信金が進めるSDGs(持続可能な開発目標)を通じた地域貢献活動の一環。避難民が増加して一時金の財源の寄付金が枯渇した場合は、同信金が市に最大500万円を寄付する。地域に根ざした信金の強みを生かした生活支援を進め、避難民の自立や多文化共生社会の実現を後押しする。市役所で締結式を行い、鈴木康友市長と同信金の御室健一郎会長が協定書を交わした。鈴木市長は「一時金を安定して
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台風8号の被害で三島信金緊急融資
三島信用金庫は16日までに、県内でも被害が広がった台風8号に伴う緊急支援融資の取り扱いを始めた。個人、事業所とも年1・00%の固定金利で融資する。 復旧資金として個人は500万円、事業所は1千万円を上限に貸し出す。自宅や家具、車、社屋、設備などの損壊に加え、売り上げが減ったり取引先が被災したりした間接的な被害も対象にする。 取扱期間は12月30日まで。融資実行手数料は不要。問い合わせは<フリーダイヤル(0120)608386>へ。
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ドッジボールなど浜松・浜名小に寄贈 中央不動産と清水銀行
浜松市浜北区の中央不動産と清水銀行はこのほど、同区の浜名小に、ソフトドッジボールなど64個を寄贈した。 同校で行われた寄贈式で中央不動産の桔川渉代表取締役らが目録を山田順子校長に手渡した。桔川代表取締役は「未来を担う子供たちに少しでも役に立てば」と話した。山田校長は「体育の授業で生徒1人が1個のボールを使用できるようになる」とお礼を述べた。 寄贈は同行の地方創生私募債を活用した教育支援の一環。
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親子一緒にプラモ作り 静岡市で教室
静清信用金庫は9日、静岡市駿河区の静岡ホビースクエアで小学生と保護者を対象に「夏休みこどもプラモデル教室」を開いた。 親子41組が参加しプラモデル作りに取り組んだ。使用したのは青島文化教材社(同市葵区)の製品で、ミニバンタイプの乗用車をモデルにしたもの。親が手でパーツを固定し、子どもがニッパーでパーツを切り取るなど、親子が共同作業で工夫しながらプラモデルを完成させた。 静岡サレジオ小4年の名倉悠斗さんは「パーツを切るのに力が必要で大変だったけれど楽しかった」と話した。
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スルガ銀行、業績上方修正 3月期予想 実質与信費用減少
スルガ銀行は10日、2023年3月期の連結業績予想を上方修正した。実質与信費用が当初予想を下回る見込みになり、経常利益を期初予想比31・2%増の105億円、純利益は28・5%増の90億円に引き上げた。純利益は3年ぶりの増益になる見通し。 売上高に当たる経常収益は同2・3%増の860億円とした。同行から融資を受けた投資用不動産の購入者が民事調停を申し立てていることもあり、予防的に実質与信費用を積み上げたが、返済が想定以上に進んでいるという。 同日発表した22年4~6月期の連結決算は貸倒引当金繰入額の減少で経常利益が前年同期比24・3%増の43億200万円、純利益は59・2%増の40億6千万
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清水銀草薙支店に詐欺防止で感謝状 清水署
清水署は9日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、静岡市清水区草薙の清水銀行草薙支店(築地弘隆支店長)と功労者2人に署長感謝状を贈った。 感謝状を受けた功労者は同店事務長の河原崎啓さんと従業員の永井里奈さん。7月11日午前、来店した50代男性が300万円の振り込みを申し込んできた。男性の落ち着かない様子を不審に思った永井さんが振り込み目的を聞き、特殊詐欺を疑って河原崎さんと相談して警察に通報した。同署によると男性は架空請求を受けていた。 草薙地区は同署管内の特殊詐欺被害防止推進地区で、同店は詐欺被害防止に力を入れていた。同店で開いた感謝状贈呈式で八木瑞生署長が「マニュアルにある高齢者相手
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外国人児童にランドセル 浜松いわた信金が29個寄贈
浜松いわた信用金庫は8日、日本に住む外国人児童のためにランドセルを集めるプロジェクトに取り組む磐田市前野の龍の子幼稚園(座光寺明理事長)に、職員らから募ったランドセル29個を寄託した。高柳裕久理事長らが届けた。 同園は2020年から、卒園児や市民から使わなくなったランドセルを集め、NPO法人東海ファシリティー(愛知県)を通じて外国人児童に贈っている。同信金もプロジェクトに賛同し、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として職員にランドセルの提供を呼び掛けた。今春に小学校を卒業した長男の同級生に声を掛け、14個も集めた職員もいるという。 贈り主が文房具や寄贈先の児童への手紙を添えた
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伊豆市と沼信 地域発展へ協定
伊豆市と沼津信用金庫は9日、地域社会の発展への貢献に向けたパートナーシップ協定を締結した。同信金が自治体とパートナーシップ協定を結ぶのは8市町目で、支店を置かない自治体とは初。 関係人口の拡大による地域活性化や課題の解決、人材育成、子育て支援などに連携して取り組む。市役所で開いた締結式で、紅野正裕会長と菊地豊市長が協定書に署名した。 紅野会長は「官民一体となり、他の金融機関とも連携を密にして活性化に貢献したい」と抱負を語った。菊地市長は「ネットワークやノウハウを活用させてほしい」と協力を求めた。
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三島信金「地域の人事部」参画 人材確保へ支援強化 中小向け
三島信用金庫は、地元企業の人材確保に向けて支援を強化する。関東経済産業局が本年度開始した事業「地域の人事部」に参画した。取引先の中小企業が抱える人材に関する課題解決へ、自治体や商工会議所と連携して取り組む。 「地域の人事部」は複業人材(兼業・副業)のほか、若者やシニア、女性、外国人など多様な人材とのマッチングを図り、企業の自走化をサポートする事業。茨城県北部、長野県松本市と塩尻市、新潟県長岡市と燕市、三島市の6地域で取り組む。このうち、主体組織に選ばれた金融機関は同信金のみという。他地域とも情報共有し、ネットワーク構築やノウハウを共有する。 同信金は、県東部は首都圏からの移住者が多く、
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しずおか焼津信金 詐欺防止で感謝状 焼津署
焼津署は5日、特殊詐欺を未然に防いだとして、しずおか焼津信用金庫道原支店大島出張所(焼津市大島)に署長感謝状を贈った。 同署によると、6月30日に来店した高齢女性が窓口で「息子が現金の入った会社のかばんをなくした。家の一大事だから100万円を下ろしてほしい」と申し出た。女性の出金を保留し、警察に通報し、被害を食い止めた。 窓口係として対応した滝井勝代さんは女性の引き出す金額が多額であることから、会話を通じて詳しい事情を聞き出そうとやりとりを続けた。特殊詐欺の可能性を指摘すると、女性は否定したが、「100万円では足りない」などと説明したことから、特殊詐欺被害の可能性を感じたという。 贈呈
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窓口の接客、児童が挑戦 沼津・スルガ銀行で見学ツアー
スルガ銀行は5日、小学生向けの銀行見学ツアーを沼津市の同行本店で開いた。県東部の小学生5、6年生ら11人が参加し、お金の大切さや金融機関の役割を学んだ。県東部地域局主催の「夏休み自由研究体験講座」の一環。 窓口業務の体験では、行員になりきり、預金口座の開設や出金に訪れた来店客への対応を模擬体験した。来店客役の職員に、丁寧な言葉遣いで接客し、銀行業務の基本に理解を深めた。 施設内も見学し、使われていない貸金庫を見たり、札束を触って重さを確かめたりした。市立第五小6年の杉本結哉君(11)は「働いている人から説明を聞けて、銀行の仕組みがよく分かった」と話した。
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子どもの防犯意識高めるグッズ配布 沼津信金
沼津信用金庫(沼津市)はこのほど、子どもの防犯意識向上につなげる啓発品の寄贈を沼津署などに報告した。営業エリアの県東部10市町の教育委員会を通じ、5月に小学校86校の新入児童に配布した。啓発品はポケットティッシュとクリアファイル、防災ハンドブック。身を守る心構えをまとめた防犯標語「いかのおすし」、同信金と県警のマスコットキャラクターなどを描いた。 海田新也理事は「多くの子どもたちに『いかのおすし』を認識してもらえたら」と語った。吉田光広署長は感謝を伝え、「夏休みに子どもが犯罪被害に遭わないよう引き続きご協力を」と話した。 啓発品は2017年度から、新入学児童に贈っている。
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自己資本比率15・45% 静岡銀、6月末
静岡銀行は5日、6月末(2023年3月期第1四半期末)の連結総自己資本比率(国際統一基準)が15・45%と発表した。3月末と比べて0・63ポイント下降した。
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東海道と富士山 時代を超えて ビュフェ美術館(長泉)で風景展開幕
「わたしたちの東海道 富士山のある風景の魅力」展(ベルナール・ビュフェ美術館、静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)が5日、開幕した。古今の作家14人が表現した東海道と富士山が題材の作品約100点を見比べることができる。 展示は歌川広重の「東海道五拾三次」に始まり、棟方志功が駿河銀行(現スルガ銀行)の依頼を受け、7回の取材旅行を通して昭和の風景をスケッチした「東海道棟方板画」計27点が並ぶ。山口晃が手掛けた三島周辺の風景に武士と現代人が共存する細密画や、上空から静岡県を撮影した松江泰治の写真など、多様な時代や視点の作品を楽しめる。 会期は12月18日まで。入場料は一般千円、高校・
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SDGs啓発へ連携 遠州信金と保険3社
遠州信用金庫は2日、保険会社3社とSDGs(持続可能な開発目標)に関する包括連携協定を締結した。 あいおいニッセイ同和損害保険、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険とそれぞれ結んだ。SDGsの情報発信や普及啓発をはじめ、温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの取り組みや健康経営の推進などで連携する。 調印式を浜松市中区の同信金本店で開き、あいおいニッセイ同和損害保険の戸田成俊専務ら3社の関係者と、同信金の守田泰男理事長らが出席した。守田理事長は「協定を地域貢献につなげたい」と述べた。 (浜松総局・白本俊樹)
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静岡銀行 経常益33・5%増、資金利益が伸長 4~6月期
静岡銀行が3日発表した2022年4~6月期連結決算は、株式等売却益や外国為替売却益の増加などで経常収益が前年同期比26・4%増の717億3300万円、経常利益33・5%増の190億5100万円、純利益2・5%増の144億3500万円だった。 単体の業務粗利益は1・6%減の353億4100万円。本業の収益力を示すコア業務純益は62・7%増の205億8900万円。 資金利益が伸びたほか、役務取引等利益の増加も寄与した。市場運用の環境変化に応じ、外国債の保有を減らして日本国債などを増やす資産の組み換えを進め、安定収益確保に努めた。 期中平均の貸出金残高は3・1%増の9兆6107億円。預金残高
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3個人6団体、共同参画貢献 知事褒賞授与式
静岡県は3日、県が条例で定めた男女共同参画の日(7月30日)に合わせ、県内の3個人6団体に知事褒賞を贈った。女性の活躍推進や子育て支援、働きやすい環境づくりなどに取り組んだ功績をたたえ、県庁で授与式を行った。 受賞したのは静岡女性史研究会の大塚佐枝美代表(静岡市葵区)や県人権擁護委員連合会の仁科恵子理事(函南町)、浜北女性の会(浜松市浜北区)など。授与式では川勝平太知事が褒状を手渡し、「皆さんの活躍が県の模範になっている」とたたえた。 県の男女共同参画の日は、1876年7月30日に浜松県公選民会の代議人選挙で島田市の女性が初めて投票権を行使したことを記念して制定された。 そのほかの受賞
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沖田化成が新工場 生産能力2割増へ 浜松の本社工場隣接地
自動車部品などプラスチック射出成形加工の沖田化成(浜松市南区)はこのほど、本社工場隣接地に新工場を建設し、稼働した。投資額は約9億5千万円。増産要請に対応可能な態勢を整え、2025年までに生産能力を現行の2割増に引き上げる。 老朽化が進んだ同区内の長田工場を本社隣接地に移転集約した。用地を購入し、約5千平方メートルの敷地に一部2階建ての工場(延べ床面積約3680平方メートル)を整備した。 同社は自動車のシフトデバイスやハンドル内部の機構周辺の部品加工などを手掛ける。小型から大型まで多様な部品に対応する射出成形機を新工場を中心に追加や更新を含め59台備える。同社は「将来の事業承継を見据え、
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静清信金と静岡ガス 脱炭素化推進へ連携 中小企業を総合的に支援
静清信用金庫と静岡ガスは2日までに、地域中小企業の脱炭素化の推進に向けた業務提携を結んだ。省エネ診断や設備投資の提案、資金融資などで連携し、総合的な支援を展開する。 静岡ガスは静清信金から取引先の紹介を受け、ヒアリングや現地調査を無料で実施。エネルギー負荷の大きい場所や二酸化炭素(CO2)排出量などを診断し、太陽光発電などの導入を提案する。静清信金は提案に基づいて省エネ機材を設置する中小企業に、3千万円を限度額に通常よりも低金利で融資し、資金面をサポートする。 脱炭素化を巡っては「まずは自社のCO2排出量を把握したい」、「必要性は理解しているが、何から対応したらいいか分からない」といった
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富士市とスルガ銀行 自転車振興で協定 地域の魅力発信
富士市とスルガ銀行はこのほど、自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結した。今後、イベント開催や「ふじぽた」(仮称)と称したSNSでの情報発信を展開する。 協定は、同市内のサイクルイベントの発信や企画運営、ウェブでの情報発信など5項目を連携内容として掲げ、相互の資源を生かしたサイクルツーリズムや地域の魅力を発信する。 市役所で開かれた締結式で協定書を交わした同行の大石裕之静岡コミュニティバンク長は「富士市の観光資源をつないで魅力を発信する。移動手段としても脱炭素化に役立て、交流人口拡大、地域活性化を図る」と述べた。小長井市長は「シティプロモーションで実績のある御社との連携は心強い」と
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日本平動物園へプリンター寄贈 静清信用金庫
静清信用金庫はこのほど、子育て支援を目的とした静岡市との連携協定に基づき、日本平動物園(同市駿河区)にプリンター1台を寄贈した。 同園で行った贈呈式で、同信金の鈴木義行理事が竹下秀人園長に目録を手渡した。鈴木理事は「運営や子育て支援に役立てていただければ」と話した。竹下園長は同協定が2016年10月に結ばれて継続していることに言及し、「これまで以上に関係を密にしていきたい」と感謝した。
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広報誌をモニター表示 しずおか焼津信金 藤枝・焼津市と連携
しずおか焼津信用金庫は、藤枝、焼津の両市にある全25店舗の店内モニターで、両市の広報誌をデジタル化して表示する取り組みを始めた。両市から同信金に出向中の職員らが中心になって企画し、実現した。 藤枝市の9店舗では、月2回発行の「広報ふじえだ」の全ページを順番に表示する。焼津市の16店舗では、月1回発行の「広報やいづ」のピックアップ版を掲示している。藤枝市、焼津市からそれぞれ出向している池田宏至さん、斎藤麻耶さんらが提案し、各部署と調整を進めた。池田さんは「行政情報に触れてもらう機会を増やすことで市民サービス向上につながれば」と期待を寄せる。 同信金によると、モニターは金利や定期預金の情報の
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SDGsでまちづくり 官民連携、カードゲーム通じ学ぶ 島田
島田市は1日、持続可能な開発目標(SDGs)の推進を目的としたイベントを市役所で開いた。官民が連携して、SDGsを達成するプロジェクトを実行し、まちづくりを進めていくカードゲームに取り組んだ。 第2次市総合計画後期基本計画で、SDGs達成への貢献を掲げた島田市の取り組みの一環。市や島田商工会議所、市商工会、島田掛川信用金庫、FM島田から約20人が参加し、東京海上日動静岡支店の職員がイベントの講師を務めた。 参加者は行政と民間側に分かれ、さまざまなプロジェクトに取り組み、SDGsの達成が地方創生につながる過程を学んだ。市戦略推進課の小野晶規さんは「市全体でSDGsに対する意識を高めていきた
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富士宮信用金庫人事(1日・地名は支店)
総務部人財開発課長(吉原店長)佐野公洋▽企画部副部長兼総合戦略課長(企画部副部長兼資金運用課長)後藤淳▽企画部経理課長代理(企画部経理課係長)内藤晃▽業務部営業企画課長(神田店長)清敏啓▽融資部審査課長代理(融資部審査課係長)遠藤裕太▽事務部長(事務部長兼事務集中課長)望月剛毅▽事務部事務集中課長(総務部人財開発課長)渡辺彩子▽事務部事務集中課主任推進役(事務部電算課長)中野剛▽事務部電算課長(事務部電算課長代理)佐野貴弘▽お客さま相談部シニアアドバイザー課長(西町店長)外山和伸▽お客さま相談部営業店サポート課長(お客さま相談部営業店サポート課長代理)山本貴章▽本店店長代理(本店係長)中野千
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企業年金基金と業務提携 浜松いわた信金、中小向けに紹介
浜松いわた信用金庫は1日、業種や人数を問わない中小企業向け確定給付企業年金制度を提供する全国ビジネス企業年金基金(岡山市)と業務提携を結んだ。取引先への紹介業務を行う。同基金と信金との業務提携は全国で初めて。 制度の名称は「しっかり貯まる企業年金」。厚生年金適用事業所であれば、1人から加入可能。加入対象範囲や掛け金設定など事業所側の制度設計の自由度が高く、最低1・2%の利回りを保証する。自己資本比率30%以上の健全性の高さなどが特徴という。 同信金によると、30人以上など一定規模の事業所に適した紹介商材はあったが、中小向けは限られていた。同信金ソリューション支援部は「福利厚生の向上や人材
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永年勤続従業員を表彰 島田商議所 16事業所30人
島田商工会議所は28日、本年度の永年勤続従業員の表彰式を島田市の大井神社宮美殿で行った。勤続10~40年以上で、他の模範となる16事業所30人を表彰した。 40年表彰は3人、30年表彰は8人、20年表彰は9人、10年表彰は10人。市川公副会頭が「事業所のさらなる発展のために、これまで培った見識や豊かな経験、熟練の技術を後輩に引き継いでほしい」とあいさつし、出席者に表彰状を手渡した。 40年表彰の対象者は次の通り。 柴田忠(サカイ産業)小沢昌秋、平口慶喜(島田掛川信用金庫)
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特殊詐欺被害を防止 静銀下島支店に感謝状 静岡南署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして静岡南署は27日、静岡銀行下島支店(静岡市駿河区)と同支店行員の杉本朝子さん(62)に署長感謝状を贈った。 同支店で行われた贈呈式で、大村彦彰署長が手渡した。同署などによると、杉本さんは8日、来店した80代女性から「息子が会社で失敗してしまい現金300万円を出金したい」と相談された。詳しく話を聞くと、息子を名乗る男は電話で女性に「のどの手術の影響で声が違う」などと言っていたことが分かり、詐欺を疑い警察へ通報した。 杉本さんは「お客様の話をしっかり聞き、寄り添う接客ができたことが被害防止につながった」と話した。
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静岡中央銀行 減収増益、4~6月期
静岡中央銀行が29日発表した2022年4~6月期連結決算は経常収益が前年同期比2・7%減の34億9700万円、経常利益は13・3%増の11億7500万円、純利益18・5%増の8億4400万円だった。 有価証券利息配当金の減少で2年ぶりの減収になったが、営業経費や有価証券関係費用を減らし、2年連続の増益につなげた。本業の収益力を示す単体のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は8億2400万円で、前年同期より3・0%増加した。 期中平均の貸出金残高は1・4%増の5772億800万円。新型コロナウイルスや原材料価格高騰の影響が長期化する中、取引先の個別事情に合わせた支援を継続した。 期中平
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成長分野参入を支援 静岡銀行グループ 投資ファンド設立
静岡銀行とグループ会社の静岡キャピタル(静岡市清水区)は29日、株式上場を目指すベンチャー・スタートアップ企業や成長分野に取り組む企業などを支援する投資ファンドを共同で設立した。地域経済の持続的成長を担う企業を後押しする。 ファンド設立は2020年4月以来で、名称は「静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合」。従来よりも支援体制を強化するため、総資金量は前回の2倍の30億円に引き上げた。静岡銀が80%の24億円を、静岡キャピタルは20%の6億円を出資する。 航空宇宙やロボット、IoT、人工知能(AI)など、成長が期待される分野への参入を目指す企業に投資する。成長段階に応じてきめ細かな支援も
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清水銀行、コア業純増 4~6月期 貸出金利息伸ばす
清水銀行が29日発表した2022年4~6月期連結決算は、経常収益が前年同期比0・8%減の71億4400万円、経常利益35・4%減の11億4900万円、純利益41・5%減の7億8200万円と2年ぶりの減収減益だった。貸倒引当金戻入益の減少や国債等債券売却損が響いた。 単体の業務粗利益は4・2%減の46億7700万円。一方、本業の収益力を示すコア業務純益は3・6%増の12億3800万円で堅調だった。中小企業向け融資やビジネスマッチングなどを積極的に推進し、貸出金利息や役務取引等収益を伸ばした。 6月末の預金残高は2・6%増の1兆5498億円。貸出金残高は1・8%増の1兆2331億円。 不良
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低金利貸し出しのオートローン開始 スルガ銀行
スルガ銀行は28日、特別金利でのオートローンの取り扱いを始めた。静岡、神奈川県の在住者が対象。通常は平均4・0%前後の年利を一律2・5%に優遇する。 用途は自動車や二輪車の購入、車両修理、車検、運転免許証取得など。取扱期間は12月30日まで。「カード型」は店頭とウェブでの申し込みが可能で、利用限度額は1千万円。「証書型」は店頭のみの取り扱いで、利用限度額は3千万円。 両県は車の所有率が高く、複数台を持つ世帯も多いという。新規借り入れに加え、他社のローンからの借り換えや複数のローンを一つにまとめる利用を想定する。
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静銀トップ交代 持ち株会社効果「最大限に」 職務の違い強調
10月の持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」の発足を約2カ月後に控えた28日、静岡銀行のトップ交代会見に臨んだ柴田久頭取(58)と八木稔副頭取(59)は「役割分担」のフレーズを繰り返し、FG社長と銀行頭取の職務の違いを強調した。ただ“良きパートナー”としての関係性は変わらず、会見では「持ち株会社への移行効果を最大限に高めるため」と共通した理由を語った。 既に持ち株会社化している全国の地銀の先行例は、持ち株会社社長が銀行頭取を引き続き兼務するのが大半で、それぞれを分けているケースは少ない。柴田氏は「持ち株会社のあるべき姿を検討する中で、FG社長と銀行頭
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プラモ魅力発信 6店舗でロビー展 静清信金、スタンプラリーも
静清信用金庫は8月31日まで、プラモデルロビー展とスタンプラリーを静岡、焼津、藤枝3市の6店舗で実施している。地場産業であるプラモデルの魅力を発信しようと企画した。 タミヤ(静岡市駿河区)と青島文化教材社(同市葵区)、ハセガワ(焼津市)の3社が提供した車や飛行機、ロボットなどの模型を草薙、大坪、用宗、東新田、高洲、西焼津の各支店で展示している。プラモデルの製造工程などもパネルで紹介している。 各店の展示を巡ってスタンプを集めると、抽選で300人にプラモデルを贈る。大人は6店全てのスタンプが必要だが、高校生以下は2店分で応募可能。 展示は平日午前9時~午後4時。問い合わせは同金庫営業店サ
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静岡銀行 柴田頭取退任へ FG経営に専念、後任は八木氏
静岡銀行は28日、持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」が発足する10月3日付で柴田久頭取(58)が退任し、八木稔副頭取(59)が後任の第12代頭取に昇任するトップ人事を決めたと発表した。柴田氏はグループ全体を統括するしずおかFG社長に就き、中核の銀行業務を八木氏が引き継ぐ。 持ち株会社のFG社長と、傘下の静岡銀頭取の役割を明確化することで、ガバナンス(企業統治)を高める狙いがある。柴田氏は銀行以外のコンサルティングや証券など他のグループ企業を含め指導する業務に専念する。八木氏は持ち株会社移行後も収益の主軸となる銀行の安定的経営を目指す。柴田氏は頭取退任後も同行取締役にとどま
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静岡銀行 新頭取に八木氏
静岡銀行は28日、持ち株会社移行後の新頭取に八木稔副頭取(59)が昇格するトップ人事を決めたと発表した。10月3日付。現頭取の柴田久氏(58)は、同日付で設立する持ち株会社しずおかフィナンシャルグループの社長に就任予定。
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女性職員の制服廃止 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は8月1日から、女性職員の制服を廃止し、私服勤務に移行する。 ジェンダーフリーの観点や価値観の多様化を踏まえ、個性や自主性を尊重する職場環境づくりの一環として決めた。企業訪問や接客対応にふさわしい服装として、今後はスーツでの勤務とする。男性職員も同日から、通年でノーネクタイ勤務を認める。
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振込手数料を改定 媒体手数料も新設 2023年からスルガ銀行
スルガ銀行は25日、振込手数料の一部を引き上げるとともに、媒体取扱手数料を新設すると発表した。電子取引の普及に伴い、従来型のサービスは事務コストを手数料体系に反映させる。 振込手数料は一部を2023年1月16日に改定する。対象は「窓口」「現金自動預払機(ATM)」「定額自動送金」「データ伝送/ANSER」の4区分。 窓口手続きの場合、3万円未満は現行の605円から660円、3万円以上は現行の770円から880円になる。総合振り込みや給与振り込み、口座振替などの媒体取扱手数料は同年4月3日に導入する。顧客番号単位の月額手数料は紙媒体が2200円、電子媒体が1650円。
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静岡銀行 空き家活用スタートアップ「アドレス」と連携
静岡銀行は26日までに、地域の関係人口増加や活性化に向け、空き家を活用した「定額住み放題サービス」を展開するスタートアップ企業のアドレス(東京)と戦略的パートナーシップを結んだ。 アドレスは全国200カ所以上の空き家を改修し、月額料金(4万4千円から)を支払えば、滞在地を自由に変えながら生活できるサービスを提供している。従来の旅行や移住とは異なる「多拠点居住」を提案し、新たな生活形態として注目されている。 静岡銀は同社と提携することで、地域の空き家問題解消のほか、サービス利用者と地域住民の間で交流が生まれ、地域活性化につながると判断。今後は県内の空き家施設の利活用推進や新たなビジネスモデ
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SDGs推進へ協定 静岡中央銀と損保ジャパン連携
静岡中央銀行と損害保険ジャパン(東京都)はこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)の推進などに関する包括連携協定を結んだ。同社が県内の金融機関と同様の協定を結ぶのは、2例目。 SDGsの情報発信や普及啓発をはじめ、働き方改革や事業承継など7項目で連携する。今後、損保ジャパンが開発したSDGs対応度簡易診断サービスを用い、同行の取引先の課題解決などを図る。 同行で開かれた締結式には、同行の清野真司社長と損保ジャパンの中西和博常務執行役員が出席した。清野社長は「協定を出発点として、積極的にSDGsを推進したい」と述べた。中西常務は「協定を地域貢献につなげていきたい」と期待した。
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円安や原料高、影響焦点 静岡県内上場企業4~6月期決算
静岡県内に本社や主要拠点を置く上場企業の2022年4~6月期決算発表が27日始まる。急激な円安の進展は輸出型企業には追い風とみられるが、原材料・エネルギー価格の高騰も続いているため、プラス・マイナス両面で各社の業績に及ぶ影響が焦点となる。9月中間期、23年3月期の業績予想修正の有無も注目される。 金融機関や国際会計基準(IFRS)採用企業を除く県内32社の23年3月期初時点の通期業績予想は、円安の影響などで27社が前期比増収としたものの、19社が最終減益を見込み、先行きへの警戒感が表れた。 輸出型企業の多くは期初の想定為替レートを115~125円程度に設定した。6月以降に130円台へ急進
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中小企業支援を報告 しずおかネット第1回分科会
静岡県内の金融機関や経済団体でつくるしずおか中小企業支援ネットワークは25日、原油・原材料価格高騰や円安の影響を受ける中小企業の支援に向けた第1回分科会を静岡市葵区の市産学交流センターで開いた。県内4地銀と9信用金庫の担当者がそれぞれの取り組みを報告した。 分科会は各金融機関の法人営業担当課長らが情報を共有し、連携して中小支援を推進する体制を構築しようと新設された。県信用保証協会の中出泰夫常務理事は「中小企業が安心して事業継続できるよう『オール静岡』の体制をつくりたい」と呼び掛けた。 取り組み報告で、静岡銀は4月に企業支援プロジェクトチームを発足したことなどを説明。浜松いわた信金は1店舗
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小塚工建と清水銀行 御前崎中にグラウンド整備機材寄贈
牧之原市の土木工事業小塚工建と清水銀行はこのほど、同市の学校組合立御前崎中にグラウンド整備用機材を寄贈した。寄贈は、同行の地方創生私募債を活用した地域貢献の一環。 同校で開かれた贈呈式で、小塚工建の小塚年康代表取締役は「自分自身が学んだ学校に何か役に立つ物を寄贈したいと考えた。より安全に校庭を利用できるようになれば」とあいさつし、学校側に目録を手渡した。
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郵便局と信金 詐欺防止に貢献 清水署が感謝状
清水署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防止したとして静岡市清水区但沼町の小島郵便局(川崎真人局長)と局員の栗田史子さん(40)、同区神田町の静清信用金庫月見支店(木野智浩支店長)と同店の工島毅事務長、中川有子内務長に署長感謝状を贈った。 栗田さんは5月25日、来店した高齢の夫妻から「口座から40万円を降ろしたい」と申し込みを受けた。夫妻は落ち着かない様子で、通帳を見ると今まで大きな金額を降ろしていなかった。さらに夫妻から「横浜に住んでいる息子が現金を取りに来る」と聞き、詐欺被害を疑って警察に通報し被害を防止した。 同店で八木瑞生署長が感謝状を栗田さんと川崎局長に手渡し、貢献をたたえた。2
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複業人材活用へセミナー 沼津信金が地元企業対象に
沼津信用金庫はこのほど、地元企業を対象にした複業人材活用セミナーをオンラインで開いた。県東部の経営者ら約40人が視聴し、複数の仕事を持つ複業人材の活用法について理解を深めた。 同信金と複業人材の活用推進に関する連携協定を4月に締結した一般社団法人「Work Design Lab」(東京都)の石川貴志代表理事が講師を務めた。同法人には首都圏を中心に企業勤務者ら約170人の複業人材が所属し、全国で活動している。 石川代表理事は地域の金融機関や自治体などと連携し、企業のニーズに見合った人材チームを形成すると紹介。都市部の多様な人材が、経営の課題解決に取り組む支援モデルを説明した。事前の課題整理
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情報開示誌作成 公開はHPのみに 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は21日までに、経営内容をまとめた2022年版ディスクロージャー誌を作成した。本年度からホームページのみで開示する。 全55ページ。同信金の基本方針やバリューイノベーション(価値改革)を掲げた中期経営計画(19年度~23年度)の概要、21年度決算の概況、主な経営指標などを掲載した。
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清水銀行支店に太陽光発電設置 PPA、鈴与商事と
清水銀行は19日、一部の支店でオンサイトPPA(電力購入契約)により太陽光発電設備を設置すると発表した。PPA事業者の鈴与商事と組んで、同行袖師支店の屋上に約10キロワットの太陽光発電パネルを8月上旬に設置する。両社によると、県内の金融機関でオンサイトPPAモデルを利用した太陽光発電設備の設置は初めて。 オンサイトPPAでは、PPA事業者が企業の社屋や倉庫などの屋上に太陽光発電設備を無料で設置・管理する。企業などは初期投資ゼロかつ比較的安い価格で二酸化炭素(CO2)を排出しない電力を利用できる。太陽光発電の普及を図る仕組みの一つとして、全国で市場規模が膨らんでいる。 同行によると、今後は
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中小のDX推進始動 島田掛川信金、行政と連携
島田掛川信用金庫が行政や経済団体と連携して中小企業のデジタル活用を推進する「地域中小企業DX推進プロジェクト」が19日、始動した。掛川市内で初会合を開き、現状の課題や目的、支援体制の枠組みを共有した。 経営指導や専門家派遣、行政の施策検討で連携し、プッシュ型支援を行うことで中小企業のデジタル技術を活用した変革(DX)を進めるのが狙い。同金庫などは中小企業庁が提供する診断ツール「みらデジ経営チェック」を活用して企業の現状を把握し、定量データを各市町と共有する。 プロジェクトには、掛川、島田など9市町と各市町の商工会議所や商工会、県信用保証協会などが参加した。同金庫の伊藤勝英理事長は「生産性
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静清と三島信金、脱炭素化支援へ 事業者と提携、排出量を可視化
静清信用金庫と三島信用金庫は19日、取引先企業の脱炭素化を支援するため、二酸化炭素(CO2)排出量の可視化オンラインサービスを展開する三井物産子会社のe―dash(イーダッシュ、東京都)と業務提携を結んだ。 同サービスは毎月の電気やガス、各種燃料の料金請求書をアップロードするだけで、CO2排出量を自動算定してグラフに表示する仕組み。排出量の見える化を通し、カーボンニュートラルに対する意識高揚や取り組みの促進につなげる。両信金は、サービスの利用を希望する取引先企業の紹介でイーダッシュと連携する。 両信金によると、脱炭素化に関して「どこから始めればいいのか分からない」との中小企業経営者の声が
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沼津移住促進へ 住宅金利を優遇 沼津信金
沼津信用金庫は19日から、沼津市への移住を促進する特別金利住宅ローンの取り扱いを始めた。同市との共同企画で、市の移住者向け補助金の利用者を対象に住宅ローンの金利を最大0・35%引き下げる。申し込みは9月30日まで。 対象は市のテレワーク移住支援補助金、または空き家活用定住支援補助金の利用者。18歳未満の子どもがいるなど、12の条件のうち3項目該当する場合、年0・875%の金利を0・575%に、給与振り込み口座などの条件がそろえば年0・525%に引き下げる。
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大自在(7月17日)涼活
街中の図書館に行くと「涼しい本」の特集コーナーが設けられていた。色とりどりで透明感もある冷菓の数々、海川の生き物やアウトドアレジャー、名水や湧水…。もちろん、背筋が凍るような怪談もあった。 異例の早さで梅雨が明けたと思ったら、いきなりの猛暑。原材料費の高騰や円安などを背景に電気料金を含むあらゆる物の値段が上がり、暑さ対策と節電のはざまで思案する顔が浮かぶ。「かき氷 冷やし中華 家計簿-主婦」。今月上旬、本紙夕刊社会面の投稿欄「笑劇場」に載った「涼」と題する作品だ。 こんな中、エアコンだけに頼らず、気分も含め、涼しく過ごすための「涼活」が関心を集めている。静清信用金庫は恒例の
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強盗対応と通報 静銀支店で訓練 細江署
細江署は14日、浜松市北区細江町の静岡銀行細江支店で強盗対処訓練を行った。署員と職員の計18人が、有事の対応や通報の手順を確認した。 強盗犯役の署員が、現金自動預払機(ATM)に呼び出した職員を人質に取り、現金を奪って逃走する想定。犯人が大声で「金を出せ」と要求すると、職員はすぐに非常通報ボタンを押して警察に通報した。現金を渡すまでの時間を長くとり、犯人逃走後に身体や服装のチェックリストに特徴を記入した。 訓練後には、署員が「呼び出されたら複数人で対応すると良い。犯人の方言やなまりなども気にしてほしい」などと講評した。
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しずおか焼津信金 伴走型支援に注力 合併3年、盤石な収益基盤に
しずおか焼津信用金庫は本年度から3年間の中期経営計画で、取引先への伴走型支援の拡充に注力している。旧しずおか、旧焼津両信金の合併から16日で丸3年を経て、職員同士の融和が進んだため、さらに盤石な収益基盤を整える期間と位置付ける。中小企業支援の専門知識を有する職員を育成しながら営業活動を強化し、2024年度末に預金残高1兆9千億円、貸出金残高9500億円の達成を目指す。 計画を「Great Challenge(大いなる挑戦)!」と名付け、地域に頼られる金融機関として、より迅速な相談対応や質の高いサービスを追求する。 具体的には、インターネット支店などの非対面チャネルの融資を推進する一方、フ
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DX、SDGs推進で協定 島田掛川信金とリコージャパン
島田掛川信用金庫とリコーの販売子会社リコージャパン(東京)は13日、デジタル技術を活用して変革につなげるデジタルトランスフォーメーション(DX)と持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する協定を締結した。地域企業に対するIT導入支援などで連携する。 同社にとって、DXとSDGsに焦点を絞った県内金融機関との協定締結は初めて。田保勝久執行役員が同日、掛川市亀の甲の同金庫掛川本部を訪れ、同金庫の伊藤勝英理事長と協定を交わした。 伊藤理事長は「人口減少や産業構造の変化が加速する中、いかに生産性と付加価値を向上させるかが課題。この地域がDX先進地になることを目指す」と力を込めた。田保執行役員は
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人事=静岡中央銀行(13日)
稲取支店長(中央林間支店融資グループマネジャー)高村茂徳
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静岡銀行、家山支店を島田支店内に11月移転
静岡銀行は11日、家山支店(島田市川根町家山)を11月14日に「店舗内店舗」の方式で島田支店(同市本通)に移転すると発表した。 移転後も支店名や口座番号などの変更はない。通帳や証書、キャッシュカードもそのまま利用できる。
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医療、福祉、介護の課題解決へ 静清信金 支援体制を強化
静清信用金庫は、医療や福祉、介護事業者が抱える課題の解決に積極的に対応する。介護サービス大手のSOMPOケア(東京)など3社と業務提携を締結し、総合的な支援体制を整えた。 同金庫は4月、経営相談部内に専門部署を設け、医療、福祉、介護の各事業者からの相談窓口を一本化した。6月以降、SOMPOケアのほか、企業年金基金を運用するベター・プレイス(東京)、同社代理店のトップ(浜松市中区)と業務提携した。外国人材サービスを展開するパーソルグローバルワークフォース(東京)との連携態勢も強化した。 相談内容に応じて各社を紹介し、SOMPOケアは介護入所者の食事や紙おむつなどの物品を提供。業務効率化を提
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意思決定能力養う 経営者らビジネス講座 長泉
企業経営研究所(中山勝理事長)は4~7日、経営者や企業、行政の幹部候補者らを対象にした「スルガビジネススクールMBA講座」を長泉町のスルガ銀行IRCで行った。 慶応大大学院経営管理研究科の教授らを講師に迎え、県内を中心とした金融や製造、ITなど幅広い業種の14人が意思決定能力を養った。企業経営の現場で発生した状況を取り上げて、消費者行動、組織マネジメント、会計マネジメントなどを学んだ。 最終日の7日は、同研究所の磯辺剛彦所長を講師に迎え、「戦略とイノベーション」をテーマに講義やグループ討議を行った。理容室チェーン「QBハウス」やお弁当の「玉子屋」のビジネスモデルを題材に、磯部所長は参加者
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若者に地元就職をPR 島田金谷企業懇話会 紹介冊子製作し配布
島田市内に事業所を持つ企業でつくる「島田金谷企業懇話会」(会長・市川公島田掛川信用金庫会長)はこのほど、若者の地元就職促進を目的とした会員企業の紹介冊子「島田市企業ガイド2022」を製作し、市内の高校1年生に配布した。 冊子はA4判56ページ。市内に本社を置く企業や工場を持つ大手メーカーなど41社の情報を掲載した。事業内容の紹介に加え、独自の福利厚生や若手社員の声などを紹介する「ウチの会社自慢」と題したコーナーも設け、漫画風の表紙やポップな色合いで明るい雰囲気に仕上げている。 市の産業発展の歴史やコロナ禍を経た市内経済などをテーマにした対談記事、統計情報なども盛り込んだ。 同懇話会は2
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大学生4人に奨学生認定書 静清信金
静清信用金庫は8日、奨学生認定授与式を静岡市葵区の同金庫本店で行った。佐藤徳則理事長が県立大と静岡大の学生4人に認定書を手渡した。 奨学生は県立大食品栄養科学部4年鈴木璃恩さんと同大経営情報学部3年渥美李咲さん、静岡大人文社会科学部3年の望月康平さんと同大教育学部2年千葉実莉さん。「県が直面する人口減少(若者流出)問題の対策」をテーマに論文を提出し、16人の応募者の中から選ばれた。4人それぞれに月額5万円の奨学金が1年間、支給される。 授与式で佐藤理事長は「奨学金を有効に活用し、地域社会に役立つ人材へと成長してほしい」と述べた。 同金庫の奨学生は今回で計90人になった。
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海外販路開拓支援へオンライン商談会 浜松いわた信金など開始
浜松いわた信用金庫は7月から、中小企業の海外販路開拓を支援するオンライン食品輸出商談会を始めた。県中西部の食品関連15社が参加し、22日までに香港やタイ、シンガポールを拠点にする海外バイヤーや国内輸出商社と計34件の商談を予定している。しずおか焼津信金、浜松市などとの共催。 7日に商談に臨み、輸出拡大を目指す中部の食品加工会社の担当者は、高所得者層などをターゲットにする香港のバイヤーに商品の特徴や味わい方などをアピールした。画面を通じて信金中金香港駐在員事務所と両信金職員がサポートした。 バイヤーによると、香港では富裕層などのコロナ禍の巣ごもり需要で品質の高い日本食材の需要が伸びた。規制
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川根本町、町商工会、島田掛川信金 事業者のDX推進で協定
川根本町、町商工会、島田掛川信用金庫は6日、町内事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的とする連携協定を結んだ。 3者が連携して、町内事業者の現状把握と効果的な支援を行い、デジタル化を推進していくことで、商工業の活性化を目指す。 薗田靖邦町長、町商工会の神田優一会長、島田掛川信用金庫の市川公会長、伊藤勝英理事長が町役場で開かれた締結式に出席し、協定を結んだ。伊藤理事長は「DXの先進地となるために、当金庫が事業者や自治体との間で中心的な役割を担いたい」と述べた。
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従来の枠超え事業展開 持ち株会社移行へ準備大詰め 柴田久/静岡銀行頭取【聞きたい】
10月発足する持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」体制への移行まで3カ月を切り、準備が大詰めを迎えた。原油・原材料価格の上昇や円安などで取引先企業の収益環境が厳しさを増す中、経営支援の充実を図る一方、地域経済活性化に向けた新サービスも模索する。 ―持ち株会社移行への準備状況は。 「6月の株主総会で株式移転計画が承認され、大きな方向性は固まった。銀行と並列関係になるグループ5社と、引き続き銀行の子会社に据え置く8社の関係性が整理された」 ―新たなグループ会社設立の意向は。 「FG発足時には間に合わないが、できるだけ早くグループ会社を増やしたい。行内では現在、プロジェクト
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「テックビート」3年ぶり静岡市で実地開催 地元企業とスタートアップつなぐ
静岡県と静岡銀行などは20、21の両日、静岡県内企業と首都圏を中心としたスタートアップ企業をつなぐ「テックビートシズオカ2022」を静岡市駿河区のグランシップで開催する。人工知能(AI)やデジタルトランスフォーメーション(DX)などの技術を紹介し、新産業創出や生産性向上を目指す。 テックビートの実地開催は3年ぶり。今回はオンラインも併用する。情報通信技術(ICT)に強みを持つ新興企業約60社が参加し、県内企業と商談を繰り広げる。 政府のデジタル田園都市国家構想に関して牧島かれんデジタル相による基調講演(20日)を予定するほか、「建設DXの未来」をテーマに県内建設会社3社の若手社長らがトー
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しずおか焼津信金 焼津北支店が開業 石津支店も19日に
しずおか焼津信用金庫は4日、焼津北支店(焼津市駅北)の新築店舗を開業した。19日には石津支店(同市石津)の新築店舗を開業する。 どちらの支店も老朽化に伴い建て替えた。焼津北支店は以前の店舗の隣地、石津支店は現店舗の南西約800メートルの位置にそれぞれ移転した。 両支店とも鉄骨2階建て。延べ床面積は焼津北支店551平方メートル、石津支店778平方メートル。
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クラウド専用の目的別ローン開始 スルガ銀、来店手続き不要
スルガ銀行はこのほど、銀行と借り手をオンラインでつなぐ「クラウドローン専用目的別ローン」の取り扱いを始めた。教育やリフォーム資金、車購入など使い道が決まっている無担保ローンで、申し込みから契約締結まで非対面での手続きを可能にした。 SMBCクラウドサイン(東京)の電子契約サービスを無担保ローンでは国内で初めて導入。紙と印鑑で行っていた契約業務がオンライン上で完結するため、来店や郵送での手続きが不要になり、近くに同銀行の本支店がなくても利用できる。融資額は10万~1千万円。融資期間は6カ月以上10年以内。
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静清信金、プラモを児童クラブに寄贈 静岡市
静清信用金庫は1日、創立100周年記念事業として、静岡市に地場産品のプラモデル千個を寄贈した。市内の放課後児童クラブに届けられる。 プラモデルで国内トップの製造出荷額を誇る静岡市について、子どもたちの愛着や誇りを醸成する狙い。静岡模型教材協同組合の協力を得て寄贈用のプラモデルを集めた。 同金庫の佐藤徳則理事長ら3人が市役所静岡庁舎に田辺信宏市長を訪ね、目録を手渡した。佐藤理事長は「静岡は模型の世界首都。子どもたちが地場産品に興味を持つ機会になれば」と語った。
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静岡銀行 アプリ提供開始 振り込みなど24時間可能に
静岡銀行は1日までに、公式アプリ「しずぎんアプリ」の提供を始めた。スマートフォンで振り込みやカードローンなどの取引が24時間可能。従来はインターネット支店の顧客専用だった「しずぎんWeb Wallet(ウェブウォレット)アプリ」を改良し、利用可能対象者を同支店以外の顧客に広げた。 同行の普通預金キャッシュカードを保有する満15歳以上の個人は誰でも利用できる。ログイン時に本人確認するための生体認証機能を採用し、安全性を高めた。普通預金や貯蓄預金の明細を電子文書(PDF)形式でダウンロードも可能。 顧客の中には「多忙なため、銀行の営業時間内に振り込みができない」などの声も多く、多様化する生活
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新本店棟10月オープン 浜松いわた信金 ワンストップで顧客対応
浜松いわた信用金庫は1日、浜松市中区元城町で建設中の新本店棟を10月11日にオープンすると発表した。本店営業部や個人向け住宅ローン・相続などの総合相談窓口「夢おいプラザ浜松」、関連会社など3社が稼働予定で、多様なサービスのワンストップ化により顧客対応を強化する。 新本店棟は鉄骨4階建てで、建築面積1331平方メートル、延べ床面積4493平方メートル。1階に、現在は周辺ビルで業務に当たる本店営業部、2階に中区中島から移転する夢おいプラザ浜松、2、3階に浜松いわた信用保証、はましんリース、提携先の浜松損害保険サービスが入る。4階には職員向け大会議室を整備する。 同信金は「当金庫が掲げる総合サ
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静清信金「打ち水大作戦」スタート 9月末まで、平日夕方に実施
静清信用金庫は1日、地球温暖化防止に向けた取り組みの一環で、「打ち水大作戦」と題した活動を静岡市葵区の本店営業部前で始めた。9月30日まで平日夕に毎日実施する。 初日の「出陣式」では、佐藤徳則理事長が「打ち水で連日の猛暑を乗り越えよう」と関係者に呼び掛けた。法被や浴衣を身にまとった役員や職員ら5人が声を掛け合い、手おけからひしゃくで水をまいた。 県地球温暖化防止活動推進センター職員が打ち水をする前と実施後の路上の気温と表面温度を計測。開始10分で気温は1・8度、表面温度は8度下がり、早速効果が表れた。 期間中は脱炭素化社会実現に関するロビー展も開催されている。
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静銀支店職員が特殊詐欺を防止 伊東署が感謝状
伊東署はこのほど、特殊詐欺被害を未然防止したとして伊東市銀座元町の静岡銀行伊東支店(袴田幸弘支店長)と職員2人に署長感謝状を贈った。 同署などによると6月17日午後1時半ごろ、同支店に来た高齢女性が「定期預金を解約し、息子にあげたい」などと申し出て、300万円を引き出そうとした。不審を感じたフロア担当の杉本由美子さんと窓口対応の下田聖子さんが応じ、話を聞くなどして通報につなげた。 三坂滋康署長が同支店を訪れ、袴田支店長と2人に感謝状を手渡した。三坂署長は「職員のみなさんが意識を持って仕事していただいていることに感謝している」と述べた。 杉本さんは「お客さんの預金を守るのも銀行の仕事の一
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青いTシャツでJ3沼津を応援 スルガ銀行、ホーム開催週の金曜
スルガ銀行(沼津市)は1日、サッカーJ3「アスルクラロ沼津」(同市)の応援キャンペーンを始めた。ホームゲーム開催週の金曜日に、行員がチームカラーの青いオリジナルTシャツを着て勤務し、全市的な応援ムードを盛り上げる。 同行はチームのオフィシャルユニホームパートナーで、市職員や民間企業の社員が青い上着を着用する「沼津オールブループロジェクト」に賛同した。対象は沼津市内にある本店営業部と支店、出張所の計9店舗。「SURUGA bank×azul claro」の文字とチームのエンブレムをデザインしたTシャツで、外回りの渉外担当を含む約120人が参加する。 キャンペーンを担当する営業統
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沼津市発展に貢献 87個人8団体表彰
沼津市は市制記念日の1日、各分野で市の発展に貢献した87個人・8団体を市役所で表彰した。頼重秀一市長は「さまざまな方面での皆さんの努力、尽力に感謝したい」と述べ、一人一人に賞状を手渡した。 表彰者は次の通り。 【自治功労】土屋新一、勝又隆、荻田英之渡辺良博、鈴木義寿、山田珠嗣、杉山憲司、鈴木猛、武井利朗、池田昭代、轉太郎 【教育功労】三好勝晴、杉村吉則、望月隆幸、大須賀健、山岡祥子、出木勝、大野哲、秋山恵司、秋元信雄、伊藤達哉、梅沢浩彰、小泉博孝、広瀬則子、望月和人、川端忍、古沢緑、大川芳子、鈴木真、石原孝信、渡辺みゆき、川口博子 【文化功労】杉本宗淑、柳原仙柳、大木宗紫、渡辺鳳代賀
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富士宮信用金庫人事(1日、地名は支店)
総務部総務課長代理(総務課推進役)榊原一仁▽業務部長(お客さま相談部副部長兼営業店サポート課長)望月賢司▽融資部副部長(万野店長)松戸豊▽融資部顧客支援課長(顧客支援課主任推進役)平林昭宏▽事務部副部長兼事務管理課長(事務管理課長)上村則幸▽監査部副部長兼監査課長(監査課長)土井康志▽本店兼東町店長(融資部顧客支援課長)岩崎勲▽万野店長(万野店長代理)木本謙正▽万野店長代理(総務部総務課係長)井出ひろ美
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ご当地シャツで仕事快適 焼津 魚河岸クールビズ開始
焼津市役所と市内44事業所で1日から、職員や社員がご当地シャツ「焼津魚河岸シャツ」と「大井川の恵シャツ」を着用して勤務する「魚河岸クールビズ」が始まる。8月末まで。同時に魚河岸シャツをPRするキャンペーンも実施する。 魚河岸クールビズは17年目の取り組み。市役所では1日から全職員に両シャツの着用を推奨する。30日から市経済部の職員が先行して実施した。青や緑、赤など色とりどりのシャツ姿で勤務し、港町らしい雰囲気に包まれた。このほか、しずおか焼津信用金庫や大井川商工会など44事業所でも社員や従業員が着用する。 市内17店舗が加盟する焼津魚河岸シャツ組合と連携したキャンペーン「魚河岸Summe
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プレミアム商品券販売 伊豆の国市
伊豆の国市は1日から、市内経済の活性化を目的としたプレミアム付き商品券を販売する。商品券には、地元の伊豆中央高美術部の生徒が描いたイラストをデザインした。 千円券12枚つづり1万2千円分を1セット1万円で販売する。有効期限は年内。5千円分は加盟全店で使える共通券、7千円分は大型店などでは使えない専用券。 イラストは専用券には北条義時、共通券には八重姫を紙幣の肖像画風にデザインした。市が各世帯に発送した引換券を三島信用金庫やスルガ銀行、郵便局、商工会本所に持参して購入する。問い合わせは商工会本所<電055(949)3090>へ。
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志仁会など4社 PIFで資金調達 静岡銀行と契約
社会医療法人志仁会(三島市)と自動車外装用プラスチック製品製造業のソフテック(浜松市西区)など4社が30日、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた企業の取り組みを支援する静岡銀行の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」で資金調達する融資契約を結んだ。 設備資金として志仁会は3億400万円、ソフテックは1億5千万円を調達した。志仁会は運営する三島中央病院に4階建て施設を増築。訪問看護ステーションやリハビリ室の整備などを行う。ソフテックは自社敷地内での太陽光パネル設置などに資金を充てる。 廃棄物処理業の環境のミカタ(焼津市)、テント倉庫施工業のニッケーコー(静岡市駿河区)は
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焼津保険代弁人事(30日)
代表取締役社長 しずおか焼津信用金庫常務理事阿井誠▽取締役 池田直樹▽退任 代表取締役社長松永嘉治 ※7月1日付で静岡焼津マネジメントに社名変更する。
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スルガ銀行員が詐欺被害未然防止 静岡南署が感謝状
詐欺被害を未然に防いだとして静岡南署は29日、スルガ銀行静岡東支店(静岡市駿河区)アシスタントマネージャーの村田好美さん(48)に署長感謝状を贈った。 同署などによると、村田さんは5月31日午前、約300万をATMで振り込もうとしていた50代女性から「知人が海外から入国するために必要」と聞いた。 同支店では数日前にも、この女性が高額現金を振り込む姿が目撃されていたため、従業員間で情報共有していたという。村田さんは数日前の状況や女性の話を踏まえ、詐欺を疑い警察へ通報した。 村田さんは「一度被害に遭うとつらい気持ちは消えない。被害が発生しないよう、これからも連携して食い止めたい」と話した。
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スルガ銀行株主総会 社長解任案を否決 不正融資問題巡り
スルガ銀行が29日に沼津市で開いた株主総会は、嵯峨行介社長を再任する取締役選任案などいずれも銀行側が提案した3議案を可決した。投資用不動産の不正融資問題で被害を訴える株主らが提案した嵯峨社長の解任案など10議案は全て否決された。 同行は新型コロナ対策で来場者数を事前の抽選で当選した206人に限定し、実際には183人が出席した。株主からは被害者救済や、不正融資問題を巡る元役員の懲戒解雇処分が無効と判断された23日の東京地裁判決などに関する八つの質問が寄せられたという。不適切発言を繰り返した株主が退場になるなど、今年も荒れ気味となった。 株主提案では不正融資の温床になった資金の貸付や融資審査
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自転車ツーリズム、可能性は 仏チーム蠣崎選手(沼津出身)ら議論
沼津信用金庫は27日夜、フランスの自転車ロードレースクラブチーム「ヴェロスポールヴァレテ」に所属する沼津市出身の蠣崎(かきざき)優仁選手(23)らのトークイベント「これからの時代のサイクルツーリズム」を、同市のぬましんCOMPASSで開いた。 地域創生・活性化に関わる人に話を聞く「COMPASSカフェ」の一環。サイクリストの拠点「チェレステカフェ」(同市口野)店主の小野剣人さんと、企画したマスマススクエア代表の森川正信さんが聞き手として登壇。欧州の自転車文化や県東部のサイクルツーリズムの可能性を議論した。 蠣崎さんは今月、ツールドフランスの難所であるピレネー山脈ツールマレー峠での強化合宿
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人事=静岡中央銀行(29日、地名のみは支店長)
常務湘南エリア長(取締役東京兼東京事務所長)京浜エリア長青島厚志▽遠州エリア長兼浜松兼遠州住宅ローンセンター長(静清エリア長兼静岡)取締役名波忠広▽静清エリア長兼静岡(伊豆エリア長兼熱海)取締役増田和彦▽新任取締役 コンプライアンス統括部長内海順太▽伊豆エリア長兼熱海(川崎)岡田康伸▽吉原(厚木)吉本貴紀▽厚木(三島)岩下幸生▽川崎(遠州エリア長兼浜松兼遠州住宅ローンセンター長)遠山典良▽三島(監査部与信監査部長)藤原聡行▽東京兼東京事務所長(吉原)松浦康仁▽監査部業務監査グループ部付部長(監査部業務監査部長)勝又勉▽退任 常務清水弘
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人事=スルガ銀行(29日)
ソリューションビジネス推進本部長を兼ねる 副社長加藤広亮▽ダイレクト住宅ローンセンター長を兼ねる 個人専用支店兼ANA支店兼リクルート支店兼Dバンク支店兼Tポイント支店副支店長鈴木武寿▽ソリューションビジネス推進本部FI企画室部長(営業本部FI推進室長)鈴木謙吾▽ソリューションビジネス推進本部FI推進室部長(営業本部FI推進室審議役)本多寛行▽審査本部審査第三部長(審査本部審査第二部=本店=部長)野末寿健
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表彰や報告了承 沼津商議所議員総会
沼津商工会議所は29日、議員総会を沼津市内で開いた。地元の経済活動に貢献した個人や事業所の表彰などを行い、紅野正裕会頭から賞状と記念品が贈られた。 紅野会頭は、来年市制100年を迎える同市の関連事業に積極的に参画することを強調。その上で「2年後の沼津商議所の創立100年へつなげたい」とした。総会では2021年度事業報告などを了承した。表彰を受けた個人、事業所は次の通り。 【22年度経済産業省関東経済産業局長表彰】山口和也(山口建築設計事務所山口工務店社長)【22年度関東商工会議所連合会会長表彰・ベストアクション表彰】エイディーディー(下田一喜社長)【21年度沼津商議所会員増強功労表彰】沼
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特殊詐欺防止で感謝状 焼津署、信金とコンビニに
焼津署は28日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、しずおか焼津信用金庫石津支店(焼津市石津中町)とセブン-イレブン焼津大住店(同市大住)に署長感謝状を贈った。 同署によると、同信金石津支店は6日に来店した高齢女性が「今すぐにお金を下ろしたい」と申し立てたことから特殊詐欺を疑い、警察に通報。セブン-イレブン焼津大住店は14日、アダルトサイトの振り込みを申し立てた男性に対し、特殊詐欺の可能性が高いことを伝え、警察に通報した。いずれも被害を未然に防いだ。 贈呈式には同信金で応対した川本久美子さん、同店で接客した大西ゆかりさんらが出席した。青木浩明署長は特殊詐欺の発生が相次いでいることを指摘し「
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SDGs支援保証 7月から取り扱い 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は7月1日から、持続可能な開発目標(SDGs)の推進に取り組む事業者のサポートを目的とした県信用保証協会の「SDGs支援保証制度」の取り扱いを開始する。 同協会とこのほど覚書を結んだ。限度額2億円の「SDGsプレミアム」と同3千万円の「SDGs保証」の2種類で、通常の保証料より0・1~0・2%割り引く。利用のためには所定の「SDGs宣言書」の作成が必要で、同金庫は作成の支援も行う。
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ウクライナ避難民支援委員会を発足 静岡市など
ロシア侵攻を受け静岡市に避難してきたウクライナ人を支援するため、静岡市と市国際交流協会は27日、「市ウクライナ避難民支援委員会」を発足し、避難民に支援金を給付すると発表した。1人につき月3万円を最長3カ月間支給する。銀行口座を開設し、市民からの寄付も募る。 同委員会は2023年3月まで設置する予定で、観光交流文化局の岡村渉局次長が委員長を務める。支援金支給事業と市民からの寄付金受付窓口などの役割を担う。 支援金は同市に住民登録した避難民に支給する。別の自治体から転入してきた人(一時的な滞在は除く)は対象外とする。市民からの寄付を財源に充てる。寄付金控除の対象にはならないという。 寄付金
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DX推進へ連携 島田掛川信金と吉田町、町商工会
吉田町と町商工会、島田掛川信用金庫は27日、中小事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に関する連携協定を結んだ。 3者は連携し、町内事業者の利便性向上と業務の効率化を目指し、DX推進に関する現状把握や課題収集に努めるほか、企業に対しての情報提供やDX導入に関する支援を行う。町役場で開かれた締結式には田村典彦町長、町商工会の増田学会長、同信金の市川公会長が出席し、協定書を取り交わした。 田村町長は「事業を発展させていくためにデジタル技術の活用は不可欠になっている。DXの重要性を広く周知していきたい」と話した。
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静岡県労金 実質4年連続増収増益 業務電子化でコスト圧縮
静岡県労働金庫が27日発表した2022年3月期決算は、経常収益が前期比0・4%減の148億8500万円、経常利益は7・2%増の29億2600万円、純利益は6・7%増の21億9600万円だった。減収は会計基準を変更したためで、従来基準では4年連続の増収増益。業務の電子化や効率化で事務コストを圧縮した。 本業の収益力を示すコア業務純益は5・0%増の29億5千万円。期中平均の預金残高は5・0%増の1兆2039億4千万円、貸出金残高は4・4%増の9144億3200万円だった。会員の生活スタイルに合わせた財形など積立預金の提案活動を推進した一方、住宅ローンを中心にインターネットで仮申し込みを受け付け
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5信金で最終増益 貸出金利息が伸長 3月期決算
静岡県内9信用金庫の2022年3月期決算が27日までに出そろった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う資金繰り支援で貸出金利息が伸び、5信金で最終増益を確保した。今後は原油・原材料価格の高騰や急激な円安で取引先企業の収益悪化が懸念されることから、各信金は経営改善などの伴走型支援に力を注ぐ。 本業の収益力を示すコア業務純益の総額は前期比21・5%増の229億8千万円。6信金で実績を伸ばし、遠州は71・7%増の20億5900万円、島田掛川は59・3%増の48億3100万円と伸び率が高かった。 純利益は富士、しずおか焼津、島田掛川、静清、沼津で増益だったのに対し、遠州、三島、富士宮、浜松いわたは最
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スルガ銀行総会開催 禁止申し立てを却下 静岡地裁沼津支部
スルガ銀行による不正融資問題の被害者らが同行の株主総会開催禁止を求めた仮処分申し立てについて、静岡地裁沼津支部は27日、却下する決定を出した。株主総会は予定通り、29日に沼津市で開かれる。 同行は新型コロナウイルス対策などとして、株主総会の会場の座席数を制限し、出席希望者が多い場合は抽選とする事前登録制を導入した。古閑美津恵裁判長は決定理由で「新規陽性者はいまだ途絶えることがなく、出席する株主を一定数に限定することに合理性が認められる」と指摘。被害者ら303人の株主が訴えた「株主参与権行使の侵害」との主張を退けた。 申し立ては17日付。同行は事前登録制について「経済産業省などが認めている
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強盗への対応訓練 静岡中央銀行伊東支店
静岡中央銀行伊東支店(伊東市中央町)と伊東署はこのほど、強盗への対処訓練を同支店で行った。職員が有事の際の適切な対応方法を学び、防犯意識を高めた。 強盗犯役の署員2人が模擬の刃物と拳銃を手に押し入り、大声で「動くな」「電話に出るな」などと脅しながら金銭を要求。職員を人質に取って逃走した。 参加者は同署の担当者の指導で、犯人の服装や身長、体格を確認した。特徴を覚える際に、犯人が脱ぎ替えにくい靴にも着目するといったポイントを学んだ。 同署生活安全課の鍋田将斗課長は「集めてもらった情報が摘発の端緒になる。防犯カメラも活用してほしい」と呼び掛けた。
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SDGs視点の経営戦略を紹介 沼津信金がセミナー
沼津信用金庫はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした中小企業向けセミナーを沼津市の沼津トラストビルで開いた。元環境省職員でSONPOリスクマネジメント(東京)顧問の佐野郁夫さん(63)が、SDGsの視点を取り入れた経営戦略の重要性を呼び掛けた。 県東部地域の会社関係者を中心に会場で約20人、オンラインで約110人が参加し、佐野さんはSDGsの視点を取り入れる意義を伝えた。取組事例も紹介し、大企業がサプライチェーンにも環境や社会への取り組みを求めていることを指摘。「SDGsなど、今世界に求められていることから新しいビジネスを考えてほしい」と強調した。 参加者には同社が作成し
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コア業純3.2%減 富士宮信金 3月期決算
富士宮信用金庫が25日に発表した2022年3月期決算は、将来の信用リスクに備えた貸倒引当金の積み増しなどから経常収益は前年比7・4%減の42億7300万円だった。 経常損益は45・9%減の4億7400万円、純損益は35・2%減の3億5100万円で、減収減益。本業の収益力を示すコア業務純益は3・2%減の11億7800万円だった。不良債権残高(金融再生法ベース)は17・8%増の96億800万円。 事業性評価を通じた融資に注力し、預金残高(期中平均)は5・0%増の3770億8千万円、貸出金残高(同)は8・6%増の1627億4800万円。共に過去最高を更新した。自己資本比率は20・17%で、国内
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児童ら特産キンメ学ぶ 静岡銀行、東伊豆でイベント
静岡銀行は25日、児童が地域産業に触れるイベント「しずおかキッズアカデミー」を東伊豆町稲取で開催した。26日まで県東部の小学4~6年生12人が特産品や基幹産業を学ぶ。 初日は町役場で伊豆漁協稲取支所運営委員長の鈴木精さん(70)=同町=からキンメダイの水揚げ事情を学習した。鈴木さんはキンメダイが稲取の温泉街で重宝された結果、評判が全国に広まっていったと解説。児童たちは受講後、町内の3旅館で夕食の配膳を体験した。 26日は日本三大つるし飾りの一つともされる雛(ひな)のつるし飾りの制作に取り組む。 静岡銀行は郷土愛の醸成などを狙いに同様のイベントを各地で開催していて、今回は稲取温泉旅館協同
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静岡銀行元頭取 神谷聰一郎さん追想 堅実さと先見性息づく
静岡銀行の第8代頭取に就任した1993年は、創立50周年の節目でもあった。「健全性を基本として、時代を先取りする積極的な経営に心掛け、地域社会、お客さま、株主、従業員の幸福を追求する」。次の半世紀に向け、就任時表明した経営理念は今なお、行員たちに脈々と息づいている。 在任した99年までの6年間は、バブル経済崩壊後の混迷を極めた時代。景気も雇用も冷え込み、破綻する金融機関が相次いだ。そんな中でも、堅実経営を貫いた静岡銀に対する米国格付け会社の評価は健全な財務基盤を示す「B」。メガバンクを抑え、当時国内で最も信用度が高い銀行とされた。 将来を見据えた組織体制の強化にも力を注いだ。低成長時代に
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県西部の企業、新規事業紹介 PRノウハウ学び発表 浜松いわた信金プログラム
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は24日、PRのノウハウを学ぶプログラムに参加した県西部の企業6社による合同記者発表会を、同区の創業支援拠点「フューズ」で開いた。各社が新規事業などを情報発信した。 クラッチ製造のエフ・シー・シーの新事業開発部は、コロナ禍で売れずに捨てられる花をプリザーブドフラワーに加工する事業を紹介した。定期的にプリザーブドフラワーを交換するオフィス向けの事業で、来年度のサービス開始を予定する。担当者は「独創的なアイデアで社会に貢献したい」と述べた。 犬のしつけ教材の製作販売を手掛ける袋井市のワンコ・ワークスは、コロナ禍でペットを飼い始める人が増えたと説明。一方、「飼え
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相続手続き共通化 JAとぴあ浜松、静岡銀行と覚書締結
JAとぴあ浜松(浜松市東区)は23日、「相続手続きの共通化」に関する覚書を静岡銀行と締結したと発表した。7月1日から、県内4銀行と8信用金庫などと、預貯金の相続手続きが共通化される。 県内のJAでは初の試み。JAとぴあ浜松によると、共通化で金融機関ごとに必要書類が異なるなどの課題を解消できる。高齢化社会が進む中、組合員や利用者の負担の軽減を目指した。 一定の基準を満たす利用者は、相続人代表者1人のみの署名と押印で手続きできる。共済取引や貸出取引などにかかる相続手続きは対象外。
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詐欺被害を未然防止 静岡銀行見付支店に感謝状 磐田署
磐田署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだ静岡銀行見付支店(磐田市見付)に感謝状を贈った。贈呈式が同署で行われ、中村俊弘署長が内山美恵子支店長(56)に渡した=写真=。 内山支店長は5月19日、営業時間外に来店した60代女性が携帯電話を使いながら現金自動預払機(ATM)を操作していたため声を掛け確認した上で、詐欺の可能性を疑い通報した。内山支店長は「詐欺は身近に発生していると感じた。継続して詐欺防止を呼び掛けていく」と話した。 同署管内では今年、特殊詐欺が10件発生していて、被害額は約750万円にのぼる。同署は、被害防止策を重点的に展開する「推進地区」に見付地区を選んで対策に取り組んで
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網代の支店、出張所 窓口を交互営業へ 三島信金
三島信用金庫は7月25日から、熱海市の網代駅支店と網代出張所の窓口業務を日替わりで交互に営業する。支店は月、水、木曜、出張所は火、金曜を営業日にする。 人口減少が進む中、店舗網を維持しながら業務を効率化する再編計画の一環。午前9時から午後3時までの窓口営業時間のうち、正午から1時間、昼休みも導入する。支店と出張所のATMの営業時間は変わらず、午前8時から午後8時まで。
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中小企業のDX推進支援 牧之原市など3者が協定
牧之原市、市商工会、島田掛川信用金庫は22日、市内の中小企業などのデジタル化推進に向けた連携協定を締結した。3者が協力し、地域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)化を加速させることを目指す。 DX推進に関する現状把握と課題収集を行い、導入に向けた体制づくりの支援を行う。行政、商工会、金融機関がそれぞれの特性を生かし実施している支援事業の利用促進なども互いに呼び掛けていく。 市役所榛原庁舎で開かれた締結式で、杉本基久雄市長、榎田敏雄商工会長、同信用金庫の伊藤勝英理事長が協定書を取り交わした。杉本市長は「多くの課題を解決するためにDX化は有効な手段。連携したサポートで中小企業の発
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しずおか焼津信金 県信用保証協会とSDGs支援覚書
しずおか焼津信用金庫と静岡県信用保証協会は23日、持続可能な開発目標(SDGs)推進に取り組む中小企業をサポートする同協会の「SDGs支援保証制度」に関する覚書を結んだ。締結は静岡銀行に続き、県内金融機関で2例目。 同制度は脱炭素化や環境保全、労働環境改善などに積極的な事業所が金融機関から融資を受ける際、保証料を優遇する。限度額2億円の「SDGsプレミアム」と同3千万円の「SDGs保証」があり、静岡市などの自治体が運営するSDGs宣言を行った事業所であれば、保証料を通常から0・1~0・2%割り引く。保証期間の延長も受けられる。 覚書締結に合わせ、同金庫は制度適用の前提となるSDGs宣言書
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強盗への備え確認 静銀清水町支店で訓練 沼津署
沼津署は22日、強盗対処訓練を同市伏見の静岡銀行清水町支店で行った。 署員が扮(ふん)する2人組の強盗が押し入り、行員を刃物で脅して現金を奪い逃走するという設定。通報までの一連の流れを確認した。訓練後は生活安全課署員が犯人の人相や服装などを聞き、「逃走後に服装を変えることもあるので、身長や体形を覚えておくことも重要」とアドバイスした。 木村晃支店長は「通用口では普段後ろを振り返らないので、注意が必要だと感じた」と話した。
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三島信金 預金残高1兆円に
三島信用金庫は21日、預金残高が1兆円を超えたと発表した。静岡県内の信金では4番目。1911年の設立から111年での大台突破になった。 年金受給者を中心に個人預金を増やすとともに、指定金融機関として市町の指定金受託を大きく増やした。2021年度に新たに6市町の指定機関となり、7月からさらに2市町が加わるという。
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株主総会中止の申し立て スルガ銀、却下求める方針
スルガ銀行は22日、一部の株主が株主総会中止を求めた仮処分命令申し立てについて、却下を求める方針を明らかにした。本年度の株主総会から導入し、申し立て理由になった事前登録制について「経済産業省と法務省が採用可能と認めている」と主張している。 株主総会は29日に沼津市で開く予定で、同行による不正融資問題の被害者ら約300人が嵯峨行介社長の解任など10議案を株主提案した。銀行側は新型コロナ対策などを理由に出席を事前申し込み制とし、予定数を上回った場合は抽選とする通知を株主に送付。株主提案した被害者らは「株主参与権の行使の侵害にあたる」として、開催中止を求める仮処分を17日に静岡地裁沼津支部に申し
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DX推進協定を締結 島田、掛川市と島田掛川信金
島田、掛川両市と島田掛川信用金庫はこのほど、地域産業の活性化に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に関する協定を締結した。掛川市の同信金本部で締結式を行った。 両市と同信金が連携して中小企業のDX推進を図る。デジタル化診断ツールを使った企業のDXに関する実態把握や、地元の高校や大学と連携したデジタル人材の確保を行う。信金が複数の自治体とDX推進の協定を結ぶのは県内初という。 締結式には染谷絹代島田市長、久保田崇掛川市長、同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長らが出席した。染谷市長は「人材確保は喫緊の課題。地域産業のDX推進が一つの答えになるのではないか」と述べ、久保田市長は「
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沼津信用金庫人事(20日)
常務理事(常勤理事)松井洋二▽常務理事(常勤理事)石塚賢▽常勤理事(常勤監事)杉山宏▽常勤理事(執行役員相談センター長)海田新也▽常勤監事(執行役員事務部長)神尾昌史▽新任執行役員 沼津南ブロック長兼本店長野村慈英、経営企画部長野木徹雄▽退任 常務理事奈良橋弘、常務理事高嶋真樹、常勤理事岩田信彦
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沼津信金マッチングガイド 商談、成約増に寄与 取引先に配布へ
沼津信用金庫が取引先の希望する受発注や人材、連携先に関する情報をまとめた「ビジネスマッチングガイドブック」。2008年度から毎年発行し、ガイドブックを生かして商談や成約に至るケースが年々増えている。同信金の営業担当者が取引先から得る情報のきめ細かさが売り。本年度も第15号を発行し、取引先に配布する。 ガイドブックは、営業担当者が取引先のニーズを確認し、各社別に掲載。「全加工に対応できる協力会社を探している」(沼津市の製造業の発注情報)、「数量は1個から対応」(伊豆の国市の製造業の受注情報)など具体的な点も特徴。各社の情報を参考に商談に臨みたいとする取引先を営業担当者が調整し、両者が面談を行
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しずおか焼津信金 完全子会社2社を合併
しずおか焼津信用金庫は21日、完全子会社の静岡信用ビジネスとまるせいビジネスサービスを7月1日に合併すると発表した。静岡信用ビジネスを存続会社とし、社名を「静岡焼津ビジネス」に変更する。 両社はいずれも同金庫から公金のとりまとめや金庫内の文書配送などを請け負っていたが、運営効率化のため合併が決まった。
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しずおか焼津信用金庫人事
静岡信用ビジネス取締役 田中久規▽静岡焼津リース取締役 原田一成▽静岡信用保証取締役 亀山靖彦=以上6月21日 静岡焼津ビジネス代表取締役社長を兼ねる 常務理事山本達訓=7月1日 退任 静岡信用ビジネス代表取締役社長安竹俊、まるせいビジネスサービス代表取締役社長朝羽二三夫=以上6月30日
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沼津信金 3月期、増収増益
沼津信用金庫が20日発表した2022年3月期決算は有価証券など資金運用収益を伸ばし、2年連続の増収増益になった。売上高に当たる経常収益は前期比6・0%増の95億900万円、経常利益25・6%増の22億2200万円、純利益21・4%増の14億5800万円だった。 本業の収益力を示すコア業務純益も16億7千万円で23・2%増加した。期中平均の貸出金残高は1・5%増の2332億6800万円。長期化する新型コロナウイルス禍に加え、原材料費や燃料費の高騰に直面する中小企業に融資し、過去最高になった。 一般貸倒引当金を積み増しした上で、アフターコロナを見据えたプロジェクトチームを拡充させる。 期中
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島田掛川信用金庫人事(地名のみは支店長または支店)
本部付島田掛川保険代弁出向(本部付部長待遇)大石義信=20日▽事務集中部長(監査部長)松浦亨▽監査部長(大井川)杉村芳徳▽本部付主任調査役(向谷)松下正文▽大井川(神戸)大石一善▽システム管理部副部長(リスク統括部副部長)成瀬晃伸▽御前崎(総務部副部長)大石達哉▽向谷(御前崎)小島邦夫▽神戸(五和)曽根重史▽総務部副部長(総務部主任調査役)田辺ゆかり▽融資部副部長(事務部副部長)立林光彰▽金谷・五和(金谷)松島了亮▽本部付主任調査役藤枝駅南地区新店舗開設準備委員長(榛原次長)大畑正幸▽本部付主任調査役六合東支店開設準備委員長(浜岡次長)知久智彦▽事務集中部副部長(経営企画部次長)平井真知子=
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富士信用金庫人事(27日、地名のみは支店)
吉原店長代理(田子浦店長代理)渡辺春樹▽田子浦店長代理(吉原店長代理)加藤一郎▽須津店長代理(駅南店長代理)加藤伸弥▽総合企画部企画課長代理(吉原店長代理)佐藤英樹▽事務部事務集中課長代理(吉原店長代理)高田美幸
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島田掛川信用金庫人事(地名のみは支店長または支店)
本部付島田掛川保険代弁出向(本部付部長待遇)大石義信=20日▽事務集中部長(監査部長)松浦亨▽監査部長(大井川)杉村芳徳▽本部付主任調査役(向谷)松下正文▽大井川(神戸)大石一善▽システム管理部副部長(リスク統括部副部長)成瀬晃伸▽御前崎(総務部副部長)大石達哉▽向谷(御前崎)小島邦夫▽神戸(五和)曽根重史▽総務部副部長(総務部主任調査役)田辺ゆかり▽融資部副部長(事務部副部長)立林光彰▽金谷・五和(金谷)松島了亮▽本部付主任調査役藤枝駅南地区新店舗開設準備委員長(榛原次長)大畑正幸▽本部付主任調査役六合東支店開設準備委員長(浜岡次長)知久智彦▽事務集中部副部長(経営企画部次長)平井真知子=
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事務集中部を新設 島田掛川信金が組織改編
島田掛川信用金庫は20日、口座振替や手形交換などを担う事務集中部を新設し、従来の事務部をシステム管理部に名称変更する組織改編を発表した。地方創生室は部に格上げする。7月1日付。 藤枝市内の店舗計画の変更も明らかにした。たかおか支店の開設を取りやめ、同市高岡の開設予定地に藤枝南支店(同市大洲)を新築移転する。移転の時期は2023年9月ごろ。移転前の藤枝南支店には、店舗内店舗の形態で大洲支店を開設する。
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信用金庫決算(3月期)沼津 2年連続増収増益
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 【沼津】①95億900万円(6・0%増)②22億2200万円(25・6%増)③14億5800万円(21・4%増)④21億8900万円(25・2%増)⑤15・65% ※増収増益は2年連続。資金運用収益を増やし、貸出金利息も堅調に推移した。期中平均の貸出金残高と預金残高はともに過去最高。