静岡県内金融機関の記事一覧
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山本建設の脱炭素支援へ SLL 三島信金、初の融資契約
三島信用金庫はこのほど、二酸化炭素(CO2)の排出削減目標計画を進める企業に金利を優遇する「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」による初の融資契約を、総合建設業の山本建設(三島市南二日町)と結んだ。創業100年を超える地元の中心的な企業を足掛かりに、「地域全体の脱炭素化を推進したい」と期待する。 融資額は1億円。同社は2030年度のCO2排出量を14年度比で20%削減する目標を掲げていて、舗装工事の仕上げに使う3千万円近い重機の導入を決めた。従来比で施工性が2割向上するといい、省エネや工期短縮につなげる。 古田直人常務は「目標達成に向け、全社一丸になって取り組む必要がある」と強調し、
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静岡県公安委員長 稲田氏を再任 新委員に三輪氏
静岡県公安委員会の委員長に31日、三島信用金庫名誉顧問の稲田精治氏(78)=三島市=が再任される。県警が25日に発表した。2期目の委員長の任期は2025年7月30日までの1年間。 8月7日にはNPO法人サンサンいわた理事長の三輪浜子氏(64)=磐田市、写真=が新委員に就任する。任期満了に伴って8月6日に退任するNPO法人浜松子どもとメディアリテラシー研究所理事長の長沢弘子氏(64)=浜松市中央区=の後任。任期は3年間。 三輪氏は県社会福祉審議会や県障害者施策推進協議会などの委員を経験し、現在は磐田市民生委員推薦会の職に就いている。 長沢氏は18年8月に県公安委員に就任し、現在2期目。
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水出し煎茶で一息 しずおか焼津信金追手町支店
しずおか焼津信用金庫は25日、来店客に静岡茶を振る舞う「緑茶サービス」を静岡市葵区の同信金追手町支店で行った。若手茶商でつくる静岡茶業青年団が、ロビーに構えた専用の屋台で水出し煎茶を提供した。 渋みが効いた本山茶と、甘みとうまみが特徴的な両河内茶の2種類が用意された。来店者は団員が入れた茶を飲み比べ、味や香りの違いを楽しんだ。 地域貢献活動の一環で、リーフ茶の普及・消費拡大を目的に実施。小野田瑞丈支店長は「暑い中来店した方が急須で入れた水出し煎茶を味わい、一息ついてもらえたら」と話した。 同サービスは26日に同支店で、29、30両日は籠上支店(同区)で、8月5、6両日は羽鳥支店(同区)
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水産加工業2社 同業者で事業承継 焼津
焼津市三和の水産加工業「植草水産」が、同市の水産加工業「山佐食品」に全株式を譲渡するM&A(企業の合併・買収)が24日、成立した。植草水産は後継者不在の課題を抱えていて、市内同業者との間で承継が実現した。 1993年創業の植草水産はカジキマグロのみそ漬けやかす漬けなどを製造し、従業員は4人。多様な魚種の切り身加工を手がけ、商材や販路の拡大を図る山佐食品と交渉がまとまった。しずおか焼津信用金庫が支援した。 同市の同信金石津支店で行われた調印式で、植草水産の植草輝和社長(73)は「良いマッチングになった」と喜び、2021年から山佐食品を運営する「まん福ホールディングス」(東京都)の九嶋広一執
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地球温暖化対策へ 富士宮信金が寄付 静岡県推進センターに
富士宮信用金庫は24日、静岡県地球温暖化防止活動推進センターに45万円を寄付した。同信金の創立90周年記念定期預金の販売額から拠出した。 寄付金は同センターが事務局の地球温暖化対策アプリ「クルポ」の事業費などに充てられる。同信金本部で贈呈式が行われ、伊藤寿文理事長が佐藤博明センター長に目録を手渡した。
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詐欺被害防止で感謝状 細江署、静岡銀行支店に 浜松市
細江署は23日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして浜松市浜名区細江町の静岡銀行細江支店(川島クミ子支店長)と同支店の杉浦郷子さん(55)に署長感謝状を贈った。 同署によると、6月27日午後、80代男性が「他の金融機関へ1400万円を移すよう言われた」と話し、現金を下ろそうとした。窓口で対応した杉浦さんが上司に相談し、同署への通報につなげたという。男性は「通帳が詐欺グループに使われている」などとして、警察官をかたる人物から指示を受けていた。 同署で開かれた贈呈式で山本氏仁署長から感謝状を受けた杉浦さんは「お客さまの大事なお金が犯罪に巻き込まれないように今後も心がけたい」と話した。
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静岡人インタビュー「この人」 内部通報窓口サービスの新会社を設立 和田康佑さん(静岡市葵区)
しずおかフィナンシャルグループ(FG)の社内ベンチャー制度に基づき、企業向け内部通報窓口サービスの新会社「リレイズ」を立ち上げた。人工知能(AI)を活用し、不祥事やハラスメントなどの相談を匿名で受け付ける。42歳。 ―どんなサービスか。 「自動会話プログラムのチャットボットで不祥事などの情報を入力してもらう。写真などの証拠も添付でき、内容はオペレーターが要約した上で契約企業の管理部門に伝える。匿名、実名は本人が選択し、原則として企業側と接触しない形でやりとりを進める。ハラスメントのほか、設備導入の要望など職場改善への提案も受け付ける」 ―サービスの企画意図は。 「きっかけは身近で起き
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特殊詐欺被害防止で感謝状 静銀下島支店に静岡南署
警察を装った詐欺の被害を未然に防いだとして静岡南署は23日、静岡銀行下島支店の久保田良一支店長と職員の望月陸生さん(23)に署長感謝状を贈った。 望月さんは6月6日に同支店で、携帯電話で話しながら伝票を記入し約800万円振り込もうとしていた来店客に声をかけた。客が「警察からお金を振り込むよう指示があった」と話したため特殊詐欺を疑い、同署に通報した。望月さんは「客への声かけの重要性を感じた。今後は電話しながらATMを操作する人にも声をかけたい」と話した。同署で感謝状を手渡した羽畑和夫署長は「大金をだまし取られず、来店客も喜んでいた。銀行は詐欺防止の最後のとりで。今後も協力をお願いしたい」と述
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静清信金 打ち水で歩道に“涼” 温暖化防止で 静岡市
静清信用金庫は23日、地球温暖化防止に向けた取り組みとして、恒例の「打ち水大作戦」を静岡市葵区の本店営業部前で始めた。9月30日までの平日夕に実施する。 「出陣式」では法被や浴衣姿の役員や新入職員ら5人がひしゃくを使い、タンクにためていた雨水を歩道にまいた。佐藤徳則理事長は「環境にやさしい暑さ対策は大切なこと。今後も続けていく」と話した。 県地球温暖化防止活動推進センター(同区)の職員は、打ち水前後の路上の気温と表面温度の変化を測定。開始10分後で気温が約2.8度、表面温度が10度下がり、歩道に「涼」を届けた。期間中はさまざまな製品に付いている環境マークを紹介するクイズ形式のロビー展も開
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2度目の特殊詐欺防止 スルガ銀行長泉支店に感謝状 裾野署
裾野署はこのほど、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、スルガ銀行長泉支店(長泉町)の岩崎健司支店長と勝又知子マネジャーに署長感謝状を贈った。同支店が詐欺被害を防ぐのは昨年3月以来2度目。 同署によると今年6月25日、来店した60代夫婦が「税金の超過分の戻りがあると税務署から電話があり、手続きしに来た」と話したため、詐欺を疑い通報した。勝又マネジャーは「存在しないコールセンターの番号を示されすぐ気づいた。今後も違和感を持ったら警察と連携する」と話した。 同署で感謝状を渡した清水正純署長は「今年、金融機関が防いでくれた特殊詐欺は7件。防犯意識を持ち、守ってくれてありがたい」と感謝を述べた
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民間の視点から市長に業務改善案 沼津市、派遣職員報告会
民間から過去最多の5人を人材派遣型の企業版ふるさと納税や人事交流で職員として受け入れている沼津市はこのほど、派遣職員の市長報告会を開いた。これまで取り組んだ業務や民間の視点で見た改善点などを頼重秀一市長に直接伝えた。 ふるさと納税推進室の芦川志帆さん(三島信用金庫)は新規のふるさと納税ポータルサイトを担当。「結果が数字で表れ、やりがいがある」と充実感をにじませた。産業政策課でIT企業誘致を担当する式本真有さん(沼津信用金庫)は「IT企業に紙での書類提出や押印など、一歩遅れたことをお願いしている」、ゼロカーボン推進室の武田尚人さん(明電舎)は「庁内の連携が必要と感じた」と、それぞれ役所の進まな
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ニュースから着想の絵画22点 焼津の画家・池谷さん 静岡市葵区で個展
焼津市の画家池谷富美子さんの個展「池谷富美子展~現代絵画に魅せられて~」が8月30日まで、静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。日々のニュースを着想に社会に対するメッセージを込めた絵画22点を展示した。 祖国を追われた孤独な人を暗い色使いで抽象的に描いた「何処へ」など、平和や反戦の思いを表現した作品が並ぶ。直接的な表現を避けるため、戦闘機を紙飛行機にして描いたり、「PEACE」の文字を小さく忍ばせたりした。子どもの成長を願って絵本の中の世界を表現した作品も展示している。「たまごのお引越し」と題した作品は卵を抱えて泳ぐ魚を大きく印象的に描いた。 池谷さ
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相続や介護など生前対策を解説 静岡でセミナー
静岡銀行はこのほど、相続や介護、葬儀などの「終活」をテーマにしたセミナーを静岡市で開いた。各分野の専門家らが登壇し、家族に負担をかけないための生前対策を解説した。 司法書士法人つかさ代表社員の島武志さんが、遺言と家族信託を中心に、財産の継承や紛争予防などのメリットを紹介。認知症のリスクにも触れ、「判断能力も気力も充実しているうちに対策しておくことで、将来の無用なトラブルを避けられる」と語った。 社会福祉法人楽寿会「楽寿の園」の有馬万紀子副園長は「人生100年時代。元気なうちに、まずは介護の選択肢を知ることから始めてほしい」と提案した。
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脱炭素 高校生が考える 7企業と協力、静岡で「ラボ」
気候変動やエネルギー問題などに関心のある県内の高校生が脱炭素につながる企画を考える環境ワークショップ「アオハル・エコロジー・ラボ」が14日、静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパスで始まった。高校生53人と指南役の大学生19人が10チームに分かれ、来年3月までに温室効果ガス削減に向けた具体的な活動を考え、発表する。 各チームでプラスチックごみの削減や食品ロスなど興味のあるテーマを話し合った後、ラボに協力する静岡ガスや静岡銀行など7企業の担当者らを交えて意見交換した。企業側の担当者は、自宅でできる二酸化炭素(CO2)削減や金属リサイクルのPRなど複数の活動テーマを提案。関心のあるテーマを選んだチー
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静岡大学、東部の産業振興へ新拠点 沼津信金運営のスペース内に
静岡大は11日までに、沼津市に沼津イノベーションオフィスを開設した。沼津信用金庫が運営するまちづくり拠点施設「ぬましんCOMPASS(コンパス)」に入居し、静岡県東部の人材育成や産業振興を後押しする。県東部の拠点は東部サテライト(伊豆市)に次いで2カ所目。同日、開所式を開いた。 施設内のシェアオフィス・コワーキングスペース「TENTOぬまづ」にブースを構え、企業支援の実績豊富な特任教授が週1回滞在する。同スペースを利用するスタートアップ企業をはじめ地域企業と交流し、大学の教育・研究成果を生かしたビジネス展開や企業間連携を支援する。 沼津信金の鈴木俊一理事長は「コンパスの存在意義が大きくな
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静銀頭取と経営者らが懇談 シズギンシップ 悩みや疑問ぶつける
静岡銀行が主催する次世代経営塾「シズギンシップ」がこのほど、静岡市清水区の同行研修センターで開かれ、県内19社の若手経営者や後継者らが同行の八木稔頭取と懇談した。テーマを設けないフリートーク形式で行われ、参加者が八木頭取に仕事の悩みや疑問などを思い思いにぶつけた。 社員教育の考えを問われた八木頭取は「スキルや知識を教えることはできるが、大切なのは人間性」と指摘。現状の銀行業を「成熟産業となり、修羅場の経験が少なくなった」とし、民間企業への出向などを通じ「苦労を経験させて人間的な成長につなげたい」と述べた。 「昔から組織のトップになりたいと思っていたか」との質問には、「若い頃は銀行を辞めたいと
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静清信金 MaOIと協定 17、18日の国際博PR
静清信用金庫はこのほど、県が出資するマリンオープンイノベーション(MaOI)機構と連携・協力に関する基本協定を結んだ。17、18の両日に静岡市清水区で同機構が主催する海洋経済の国際博「ブルーエコノミーエキスポ」の周知に向け、水産関係の取引先企業を中心に参加を呼びかけている。 同信金本店ロビーにポスターを掲示したほか、各支店の営業職員が取引先を回ってイベントのリーフレットを配布している。国際会議の開催に加え、多様な海洋産業が集まる同国際博を「企業のビジネスチャンスにつなげたい」と担当者。移動水族館や水中ドローンなどのプログラムもあり、幅広い業種の企業に参加を促す。 水産関連の取引先企業は約30
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夏の交通安全運動始まる 事故防止呼びかけ 磐田市
磐田市では市職員や磐田署員、交通安全協会磐田地区支部など関係団体、地域ボランティアが、通勤通学者らが行き交う竜洋西小(同市川袋)付近でのぼり旗を手に事故防止を呼びかけた。 参加者は「シートベルトを締めて」「防衛運転」などと記されたのぼり旗を掲げ、通行車両の運転手に交通ルールの順守を訴えた。自転車利用者にはヘルメット着用の努力義務化を周知しながら、登校する児童の安全確保に努めた。 街頭活動に先立ち、同市白羽の静岡銀行竜洋支店で出陣式を行った。
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CX500ターボやZ1300 精巧なバイクプラモデル130点展示 浜松
浜松市中央区のバイク愛好家、川崎大さん(83)のバイクプラモデル展が26日まで、同区の遠州信用金庫えんしんライフサポートプラザで開かれている。 ホンダの「CX500ターボ」やカワサキの「Z1300」など、さまざまなメーカーのバイクやエンジンの模型約130点を並べた。川崎さんは会社員時代にバイクのエンジン設計に携わった経験を持つ。「当時生産されていた古いものが中心。昔を懐かしんでもらえたら」と話した。 日曜、祝日は休館。
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新事業の創出支援 ビジネス計画募る 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は8月31日まで、新規事業創出や既存事業発展に向けた伴走型支援プログラムのビジネスプランコンテスト「FUSE―ON(フュージョン)チャレンジ」の参加者を募集している。最終審査は2025年3月、同区の起業家支援拠点「FUSE」で公開で行う。 同信金営業エリアの事業者や今後同地域で事業展開を目指す法人・個人、創業希望者などが対象。学生の応募もできる。 地域課題への貢献や新規性、成長可能性などをポイントに、9月上旬に1次、10月中旬に2次審査を行う。各審査通過者は集合研修や、起業家、弁護士、税理士の個別指導が受けられる。 最優秀の賞金は前年から倍増の100万
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サービスに人の感性 ホテルグランド富士社長/小塩秀行【サンフロント21懇話会~熱き地域人】
-昨年末に赴任した。 「各地のホテルで支配人などを務めてきた。地域経済を観光の視点で見れば、来訪者の周遊が周辺地区とつながっていないことが残念。情報を多角的に分析して興味や感動に応えたい」 -時代の変化への対応は。 「顧客の購買スタイルはデジタルになじんできている。一方で、サービスや商品に特色を出すには人の感性によるマネジメントが不可欠。料理や企画のブラッシュアップのため、従業員は東京や京都の一流店から学ぶ機会を設けている。社内的なワークフローでは見える化を進めている」 -地域貢献の視点を。 「能登半島地震では本県が真っ先に支援し、石川県出身者として感謝した。ホテルとしても現地の
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東海4県26信金、顧客氏名漏えい 静岡県内は7信金で2万件
静岡県を含む東海4県の全34信用金庫が出資し、信金の一部業務を請け負う東海信金ビジネス(名古屋市)は9日までに、ダイレクトメールの印刷、発送を委託するイセトー(京都市)が身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染し、信金の顧客氏名延べ7万7202件が流出したと発表した。 4県の26信金でそれぞれ42~1万1841件のデータが漏えいした。本県ではしずおか焼津、静清、沼津、三島、島田掛川、富士、遠州の7信金で計延べ2万750件が流出したとされる。現時点で個人情報の不正利用は確認されていない。浜松いわた信金はイセトーのサービスを利用しておらず、富士宮信金は「情報漏えいした書類の
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静清信用金庫 公式アプリ運用開始 8日から
静清信用金庫は8日、スマートフォンで新規口座開設や残高照会、定期預金の新規預け入れ・解約など各種手続きを行える公式アプリの運用を開始した。専用サイトなどからアプリをダウンロードし、9月30日までに口座登録すると500円が当たるキャンペーンも実施している。
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浜松いわた信金中川支店 リニューアル 浜松市浜名区
浜松市浜名区細江町の浜松いわた信用金庫中川支店が8日、リニューアルオープンした。同町のショッピングセンター「ベル21」の一角に構えていた1990年開設の店舗が老朽化したため、同一敷地内の既存施設を改修し移転した。 新店舗は2階建てで、延べ床面積は517平方メートルと平屋建てだった前店舗の約1・5倍となった。2階部分は職員のスペース。外壁は周囲の建物と調和するよう新たにブラウン色で統一した。内装は木目を基調としたデザインで「落ち着きのある過ごしやすい空間」に配慮した。LED照明を採用したほか、水害などBCP(事業継続計画)対策の一環で、発電機をかさ上げし、止水板も導入した。 記念式典には御
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野鳥の写真 生き生き 葵区で愛好家展示会 静岡市
静岡県内の野鳥写真の愛好家でつくる「かわせみフォトクラブ」の写真展が10日まで、静岡市葵区のしずぎんギャラリー四季で開かれている。会員9人が撮影した36点を展示している。 カワセミの親子が木の枝に並んで止まる愛らしい様子や打ち寄せる波しぶきを踊るように避けるクロサギなど、生き生きとした野鳥の姿を捉えた作品が並ぶ。菜の花畑を雄大に滑空するハイイロチュウヒを撮影した力作も目を引く。 写真展は毎年恒例で今年23回目。飯塚久志会長(70)は「それぞれが一年間で撮れた中の一番の自信作を展示している。自然の中に生きる鳥の瞬間の美しさを見てほしい」と話した。
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学生の研究に助成金100万円 JAバンク静岡 農林環境専門職大へ 磐田市
JAバンク静岡(県内JA、県信用農業協同組合連合会)は5日、磐田市富丘の県立農林環境専門職大に、学生の研究プロジェクトの助成金として100万円を贈った。 農畜産業の担い手育成や地域農業基盤の振興につなげる「JAバンク静岡アグリサポートプログラム担い手育成支援事業」の一環。同大は、ニホンナシ「麗秋(しゅうれい)」への袋掛けによる糖度向上効果など品質に及ぼす影響調査や本県ゆかりの特産品の特性を解析し、商品開発につなげる研究など計11件に活用する。 贈呈式が同大で行われ、吉田正吾代表理事理事長が、学生代表の4年柴田佳歩さんに目録を手渡した。
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メタバース活用例 島田掛川信金紹介 NTTデータと研究
島田掛川信用金庫とNTTデータは5日、共同で研究するインターネット上の仮想空間「メタバース」など空間コンピューティングの活用例の報告会を掛川市内で開いた。信金職員のアイデアを基に考案した創業や設備投資、相続、採用の場面での活用例が紹介された。 創業の提案は、飲食店の出店を計画する創業希望者と融資担当が仮想空間内で店舗候補地を選び、店内のレイアウトやコストの試算などをするもの。参加者がヘッドマウントディスプレーを装着し、カフェの内装を検討する体験も行われた。 両社は今後も情報交換し、今回出た例が商用化できるか検討するという。
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中小事業者の脱炭素経営促進へ 磐田市と島田掛川信金 連携
磐田市は4日、島田掛川信用金庫と、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」に向けた連携協定を結んだ。地元中小事業者の脱炭素経営促進などで協力する。 同信金は温室効果ガス排出量を可視化するツールを活用し、取引先の設備の省エネ化や太陽光発電の導入などを促す。市はこうした設備投資のための融資手数料を補助する。市は地元金融機関と同様の協定締結を進めていて、今回が4件目。 市役所で草地博昭市長と同信金の千葉靖史理事長が協定書に署名した。草地市長は「産業界を巻き込んで脱炭素を加速するため、ともに取り組みたい」と述べた。
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不動産融資問題 加藤スルガ銀社長「個別対応で解決を」 負担軽減策を提案
スルガ銀行の加藤広亮社長が4日までに、静岡新聞社の取材に応じた。アパートやマンションなど投資用不動産の融資問題について「個別状況に応じて踏み込んだ解決策を提案し、柔軟に対応する」と強調。早期解決に向け、1人でも多くの債務者に交渉に応じるよう求めた。 スルガ銀によると、不動産の任意売却支援などにより、2022年9月以降に100物件が弁護団などを通じた組織的交渉先から外れた。加藤社長は「現在、交渉中の物件もあり、この動きはさらに加速する」との見通しを示した。 スルガ銀は売却後もローンが残った場合は金利を0%にしたり、不動産を所有し続ける債務者には収支に応じて1%を下限に金利を引き下げ、一部元
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島田、金谷支店 藤枝支店に統合 スルガ銀
スルガ銀行はこのほど、島田市の島田支店と金谷支店をいずれも藤枝支店(藤枝市)に統合すると発表した。統合日は金谷支店が9月24日、島田支店は11月18日。金谷支店はATMの取り扱いも終了する。
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全国の町工場団体と事業創出へ意見交換 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫と全国の町工場でつくる「町工場プロダクツ」を運営するメイカーズリンク(埼玉県)は3、4の両日、多業種交流の催しを浜松市で開いた。県内や全国各地から参加した事業者が、一般消費者向けビジネス(BtoC)の販路開拓や事業創出に向けて意見交換した。 同信用金庫が運営する中央区鍛冶町の起業支援施設「FUSE」で「共創によるモノづくりの新たな可能性」と題したトークイベントを開いたほか、天竜区の天竜二俣駅を見学した。天竜商工会では無人駅や遊休不動産の利活用などを手がける中谷明史さん(同区)や、中山間地でジビエ工房を運営する高林麻里さん(同区)が地域課題や活性化事例を紹介した。 町工場プロ
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大学生4人を奨学生に認定 静清信用金庫
静清信用金庫は4日、奨学生認定授与式を静岡市葵区の同金庫本店で開き、県立大と静岡大の学生4人に認定書を交付した。 奨学生は県立大の佐藤理絵さん(薬学部6年)と進藤はるかさん(食品栄養科学部4年)、静岡大の鈴木真子さん(人文社会科学部2年)、伊東海人さん(理学部4年)。「DX(デジタルトランスフォーメーション)が生活や仕事にもたらす変革の可能性」をテーマに、論文で選考した。 4人それぞれに月額5万円を、1年間支給する。同日、半年分の奨学金を、3日に発行された新紙幣で支給した。佐藤徳則理事長は「有効に使い、将来地域社会に貢献できる人材に育ってほしい」と呼びかけた。
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観光、サービス業 人手不足 打開策は 事業者に補助事業情報 三島信金がセミナー
三島信用金庫は2日、人手不足やエネルギー価格高騰に対応するための最新事情を紹介するセミナーを長泉町の同金庫本部で開いた。オンラインを含め、観光やサービス業に携わる約120人が参加した。 経済産業省関東経済産業局の職員が、券売機や清掃ロボットなど省力化投資を支援する補助事業を説明。省力化に伴う賃上げの割合によって補助上限額が上がる仕組みなどを紹介した。 初期投資をかけずに省エネ設備を導入するサービスや人財確保に活用可能な助成金などについても各分野の専門家が解説した。 新型コロナウイルス感染拡大が収まり旅行需要が高まる一方、人手不足やエネルギー価格の高騰で需要の取り込みを逃している現状を打開する
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地域企業の生産性向上へ 静岡銀行などコンソーシアム設立 DX新興企業との橋渡し支援
地域金融機関が核になって地域企業とデジタルトランスフォーメーション(DX)を強みとするスタートアップ(新興企業)の橋渡しに面的に取り組む新たな枠組み「地域課題解決DXコンソーシアム」が3日、発足した。日本の社会課題を解決するスタートアップへの投資・成長支援を行うベンチャーキャピタリストチーム「UB Ventures」(ユービー ベンチャーズ、東京都)が呼びかけ、静岡銀行など全国9地銀が発起人に加わった。 各地で高齢化、人口減少が進み、製造業や建設業、農業といった地域経済を支えてきた伝統的な「レガシー産業」の人手不足が深刻化している。こうした課題の解決に向け、スタートアップのノウハウを取引
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「地元産」の新紙幣に感慨 日銀支店、静岡県内金融機関に払い出し
日銀は3日、約20年ぶりにデザインを刷新した紙幣の発行を開始した。精巧な偽造防止技術と、外国人らも使いやすいユニバーサルデザインの導入が特徴。日銀静岡支店は同日、国立印刷局静岡工場(静岡市駿河区)で製造された573億円の新紙幣を静岡県内金融機関に払い出した。各銀行、信用金庫は準備が整い次第、取り扱いを始める。 発行初日に取り扱いを開始した静清信用金庫本店(同市葵区)では、新紙幣を求めて両替に訪れる来店客も見られた。同市の飲食店経営八木励さん(63)は窓口で受け取り、「早く見てみたいと思っていた。新鮮な感じで面白い」と満足げ。同本店営業部の山梨有香事務長は「何カ月も前から問い合わせが寄せられ
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森林づくり基金に50万円寄付 JAバンク静岡
JAバンク静岡は3日、静岡県森林組合連合会(県森連)の「ふじのくに美しい森林づくり緑の基金」に協力金50万円を寄付した。森林所有者らが行う主伐、再造林の促進による森林の再整備に活用され、持続的な林業経営の確立などにつなげる。 JAバンク静岡は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みの一環で、「静岡の美しい森林づくりに貢献!未来へつながるローンキャンペーン」を実施した。県内JAで借り入れがあった同キャンペーン対象のマイカー、教育、リフォームの各種ローンの借入合計額100万円につき、100円をJAバンク静岡が同基金に拠出した。 藤枝市岡部町の県森連静岡事業所で贈呈式を行い、県信用
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静銀西焼津支店 詐欺被害食い止める 焼津署が感謝状
詐欺被害防止に貢献したとして、焼津署は2日、焼津市の静岡銀行西焼津支店(内藤義晴支店長)に署長感謝状を贈った。 同署などによると、5月7日午後4時ごろ、50代の女性が支店のATMコーナーを訪れ、振り込み方法を尋ねた。同支店の鈴木雅人営業グループ担当課長が対応する中で、女性の様子や送金先などから詐欺を疑った。使途を聞くと「副業のために振り込む」などと説明し、投資絡みの内容だったため、同署にも連絡して被害を食い止めた。 同支店で行われた贈呈式で、菊地邦宏署長が「気づきが防止につながった」とたたえ、内藤支店長と鈴木課長に感謝状を手渡した。鈴木課長は「今後も声かけを継続したい」と話した。
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社会人から仕事の魅力学ぶ 藤枝・瀬戸谷小の6年生
藤枝市はこのほど、社会人から職業の魅力を学ぶ「マイジョブ講座」を瀬戸谷小で開いた。しずおか焼津信用金庫の松本憲之さん(45)と、国の地域活性化起業人制度で市に派遣されているインターネット関連会社DMM.com(東京)の井上久美子さん(41)が、6年生に仕事内容ややりがいなどを語った。 松本さんは「金融機関はサービス業。笑顔でコミュニケーションを取る」「新聞を読んで情報を得る」と仕事で大切なことを説明した。練習用の紙幣を使った素早い札勘定を披露すると、児童から歓声が上がった。 井上さんは朝ラーメンとガチャガチャを活用したまちおこしプロジェクトなど藤枝での取り組みを紹介。「誰もが自分だけの個性と
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「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」 英雄のイメージを流布【珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年②】
フランス近代史に大きな足跡を残したナポレオン・ボナパルト(1769~1821年)。フランス革命の動乱の中で民衆を統率した英雄として、あるいは国土拡大のために侵略戦争を繰り返した暴君として、今日、その評価は大きく分かれる。 ◇ 本作に描かれるのは、ナポレオン伝説の中でもよく知られた「アルプス越え」の場面。第2次イタリア遠征の際、ナポレオンは敵国オーストリアの裏をかいて、雪を頂くアルプスの峠を越えるという大胆な戦略を取り、勝利を収めた。画中には薄暗い雲に覆われた険しい山を舞台として、軍勢の指揮を執るナポレオンが描かれる。マントをなびかせ、いななく馬にまたがるその姿は、彼の英雄性を
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8月、親子映画会 1000人無料招待 遠州信金 浜松市中央区
遠州信用金庫(浜松市中央区)は8月24日、「えんしんファミリー映画会」を同区のアクトシティ浜松中ホールで開く。午後2時開演。7月1日から無料招待する千人(先着順)を募集している。 上映映画は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(日本語吹き替え版)。鑑賞希望者は、遠州信金の本店・各営業店窓口で配布する申込書に必要事項を記入して応募する。 問い合わせは、同信金地域サポート部<電053(472)2127>へ。
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投資信託商品を店頭購入可能に スルガ銀行
スルガ銀行はこのほど、NISA(少額投資非課税制度)口座取引の取り扱いを店頭で始めた。同口座での投資信託購入はこれまでインターネットバンキングのみだったが、新NISAの開始で問い合わせが増え、店頭にも広げた。 店頭で取り扱うのは運用実績などを基に、スルガ銀が「特に注目」として厳選した10ファンド(投資信託商品)。商品とサービスの拡充も検討するという。
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「ベッドフォード伯爵夫人 アン・カーの肖像」 繊細で秀逸な質感描写【珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年①】
16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術まで、東京富士美術館(東京都八王子市)が収蔵する西洋絵画約80点を紹介する企画展が26日、静岡市美術館で始まる。注目の4点を紹介する。 ◇ 青味を帯びた瞳でこちらを見つめるのは、イングランドの貴族アン・カー(1615~84年)である。艶[つや]やかなブロンドに、血色のよい赤い唇、陶器のように透き通った肌が見る者を引きつける。アンはイングランド王ジェームズ1世に仕えた伯爵を父とし、母親が殺人罪の嫌疑でロンドン塔に幽閉されていた時期に生まれたという生い立ちを持つ。類いまれなる美貌で知られ、ベッドフォード伯爵と結婚した後は、多く
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若山(静岡銀行)代表内定 車いすラグビー パリ・パラリンピック
日本車いすラグビー連盟は1日、パリ・パラリンピックの日本代表内定選手12人を発表し、池透暢、橋本勝也(ともに日興アセットマネジメント)池崎大輔(三菱商事)らが名を連ねた。女子でただ一人、倉橋香衣(商船三井)が代表入りした。 2大会連続で銅メダルの日本はパリ今大会で悲願の金メダルを狙う。 代表メンバーは次の通り。 池、橋本、池崎、倉橋、小川仁士(バイエル薬品)草場龍治(三建設備工業)島川慎一(バークレイズ証券)中町俊耶(コロプラ)乗松聖矢(SMBC日興証券)羽賀理之(ペプチドリーム)長谷川勇基(ソシエテ・ジェネラル証券)若山英史(静岡銀行)
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スルガ銀、交渉先 100物件外れる 不正融資問題
アパートやマンションなど投資用不動産を巡る融資問題で、スルガ銀行は1日、債務者との最新の交渉状況を発表した。弁護団などを通じて組織的に交渉しているのは5月末時点で828物件。不動産の任意売却を支援するなどし、2022年9月以降の1年8カ月で100物件が組織的交渉先から外れた。 スルガ銀は一定の家賃収入があり、収支黒字と推定される物件の所有者に返済負担の軽減による早期解決策を提案している。5月から新たに、収支赤字とみられる物件の所有者にも任意売却支援やローンの金利引き下げなどを案内する通知を送り始めたという。組織的に交渉する債務者の多くはローンの返済を止めているため、返済の再開を呼びかけてい
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沼津の発展に功労 市制記念日 90個人・団体を表彰
沼津市は市制記念日の1日、市の発展に功労のあった個人と団体をたたえる市表彰式を市役所で開いた。90個人・団体を表彰した。 表彰を受けた個人・団体は次の通り。 【特別表彰】宮代正春、米山広三 【自治功労】杉本喜三郎、峯尾佐都子、望月照五、杉山好徳、塩川博三、吉田光芳、川島哲也、宇田川昭、小畑利晃、伊藤寛敏、鎌野順市、大橋弘忠 【教育功労】岩渕直人、三島丈和、稲玉圭輔、古屋義治、土屋智、山口雅弘、高島明美、相川明子、長島和久、高橋俊夫、後藤信俊、猪浦玲子、伊藤博幸、芹沢信行 【文化功労】青木畝堂、真船怜子、芹沢卓弥、中鉢光仙 【産業功労】鈴木宏治、長沢健司 【社会福祉功労】近藤伸明、藤田忠広、内
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富士宮信用金庫人事(1日・地名は支店)
総務部総務課長(神田)渡辺和臣▽人事部長(総務部副部長兼総務課長)近藤正道▽人事部人事課長(総務部人事課長)高野正年▽人事部人事課長代理(総務部人事課長代理)徳田香保子▽人事部人財開発課長(総務部人財開発課長)佐野公洋▽企画部企画課長(企画部企画課主任推進役)望月章裕▽企画部リスク管理課長(融資部審査課長)柏木篤▽企画部リスク管理課長代理(富士代理)山田義人▽業務部長(企画部リスク管理課長)渡辺清隆▽業務部営業企画課長(融資部管理課長)清裕一▽融資部審査課長(富士根)笠井一憲▽融資部審査課長代理(融資部審査課副推進役)杉浦健史▽融資部管理課長(業務部営業企画課長)清敏啓▽融資部与信管理課長(
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浜松いわた信金 不動産信託開始 7月1日から
浜松いわた信用金庫は7月1日、高齢化社会の進行に伴う資産承継や相続のニーズに対応するため、スターツ信託(東京都)の「不動産信託」サービスの取り扱いを始める。28日、信託契約代理店の委託契約を結んだ。スターツ信託と金融機関との連携は首都圏など10件目で、県内は初めて。 サービス対象として想定するのは同信金管内の顧客で、賃貸不動産オーナーや遊休不動産の所有者ら。不動産管理の負担や、任せられる親族が身近に不在といった課題を持つ顧客に対し、スターツ信託が不動産経営を代わって引き受ける。顧客は安定した信託配当を得られる。 提供するサービスは2種類。「土地信託」は信託を受けた土地の運用計画段階から実
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人事 静岡保険総合サービス(6月28日)
専務執行役員(SFGマーケティング社長)沢井康人▽執行役員(静岡銀行小松支店長)鈴木孝明
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ネット銀行悪用防げ 静岡県警と静岡銀、スルガ銀 詐欺対策特化し協定
全国的に急増しているインターネットバンキングを悪用したSNS型投資詐欺などの被害防止に向け、静岡県警と静岡銀行、スルガ銀行は28日、連携協定を結んだ。ネットバンキング利用の詐欺被害対策に特化した協定締結は全国初という。金融機関の窓口を介さない非接触型の取引において、不審な手口のモニタリングや顧客への注意喚起、啓発を県警と連携して強化し、情報共有を徹底していく。 締結式が県警本部であり、水嶋春彦生活安全部長が「多額が(非接触で)引き出されるSNS型投資・ロマンス詐欺は特殊詐欺を上回り、極めて憂慮すべき事態。新たな策が効果的、円滑に進むよう協力をお願いしたい」と期待した。両行のこれまでの各種対
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天浜線の活性化に向け 信用金庫インターンの浜松学院大学生が事業案発表
浜松いわた信用金庫は28日、大学生による天竜浜名湖鉄道沿線活性化に向けた事業構想の発表会を浜松市天竜区の同鉄道本社で開いた。信用金庫でインターンシップ(就業体験)に取り組む浜松学院大現代コミュニケーション学部3年生が、乗車率やブランド力向上の方策を提案した。 発表では、鉄道や沿線のPR動画コンテストを実施し、最優秀作品を英語字幕で発信する案などが発表された。「無人駅に黒板アートを設置」「沿線の高校吹奏楽部の演奏曲を駅のホームで流す」「新車両に外側を向いた座席を設ける」といったプランを発表した3年の安藤一華さん(20)は「1カ月半かけて沿線の魅力や状況を調べ、収支案も考えた」と振り返った。
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絵画や立体 純粋な思い 静岡市葵区、かぜのへや教室展
日本画家の藤浪瑛智さん(41)が主宰する静岡市葵区の「かぜのへや絵画教室」の作品展が7月19日まで、同区の清水銀行大岩支店で開かれている。園児から大学生までの受講生と藤浪さんが出品した絵画や立体作品計55点が並ぶ。 絵画は色鉛筆やパステルを用いてキリンや恐竜、天の川などをカラフルに描いた。マカロンやカップケーキ、ドーナツを粘土で緻密に表現した立体作品も来場者を楽しませている。藤浪さんは「純粋な思いを投影した作品ばかり。生徒の自信作を見て、心も安らいでくれればうれしい」と話した。
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人事 静岡中央銀行(27日、地名のみは支店もしくは支店長)
会長(社長)清野真司▽社長(常務)小森博史▽人事部長を解く 常務野中久記▽常務岳麓エリア長兼本店営業部長(取締役香川)浅賀友秋▽取締役 監査部長森陽介、営業企画部長兼業務支援部長沢田武嗣▽監査役 那須田研二▽人事部長(渋沢)原崇▽事務部長(事務部事務企画グループシニアマネジャー)北川圭一郎▽香川(横浜)小野真良▽平塚(御殿場)菅生靖隆▽渋沢(平塚)大庭順吏▽富士(下田兼南伊豆出張所長)山田朋大▽御殿場(富士)須田貴範▽下田兼南伊豆出張所長(善行)田辺万裕▽長泉(経営管理部経営企画グループシニアマネジャー)清水大介▽横浜(本店営業部副部長)奥谷潔▽座間(長泉)西山吉樹▽清水(営業推進部営業支援
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三島信金 理事長と職員 意見交換 新中経計画 策定に合わせ
三島信用金庫は2024~26年度の新中期経営計画策定に合わせ、理事長と職員の意見交換会を開いている。高嶋正芳理事長が8月末にかけて営業エリア24カ所を巡回。若手・中堅職員と膝を突き合わせて、計画のテーマ「地域を未来に『TUNAGU』(つなぐ)」の実現に向けた具体策を話し合っている。 計画の行動指針には「価値創造」「人づくり」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の三つを定めた。営業エリアの県東部は観光と製造業が主要産業。過疎化が進む中、交流人口拡大や地方の人手不足などが課題になっている。 24日に三島市で開いた意見交換会では高嶋理事長を交えグループ討論を実施。「DXを活用して業務を効率
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信金と基金に裾野市感謝状
裾野市は24日、市に多額を寄付した沼津信用金庫(沼津市)とファンケルクラシック基金に市長感謝状を贈った。 裾野市役所で贈呈式を開き、村田悠市長が沼津信金の小野貢常勤理事に感謝状を手渡した。同信金は2月、子育て世代を対象にした地域応援キャンペーンとして市に寄付した。村田市長は「未来ある子どもの教育と児童福祉に活用します」と謝辞を述べた。
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静岡銀行の2支店 同一店舗内移転 用宗、丸子
静岡銀行は24日、用宗支店と丸子支店をJR安倍川駅(静岡市駿河区)東側に新築した同一店舗内に移転し、営業を始めた。デジタル技術を導入して業務効率化やペーパーレス化を進め、来店客の利便性向上と相談業務の強化を図る。 1階ロビー中央に円形のカウンターを構え、タブレット端末7台を設置。手続きに必要な情報を打ち込むとQRコードが発行され、窓口行員が読み取って対応する。住所変更などの一部手続きはタブレット入力で完結でき、約75%の個人向け窓口業務をデジタル技術でカバーする。福島豊専務は「デジタルの導入で業務負担を軽減する分、お客さまの相談に対応する時間を増やせる」と語る。 建物は延べ床面積518平
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人事 清水銀行(7月1日、地名のみは支店長または支店)
吉原渉外部長兼渉外長(鷹匠町副)芹沢友隆▽鷹匠町副(吉原渉外部長兼渉外長)高野仁嗣
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しずおか焼津信用金庫人事(7月1日)
お客様サポート部長を解く 常務理事岩崎浩季▽市場金融部長 河島航一▽お客様サポート部長(市場金融部長)長谷川晋三▽経営戦略室長(同室調査役)市川大輔
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SNS型投資詐欺被害を未然防止 みずほ銀行静岡支店
SNS型投資詐欺を防いだとして、静岡中央署はこのほど、みずほ銀行静岡支店に署長感謝状を贈った。急増するSNS型投資詐欺関連で、同署が感謝状を贈るのは初めて。来店時にも男性客のスマホには犯人からの連絡が入り続ける中、説得や警察への連絡で被害を防いだ。 功労者は窓口職員の小栗恵子さん(53)と支店長代理の小金祥子さん(51)。5月15日、来店した男性客が「SNSで知り合った女性からお金の振り込みを頼まれている」と説明し、小栗さんが不審に思って小金さんにつないだ。詐欺被害を疑った小金さんが男性に面識のある相手なのかなどを確認する間も、男性のスマホに「振り込みはまだですか」などと犯人側からの連絡が
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地域の雇用確保へ具体策検討 島田掛川信金新入職員と9市町職員
島田掛川信用金庫はこのほど、新入職員35人と県中西部9市町の職員による合同ワークショップを島田市の同信金島田本店で開いた。地域の雇用確保をテーマに具体的な解決策を考えた。 就活イベントへの誘客やUターン就職プロジェクトの周知の仕方など地元へ若者を呼び込む方法をグループごとに話し合った。移住・定住促進やシティープロモーション、人口減少対策などを担当する市町の職員が進行役を務め、各グループが案を発表した。 行政と連携した広域的な地元就職を応援するプロジェクトの一環。同信金地方創生室の斉藤奈津子室長は「新入職員に地域の課題は信用金庫の課題でもあることを理解してもらい、各自治体には若者の意見を取
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地域の雇用確保へ具体策検討 島田掛川信金新入職員と9市町職員
島田掛川信用金庫はこのほど、新入職員35人と県中西部9市町の職員による合同ワークショップを島田市の同信金島田本店で開いた。地域の雇用確保をテーマに具体的な解決策を考えた。 就活イベントへの誘客やUターン就職プロジェクトの周知の仕方など地元へ若者を呼び込む方法をグループごとに話し合った。移住・定住促進やシティープロモーション、人口減少対策などを担当する市町の職員が進行役を務め、各グループが案を発表した。 行政と連携した広域的な地元就職を応援するプロジェクトの一環。同信金地方創生室の斉藤奈津子室長は「新入職員に地域の課題は信用金庫の課題でもあることを理解してもらい、各自治体には若者の意見を取
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自分だけのウクレレできた 浜松いわた信金が職員親子イベント
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は22日、職員向けのファミリーイベント「自分だけのウクレレをつくろう」を同区の同信金本店棟で開いた。親子13組が参加し、楽器製作や演奏などを通じて交流を深めた。 参加者は同区の楽器メーカー鈴木楽器製作所の社員からウクレレの起源や種類などの説明を受け、組み立て作業に取り組んだ。好きな色を塗ったり、マスキングテープを貼ったりして完成させ、演奏に挑戦した。優しい音色が会場に響くと、子どもたちの笑顔が広がった。同社製の楽器を使った合奏体験会も行われた。 同区の成川桐真さん(9)は「ウクレレを作るのは難しかったけど楽しかった。家に飾りたい」と話した。
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スルガ銀行 初任給26万円 メガバンク水準に引き上げ 7月から
スルガ銀行は7月1日、賃金を改定し、総合職の初任給を一律2万円引き上げる。大卒は現行の24万円から26万円になり、同銀行によると、メガバンクと同じ水準になるという。 業績が回復する中、採用人数を増やす計画で、優秀な人材の確保につなげる。初任給は1月に引き上げたばかり。大卒の場合、2023年までの20万5千円から短期間で26・8%の大幅な増額になる。 合わせて、非正規を含む現職社員も平均7・5%の賃上げを実施する。物価高騰に対応するとともに、働きがいの向上につなげる。
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本・支店を「熱中症予防施設」に 島田市、島田掛川信金が協定
島田市と島田掛川信用金庫はこのほど、気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設を設置するための協定を締結した。同信金島田本店営業部と七丁目支店をクーリングシェルターとして、市民の熱中症予防に役立ててもらう。 市役所で締結式が開かれ、染谷絹代市長と千葉靖史理事長が協定書に署名した。染谷市長は「危険な暑さから市民の命を守る施設が増えて心強い」と謝意を示し、千葉理事長は「地元に密着した2店舗で市民の健康増進につなげたい」と応えた。 実施期間は9月30日までで、窓口営業時間内に利用できる。市はウエルシア薬局とも協定を締結していて、公共施設を含めた市内のクーリングシェルターは計25カ所になる。
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地道にごみ拾い「小さな親切」実行章 静岡市葵区の玉井さん「可能な限り続ける」
「小さな親切」運動県本部はこのほど、地域でのごみ拾いに励んできた静岡市葵区安西の玉井勇次さん(77)に実行章を贈った。 玉井さんは5年ほど前、趣味の散歩中にごみ拾いをする夫婦に出会ったことをきっかけにごみを拾い始めた。週に3、4回、安倍川河川敷やJR静岡駅周辺など当日の気分で行き先を決め、トングとごみ袋を手に毎回1時間から1時間半程度、ごみ拾いに取り組む。 静岡銀行安西支店(同区)で行われた贈呈式では、同本部安西地区支部長を務める鈴木一生支店長が、実行章を玉井さんに手渡した。同支店までの道中でもごみを拾ったという玉井さんは「どうせ歩くなら何もしないよりごみを拾おうと思い始めた。体調を考慮
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スルガ銀行 不正融資問題溝深く 26日株主総会、不動産の任意売却を支援 被害弁護団、直接交渉へ今年も提案
スルガ銀行(沼津市)の株主総会が26日、同市で開かれる。アパートやマンションなど投資用不動産の不正融資問題を巡り、債務者と被害弁護団は昨年に続いて20件の株主提案を行い、融資全件の再調査や「不正融資反省館」の設立などを求めている。さらに今年は、スルガ銀が資本業務提携を結ぶクレジットカード大手「クレディセゾン」(東京)の総会でも株主提案を実行した。スルガ銀は債務者に不動産の任意売却などを提案しているが、溝は埋まらず、全面解決の見通しは立っていない。 19日に東京で開かれたセゾンの総会では、社外取締役を務める加藤広亮スルガ銀社長の解任案など10件を提案し、すべて否決された。出席者によると、これ
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人事=しずおかフィナンシャルグループ
【静銀リース】オートリース事業本部長兼同事業部長(管理本部長付部長)森田和広▽東部支社長(中部支社長)北澄朋久▽中部支社長(中部支社副支社長)松永卓也=以上7月1日 【静銀ティーエム証券】引受部長(経営企画部付部長)江藤勤=6月14日 【静銀ITソリューション】社長(副社長)静岡銀行理事待遇山本隆秀▽コンピューターセンター長(同副センター長)中塚雅巳▽ITコンサルティング&ソリューション部長(同部担当部長)増田健一=以上6月20日 【静銀モーゲージサービス】スキルサポート部長を兼ねる 常務執行役員兼スキルサポート本部長遠藤恵子=6月20日 【静銀セゾンカード】社長(副社長)滝丈喜=6月17日
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コア預金評価の意義学ぶ 静銀など6行が勉強会
国内金利が上昇局面を迎える中で銀行が持つ資産と負債の価値を正確に把握し、適切な経営リスクの管理につなげる地銀6行の勉強会が21日、都内で初開催された。静岡銀行が9月から新たに導入する「コア預金評価モデル」が紹介され、金利変動を踏まえた経済価値の計測により預金を有効活用する仕組みと意義を考えた。 静岡銀と他県の地銀でリスク管理を担当する行員が参加した。マイナス金利下では「コスト」とみなされてきた預金の重要性が各行で見直される中、「預金を集める感覚のない行員の意識変革は不可欠」との声が上がった。引き出されずに滞留するコア預金の価値を可視化し、将来余力を把握して事業や融資の原資に活用することが収
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人事 清水銀行(20日)
新任取締役(執行役員)審査部担当大木康正
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静岡に宿泊施設誘致 しずおかFG新会社、市と契約 訪日客需要 対応強化へ
しずおかフィナンシャルグループが昨年11月に立ち上げた新会社のSFG不動産投資顧問は20日、静岡市と宿泊施設誘致に向けた調査に関する有償コンサルティング契約を締結した。市が観光戦略に掲げるインバウンド(訪日客)需要への対応強化を見据え、ハイブランドホテルを中心に市内への進出可能性を探る。 市内の建設候補地や再開発計画などの情報を踏まえ、進出意欲のあるホテル事業者へのヒアリングを実施する。ターゲットとする客層や施設に盛り込む機能などの意向も確認し、市場調査を通じて具体的な誘致交渉につなげる。出店計画が固まれば、私募ファンド立ち上げなどの手法を検討し、資金調達を含む事業戦略の助言も通じて円滑な事
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御前崎・門屋ほたるの会に「小さな親切」運動実行章 養殖や生息地整備に尽力
「小さな親切」運動県本部は19日、長年にわたりホタルの保護活動に取り組む御前崎市門屋の住民有志「門屋ほたるの会」に実行章を贈った。 同団体は豊かな自然を未来に残そうと2001年に結成。現在は13人で活動し、ゲンジボタルの養殖や生息地となる水辺整備に励んでいる。5月末になるとホタルが闇夜を乱舞し、地域の人気スポットとして定着した。毎年、地元の園児を招いたホタルの幼虫放流体験も実施している。 静岡銀行御前崎中央支店で行われた贈呈式で、沖二三男代表が松坂亮輔支店長から実行章を受け取った。沖代表は「ホタルが舞ってみんなが喜んでくれるのがやりがい。これからも活動を楽しみたい」と述べた。
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信用金庫決算(3月期) 富士宮 2年連続 最終増益
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 【富士宮】①42億8700万円(3・0%減)②8億2400万円(18・0%減)③6億800万円(19・7%増)④11億6100万円(11・5%減)⑤19・76% ※低金利の影響で減収となったものの、与信関連費用の削減が大幅に進み2年連続で最終増益となった。期中平均の預金残高は過去最高を更新した。
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新理事長に伊藤氏 富士宮信金
富士宮信用金庫は19日、通常総代会と理事会を開き、同日付で新理事長に伊藤寿文専務理事(67)が昇格する人事を決定した。小池孝治理事長(67)は20日付で非常勤相談役に就く。 伊藤氏は「地域の課題解決に貢献すると同時に、職員の人材育成を強化する。自治体と連携して地域創生に取り組む」との方針を示した。 小池氏は2022年から理事長を務めた。ガバナンス強化に注力し、一定のめどがついたという。 伊藤寿文氏(いとう・としふみ)1980年富士宮信用金庫入庫。総務部長、企画部長などを経て2022年から専務理事。東洋大卒。富士宮市出身。
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県法人会連合会が総会で功労者表彰 静岡
静岡県法人会連合会(会長・八木稔静岡銀行頭取)は19日、定時総会を静岡市駿河区で開いた。2024年度事業計画などを報告し、特別功労役職員への会長表彰を行った。 表彰対象者26人の名前を呼び上げ、八木会長が代表者に表彰状を手渡した。全国法人会総連合会長表彰を受けた功労者26人に対する伝達も実施した。 本年度の主な事業計画として、税の啓発事業や税に関する提言活動のほか、地域社会貢献活動の推進、研修活動の充実などを盛り込んだ。 総会後、京都大大学院の藤井聡教授が「日本経済の行方」と題して記念講演した。
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子育て積極支援 国の認定を取得 静清信金
静清信用金庫はこのほど、子育て支援などに積極的な企業を国が認定する「プラチナくるみんプラス」を取得したと発表した。2023年度から始めた不妊治療をサポートする取り組みなどが評価された。 同信金は不妊治療のための有給休暇を年に5日間取得できる新制度を導入。不妊治療に取り組む夫婦に一組10万円を支給し、不妊治療の理解を促すオンライン研修も実施している。終業時間の20分前倒し、ミニリフレッシュ休暇の創設などでワークライフバランスの向上も進める。 同認定を取得した企業は三島信金に続いて県内で2例目。
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沼津信用金庫人事
常勤理事(執行役員)融資部長野木徹雄=18日▽執行役員 営業統括部長高木茂、監査部長内藤淳一=以上19日
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三島信用金庫人事(18日)
常勤理事 人材開発部長遠藤洋介、マーケティング戦略部長金野貴光▽監事 松田嘉仁▽退任 会長平井敏雄、常勤理事今泉清司、常勤理事山下貢、監事山崎雅司
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富士宮信金 純利益19.7%増 3月期
富士宮信用金庫が19日に発表した2024年3月期決算は低金利の長期化に伴い、経常収益は前期比3・0%減の42億8700万円、経常利益は18・0%減の8億2400万円だった。一方、純利益は与信関連費用の減少などで19・7%増の6億800万円と、2年連続の最終増益になった。 本業の収益力を示すコア業務純益は11・5%減の11億6100万円だった。 預金残高(期中平均)は1・7%増の3957億4100万円で、期末には初めて4千億円台を超えたという。貸出金残高(同)は0・4%減の1684億8100万円だった。自己資本比率は0・19ポイント低下の19・76%。
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富士宮信用金庫人事
理事長 伊藤寿文▽常務理事 木本謙正、松浦由美▽常勤理事 岩崎勲▽退任 理事長小池孝治、非常勤監事佐々木城夛=以上19日 非常勤相談役 小池孝治=20日
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「テックビート」土曜初開催 静岡で7月25~27日 スタートアップ120社出展
静岡県と静岡銀行などは7月25~27日、首都圏を中心としたスタートアップ(新興企業)と県内企業とをつなぐビジネスマッチング行事「テックビートシズオカ2024」を静岡市駿河区のグランシップで開く。10回目の今回は初めて土曜(27日)も開催し、家族や学生向け企画も展開する。 人工知能(AI)・ビッグデータやマーケティング、製造・ロボティクス、物流・モビリティ、人事・研修など幅広い分野から過去最多約120社の新興企業が出展し、県内企業と商談する。 期間中、基調講演やトークセッションを随時開催する。登壇者はWiLの伊佐山元最高経営責任者(CEO)、GENDAの申真衣社長、慶応大医学部の宮田裕章教
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島田掛川信用金庫人事(18日)
理事 システム管理部長塩谷吉昭▽理事 総務部長鈴木康司▽常勤監事(本部付)戸塚祥正▽退任 常勤理事大石久志、監事中村英之
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静清信用金庫人事(18日)
常務理事(常勤理事)監査部長杉本昭博▽常勤理事兼本店営業部長兼静岡中央ブロック母店長(監査部長)宮田昌広▽融資部長(融資部副部長)中村和晃▽融資部副部長(融資部主任審査役)花村祐介▽退任 常務理事松林俊明、常勤理事兼本店営業部長兼静岡中央ブロック母店長甲野隆弘
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純損益12億3200万円の黒字 島田掛川信金3月期
島田掛川信用金庫が18日発表した2024年3月期決算は、経常損益が17億8300万円の黒字(前期は328億600万円の赤字)、純損益は12億3200万円の黒字(同339億200万円の赤字)と2年ぶりに黒字を確保した。 売上高に当たる経常収益は前期比15・6%減の132億4600万円。企業の合併・買収(M&A)や事業承継の手数料収入が増加した。一方で、評価損が膨らんだ投資信託を含む外国証券を前期に一括処理した影響で、有価証券利息配当金が大幅に減少した。本業の利益を示すコア業務純益は前期比31・8%減の14億8800万円だった。 預金残高(期中平均)は前期とほぼ同水準の1兆101億8800万円、
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静清信金 純利益10.4%増 3月期
静清信用金庫が18日発表した2024年3月期決算は、資金運用収益の増加などで売上高に当たる経常収益が前期比1・8%増の117億8400万円、経常利益が10・1%増の28億6600万円、純利益は10・4%増の20億5700万円だった。 本業の収益力を示すコア業務純益は1・9%増の32億6800万円で、有価証券利息配当金と役務取引等収益が伸長した。資金利益は前年並みの89億5700万円(0・1%減)。新型コロナウイルス禍で実施された実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が本格化し、低利融資への借り換えが進むなどして貸出金利息は2・1%減の50億3200万円となった。 期中平均の預金残高は1
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島田掛川信用金庫人事(18日)
理事 システム管理部長塩谷吉昭▽理事 総務部長鈴木康司▽常勤監事(本部付)戸塚祥正▽退任 常勤理事大石久志、監事中村英之
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経常収益12%増 浜松いわた信金3月期決算
浜松いわた信用金庫が18日発表した2024年3月期決算は、資金運用収益や法人・個人支援の手数料収入含む役務取引等収益の伸長などで、売上高に当たる経常収益が前期比12・6%増の357億2900万円、純利益が5・3%増の34億8500万円だった。2年連続の増収、最終増益。 法人のM&A(企業の合併・買収)や事業承継支援、個人の投資信託などに関する手数料収入が順調に推移した。国債等債券や株式等の売却益も押し上げた。本業の利益を示すコア業務純益は33・4%増の47億2400万円。経常利益は投資信託解約損の計上などで26・4%減の45億9200万円だった。 期中平均の預金残高は1・5%増の2兆7747
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純損益12億3200万円の黒字 島田掛川信金3月期
島田掛川信用金庫が18日発表した2024年3月期決算は、経常損益が17億8300万円の黒字(前期は328億600万円の赤字)、純損益は12億3200万円の黒字(同339億200万円の赤字)と2年ぶりに黒字を確保した。 売上高に当たる経常収益は前期比15・6%減の132億4600万円。企業の合併・買収(M&A)や事業承継の手数料収入が増加した。一方で、評価損が膨らんだ投資信託を含む外国証券を前期に一括処理した影響で、有価証券利息配当金が大幅に減少した。本業の利益を示すコア業務純益は前期比31・8%減の14億8800万円だった。 預金残高(期中平均)は前期とほぼ同水準の1兆101億8800万円、
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三島信金 純利益29.7%増 3月期
三島信用金庫が18日発表した2024年3月期決算は増収増益だった。貸出金利息と有価証券利息・配当金が増加。ポートフォリオの見直しで株式等売却益を計上するとともに、信用コストが減少した。 売上高に当たる経常収益は前期比10・0%増の138億900万円で、増収は3年ぶり。経常利益は28・6%増の26億1400万円、純利益が29・7%増の18億7200万円だった。増益は2年連続。本業の収益力を示すコア業務純益は25億2900万円となり、8・7%増加した。 預金残高(期中平均)は2・0%増の1兆182億500万円。SDGs応援定期預金やインターネット定期預金のキャンペーンを展開し、初めて1兆円を突破
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沼津信金 経常利益26.7%増 3月期
沼津信用金庫が18日発表した2024年3月期決算は、資金運用収益の増加などで2年ぶりの増収増益となった。売上高に当たる経常収益は前期比3・9%増の94億8千万円、経常利益は26・7%増の23億4千万円、純利益は36・5%増の18億6900万円。貸倒引当金の戻し入れによる与信費用減少も寄与した。 本業の収益力を示すコア業務純益は25・7%増の16億9700万円。好調な市況を背景に有価証券利息配当金が16・1%増えた。 貸出金利息は4・1%伸長した。期中平均の貸出金残高は0・1%減の2307億7300万円。実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)から通常の融資への移行が進んで利回りが上昇した。 期
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富士信金 4年ぶり増収増益 3月期
富士信用金庫が18日に発表した2024年3月期決算は、貸出金利息や有価証券利息配当金など資金運用収益の増加や貸倒引当金の戻入などによって、経常収益は前年比11・8%増の56億1600万円になった。経常利益は10・7%増の8億9200万円、純利益は14・0%増の6億2600万円で、4年ぶりの増収増益だった。 本業の収益力を示すコア業務純益は6・5%減の9億8900万円。貸出金利息や有価証券利息配当金が増えた一方、店舗改築や70周年記念事業、新紙幣対応による物件費などがかさんだ。不良債権残高は6・1%減の114億7300万円で、貸出金に占める不良債権比率は5・96%で、0・41ポイント改善した。
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富士信用金庫人事(18日)
専務理事=本部統括(事務部担当)坂田惣平▽常務理事=総務部担当(経営企画部担当)村上雅尚▽理事=事務部担当(業務部担当)小野田芳孝▽理事=業務部担当(総務部担当)鈴木章司▽理事=経営企画部担当・経営企画部長(経営企画部長)加藤繁之▽理事=リスク統括部担当・リスク統括部長(リスク統括部長)大沢博之▽退任 市川義人(常務理事=リスク統括部担当)
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特殊詐欺「迷わず相談して」 静岡の静清信金支店でセミナー
静岡市葵区の静清信用金庫安東・横内支店は14日、静岡中央署と協力し特殊詐欺防止に向けたセミナーを同店で行った。実際にかかってきた詐欺電話の音声を使い、来店者に特殊詐欺への注意喚起を促した。 同署生活安全課員が、警察や医師などをかたる電話の音声を流し、特殊詐欺の手口を紹介した。特殊詐欺の電話は約8割が最初に固定電話にかかってくることや、65歳以上で1人の時間が多い女性が狙われやすいことを説明。対策として固定電話に録音機器を設置することなどを呼びかけた。来店者には「金融犯罪にご注意ください!」と書かれたチラシなどを配った。 同支店の片平謙支店長は「詐欺ではないかと不安になったら、身近な人や銀
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栄養バランス配慮 健康寿命を延伸 浜松市中央区で美容食育講座
浜松市中央区有玉台でエステサロンを運営する田中まゆみさんがこのほど、市民向け美容食育講座を同区の遠州信用金庫えんしんライフサポートプラザで行った。同プラザの生活応援セミナーの一環。 田中さんは「ずっと健康で美しく」と題し、健康寿命を延ばすために栄養バランスに配慮した食生活の重要性について語った。肌に効果的な野菜などを挙げ「人は食べて吸収したものでつくられる。原材料を見るくせをつけ、正しい食材の選択を」と呼びかけた。
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詐欺被害防止 清水銀に感謝状 行員マイスター認定 静岡・清水署
清水署はこのほど、詐欺被害を未然に防いだとして清水銀行の2支店と窓口で対応した行員2人に感謝状を贈った。1年間に2回特殊詐欺を防いだ行員は「特殊詐欺被害防止マイスター」に認定し、認定証を手渡した。同署による同マイスターの認定は初めて。 感謝状を受けたのは袖師・庵原・辻支店と同支店の杉山玲佳さん、三保支店と同支店の縄巻妙子さん。 杉山さんは2月7日、来店した高齢女性が「海外から商品を買った。振り込みをしないと届かない」などと個人名義の口座に振り込みを希望したことから詐欺を疑い、ロマンス詐欺被害を未然防止した。杉山さんは入行2年目。「確信は持てなかったのでなるべく状況を話してもらえるようにし
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配達中に通報 高齢者助ける 磐田の弁当店に小さな親切実行章
「小さな親切」運動静岡県本部はこのほど、高齢者の救助に貢献したとして、まごころ弁当磐田店(磐田市西貝塚)と配達員白井伸好さん(65)に実行章を贈った。 白井さんは1月30日午前、配達のため70代男性宅を訪れた際、前回分の弁当が玄関前に残っていることに気付いた。男性に電話をかけてもつながらないことから、店舗を通じて地域包括支援センターに通報。男性は自宅で倒れて身動きができなくなっていたが、命に別条はなく救助された。 静岡銀行磐田支店(同市二之宮東)で贈呈式が行われ、白井さんと伊藤利明店長(55)が同本部磐田支部長を務める山越弘晃支店長から実行章を受け取った。伊藤店長は「配達員全員、使命感を
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人事=しずおかフィナンシャルグループ(地名のみは支店長または支店)
【静岡銀行】監査役室長(同室長待遇)鍋島俊明▽袋井兼浅羽(大井町)鈴木正樹▽経営企画部東京事務所長(同所長待遇)朝倉斉彦▽経営管理部管財グループ長(営業戦略部営業戦略企画グループ長)金子重彦▽営業戦略部営業戦略企画グループ長(同グループ課長)堀川高量▽浜松営業部副部長兼名残出張所(鷹岡)池田正行▽ライフデザインステーション沼津所長(厚木)花村裕之▽清水町(長泉兼下土狩)杉山正則▽長泉兼下土狩(本店営業部統括課長)青木絵美▽下香貫(清水町)木村晃▽鷹岡(名古屋副)坂野友紀▽小松(コンプライアンス部コンプライアンスグループ室長待遇)川合正一▽大井町(下香貫)柴田英昭▽厚木(三島副兼中島・三島駅北)
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年金給付日 詐欺に注意 社会人野球選手 焼津で呼びかけ
焼津署と静清信用金庫は14日、年金支給日に合わせて焼津市の同信金焼津・西小川支店で詐欺被害防止の啓発活動を行った。同市の社会人硬式野球クラブ「焼津マリーンズ」の選手たちも参加し、注意を促した。 年金を引き出しに訪れた高齢者に対し、署員や職員、地域安全推進員がチラシやのぼり旗で振り込め詐欺、投資詐欺などへの警戒を呼びかけた。同支店は年金支給日に来店した客に花の苗を贈っていて、配布とともに焼津マリーンズの5選手が「詐欺に気をつけてください」などと伝えた。戸崎慶捕手(26)は「焼津で好きな野球ができているので、恩返ししたい。被害に遭う人が少なくなれば」と語り、声を張った。 同署は市役所でも啓発活動
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しずおか焼津信用金庫人事(6月14日)
常務理事(常勤理事)リスク統括部長南條和義▽退任 常務理事木村寿倫 ※木村氏は6月20日付で静岡焼津ビジネス社長に就任予定
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年金給付日 詐欺に注意 信金で啓発品配布 島田
島田掛川信用金庫と島田署は14日、年金支給日に合わせ特殊詐欺被害防止の啓発活動を島田市の同信金島田本店で実施した。信金職員や署員、地域安全推進員らがチラシやボールペンの入った啓発品を配った。 同署の田村聡子生活安全課長は「新紙幣発行に伴い、旧紙幣を回収しようとする詐欺が発生する恐れがある。お金を渡さないよう注意してほしい」と呼びかけた。
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純利益17%増 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫が14日発表した2024年3月期決算は、資金運用収益の増加などで売上高に当たる経常収益が前期比0・8%増の178億4800万円、経常利益が11・8%増の36億2800万円、純利益が17・6%増の26億6500万円だった。 本業の利益を示すコア業務純益は22・6%増の39億2200万円だった。資金利益は2・7%増の141億5900万円。仕入れ価格の高騰や人件費の上昇、設備投資需要の高まりなどによる地域企業の資金需要を取り込み、前年並みの貸出金利息を確保。有価証券利息配当金は増加した。 不良債権残高は4・7%減の307億8100万円、不良債権比率は0・22ポイント改善の3・3
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スルガ銀、融資提携で株主議案20件 26日総会
スルガ銀行の株主総会が6月26日、沼津市で開かれる。投資用不動産を巡る融資やクレディセゾンとの業務提携などに関連し、計20件の株主議案があり、審議する。同銀行の取締役会はすべての株主提案に反対している。 株主提案は計316人が提出した。会場に鉄柵を設置しないで対話を重視する株主総会の開催、投資用不動産融資の全件調査再実施、融資の際に行員が不動産業者から受けたキックバック(リベート)の返還、セゾンとの提携業務に関する第三者監査委員会設置などを求めている。 会社提案は定款一部変更と取締役選任の2件。 同銀行の株主総会では昨年も会社解散や取締役解任など20件の株主提案があり、すべて否決された
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信用金庫決算(3月期)遠州 純利益が大幅増
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 ①63億5100万円(5・6%増)②12億4600万円(67・3%増)③9億2800万円(56・0%増)④13億7800万円(21・5%増)⑤12・67% ※有価証券利息配当金など資金運用収益の増加や、相談業務強化に伴う手数料など役務取引等収益が伸長し増収。信用コスト減少も加わり、純利益は大幅増益となった。
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特殊詐欺防止で感謝状 静銀3支店に静岡南署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、静岡南署はこのほど、静岡銀行池田、用宗、丸子各支店の職員に署長感謝状を贈呈した。池田支店は、来店した80代女性への声かけで振り込め詐欺を防いだ3日後にも、架空請求詐欺の被害を防いだ。 池田支店では4月9日、息子をかたる電話を受けた80代女性が来店。様子を不審に思い、声をかけた職員の原田真里さんは「これまでも家族のつもりで来店客に接してきたことで詐欺に気付けた」と振り返った。 同12日には振込先の口座が凍結されたことで60代男性の送金が返却されたため、職員がすぐ男性に連絡し、説得して被害を食い止めた。対応した森竹直美さんは「別の口座に振り込んでしまう前に
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2年連続で純益増 遠州信金 3月期
遠州信用金庫(浜松市中央区)が13日公表した2024年3月期決算は、資金運用収益の増加や信用コストの減少などで純利益は前期比56・0%増の9億2800万円と2年連続で増益だった。 売上高に当たる経常収益は5・6%増の63億5100万円。有価証券利息配当金が増加したほか、個人や法人の相談やコンサルタント業務といった手数料収入などの役務取引等収益が伸長した。 経常利益は67・3%増の12億4600万円。昨年稼働したライフサポートプラザの関連費用などを計上した一方、事務のデジタル化など効率化を推進した。本業の利益を示すコア業務純益は9・7%増の14億2900万円だった。 預金残高(期中平均)は0・
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遠州信用金庫人事(13日)
経営企画部長委嘱(信用リスク管理部長委嘱)常勤理事大石浩希▽常勤理事(経営企画部長)山崎匡史▽信用リスク管理部長(本店営業部長)鈴木一広▽本店営業部長(湖西支店長)耳塚和也▽湖西支店長(経営サポート部)井上博之▽退任 常務理事池谷正人
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電動自転車で袋井巡り 市とスルガ銀行、SNSで発信
袋井市とスルガ銀行はこのほど、市の観光特使と国際交流員が遠州三山など市の名所を電動自転車で巡って交流サイト(SNS)で発信する「どまん中袋井ぽたりんぐ」を行った。 袋井ほっと観光特使の水谷有理さん(34)と市国際交流員のディニーア・ヤングジョンソンさん(26)=米国出身=がJR袋井駅を発着点に法多山や油山寺、可睡斎、可睡ゆりの園などを周遊した。写真撮影に加え、立ち寄った茶屋でスイーツなどを味わった。水谷さんは「車からとは違う視点で町を見られた」、ディニーアさんは「自転車での袋井巡りをおすすめしたい」とそれぞれ話した。 昨年9月に締結した「自転車振興に関するパートナーシップ協定」に基づき開
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リース商品 積極提案 ダイレクトワン社長/安斎善毅【サンフロント21懇話会~熱き地域人】
-新型コロナウイルス5類移行後の事業環境は。 「リベンジ消費拡大などで個人の資金ニーズが高まっている。法人は設備投資の意欲が回復している。主力事業のコンシューマーファイナンスやリースの追い風になっている」 -今後の戦略は。 「県東部回帰を掲げ法人部門を強化する親会社のスルガ銀行と足並みをそろえる。法人顧客の課題を解決するツールとして、機械設備や車両などのリース商品を積極的に提案したい。銀行の顧客ではないサプライヤーへの営業も強化する」 -地域貢献への思いは。 「需要にスピード感をもって応え、多くのお客さまにサービスを利用していただく。スルガ銀行グループの企業理念『あってよかった、
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脱炭素促進へ金利優遇「SLL」 信金で導入拡大 取引先企業のイメージ向上も
静岡県内の信用金庫で事業活動における二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標を達成した企業に対し、融資利率を引き下げる「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」の導入が広がっている。各信金は目標設定などのフレームワーク(枠組み)策定で信金中央金庫の支援を受け、金利優遇や企業イメージ向上などの利点を取引先企業に提供し、地域の脱炭素実現を後押しする。 3日にSLLを導入したしずおか焼津信金は、目標達成企業への融資利率を最大10年間にわたり年0・5%引き下げる。5月下旬に職員が静岡給食協同組合(静岡市)を訪れ、検討中の蒸気炊飯器への切り替え費用調達にSLLを利用するよう提案した。同組合によると
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上海で「交流会」参加企業を募集 静岡銀、8月開催
静岡銀行は8月30日、中国への進出企業などを対象にした個別商談会「上海ビジネス交流会2024」を上海市の上海国際貿易中心で開催する。6月21日まで参加企業を募集している。 京都銀行や千葉銀行など国内地銀5行の主催。100社程度の参加を見込み、事前の面談で各社から希望する商談先を聞き取った上でスケジュールを組む。 参加無料。問い合わせは同行国際営業部<電054(345)9192>へ。
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金融機関37店舗に中小支援で感謝状 静岡県信用保証協会
静岡県信用保証協会は11日、金融の円滑化などを通じて県内中小企業の経営支援に尽力した金融機関の店舗に感謝状を贈った。 総合、創業支援、経営発展などの分野で37店舗を贈呈先に選んだ。吉林章仁会長は「協会としても伴走型の経営支援に力を入れている。中小企業が県内に根を張って活動できるよう、金融機関と情報共有して取り組むことが一番大事なことだ」とし、さらなる連携を呼びかけた。 感謝状を受けた部署、支店は次の通り。 【総合】地銀・その他 清水銀行東静岡支店、同江尻支店、同鷹匠町支店、同鷹岡支店、静岡銀行三ケ日支店、静岡中央銀行浜松支店、同磐田支店、同修善寺支店、同富士宮支店▽信金 しずおか焼津
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しずおか焼津信金 周年事業へ100万円 藤枝市に寄付
しずおか焼津信用金庫はこのほど、市制施行70周年とサッカーのまち100周年を迎えた藤枝市に対し、周年事業に役立ててもらうため100万円を寄付した。同信金の田形和幸理事長らが市役所に北村正平市長を訪ね、目録を手渡した。 寄付金は、7月に市民会館内に開設する特設サッカーミュージアムの設営費などに活用する。田形理事長は「周年事業に限らず、藤枝市のさまざまな取り組みに貢献していきたい」と述べた。北村市長は感謝状を贈り「今後もさらなる連携を図りたい」と話した。
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静岡、山梨、長野の特産ずらり 焼津でマルシェ
しずおか焼津信用金庫はこのほど、第10回SHIDAマルシェを焼津市の焼津PORTERS広場で開いた。静岡、山梨、長野の3県の49事業者が出店し、大勢の来場者でにぎわった。 同信金と山梨、長野両県の6信金による「しんきん中部横断道コネクト」の企画。飲食店を中心に農園、水産加工業者などがブースを設け、特産品や自社製品をPRした。
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静銀北安東支店、詐欺被害防ぐ 静岡中央署から感謝状
架空請求詐欺被害を未然に防いだとして、静岡中央署は10日、静岡銀行北安東支店への署長感謝状の贈呈式を同署で開いた。財津康署長が宮地基幸支店長(55)と対応した田中春海ライフプラン担当課長(34)に感謝状を手渡した。 同支店では5月7日、男性がATMで数十万円を引き出そうと来店し、その様子を不審に思ったフロア担当職員が田中課長につないだ。「サイトの利用料金をATMで払えと、電話が来た」などの言動から詐欺被害を疑い、説得したり、交番に連絡したりして被害を防いだ。田中課長は「被害に遭った後に相談を受けることもある。日頃から啓発や丁寧な声かけを続けて被害を防ぎたい」と語った。
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脱炭素都市へ連携協定締結 袋井市と清水銀
袋井市と清水銀行はこのほど、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 協定には同行の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や、脱炭素経営の促進などについて盛り込まれた。市役所で開かれた締結式では、大場規之市長と同行の松本亜紀執行役員が協定書に署名した。 同市は温室効果ガス排出量実質ゼロを2050年までに目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度に「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。金融機関との協定締結を進め、今回で主要金融機関5行との締結を完了した。大場市長は「密接に事業者と関わる金融機関との連携により、より効果的な支援を実現したい」と述べた。
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賃上げ「しない」「できない」半数 中小経営見通し厳しく 静清信金、中部の企業1037社調査
静清信用金庫が静岡県中部の中小企業1037社に実施したアンケートで、賃上げを「実施しない」「できない」との回答が計49・3%と半数近くを占めた。今後の業況を「悪化」と見通す企業は15・5%で、昨年9月の前回調査から10・2ポイント上昇。原材料・エネルギー価格の高騰や人手不足、物価高による消費低迷が続き、地域中小の厳しい経営状況が浮き彫りになった。 「賃上げを実施予定(済み)」の企業(10・4%)のうち、賃上げ率3・0%未満が8割を占め、今春闘で国内大手が回答した水準の5・0%以上は3・8%にとどまった。 「実施したくてもできない」は1・5ポイント上昇の8・9%、「実施しない」は1・0ポイ
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信金OBの行政書士「知見を地域に」 エネジンと連携へ意見交換
浜松いわた信用金庫とLPガス販売のエネジンは5日、同信金の元専務理事で、現在は行政書士として活動する野田純一さん(73)を交えた意見交換会を浜松市中央区のエネジン本社で行った。野田さんと同社の連携を後押しするほか、退職者を支援する取り組みとしても企画した。 野田さんは2019年に同信金を退職後に行政書士資格を取得。24年4月に同区に事務所を開設した。意見交換会で約20人のエネジンの社員を前に「金融機関に45年勤めた知見を地域に還元したい。幅広く役に立てると思って開業した」と語った。 同社の営業担当者らは、自治体が用意する省エネ関連補助金の申請手続きなどについて質問した。
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スルガ銀行が新取引に特典
スルガ銀行は3日、新たな取引を始めた利用者に特典を贈るキャンペーン「スルガではじめてシリーズ2024」を始めた。 新規顧客だけでなく、既に口座などを開設している利用者が新しい取引を始めても対象になる新サービス。年金や給与の受け取り、口座振替契約、少額投資非課税制度(NISA)取引、定期預金など新商品を含む七つのプログラムを用意した。2025年3月までの期間中に取引を始めると、現金やカタログギフトを贈ったり、金利を上乗せしたりする。
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「みんなで幸せになろうよ」うちわに七福神や地蔵ずらり 島田で宮地さん作品展
日本禅画協会名誉理事の宮地文子さん(85)の「禅画うちわ展」が7月31日まで、島田市本通の島田掛川信用金庫島田本店ロビーで開かれている。 和紙製のうちわに、墨や顔彩で七福神や地蔵、だるまなどを描いた後、絵に合った言葉を筆でしたためた作品48点が並ぶ。「みんなで幸せになろうよ人間だもの」や「にっこりと笑ったあなたに福が来る」といった心温まるメッセージが添えられている。 宮地さんは「夏の暑い時期に、うちわを見て涼んでもらえれば」と話した。展示は平日午前9時~午後3時。
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個性に富んだ写真38点並ぶ 浜松の有志5人、中央区
浜松写真連絡協議会の有志5人による作品展「写友展」が24日まで、浜松市中央区の遠州信用金庫入野支店で開かれている。 戸毛光男さん、白井槙雄さん、福嶋豊美さん、佐藤規夫さん、松本和久さんが県内外に足を運び、個々のテーマで撮影した38点を並べた。 北海道美瑛町の青い池や浜松城公園の夜桜など自然の風景、よさこいを踊る女性や雪深い地面に腰かけるキタキツネなどバラエティー豊かなモチーフの作品が来場者を楽しませている。 戸毛さんは「写真愛好家の撮影技術向上の機会になれば」と話す。
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熱中症対策、避暑用施設に民間12カ所 浜松市指定第1弾
浜松市はこのほど、熱中症予防のための避暑用施設「クーリングシェルター」の第1弾として、市内の民間施設と公共施設の計72カ所を指定した。冷房の効いた官民施設を市民の休憩場所として開放する。 今回指定された民間施設は趣旨に賛同し、市の公募に手を挙げた商業施設やホテル、金融機関など12カ所。営業時間内にイートインスペースやロビーなどを休憩場所として提供する。公共施設は市役所や図書館、行政センター、協働センターなど60カ所を無料開放し、市民を受け入れる。 市はクーリングシェルターに協力してくれる民間施設を随時募集している。指定施設や詳細は市ホームページに掲載している。 問い合わせは市カーボンニ
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投資詐欺対策で金融機関と連携 静岡県警ネットワーク会議
静岡県警は31日、県内金融機関の防犯担当責任者を集めた「金融機関ネットワーク会議」を県警本部で開き、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺が急増している状況を踏まえ、一層の連携強化と協力を求めた。 水嶋春彦生活安全部長は県内でのSNS型投資詐欺とロマンス詐欺の被害総額が31日現在の速報値で11億円を超えているとして「深刻で危機的状況」と指摘した。インターネットバンキングなど金融機関の窓口を介さない方法で被害に遭うケースが多い点も強調。詐欺被害が疑われる取引を金融機関が認知した場合に顧客に注意喚起し、警察にすぐ通報するよう依頼した。会議ではSNS型投資詐欺などの手口や被害防止事例を共有した。 出席
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“若手に伝わる対話術”習得、中堅社員が合同研修「相手目線で」
対人関係が希薄な新型コロナウイルス禍を学生時代に経験した若手社員との接し方を学ぶ中堅社員向け合同研修会がこのほど、静岡市清水区で開かれた。県中部の中小企業13社から、将来の職場リーダーとして活躍が期待される20~40代計27人が参加。入社3年以内の離職率が高い新入社員の定着と効果的な育成も見据え、より相手に伝わる指示や説明のスキル習得に臨んだ。 「庭で男性がゴルフの素振りをし、近くに犬が座っている―」 4~5人ずつの班に分かれた実習では、イラストを渡されたリーダーの説明を聞いて他のメンバーが正確に絵を描けるかを試した。答え合わせをすると、必要な要素が欠けていたり、逆に余計な絵が加えられて
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中小の脱炭素経営支援 静岡県が金融コンソーシアム設立 アドバイザー育成し助言
静岡県は31日、県内の金融機関や経済団体、研究機関などと連携して中小企業の脱炭素経営を支援する官民連携組織「しずおかカーボンニュートラル金融コンソーシアム」を設立した。各金融機関職員から、気候変動対策の視点を取り入れた経営に詳しい「脱炭素アドバイザー」を育成し、取引先企業に助言する仕組みを構築することで、脱炭素化の裾野を広げる。 コンソーシアムには県内全13の地方銀行、信用金庫が加盟。脱炭素アドバイザーは環境省認定の民間資格で、顧客に基本的な対応策を説明する「ベーシック」、脱炭素支援に当たる職員を指導する「アドバンスト」、企業の本部で全体を統括する「シニア」の3階級がある。県は資格取得に必
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しずおか焼津信金 静岡県社協に浄財24万円余寄付
しずおか焼津信用金庫(静岡市葵区)はこのほど、県社会福祉協議会のふれあい基金に24万5963円を寄付した。 同信金が昨年度イベント会場などに設置した募金箱で募った浄財を贈った。同区で行われた贈呈式で、同信金の岩崎浩季常務理事が県社協の藤原学常務理事に目録を手渡した。岩崎常務理事は「地域の中で何の役に立てるのかを考え、今後も人々に寄り添う手伝いをしていきたい」と話した。 同基金は、県内で地域福祉活動やボランティアに取り組む民間団体の活動の支援に充てられる。同信金による寄付は1994年度から行われ、25回目。
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森町、金融機関、民間事業者 中心街発展へ連携体制
森町は30日、地元金融機関と民間事業者の3者で中心市街地の発展に向けた事業推進などで連携する「森町まちなか賑わい創出推進コンソーシアム」を発足した。 同町と地方創生推進に向けた連携協定を結ぶ静岡銀行と浜松いわた信用金庫に加え、ホテルや飲食店のコンサルティングを手がける「GREENING(グリーニング)」(東京)と連携体制を構築。同町が2023年に策定した「遠州の小京都リノベーション推進計画」に基づく旧児童館と旧静岡銀行森町支店跡地の整備など、市街地活性化に向けた事業提案や資金支援の面で協力し合う。 町民生活センターで開かれた発足式には、太田康雄町長、同行山梨・森町支店の益田直樹支店長、同信金
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脱炭素都市へ協定 袋井市とスルガ銀 事業者支援で連携
袋井市とスルガ銀行はこのほど、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に温室効果ガス排出量実質ゼロを50年までに目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言していて、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には同行の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や、脱炭素経営の促進などについて盛り込まれた。 大場規之市長と同行の戸谷友樹代表取締役専務執行役員が市役所で協定書に署名した。大場市長は「より的確で効果的な支援ができると期待している」と述べ、戸谷専務は「行政、金融機関、地域で連携して脱炭素化を実現していきたい」と話した。
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島田掛川信金が仮想空間を活用 NTTデータと共同研究
島田掛川信用金庫とNTTデータはこのほど、信金業界のビジネス変革に向け、インターネット上の仮想空間「メタバース」など空間コンピューティングを活用した共同研究を開始した。バーチャル店舗の創設などを通じ、生産労働人口の減少など地域課題の解決を目指す。 両社の知見や技術を生かした勉強会やワークショップを通じてアイデアを出し合い、7月にプロトタイプモデルを発表する計画。初回の打ち合わせを行い、障害者や子育て世代の雇用創出につなげるメタバース支店の設立や、バーチャル空間での街並み再現を通じた遠隔地からの空き家活用シミュレーションなどのアイデアが出たという。将来的には商用化につなげていきたい考え。 同信
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「コア預金」評価モデル導入 静岡銀行、国内金利の上昇受け 将来余力把握、有効活用へ
長く低水準で推移していた国内金利が上昇局面に入る中、静岡銀行は長期間引き出されず滞留する「コア預金」の新たな評価モデルを導入する。流出リスクが低いコア預金は銀行の資金調達コストの抑制効果も見込まれ、安定性が高い。金利変動を踏まえた正確な経済価値の計測で銀行が持つ将来の余力を把握し、事業や融資の原資となる預金の有効活用と適正なリスク管理につなげる。 9月末に導入を予定する新たな評価モデルは人口動態、ボーナス支給や長期休暇など月ごとの季節要因を踏まえ、預金の粘着性から将来の預金残高を推計する。日銀による金利操作で上下する市中金利の追随率も加味し、バランスシートに内包された価値を可視化しながら
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金融犯罪の予兆 24時間監視体制に 静岡銀行
4月からインターネット上で振り込みなどの資金移動サービスを常時可能にした静岡銀行はこのほど、手口が多様化する金融犯罪の予兆を24時間、365日監視する体制の運用を開始したと発表した。 ATMの監視業務などを手がけるソシオフューチャー(東京)に業務を委託し、口座売買などが疑われる行為を検知した場合は振り込み入金の停止と振り込まれた現金の仮受け、一時保管などの措置を即座に取る。従来は資金の振り込みなどができない土日、祝日の深夜から未明にかけて検知した不正は、翌日の早朝にまとめて対応していたが、4月からの「24時間即時振り込み」サービスに応じて監視を強化した。 同行は昨年12月から、過去の犯罪
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身近な情景描いた油彩画19点 静岡市葵区で画家片岡さん個展
函南町にアトリエを構え、静岡県東部を中心に活動する画家片岡永俐那さん(52)の個展が6月20日まで、静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。 多様な色彩表現にこだわり、自身が目にした身近な植物や風景などを抽象的に描いた油彩画19点を並べた。濃淡の異なる青色で力強く吹く風と富士山を表現した一枚や、爽やかな緑と白のコントラストで夏の草花を捉えた作品が来場者の注目を集めた。 片岡さんは「普段は絵画を見ることがない人にも、気軽にぼんやりと眺めてもらえたらうれしい」と話した。
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金融 金利上昇、問われる真価【成長継続の道筋 検証3月期決算㊦】
「本当に必要な貸し出しなのか、返済に無理はないか。今後はこういったアドバイスが求められる」 静岡銀行を傘下に持つしずおかフィナンシャルグループの柴田久社長は10日、2024年3月期の決算発表会見で「金利のある世界」を見据えて金融機関の役割に言及した。日銀のマイナス金利政策を含む大規模緩和の解除で金融システムは正常化に向かう一方、返済利率の上昇は企業経営の圧迫につながりかねない。「お客さまに寄り添ってご相談に乗っていく」。きめ細かな伴走支援の重要性を繰り返し強調した。 急速に進む円安が原材料・エネルギーの価格高騰に拍車をかける中、金利上昇に対する企業の視線は厳しい。信用調査会社の東京商工リ
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シラトリに事業継承 御前崎のチヨダスポーツ
部活動のユニホーム販売などを扱うチヨダスポーツ(御前崎市)が、スポーツ用品販売のシラトリ(静岡市)に株式譲渡する契約が成立し、24日、掛川市で調印式が行われた。 チヨダスポーツは1960年の創業。後継者不足で10年ほど前から、島田掛川信用金庫に相談し事業継承を模索していた。シラトリはチヨダスポーツのような「地域のインフラ」を守ることに加え、同社の持つ学校や地元とのつながりを未来の顧客獲得へつなげようと、静岡銀行の協力を得て契約に至った。譲渡後も店名や従業員の雇用を維持する。 調印式でチヨダスポーツの沢入こまつ社長(83)は「地域1番店を目指してきた。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。シラ
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2支店同時に詐欺被害防止 高齢者説得、静銀と遠州信金に感謝状 湖西署
湖西市内の2金融機関で同一日に特殊詐欺被害を防いだとして湖西署は23日、静岡銀行湖西支店(同市鷲津)と遠州信用金庫新居支店(同市新居町)、両支店の行員ら3人に感謝状を贈った。いずれも高齢女性が息子をかたる男の電話にだまされ、現金を奪われかけた。窓口担当者が詐欺の可能性に気付いて丁寧な聞き取りを行い、計400万円の被害を未然防止した。 対応したのは静銀支店の大上万澄さん(35)と浜田真由美さん(52)、遠信支店の牧野亜有さん(35)。支店長と共に川島好勝署長から感謝状を受け取った。 発生は4月19日。どちらの支店でも昼ごろに来店した80代女性が高額出金を求めた。2人とも息子を装った男に電話
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商店DX化へ、湖西市に1000万円寄付 信金中金に紺綬褒章伝達
湖西市は22日、地元商店の活性化に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)の基盤整備のため1000万円を寄付し、内閣府から紺綬褒章を受けた信金中央金庫(本社・東京都中央区)への伝達式を市役所で行った。 信金中金静岡支店の高木恵証支店長と、寄付を推薦した遠州信用金庫の守田泰男会長が市役所を訪れ、影山剛士市長が高木支店長に褒状を手渡した。信金中金の寄付は2021年度に企業版ふるさと納税として行われた。市は22年度、市内の商店にタブレット端末128台を配布したほか、キャッシュレス決済の導入補助やキャッシュバックキャンペーン、事業者向けの活用講座などを行った。
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子どもの居場所応援基金に寄付 しずおか焼津信金など
しずおか焼津信用金庫とフコクしんらい生命保険(東京)は21日、県の子どもの居場所応援基金に計16万2千円を寄付した。県内で子ども食堂などを運営する団体への助成金として活用される。 同信金の岩崎浩季常務理事と同生保の川口学常務執行役員が県庁を訪れ、青山秀徳健康福祉部長に目録を手渡した。岩崎氏は「今後も取り組みを継続したい」と意欲を示し、川口氏は「社会課題に少しでも貢献できれば」と述べた。 寄付は3回目。同信金の窓口で販売した定期保険の販売実績に応じ、それぞれ同額を拠出した。
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地域振興、脱炭素で協定 御殿場市と三島信金が締結
御殿場市と三島信用金庫は20日、パートナーシップ協定を締結した。地域活性化や情報発信、脱炭素など多分野で連携を図る。 同金庫は4月、同市で初めて支店を開設した。協定により、産業振興や就職支援、雇用促進など幅広い事業を協力して展開する。同市は富士山東麓エコガーデンシティ地域循環共生圏を形成する裾野市と小山町、圏域を営業エリアに含む6金融機関と共同で脱炭素化に取り組んでおり、同金庫もこの枠組みに参加する。 市役所で同日開かれた締結式で勝又正美市長は「地元企業や市民と密着した三島信用金庫の協力は大きな力になる」と述べ、同金庫の高嶋正芳理事長は「SDGsや脱炭素の取り組みを企業に広めるチャンス」と期
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スポーツ用品販売のシラトリ、学販事業参入 地域密着、将来顧客獲得へ 御前崎の老舗同業店買収
スポーツ用品販売のシラトリ(静岡市)は6月、後継者不足に悩む地域の老舗同業店を買収し、学生の体操服や上履き、部活動のユニホームなどを提供する学販事業に乗り出す。人口減少に伴う需要縮小が懸念される中、児童生徒とのつながりを将来の顧客獲得への足掛かりとする。大型店販売や通販事業にも力を入れつつ、地域密着型のビジネスでさらなる浸透を図る。 買収するチヨダスポーツ(御前崎市)は1960年に創業し、地元の小中学生からスポーツを楽しむ大人まで幅広い世代に親しまれてきた。かつては周辺市町を含む3カ所で店舗を展開したが、現在は1店舗での営業。21年前に死去した創業者の沢入隆さんから経営を受け継ぐ妻のこま
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人事=静岡銀行(29日)
経営企画部課長待遇=reLays派遣(経営企画部事業戦略ALMグループ課長兼しずおかフィナンシャルグループ)和田康佑
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将来の職業選択 視野広げて 中学生向け企業説明会 静岡大
静岡市駿河区の静岡南中と静岡大は17日、キャリア教育の一環として同中2年生を対象とした企業説明会を同大静岡キャンパスで開いた。生徒約150人が、小売業や製造業など市内8企業の担当者から仕事内容や魅力を学んだ。 生徒の職業選択の幅を広げる目的で開催した。静清信用金庫の担当者は、預金や融資などの仕組みを解説。相談を受けた顧客から感謝されることを仕事のやりがいとして挙げ、「これだけは努力していると胸を張って言えるようなことを見つけて」と呼びかけた。 久保田健心さん(13)は「見えないところで多くの人が働いていることを知り、将来を考える上での視野が広がった」と話した。
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自治発展、教育振興に尽力 長泉町 功労者ら表彰
長泉町は19日、自治の発展や教育振興などに寄与した個人と企業をたたえる自治功労者表彰式をコミュニティながいずみで開き、42個人・企業を表彰した。 受賞者を代表して元教育相談員の山田隆一さん(72)が「それぞれが町のために尽力してきた。表彰は今後の励み」と感謝した。 このほかの受賞者は次の通り。 自治進展 佐々木和子▽教育振興 野秋和弘、土山法往、茅野三枝子、時枝しのぶ、下山一人、森尚美、花房由美子、内藤路子、鈴木愛子、井出雅光、山一金属▽スポーツ振興 村山卓弥、田村寿男、伊藤覚、諏訪部豊▽社会福祉増進 杉山八重子、土屋悟、平井実、長島君子、溝口武士、鳴坂勇、内田晶久、三枝幸辰、大庭丈宜、杉村
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児童、銀行の仕事体験 両替や小切手印刷に挑戦 静銀呉服町支店で講座
商店街の仕事を体験する「呉服町こどもゼミな~る」(静岡呉服町名店街主催)の講座が18日、静岡市葵区の静岡銀行呉服町支店で開かれ、小学生ら17人が両替や小切手の印刷など銀行業務に挑戦した。 通常のお札と同じ素材で作った1千万円分の疑似紙幣の束に、「意外と軽い」「分厚い」と興味津々。行員からお金の数え方について教わりながらお札を扇形に広げたり、指に挟んで1枚ずつめくったりして枚数を確かめた。お金を持ち歩くリスクを減らす小切手の役割も学び、チェックライターで好きな金額を打ち込んで思い思いに印刷した。両替機に500円玉を入れて10円玉50枚と交換する作業も体験した。 厚さ25センチほどの鉄扉を
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伝統の海岸清掃 湖西・新居高に「実行章」 「小さな親切」運動静岡県本部
「小さな親切」運動県本部はこのほど、学校行事として地域の海岸清掃に取り組んでいる湖西市新居町の県立新居高(川村勇夫校長)に実行章を贈った。同本部湖西地区支部長を務める静岡銀行湖西、新居両支店の堀内一秀支店長が同校を訪ね、生徒会長の3年神尾琉奈さん(17)に実行章を手渡した。 同校では少なくとも40年以上、夏の海水浴シーズンが終わった時期に、全校生徒と職員が遠州灘海岸でごみ拾いを行っている。昨年9月には生徒会を中心に総勢約400人で清掃を行い、重さ400キロ以上のごみを集めた。今年も10月中旬に実施を予定している。神尾会長は「高校生の立場でも地域の環境問題の改善に貢献できる伝統。今年も一人ず
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静清信金月見支店が移転改装オープン 最新窓口機能導入 清水区
静清信用金庫はこのほど、静岡市清水区の月見支店を移転改装オープンした。職員3人態勢の小規模店舗で、最新の窓口支援システムによる省力化、ペーパーレス機能を備えた。 延べ床面積136平方メートルの鉄骨平屋建てで、従来支店から南方に立地。来店客がこれまで紙の伝票に記入した口座番号や振込金額などの情報をタブレット端末に直接入力でき、印鑑もスキャナーで読み込ませて手続き可能。店舗屋根の太陽光発電設備で使用電力の3分の1を賄うなど環境面も配慮した。 法人などの事業性融資は母店の大坪支店で対応する。同金庫は「小規模でも小回りが利き、対応もスピーディー。お客様との距離が近い店舗として親しんでもらいたい」
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小田原支店を移転、新装 スルガ銀「次世代型」に
スルガ銀行は13日、小田原支店をリニューアルオープンした。従来のカウンター業務を改めた新しい接客スタイルの「次世代型店舗」として運営する。 神奈川県小田原市栄町のオゾン3ビル3階に移転する。店舗面積は411平方メートル。カウンター越しに接客するのではなく、店内に配置したテーブルと椅子に行員が出向いて対応する。内容に応じて、個室タイプの相談室も利用可能。 顧客ニーズに寄り添った対応と、くつろいだ空間での対話を重視した次世代型店舗は4カ所目。
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日銀静岡支店長に蒲地氏 水野氏は文書局参事役
日銀は13日、静岡支店長に蒲地久司本店金融機構局上席考査役(54)を充てる人事を発表した。水野裕央支店長(51)は本店文書局参事役に就く。いずれも同日付。 【静岡支店長】 蒲地久司氏(かもち・ひさし)東大法卒。1992年日銀。金融庁出向、下関支店長などを経て、2022年から金融機構局上席考査役。54歳。福岡県出身。
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スルガ銀 2年連続増益 国債等債券償還損が減少
スルガ銀行が10日発表した2024年3月期連結決算は経常利益が前期比55・5%増の206億4100万円、純利益45・3%増の153億7500万円だった。国債等債券償還損が減り、2年連続の増益になった。 売上高に当たる経常収益は1・0%減の914億4700万円。貸出金利息の減少で資金運用収益は減ったが、償却債権取り立て益は増加した。 銀行本業の収益力を示す単体のコア業務純益は2・8%減の233億5400万円。貸出金残高(期中平均)は1・7%減少し、2兆490億円。預金残高(同)は3兆2784億円で1・8%減少した。単体の自己資本比率は0・96ポイント上昇し、14・00%。 オンラインで会見した
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人事 スルガ銀行(6月26日)
執行役員 コンプライアンス統括部長脇田真也
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清水銀4年ぶり最終赤字 外貨建て債券売却
清水銀行が10日発表した2024年3月期連結決算は、経常収益が前期比5・3%増の299億400万円、経常損益は41億3100万円の赤字(前期は15億9600万円の黒字)、純損益は33億100万円の赤字(同14億7400万円の黒字)だった。最終赤字は4年ぶり。外貨調達コストを一掃するため、外貨建て債券を全て売却した。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は、52・8%減の11億7400万円。役務取引等収益は堅調だが、外貨調達コストと米国債などの売却が影響した。収益圧迫の要因を取り除いたことで、中期経営計画最終年度の25年度には25億円の最終黒字が可能となるとした。 預金残高(期中平均)は0
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しずおかFG 増収増益 3月期 役務取引が伸長
しずおかフィナンシャルグループ(FG)が10日発表した2024年3月期連結決算は、主力の静岡銀行が資金利益や役務取引等利益を伸ばし、経常収益は前期比20・5%増の3465億2600万円、経常利益は38・2%増の1022億2400万円、純利益は10・2%増の577億6千万円だった。特別損失に将来の減価償却費を前倒し計上したが、2年連続で最終増益を確保した。 静岡銀単体の業務粗利益は6・5%増の1538億3800万円。貸出金利息の増加で資金利益が1297億3600万円と前期を6・6%上回り、役務取引等利益も21・5%増の257億600万円と大幅に伸ばした。本業の収益力を示すコア業務純益は9・1%
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人事 清水銀行(地名のみは支店長または支店)
常務総務管理部担当・審査部統括(取締役審査部担当)深沢亘英▽執行役員中部静岡地区駐在(吉原兼須津)岩間章哲▽執行役員西部地区駐在(梅田町兼緑が丘兼駒越兼矢部兼三保)松本亜紀▽執行役員事務部長(事務部事務管理担当部長)井村泰子▽執行役員監査部長(東京)油井久▽執行役員 ソリューション営業部長諸田幸生▽経営企画部長(総務管理部長)佐野和成▽総務管理部長(静岡南兼中田)柴戸英伸▽支店営業部長(由比)花村隆夫▽審査部長(支店営業部長)武田信之▽焼津兼田尻兼大富(掛川)宇江喜敦司▽浜松(焼津兼田尻兼大富)福田雄吾▽吉原兼須津(支店営業部法人マーケット担当部長兼公務担当部長)望月紀和▽富士宮兼大宮兼野中
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静岡中央銀は3年連続増益 投信販売 手数料増
静岡中央銀行が10日発表した2024年3月期連結決算は、経常利益が前期比12・0%増の36億4900万円、純利益は9・9%増の25億2200万円で3年連続の増益となった。役務取引等収益が増えるなど本業が年間を通じて好調で、株式等売却益の増加も寄与した。経常収益は12・3%増の140億8400万円で2年ぶりの増収だった。 単体の業務粗利益は0・2%増の97億9500万円、本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は3・5%増の31億円だった。株式相場上昇や新たな少額投資非課税制度(NISA)開始を追い風に投資信託などの販売手数料が伸び、役務取引等収益は18・1%増加した。貸出金利
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人事=静岡銀行
新横浜支店長(同支店開設準備室開設準備委員長)杉山務▽新横浜支店長待遇(白楽支店長兼新横浜支店開設準備室)宮武重之▽新横浜ローンセンター長(横浜北ローンセンター長)鈴木正俊=以上20日▽企業経営サポート部企業経営サポートグループ長(同グループ主任審査役)広瀬博規=28日
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スルガ銀行が控訴 創業家巡る訴訟
創業家の関連企業(ファミリー企業)に対する不適切な融資が損失を招いたとして、スルガ銀行が岡野光喜元会長ら7人を相手取り、総額26億4400万円の損害賠償を求めた訴訟で、原告のスルガ銀行は8日、請求を棄却した静岡地裁判決(4月25日付)を不服として東京高裁に控訴したと発表した。 スルガ銀行は「事実認定および法解釈のいずれの判断についても承服しかねるとの結論に至った」とコメントした。控訴審では地裁判決の取り消しや、引き続き同額の賠償金の支払いなどを求めるとしている。 被告は岡野元会長の他、元会長の実弟でもある故岡野喜之助元副社長の相続人や元取締役ら6人。地裁判決によると、スルガ銀行は2013
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地域魅力発信サイト 10周年リニューアル 「クーポン協力店」検索しやすく 遠州信金
遠州信用金庫はこのほど、浜名湖周辺地域の観光資源や取引先店舗をPRする「遠州・浜名湖魅力発信サイト」を2014年の開設から10周年の節目に合わせリニューアルした。サイトの見やすさなど店舗の検索機能を充実させた。 サイトには、利用者が特典を受けられる浜松、湖西、磐田市内の小売り、飲食、サービスといった「クーポン協力店」約500店を掲載。地域やテーマ別(食べる、買う、泊まるなど)に検索をしやすくし、閲覧した店舗の位置を地図上に反映させた。エリア別に探訪スポットを紹介する特集コーナーも追加した。 同信金は「国内外からの観光客が増加している。地域の魅力を紹介して地域活性化につなげたい」としている。
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浜松いわた信金 SDGs融資 23年度15億円 PIFは「士業」にも
浜松いわた信用金庫はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)に関連した投融資「サステナブルファイナンス」2商品の2023年度の実績を発表した。融資額は計18件15億円と、目標の10件10億円を上回った。 企業活動による社会影響などを評価して融資する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」、目標達成度合いに応じて金利を優遇する「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」は23年度に取り扱いを開始した。対象先は建設や製造業、廃棄物処理、飲食、美容など対象先は幅広く、人材確保など人的資本強化を主眼にした目標(KPI)設定が目立つという。 このうち、社会保険労務士法人村松事務所(浜松市)
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人事=静岡中央銀行(7日)
厚木支店ららぽーと海老名出張所長(香川支店湘南モールフィル出張所長)和田和久▽香川支店湘南モールフィル出張所長(本店営業部サントムーン柿田川出張所長)江塚千晴▽本店営業部サントムーン柿田川出張所長(御殿場支店営業グループマネージャー)澄川留美
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スルガ銀行 上方修正 3月期連結業績予想
スルガ銀行は7日、2024年3月期の連結業績予想を上方修正した。本業であるローンや融資実行額が順調に推移するとともに、返済が進んで実質与信費用が想定以上に減る見通しになった。 2月の前回予想に比べ、経常利益は17・7%増の206億円、純利益は27・5%増の153億円、売上高に当たる経常収益は4・5%増の914億円にそれぞれ引き上げた。
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得意の題材パチリ 愛猫や祭り、鉄道… 湖西 写真愛好家「八ちゃん会」 31日まで作品展
湖西市のアマチュアカメラマンでつくる「八ちゃん会」(白井槙雄会長)の写真展が31日まで、同市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。60~80代の会員6人が過去1年間に撮影した作品を中心に、21点を展示した。 愛猫の表情や地域の祭り、今春の桜並木など、各自が得意とする題材で撮影した。多重露光で花を撮るなど、ひと味違う技法に挑戦した作品も並ぶ。鉄道好きの会員は台風被害で一部区間の運休が続く大井川鉄道の復旧を願い、運休区間で撮影したSLやトーマス号の写真を掲げた。 同会は1964年、旧新居町で東京五輪の聖火リレーを8ミリビデオカメラで撮影した仲間で結成し、今年60周年を迎える。
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三島市 SDGs宣言制度で推進へ 商議所や信金と協定
三島市はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)に向けた活動を推進するため市SDGs宣言制度を導入した。三島商工会議所、三島信用金庫、三井住友海上火災保険の4者で包括連携協定を結んだ。 市内の個人事業主や法人からSDGsに関する取り組み内容の宣言を募集。市のホームページで宣言書を公開して「見える化」するほか、市独自のロゴマークを活用して対外的にPRすることもできる。協定締結により、商議所は制度の周知を担う。宣言企業は、同金庫の優遇金利による融資や同社によるSDGs関連の研修などを受けられる。 豊岡武士市長は「皆さんのノウハウを有効活用することで地域の活性化につなげたい」とあいさつした。
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産業や福祉に尽力 23人3団体を表彰 三島市
三島市は2日、市政功労者表彰式を市民生涯学習センターで行った。産業や福祉、教育といった分野で市の発展に尽力、貢献した23人3団体に表彰状を贈った。 表彰を受けたのは次の通り。 山田信博、加々見勝八郎、川村歓亮、武縄正彦、甲斐幸博、古長谷稔、鈴木勝博、足立博道、後藤素行、本持信慈、渡辺靖乃、河内えり子、吉村弦、三枝直恵、杉崎武彦、飯塚篤、渡辺貴、岩田文芳、窪田貴紀、神山憲嗣、広瀬順一、杉山秀雄、武末康晴、東武トップツアーズ、東陽社、沼津信用金庫
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茶娘ふんし、呈茶サービス 島田掛川信金 2日まで
島田掛川信用金庫は1日、八十八夜に合わせて来店者向けの新茶の呈茶サービスを島田市本通の島田本店ロビーで始めた。2日まで。 地元の茶業者に入れ方を学んだ同店の若手社員が茶娘の衣装に身を包み、同市湯日で採れた新茶を振る舞った。提供した同店営業部の小泉美優さん(23)は「おいしい新茶を飲んで喜んでもらえれば」と話した。
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富士山麓を自転車ぐるり 富士宮発着115キロ 名所でSNS投稿
スルガ銀行と富士宮市など主催の自転車で富士山を1周するイベント「フジイチ」が27日、同市役所発着で開かれ、県内外の自転車愛好家約50人が富士山麓に繰り出した。 コースは富士山の時計回り115キロで、同市の富士山本宮浅間大社や道の駅富士吉田(山梨県富士吉田市)、山中湖(同県山中湖村)など5カ所のチェックポイントを巡った。 雨が時折降る中、参加者はそれぞれのペースで道中の自然を楽しんだ。立ち寄った観光地では自転車と景色を写真に収め、「#フジイチ」などとハッシュタグ(検索目印)を付けてSNSに投稿した。 9月は富士市の富士山こどもの国発着のコースで開催する予定。
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電子契約サービス 返済途中手続きも スルガ銀行
スルガ銀行はこのほど、SMBCクラウドサイン(東京)が提供する電子契約サービスの利用を融資返済中の顧客にも広げた。同銀行によると、新規契約だけでなく、返済額や期間の変更など契約途中の手続きにも電子契約を導入するのは全国的に珍しいという。 2022年から無担保ローンの契約時に始めた同サービスを、無担保ローンと有担保ローンの返済途中の手続きに導入した。紙と印鑑で行ってきた各種契約がオンラインで完結できるため、来店や書類の郵送、収入印紙が不要になり、利便性向上につなげる。
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富裕層向け事業強化へ業務提携 静岡銀行、都内企業と
静岡銀行は26日、マネーフォワードプライベートバンク(東京)と業務提携契約を結び、富裕層向けに資産管理形成などの相談対応、サービスを強化すると発表した。 マネー社は所有資産10億円以上の超富裕層を対象に、資産管理形成をサポートする「ファミリーオフィス事業」を展開する。静岡銀によると、富裕層の顧客は証券や不動産など多様な金融商品を所有するケースが多く、悩みもさまざまという。業務提携を通じて同社のノウハウ、サービスを活用し、富裕層向けのコンシェルジュ機能を整備して課題解決と利便性向上につなげる。 健康や教育・留学など非金融の分野でも富裕層への伴走支援を強化する。マネー社への人材派遣も行い、事
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ATM 3~6日休止 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は5月3~6日の4日間、同信金の全営業店内のATMと店舗外ATM(一部除く)を休止する。完成した本部棟の移転作業に伴うシステムメンテナンスのため。 イオンモール浜松市野とイオンモール浜松志都呂の両出張所や遠鉄百貨店イ・コ・イスクエア出張所など5カ所のATMは、休止期間中も利用が可能。提携金融機関やコンビニエンスストア店内のATMも利用できる。
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スルガ銀行の損害賠償請求を棄却 創業家関連企業への融資 静岡地裁、寄付「合理的範囲」
創業家の関連企業(ファミリー企業)に対する不適切な融資が損失を招いたとして、スルガ銀行が岡野光喜元会長ら7人を相手取り、総額26億4400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁は25日、請求を棄却した。菊池絵理裁判長(異動のため平山馨裁判長代読)は、銀行側が「ファミリー企業への資金融通が真の目的」と指摘していた寄付について「合理的な範囲を超えない」と判断。寄付に関与した当時の経営陣の注意義務違反も認められないとして訴えを退けた。 被告は岡野元会長の他、元会長の実弟でもある故岡野喜之助元副社長の相続人や元取締役ら6人。スルガ銀行は2013~17年、岡野元会長が代表理事を務める美術館に、
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人事=静岡中央銀行(6月27日予定)
常務取締役(取締役香川支店長)浅賀友秋▽取締役(監査部長)森陽介▽同(営業企画部長兼業務支援部長)沢田武嗣▽監査役(事務部長)那須田研二▽退任 常務取締役高地尚之、常務取締役岳麓エリア長兼本店営業部長加藤貢、常勤監査役田代信幸
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【浜名湖花博】会場周辺エリアでデジタルスタンプリレー 4商工会
遠州信用金庫(浜松市中央区)は同区で開催中の「浜名湖花博2024」に合わせ、会場周辺エリアの4商工会が連携するデジタルスタンプイベントリレーを7月末まで実施している。地域商店街の消費促進や観光交流人口拡大を図る。 参加するのは奥浜名湖、湖西市、新居町、浜名の4商工会。専用アプリ「toypo(トイポ)」を介して、花博会場の浜名湖ガーデンパーク、はままつフラワーパーク、イベント登録店の飲食、小売り、観光施設などの訪問先で、スタンプを収集できる。設定された個数を集めると、地元産牛肉や銘菓などの特産品や商品券が抽選で当たる。 6日にスタートした奥浜名湖(6月2日まで)は54店、5月1日から始まる
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30万円とタオル 県社協に寄贈 静岡銀行従業員組合
静岡銀行従業員組合(静岡市清水区)は23日、地域貢献の一環で県社会福祉協議会に現金30万円とタオル1200本を寄贈した。 同市葵区の県総合社会福祉会館で開かれた贈呈式で、同組合の石井裕希中央執行委員長が県社協の藤原学常務理事に目録を手渡し、「地域の一員として組合が一丸となって、これからも力になりたい」と話した。県社協は寄付金を社会福祉事業に活用し、タオルは県児童養護施設協議会を通じて12施設に届ける予定。 寄付金は1980年から継続的に贈っており、今回で44回目。
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特殊詐欺未然防止 協力者に感謝状 富士宮署
富士宮署は22日、特殊詐欺被害の未然防止に協力した店舗と店員ら功労者に感謝状を贈った。 ファミリーマート富士宮万野原店は、高田麻未さんが電子ギフトカードを購入しようとしている高齢女性に理由を尋ねた。富士宮信用金庫上井出支店は、佐野俊輔さんと江原育美さんが振り込みを急ごうとする男性に詳しく話を聞いた。富士宮郵便局は、大畑由佳さんと西井志保美さんが電話をしながらATMを操作する女性の被害を疑い説得した。 影山勝彦署長は、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害が県内でも多発していることに触れ「複数回にわたる口座取引の傾向がある。気づいたら積極的に声をかけてほしい」と協力を求めた。
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静岡市に2000万円寄付 信金中金に褒章伝達
静岡市は22日、市の地域活性化事業に2000万円を寄付し、紺綬褒章を受けた信金中央金庫(本店・東京都中央区)への伝達式を市役所静岡庁舎で開いた。 信金中金はしずおか焼津信用金庫と静清信用金庫と連携し、2021年度に企業版ふるさと納税として2000万円を寄付した。市は使途の希望に基づき中小企業の成長のための高度人材活用とデジタル化の推進事業に1000万円、市北部の中山間地「オクシズ」の振興事業に1000万円を充てた。 難波喬司市長から褒章を受け取った信金中金静岡支店の高木恵証支店長は「信金中金の顧客は中小企業がほとんどで、どこも人手不足が深刻。地元信金や自治体とともに課題解決や地域の発展に取り
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特殊詐欺被害防止 5店舗 署長感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして浜松中央署は23日、浜松市中央区の金融機関など計5店舗と、対応に当たった従業員らに署長感謝状を贈った。5店舗はスルガ銀行浜松追分支店、ファミリーマート浜松高林店、浜松いわた信用金庫森田支店・東伊場支店、セブン-イレブン浜松中央署南店、静岡銀行住吉支店。 各店舗で3月、来店客が高額の振り込みや電子プリペイドカードの購入をしようとした。従業員らが客の言動などから詐欺と見抜き、警察に連絡するなどした。セブン-イレブンの村田かをりさんと静岡銀行の中村祐子さんは、1年間で2回の詐欺被害防止に貢献したとして、特殊詐欺被害防止マイスターの認定証も受け取った。
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倒れた高齢男性の救助貢献 磐田・博報堂新聞店の配達員 是賀さんに実行章 「小さな親切」運動
「小さな親切」運動県本部は23日、高齢者の救助に貢献したとして、磐田市中泉の博報堂新聞店の新聞配達員是賀翼さん(39)に実行章を贈った。 是賀さんは昨年12月上旬の未明、朝刊配達中に住宅の玄関先で意識を失い倒れている高齢男性を発見し、119番した。救急隊が到着するまでの間、消防に症状を伝えたり、屋内に運んで毛布を掛けたりした。肩をたたきながら声をかけているうちに男性の意識が戻ったという。 是賀さんは同市二之宮東の静岡銀行磐田支店で、同本部磐田支部長を務める山越弘晃支店長から実行章を受け取り、「今後も何かあったときには手を差し伸べられるように配達をしていきたい」と話した。
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企業のCO2算定、排出削減後押し 金融など静岡県内9機関の連携会議発足 行政とも協力
企業の二酸化炭素(CO2)排出量を算定し、脱炭素に向けた取り組みを推進する静岡県内の7金融機関と2公共機関による連携会議が22日、静岡市で発足した。静岡銀行が他行や信用金庫と展開するクラウド算定サービス「しずおかGXサポート」の普及を図り、取引先各社の現状把握と排出削減を後押しする。成功事例などを情報共有し、行政とも連携しながら地域で脱炭素社会の実現を目指す。 参加機関は静岡、スルガ、清水の3銀行と静清、浜松いわた、三島、島田掛川の4信金、県産業振興財団企業脱炭素化支援センター、県信用保証協会。電力などのエネルギー使用量を表計算ソフトに入力、可視化するGXサポートの活用を取引先企業に促し
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静清信金藤枝支店 特殊詐欺被害防ぐ 藤枝署が感謝状
藤枝署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、静清信用金庫藤枝支店(高田剛弘支店長)に署長感謝状を贈った。 同署によると、3月8日、来店した藤枝市内の高齢夫婦が土地購入の頭金として現金300万円を出金しようとした。職員が不動産会社名や連絡先を聞き、返答に困っていた夫婦を不審に思い同署に通報するなどして被害を防いだ。 同署で贈呈式が行われ、高田支店長は坂田幸隆署長から感謝状を受け取った。
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資産活用テーマにセミナー 沼津でスルガ銀とクレディセゾン
スルガ銀行とクレディセゾンは20日、資産活用をテーマにした金融セミナー「セゾンマネースクール」を沼津市のららぽーと沼津で開いた。昨年5月に結んだ資本業務提携の一環で、共催は初。 ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ同銀行の陸奥田高明さんが講師を務め、参加者17人に生活に役立つ資産活用のポイントなどを解説した。 陸奥田さんは、インフレが進むと同じ金額で買える物が減るため、実質的にお金の価値が下がると説明。夫婦2人が趣味や旅行を楽しみつつ、ゆとりある老後を過ごすためには9000万円以上が必要とされていることを紹介し、資産運用の重要性を強調した。新NISA制度の特徴なども解説した。
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飯塚が男子200に参戦、高レベル 5月3日に静岡国際陸上
5月3日にエコパスタジアムで行われる陸上の日本グランプリシリーズ第5戦、第39回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)のエントリー選手が18日までに発表された。男子200メートルは4大会連続となるパリ五輪出場を目指す飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)をはじめ、大会2連覇を狙う日本選手権覇者の鵜沢飛羽(筑波大)らハイレベルな陣容になった。 男女の200メートル、400メートル、800メートル、400メートル障害、走り高跳び、ハンマー投げと男子砲丸投げの13種目を実施する。男子800メートルは昨年、5年ぶりに日本選手権を制した川元奨(スズキAC)が参戦。男子400メート
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海洋産業振興で関係強化 MaOI機構、清水銀と協定
マリンオープンイノベーション(MaOI)機構は18日、海洋資源を活用して産業創出を目指す「MaOIプロジェクト」推進に向けた協定を清水銀行と締結した。地域の経済活動に精通する金融機関と情報交換を密に技術開発や人材育成を図る。協定締結は2例目。 静岡県庁で締結式を開き、同機構の松永是代表理事は「同じ清水を拠点に(2019年の)機構設立当初から築いた交流をさらに強化したい」と期待。清水銀の岩山靖宏頭取は「海から得られる持続可能な恵みによる経済効果は非常に大きいはず。環境を保全しながらのブルーエコノミーの実現に産官学金で取り組みたい」と話した。 MaOI機構は県が100%出資する一般財団法人。
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ゼロカーボンシティ実現へ協定 島田掛川信金と袋井市
袋井市と島田掛川信用金庫は18日、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に、50年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には、同信金の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や脱炭素経営のノウハウの提供、促進などについて盛り込まれた。同信金が自治体とゼロカーボンシティに関する協定を結ぶのは初めて。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「脱炭素化は地域の重要課題。持続可能なまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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脱炭素化実現へ連携協定 袋井市と島田掛川信金
袋井市と島田掛川信用金庫は18日、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に、50年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には、同信金の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や脱炭素経営のノウハウの提供、促進などについて盛り込まれた。同信金が自治体とゼロカーボンシティに関する協定を結ぶのは初めて。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「脱炭素化は地域の重要課題。持続可能なまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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御殿場に初支店 三島信金
三島信用金庫(高嶋正芳理事長)は17日、御殿場市川島田に同市初の支店「御殿場支店」を開業し、オープンセレモニーを開いた。 同金庫によると、2021年10月に開設した「御殿場法人オフィス」の店舗形態を支店に昇格させた。新規出店は約10年ぶりで、県内50店舗目という。 2階建てで、延べ床面積は388平方メートル。同所にあった建物をリノベーションした。1階は窓口カウンターをなくして開放感と明るさを確保し、2階はセミナーなどを開催できる広い空間を設けた。 セレモニーで高嶋理事長は「小さな縁を大切に、地域の輪に入れていただき、御殿場らしい人づくりやまちづくりに貢献させていただきたい」と述べた。
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富士山の写真、5月から募集 最優秀賞はカレンダーに 静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)は5月1日から、富士山フォトコンテストの作品を募集する。静岡、神奈川両県で2023年1月以降に撮影した横位置のカラー写真が対象。最優秀賞に選んだ作品を同行の25年カレンダーに使用する。入賞作品は同行店舗で展示予定。入賞者に賞状などを贈る。 応募は1人5点まで。A4サイズにプリントし、裏面に応募票を貼り付け、〒410-0892 沼津市魚町1、サンフロント5階、静岡新聞社東部総局東部ビジネスセンター内「富士山フォトコンテスト」事務局に郵送する。 コンテストは2011年から続ける。問い合わせは同事務局<電055(962)0381>へ。
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藤枝の「白ふじ蛍の会」に実行章 小さな親切運動静岡県本部 ホタル楽しむ環境保全
「小さな親切」運動静岡県本部は15日、長年ホタルを楽しめる地域の環境保全活動に取り組む藤枝市の市民団体「白ふじ蛍の会」に実行章を贈った。 同団体は同市葉梨西北地区の住民有志でつくる。地元の葉梨西北小の児童にホタルの飼育方法を指導しながら、豊かな自然を守る大切さを伝えている。会員は児童と共に、ふ化した幼虫の生育状況の確認や放流などの作業に励む。 静岡銀行藤枝支店で行われた贈呈式には、海野一博会長(69)と津島治房副会長(73)が出席した。同本部藤枝地区支部長の増田秀明支店長から実行章を受け取った海野会長は「章を励みに、これからも活動を頑張りたい」と述べた。
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「特殊サギ被害ゼロの日」 静岡中央署と警備業協会が街頭広報 「手口学んで積極啓発」
本年度最初の「特殊サギ被害発生ゼロの日」に合わせた街頭広報キャンペーン活動が15日、静岡県中部の各地で展開された。年金支給日に金融機関などを訪れる高齢者らに警察や関係機関が詐欺被害防止対策を訴えた。 静岡中央署では県警備業協会と連携し、静岡市葵区の静岡銀行呉服町支店で広報活動を実施した。 署員や地域安全推進員と同協会の立川勝彦会長や青年部会メンバー、警備員ら約30人が江川町通りに並び、来店客に固定電話機の対策などを呼びかける啓発チラシを配った。警備業界のマスコットキャラ「ガードくん」と「ガドワンくん」も県内で初めて登場した。 立川会長は「警備業界も一段視野を広げ、地域全体、県全体の治
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清水署「特殊詐欺警戒を」 静岡の銀行支店で広報 電話機対策の導入呼びかけ
清水署は静岡市清水区の静岡銀行清水中央支店で広報活動を実施し、利用客の特殊詐欺への警戒意識高揚を図った。 署員とボランティア約20人が店舗周辺で啓発品を配布。毎年静岡県内ワーストを争っている同区内の特殊詐欺発生状況を伝え、電話機対策の導入を呼びかけた。 同区内における今年の特殊詐欺被害は15日時点の速報値で6件、計約529万円となっている。
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静岡銀行 共通KPI作成 持続的社会への活動指標 温室ガス削減や雇用多様性 取引先企業に提案へ
静岡銀行は、環境や社会経済に好影響をもたらす企業活動の方向性を示した共通KPI(重要業務指標)を作成した。行政や国際社会が設定する目標とも結びつけ、気候やエネルギーなど項目別に想定される成果も記した。活動の内容や度合いを評価・分析して融資するポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)の指標として、取引先企業に提案する。 これまで同行がPIFを実行した取引先企業の活動を整理し、業種横断的な取り組みや成果、業種別の傾向などを分析。共通項目を抽出し、全業種向けと製造、医療・福祉、建設など各業種の共通KPIを設定した。 「気候」分類では温室効果ガス(GHG)排出量の可視化、目標設定によりG
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ビジネスマナー 若手社員が実践練習 島田掛川信金が講座
島田掛川信用金庫は11日、地元企業の若手社員を対象にしたビジネスマナーの基礎研修講座を島田市の同信金島田本部で開いた。 同信金や取引先の企業17社から若手社員32人が受講した。フリーアナウンサーの牧野光子さんが講師を務め、社会人に求められる身だしなみや、名刺交換の方法などを解説した。電話対応では、2人一組で実践的な練習も行い、言葉遣いや発声を確認した。牧野さんはハキハキとゆっくり話すことなど具体的なアドバイスを送った。 産業用ロボットシステムのヤナギハラメカックス(吉田町)の望月彩矢さん(18)は「初めてのマナー研修だったので良い経験になった」と話した。
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初取引合わせ「新茶どうぞ」 茶娘姿の職員提供 静岡市の金融機関
静岡茶市場(静岡市葵区)で12日朝に行われた新茶初取引に合わせ、市場近くの金融機関では茶娘の衣装に身を包んだ職員が来店者に新茶を振る舞った。 静清信用金庫では、同区の本店営業部など3店舗で本山茶と茶菓子を提供。本店営業部では営業推進部の鈴木ことみさん(22)が茶葉の良さを引き立てるため湯の温度を丁寧に調節して呈茶し、「香りが高い」「色もきれい」と来店者から好評を得ていた。 同区の茶問屋街にあるしずおか焼津信用金庫安西支店では、来店者がロビーでゆったりと風味豊かな新茶を楽しんだ。伊東和磨支店長(50)は「安西は歴史あるお茶の街。新茶の魅力をアピールして地域貢献につなげたい」と話した。 (
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⚽36チーム熱戦火ぶた 静岡県社会人リーグ開会式
2024年度県社会人サッカーリーグの開会式が、このほど行われた。リーグ戦は1、3部が14日、2部が21日にそれぞれ開幕する。各リーグ12チームの計36チームが参加。総当たりで成績を競う。 24年度編成は次の通り。 【1部】FNプリマヴェーラ、浜松シティ、オーラン袋井、静岡市役所清水、ブラックキティ、焼津、フォンテ静岡、芙蓉ク、常葉大UNIV、チャッキリーズ、静岡産大セカンド、静岡ガス 【2部】シミズ・ウォンテッド、パイシャオン、ニノ・マルバド、SJファナン、ユナイテッド、静大ク、中部電力、ウィスタリア藤枝、ファラーゴ、YJSS-OB、ラソス、ヤマハ発動機 【3部】マイルドイレブン、静
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三島信金が「紅こうじ」巡り緊急融資 影響を受けた事業者支援
小林製薬の「紅こうじ」原料を巡る健康被害問題を受け、三島信用金庫は10日までに、緊急支援融資の取り扱いを始めた。同信金によると、事業者への影響拡大が懸念されるため、迅速な支援資金の供給を目的に他の金融機関に先駆けて開始したという。 同社の紅こうじを使用した商品を取り扱っていた法人や個人事業主に加え、風評被害による類似商品の販売減など間接的な影響を受ける事業者も対象にする。運転、設備資金として1千万円以内を融資する。 融資期間は5年以内、年1・3%の固定金利。12月30日まで取り扱う。
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スタートアップと静岡県内企業が交流 浜松いわた信金など
三菱UFJ銀行と浜松いわた信用金庫はこのほど、県内で事業展開する企業が東京都や福岡市など全国のスタートアップ(新興企業)と交流するイベント「オープンイノベーションサウナ」を浜松市中央区の起業家支援拠点FUSEで開いた。 三菱UFJ銀が地方で取り組むビジネスマッチングで、同信金との開催は初めて。県内関連はソミックマネージメントホールディングス(浜松市)、サーラコーポレーション(愛知県豊橋市)などが参加した。サーラの担当者は人口減に伴うエネルギー事業の縮小を見据えて「住まい」「暮らし」関連の事業開発に力を入れていると解説した。 スタートアップは電力の市場価格を踏まえてEV(電気自動車)への充
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北大路欣也さんら 春の園遊会に招待 宮内庁発表
宮内庁は、天皇、皇后両陛下が主催し、23日に東京・元赤坂の赤坂御苑で催される春の園遊会の招待者を発表した。9日付。昨年、文化勲章を受章した元日本サッカー協会会長の川淵三郎さんや文化功労者に選ばれた俳優の北大路欣也さんら計約1770人が招かれた。 招待者は、中央省庁が分野ごとに推薦した功労者のほか、国会議員や官僚、自治体関係者らとその配偶者。新型コロナウイルス禍で昨年の春と秋は通常の半数程度に絞っていたが、今回は功労者の招待が増えた。食事の提供を再開し、サンドイッチなどの軽食が振る舞われる。アルコール類は引き続き控える。 ほかに、能登半島地震で被災した石川県の善田善彦県議会議長や現代美術家
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スキル生かしシニア社員「複業」 人材難の地元中小と連携 「経営者の伴走役に」 県東部に事業所 東芝テック
複数の仕事を兼ねる「複業人材」の積極活用に向け、国の実証事業が静岡県東部で本格化している。知識と経験を有する大企業のシニア社員と、人材難に悩む地元の中小企業が連携。バブル期に大量入社したシニア社員のキャリア形成を含め、双方の課題解決への枠組み構築を目指している。 「自分の強みを棚卸しできた」。三島と伊豆の国両市に事業所を構える東芝テック(東京)の社員遠山浩二さん(63)は、全5回のリスキリング(学び直し)スクールに臨み、自身を見つめ直す契機になったと明かす。 経済産業省関東経済産業局の実証事業「地域の人事部」事務局の三島信用金庫などが昨年12月からスクールを三島市などで開講。県東部に住む
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預金金利引き上げ 遠州信金
遠州信用金庫は8日、預金金利を引き上げた。普通預金は0・001%から0・02%に、定期預金は1年が0・002%から0・025%などになる。7月31日まで実施している浜名湖花博記念定期も金利を引き上げた。
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フラワーパークに30万円を寄付 遠州信金 浜松市
遠州信用金庫(浜松市中央区)はこのほど、健康増進事業に活用してもらおうと、はままつフラワーパーク(同区)に30万円を寄付した。 同園で贈呈式を行い、塚本こなみ園長に守田泰男会長が目録を手渡した。同園は昨年、ダンスなどの健康増進イベントを開催するなど健康増進活動を展開している。守田会長は「観光と健康の両輪で、世界のフラワーパークになってもらえれば」と期待を寄せた。
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店舗を彩る障害者絵画 浜松いわた信金 巡回展
浜松いわた信用金庫は3日、障害のある県西部の作家4人の絵画作品巡回展を浜松市中央区元城町の本部棟など4カ所で始めた。来年3月まで同信金の11カ所を巡回して披露する。障害者支援や芸術文化振興を図る県の事業「まちじゅうアート」の一環。 展示しているのは、マッコウクジラやタコ、運河がある街並みや天竜浜名湖鉄道を題材に、水性ペンや水彩絵の具などで色鮮やかに仕上げた4作品。3期に分けて巡回し、1期目(4~7月)は本部棟のほか本郷、西町、天竜川各支店(いずれも同区)で並ぶ。 4月末まで本部棟に展示する「マッコウクジラ」の作者kazuyukiさん(53)=菊川市=は「クジラの優しさや雄大さを表現した。心の
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浜松いわた信金、新中計発表 「経済波及」を重視、資金供給と提案強化
浜松いわた信用金庫は5日、2024~26年度の新中期経営計画(新中計)を発表した。10年後の地域の未来を見据え、新設のファイナンス支援部を軸に資金供給を強化するコアビジネスと、課題解決提案のソリューションの2戦略を柱に持続的成長を促進する。成果指標に取引先1万7千社の売上高と域内関連産業への波及による売上高を合計した経済波及効果を設け、22年の6兆1256億円から継続的な増加を目指す。 同日、浜松市中央区の本部で会見した高柳裕久理事長は、変革期の地域産業や金融環境変化の中で「覚悟を持って未来に挑戦する」と述べた。新中計は、浜松信金と磐田信金の合併後の19年度から5年間の第1次に次ぐ。設定
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島田掛川信金が支店再編
島田掛川信用金庫は5日、1支店を統廃合し、2支店を複数店舗が同じ建物内で営業する店舗内店舗として移転させる再編計画を発表した。人材を課題解決支援やコンサルティングなどの部門に集中させることでサービスの向上を図る。 統廃合は、藤枝市の駅南地区にある大洲支店を藤枝南支店に統合する内容で、10月15日を予定している。移転関連は、11月5日に掛川市の駅南支店が本店営業部の店舗内店舗になる。同18日には島田市の島田西支店が島田本店営業部の建物内に移転する。 統廃合に伴い、同信金の店舗は48店舗になる。
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支店再編を発表 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は5日、1支店を統廃合し、2支店を複数店舗が同じ建物内で営業する店舗内店舗として移転させる再編計画を発表した。人材を課題解決支援やコンサルティングなどの部門に集中させることでサービスの向上を図る。 統廃合は、藤枝市の駅南地区にある大洲支店を藤枝南支店に統合する内容で、10月15日を予定している。移転関連は、11月5日に掛川市の駅南支店が本店営業部の店舗内店舗になる。同18日には島田市の島田西支店が島田本店営業部の建物内に移転する。 統廃合に伴い、同信金の店舗は48店舗になる。
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健康経営 無理なく効率的に デジタル活用、産業医連携 各社、意識高揚図る
従業員の健康増進を企業の生産性向上につなげる「健康経営」の取り組みが県内で広がっている。産業医との連携やデジタル技術の活用によって社員が自身の健康状態に目を向け、運動や食事管理につなげるなど多様な仕組みづくりが各社で進む。勤務中の隙間時間も使いながら、無理なく効率的な健康意識の高揚を図る。 静清信用金庫は1月、就業時間中のオンライン診療を開始した。受診対象の症状はアレルギー、便秘、睡眠時無呼吸症候群(SAS)。花粉症に悩む職員の大石彩子さんは3月中旬、職場でタブレット端末の画面越しに数分間の問診を受けた。処方薬は指定の薬局で受け取れ、「待ち時間がなくて便利。仕事を休む必要もない」と満足げ
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自己株式取得へ スルガ銀行
スルガ銀行は4日の取締役会で、発行済み株式総数の3・11%に当たる600万株、総額70億円を上限に自己株式を取得する方針を決めた。 取得期間は5月13日から9月末まで。同15・08%に相当する自己株式3500万株を4月30日に消却する方針も決議した。2024年3月期の期末配当は、当初予想の1株当たり7円から14円に増配する。
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しずおかFG「健康経営銘柄」に 「優良法人」静岡県内12社・団体
経済産業省はこのほど、東京証券取引所と共同で選定した全国27業種・53社の「健康経営銘柄」にしずおかフィナンシャルグループを選んだ。「健康経営優良法人2024」も発表し、大規模法人部門上位500社の「ホワイト500」に静岡県内の12社・団体を認定した。 県内のホワイト500認定企業・団体は次の通り。 しずおかフィナンシャルグループ、しずおか焼津信用金庫、鈴与商事、静清信用金庫、TOKAIホールディングス、浜松ホトニクス、ヤマハ、ヤマハコーポレートサービス、ジヤトコ、ジヤトコエンジニアリング、ヤマハ発動機、ヤマハモーターエンジニアリング
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経常利益30.7%増に スルガ銀行 中期経営計画 目標を上方修正
スルガ銀行は4日、2023~25年度の中期経営計画後期でKPI(重要業務評価指標)の達成目標を修正した。最終25年度の見通しとして、経常利益を23年4月に公表した当初目標の130億円から30・7%増の170億円、新事業の粗利益は160億円以上から190億円以上に引き上げた。 全6カ年の中期経営計画のうちの後期3カ年計画。公表後の23年5月にクレディセゾンと資本業務提携を結んだ。計画策定時に織り込んでいなかった不動産ファイナンスなどセゾンとの共同事業が順調に推移し、ローン新規実行額が伸びていることから上方修正した。連結ベースの純利益目標も、当初の110億円から22・7%増の135億円に引き上
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ハローワーク掛川 10月21日庁舎移転 駅前の複合ビルに
掛川と菊川、御前崎の3市を管轄する掛川市金城の掛川公共職業安定所(ハローワーク掛川)は10月21日、掛川駅前の複合ビル「SKしんきんプラザ」(同市駅前)の2階に移転する。10月18日まで、現庁舎での業務を継続する。 静岡労働局によると、現庁舎の老朽化が主な理由。現庁舎は掛川駅から約1・5キロ離れているため、駅前への移転で利用者の利便性向上も図る。移転の前後で電話番号に変更はない。 複合ビルは島田掛川信用金庫が建設し、4月8日に開業する。鉄骨造の5階建てで、ハローワークのほか、同信金掛川駅前支店や中部電力グループなどがオフィスを構える。
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“健幸都市”実現へ 優良事業を表彰 浜松市がフォーラム
浜松市はこのほど、“予防・健幸都市”実現を官民連携で目指す「浜松ウエルネスフォーラム」を中央区で開き、優れた取り組みをたたえる「浜松ウエルネスアワード」の本年度受賞者を中野祐介市長が表彰した。 市民健幸部門は14件の応募があり、野村不動産ライフ&スポーツ・メガロス浜松市野・イオンモール・イオンモール浜松市野の4社共同の健康運動教室が大賞に選ばれた。商業施設で日常的に無理のない運動を普及させる事業で、幅広い年代の参加者が継続利用している。優秀賞は市花みどり振興財団・遠州信用金庫とジャングルジム・ヘルスファーストの2件。 健康経営部門は応募6件のうちスズキが大賞に輝いた。社長の発信、従業員の意見
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定期金利引き上げ 富士宮信金
富士宮信用金庫は3日、定期預金の金利を8日から引き上げると発表した。1年は0・002%から0・025%になる。
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地場産業発展へ思い新た 焼津で慰霊祭 水産翁3氏の功績しのぶ
焼津市の水産業の礎を築いた先人3氏の業績をしのぶ「水産翁慰霊祭」(水産翁顕彰会主催)が3日、同市の焼津神社で開かれた。漁業、行政関係者や遺族ら約50人が参列し、地場産業の発展へ思いを新たにした。 水産翁は山口平右衛門、片山七兵衛、服部安次郎の3氏。明治時代、漁港建設の基盤となった防潮堤設置や、遠洋漁業の推進、生産組合の組織化などに尽力した。 神事を執り行い、橋ケ谷長生焼津漁協組合長、杉本昭赤阪鉄工所会長、横山敦史しずおか焼津信用金庫理事がそろって神棚に玉串をささげた。橋ケ谷組合長は「『政・官・漁・水』が一体となって郷土の発展に寄与する」と誓った。 (焼津支局・市川淳一朗)
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役所の仕事「よその目」で検証 企業人材 受け入れ加速 沼津市 過去最多5人活躍
沼津市は地元企業の人材受け入れを加速させている。「役所の仕事は本当に正しいのか。外からの指摘を取り入れたい」と頼重秀一市長。4月からは過去最多の5人が地域再生へ臨む。お役所仕事の“検証”にも期待が寄せられる。 「沼津の活性化に貢献できれば」。1日、沼津信用金庫の鈴木俊一理事長が市役所に頼重市長を訪ね、2022年度から始めた交流人事について意見を交わした。3年目となる本年度は、同信金の式本真有さんが市産業政策課に、市の及川尚亮さんが同信金地域創生部にそれぞれ派遣され、2人は抱負を披露した。 市の民間人材登用は、同信金との地方創生強化へ連携を確認したことがきっかけ。今では、企業版ふるさと納税を活
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新興企業の資金調達支援 静岡県信用保証協と浜松いわた信金
静岡県信用保証協会は浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)と組み、スタートアップの円滑な資金調達や成長を促進するための支援体制を構築した。同協会本部に専任担当者を置き、融資保証の申し込み前から審査、その後のフォローアップまで一貫して支援する。1日に運用開始した。 同信金が市内に構える起業家支援拠点「FUSE」の会員や相談に訪れた企業などが対象。企業の保証受付の窓口や審査は、通常同協会の支店が担うが、今回の連携体制では本部職員が直接関与する。 スタートアップ支援のノウハウを持つ浜松いわた信金側と綿密に情報交換し、企業の資金調達の課題などを解決しながら踏み込んだ支援を行う。 方策の一つとして、
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外国人材と企業 マッチング 東南アジア 機関と連携、融資 人手不足解消、「選ばれる県に」 しずおかFG 就労支援サービス
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は、外国人の就労支援サービスに乗り出した。特定技能の在留資格を受ける東南アジアの人材を日本に呼び込み、人手不足に悩む取引先企業とマッチングを図る。フィリピンの技能実習生には、来日にかかる資金の融資を安全に受けられる環境整備を現地金融機関と進める。 同サービスを手がけるのは、同社傘下のSFGマーケティング。人口増が続くフィリピン、インドネシアなどで現地の関係機関と協業し、日本での就労希望者を取引先企業に紹介する。高い日本語能力と職業専門性を持つ特定技能労働者は、人手不足が深刻な介護業界などで求人意欲が強く、対象業種への追加が見込まれる運送業など4分野でも
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定期金利引き上げ 富士信金
富士信用金庫は2日、定期預金の金利を8日から利上げすると発表した。1年は0・025%、5年は0・2%などにする。
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スルガ銀行、不正融資問題の教訓紹介 企業や自治体にセミナー 組織風土改善、意識改革呼びかけ
2018年に発覚した不正融資問題を受け、信頼回復に向けて強化した再発防止策と教訓を広く紹介しようと、スルガ銀行(沼津市)がハラスメント防止とコンプライアンス(法令順守)に関するセミナーを取引先企業や自治体、議会を対象に展開している。第三者委員会にコンプライアンス意識の欠如などを厳しく指弾された「苦い経験」を踏まえ、組織風土改善や働く人一人一人の意識改革の重要性を呼びかける。 「根深い不正体質」「統治働かずパワハラも横行」―。同銀行が無償で提供するセミナーは、組織的関与が明らかになった不正融資問題の背景と、根本的な原因を振り返る体験談から始まる。 講師を務めるのは不祥事後に拡充強化したコン
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「社会課題をビジネスに」 静清信金 経済講演会 弁護士・野村氏 解説
静清信用金庫が主催する経済講演会がこのほど、静岡市内で開かれ、弁護士の野村修也氏が「日本社会の課題と地方経済再生の鍵」と題して講演した。教育や高齢者福祉など山積する社会課題の解決がビジネスにつながる新しい資本主義について解説した。 人口減少が続く日本の国際社会における発言力低下、借金が膨らむ国内財政の現状について説明した。子供の教育格差につながる相対的貧困や空き家の増加にも触れ、これらの課題解決を「ビジネスチャンスに変えるのが新しい資本主義」と指摘。飲酒運転の抑止につながるノンアルコール飲料の普及や地球環境に優しい電気自動車(EV)の開発など公益性と企業利益を両立する共通価値の創造(CSV
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人事=静岡中央銀行(1日)
システム部付部長 棗田秀年▽シニアマネージャー(マネージャー)経営管理部経営企画グループ土屋英俊▽シニアマネージャー(マネージャー)融資部融資企画グループ望月一成▽シニアマネージャー(マネージャー)人事部労務・採用グループ青山一行▽シニアマネージャー(業務役)本店営業部店頭営業グループ森智恵美
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ベテラン活躍後押し スルガ銀行 新人事制度 職種認定や報酬改善
スルガ銀行は1日、ベテラン社員を対象にした新しい人事制度を導入した。長年の経験を生かし、定年後もこれまでと同じように活躍できる職種を設けるとともに、報酬待遇を改善した。一部職種は公募を行う。 スローガンは「70歳まで活躍、貢献を期待するスルガ」。人口減で人手不足感が強まる中、「貴重な戦力」として期待されるシニア世代の活躍を後押しして組織活性化につなげる。 新たに職種認定するのは部長や支店長といった管理職、営業職のシニア・コンサルタント、社員の模範となるマイスター、専門性を有するCS業務リーダー。定年後の再雇用でも引き続き、現場の第一線で会社と社会に貢献できる環境を整備した。認定社員には通
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イノベーション促進へ組織改定 しずおかFG
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は1日、社内の組織改定を実施した。新事業やイノベーションの促進を担うグループ事業開発部を設置し、最高イノベーション責任者(CINO)に大塚毅純執行役員を充てた。 傘下の静岡銀行は国際戦略の推進に向け、有望な投融資で収益拡大を図る国際金融部を新設。アジア地域の社会・市場動向を捉え、成長事業を加速させるプロジェクトチームも拡充した。従来の国際営業部は国際取引や外為取引、海外進出支援などの専門性を強化した。
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遺贈の円滑化へ協定 島田掛川信金と袋井市
袋井市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。 協定は、遺贈の手続きの円滑化や希望に沿った寄付につなげることを目的とした。同信金が希望者の相談に応じて専門的な助言でサポートし、市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同信金を紹介する。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「社会貢献への意識が高まり、遺贈の需要は高まっている。自治体に貢献したいという方の役に立てられれば」と話した。 同信金は同市を含む7市2町と同様の協定を結んでいる。
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遺贈の円滑化へ協定 袋井市と島田掛川信金
袋井市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。 協定は、遺贈の手続きの円滑化や希望に沿った寄付につなげることを目的とした。同信金が希望者の相談に応じて専門的な助言でサポートし、市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同信金を紹介する。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「社会貢献への意識が高まり、遺贈の需要は高まっている。自治体に貢献したいという方の役に立てられれば」と話した。 同信金は同市を含む7市2町と同様の協定を結んでいる。
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浜松いわた信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
ファイナンス支援部理事・部長(審査部理事・部長)高橋伸治▽総務部長(人事部副部長)鈴木広志▽事務統括部長(業務サポート部副部長)吉村訓成▽営業統括部長(資金証券部副部長)島通孝▽営業統括部営業店支援室部長=ブロック長(営業統括部営業店支援室副部長=ブロック長)藤田克彦▽ソリューション支援部付部長(ソリューション支援部副部長)栗田紀幸▽本店営業部・板屋町・伝馬町部長(磐田本店営業部・今之浦・東新町・国府台・東部台部長=副部長待遇)塚中丈久▽監査部副部長(西ケ崎・小松)西川幸則▽総務部副部長(総務部管財課長)北嶋章弘▽人事部副部長(原島・天王)鈴木義幸▽事務統括部副部長=業務管理一課長兼務(事務
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【迫る 御前崎市長選 市議選㊦】産業振興 誘致と起業が発展の鍵 4月7日告示、14日投開票
3月下旬、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)にほど近い池新田工業団地。その一角に広がる約2ヘクタールの区画に雑草が茂っていた。市は2010年、工業団地を拡張し分譲地整備に乗り出したが、翌年に東日本大震災が発生。工場建設を予定していた企業から計画撤回が伝えられ、今も手つかずの状態が続いている。 市内の企業や家庭は国の原発立地給付金制度に基づき、電気料金の補助が受けられる。他にも優遇措置が用意されていて、製造業など大型設備を抱える事業者には立地メリットが大きい。しかし、震災に続いて発生した福島第1原発事故が空気を一変させた。 震災後の13年間で市内に新規立地した用地面積1千平方メートル以上の事
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清水銀行4期ぶり赤字へ 外貨調達コスト改善図る 3月期
清水銀行は29日、2024年3月期の連結業績予想を修正した。昨年11月の前回予想より、経常損益を53億円減の42億円の赤字、純損益を42億円減の34億円の赤字とした。調達コスト解消を目的に、保有している外国債を一掃したため。経常収益は株式売却益などが増加したことで3億円増の298億円を見込む。同行の最終赤字は2020年3月期以来4期ぶり。 業績予想下方修正は今期2回目。海外の金利が高止まりし、同行の保有する米国債などは外貨調達コストと受取利息が逆ざや状態となった。同行では経営を圧迫するこうした外国債を徐々に売却してきた。24年3月期は通期で630億円(うち下期で590億円)を売却した。自己
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預金金利引き上げ 静岡県内複数信金が発表
静岡県内の複数の信用金庫が29日、4月1日から預金金利を引き上げると発表した。利率はいずれも普通預金が0・001%から0・02%、定期預金(1年)は0・002%から0・025%になる。 29日までに両預金の改定を公表したのは三島、沼津、静清、しずおか焼津、島田掛川、浜松いわた信金。富士宮信金は普通預金の引き上げを発表し、定期預金は今後改定予定とした。
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「地方創生テーマ」 島田掛川信金、茶業者に講演 80人参加
島田掛川信用金庫は27日、島田、掛川両市など営業エリアの茶業者を対象にした講演会「協創力が稼ぐ時代と地方創生ビジネス」を掛川市内で開いた。約80人が参加し、千葉商科大の笹谷秀光教授の講演に耳を傾けた。 笹谷教授は、持続可能な開発目標(SDGs)を解説した上で「事業活動が孫の世代につながるかどうかという視点が大事になる」と述べた。瀬戸内海周辺で栽培されるレモンや奈良県の平城宮跡歴史公園整備事業を紹介し「日本には良いものがたくさんあり、発信の背景には必ず企業のコラボがある。協働で新たな価値をつくる力が必要になっている」と強調した。 笹谷教授は農水省出身。2008年の退官後、伊藤園に入社し、常
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新聞販売、空調清掃の次は水産加工業 ウエストハママツHD 事業承継で多角化、地域産業振興
浜松市中央区舞阪町の老舗水産物加工販売「マルマ中塩商店」が、新聞販売店を傘下に持つ同区の「ウエストハママツHD(ホールディングス)」に事業を譲渡し、新たなスタートを切った。同商店の前社長中塩弘之さん(80)は「後継者がいない中、同じ市内で安心して任せられる企業が見つかった。会社を発展させてほしい」と期待を寄せる。 中塩さんが会社の名称と雇用の維持などを条件に後継を探し、静岡銀行の仲介で1月下旬に引き継ぎが実現した。同商店はカキの卸売りや通販向けに浜名湖産ウナギの加工を手がけ、2015年にはカキ小屋「舞阪マルマ幸福丸」をオープンして飲食業にも挑戦。休日は県外から多くの観光客らが列をつくる人気店
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浜松いわた信金アプリ利用者10万人 逸品当たるキャンペーン 1日から
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は、残高照会や新規口座開設などの手続きができる同信金のアプリ「夢おいプラス」の利用者が10万人に到達したことを記念し、4月1日から地元事業者の逸品が当たるキャンペーンを始める。 キャンペーンの応募先は、「カフェ&レストラン レンリ」(浜名区)の特別ランチコースペアチケット(抽選で10組20人)、洋菓子店「ミモザショコラトリー」(中央区)の人気商品詰め合わせ(抽選で20人)、チーズ工房HAKU(同区)のチーズセット(同20人)から選べる。アプリに口座登録を完了している人が対象で、新規登録者も応募できる。締め切りは5月末。 アプリは2017年にサービスを始め
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浜松交響楽団に寄付 浜松いわた信用金庫
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は29日、浜松交響楽団(同区、美和雅樹理事長)に50万円を寄付した。同楽団は活動費に充てる。 同信金本部で贈呈式を行い、御室健一郎会長が美和理事長に目録を手渡した。美和理事長は「音楽を通じた地域振興に向けて活用したい」と謝辞を述べた。 寄付は41回目。累計で3300万円になった。
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富士信用金庫人事(4月1日)
業務部長(業務部次長)久保田隆靖▽監査部長(監査部次長)深沢貴宣▽業務部次長兼業務推進課長(業務推進課長)依田英明
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富士宮信用金庫人事(4月1日・地名のみは支店長または支店)
事務部事務集中課推進役(業務部営業企画課代理)松下知美▽監査部監査課長(松岡)川口達也▽松岡(監査部監査課代理)佐野要二▽松岡代理(上井出代理)佐野俊輔▽国久保代理(松岡代理)服部洸▽駅南代理(本店代理)金森朱美▽上井出代理(国久保代理)佐野好弘
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名古屋の企業に1億円 静岡銀行、名銀共同基金で初の投資
包括連携協定(アライアンス)を結ぶ静岡銀行と名古屋銀行は28日、自動車産業の課題解決に向けて立ち上げたアライアンスファンドによる初の投資を、自動車部品製造のメイク(名古屋市)に実行したと発表した。投資額は1億円で、同社が新たに発行する社債を引き受ける。 部品の軽量化、大型化が求められる電気自動車(EV)生産のニーズを見据え、同社の大型部品の製造に向けた新工場建設と大型射出成形機の導入にかかる資金を提供する。名銀が単独で運営するファンドからも2億2千万円を出資した。 両行は昨年6月、EVシフトをはじめ自動車業界の変革を後押しする5億円のファンドを設立した。県境をまたぐ支援でEVシフトに向け
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しずおか焼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
本店営業部長(追手町兼駒形)花村宣昭▽まるせい営業部長(石津)青野直人▽業務統括部長(本店営業部長)舟津直也▽人事部長(経営企画部調査役)法月律▽業務統括部審議役(融資部長)丸山直樹▽お客様サポート部審議役(まるせい営業部長)増田敏和▽本店営業部副部長(まるせい営業部副部長)阿部光晴▽事務部副部長(同部調査役)渡辺郁夫▽融資部副部長(瀬名)鈴木慎二▽追手町兼駒形(小鹿)小野田瑞丈▽新富(古庄)杓谷直紀▽清水(新富)森崇応▽石田(焼津兼小川)増田泰久▽小鹿(長田南)新村倫弘▽松富を兼ねる 籠上杉山喜彦▽吉原(人事部調査役)佐藤忍▽瀬名(吉原)小池和幸▽高松(小黒)杉本弘典▽小黒(押切副)大野裕
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遠州信用金庫人事(4月1日)
営業本部長を解く 会長守田泰男▽営業本部長生活サポート部長地域サポート部長 常勤理事松下和広▽経営サポート部長を解く 常勤理事井上勝▽経営サポート部長(生活サポート部長)太田克巳
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静岡県内4銀行が定期金利上げ
静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、静岡中央銀行は28日までに、定期預金の金利を引き上げると発表した。期間1年は0・025%、5年は0・2%などにする。スルガ銀行は既に引き上げ、他の3行は4月1日から。
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有価証券売却損 13%減少見通し スルガ銀、株価上昇
スルガ銀行は28日、2024年3月期連結決算で保有有価証券売却などに伴う損失51億8800万円を計上する見通しと発表した。株価上昇もあり、損失額は前回発表(24年2月)の60億円から13・5%減少した。 第4四半期(24年1~3月)の損失見込み額は前回発表の37億4700万円から21・6%減り、29億3400万円になった。マルチアセットファンド償還損が約55億円に上る一方で、株式売却益約21億円を計上する見通し。
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静岡中央銀行 「真のメイン先」増 次期中期計画公表
静岡中央銀行は28日、2024年度から2カ年の第15次中期経営計画を公表した。一定の融資・預金残高を持った上で決済機能や給与振り込みなどの付随取引を利用する「真のメイン先」の増加を柱に据えた。 23年度までの中期経営計画「深化1」の第2ステージと位置付け「進化2」を名称にした。法人を定期的に訪問し本業を支援する「訪問頻度管理」や個人向けの「店頭・店周営業」のチーム対応力を強化する。事業性融資残高1千万円以上の事業性コア融資先数を2年間で200先、預金残高500万円以上のコア預金先は1千先の純増を目指す。 他の重点項目としてサステナビリティの取り組みや多様な人材の登用と活躍機会の拡大などを
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島田掛川信金 50万円を寄付 静岡県環境資源協会に
島田掛川信用金庫は27日、県環境資源協会に50万円を寄付した。島田市の同信金島田本部で開いた贈呈式で千葉靖史理事長が平井一之会長に目録を手渡した。 浄財は同信金が昨年7月から2月末まで販売したSDGs定期預金の契約総額の0・01%(上限50万円)を充てた。寄付金は同信金が拠出した。当初の募集総額50億円を大きく上回る77億円が集まった。 千葉理事長は「多くの方に理念に共感していただいた。思いのこもった寄付を役立ててほしい」と述べ、平井会長は「環境人材教育などに充てたい」と謝意を示した。
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未来の都市景観発信 サンフロント21懇話会新年度方針 沼津で合同会議
静岡県東部・伊豆地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は28日、幹事・運営委員と地元県議、市町長らによる合同会議を沼津市のサンフロントで開き、新年度の活動方針を了承した。沼津、富士、三島3市で進む再開発事業を念頭に、未来の都市景観を「見える化」して住民に発信することなど四つの基本テーマを掲げた。今後の総会で正式決定する。 基本テーマはこのほか、県東部の産業の持続的発展と新産業創出、観光創造と文化力向上、動物と人との近接化をそれぞれ支援するとした。新年度から本格始動する3市の駅周辺の再開発事業は次世代交通システムの導入や
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島田掛川信金 50万円寄付 県環境資源協会に
島田掛川信用金庫は27日、県環境資源協会に50万円を寄付した。島田市の同信金島田本部で開いた贈呈式で千葉靖史理事長が平井一之会長に目録を手渡した。 浄財は同信金が昨年7月から2月末まで販売したSDGs定期預金の契約総額の0・01%(上限50万円)を充てた。寄付金は同信金が拠出した。当初の募集総額50億円を大きく上回る77億円が集まった。 千葉理事長は「多くの方に理念に共感していただいた。思いのこもった寄付を役立ててほしい」と述べ、平井会長は「環境人材教育などに充てたい」と謝意を示した。
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新入学児童にグッズを寄贈 富士、富士宮の5団体
富士、富士宮両市内の5団体が28日までに、富士宮市内の新入学児童用に交通安全啓発品や文房具を市に寄贈した。各団体の代表者がそれぞれ市役所を訪ね、須藤秀忠市長や池谷真徳教育長に寄贈品と目録を手渡した。 保険会社3社は黄色いワッペンを贈った。贈呈式で新入学児童の左肩にワッペンを付け、明治安田生命の森脇允樹富士宮支社長は「交通ルールを守って元気に登校して」と呼びかけた。4月から富丘小に通う佐野心花さん(6)は「算数の勉強を頑張りたい」と意気込んだ。 県トラック協会富士支部と県交通安全協会富士宮支部は反射材付きキーホルダーなどを寄託し、明るい社会づくり運動県連合会富士宮地区協議会は通学用の黄色い
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三島信金職員 沼津市に派遣 企業版ふるさと納税活用「地域発展につなげたい」
三島信用金庫(高嶋正芳理事長)は4月1日から、企業版ふるさと納税を活用し、沼津市に職員の芦川志帆さん(28)を2年間派遣する。高嶋理事長が27日市役所を訪れ、頼重秀一市長と人事交流協定を結んだ。 芦川さんはふるさと納税推進室に配属される。協定の締結式で芦川さんは「信金での営業職の経験を生かし、地域企業や市の発展につなげたい」と抱負を述べた。頼重市長は「民間の発想力を発揮してほしい」と激励した。 市は2023年度から同制度を活用し、明電舎と第一生命保険から各1人社員を受け入れている。明電舎は新年度、1人追加する。
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島田掛川信金 預金金利上げ
島田掛川信用金庫は27日、日銀のマイナス金利政策の解除を受けて4月1日に普通預金の金利を現行の年0・001%から0・02%に引き上げると発表した。
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遠州信金、環浜名湖4商工会に寄付 花博など地域活性応援
遠州信用金庫(浜松市中央区)は27日、今月開幕した浜名湖花博の会場が立地する環浜名湖地域の4商工会に対し、地域活性化支援のため各10万円ずつを寄付した。 寄付金を贈ったのは、浜松、湖西両市内の新居町、奥浜名湖、湖西市、浜名の4商工会。同区の遠州信金本部で贈呈式を開き、守田泰男会長が各商工会長に目録を手渡して「人口減少で地域の疲弊が予想される中、一緒に地域振興に取り組みたい」と呼びかけた。永田博一奥浜名湖商工会長は「コロナ禍で苦労した事業者が多く、厳しい経済状況の中で寄付は大変ありがたい。地域発展のため活用したい」と述べた。 4商工会は花博開催記念として4月6日から7月末まで、遠州信金がア
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北駿3市町と金融機関連携、脱炭素モデルを発表 産業、家庭で排出量削減 御殿場で協力宣言
2050年までに二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言している御殿場市、裾野市、小山町と、県内6金融機関が連携した脱炭素の実効的な取り組み「2市1町地域循環共生圏モデル」が26日、発表された。3市町と金融機関代表が御殿場市役所で、産業、家庭両面での脱炭素の加速に向けた協力を宣言した。 静岡銀行、スルガ銀行、静岡中央銀行、沼津信用金庫、JAふじ伊豆、県労働金庫が参加し、関連融資商品の提供や補助金の啓発などを進める。金融機関の算定ツールで排出量の可視化を促進し、行政は排出量データの提供を受けることで効果的な環境施策の検討、実施につなげていく。 ゼロカーボンシティ
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人事=しずおかフィナンシャルグループ(FG、地名のみは支店または支店長)/しずおかフィナンシャルグループ(FG、地名のみは支店または支店長)
【しずおかFG】最高イノベーション責任者(静岡銀行呉服町)執行役員大塚毅純▽リスク統括部長=静岡銀行兼務(静岡銀行市場営業部長)岩崎三郎▽グループ事業開発部長(事業開発部長)安本敬介▽経営企画部事業戦略室長=事業開発室兼務(同部事業戦略室関連事業マネージャー)辻岡義尚▽リスク統括部信用リスク管理室長=静岡銀行兼務(同部信用リスク管理室課長=静岡銀行兼務)原田健太郎▽監査部拠点監査室長=静岡銀行兼務(静岡銀行三方が原)笹本泰宏▽グループ事業開発部事業開発室長(事業開発部課長=静岡銀行グループ長待遇)白石紘康▽グループ事業開発部イノベーション推進室長(静岡銀行経営企画部イノベーション推進グループ
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人事=静岡県労働金庫(4月1日)
沼津・伊豆地域統括長(融資グループ課長)梅本彰規▽静岡中央支店長を解く 静岡地域統括長鈴木茂昭▽静岡中央支店長兼本店営業課長(業務支援グループ課長)鈴木貴浩▽沼津支店長(裾野支店長)和田智之▽浜北支店長(人事教育グループ課長)長坂修司▽島田支店長(地域共生推進グループ課長)池田和也▽裾野支店長(沼津支店副支店長兼ローンセンター長)大嶋孝治▽地域共生推進グループ課長(島田支店長)川村元彦▽お客様サービスグループ課長(浜北支店長)松下圭介▽業務統括グループ課長(同課長補佐)宮田真吾▽業務支援グループ課長(同課長補佐)鈴木亘▽預かり資産管理グループ課長(本店営業課長)奥平裕晃▽人事教育グループ課長
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普通預金の金利引き上げ 浜松いわた、富士信金
浜松いわた信用金庫と富士信用金庫は26日、日銀のマイナス金利解除を受けて4月1日に普通預金金利を現行の年0・001%から0・02%に引き上げると発表した。
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三島信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店もしくは支店長)
リスク統括部長を解く 専務理事永松歳雄▽監査部長(業務サポート部長)常勤理事秋山仁▽営業店サポート部長を解く 常勤理事今泉清司▽監査部長を解く 常勤理事山下貢▽証券国際部長(経営企画部主計課長)松井秀樹▽元気創造部長(本店営業部長)佐野千尋▽融資部長(元気創造部長)久保坂謙一▽リスク統括部長(証券国際部長)石川也寸志▽業務サポート部長(マーケティング戦略部長)大村貴之▽マーケティング戦略部長(融資部長)金野貴光▽リスク統括部副部長兼コンプライアンス課長(事務部事務集中課長)小崎祝子▽三島中央エリア長本店営業部長兼西兼二日町(下土狩)南洞祥明▽沼津南エリア長沼津兼幸町(修善寺)酒井正樹▽伊豆エ
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コラム窓辺 持続可能な未来へ(水野裕央/日本銀行静岡支店長)
諸行無常という言葉がありますが、全てのものが移り変わっていくことは、さまざまな歴史に加え、四季や異常気象などの自然も教えてくれます。 現実の経済では、人の欲は無限かつ多様で変化もします。社会課題も次々と発生します。このため、企業は得た利益を研究開発、設備、従業員へ投資し活用することで、需要の変化へ対応し、事業を継続、発展させていきます。企業の諸行無常への挑戦が持続可能な未来への扉を開けると言っても過言ではありません。 また、持続可能な未来の扉を開け続けるためには、中央集権的組織が多い既存企業との対比で分散型自律組織の議論があるように、変化に対してスピード感を持って的確に対応可能な起業や第
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東南アジアで企業のマッチング強化 静岡県内金融機関 進出需要一巡、課題解決後押し
新型コロナウイルス禍に途絶えていた海外との交流が徐々に再開される中、静岡県内の金融機関が東南アジアでのマッチング強化に力を入れている。現地では輸送機器関連を中心にサプライチェーン(供給網)の整備が進み、周辺国との物流も活発化。一方で、資材価格の高騰や人手不足などの影響も出始め、各金融機関は企業同士を結びながら課題解決を後押しする。 静岡銀行は2月下旬、インドネシアとタイを4年ぶりに視察。両国の現地法人によるネットワーク「静友会」のメンバーが集い、人的資源や人事・組織戦略をテーマにしたセミナーを通じて研さん、交流を図った。滝和彦常務執行役員はインドネシアについて「国の成長を含めて重要性をあら
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島田の“力”を結集 SDGsトイレ紙 推進連携協定で官民5者作製
持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する包括連携協定を締結した島田市など官民5者はこのほど、活動報告会を同市役所で開いた。SDGs推進に向け、地元事業所などの協力で作製したトイレットペーパーをお披露目した。 トイレットペーパーは昨年3月の協定締結後、5者の担当者による会議を通じて製作が決まった。リサイクルを題材に、受け取り側に喜ばれる製品として啓発に生かす。ラベルには蒸気機関車(SL)や島田大祭・帯まつり、蓬莱橋などが描かれ、リサイクルやゴミ減量などを推進する文言も付けた。ロールの製造は特種東海エコロジーが担った。デザインは就労継続支援B型事業所こむぎが担当し、就労継続支援B型事業所う
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静清信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
総務部副部長兼総務課長(総務部主任調査役コンプライアンス統括担当)牧野浩司▽総務部主任調査役コンプライアンス統括担当(融資部主任審査役)赤堀直▽経営相談部副部長兼地域創生SDGs推進課長(経営相談部主任調査役兼地域創生SDGs推進課長)中野真吾▽経営相談部主任調査役(研屋町)望月賢彦▽経営相談部主任調査役兼経営相談課長(経営相談部調査役)保科智也▽経営相談部主任調査役(経営相談部調査役)塩沢太朗▽融資部主任審査役(駒形)中山明倫▽融資部主任審査役(羽鳥)花村祐介▽片羽静岡北ブロック母店長(総務部副部長兼総務課長)熊切香樹▽駒形(登呂兼中田)吉田雄一▽研屋町(高松次長兼支店長代理融資担当)宗野
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子どもの食支援へ 3市社協に寄付金 遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中央区)は25日までに、浜松、磐田、湖西の3市の社会福祉協議会に、経済的に困窮する世帯の子どもたちの食の支援を目指す「えんちゃん応援SDGs定期預金」で募った寄付金と、物価高騰対策分の寄付金を合わせて贈った。 2022年度に始めたSDGs定期預金は、預け入れ総額の0.01%相当額(上限100万円)を案分し、3市社協に年2回寄付する仕組み。浜松には定期分の35万円と物価上昇分の30万円の計65万円、磐田には定期分5万円を含む計15万円、湖西には定期分10万円を含む計20万円をそれぞれ贈った。 浜松市中央区の市社協では25日、守田泰男会長が寺田賢次市社協会長に目録を手渡した。
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大仁・田京支店 新築移転開業 伊豆の国に三島信金
三島信用金庫大仁支店・田京支店が25日、伊豆の国市三福の国道136号沿いに新築移転オープンした。交通の便の良い場所で同一店舗として営業する。 新店舗は鉄骨2階建て。総床面積は約490平方メートル。窓口を三つ、ATMを2台備え、敷地内をユニバーサルデザイン化した。内装の壁を木目調に、仕切りを障子風に仕上げた。 元の大仁支店は築64年、田京支店は築41年が経過し、特に大仁支店は老朽化が進んでいた。 開店前のセレモニーで関係者がテープカットを行った。高嶋正芳理事長は「人と人、地域と地域をつなぐことをテーマに、交流の場となるような店舗にしたい」と述べた。
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スルガ銀行職員 悪徳商法被害防ぐ 三島署が感謝状
三島署はこのほど、悪質な訪問販売による被害を防いだとしてスルガ銀行三島支店(岩崎健司支店長)と職員の福室久仁子さんに署長感謝状を贈った。 同署によると、福室さんは2月22日、来店した三島市の80代女性から布団の代金66万円を支払うために預金を引き出したいと依頼され、悪徳商法を疑って同署に通報した。駆け付けた署員が駐車場で待機していた販売員と接触し、女性はクーリングオフ制度を適用して契約を解除したという。
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SDGs川柳 児童生徒ら表彰 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は23日、「SDGs川柳コンテスト」の表彰式を浜松市中央区元城町の同金庫本店で行った。 小学生、中学生・高校生、成人の3部門に県西部、愛知県豊橋市などから1364句が寄せられた。同金庫SDGs推進部の担当者らがそれぞれ10句ずつを入賞作品に選出した。 小学生の部で入賞した浜松市中央区の可美小5年中村莉望さん(11)は「温暖化 止められるのは 私達」との作品を出した。総合的な学習の授業で気候変動について学び「近くの場所までは歩けば二酸化炭素の排出を減らせる。私にも環境のためにできることはいっぱいある」と話した。
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島田掛川信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
融資部担当(融資部長)常勤理事大石久志▽本店営業部長・駅南(総務部長)常勤理事林伸哉▽本部付部長待遇(リスク統括部長)戸塚祥正▽総務部長(地方創生部長)鈴木康司▽リスク統括部長(資金証券部長)新谷康範▽地域サポート部長(本店営業部長・駅南)紅林宏昌▽融資部長(吉田)滝井一也▽本部付部長(榛原・榛原東)松本浩一▽監査部長(融資部副部長)萩原和良▽資金証券部長(資金証券部副部長)松永敬志▽経営企画部長(経営企画部副部長)前田守▽本部付主任調査役(リスク統括部主任調査役)山本久儀▽リスク統括部主任調査役(磐田)竹沢栄一▽経営企画部副部長(浜岡)川島泰則▽リスク統括部主任調査役(地域サポート部主任調
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人事=清水銀行(4月1日付)
菊川支店長(支店営業部東部ローンセンター長)池田信義▽支店営業部東部ローンセンター長(監査部上席検査役)後藤貴彦▽経営企画部統括役(経営企画部バンコク駐在員事務所長)高柳和真▽経営企画部バンコク駐在員事務所長(経営企画部統括役)見城俊如
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島田掛川信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
融資部担当(融資部長)常勤理事大石久志▽本店営業部長・駅南(総務部長)常勤理事林伸哉▽本部付部長待遇(リスク統括部長)戸塚祥正▽総務部長(地方創生部長)鈴木康司▽リスク統括部長(資金証券部長)新谷康範▽地域サポート部長(本店営業部長・駅南)紅林宏昌▽融資部長(吉田)滝井一也▽本部付部長(榛原・榛原東)松本浩一▽監査部長(融資部副部長)萩原和良▽資金証券部長(資金証券部副部長)松永敬志▽経営企画部長(経営企画部副部長)前田守▽本部付主任調査役(リスク統括部主任調査役)山本久儀▽リスク統括部主任調査役(磐田)竹沢栄一▽経営企画部副部長(浜岡)川島泰則▽リスク統括部主任調査役(地域サポート部主任調
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静岡銀行、普通預金の金利引き上げ 他行、信金も検討進む
日銀のマイナス金利解除を受け、静岡銀行は21日、普通預金の金利を現在の0・001%から0・02%に引き上げると発表した。適用開始は4月1日。定期預金の金利についても「引き上げを予定している」とし、改定する商品、利率などを今後決めるとした。 他の静岡県内地銀も、日銀の政策変更に伴い対応を協議する。スルガ銀行は「引き上げる方向で検討中」、静岡中央銀行は「日銀の政策変更を受けて検討している段階」。清水銀行は「今のところ利上げは検討していない」とし、他行の情報収集を進める。 静岡県内の信金は「普通、定期など引き上げの対象やタイミングを含めて検討する」(浜松いわた信金)、「周りの金融機関の動向を注
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診療所の医業承継 強化 金融機関と医師会協定 マッチング支援拡大へ
静岡県医師会と県医師信用組合、静岡銀行は21日、勤務医の高齢化が進む県内診療所の医業承継に向けた包括連携協定を締結した。診療所の運営や後継者不足などで相談を受ける医師会、金融機関が情報を共有し、地域事情や多様な経営環境が絡む医療現場のマッチング支援を強化。診療所閉鎖に伴う医療空白地域の発生を食い止め、地域社会の持続性を確保する。 厚生労働省の統計によると、2020年の県内診療所に勤務する医師の高齢化率は37・8%。12年の28・4%から約10ポイント上昇し、診療所の廃止も18年の85件から20年の224件に増加。近年は開設、廃止ともに年間200件前後で推移し、診療所の数は横ばいとなっている
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沼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
地域創生部長(営業統括部長)執行役員武田守晃▽経営企画部長(リスク統括部長)執行役員鈴木大介▽融資部長(経営企画部長)執行役員野木徹雄▽リスク統括部長(事務部長)大木勲▽事務部長(営業サポート部長)紫垣智善▽総務部長(総務部副部長)榎本孝宏▽営業統括部長(御殿場営業部ブロック長)高木茂▽御殿場営業部ブロック長(融資部長)野呂隆宏▽人事部長(人事部副部長)岡正浩▽資金運用部長(資金運用部副部長)大島真樹▽融資管理支援部副部長(小山)広瀬貴也▽地域創生部副部長(ソリューション営業推進担当課長)渡辺靖典▽マネロン対策特命担当課長(リスク統括課長)起塚智美▽下香貫(御殿場西)関口洋▽清水町(香貫)佐
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中間目標まで6年 「排出46%減」施策立案にデータ提供 北駿3市町と6金融機関 脱炭素へスクラム
御殿場市、裾野市、小山町が来年度から、圏域を営業エリアに含む6金融機関と連携し、脱炭素の実効的な取り組みに本格着手する。金融機関による企業向け温室効果ガス排出量算定ツールを通じて集約したデータを行政の環境施策に生かすなどして、排出量が特に多い産業・業務部門を中心に脱炭素化を促す。 3市町は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言している。「30年度に排出量を13年度比46%削減」が中間目標だが、現状の削減ペースでは達成が難しい。特に排出量の6割を占める産業・業務部門と2割弱の家庭部門への働きかけが課題。御殿場市が静岡銀行、スルガ銀行、静岡中央銀
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デジタル技術導入8割 小規模事業者で遅れも 静清信金企業調査
静清信用金庫が県中部の中小企業を対象に実施したデジタル化に関するアンケートによると、約8割が何らかのデジタル技術を導入して業務効率化に取り組んでいると回答した。従業員数が比較的多い中小で組織的なデジタルトランスフォーメーション(DX)が広がる一方、10人以下の事業所は未着手が4割に上るなど温度差も見られた。 デジタル技術で個別業務・製造プロセスの改善に取り組む企業が34・6%、組織全体のDX化でビジネス変革を進めているのが18・0%。50人以上の事業所では合計値が64・2%と、10人未満の34・3%を上回った。紙媒体やアナログデータのデジタル化にとどまる企業が27・1%、何もしていない企業
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産学連携で貢献 研究者3人表彰 静大と浜松いわた信金
静岡大イノベーション社会連携推進機構と浜松いわた信用金庫はこのほど、本年度の産学連携賞の表彰式を浜松市中央区の同大浜松キャンパスで行った。同大農学部の一家崇志准教授(43)ら産学連携で研究を進める教員3人を表彰した。 静大産学連携奨励賞は、カテキン類の含有量を茶葉の遺伝子情報から予測する技術の確立で、効率的な新品種開発に寄与した農学部の一家准教授と、金属疲労破壊を原因とした事故防止へ、表面を改質して長寿命で強い金属の創製に取り組む工学部の菊池将一准教授(42)が受けた。 同信金産学連携大賞は、二酸化炭素(CO2)を化学変換して資源化する研究を進め、学内にカーボンリサイクル技術研究所を設立
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地球温暖化防止へ、教育活動資金贈る 浜松いわた信用金庫
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)はこのほど、県地球温暖化防止活動推進センター(静岡市葵区)に環境教育活動資金として60万円を寄付した。 贈呈式を中央区の同信金本部で開き、高柳裕久理事長が佐藤博明センター長に目録を手渡した。市内の小学校を対象にした地球温暖化防止の体験プログラム「アース・キッズチャレンジ」などの活動に充てる。 同信金は2010年から同プログラムを支援し、寄付は14回目。
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森林のCO2吸収量 売買 J―クレジット 官民推進 普及着々 藤枝で新モデル始動
適切に管理した森林の二酸化炭素(CO2)吸収量を売買する「J―クレジット制度」の活用が静岡県内で広がり始めた。藤枝市では制度の認証登録で事業者にかかる費用を市が一部補助し、地域でのクレジット流通を地元企業が後押しする新たな仕組みが動き出した。静岡、浜松市でも企業が保有林でクレジット創出に乗り出すなど、環境価値の創出で生み出す資金を循環させて脱炭素社会の実現を推し進めている。 藤枝市で山林を所有する渡辺林業とTMホームが12日、国が認証するJ―クレジット制度の登録を受けた。対象の森林は2社合計で約200ヘクタール、年間のCO2吸収量は700トンを見込む。登録手続きを支援したしずおかフィナン
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人事=スルガ銀行(4月1日、地名のみは支店もしくは支店長)
総合企画本部統合リスク管理室長(総合企画本部統合リスク管理部副部長)岩本武泰▽総合企画本部秘書室長(総合企画本部企画部兼秘書室審議役)家城明子▽沼津セントラル兼沼津岡宮兼沼津青野兼沼津原町(富士吉原副支店長)持田貴子▽伊東(沼津セントラル兼沼津岡宮兼沼津青野兼沼津原町)鳥沢博▽横浜兼横浜東口兼横浜日吉兼横浜磯子兼横浜神奈川県庁出張所長(審査本部本部長付部長)野末寿健▽茅ケ崎兼茅ケ崎鶴が台兼浜見平(名古屋)渡辺良▽平塚兼秦野(東京副支店長)堀内智正▽小田原東兼大井松田(小田原東副支店長)田村裕二▽コミュニティーバンク法人営業推進室長(ソリューション推進本部法人コンサルティング室長)仲田勝彦▽東
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花のリレー 発展へ心一つ 天浜線沿線プロジェクト 64団体交流深める 浜松市
静岡県西部しんきん地域振興財団(浜松市中央区)は14日、天竜浜名湖鉄道の沿線に季節の花を植え、観光資源として地域振興を図る「天浜線 人と時代をつなぐ花のリレー・プロジェクト」の参加団体交流会を同区で開いた。県西部の64団体約110人が出席し、活動紹介を通じて交流を深めた。 プロジェクトは、浜松いわた信用金庫(当時浜松信金)と天竜浜名湖鉄道、市花みどり振興財団の呼びかけで2018年にスタートし、現在135団体が企業や学校などと植栽した花木の維持管理を行っている。取り組みは本年度の全国花のまちづくりコンクール大賞を受賞した。 交流会は2回目。御室健一郎浜松いわた信金会長は「プロジェクト発展へ
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新興企業関係者ら交流 静岡銀行、都内でイベント
静岡銀行は13日、スタートアップ(新興企業)やベンチャーキャピタル(VC、投資会社)関係者らが交流するイベント「しずぎん スタートアップフェス」を都内で開いた。約280人が講演会や懇親会を通じて新興市場に関する情報を得たり、人脈構築に努めたりした。 日米に拠点を置くVC「カーバイドベンチャーズ」の設立者芳川裕誠氏が講演した。革新を起こして成長した大企業が、自己否定して二度目の革新を起こすのは難しいとして「既存の常識を疑い、新産業を創出できるのはスタートアップだ」と強調した。かつては国内市場を押さえてから世界に進出するケースが目立ったが、内需が縮小している現状では「通用しない」と指摘し「早い
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静岡県教委の人材育成基金に100万円寄付 県信用金庫協会
静岡県信用金庫協会は12日、県教委の「ふじのくにグローバル人材育成基金」に100万円を寄付した。 しずおか焼津信用金庫理事長を務める同協会の田形和幸会長が県庁を訪れ、池上重弘教育長に目録を手渡した。田形会長は新型コロナウイルスの影響が緩和され、海外渡航が増加している状況に触れて「若いうちに海外を見る機会を与えてあげたい」と寄付金の活用を期待した。2016年の基金創設以降、同協会からの寄付金は計500万円になった。 同基金は個人や団体からの寄付金で運営し、高校生や教員の海外留学や海外研修に充てる。23年度は約80人が活用する予定。
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人事=遠州信用金庫(13日、地名のみは支店長)
総務部付出向副部長えんしんリース代表取締役(浜北)鈴木昭彦▽生活サポート部スタッフ=副部長待遇(都田)松山友亮▽浜北(豊田)古橋和也▽中島(豊田支店)無州亮輔▽都田(高丘支店)佐藤礼士▽豊田(高丘支店)高坂聡之
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詐欺被害防止ポスター審査 最高賞に田辺さん(静岡南中2)
静岡市内の中学生が特殊詐欺被害の防止を訴える「せいしんポスターコンクール」の表彰式が12日、同市葵区の静清信用金庫本店で開かれた。最高賞の同信金理事長賞に市立南中2年の田辺実夢さん(14)が輝いた。 同信金と市教育委員会が進める部活動支援事業の一環。12中学校の美術部員から145点が寄せられた。表彰式では、同信金の佐藤徳則理事長や市内の3警察署長らが入賞者に賞状を贈った。 田辺さんの作品は家族をかたる詐欺電話がかかってきた場面を描き、「その声 本当にあなたの知る声?」という標語を添えて詐欺被害防止を呼びかけた。田辺さんは「怪しい電話がかかってきたとき、詐欺を疑ったり家族に相談したりするき
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社会で必要な知識を学ぶ 工科短期大学校沼津 就職前セミナー
静岡県立工科短期大学校沼津キャンパス(沼津市大岡)は11日、就職前セミナーを行った。各分野の専門家を招き、13日に卒業を控える2年生55人が就職後に必要な知識や心構えを学んだ。 金融のセミナーは沼津信用金庫営業サポート部の滝口怜奈さんと山本茉利さんが講師を務めた。1人暮らし世帯の生活費やライフイベントにかかる費用を示し、これからの時代を生き抜くには▽収入と貯蓄を増やす▽長く働く▽お金の管理・運用をうまく行う―ことが重要と強調した。物価上昇にも触れ、使う予定のないお金は「投資で増やすことを検討してもよいのでは」と話した。 労働に関する法律、コミュニケーションスキル、消費者教育、年金に関する
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静清信金安東支店、改装オープン 横内を同一建物に
静清信用金庫はこのほど、安東支店(静岡市葵区)を改装オープンした。同区の横内支店を同じ建物内で営業する店舗内店舗に再編した。 駿府城公園に近い安東支店は入り口に徳川家康の薬園跡を示す石碑が建てられるなど地域の歴史と関わりが深く、新店舗は門壁と回廊を設けて城下町の風情を演出した。金融機関では珍しい木造で、県産材のぬくもり感が広がる。窓口には来店客が自ら金額を確認して入出金を行うセミセルフ型現金機器を設置したほか、太陽光発電や電気自動車(EV)、電動バイクなど環境に配慮した設備も導入した。 両支店ともに口座番号の変更は不要。
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外国為替業務の取り扱い終了へ スルガ銀行
スルガ銀行は3月下旬から、外国為替業務の取り扱いを順次終了する。対象は海外への送金、海外からの送金受け取り、輸出入取引、外貨建て手形貸し付け、円建て外国小切手取り立て、外貨預金の6業務。 2025年10月末にかけて、取引受付を段階的に終了する。国際取引で手数料の安いフィンテックなどの新しいサービスが普及していることもあり、経営資源の配分見直しを進める。
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教員自ら職場実習 浜松視覚特支 進路指導に生かす
浜松視覚特別支援学校(浜松市)はこのほど、全盲教員による社会体験研修を同市の静岡銀行アゴラ浜松で行い、行員にマッサージを施すヘルスキーパーの実習に取り組んだ。今春から障害者の法定雇用率が段階的に引き上げられる中、教員自ら職場に出向いて仕事を体験し、生徒への進路指導に生かそうと実施した。 研修に訪れたのは、いずれも教員歴10年の鈴木秀俊さん(49)と五十嵐正吾さん(43)。仕事の合間に立ち寄る行員らの要望を聞きながら、肩や背中、腰などをマッサージしてこりをほぐした。鈴木さんは「デスクワークの多い職場なので治療院でのマッサージとはニーズが違う。学校で体験を生徒に伝えたい」と話した。 同校によ
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女性目線 社会構造考える 管理職養成へ講座 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、女性管理職養成講座を浜松市中央区で開いた。社内公募で集まった本部と営業店の係長以上の女性職員約20人がジェンダー意識や日本の社会構造などの理解を深めた。 県立大経営情報学部の国保祥子准教授が「女性のための経営学」をテーマに講演した。女性管理職の少なさや男性の方が高い所得格差のデータを示した上で、女性の働く環境がより良くなるような行動の重要性を指摘。「『女性活躍』と言われているが、まずは女性が仕事を続ける社会そのものに意味がある」と強調した。女性職員たちは「リーダーシップのあり方を自分なりに見つけていきたい」などと意見を述べた。 (浜松総局・小林千菜美)
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賃上げの春、中小奮闘 大手大幅ベアの一方…止まらぬコスト高 静岡県内、実施企業も人材流出に危機感
賃上げ機運がさらに高まる中でヤマ場を迎えた今春闘は、県内でも一部大手企業が大幅なベースアップ(ベア)や一時金の上乗せ方針を打ち出している。一方で、原材料・エネルギー高が収益を圧迫する中小企業の経営環境は依然厳しく、労務費の増加は大きな負担としてのしかかる。利益をいかに確保し、社員の待遇改善につなげるか。経営者の奮闘は続く。 輸送機器部品の外装ケースを試作する浅沼技研(浜松市中央区)は4年前、発注元から渡される設計の図面と試作品の誤差を測る高精度3次元測定機を導入した。投資費用は2億1500万円。誤差の測定能力は世界最高峰の0・3ミクロン(1万分の3ミリ)と、一般的な測定機と比較して10倍
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静岡銀行のシステム導入やIT企画、AIが最高責任者 4月から実験
静岡銀行は8日、行内で進める新たなシステム導入などの事業起案に対し、適切な助言や判断を行う最高情報責任者(CIO)に生成AI(人工知能)を活用すると発表した。同行が目指す方向性や戦略、金融業界の動向など幅広い情報をAIに記憶させ、専門知識や経験が求められるIT企画業務の高度化、効率化に役立てる。 事業変革などの企業支援を手がけるKPMGコンサルティング(東京)と連携し、生成AIで擬人化した「デジタルCIO」を対話パートナーとして位置づける。静岡銀の企業戦略や業界全体の情報などに加え、インターネット上で得られる幅広いデータを学ばせ、行員から寄せられるシステム化の問い合わせや相談、企画書の作成
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富士宮信金が食料品を寄贈 市社協、困窮家庭へ
富士宮信用金庫は7日、役職員から寄せられた食料品約170キロ分を富士宮市社会福祉協議会に寄贈した。食料品は困窮家庭や子育て世帯に配られる。 2022年度まで、県東部4信金合同で食糧支援を実施してきた。23年度からは、同信金単独で市社協に食料品を提供する。 小池孝治理事長らが市総合福祉会館を訪ね、レトルト食品や飲料水などを届けた。
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最優秀賞はイーゾフ ビジネスプラン審査 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は6日、新規事業創出や既存事業発展を伴走支援する「FUSE―ON(フュージョン)チャレンジ」のビジネスプラン最終審査会を浜松市中央区の起業家支援拠点FUSEで開いた。最優秀賞には、光触媒機能付きステンレスメッシュを開発する静岡大発ベンチャー「eZov(イーゾフ)インターナショナル」(同市)が選出された。 約40社が応募し、1、2次審査を通過したファイナリスト8社がプランを説明した。 eZovインターナショナルの発表は、独自の光触媒付着技術を用いて浄化機能を高め、輸送機器工場や医療機関、畜産業者などの脱臭やウイルス除去対策などに役立てる内容。同信金などの運営ファンドから将
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島田掛川信金 複合ビル完成 JR掛川駅前
島田掛川信用金庫がJR掛川駅前で建設を進めてきた複合ビル「SKしんきんプラザ」が6日、完成した。オープンは4月8日。同信金掛川駅前支店が移転するほか、多目的ホールや屋上テラスなどを備える。 プラザ棟は5階建てで延べ床面積は約4300平方メートル。1階に支店、4階に多目的ホールと子育て支援施設を配置する。2、3階と5階は事務所で、インフラ関係などの企業がオフィスを構える。隣接の4階建て駐車場棟は、プラザの開業に先立つ3月18日に運用を開始する。 現地で6日に行われた竣工(しゅんこう)式で、千葉靖史理事長は「中心市街地活性化に資する施設にすべく協議を重ねて建設を進めた。既存施設との相乗効果も見込
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脱炭素経営支援で静岡銀行が最高金賞 ESGアワード、連覇
静岡銀行はこのほど、ESG(環境・社会・企業統治)関連で優れた実績を上げた金融機関、企業を表彰するファイナンス・アワード・ジャパン(環境省主催)の間接金融部門で最高位の金賞に輝いた。金賞受賞は2年連続。 同行は昨年から企業の二酸化炭素(CO2)排出量を算定するクラウドサービス「しずおかGXサポート」を開始した。各社一つまでIDを無料提供し、排出するCO2量の可視化と削減目標の設定などで脱炭素経営を支援している。企業の環境負荷低減に向けた取り組みの成果を分析し、地域社会への貢献を後押しするポジティブ・インパクト・ファイナンスの取り組みも評価を受けた。 八木稔頭取は「地域の未来に責任を持ち、
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市社協に食料寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は6日、浜松市天竜区の二俣、春野支店のフードドライブで集まった缶詰やインスタント食品などの食料段ボール1箱分を、浜松市社会福祉協議会に寄付した。同金庫二俣・春野支店の森下弘邦次長が天竜保健福祉センター(同区二俣町)を訪れ、同協議会の太田泰司郎天竜地区センター長に手渡した。 食料は市内の生活困窮者に届けられる。森下次長は「職員らが寄せた食料が地域の役に立てば」と話した。
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掛川駅前に複合ビル完成 島田掛川信金 4月8日オープン
島田掛川信用金庫がJR掛川駅前で建設を進めてきた複合ビル「SKしんきんプラザ」が6日、完成した。オープンは4月8日。同信金掛川駅前支店が移転するほか、多目的ホールや屋上テラスなどを備える。 プラザ棟は5階建てで延べ床面積は約4300平方メートル。1階に支店、4階に多目的ホールと子育て支援施設を配置する。2、3階と5階は事務所で、インフラ関係などの企業がオフィスを構える。隣接の4階建て駐車場棟は、プラザの開業に先立つ3月18日に運用を開始する。 現地で6日に行われた竣工(しゅんこう)式で、千葉靖史理事長は「中心市街地活性化に資する施設にすべく協議を重ねて建設を進めた。既存施設との相乗効果も
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「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」 ベルナール・ビュフェ美術館(長泉) ㊦時代からの解放 進化目指した孤独な格闘
ベルナール・ビュフェ美術館(長泉町)で開催中の開館50周年記念展「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」の出品作を2回の特集で紹介し、ビュフェへの評価の変化と時代背景、再評価の機運が高まる今を読み解く。2月27日公開の「上」に続く「下」のテーマは「時代から解放されたビュフェ」。時代性に左右された作品発表時の扱いから離れ、後世の今ビュフェを見る意味とは。静岡県立美術館学芸部長や静岡文化芸術大学教授を歴任し、西洋美術史を研究してきたベルナール・ビュフェ美術館の小針由紀隆館長が解説した。 →2月27日公開記事「㊤時代と共に」はこちら。 「ニューヨーク:マンハッタン」1958年 1
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コラム窓辺 卒業シーズン(水野裕央/日本銀行静岡支店長)
カーラジオから卒業ソングが流れてくる季節になった。雪化粧の富士山が日本人の心のよりどころだからか、駿河湾の水平線の向こうに未来を感じるからか、卒業ソングは静岡のドライブに良く似合う。 卒業ソングは、生きてきた時代により異なるだろう。先輩方は、荒井由実さんの「卒業写真」や海援隊さんの「贈る言葉」だろうか。後輩方は、レミオロメンさんの「3月9日」、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」、川嶋あいさんの「旅立ちの日に…」だろうか。 私は、卒業生にすてきな歌詞のような心に響く言葉は贈れないが、自分が共感したことは伝えられる。米アップルの共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏
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地球温暖化防止へ 静清信金が寄付 静岡県推進センターに50万円
静清信用金庫はこのほど、社会貢献活動の一環として県地球温暖化防止活動推進センターに50万円を寄付した。 同金庫は、環境省が協力を呼びかける脱炭素化運動「デコ活」の普及促進を目的とした定期預金「デコ活プロジェクト」を昨年11月から今年1月末まで販売。その売り上げに応じた寄付金額を拠出した。寄付金は、同センターが事務局を務める「ふじのくにCOOLチャレンジ実行委員会」の地球温暖化対策アプリ「クルポ」の事業費などに活用される予定。 静岡市葵区の同金庫本店で開かれた贈呈式で、同金庫の鈴木義行常務理事(64)が佐藤博明センター長(88)に目録を手渡した。佐藤センター長は「継続的な支援のおかげで私た
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産業支援センター JR菊川駅前に15日開所 起業や新事業相談を
菊川市は4日、JR菊川駅前の島田掛川信用金庫菊川駅前支店の跡地に15日にオープンする「市産業支援センターEnGAWA(エンガワ)」(同市堀之内)の内覧会を実施した。作業スペースや相談室を設け、事業者同士のマッチングを促進する。 作業スペース40席をはじめ、会議室や誰でも立ち寄れるカフェスペースを設けた。電源やWi-Fi(ワイファイ)が使えるほか、プロジェクターの貸し出しも行う。料金は2時間500円。1カ月単位の契約も可能。内装に暖色の照明や木材を使用し、入りやすい雰囲気を演出した。信金の金庫を書庫として再利用する予定。 市や同信金職員のほか、起業やビジネスに関する悩みを相談できるコミュニ
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ふるさと納税で新事業 伊豆市若手職員 活用案議論
伊豆市職員の若手有志でつくる「デザインラボ」はこのほど、企業版ふるさと納税の活用法に関するワークショップを市役所で開いた。16人が集まり、企業版ふるさと納税を活用した魅力的な事業を提案した。 三島信用金庫から実務研修員として派遣された市企画財政課の深沢香織さんが講師を務め、制度の仕組みや市の事業、他の自治体の実績を説明。「自治体が抱える課題と企業が解決したい課題の一致が重要」と呼びかけた。 メンバーは3班に分かれ、市の2024年度当初予算案の主要事業を基にアイデアを出した。どのような企業にいくら寄付してもらうかという想定や、企業にとっての付加価値と市が期待できる効果を考えた。 出会い・
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知事と静岡県議会・働き方を巡る報道テーマ 静岡新聞社 読者と報道委員会
静岡新聞社の「読者と報道委員会」は2月13日、第38回会合を静岡市駿河区で開いた。議題は「知事と県議会」と「働き方を巡る報道」。NPO法人クロスメディアしまだ事務局長の児玉絵美委員、静岡理工科大学長・静岡大電子工学研究所長の木村雅和委員、富士川まちづくり株式会社代表取締役社長の伊藤高義委員の3氏が本社側と意見交換した。 (進行は石川善太郎編集局長) 知事と県議会 木村委員 「政策」視点 啓発に力を 児玉委員 政治と若者つなぐ鍵に 伊藤委員 県政への強い主張期待 川勝平太知事と県議会を巡っては、県政の課題解決に向けた政策論議よりも、自民会派などとの対立による政局が紙面をにぎわせ
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観光振興と子育てに重点 森町予算案 一般会計最大97億円
森町は28日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は97億1300万円と前年度当初比6・3%増で、3年連続で過去最大の予算規模を更新した。観光・交流の促進や子育て支援、移住定住の推進などを主要事業に位置づけた。 23年2月に策定した「遠州の小京都リノベーション推進計画」に基づく観光振興事業に継続して取り組む。旧児童館と旧静岡銀行森町支店跡地の整備基本計画策定に2千万円を計上。旧周智高跡地の公園設計(1100万円)、遠州の小京都ロゴマーク作成(330万円)も実施する。 第2子以降の保育料を無償化する「保育料無償化拡充事業」(2100万円)と、新入学児童・生徒へ小中学生は3万円、高校生
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名古屋銀とATM 相互利用を無料化 静岡銀行
静岡銀行は26日、包括連携協定(アライアンス)を結ぶ名古屋銀行とATMの相互利用を無料化すると発表した。現金の引き出し、振り込みにかかる手数料を同一行での利用と同額にする。 両行のキャッシュカードを使い、両行が設置するATMから現金を引き出す場合の手数料は平日無料、土日祝日は110円。振り込みは平日が所定手数料のみで利用でき、土日祝日は110円の上乗せとなる。 4月1日から適用する。静岡銀のATM相互利用無料化は、同様にアライアンスを結ぶ山梨中央銀行とも行っている。
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人的資本経営で「終身成長を」 静銀経営塾フォーラム
静岡銀行は27日、若手経営者や後継者が集う次世代経営塾「シズギンシップ」の全体フォーラムを静岡市葵区で開いた。一橋大CFO教育研究センターの伊藤邦雄センター長が「企業価値を創造する人的資本経営」と題して講演し、社員個々が能動的に成長する人材戦略の重要性を説いた。 終身雇用を前提とする従来型雇用では社員が人事や待遇を受動的に捉える傾向が強い一方、最近の若者は「自分のキャリアを自分で作る意識が強い。難しければ3年程度で会社を辞めてしまう」と指摘。経営者は人材を効率的に使う資源ではなく、価値や能力を高める資本として考える必要性を強調した。共感や貢献、称賛など人的価値の創造に向けたキーワードを挙げ
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「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」 ベルナール・ビュフェ美術館(長泉) ㊤時代と共に
「ピカソに比肩しうる画家」とまで評されたフランス人画家ベルナール・ビュフェ(1928~99年)は、大衆的な人気とは逆に、パリ美術界では2016年まで回顧展が開かれないなど、長く排除の対象とされてきた。ベルナール・ビュフェ美術館(長泉町)で開催中の開館50周年記念展「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」の出品作を上下2回の特集で紹介し、ビュフェへの評価の変動と時代背景、再評価の機運が高まる今を読み解く。「上」のテーマは「時代と共にあったビュフェ」。 戦後パリ 共感呼んだ喪失感 フランスの首都パリは1940年6月、ドイツ軍に占領された。パリを行進するドイツ軍部隊 ビュフェが美術界に激賞ととも
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旧天竜林高事件 銀行「振込控え渡した」 補充意見書で弁護団提出へ アリバイ新証拠
浜松市天竜区の旧天竜林高を舞台にした調査書改ざん・贈収賄事件の再審請求を巡り、元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑確定=が、元校長(76)=加重収賄罪などで有罪確定=に現金を渡したとされた日時に、保険契約手続きで銀行に滞在していたためアリバイが成立するとの弁護側の主張に関して、銀行側が弁護側の照会に応じて「手続き後、(元市長に)保険会社所定の振込用紙の一片を控えとして渡しているはず」と回答していたことが、26日までの関係者への取材で分かった。 2人の弁護人はアリバイ成立の公算がさらに高まる新証拠として補充意見書に盛り込み、3月中に裁判所に提出する方針。 事件の確定判決などでは元市長は200
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企業の手形・小切手 電子化向け対応変更 スルガ銀
企業が取引の決済に使う手形と小切手の全面的な電子化に向け、スルガ銀行は2024年度に各種対応を変更する。 4月1日から、当座預金の新規口座開設受付と、27年4月以降を期日とする手形などの代金取り立て受付を停止する。10月1日付で各種用紙の発行手数料も改定。1冊当たりの税込み手数料を小切手帳が2200円から1万1千円、パーソナルチェックと手形用紙(約束手形・為替手形)はともに1100円から5500円に引き上げる。 手形や小切手について、全国銀行協会などは事務負担軽減や利便性向上につなげるため、26年度末までに全面電子化する計画を定めている。
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私募債 スマート・リソース
①社名(所在地、代表者名、業種)②金額③発行日④財務代理人・引受人⑤期限⑥資金使途 ①スマート・リソース(東京都千代田区、渡辺博、熱源デベロッパー事業など)②1億円③26日④清水銀行⑤7年⑥運転資金 ※地方創生私募債
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静岡、山梨、長野の産品集う 藤枝でマルシェ
しずおか焼津信用金庫は23日、「第9回SHIDAマルシェ」を藤枝市の蓮華寺池公園で開き、静岡、焼津、藤枝各市と山梨、長野両県の計45事業所が出店した。 飲食店や製造業、水産加工業、農園などがブースを設け、自社商品や特産品を並べた。あいにくの雨だったが、公園の来訪者は焼津のカツオなまり節や近海カツオのわら焼き、和洋菓子、農産物といった商品を買い求めた。 公園内の野外音楽堂ではダンスや音楽ステージも行われ、マルシェを盛り上げた。
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知的財産の活用事例紹介 弁理士が講演 沼津信金などセミナー
沼津信用金庫と日本弁理士会東海会はこのほど、中小企業向けの知的財産セミナーを沼津市で開いた。特許やデザインといった知的財産の活用事例を示した。 同会所属の弁理士佐藤大輔さんが講演し、球形タンクの切断解体方法で特許権を取得した解体事業者や特許の使用許諾を受けて商品開発したメーカーを紹介した。「特許権で保護されている技術ということが安心につながり、販売代理店の応募が多くなる。資金調達にもプラス」とメリットを語った。 弁理士と信金職員を交えた座談会では、知的財産の活用法や権利取得の可否を話し合った。同信金によると、知的財産に関する経営相談は増えている。昨年12月には職員向け勉強会を実施した。
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人事=静岡銀行(3月1日)
リスク統括部オペレーショナルリスクグループ長兼しずおかフィナンシャルグループオペレーショナルリスク管理室長(リスク統括部オペレーショナルリスクグループ長待遇兼しずおかフィナンシャルグループ)戸塚一秀
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しずおか焼津信金 タイ現地法人視察 経済状況、理解深める
しずおか焼津信用金庫はこのほど、取引先の事業者ら21人とタイ・バンコクを視察し、現地法人が抱える課題や同国の経済状況について理解を深めた。 静岡市を拠点とする企業の子会社など4社を訪れ、製造現場を見学しながらタイに事業所を置く際の経験談に耳を傾けた。最も苦労した点として多くの企業が仕入れや雇用にかかる資金調達を挙げたほか、言葉の壁で従業員教育が思うように進まない実情も明かされた。在タイ日本大使館では同国へ進出する中小企業への支援策などについて説明を受けた。 人口増が続くタイは在住邦人も多く、東南アジアのハブ拠点として人的、物的交流が活発化している。2024年には中国の大手電気自動車(EV
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アプリ新規登録で最大1000円を進呈 スルガ銀行
スルガ銀行は2月、「春の新生活応援フェア」を始めた。同銀行のスマホアプリ「コネクト」を新規登録するなどした利用者に、最大千円を贈る。 普通預金口座の開設者が初めてコネクトを登録すると、500円を進呈。さらにアプリで振り込み、カードローン口座登録、目的別ローン口座登録のどれかの手続きを行うと、500円をプレゼントする。 期間は5月末までだが、アプリ新規登録者が3千人に達した時点で終了する。
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しずおかFG社員 新ビジネス案発表 脱炭素や自治会支援など
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)はこのほど、新事業への挑戦に向けた社内ベンチャー制度に基づき、社員が持ち寄るアイデアを審査するピッチコンテストを静岡市清水区の静岡銀行研修センターで開いた。脱炭素や自治会活動の支援、高齢者のスキルを生かした働き方の提供など、地域の課題解決や経済の活性化に向けたビジネス構想が披露された。 二酸化炭素(CO2)の排出削減により創出されるカーボンクレジットをテーマにしたグループは、クレジットの地産地消で付加価値を高めるアイデアを提案した。個々の企業が生み出すクレジットは小さいものの、地元で幅広く買い集めて量を確保することで事業性を高める。他県の地銀とも連携し
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静岡と神奈川両県の会社 取引拡大へ 製造、食品 沼津で「広域商談会」
静岡県産業振興財団と神奈川産業振興センターは20日、両県の事業者の取引拡大を支援する「しずおか・かながわ広域商談会」を沼津市のプラサヴェルデで開いた。両県の237社が受注企業として参加し、約800の商談を行った。 昨年に続き2回目。製造業に加え、新たに食品の商談の場を設けた。食品製造業の担当者が卸売業や小売業のバイヤーに対し、実物を示しながら製品の特徴をPRした。沼津市のマルコーフーズは昨年機能性表示食品になったアジの干物を売り込んだ。 製造業の参加企業は昨年を大きく上回った。金属加工業などの取引意欲が旺盛という。 発注企業は東京都や愛知県からも参加した。一部の商談はオンラインで実施。
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詐欺被害未然防止に貢献 浜松いわた信金に感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市中央区の浜松いわた信用金庫森田支店・東伊場支店に21日、浜松中央署から感謝状が贈られた。鈴木恒安支店長(50)が同署で高橋直人署長から受け取った。 同署などによると、1月9日に50代男性の顧客から「アメリカに約120万円を振り込みたい」などと電話があり、職員の内野毎美さんが対応した。内野さんは詐欺を疑い、支店長らに相談。来店した男性の話を聞き、警察に連絡した。男性は詐欺に気づいておらず、後日男性からお礼の言葉をもらったという。 鈴木支店長は「今後も違和感があったらすぐに店舗内で情報共有することを意識したい」と話した。
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「動物との共生」 まちづくり提言 富士サンフロント21懇話会分科会
静岡県東部地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は20日、富士山地区分科会を富士市のホテルグランド富士で開いた。懇話会の活動方針の一つで、県が同市に動物愛護の拠点整備を進めていることもあり、「動物との共生によるまちづくり」をテーマに展開。識者らが講演とパネル討論で、共生と愛護の意識の醸成を強調した。 国際セラピードッグ協会の創設者で音楽家の大木トオル氏が「人と動物との共生 幸せの絆」を演題に基調講演。国内外での啓発活動や、殺処分が待っている捨て犬などの救助をはじめ長年続けている取り組みを伝えた。殺処分を免れ、セラピード
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静清信金50万円寄付 県グリーンバンクに
静清信用金庫は20日、県グリーンバンクに50万円を寄付した。静岡市葵区の同金庫本店で行った贈呈式で、同金庫の佐藤徳則理事長が同団体の鈴木一雄理事長に目録を手渡した。 今年1月まで扱った定期預金「せいしんデコ活プロジェクト」の販売実績に応じた寄付金額を拠出した。佐藤理事長は「今回の寄付を通じ、緑化推進を共に進めていくことは意義深い」と述べた。 寄付金は、脱炭素社会の実現に向けた緑化推進活動に利用される。
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能登復興応援定期 19日から取り扱い 島田掛川信用金庫
島田掛川信用金庫は19日、能登半島地震の被災地を支援する「復興応援定期預金」の取り扱いを始める。 預入総額の0・01%に相当する額(最大100万円)を日本赤十字社に寄付する。同信金が義援金として拠出し、預金者の負担はない。対象は個人、法人を問わない。1年定期で適用金利は0・05%。預入額は10万円以上1千万円未満。取り扱いは9月30日までで、募集総額は100億円。 同信金は「地域の金融機関として継続的な被災地支援につなげていきたい」としている。
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選手生活安定へ 投資で資産形成 藤枝MYFCで金融教育
静岡銀行は14日、サッカーJ2の藤枝MYFCの若手選手を対象とした金融経済教育を藤枝市の同クラブで行った。コモンズ投信(東京)の伊井哲朗社長が「アスリートの資産形成」と題して講演し、生活を安定させるために時間を有効に使って地道に積み立てする大切さを強調した。 伊井社長は貯蓄と投資の違いや、20年間の米国、英国、日本の金融資産の推移を紹介。「米国は自分の生活を安定させて仕事に集中するために投資している」と説明した。新しい少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」などを利用して仕組みを作り、毎月の収入から積立金額を決めた上で継続する重要性を呼びかけた。 積み立てに
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顧客ニーズに合った商品を 清水銀行・岩山頭取、静岡県立大で講義
清水銀行の岩山靖宏頭取はこのほど、静岡県立大の3、4年生約70人を対象に静岡市駿河区の同大で講義した。「時代が目まぐるしく変化する中で、顧客のニーズに合った商品・サービスを提供していくことが最も重要」と述べ、将来の銀行像などを伝えた。 経営層とZ世代の行員との座談会「Meet Up」を昨年10~12月に開催したことに触れ、価値観の異なる世代であっても共通の価値観を見いだすことが重要とし、そのためにパーパス(経営目標)を策定したと熱心に語った。「支店長には部下への接し方について、結果よりもプロセスを重視し、『見てやること』『聞いてやること』で行員のやりがいや満足度の向上につながると伝えている
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スルガ銀行 減収減益 4~12月期 貸出金利息減少
スルガ銀行が9日発表した2023年4~12月期連結決算は、貸出金利息減少や有価証券売却に伴う損失などの影響で減収減益になった。売上高に当たる経常収益は前年同期比7・7%減の674億1600万円、経常利益が23・3%減の177億3300万円、純利益が35・3%減の134億9700万円だった。 単体の業務粗利益は2・3%減の420億5900万円。銀行本業の収益力を示すコア業務純益は173億800万円で、3・9%減少した。 期中平均の貸出金残高は2・1%減って2兆500億円、期中平均の預金残高が1・3%減の3兆2951億円だった。 一方、当初見込みに比べると、ローンや融資実行額は順調でコア業
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自己資本比率18・52%と発表 しずおかFG
しずおかフィナンシャルグループは9日、2023年12月末(24年3月期第3四半期末)の連結総自己資本比率(国際統一基準)を18・52%と発表した。子会社の静岡銀行の連結総自己資本比率は16・66%で、23年9月末から0・58ポイント上昇した。
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花博定期 13日発売 遠州信用金庫
遠州信用金庫(浜松市中央区)は13日、3月に市内で開幕する「浜名湖花博2024」の開催を記念した定期預金を発売する。取り扱いは7月31日までで募集総額は総額50億円。 定期預金は、預入額30万から1千万円未満の個人顧客が対象。3年の場合の利率は年0・12%、1年の場合は年0・02%と店頭表示金利より上乗せする。 同信金は「花博のPRと地域活性化につなげたい」としている。
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事業成功のこつ学ぶ 御前崎で女性向けセミナー
御前崎市は7日、女性創業支援セミナーを市観光物産会館なぶら館で開いた。講師は菓子メーカー「たこ満」の平松季哲会長が務め、約30人が事業成功のこつなどを学んだ。 同社は県内を中心に21店舗を展開する。平松会長は「全国の店を巡り、商品開発や店づくりの好事例を積極的に取り入れてきた」と説明し、苦しい時期は「おいしいお菓子を提供したいと思い続けてきた」と創業理念の重要性を解説した。 長年にわたる経営経験から「従業員の幸せはお客さまの満足につながる」と社員に感謝し続ける大切さも説いた。人気商品「大砂丘」の開発秘話も明かし、事業の楽しさを伝えた。 そのほか、島田掛川信用金庫浜岡支店の職員松田竜三さんが市
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ひとり親世帯を支援 グローバルデザインと清水銀、10万円寄付
グローバルデザイン(静岡市葵区)と清水銀行はこのほど、ひとり親世帯への支援を続けている同区の団体「シングルペアレント101」に10万円を寄付した。清水銀の「地方創生私募債」を活用した地域貢献の一環。 同団体の事務所で行われた贈呈式で同社の白旗保則代表取締役は「活動方針に賛同し、寄付を決断した。引き続き応援したい」と話した。シングルペアレント101の田中志保代表は「ひとり親世帯が安心して暮らせる社会を目指していきたい」と述べた。
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「己書」披露 絵の具で自由に 3道場作品展 ひな祭りやサンタ題材 浜松市中央区
浜松市を中心に活動する「己書(おのれしょ)」の3道場による作品展が28日まで、中央区の遠州信用金庫入野支店で開かれている。3人の師範と、それぞれの生徒の作品が300点以上並ぶ。 己書は書き方や書き順にとらわれず自由に表現する書。キャンバスやはがき、色紙など表現方法はさまざまで、師範が描いた絵の題材を筆ペンで模写し、絵の具などで色づけした。ひな祭りやサンタクロースなどを題材にしたかわいらしい作品が会場を彩っている。 昨年から習い始めた中野友輝さん(45)=吉田町=は「制作中は無我夢中になり、自分と向き合える時間が楽しい」と魅力を語る。 己書心縁道場の内藤宗子師範(57)は「同じ題材でも手
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桜が丘高にベンチプレスなど 三鋼仮設と清水銀 静岡市
三鋼仮設(静岡市清水区)と清水銀行はこのほど、清水桜が丘高校にベンチプレスやダンベルを、同区のNPO法人ワークホーム結に作業台をそれぞれ寄贈した。清水銀の「地方創生私募債」を活用した地域貢献の一環。 三鋼仮設は普段からスポーツを通じた地域貢献を行っているため、同校の生徒に「心身ともに強くなり、新しいことに積極的にチャレンジしてほしい」として決めた。同NPO法人への寄贈は由比地区で営む障害者就労支援事業に賛同し、設備の老朽化に対応した。
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男性の長期育休 不安解消 三島信金で講座 仕事への利点学ぶ
三島信用金庫は6日、仕事と家庭の両立や男性育休をテーマにした講座を三島市芝本町の本店営業部で開いた。県東部で活動する子育て支援団体「ママとね」が企画、男性行員8人が長期間の育休取得による子育てや仕事への利点を学んだ。 1年間の育休取得を経験した大手クレジットカード会社の社員と県職員がゲストとして登壇し、体験談を披露した。「短時間で成果を挙げる時短勤務の社員より、遅くまで頑張る後輩の評価を高くしていた考え方が変わった」「子どもの病気で急に休む場合を想定し、同僚に仕事を任せられる準備をするようになった」「ストレス耐性が上がり、仕事が楽しめるようになった」などと育児体験を通じた変化を紹介した。 同
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中小企業の課題 大手OB解決策 沼津信金交流会
沼津信用金庫はこのほど、中小企業の課題解決に大手企業退職者らの経験と知識を活用する「新現役交流会」を沼津市で開いた。 県東部や関東の50~80代の大手企業OBら「新現役」26人が、沼津信金の取引先事業所11社の幹部らとウェブや対面で面談した。中小企業の関係者が各社の事業概要を説明し、販売マーケティングや経営戦略、海外展開などを相談。大手企業OBらは長年培った経験を踏まえ、改善策を提案した。 人手不足が社会問題になる中、シニア世代のセカンドキャリア活用が期待されている。交流会の参加者は2次面接などを経て、互いの支援内容が合えば顧問契約などを結ぶ。
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温暖化対策アプリ「クルポ」 新装で利用急拡大、商品券など提供の企業も増加中
静岡県や市町、企業などが参画するふじのくにCOOLチャレンジ実行委員会の地球温暖化対策アプリ「クルポ」の利用が拡大している。2023年2月の大幅リニューアル以降、登録者の「脱炭素アクション」の累計が月間約13万回と従来の約7倍に伸びた。クルポと連動したサービスを提供する企業も増え、脱炭素化の機運向上に一役買っているようだ。 クルポは、環境に配慮したアクション(行動)に対してポイントを付与し、抽選で商品券などが当たるアプリ。食事を食べきる、公共交通を利用する、レジ袋を断る―といった行動とともに、協力店や公共施設などに貼ってあるQRコードを読み込むとポイントが得られる。 ただ、従来は外出しな
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若手行員集い両県魅力探る 静銀、山梨中央銀 連携3年 静岡で対話型交流会
静岡銀行と山梨中央銀行の包括連携協定(アライアンス)締結から3年を記念し、両行の若手行員らによる交流会がこのほど、静岡市清水区の静岡銀研修センターで開かれた。静岡銀などしずおかフィナンシャルグループ34人、山梨中央銀グループ33人が互いの営業地域に抱く印象や長所を話し合い、交流人口の増加に向けた方策を考えた。 5、6人でテーブルを囲み、メンバーを交代しながら気軽に議論するワールドカフェ方式のグループ討論で、両行員が静岡、山梨両県の魅力を模造紙に書き込んだ。「富士山がある」「食べ物やお酒がおいしい」「サッカーが盛ん」など共通の魅力も多く、「意外と方言が似ている」との声も。両地域に人を集める方法
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支店リニューアル 地域の魅力も発信 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は5日、さかなセンター支店(焼津市八楠)をリニューアルオープンした。店舗2階にセンターを一望できるスペースを設けたほか、屋上の大型デジタルサイネージで市内の景色や名所を案内するなど、地域の魅力発信基地としての機能も備えた。 店舗は鉄骨造り2階建てで床面積823平方メートル。1990年に開設したが、老朽化に伴い旧店舗の西隣に建物を移した。2階の展望スペースは午前9時から午後3時までの営業時間中に一般開放する。 同支店で同日行われた式典には、地元関係者ら約30人が出席した。木村寿倫常務理事は「地域とともに、が支店の特徴」とする田形和幸理事長のメッセージを読み上げた。
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国際交流団体表彰 教育研究へ助成も 長泉の企業経営研究所
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)はこのほど、外国人の教育研究に関する助成金授与と国際交流功労賞の表彰式を同町で開いた。 本年度は富士市教育委員会の外国語指導助手(ALT)で、スポーツを通じた外国人の地域社会参画について研究するダビド・モンテロ・ゴンザレスさん(45)に助成金を交付した。 表彰は外国人のための無料健康相談と検診会実行委員会(静岡市)、外国人向けの交流イベントを開催する「にほん語かいわ会」(伊豆の国市)、日系ブラジル人の母親グループ「プロジェクトセメンチニャ」(浜松市)、日本人と外国人の小学生が参加するキャンプを運営する「県立大公認クラブリトルワールドキャンプ実
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デジタル活用法 高校生が提案 掛川で5市町9校 ゲームアプリも
島田掛川信用金庫は3日、高校生によるデジタル活用の研究発表会を掛川市御所原の市生涯学習センターで開いた。掛川と島田、牧之原、菊川、川根本の5市町9校の生徒が登壇し、農業振興や関係人口拡大などに関するアイデアを披露した。 島田商高のチームは、山梨県の就農者増加を目的に開発したゲームアプリ「ぶどう王国」を紹介した。特産のブドウを育てて収穫し、品種ごとの糖度や大きさ、色、収穫時期などが分かる図鑑を完成させるゲーム。メンバーは開発の動機や工夫した点を説明し「自分たちが学習してきたことを地域のために役立てたい」と話した。 発表会は高校生の郷土愛醸成や地域資源の再認識などが目的。合併前の旧島田信金が20
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御殿場アウトレットより快適に 高校生向けセミナーで運営会社が取り組み紹介
沼津信用金庫はこのほど、県内最大級の商業施設「御殿場プレミアム・アウトレット」(御殿場市)をテーマにした高校生向けセミナーを同市のまちづくり拠点施設「ぬましんCOMPASS(コンパス)御殿場」で開いた。運営会社の社員が国内外からの買い物客に快適に過ごしてもらうための取り組みを説明した。 御殿場アウトレットの営業や広報を担当する常田佳穂さんが、宗教に配慮した礼拝用スペースなどを紹介。「海外の方も安心してお買い物を楽しんでいただくことができる」と指摘した。コンセプトについて「プレミアムな体験ができるようにしている」とも言及した上で、「愛される施設を目指して進化し、御殿場を盛り上げる」と話した。
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しずおか焼津信用金庫人事(3月11日、地名のみは支店長)
西脇を兼ねる 静岡南杉崎直弘▽リスク統括部調査役(西脇)西野剛
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しずおかFG 増益 静銀、資金利益伸長 4~12月期
しずおかフィナンシャルグループ(FG)が1日発表した2023年4~12月期連結決算は、資金利益や役務取引等利益を増やした静岡銀行を中心に好調を維持し、経常収益が前年同期比21・9%増の2570億9400万円、経常利益が35・9%増の758億4100万円となった。特別損失に将来の減価償却費を前倒し計上しているが、純利益は1・0%増の400億7千万円と増益に転じた。 静岡銀単体の業務粗利益は7・5%増の1154億円。貸出金利息の増加で資金利益が4・2%増の958億円、役務取引等利益は20・7%増の191億円。本業の収益力を示すコア業務純益は前年に51億円の外為売買益を計上した反動で3・2%減の4
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詐欺被害未然防止 銀行などに感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害を防いだとして、浜松中央署は31日、いずれも同市中央区のセブン-イレブン浜松鴨江3丁目店、浜松葵西郵便局、スルガ銀行浜松追分支店に署長感謝状を贈った。それぞれ山口拓巳店長、田丸亮一局長、平野美穂子支店統括が同署で行った贈呈式に出席し、高橋直人署長から感謝状を受け取った。 同署によると、いずれも2023年12月、来店客が電子プリペイドカード購入や振り込み手続きをしようとした際、言動から詐欺の可能性を感じ取り、声かけや警察へ通報した。それぞれ投資などに関する架空請求を受けていたという。 70代男性が10万円を振り込もうとしたスルガ銀行浜松追分支店では、窓口で対応した女性行員が積極的な
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教育、子育て支援 10市町に1000万円 沼津信金寄付
沼津信用金庫(鈴木俊一理事長)は2~3月、教育や子育て活動を支援するため、県東部10市町に総額1千万円を寄付する。1日には鈴木理事長が沼津市に150万円を贈った。 市役所で開いた贈呈式で、鈴木理事長が奥村篤教育長に目録を手渡した。鈴木理事長は「少子高齢化が現代の一番の課題と考える。子どもが元気に育つ環境を整えれば、地域に活力が生まれるはず」と話した。 同信金が2021年から始めた預金やローンを提案する「地域応援キャンペーン」の一環。昨年までは市町の新型コロナウイルス対策を支援した。本年度は目標金額の1千万円に昨年12月末で到達したという。
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浜通り活性へ「空き家」紹介 焼津でツアー 出店検討者参加 リノベ先進例や周辺店舗案内も
焼津の水産業発祥の地「浜通り」で31日、活用可能とされる空き物件を紹介するツアー(焼津市観光協会主催)が行われた。出店などに関心を持つ県内の10人ほどが参加し、リノベーションの先進事例や周辺店舗の視察を通じて地区の魅力を学んだ。 協会としずおか焼津信用金庫が実施した空き家・空き地調査事業の一環で行った。調査は昨年9月から、浜通りの城之腰一帯に立地する空き家や空き地計21物件の所有者らを対象に、活用の可否について聞いた。うち3件の対象者から活用に前向きな回答が得られたという。 ツアーでは「焼津水産翁」の一人、服部安次郎の生家を改修して生まれ変わったゲストハウス「庭の宿『帆や』」の内部を見学。や
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和田会計の看板 大賞 富士で市広告景観賞表彰式
富士市は31日、自然や街並みと調和した景観創出に寄与する優れた屋外広告物をたたえる「第3回市広告景観賞」の表彰式を市消防防災庁舎で行った。主にデザインを評価する景観形成部門の大賞には、同市宮島の税理士事務所「和田会計」の看板が選ばれた。 看板は黒を基調として、ロゴマークと法人名のみを表示するシンプルなデザイン。カフェをイメージした事務所の外装に合わせて、看板もカジュアルな雰囲気の演出を意識した。同事務所の和田雄佑代表(44)は「税理士事務所の堅いイメージを払拭したかった」と語る。表彰式では、和田代表とデザイナーの望月悟さん(47)=富士宮市光町=に賞状が手渡された。 19件の応募があった。こ
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三島署、信金支店 コンビニに感謝状 特殊詐欺被害防ぐ
三島署は30日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして三島信用金庫三島谷田支店(岩崎圭之輔支店長)と当時支店長代理だった小宮山葵さん、ファミリーマート三島加茂川店と下田浩史店長に署長感謝状を贈った=写真=。 小宮山さんは昨年12月25日、資産運用の経費として現金200万円を下ろそうと来店した三島市の70代男性の受け答えを不審に思い、被害を防いだ。下田店長は、来店した70代女性が10万円分のギフトカードを購入しようとしたため用途を確認し、アプリ登録料の架空請求詐欺を疑い同署に通報した。
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CN取り組む事業者 顕彰 浜松市 達成11社に認定証
浜松市は31日、カーボンニュートラル(CN)の取り組みを進めている事業者を顕彰するため本年度創設した「カーボンニュートラル達成事業者認定制度」の第1期認定証授与式を市役所で開いた。中野祐介市長が認定11社の代表者に認定証を手渡し、地域のトップランナーとして引き続きの取り組み推進を求めた。 同制度の対象は市内に事業所を立地する法人。電力消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを達成した事業者に「一つ星」、電力に加え、熱・燃料エネルギー消費によるCO2排出量実質ゼロを達成した事業者に「二つ星」を与える。初認定の今回は二つ星が5社、一つ星が6社で、市内に計72事業所を構える。年間CO2排出削減
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スルガ銀支店に詐欺防止で感謝状 伊豆中央署
伊豆中央署は29日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊豆市のスルガ銀行中伊豆支店と行員の山口敬子支店統括、松根真由美さんに署長感謝状を贈った。 同署などによると、昨年12月22日昼ごろ、来店した60代男性が他人の口座に高額の金銭を入金しようとした。松根さんが入金理由を確認したところ、曖昧な返答だった。山口支店統括と連携し入金を思いとどまらせ、通報した。 2人と和智美香支店長が高橋文典署長から感謝状を受け取った。山口支店統括は「詐欺の手段はいろいろあり、今後もお客さまに寄り添って対応したい」と話した。松根さんは「対話が重要で、警察への相談もためらわないことが大事だと感じた」と述べた。 同署管
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中小苦境、賃上げ支援を 静岡県経営者協会/鈴木良則専務理事【キーパーソン・最前線】
昨年の静岡地方最低賃金(最賃)審議会に使用者側の立場で出席した。12月に発効した製造業3種の特定最賃は997~1028円。全労働者に適用される県内の最賃は984円で、過去最大の40円が引き上げられた。賃上げの必要性を理解しつつコスト高騰にあえぐ中小企業の窮状を訴える。 ―昨年の最賃引き上げをどう見るか。 「賃上げによって経済が循環する仕組みは理解しているが、急すぎる上げ幅には企業経営がついていけない。今回の議論も『物価ありき』で話が進んでいったが、最賃は本来、生活費の水準と賃金レベル、企業の支払い能力を総合的に判断しなくてはならない。企業の9割を占め、労働者の7割を抱える中小企業にとって
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静岡県労金が16万寄付 障害者就労支援のNPOへ
静岡県労働金庫(増田泰孝理事長)は29日、認定NPO法人オールしずおかベストコミュニティに16万1900円を寄付した。 2022年度に会員が利用した無担保ローンの契約数に応じて同金庫が浄財を拠出した。6回目。 静岡市葵区の県勤労者総合会館で行われた贈呈式で、増田理事長が同NPO法人の小出隆司副理事長に目録を手渡し「障害者の就労支援や共生社会の実現のためにこれからも貢献していきたい。障害のある人が笑顔で働けるために活用してもらえれば」と話した。 寄付金は、授産品販売の支援などに充てられる。
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中小賃上げ「実施」8% 静清信金 企業調査 物価高で見通し厳しく
静清信用金庫が県中部の中小企業1417社に実施したアンケートで、半年以内に賃上げを「実施予定(済み)」との回答は8・0%にとどまり、「実施しない」「できない」が計48・8%と約半数を占めた。大企業を中心に全国的な賃上げ機運が高まる一方、原材料・エネルギー高騰で収益を圧迫される中小の苦境ぶりが浮き彫りになった。 「検討中」は43・2%、「実施しない」は41・4%、「実施したくてもできない」は7・4%。「実施予定(済み)」のうち、業績改善を背景にした賃上げは4・2%で、「改善していないが実施する」が3・8%だった。 業種別は製造業の10・8%、建設業の6・2%、飲食業の9・4%がいずれも賃上
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アバター共生社会解説 せいしんビジネスク 静岡で新春講演会
静清信用金庫の取引先の若手経営者や後継者で組織するせいしんビジネスクラブの新春講演会がこのほど、静岡市内で開かれ、大阪大基礎工学研究科の石黒浩教授が「人間とロボットが共生する未来社会」と題して講演した。人がロボットやCGを通じて自らのアバター(分身)を活用し、労働や医療、教育など多分野の制約を解消する新たな社会の可能性を解説した。 物事の認識に膨大なデータが必要になる人工知能(AI)に対し、少ない情報で認識可能な人間の脳は「繊細、複雑にできている」と説明。自ら経験し、考えて行動するAIやロボットの研究開発を日本の取り組むべき課題とし、自律行動に必要な意図や欲求、良心をロボットに組み込む重要
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清水銀行増収減益 4~12月期 与信費用増
清水銀行が29日発表した2023年4~12月期連結決算は、経常収益が前年同期比7・5%増の231億8100万円と第3四半期としては3年連続の増収となった。経常利益は60・3%減の10億4100万円、純利益は57・5%減の8億8千万円と減益だった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は59・1%減の10億3800万円。貸出金利息が伸長したほか、国内株式の売却などにより増収を確保したが、すでに引き当て処理した大口取引先2社に対する与信関係費用が膨らんだことから、減益となった。 12月末の預金残高は0・5%増の1兆5707億円、貸出金残高は0・6%増の1兆2629億円と堅調に推移した。不良債
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通信障害を想定 移動基地局開設 SFGが防災訓練
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)はこのほど、大規模地震に伴う火災発生を想定した防災訓練を静岡市清水区の同社本部で実施した。災害時の連携協定を結ぶNTTドコモの移動基地局を敷地内に開設し、能登半島地震の被災地でも課題となった通信復旧対策の重要性を確認した。 ドコモの移動基地局は半径2キロ程度の範囲に通信用の電波を提供でき、能登半島の被災地では現在67カ所の避難所に設置している。被災地に赴いた同社員によると、災害時の通信障害は安否確認などの妨げになるという。訓練ではスマートフォンを充電するマルチチャージャーの使い方も説明し、通信環境の早期復旧に向けた対応を実践した。 災害時に住民サービス
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最高賞に刑部さん(中央区) 浜松市中央卸売市場 地場野菜の品質競う
地場野菜の品質を競う「浜松市中央卸売市場野菜品評会」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、同市中央区の市中央卸売市場で開かれた。最高賞の浜松市長賞は刑部忠之さん=同区=の黄タマネギが選ばれた。 同市や近隣の生産農家約40軒が、大根やキャベツなど計81点を出品。市場関係者、市職員らが審査員を務め、形状や色、鮮度などを確認した。表彰式は2月20日に同市場で行われる。 その他の金賞受賞者は次の通り。 浜松青果社長賞 酒井一(大根、同市中央区)▽浜中社長賞 森健次(春キャベツ、湖西市)▽青果仲卸協同組合賞 名切博紀(ほうれん草、浜松市中央区)▽浜松青果物商業協同組合賞 加藤伊久雄(
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外見ケア 意義強調 がんセンター 三島で講座 最先端治療も紹介
静岡県立静岡がんセンター公開講座「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の最終回が27日、三島市民文化会館で開かれた。がんや治療によって起こる外見の変化に伴う苦痛を緩和する「アピアランスケア」と、最先端の胃がん診断と治療をテーマに医師や看護師が講演した。 アピアランスケアに取り組む中島和子・患者家族支援センター長は、脱毛や皮膚障害といった症状の対処法を示した。「症状の経過に合わせてケアをする。患者さんの心の持ちようを変え、心理的、社会的な苦痛を乗り越える力を備える支援をしている」と強調した。 皮膚科医の清原祥夫・支持療法センター長は、新薬の登場によ
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原材料高騰の影響焦点 29日から静岡県内上場企業 4~12月期決算発表
静岡県内に本社や主要生産拠点を置く上場企業の2023年4~12月期決算発表が29日から始まる。昨年は社会経済活動の正常化に伴い製造業を中心に業況が改善した。原材料・エネルギー価格高騰などの下振れ要因が各社の業績にどう影響したかが焦点。 金融機関と国際会計基準採用企業を除く上場32社の23年9月中間決算は、半導体不足の緩和も追い風に自動車関連を中心に業績を伸ばし、全体の4割に当たる13社が増収増益だった。価格転嫁の遅れが生じた非製造業には苦戦する企業も見られた。 為替相場は23年夏以降、おおむね140円台後半で推移した。一時150円を突破し、輸出型企業にとってプラス要因に。一方、長引く物価
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3年連続増益 4~12月期、本業堅調 静岡中央銀
静岡中央銀行が26日発表した2023年4~12月期連結決算は、3年連続の増益となった。投資信託販売や業務提携仲介に伴う役務取引等収益、貸出金利息が増えるなど本業が堅調に推移した。株式等売却益の増加も寄与した。 経常利益は前年同期比4・6%増の29億3千万円、純利益が5・2%増の20億9800万円。売上高に当たる経常収益は13・1%増の110億2700万円で2年ぶりに増収だった。 単体の業務粗利益は3・8%増の77億4600万円、本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は4・5%増の24億5400万円。 新型コロナ禍の影響を受けた取引先の支援を継続した結果、貸出金残高(期中平均
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人事=富士信用金庫(2月1日)
地名のみは支店 リスク統括部長(本店長=部長待遇)大沢博之▽業務部次長(経営企画部次長)久保田隆靖▽業務部次長兼地域サポート課長(地域サポート課長)山田祐輔▽監査部次長(富士=部次長待遇)深沢貴宣▽リスク管理課長(リスク管理課長代理)佐藤英樹▽コンプライアンス課長(リスク管理課長)内海秀昇▽ライフサポート課長(岩松)佐野任▽事務管理課長(厚原)渡辺武浩▽審査課長(田子浦)久保田真人▽本店長=部次長待遇(吉原=部次長待遇)小長谷祐介▽吉原(富士宮)高梨未希央▽富士(広見町)宮城純一郎▽鷹岡(駅南)渡辺岳伸▽岩松(吉原駅南)大村圭子▽駅南(鷹岡)吉村和也▽富士岡(須津)渡辺壮人▽蒲原(富士宮東)
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しずおか焼津信金が講演会「日本の株価、最高値へ助走」
しずおか焼津信用金庫はこのほど、新春経済講演会を静岡市内で開いた。野村アセットマネジメントの石黒英之シニアストラテジストが2024年の金融市場を解説し、年初から上昇基調が続く日本の株価について「史上最高値(3万8915円87銭)にトライする助走に入っている」と見通した。 小泉改革やアベノミクスなど政治主導による過去の短期的な株価上昇に対し、企業の積極的な自己改革が株価を押し上げる現状を「賞味期限がない相場」と述べ、持続的な株高に期待感を示した。24年に予想される米国の利下げで日米の金利差が緩やかに縮小するとの見方が強く、「円安一辺倒の傾向は終わる」と指摘。為替の転換により「米国株のパフォー
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ダム際で定例会 心身リフレッシュ 川根本町創業支援
川根本町創業支援ネットワークは24日、ダム周辺で仕事をすることでリフレッシュする新しい働き方「ダム際ワーキング」を取り入れ、1月の定例会を同町の長島ダムふれあい館で開いた。 ダム際ワーキングはワークスタイル・組織開発専門家の沢渡あまねさんが提唱した働き方で、参加者同士の相互理解が深まり新しい発想が生まれるという。 同ネットワークの定例会は通常、町商工会で開催しており町職員や商工会、島田掛川信用金庫などが参加している。ダム周辺で会議することについて、参加者からは「顔を上げると自然が広がっていてすがすがしい」「議論が活発になった」といった声が上がった。
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被災地やお客さまに寄り添い支援 しずおかフィナンシャルグループ 梅原弘充執行役員【ティータイム】
静岡県内各地の事情に応じた防災対策を講じているしずおかフィナンシャルグループ。梅原弘充執行役員(CFO)は元日に発生した能登半島地震を受け、「サプライチェーン(供給網)も含め、さまざまな影響が取引先企業に広がる可能性もある」と語る。役員有志からの義援金約350万円を静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団に、静岡銀行の500万円を全国地方銀行協会にそれぞれ寄託した。「金融機関として被災地やお客さまに寄り添い支援したい」
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学び直しローン スルガ銀が開始 18~64歳対象
スルガ銀行は22日、働きながら知識や技術を身に付けるリスキリング(学び直し)に利用できる無担保目的ローンの取り扱いを始めた。同銀行によると、リスキリングに特化したローンは全国的に珍しいという。 雇用環境の変化で社会的に注目度が高まっているリスキリング需要に対応。費用面の負担を支援する。18~64歳が対象で、大学や大学院、専門学校の学費、教材費、資格取得費などに利用できる。利用額は10万~800万円、年利(固定金利)2・5~7・5%を適用する。 申し込みはホームページで受け付け、手続きはウェブ上で完結する。
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善意に小さな親切実行章 安全登山の啓発や山道の整備続ける 島田、千頭山の会と会員
「小さな親切」運動県本部は23日、安全登山の啓発と、地域の登山道整備に取り組む「千頭山の会」とその会員榎田善行さん(68)に実行章を贈った。 同会は1955年の結成以来、登山者が道に迷わないように、木や岩に印をつけたり、倒木を除去したりしてきた。また、観光客の案内役や登山に関する本の編集などを行ってきた。榎田さんは現在の会員で最も長い約40年間、熱心に活動を続けてきた。 島田市の静岡銀行島田支店で贈呈式が開かれ、同本部島田地区支部長の岡山匡伸支店長が同会の山内誠会長(70)と榎田さんに実行章を手渡した。榎田さんは「登山道の多くは有志の活動で成り立っている。光が当たってうれしい」と喜んだ。
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遠州信金支店に詐欺防止で感謝状 浜松西署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市中央区の遠州信用金庫雄踏支店に23日、浜松西署から感謝状が贈られた。 同署によると、5日、同支店の窓口に訪れた80代の高齢男性から「至急現金が必要と息子から連絡があったので約200万円を出金したい」と相談があった。対応した職員の高部桜子さん(21)は金額の大きさから詐欺を疑い、男性に使い道などを確認。職員間で連携して家族と連絡を取り、詐欺と判明した。同支店は詐欺の具体的な手口など被害情報を共有するなどして、防犯の意識高揚を図っていたという。 同署で行った贈呈式で、大久保真吾署長から感謝状を受け取った高氏勝典支店長は「高齢者の高額出金は使い道を確認
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GXとDXで付加価値高める 沼津で伊藤元重氏講演 静銀など新春講演会
静岡銀行と静岡経済研究所はこのほど、新春講演会を沼津市で開いた。東京大名誉教授の伊藤元重氏(静岡新聞客員論説委員)が「動き出した日本経済」と題して、GX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)の視点で付加価値を高める企業経営を呼びかけた。 伊藤氏は海外の影響を受けた輸入インフレから、賃金と物価の上昇が連動する国内型インフレにシフトしつつあるとして「20年間続いた停滞と安定から少し好ましい方向に動き出した。日本全体が活性化する大きなチャンス」と経済状況を評した。 物価や賃金の変化を加味した実質実効為替レートで、円の価値はピークの1995年から6割程度下
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「じっくり、こつこつ」 新NISA制度解説 静岡で「キャラバン」
野村アセットマネジメントと東大発知識集団「クイズノック」の運営会社baton(バトン)が主催する「お金を育てるキャラバン」(静岡銀行、静銀ティーエム証券共催)が20日、静岡市内で開かれた。テレビ番組などで活躍する伊沢拓司さんが1月からスタートした新NISA制度について解説し、クイズやゲームを交えて資産運用の仕組みとこつを紹介した。 新NISAは資産の非課税保有期間が無期限で、年間投資枠が積み立て120万円、成長投資240万円に拡大された。伊沢さんと野村アセットマネジメントの筧みづきさんは、日本人の長寿命化や物価上昇などにより資産を増やす必要性を強調。23歳から65歳まで月2万円の投資で積み
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働きやすい職場環境へ 経営者が取り組み紹介 藤枝
地方創生の推進に関する連携協定を締結している藤枝市としずおか焼津信用金庫はこのほど、企業向けの「働きやすい職場環境づくりセミナー」を市産学官連携推進センターで開いた。市内外の企業の代表者や人事担当者ら約45人が出席し、人材確保や育成、会社の成長につなげる職場環境づくりに関して理解を深めた。 イワサキ経営(沼津市)の吉川正明社長は、自社で取り組むフリーアドレス導入や情報の共有化など働きやすさの追求について講演した。藤枝MYFCの徳田航介社長と冷凍冷蔵庫業の焼津冷凍(藤枝市)の松村勲社長を含めた3人によるパネルディスカッションでは、それぞれの取り組みを披露した。 徳田社長は選手の獲得について
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沼津信金野球部に挑戦 長井崎小中一貫校・第四中合同チーム
2月に開幕するしんきんカップ第54回静岡県中学選抜野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)を前に、信用金庫野球部と出場チームの交流会が20日、沼津市の長井崎小中一貫校で開かれた。沼津地区代表として大会に出場する同校・第四中合同チームの生徒が、沼津信用金庫の野球部員と試合を行い、胸を借りた。 生徒は雨の降る難しいコンディションの中で試合に臨み、打撃では社会人の速球に食らいついた。守備では必死に守り、0点に抑える回もあった。最終回はトップバッターからの好打順でヒットをつないだ。 試合後には同金庫野球部員から、バッテリー、内野、外野に分かれてアドバイスを受けた。長井崎小中一貫校8年の渡
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お金の大切さ学ぶ 浜松市天竜区・清竜中 静銀行員が講座
浜松市天竜区二俣町鹿島の清竜中で19日、静岡銀行の行員が金融リテラシーを解説する出前講座があった。2年生約70人が今後の人生設計に向け、稼いだお金を上手に使いながらためる重要性を学んだ。 講座では一般的な新卒初任給や生涯賃金、生活費などを示し、計画的な貯蓄の大切さを伝えた。自動車購入時など代金を一括で払えない場合に、ローンを組み分割払いで返済する仕組みも説明した。 札束の模型で2000万円分の大きさや厚みを体験する機会も設け、生徒たちからは「重い」「何が買えるんだろう」などの声が上がった。住宅購入や結婚など人生の節目に必要となる金額の目安を基に、意見交換する姿も見られた。 講座には同行
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未投函はがきなど 途上国支援へ募る 小さな親切静岡県本部
「小さな親切」運動県本部は未使用や書き損じによる未投函(とうかん)のはがきや使用済み切手、ベルマークの寄付を募っている。発展途上国の教育支援や森づくりに活用される。担当者は「家に眠っている古い年賀はがきも送ってほしい」と呼びかける。 同本部によると、2023年は未投函のはがき2301枚(6万6843円)、使用済み切手約189キロ(約28万3500円)が県内各地から寄せられた。使用済み切手は収集家に買い取ってもらうことで活動資金になるという。 ベルマークは昨年1年間で154個人・団体から寄付があった。寄付は年間を通じ、静岡銀行の本支店窓口で受け付けている。
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スルガ銀行社長/加藤広亮氏 成長期へ法人部門強化【変革力 新年トップインタビュー⑧】
―現在の景況感と2024年の景気見通しは。 「足元の全体感としては上向いている。スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所が発表する業況判断指数(DI)を見ても、大幅ではないにしろ、企業の売り上げ、利益動向とも好調に推移している。ただ、価格転嫁や賃金改善が進んでいる業種と、あまり進んでいない業種があり、県東部の観光地では地域によって回復のスピードに差が出ている。業種や地域で温度差、時間差は生じているが、全体としては24年も好調な経済情勢が緩やかに続くのではないか」 ―地銀として今後、注力する事業は。 「24年は順調な成長機会になる。現況で景気回復を実感している経営者の方々も、借り入れ
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少子化対策「本末転倒」 経済アナリスト森永さん講演 島田
島田商工会議所と島田掛川信用金庫の取引先でつくる島田本店島信会などは16日、経済アナリストの森永康平さんを招いた新春講演会を島田市の同信金島田本店で開いた。地域の経営者らが熱心に耳を傾けた。 テーマは「データから見る日本経済の現状と課題」。森永さんは実質賃金の推移をはじめ、正規雇用と非正規雇用の比率、男性の年収別の有配偶率などを示しながら、停滞を続ける日本経済について解説した。その上で「収入が横ばいの非正規雇用を増やせば、少子高齢化が進むのは当然。若年層は結婚や出産をためらうほど経済力が落ちている」と強調した。 岸田文雄政権が進める異次元の少子化対策については「政策は歓迎するが、社会保険
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講演とセットで子ども食堂 仏料理店「ボンマスダ」(清水区)に実行章 静岡市
「小さな親切」運動県本部は15日、7年前の開店以来無料の子ども食堂を店内で開いているフランス料理店「ボンマスダ」=静岡市清水区江尻東=に実行章を送った。 同店は「子どもたちが進む未来を、大人が明るく照らしてあげるべき」との思いから、食育の一環として1カ月に1回程度、サッカー選手やアナウンサー、茶農家などのゲストによる講演とセットで子どもたちにフランス料理などを無料で提供している。一昨年の台風15号による断水では、水の配布などのボランティア活動も実施した。 店主の増田慎一さん(46)は「子ども食堂で学んだ子どもが大人になったときに、社会貢献活動に関心のある人になってほしい」と話した。 贈
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強盗対応 手順を確認 浜松市天竜区・静銀支店
浜松市天竜区二俣町の静岡銀行天竜支店で17日、天竜署との連携による強盗対処の訓練が行われた。行員らが対応手順や注意点を確認した。 訓練では強盗犯を装った署員がライターと液体を見せて「ガソリンに火をつける。金を出せ」と店頭で脅し、現金を要求した。行員は犯人に悟られないように非常通報装置を押して警察に通報。犯人逃走後、電話で服装や身体の特徴などを県警本部に伝えた。 同署刑事生活安全課の担当者は訓練後の講評で、駐車場の見回りや不審者への声かけといった発生防止に向けた取り組みの重要性を伝えた。同支店の横山直史支店長は「日頃から有事に備え、対策を意識していきたい」と話した。
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中小企業のインボイス対応、取引先の登録「重視」「考慮」9割 静清信金調査
静清信用金庫が取引先の中小企業に実施したインボイス(請求書)制度の対応状況に関する調査で、新たな取引先を選定する際に、原材料などの供給元が適格請求書発行事業者かどうかを「重視する」「ある程度考慮する」と答えた企業が87・6%に上った。消費税の仕入れ税額控除を受けられない免税事業者との取引を敬遠する傾向が浮き彫りになった。 インボイス制度は、仕入れる原材料と販売した商品の双方にかかる消費税の重複分を控除する仕組み。仕入れ先が売上高1千万円未満の免税事業者の場合は控除の対象外となり、原材料を購入した事業者の負担が大きくなる。調査対象107社のうち105社が課税を示す適格請求書発行事業者で、この
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架空請求詐欺防止 信金支店に感謝状 静岡中央署
架空料金請求の詐欺被害を未然防止したとして、静岡中央署は11日、静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫瀬名支店に署長感謝状を贈った。 同署などによると、昨年11月30日に来店した高齢女性が「電話で漫画アプリの未納料金があり、コンビニでギフトカード30万円分を購入するように言われた」「ギフトカードが分からないと答えると、ATMで振り込むように言われた」と窓口職員の大森杏樹さん(30)に伝えた。大森さんは女性が通話しながら窓口に来たことに加え、女性が話す内容が典型的な特殊詐欺の手口だったため、上司に相談して警察に通報した。 同署で及川博行署長が増田知史副支店長(50)と大森さんに感謝状を手渡した。大森
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浜松市公募地方債 10年債100億円発行
浜松市は11日、2023年度の全国型市場公募地方債の販売を開始したと発表した。10年債で発行額は100億円。 市場動向などを踏まえ、表面利率は前年度の年0・800%から0・714%に引き下げた。調達した資金は主に道路や施設建設などの公共事業に充てる。 発行日は25日。利払いは毎年7月25日と1月25日の年2回。34年1月に満期一括償還する。購入は1万円単位で可能。購入者に制限はない。静岡銀行や、浜松いわた、遠州の両信用金庫など計18金融機関で1月18日まで取り扱う。
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経済アナリスト 島田で16日講演
島田商工会議所と島田掛川信用金庫の取引先でつくる島田本店島信会などは16日午後3時半から、経済アナリストの森永康平さんを招いた新春講演会を島田市の同金庫島田本店で開く。 テーマは「データから見る日本経済の現状と課題」。定員120人。参加無料。同金庫のホームページから申し込む。締め切りは15日。問い合わせは同金庫島田本店営業部<電0547(35)6511>へ。
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顧客寄り添い 課題解決/しずおかフィナンシャルグループ社長 柴田久氏【変革力 新年トップインタビュー②】
―金融業界の見通しは。 「時期はともかく、金利が上がることは間違いない。現役行員の多くが経験してこなかった世界に入っていく。金利のない世界はいわば値段が何もない、タダみたいな状態。それが今後は預金や貸出金の絶対的なボリューム、地域シェアが収益の差になる。地域のお客さまに対し、どれほど正面を向いてサポートに取り組んできたのか、金融機関として真価が問われる年になる」 ―金利の上昇局面では何が重要になるか。 「地域、企業が抱えている課題の解決力だ。ニーズを的確に捉えることから始めなくてはならない。デジタル化や脱炭素という社会に共通した方向性はもちろん、企業ごとで異なる細かな課題も多い。持続的
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脱炭素に協調融資 スルガ銀行など
スルガ銀行は10日までに、芙蓉総合リースに対する「サステナビリティ・リンク・ローン」への参加を決めた。国内10銀行が協調して総額398億円を融資する。 企業活動に伴う二酸化炭素削減などが貸し出し条件。スルガ銀行が重視する「環境保全への貢献」に適し、県内の金融機関で唯一参加する。
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能登地震受け緊急支援融資 三島信金
三島信用金庫は10日までに、能登半島地震に伴う緊急支援融資の取り扱いを始めた。 生産拠点や営業所が被災したり、取引先が被災して商品や部品の納入に影響が出たりした法人と個人事業主が対象。運転資金として年1・00%の固定金利で最大1千万円を融資する。取扱期間は6月28日まで。
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福招く絵手紙展 湖西・山本さん 教室生ら
湖西市の日本絵手紙協会公認講師山本真理さん(65)が市内で開講する絵手紙教室の新春作品展が30日まで、同市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。山本さんと50~70代の教室生26人が正月に合わせて制作した。 教室生は、市民文化講座として南部構造改善センターで開く「木漏れ日」と、同市古見と駅南の2カ所で開く教室「日だまり」に参加している。「福」の字を100種類の字体で表現して福を呼び込む「百福図」を題材にした作品は、教室生が1人ずつ異なる字体を選び、文字の形からイメージを膨らませて新年への願いをつづった。羽子板型のはがきに干支(えと)やだるまを描いた年賀状のほか、「身近な幸せ」をテーマ
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能登地震支援 相談受け付け 静岡中央銀行
静岡中央銀行は9日までに、能登半島地震の影響を受けた個人や事業者の支援に乗り出した。事業者の資金調達や借り入れ条件の変更、個人の住宅ローン返済の条件変更に関する相談に応じる。 通帳やキャッシュカード、印鑑を紛失した場合の払い戻しにも柔軟に対応する。取引店舗か最寄りの店舗で相談を受け付けている。
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人事=静岡中央銀行(9日)
経営管理部総務グループシニアマネージャー(融資部融資企画グループシニアマネージャー)松浦英史▽事務部事務指導グループシニアマネージャー(香川支店店頭営業グループマネージャー)佐々木るみ子
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清水銀行が能登地震被災者相談の窓口
清水銀行は6日までに、能登半島地震の被災者を支援する専用相談窓口を設置した。通帳などを紛失した場合の預金払い戻しについて柔軟に対応するほか、定期預金の期限前の払い戻しについても相談に応じる。 窓口は全店に設置し、営業日の午前9時から午後5時まで受け付ける。
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静岡県東部DI 5年ぶりの2期連続プラス 10~12月期
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)が5日発表した県東部にある企業の2023年10~12月期業況判断指数(DI)は4・4で、前期(7~9月期)の7・2に続いてプラス水準だった。2四半期連続でプラスになったのは、コロナ前の18年10~12月期以来5年ぶり。 生産や人流が回復するとともに、原材料・燃料費高騰分の価格転嫁が徐々に浸透。夏の観光シーズンを迎えた前期と比べると、2・8ポイント下落したが、同研究所は「引き続き堅調な状態にある」と分析する。24年1~3月期も4・4と、プラス水準を維持する予想になっている。 10~12月期の製造業の業況DIは10・7で、前期より8・6ポイン
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能登地震被災者 支援対応 静岡銀行
静岡銀行は5日、能登半島地震の被災者を支援する専用窓口を開設した。キャッシュカードや印鑑などを紛失した場合の預金払い戻しや通帳の再発行、被災事業者との取引で影響を受ける企業の事業継続に必要な融資などの相談を受け付ける。 土曜日の休日窓口も6日から静岡、浜松、沼津各市のライフデザインステーションに設置する。開設時間は午前9時~正午、午後1~5時。
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能登地震被災者 支援対応 スルガ銀行
スルガ銀行は5日、能登半島地震を受けた緊急対応策を発表した。預金やローン、融資などの取り扱いに柔軟に対応する。 通帳やキャッシュカードを紛失した場合、運転免許証などで本人確認した上で預金を払い戻す。届け出印紛失、紙幣交換、定期預金の中途解約、ローン返済など各種相談にも対応。応急資金申し込みには迅速に応じ、被災状況によって融資返済の猶予を検討する。 詳細は公式サイトで公表している。
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能登地震被災者 支援対応 静清信金
静清信用金庫は5日までに、能登半島地震による直接、間接的な被害を受けた法人や個人事業者向けに緊急支援融資の取り扱いを開始した。原則無担保で、運転資金5千万円以内を融資する。期間は5年以内。利率は個別に設定する。
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企業トップ年頭所感 変革重ねる強い決意
静岡県内で多くの企業が4日、2024年の仕事始めを迎えた。社会経済活動の正常化が幅広い業種で追い風になる一方、長引く物価高による消費抑制や人手不足による供給制約など新たな課題が浮上する。主要各社トップの年頭所感からは、激変する事業環境に対峙(たいじ)しながら持続的成長に資する変革を重ねる強い決意がにじんだ。 急激な変化も柔軟に/鈴木俊宏スズキ社長 社会における役割をしっかり定めて遂行し、変化に一丸で挑戦し歩み続ける。普遍的な社是の精神「お客様の立場になって」を守り続け、急激な経営環境の変化や生成AIなどの新技術との協働が前提となる社会システムの変化には、スピードと柔軟性を持って対応する。
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生物多様性保護を率先 しずおかFG TNFD提言採用 地銀初
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は4日までに、世界の機関投資家らでつくる自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)がまとめた提言に賛同し、採用者として登録したと発表した。企業活動が生物多様性に及ぼす影響について的確な把握と情報発信を行い、地域や取引先と連携した環境資源保護につなげる。 SFGによると、大手金融機関や大企業はTNFDの提言採用者に名を連ねるが、地銀は初とみられる。環境破壊などによる生物多様性の損失が国際的脅威となる中、傘下の静岡銀行を中心に幅広い業界と接点を持つSFGが地域の環境保全の取り組みを率先する。融資先の企業活動が及ぼす自然への影響なども踏まえ、生態系の破壊
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能登半島地震受け企業向け相談窓口 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は4日、能登半島地震の被災事業所と販売や仕入れなどの取引があり、事業への影響が懸念される企業向けの融資相談窓口を開設した。各営業店と静岡、焼津、藤枝の各相談プラザで資金繰りなどの相談に応じる。 このほか、車両の認証不正が発覚したダイハツ工業の全車種出荷停止で影響を受ける事業者の相談窓口も開いている。
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物価高騰の影響顕著 経営環境業績下振れ、対応苦悩【静岡県内100社景気アンケート詳報】
静岡新聞社が県内主要企業100社を対象に実施したアンケートで、2024年の景気を拡大傾向とみる企業は4割台にとどまった。23年は社会経済活動の正常化が業績回復の追い風となったのもつかの間、トップたちは個人消費の停滞や物価高を懸念している。深刻化する人手不足、賃上げ対応も喫緊の課題で、各社は持続的な成長に向けて戦略を練る。 今期の経常利益を期初予想と比べ「下振れ」と見込んだ企業は製造業14社、非製造業11社の計25社に上った。「あらゆる経費が高騰しすぎ」(機械)「物価高で個人消費が減退する」(小売)-。原材料価格の上昇などに伴うコスト高に、業種を問わず経営者は頭を悩ます。 ある建設系トッ
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水道工事事業を承継 しずおか焼津信金が支援 静岡の2社調印
静岡市葵区の水道工事「アクア・クリーンサービス」が総合リフォーム「ACTrust」(静岡市清水区)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買い取り)がこのほど、成約した。AC社は、アクア社が担う事業を継承することで、サービスの幅を広げる。 アクア社は1991年に法人設立。井口弘次代表と妻のひと美取締役ら従業員4人で同市内を中心に水回りの業務を担っていたが、2015年ごろに井口代表が体調を崩したことを機に、現場作業から退いたことで、2年前からしずおか焼津信用金庫とともに事業承継を模索していた。アクア社の事業内容や社名、従業員はそのまま引き継ぎ、AC社の田野上豪代表が会長に就く。 AC社は従業員が20
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景気回復へ力強さ欠く 2023年の静岡県内経済
2023年の県内経済は、新型コロナウイルス禍から正常化へと向かい、輸出型企業を中心に経営環境が上向いた。製造業の多くは円安進行や半導体など部品不足の緩和が業績回復に寄与した。個人消費は持ち直し傾向が続いたが、物価高に賃上げが追い付かない状況が影を落とした。人手不足や海外経済の減速など下振れ材料も多く、景気回復の足取りは力強さを欠いた。 株価 円安追い風 製造業堅調 日経平均株価は新型コロナが5類に移行した5月を境に上昇傾向が強まり、7月3日に23年最高値の3万3753円を付けた。日米金利差を背景に進む円安の基調は変わらず、輸出型企業を中心に業績が伸び、23年後半は常に3万円台を維持する
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市役所芝生広場にモニュメント時計 焼津
焼津市役所本庁舎北側の芝生広場に、しずおか焼津信用金庫が贈ったモニュメント時計が設置された。27日に同所で記念式典が行われた。 時計は高さ3メートル90センチ、幅1メートル、奥行き30センチ。魚をかたどって制作し、新庁舎完成記念として寄贈した。式典で、中野弘道市長は「本庁舎の新たなシンボルとして親しまれ、利用者の利便性向上につながる」と語った。同金庫の田形和幸理事長は「より地域に貢献できるよう活動していく」と述べた。
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しずおかFG 静岡県社協に寄付
静岡銀行などが傘下のしずおかフィナンシャルグループ(FG)は27日、17万5千円を静岡県社会福祉協議会のふれあい基金に寄付した。 グループの役職員有志が歳末募金運動として浄財を寄せた。同銀行広報室の松原彩香さん(26)が静岡市葵区の県総合社会福祉会館で県社協の高橋邦典常務理事に目録を手渡し、「地域の皆さんのために役立ててもらえれば」と願った。 寄付は同銀行グループが1992年から継続していて、今回で総額680万7293円になった。
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身近な生き物の油彩画 佐々木さん(掛川)が個展 静岡市葵区
掛川市在住の画家佐々木芳子さん(70)の個展「佐々木芳子展―いきもの日記」が来年1月12日まで、静岡市葵区相生町のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。ウサギや鳥、ヤギなど身近な生き物を描いた油彩画を中心に約20点が並ぶ。 佐々木さんが過去に飼っていた動物のほか、自宅近くの畑や山に現れたり、夜に鳴き声が聞こえてきたりする身近な生き物に思いをはせて作品を描いた。赤茶色の毛をしたウサギがたたずむ作品「秋に思う赤うさぎ」は、幼いころに飼っていたウサギに抱いていた気持ちやイメージを、対象物を変形させて描く「デフォルメ」という技法で表現している。 佐々木さんは「同じ地球に
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平松建築にPIF融資 浜松いわた信金
平松建築(磐田市)は27日までに、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)がSDGs(持続可能な開発目標)実現に取り組む取引先に融資する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」で5千万円を調達した。期間は10年で、運転資金に充てる。 住居内の湿度を適切に管理する通期断熱工法や電磁波、水質対策など、環境や健康に配慮した住宅の提供を進める。2030年度までに高い断熱や省エネ性能を持つ「ZEH」住宅の累計建築240件、二酸化炭素(CO2)や廃棄物発生の削減、従業員のワークライフバランス改善といった目標の達成を掲げた。 同信金のPIFの融資実施は3社目。
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ダイハツ出荷停止 融資と相談窓口開設 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は27日までに、車両の認証不正が発覚したダイハツ工業の全車種出荷停止を受け、資金繰り相談窓口を設置し、緊急支援融資の取り扱いを開始した。 出荷停止により影響を受ける車両販売店や自動車部品製造業など中小企業が対象。個人向け取引に特化したサテライト店舗を除く全営業店で相談を受け付ける。 融資は原則無担保で5千万円以内。使途は運転資金で、期間は5年以内。利率は個別に設定する。
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掛川・佐々木さん 身近な生き物描く 静岡で個展
掛川市在住の画家佐々木芳子さん(70)の個展「佐々木芳子展―いきもの日記」が来年1月12日まで、静岡市葵区相生町のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている=写真=。ウサギや鳥、ヤギなど身近な生き物を描いた油彩画を中心に約20点が並ぶ。 佐々木さんが過去に飼っていた動物のほか、自宅近くの畑や山に現れたり、夜に鳴き声が聞こえてきたりする身近な生き物に思いをはせ描いた。
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新NISA開始で商品分かりやすく スルガ銀行
新NISA(少額投資非課税制度)の開始に合わせ、スルガ銀行は1月4日から、投資信託商品の構成と店頭取扱商品を変更する。 投資対象資産を「資産複合」「国内株式」「海外株式」「国内債券」「海外債券」「国内不動産」「海外不動産」「その他」の8カテゴリーに分類。分かりやすい投資信託を提案する。 運用実績などを基に、新たに20ファンドを「注目ファンド」として追加。最適な商品提案の実現に向け、店頭取り扱いは厳選した8ファンドに絞る。注目ファンドは定期的に入れ替えて見直す方針。 インターネットバンキングでは店頭での取り扱いを終了する商品を含め、すべてのファンドを販売する。
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ダイハツ出荷停止 企業向け緊急融資 静清信金が開始
静清信用金庫は26日までに、車両の認証不正が発覚したダイハツ工業の全車種出荷停止を受け、法人、個人事業者向けの緊急支援融資の取り扱いを始めた。 同社との取引有無は問わず、出荷停止による直接的、間接的な影響を受ける企業が対象。原則無担保で5千万円以内を融資する。期間は5年以内。利率は個別に設定する。
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海外展開支援へ 日本公庫と連携 静岡県西部3信金
浜松いわた、遠州、島田掛川の3信金と日本公庫浜松支店はこのほど、海外展開に取り組む中小、小規模企業の支援に向けて、日本公庫などが構築した支援スキーム「海外ビジネス支援パッケージ」に基づく連携を開始した。 同スキームは昨年12月、日本公庫と中小機構、NEXI(日本貿易保険)の3者で構築し、中小、小規模企業の海外への製品販売や事業連携に関する課題やニーズの把握から、海外ビジネスのマッチング、事業計画策定、金融支援まで一貫した支援態勢を整えた。今回は3者と、地域企業に幅広い取引先企業を持つ県西部の3信金がそれぞれ組み、ニーズ掘り起こしや具体的支援につなげる。 具体的には、日本公庫浜松支店が窓口
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日常「節約」余暇「充実」 消費にメリハリ傾向 静岡経済研調査
静岡経済研究所が28日までにまとめた県内世帯の消費動向アンケートによると、今後1年間の家計支出を「引き締める」との回答が前年調査比5・0ポイント下降の47・7%だった。物価高で節約志向が強まる一方、旅行や趣味、娯楽などを「充実させる」も上昇した。新型コロナウイルス禍の制約が解消し、消費にメリハリをつけて余暇を楽しむ意識が強まっている。 家計引き締めの理由は「商品・サービス価格の値上がり」が最多の68・6%。前年比2・8ポイント上昇し、年代別で79・6%に達した30代以下を中心に物価高が重い負担となっている。「手取り収入の減少」は34・9%と前年からほぼ横ばいだが、いずれも30代以下と40代
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投資用不動産問題「道険し」 スルガ銀 アパート・マンション融資 被害弁護団と見解相違
アパートやマンションなど投資用不動産を巡るスルガ銀行(沼津市)の不正融資問題で、被害弁護団と同銀行の交渉が難航している。東京地裁で調停を進めるが、「類型による集団的な解決」を求める弁護団と、「個別事情が異なるため一律解決は難しい」とする銀行側の主張は平行線をたどったままだ。金融庁が同銀行に業務改善命令を出してから5年。シェアハウス向け不正融資問題が解決した一方で、投資用不動産を巡る「アパマン問題」は長期化の様相を呈している。 「引き続き、1日でも早い解決を目指したい」。11月9日、オンラインで決算発表会見に臨んだ加藤広亮社長はアパマン問題への対応を問われ、現況を説明した。加藤社長の発言を踏
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浜松の中ノ町小に打楽器寄贈 トランスポート・セイブと清水銀行
物流企業のトランスポート・セイブ(浜松市)と清水銀行はこのほど、トランスポート・セイブ代表の母校である浜松市東区の中ノ町小にトライアングル、カスタネット、タンブリンなどの小物打楽器セットを寄贈した。清水銀の「地方創生私募債」を活用した地域貢献の一環。 寄贈式ではトランスポート・セイブ幹部が「自他共栄の精神から、地元の小学校のために何か支援したいと思い、打楽器を寄贈した」と述べた。同小の河合享子校長は「楽器を有効に使って、音楽の楽しさを伝えていきたい」とお礼を述べた。
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沼津に企業向け 急速充電器 市と脱炭素で連携 共同利用でEV促進
沼津市と地元企業が地域の脱炭素普及へ連携する。複数の事業者が共同利用する急速充電器を同市寿町の沼津郵便局敷地内に配置し、このほど、運用を始めた。今後、利用事業者を増やし、啓発につなげる。 市と東京電力パワーグリッド、東京電力ホールディングスが脱炭素と地域防災強化を図るため、電気自動車(EV)導入などを促進してきた。カーボンフリーの急速充電器を整えることで、中小企業の取り組み支援を目指す。 共同利用型充電サービスとして敷地北側をステーション化した。20分ほどで70~80%の充電が可能という。当面、市の2050年を目標とした事業「ゼロカーボンシティNUMAZU」に参画する沼津信用金庫と沼津
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人事=しずおか焼津信用金庫
(地名のみは支店長)駒形を兼ねる 追手町花村宣昭▽人事部調査役(駒形)佐藤忍=以上1月15日▽小川を兼ねる 焼津増田泰久▽お客様サポート部調査役(小川)石塚嘉=以上1月22日
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地域事業者のDX推進へ業務提携 三島信金と東芝テック
三島信用金庫と東芝テックはこのほど、地域事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けた業務提携を結んだ。 三島信金が取引する企業や個人事業者に、東芝テックがDXソリューションを提案する。 コロナ禍を経て、経済活動が回復に向かう中、人手不足が共通の経営課題になっている。 県東部を主要営業エリアとする三島信金と、三島市と伊豆の国市に事業所を構える東芝テックが連携。製造や物流、サービス、事務所、店舗など幅広い現場でデジタル技術の利活用を促し、生産性向上や業務効率化につなげる。
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清掃活動続ける「住みます芸人」 富士彦さんに実行章 「小さな親切」運動県本部表彰
「小さな親切」運動県本部は20日、2014年に沼津市に移住し、自発的に清掃活動を続けている吉本興業の「静岡県住みます芸人」富士彦さんに実行章を贈った。 富士彦さんは公演の前に月に1~2回、JR沼津駅南口付近でのごみ拾いを9年間続けている。富士彦さんは「地元の人からたくさんの応援をもらい、恩返しをしたいと思い続けてきた。子どもたちと一緒に楽しくごみ拾いをするイベントも考えたい」と話した。 贈呈式は同市の沼津ラクーンよしもと劇場で開き、同本部沼津地区支部長を務める静岡銀行沼津支店の鈴木淳史執行役員支店長が実行章を手渡した。
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慈善ゴルフ浄財 3市社協に寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は19日、浜松、磐田、湖西3市の社会福祉協議会に計28万5744円を寄付した。11月に湖西市で開いた店別対抗チャリティーゴルフ大会の参加者が寄せた浄財を充てた。 磐田市国府台の市社協事務所には、同信金SDGs推進部の米沢浩祐副部長ら2人が訪れ、沖山均常務理事に寄付金6万円を手渡した。米沢副部長は「地域福祉の充実に役立ててほしい」と話した。 ゴルフ大会には24店舗の取引先関係者ら194人が参加した。同信金が会場で募金を呼びかけた。
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人事 しずおかフィナンシャルグループ
【静岡銀行】国際営業部ブラッセル駐在員事務所長を兼ねる 欧州静岡銀行取締役社長茂田信之=1月1日▽リスク統括部オペレーショナルリスクグループ兼しずおかフィナンシャルグループ=グループ長待遇(静銀ITソリューション出向執行役員)戸塚一秀=1月4日 【静銀リース】コンプライアンス・リスク統括部長(経営統括部副部長)児玉辰彦=1月4日 【静銀ティーエム証券】富士(掛川)吉原雅明▽掛川(営業推進部担当部長)佐伯大輔▽熱海(島田営業課長)箕輪満=以上1月4日 【静銀ITソリューション】企画管理部執行役員部長(企画管理部長)北條真弓▽データマネジメント部長(データマネジメント部担当部長)鍋田直也=
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詐欺被害防止で三島署長感謝状 コンビニと金融機関
三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだコンビニや金融機関4店舗と従業員に署長感謝状を贈った。複数回にわたって被害防止に貢献した功労者や店舗に対して特殊詐欺被害防止マイスターや優良店の認定も行った。 感謝状を受けたのは、ファミリーマート函南平井店(大沼信人店長)と店員の川口真侑さん、セブン-イレブン三島三好町店と店長の七ツ谷昭次さん、JAふじ伊豆三島支店と支店長の斎藤一樹さんと職員の山村明日香さん、三島信用金庫三島北支店(小沢敏昭支店長)と職員の永田雅美さんと芦川志帆さん。七ツ谷さんと斎藤さんはマイスターに、三島信用金庫三島北支店は優良店の認定を受けた。 いずれのコンビニも数十万円分の電
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富士宮信金職員 倫理観磨く 着服不祥事受け研修
富士宮信用金庫は18日、コンプライアンス研修を同信金本部で実施した。役員と課長級以上の管理職計48人が金融機関に求められる倫理を学んだ。 同信金は3月、顧客複数人の現金計約3千万円を着服したとして、入職して間もない職員を懲戒解雇した。講師に招かれた大東京信用組合参与で元九州財務局長の川瀬透氏は、信金のような協同組織金融機関は顧客との距離の近さに落とし穴があると指摘した。親近感ゆえに業務に甘えが生じないか常に自戒する必要性を伝えた。 川瀬氏は不祥事後の対応について、組織の信頼低下を防ぐため、顧客への対応と世間に対する説明を同時に素早く行う態勢の強化を求めた。
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欧州静岡銀を年度内清算 ベルギー 情報収集拠点を新設
静岡銀行は19日、同行初のヨーロッパを拠点とする海外現地法人として1991年から営業を続けてきたベルギー・ブリュッセルの欧州静岡銀行を本年度中に清算すると発表した。来年1月1日に「ブラッセル駐在員事務所」を現地に新設し、金融規制や環境対応などに関する情報を集めて取引先に提供する。 欧州静岡銀行は欧州大陸では国内の地銀で唯一営業する金融機関で、従業員は日本人と現地採用による行員の計10人。30年以上にわたり本県から欧州に進出する企業への融資や事業支援などを続けてきたものの、資金繰りに関するリスク管理やガバナンス強化など現地の金融規制が厳格化する中で機能と役割の見直しを決めた。 ブラッセル駐在員
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フードバンクに食料品1025キロ寄贈 静清信金
静清信用金庫(佐藤徳則理事長)はこのほど、フードドライブで集まった缶詰やインスタント食品などの食料1025キロをNPO法人フードバンクふじのくに(理事長・日詰一幸静岡大学長)に寄贈した。 5回目となる今回は11月に実施し、同金庫の本支店全38店舗に加え、市内の小中学校、高校8校も参加した。各家庭から食料品などを集めたほか、各校の生徒らが地元の商店街や同信金支店で協力を呼びかけた。寄贈式で代表生徒は「食品ロスやフードドライブが家庭でも話題となり、広く関心が高まる機会になった」と活動を振り返った。 佐藤理事長から目録を受け取った日詰理事長は、「(同NPOでも)年2回のフードドライブを行ってい
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地域密着企業、今が好機 サンフロント21懇話会三島で全体会
静岡県東部の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)の第29回全体会が19日、三島市のみしまプラザホテルで開かれた。地域の多様な困り事に応じるなど新聞販売店の経営を生かし、シニア向け生活サポート事業を手がける青木慶哉さん(MIKAWAYA21社長、東京)が講演。少子高齢化社会の加速化に対応するには民間の力が不可欠として、最先端のテクノロジーを利用した上で地域に密着した企業が地域貢献できる好機と強調した。 新聞店連携シニアサポート事業 青木社長講演 青木さんは全国の新聞販売店と連携し、シニア層の買い物代行や掃除といったお手伝
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磐田の文化振興へ 演奏会浄財を寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、磐田市文化振興基金に7万2604円を寄付した。10日に同信金磐田本部で開いた「夢に追いかぜチャリティーコンサート」で来場者に入場料代わりの募金を呼びかけ、集まった浄財を充てた。 高柳裕久理事長らが市役所に草地博昭市長を訪ね、目録を手渡した。高柳理事長は「地元出身の音楽家に地元での演奏機会を提供することなどを目的に、アットホームなコンサートを開いている。市の音楽文化振興のために役立ててほしい」と語った。 同信金の寄付は旧磐田信金時代も含め31回目。寄付総額は336万7304円となった。
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外国人材、定着する職場の鍵は 静岡でセミナー 雇用の留意点解説
人手不足の解決策として海外の労働力確保を検討する企業などを対象にした「外国人材受け入れセミナー」(静岡銀行主催)が18日、静岡市で始まった。日本語に不慣れな労働者への接し方や使用者側の意識など、外国人が長く働き続けられる職場環境の整備について説明した。20日までに県内3カ所で開催する。 日本企業と外国人労働者をつなぐ登録支援機関「グリーンワークス」(千葉県)の手塚泰行社長が、外国人雇用時の留意点を解説した。日本語の指示を外国人労働者が理解できず、日本人従業員との双方がストレスを感じるケースが多いとし、明解な意思疎通の方法や職場ルールを設定する重要性を強調。使用者の意識として「使ってやるとい
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折りたたみベッド 沼津信金が寄贈 香陵アリーナへ
沼津信用金庫(沼津市)はこのほど、香陵アリーナ(市総合体育館)の設備拡充を目的に、体調不良の利用者らが休むための折りたたみ式ベッド1台を寄贈した。 ベッドは横86センチ、縦2メートル11センチ。半分に折りたたんで収納できる。同アリーナでの寄贈式で、鈴木俊一理事長は「スポーツ振興のため、有効活用してほしい」と話した。頼重秀一市長は「寄贈だけでなく、フェンシング振興への協力にも感謝したい」とお礼を述べた。
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セカンドキャリアどう生かす? 地域課題解決へ沼津信金講座 受講生が具体案提示
沼津信用金庫(沼津市)は16日、シニアや現役世代を対象に、地域課題を解決するキャリアプランを作る連続講座「セカンドキャリアアクション」の成果発表会を同市のぬましんCOMPASSで開いた。 県東部で起業や市民活動、NPOの立ち上げを目指す40~60代の9人が10月から、全5回の講座で地域の課題について学んだ。高齢者向けのシェアハウス運営や、空き家を活用した職人を支援する居住拠点の創出、商店街の活性化など、自身のキャリアと結びつけた具体案を発表した。 起業支援を手がける「関内イノベーションイニシアティブ」(横浜市)の治田友香社長と、同信金の鈴木俊一理事長が、採算や県東部エリアでの実現可能性などに
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地域脱炭素化へ取り組み紹介 事業者向けにセミナー 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は14日、事業者向けに地域脱炭素化に向けた課題や対策、取り組み例などを紹介するセミナーを島田市本通3丁目の同金庫島田本店で開催した。市内外から約30人が参加し、地域脱炭素化に向け理解を深めた。 県環境資源協会の平井一之会長とエコアクション21審査員で、エネルギー使用合理化専門員の川瀬幸嗣さんが講師を務めた。平井会長は地球温暖化やごみ問題など環境問題の現状を解説し、エネルギー政策の転換や循環型社会の実現を訴えた。中小企業の戦略としては、環境省が企業の環境保全活動を評価する制度「エコアクション21」に取り組むことを提案した。川瀬さんは具体的な企業の取り組み例として、冷暖房費の削減
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年の瀬の地域に目光らせ 交通安全県民運動 特別警戒 特殊詐欺などの発生状況を説明 清水署で出陣式
年末特別警戒と年末の交通安全県民運動初日の15日、清水署は地域の関係団体などが出席する出陣式を同署で開き、関係者が士気を高めた。式に先立ち、年金支給日に合わせて特殊詐欺被害や交通事故防止を呼びかける広報活動も実施した。 出陣式では同署の鈴木正勝署長が清水区内の特殊詐欺や人身交通事故の発生状況などを説明。署員と関係団体のボランティアらに向け「パトカーの赤と青色パトロール車の青の光で区民に安心感を与えてもらえればと思う」とあいさつした。 年金支給日に合わせた広報活動は同日午前9時から同区の静清信用金庫矢倉支店で実施した。次々に訪れる利用客にチラシと啓発品を配りながら、特殊詐欺への警戒や電話機対策
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交通安全と防犯、年末「心がけて」 静岡県西部各地で県民運動
交通安全県民運動と年末特別警戒の初日の15日、県西部各地で警察や行政、防犯団体が広報活動を展開した。 「家康くん」も参加 浜松市東区 浜松市東区役所では、市職員、浜松東署員ら約50人がパトロール出発式に臨んだ。署員らが「特別警戒実施中」ののぼり旗を掲げ、交通事故や詐欺被害防止に向けて気を引き締めた。市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」も参加し、市民の安心安全な暮らしに向けて広報活動に協力した。 「出発」の号令後、パトカーや青色防犯パトロール車(青パト)など約10台が管内のパトロールに向かった。松本一勝署長は「管内では自転車盗や車上狙いが増加傾向にある。防犯活動にご尽力いただきた
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渡辺さん鈴木さんペア(浜松学芸高)V 「エコノミクス甲子園」静岡大会
全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」の静岡大会(静岡銀行主催)がこのほど、静岡市清水区で開催された。県内12校から20チーム40人が出場し、浜松学芸高2年の渡辺晴香さん(16)と同1年の鈴木唯芽さん(16)のペア「やまびこパンダ」が優勝した。2人は来年2月に東京都で開催される全国大会に県代表として出場する。 クイズは2人一組で挑戦し、筆記と早押しによる予選を突破した6チームが決勝に進出。10問のクイズが出題され、他チームとの駆け引きも交えて正解チームに付与される「積立金」の獲得金額を競った。 やまびこパンダは最終問題に正解し、逆転で1位に浮上した。浜松学芸高のクイズ研究会
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外国人の入居と口座開設を支援 スルガ銀とセゾン
スルガ銀行はこのほど、資本業務提携を結ぶクレディセゾンと連携した外国人専用サービスを始めた。外国人留学生や労働者らの賃貸住宅入居と銀行口座開設を支援する。 セゾンが初の外国人専用サービスとして提供を始めた賃貸住宅の「家賃保証・外国籍プラン」の利用者に、スルガ銀の「外国籍のお客さま専用銀行口座」を案内する。同口座は給与振り込みや公共料金の支払いに利用する普通預金口座で、永住権のない外国籍市民もスマートフォンで簡単に申し込みできる。
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SDGs取り組み浸透 東部市町で官民 富士は国から表彰
静岡県東部の市町で官民によるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが加速している。富士市は地元金融機関などと各自の役割分担を示したプラットフォームを形成、沼津市と長泉町は推進企業・団体の活動の進捗(しんちょく)を発信する「見える化」を採用。富士市は先月、内閣府から県内で唯一表彰されるなど活動が評価されつつある。 同市は昨年、「SDGs共想・共創プラットフォーム」を発足。推進企業の登録、マッチングや金融支援など取り組み段階に応じたサポート体制と役割の明確化、富士信用金庫をはじめ金融や教育機関、商工団体など21社・団体による「応援団」構築といった独自の試みを進める。昨年度始動した「SNSによ
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経済や金融政策に理解 沼津高専で特別授業
沼津市の沼津高専はこのほど、金融経済教育の特別授業を行った。5年生と専攻科生約220人が経済や金融政策に関する知識を深めた。 県金融広報委員会の佐藤学事務局長(日本銀行静岡支店営業課長)が講師を務めた。「景気が悪い時は金利を下げて経済活動を活性化させ、景気が過熱気味の時は金利を上げて経済活動を抑制する」と金融政策の目的を説明した。 現在の金融政策や、物価上昇が続くものの日銀がデフレ脱却とは判断しない理由を解説した。生涯支出の試算を示し「生きるにはお金の知識が絶対必要」と強調した。 特別授業は本年度始まった起業を後押しする取り組みの一環で2回目。11月の授業では、沼津信用金庫職員が起業や
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課題解決のハブ担う 静岡銀行執行役員沼津支店長/鈴木淳史氏【サンフロント21懇話会~熱き地域人】
―静岡県東部の経済状況は。 「製紙、観光、製造など多様な産業が集積するのが特徴。コロナ禍を経て経済活動は活発化する一方、原材料や燃料価格の高騰、人手不足などが企業業績に影響すると懸念され、業界ごとの動向に丁寧に目配りする必要がある」 ―金融機関としての役割は。 「地域のあらゆる課題解決のために何をすべきかという視点から、地域、お客さま、グループ各社のハブとなって解決支援に取り組む。地域とともに歩むパートナーとしての役割を果たしたい」 ―県東部の活性化策は。 「伊豆地域では国内外からの旅行客の増加が期待される。沼津駅周辺総合整備事業のほか三島駅や新富士駅周辺でも市街地活性化事業を控
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「防災備え 点検を」 静岡銀など 焼津でセミナー
焼津市の防災をテーマにした「しずぎん地域防災セミナー」(静岡銀行焼津支店、橋本組、やいづキャンプ飯共催)が8日、焼津市本町の橋本組で開かれた。静岡大防災総合センターの岩田孝仁特任教授が、東日本大震災や西日本豪雨といった災害事例を紹介し、自分だけは大丈夫という正常化バイアスに陥る危険性を訴えるとともに、自ら家庭や地域で災害時の備えの点検を提案した。 岩田氏は、2018年の西日本豪雨で被災した住民がハザードマップの存在を知っていたにもかかわらず自身の住まいは浸水の危険性が低いと認識していた事例を出しながら、「本当に危険なことを無視してしまう」と指摘した。家庭と地域で防災の備えをチェックするポイン
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中学部活 活躍たたえる 浜松いわた信金、9校12部表彰
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、浜松・磐周地区の中学校の部活動を応援する「夢に追いかぜ賞」の贈呈式を中区のホテルで開き、県大会優勝などの好成績を収めたいずれも浜松市内の9校12部を表彰した。 県中学総体のバレーボールや卓球の男女で優勝した浜松修学舎や、吹奏楽の県大会などで優勝した浜松開成などに部活動奨励金として5万円を贈った。高柳裕久理事長は「部活動を通じて新たな夢への挑戦を続けてほしい」と述べた。 同信金所属のアルペンスノーボーダー三木つばき選手が寄せた動画を披露したほか、スポンサー契約を結ぶプロランナー神野大地さんが会場に登場。「進学などで選択を迫られた時、それぞれ自分の
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スルガ銀、来月から初任給を引き上げ
スルガ銀行は8日、2024年1月から初任給を引き上げると発表した。新卒採用社員は同4月から適用する。職務給バランスを調整するため、既存社員は若手を中心に基本給を一律に引き上げるベースアップを実施する。 優秀な人材の確保や社員の定着が目的。総合職の基本給は大卒が現行の20万5千円から24万円、短大・専門学校卒は16万3千円から19万8千円、高校卒14万8千円から19万3千円にそれぞれ引き上げる。
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地域の脱炭素化 取り組みを解説 14日 島田でセミナー
島田掛川信用金庫は14日午後1時半から、事業者向け地域脱炭素化セミナーを島田市本通3丁目の同金庫島田本店で開催する。 県環境資源協会の平井一之会長が講師を務め、地域の脱炭素化に向けた取り組みについて解説する。エコアクション21審査員で、エネルギー管理士の川瀬幸嗣さんが企業の省エネ事例も紹介する。活用できる補助金制度の説明もある。 定員50人。参加無料。問い合わせは同金庫地域サポート部<電0547(37)5189>へ。
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詐欺防止で感謝状 静銀支店に静岡中央署 「優良店」「マイスター」認定も
静岡中央署は5日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、静岡銀行瀬名支店と同支店営業グループ担当課長西岡出さん(55)、ビジネスチーフ本多位知子さん(52)に署長感謝状をそれぞれ贈った。同支店は2年間で4回、本多さんは1年間で2回被害防止に貢献したことから、同署は「優良店」と「マイスター」にそれぞれ認定した。西岡さんは過去にマイスター認定を受けていて、今回で4回目の被害防止となった。 西岡さんと本多さんは11月1日、来店した高齢女性から「還付金を受け取るためにATMを操作するよう言われた」と相談を持ちかけられ、不審に思い警察に連絡。同月2日にも同様の相談が来店者から寄せられ、被害を未然に防いだ
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用宗、丸子支店を移転 静岡銀行、来年6月に新店舗
静岡銀行は6日、用宗支店(静岡市駿河区)と丸子支店(同)を、JR安倍川駅近くに新築する同一の建物に移転すると発表した。新店舗の営業開始は来年6月24日の予定。 移転後も支店名や口座番号などの変更はない。通帳や証書、キャッシュカードもそのまま利用できる。
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スルガ銀行が休日融資相談 9、23日 沼津で
スルガ銀行は9、23の両日、年末の休日融資相談を沼津市通横町の本店営業部で受け付ける。 中小企業の経営者や個人事業主らが対象。窓口と電話で、資金需要や借入金返済などの相談に無料で応じる。両日とも午前9時から午後5時まで(正午から午後1時までを除く)。 問い合わせは本店営業部<電055(952)4884>へ。
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JAしみずのATM 詐欺防止音声で成果 振り込む直前 被害免れ
「おじいちゃん! おばあちゃん! だまされないで!」静岡県内有数の特殊詐欺被害件数を記録している静岡市清水区で、地元金融機関がATM周辺で流す音声による被害防止の呼びかけが成果を上げている。昨夏の導入以降、実施店舗での被害はゼロ。今秋には還付金詐欺被害に遭う寸前で同区の60代女性が音声を聞き、踏みとどまった。 清水署と連携して音声を導入しているのは、同区に本店のあるJAしみずの有度、飯田、庵原の3店舗。同署管内の特殊詐欺被害件数は2021年は県内ワースト、22年もワースト2位と深刻な状況が横たわる。 「ちょっと待ってください!」という警察官の緊迫感漂う声で始まり、3人の子どもが「お金が戻
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浜松いわた信金 新本部棟完成 部門間連携強化 作業効率向上へ
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は5日、同区元城町に完成した新本部棟と、隣接地で昨秋稼働した新本店棟の落成記念式典を現地で行った。経営の根幹に据えるSDGs(持続可能な開発目標)推進に向けて環境などに配慮した設計設備を導入したほか、組織内の融和や作業効率の向上を図るため、部署内で座席を固定しないグループアドレスを採用した。 地上10階建ての新本部棟のうち、業務の中心となる5~8階は壁の仕切りを設けず、役員や部門長が中央部に座るレイアウトを採用して迅速な意思決定や円滑な情報共有を目指す。食堂のある4階から吹き抜けの階段で8階までつながり、上下階のコミュニケーションを促す。 外観デザインは、
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赤い羽根募金に浄財41万円寄付 清水銀行
清水銀行は5日、赤い羽根共同募金で行員が寄せた約41万円を静岡市清水区共同募金委員会に寄付した。 同区のはーとぴあ清水で開かれた贈呈式で平岩将常務取締役が同委員会の田宮文雄会長に目録を手渡した。平岩常務は「生活が大変な人も多い中、ぜひ福祉のために使ってほしい」とあいさつした。 同行による寄付は今年が27回目で、累計額は1115万円。
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強盗対応や通報 手順確認 静銀支店で訓練 浜松市北区三ケ日
細江署はこのほど、浜松市北区三ケ日町の静岡銀行三ケ日支店で強盗対処訓練を行った。署員と職員ら計10人が、通報の手順や意識するポイントなどを確認した。 強盗犯に扮(ふん)した署員が刃物で職員を脅し、現金を奪って逃走する想定で実施した。犯人が「手を上げろ。早く金を出せ」と要求すると、職員は非常通報装置を押して警察に通報。犯人逃走後に服装や身体の特徴をメモした。 訓練後には、署員が「手口や犯人の動線、逃走方向は重要な情報なので、覚えることを心がけて」などと講評した。鈴木祥文支店長は「昨年の訓練より落ち着いてできた。いつ起こるか分からないので、心構えをしておきたい」と話した。
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浜松モデルで中小脱炭素化 市と地元金融機関、連携事業開始 温室ガスデータ共有、政策立案へ
2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け、浜松市と地元金融機関が連携して市内中小企業の脱炭素経営を支援する動きを本格化している。1日からは金融機関側が集めた市内中小企業の温室効果ガス排出量データを市との間で共有し、支援の政策立案に役立てる連携事業をスタート。「浜松モデル」と銘打ったこの事業などを通じ、資金や知識不足、人材面で脱炭素化に二の足を踏んでいる中小企業を浜松地域全体で支える。 協力するのは静岡銀行と浜松いわた信用金庫。市や両金融機関など計7機関でつくる「浜松地域脱炭素経営支援コンソーシアム」の取り組みの一環で、両金融機関が中小企業に原則
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吉田支店を改装 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は4日、吉田支店(吉田町住吉)をリニューアルオープンした。 店舗は鉄骨2階建てで預金や融資、経営相談などに応じるフルバンク型。施設の老朽化に伴い旧店舗から南へ350メートルの場所に新設した。環境への配慮として太陽光発電設備や全館LED照明を設置した。自家発電から電力供給が可能な外部コンセントや断水対策用の貯水設備を取り入れ、災害発生時には地域住民の一時的な避難場所として2階を開放する。同支店では6日まで、来店者に記念品を贈呈するイベントを開催している。
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詐欺被害未然防止 信金職員に感謝状 島田署
島田署はこのほど、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、島田掛川信用金庫島田本店営業部(島田市本通3丁目)と同営業部の前田のどかさん(24)に感謝状を贈った。 同署などによると、10月下旬、窓口業務終了後にATMを利用していた20代男性から連絡用の受話器で「個人名義の口座にお金を振り込みたい。振り込むと報酬がもらえる」などと電話があった。応対した前田さんは上司や先輩らとともに直接話を聞き、SNSで指示を受けるなどの言動に違和感を覚え、特殊詐欺と判断して警察に通報した。 贈呈式で森昭夫署長が前田さんと鈴木健司営業部長に感謝状を手渡した。前田さんは「お客さまの財産を守ることは大切な仕事。コミュ
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強盗犯想定し緊急対応訓練 静清信金用宗支店
静岡市駿河区の静清信用金庫用宗支店と静岡南署はこのほど、強盗対処訓練を同支店で実施した。支店に押し入った強盗犯が拳銃で職員を脅しながら現金を要求するとの想定で、同支店の職員らが緊急時の対応の流れを確認した。 窓口で犯人役の署員から「金を入れろ。早くしないと撃つぞ」と脅される中、職員は犯人に悟られないように非常通報装置を押した。その上で、事前に決めていた役割分担に基づき、各職員が現金を奪って逃げた犯人を追って逃走方向を確認したり、人相や着衣を覚えたりした。警察への通報時には職員全員が電話口に集まり、それぞれが記憶した犯人の特徴を伝えた。 村山明支店長は「強盗が入りにくい店舗づくりも大事。来店し
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沼津の活性化 6金融機関連携 「フェンシングのまち」PR 対抗戦初開催 地元貢献加速へ
沼津市に拠点を置く六つの金融機関が連携し、地域活性化へ始動した。市や民間有志が普及を進めるスマートフェンシングでこのほど、社員同士が初対戦。今後、イベントの恒例化と参加企業の拡大へ調整する。交流を図るとともに「フェンシングのまち沼津」を掲げる地元への貢献も加速させる。 市内のフェンシング拠点施設「F3BASE」でこのほど、「第1回Welcomeカップ」を開いた。参加は、市内に支店や支社を構える野村証券と三菱UFJ銀行、日本生命、住友生命、沼津信用金庫と三島信用金庫沼津支店の約70人。各チームの対抗戦で、剣の代わりにスポンジ状の棒を使うスマートフェンシングで競い、仲間の勝利だけでなく、相手選手
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しずおか焼津信金 定期金利引き上げ
しずおか焼津信用金庫は1日、定期預金金利を引き上げると発表した。期間10年は0・2%、店舗契約の5年は0・07%とし、4日から適用する。いずれも現在は0・002%。 自動車ローンは1日から融資期間を最長10年から15年に延長した。住宅ローンの契約者に家具や自動車の購入費用、引っ越し費用などを融資する新商品の取り扱いも同日始めた。 4日に始めるアプリバンキングサービスは、スマートフォンで残高・入出金明細照会、インターネットバンキング申し込みなどができる。アプリのダウンロードは同日午前10時から。
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5年定期預金 金利年0.07%に 清水銀行、引き上げ
清水銀行は1日までに、年0・002%としていた期間5年の定期預金金利を、年0・07%に引き上げると発表した。日銀による金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇傾向を受けた措置。11月27日から適用している。また、12月8日から来年1月31日までの間は「2023しみず冬CAN!」と題し、10万円以上の預け入れをした客を対象に、期間1年は0・05%、期間3年と5年は0・1%金利を上乗せするキャンペーンを行う。
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定期金利引き上げ 静清信金
静清信用金庫は30日までに、期間5年の定期預金金利を0・002%から0・07%に引き上げた。日銀による金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇傾向を受けた措置。 自動車ローンは1日、性能の向上で自動車の買い替え周期が長期化しているとして、融資期間を10年から最長15年に延ばす。ウェブ完結型契約の固定金利は年1・90%を適用する。 このほか、住宅ローンの契約者を対象に家具や自動車購入、引っ越しなどの費用を合わせて融資する新商品も1日から取り扱う。最長40年の長期借り入れが可能で、月々の返済額を押さえて負担を軽減する。
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ITの最新情報紹介 生成AIノーコード 焼津でフォーラム
ITの最新情報や活用法を紹介する「IT経営フォーラム2023」(焼津商工会議所、しずおか焼津信用金庫主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、焼津市三ケ名の焼津文化会館で開かれた。生成AI(チャットGPT)やプログラミングの知識がなくてもアプリ開発ができる「ノーコード」について講演した。 ソフトバンクAIプロジェクト推進部の中川栄治部長は生成AIの活用について、利用者の約7割がお試し段階でとどまっている実態を指摘。アイデア出しや事務的な作業といったビジネス上での事例を紹介し、積極的な活用を勧めた。 地元企業の幹部が参加し、ノーコードの取り組み事例を紹介するパネル討論も行われた。
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浜松いわた信金に詐欺防止で感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、浜松中央署は28日、浜松市中区の浜松いわた信用金庫蜆塚支店(加藤弘和支店長)と窓口係の遠藤あゆ子さん(35)に署長感謝状を贈った。 同署によると、10月23日に来店した70代男性が200万円を振り込もうとした際、対応した遠藤さんらが男性の話から詐欺と見抜いた。男性はSNS上で外国為替証拠金取引(FX)の投資に関する架空請求を受けていたという。 同署で贈呈式があり、高橋直人署長が加藤支店長と遠藤さんに感謝状を手渡した。
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ビジネス創出へ 経営者ら糸口探る 沼津でセミナー
静岡中央銀行(沼津市)はこのほど、取引先が加盟する「しずちゅうビジネスクラブ」のセミナーを同市で開いた。同市では5年ぶり。参加した約160人が交流を深め、ビジネス創出の糸口を探った。 清野真司社長は独自の管理手法により顧客訪問が習慣化し、「目的を持った訪問のレベルアップを進めている」と強調。「ニーズをお話して当行を活用してほしい」と呼びかけた。モスフードサービス元会長の桜田厚さんが講演した。 セミナーは12月に横浜市と掛川市でも開く。
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スルガ銀行と元役員1人和解 不正融資損賠訴訟
シェアハウス向けの不正融資問題を巡り、スルガ銀行は29日、旧経営陣の責任を追及して損害賠償を求めた訴訟で、麻生治雄元専務執行役員と静岡地裁で和解が成立したと発表した。麻生氏が責任を認め、1千万円を支払う。 同銀行は岡野光喜元会長や営業担当だった麻生氏ら9人(相続人を含む)に、総額35億円の損害賠償を求めて提訴した。和解成立は9人の中で初めてという。 不正融資に関わったとして懲戒解雇された麻生氏は、同銀行に地位確認と未払い給与など計約2400万円の支払いを求めて東京高裁で係争中だが、今回の和解を受けて訴訟を取り下げるという。一審の東京地裁判決は「解雇は合理的な理由を欠き無効」と判断し、解雇
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サンフロント21懇話会 東部地区分科会 中心街再開発 将来を探る
静岡県東部地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は29日、沼津市内で東部地区分科会を開いた。中心市街地再開発の可能性や将来像について、同市の頼重秀一市長と都市計画が専門の東京大大学院の中島直人准教授、沼津あげつち商店街振興組合の小松浩二理事長(REFS代表取締役)が持論を披露した。 3氏は「未来を拓く―沼津・東部地区 これからのまちづくり」をテーマにパネル討論を展開した。頼重市長は鉄道高架化に伴う沼津駅周辺のあり方を挙げ、「車ではなく人が中心のまちづくりを進める」とし、中島准教授は「中心市街地の問題と言えば商業活性化だ
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事故防止啓発品 県安協に寄贈 ダイレクトワン
スルガ銀行グループのダイレクトワン(沼津市、安斎善毅社長)はこのほど、交通安全を啓発するポケットティッシュ10万5千個を県交通安全協会に寄贈した。 静岡市葵区で行われた贈呈式で、安斎社長が同協会の夏目敏孝専務理事に目録を手渡した。安斎社長は「特に子どもたちに交通安全の大切さを理解してもらいたい」と強調。夏目専務理事は「交通マナー違反や悲惨な事故が1件でも減るように啓発品を活用して呼びかけていく」と話した。 ポケットティッシュには自発光式反射材の着用を促進する県警の「ピカッと作戦!」の情報や、小学生交通事故防止ポスターの優秀賞に輝いた7作品をデザインした。同協会は交通安全教室や街頭活動などで配
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ウェブ完結契約 カーローン下げ 遠州信金、負担軽減へ
遠州信用金庫(浜松市中区)は12月1日から、ウェブ完結契約マイカーローンの固定金利(10年以内)を現行の年1・64%から1・48%に0・16ポイント引き下げる。返済期間も10年から最長15年に伸ばす。 来店契約(10年以内、リピートプラン)の金利も1・74%から1・68%に引き下げる。新たに10年超のプランも設けた。融資限度額はいずれも1千万円。 同信金によると、原材料高などで幅広い車種の価格が値上げ傾向にあるほか、性能向上で買い替えサイクルも長期化しているという。ニーズに応じた設定で借りやすくし、ディーラーや他の金融機関からの借り換えも促す。 同信金生活サポート部の担当者は「物価上昇で家計
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CO2排出量取引 東証「市場」に参加 静岡銀行、静銀リース
静岡銀行と静銀リースは年内にも、二酸化炭素(CO2)排出量を取引する東京証券取引所の「カーボン・クレジット市場」に参加する。市場で売買されるCO2排出削減量に応じたクレジットを金融商品や車のリースに付帯させるなど、取引先と連携した脱炭素の取り組みを加速させる。 静岡銀は10月からCO2量を算定するクラウドサービスの取り扱いを始め、各企業が排出するCO2の「見える化」を進めている。静銀リースは営業車両のCO2排出量に応じたクレジットを購入し、相殺して排出を実質ゼロにする「カーボンオフセット」に取り組む。両社は市場への参加でCO2排出削減に関する情報収集に努めるほか、クレジットを組み合わせた商品
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商工会、金融、行政の連携本格化 浜松・天竜区 事業者の経営革新を後押し
浜松市天竜区で本年度、金融機関や商工会、行政が金融懇談会を核として連携する取り組みが始動した。人口減に伴い商圏縮小や廃業件数の増加といった課題が深刻化する中、それぞれの知見やノウハウを持ち寄り経営相談や事業承継支援を展開することで、地域経済の活性化を目指す。 同区の天竜商工会本所で今月下旬開かれた会合には、静岡財務事務所や県信用保証協会、JA遠州中央、銀行、信用金庫の担当者が顔をそろえ、現状や課題について意見交換した。金融機関からは「人材紹介や空き物件活用、マーケティングなど事業者を総合的に支援していきたい」(静岡銀行)などの意見が出た。 金融懇談会は6月に発足した。各機関同士が協力し
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AI活用システム構築へ 遠州信用金庫(浜松市)/鈴木靖理事長【キーパーソン・最前線】
システム部門を中心に歩み、6月に理事長に就任した。コロナ禍で停滞した地域経済の回復に取り組むとともに、積極的なデジタル化推進方針を継続し、人工知能(AI)を活用した新たな営業形態も検討する。 ―地域経済の現状は。 「コロナ禍前までの回復には届かず、飲食業界や商店を取り巻く環境は厳しい。放映中の大河ドラマ、2024年の浜名湖花博20周年事業を生かして地域の消費を喚起したい。EV(電気自動車)シフトなどによるビジネスモデル転換が求められる中、県西部の中小製造業がこれをチャンスにできるかが経済発展のポイントの一つ。設備関係や将来を見据えた業種転換への提案にも積極的に取り組む」 ―経営で重視す
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浜松いわた信金 新本部棟完成 12月11日から業務開始
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は11月27日、同区元城町に整備を進めてきた新本部棟が完成し、12月11日から順次業務を開始すると発表した。 新本部棟は鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上10階建てで、延べ床面積1万1685平方メートル。5~9階が役職員の業務室で、「フリーアドレス」など内容や働き方に合わせて働く場所を自由に選択できる仕組みを導入。昨年10月に先行して業務を始めた隣接の新本店棟と、3階および4階部分が空中の通路でつながる。 「安全安心」「サステナビリティ」などが基本コンセプト。浜松城の向かい側という立地を踏まえ、低層階は石垣を連想させるタイル壁、高層階は直射日光を遮るテラコッタ
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未活用特許使い学生が商品提案 最優秀に静岡文化芸術大
大学生が県内企業の未活用特許を使った新たな商品やビジネスモデルを提案する「知財活用アイデアプレゼン大会」(県産業振興財団主催、静清信用金庫、浜松いわた信用金庫、県発明協会共催)がこのほど、静岡市内で開かれた。県内4大学から10チームが出場し、静岡文化芸術大「プランターズ」が最優秀賞に輝いた。 プランターズは筒状の容器にLEDを巻き付ける特許技術を用いて、好きなグッズなどを飾るアクリル製展示ケース「推し入れ」を提案した。ストラップ付きで可搬性を高め、スマートフォンでの光の色や明るさを調整可能に。好きなアイドルやキャラクターを応援する「推し活ブーム」に着目し、若者を中心に需要を見込むなど市場性
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浜松いわた信金 9月中間決算は増収増益
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)が27日発表した2023年9月中間決算(単体)は事業承継や相続支援などの手数料収入の増加や貸倒引当金の戻し入れ益などが寄与し、2年連続の増収増益だった。 売上高に当たる経常収益は前年同期比22・9%増の200億1千万円、経常利益が39・5%増の50億5200万円、当期純利益が54・0%増の39億8600万円。 貸出金利回り低下などで資金運用収益は減少したが、事業承継やビジネスマッチング、投資信託の支援といった手数料収入などが堅調で役務取引等収益が15・0%伸びた。 投資信託解約損が発生した一方、株式等売却益や、伴走支援強化による経営改善に伴い貸倒引当金の
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優良従業員103人表彰 三島商工会議所
三島商工会議所はこのほど、優良従業員表彰式を三島市のホテルで開いた。石渡浩二会頭が27事業所103人に表彰状を手渡した。 勤務30年以上の従業員に贈られる日本商工会議所会頭表彰を受けたのは次の通り。 青木陽子(伊豆箱根企業)長沢靖二(伊豆箱根鉄道)菅原由紀子、石井みどり、大高和枝(以上伊豆フェルメンテ)須藤豊、甲斐健二(以上MYコミュニケーションズ)小口俊彦、稲本哲也(以上小野建設)杉崎三津夫、辛川寿雄、遠藤峰夫(以上協和ブレード製作所)黒川博史、藤井君彦(以上静岡コンサルタント)鈴木吉武(第一段ボール)平賀春一、飯塚雅貴(以上ダイナナ)栗原さつき、向笠早苗(以上東日クッキング)山口英二(東
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ダイヤモンド和に「小さな親切」実行章 富士宮、着物文化をPR
「小さな親切」運動県本部はこのほど、外国人に着物文化を伝えている富士宮市の市民グループ「ダイヤモンド和」に実行章を贈った。 同グループは茶道教室の生徒で結成し、現在は4人で活動する。同市の村山浅間神社で7月に行われる富士山のお山開きに着物姿で出席し、訪れた外国人を出迎えている。外国人留学生の着付け教室も開く。 贈呈式が同市西小泉町の静岡銀行富士宮東支店で開かれ、同本部富士宮東地区支部の高塚厚芳支部長がメンバーに実行章を手渡した。活動の中心的な役割を担う篠原和子さん(79)は「日本の伝統文化をこれからも広めたい」と話した。
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遺伝と発症の関係は がんセンター、三島で講座 個別化治療も紹介
静岡県立静岡がんセンター公開講座「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第3回講座が25日、三島市民文化会館で開かれた。浄住佳美・遺伝カウンセラーは「がんと遺伝の関係」、山崎健太郎消化器内科部長は大腸がんの薬物治療をテーマにそれぞれ講演した。 浄住カウンセラーは、生まれつき持つ遺伝子変異が発症に強く関わる「遺伝性がん」はがん全体の5~10%とされ、「一般のがんより発症が早い傾向にある。遺伝子変異があっても必ず発症するわけではない」と紹介した。遺伝情報の特性として不変性や不確実性を挙げ、遺伝子検査を受けるか判断する際には「自身と家族にとってのメリ
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8位入賞、目標に挑む 沼津市チームが結団式【市町対抗駅伝】
12月2日の県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、沼津市チームは25日、同市の第五地区センターで結団式を開いた。8位入賞を目標に大会に挑む。 選手を代表して沢田小6年の竹内海希君(12)が頼重秀一市長らからの激励を受けた後、「苦しい練習を乗り越えてきた。チーム一丸となってゴールを目指す」と決意を述べた。選手兼監督の平田裕也さん(44)は「結果を残して市制100周年に花を添えたい」と意気込んだ。 その他の登録選手は次の通り。 山田瑛佑(第四小6)西村勲士(大平小4)飯田芽依(大岡小6)権莉佳(第二小5)大沼光琉(市立高中等部3)落合王遵(浮島中1)島田実采(
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定期金利引き上げへ 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は24日、27日から預け入れ期間5~10年の定期預金の金利を引き上げると発表した。10年は現行の0・004%から50倍となる0・2%に上がる。 同信金によると、スーパー定期、1千万円以上の大口定期が対象で、日銀の金融政策修正に伴う長期金利上昇に対応する。5年、7年は現行の0・004%から、それぞれ0・07%、0・1%に引き上げる。
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小さな親切運動 学校や個人表彰 静岡で県本部
「小さな親切」運動県本部(八木稔代表)は21日、あいさつ運動に協力する小中学校への感謝状贈呈式と、第11回「小さな親切」作文コンクール(静岡新聞社・静岡放送後援)表彰式を静岡市清水区の静岡銀行本部研修センターで行った。 県内のあいさつ運動協力校11校に感謝状を贈り、協力校による活動報告も行われた。 作文コンクールは「小さな親切」と「私の心のワクチン」をテーマに県内の小中学校132校から2583編が寄せられた。最高賞の知事賞には小学生の部は浜松市立可美小4年の荒川美和さん、中学生の部は同市立引佐南部中3年の溝尻圭さんが輝き、2人を含む入賞者18人が表彰された。 今年から作品の応募割合が高
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静岡中央銀「富士山フォトコンテスト」 星陵高に特別奨励賞 富士宮市
静岡中央銀行は22日、同行が主催する「富士山フォトコンテスト」(静岡新聞社・静岡放送協力)で、特別奨励賞に選出された富士宮市の星陵高写真部への表彰式を同校で開いた。 同部の22人が計32点をコンテストに応募した。同行営業企画部の沢田武嗣部長が、写真部の岸野航河部長らに賞状と記念品を手渡した。 会場では静岡新聞社東部総局編集部のカメラマンが、星陵中・高の写真部員に向けた「写真の撮り方教室」も実施した。
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静岡商高生 呈茶でもてなし 静清信用金庫3店舗
静岡市葵区の静岡商高の3年生有志がこのほど、静清信用金庫の3支店で呈茶の体験学習を行った。生徒が自ら入れた静岡茶を来店者に振る舞った。 生徒はグループごとに同区の片羽、駒形、研屋町の各支店を訪ねた。研屋町支店では女子生徒3人が静岡茶業青年団員の指南を受けながら、急須を使って丁寧に茶を入れた。呈茶された来店者は「急須で入れた濃いお茶はやっぱりおいしいね」などと笑顔で応じていた。 松永莉音さん(17)は「自分で入れたお茶をおいしいと言ってもらえることがうれしかった。自宅でも入れてみようと思った」と話した。
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「駄目」と言わないコーチング 元プロ野球内田氏、三島で講演会
三島信用金庫本店の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん本店同友会」はこのほど、50周年記念講演会を三島市のホテルで開いた。長年プロ野球コーチを務めた三島市出身の内田順三さん(東海大一高・現東海大静岡翔洋高卒)が「作り・育てる・活(い)かす―名選手を育てたコーチング」と題して講演した。 多くの一流選手を育ててきた経験から「熱意を持ち、心を込めて付き合えば人は育つ」と持論を語った。指導する際は「駄目」と言わないコーチングを心がけてきたといい「2軍での駄目はクビと一緒。辛抱して時間をつくり、選手を生かすことを考えないといけない」と話した。 内田さんは1970年にヤクルトへ入団。その後、選手、
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中小「人手不足」6割 「定年制廃止」4分の1 しずおか焼津信金調査
しずおか焼津信用金庫が県中部を中心に中小企業337社を対象に実施した人手不足の現状と動向に関するアンケートによると、「非常に不足している」「やや不足している」との回答が計59・8%に上った。多くの企業が労働条件の改善などに努めるものの、半数近くが「新規の人材獲得が困難」としている。4分の1が定年制度を廃止するなど、雇用年齢を引き上げる動きも目立つ。 業種別では、「非常に不足」との回答が建設業で18・9%と、全業種平均(9・4%)の約2倍。「やや不足」との合計も建設業が79・3%と最多で、サービス業68・9%、卸売業60・5%、製造業57・9%が続いた。人材確保の取り組みは賃金や福利厚生など
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富士見高 動画で最優秀 地域発信コンテスト 起業コースは静高、稲取高
静岡銀行はこのほど、県内の中高生が地域課題の解決や魅力発信に取り組むプログラム「アオハルし放題」の最終コンテストを静岡市内で実施した。地元の良さを紹介する「動画コース」は富士見高が、新たな特産品を開発する「起業コース」は静岡高と稲取高がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。 富士見高は、生徒が自転車で富士市内を巡る動画を数分間に仕上げた。田子の浦など各地の風景に加え、特産のしらすや地元でおなじみのサイダーかん、つけナポリタンなどのグルメも紹介。音楽や食レポも盛り込み、高校生らしい躍動感ある作品が評価された。 起業コースでは高校生が県内企業の伴走支援を受けて商品開発に挑んだ。静岡高は静鉄ストアと規格外野
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富士宮・えんの会 道路清掃で実行章 「小さな親切」運動
「小さな親切」運動県本部はこのほど、富士宮市内で道路清掃に取り組む市民団体「えんの会」に実行章を贈った。 えんの会は1944年生まれの市内在住者有志で2008年に結成した。県道414号を同市小泉から北上して山梨県境まで約30キロの道のりで年に11回、軽トラックの荷台がいっぱいになるほどの量のごみを拾っている。活動には延べ約1700人が参加したという。 贈呈式が同市宮町の静岡銀行富士宮支店で開かれ、同本部富士宮地区支部の田中正男支部長が山田武司会長に実行章を手渡した。山田会長は「地道に続けてきた活動が認められてありがたい」と笑顔を見せた。
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金融 金利上昇 顧客基盤見直し【回復持続いかに 点検中間決算㊦】
「今後は金利がつく。貸し出しのボリュームが金融機関の収益力の差になる」 静岡銀行を傘下に置くしずおかフィナンシャルグループの柴田久社長は11日、2023年9月中間決算の発表会見で、金利の上昇局面を見据えた経営戦略に言及した。前日には期間10年の定期預金金利を従来の100倍となる0・2%に引き上げると発表。金融取引の原点である預金の重要性を強調し、「銀行内で認識を徹底させていく」と言葉に力を込めた。 超低金利政策を進める日銀が10月末に大規模な金融緩和策の再修正を決め、長く抑制してきた長期金利の上限1%を一定程度超えることを容認した。これを受け、メガバンクなど大手が定期預金金利の引き上げを
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あの頃の静岡 写真で振り返る 駿河区、小池さん親子の50点
静岡市駿河区の会社員で写真愛好家の小池正規さん(57)による写真展「あの頃の静岡」が30日まで、静清信用金庫西脇支店(同区)で開かれている。 小池さんと3年前に他界した父豊さんが、昭和30年代以降の各時代に静岡市内で撮影した風景写真や人物スナップ写真など約50点が並ぶ。昭和40年代の大浜公園プール(同区)で水遊びを楽しむ家族連れや、日本平山頂の見晴らし台に止まるボンネット型バスなど、今では見ることのできない懐かしい光景を収めた作品が来場者の目を引いている。 小池さんは「生前、父が『撮っておいて良かった』と話していた何げない日常の1コマ。私たち親子が後世に残したいと思って切り取った風景をぜひ楽
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5年定期金利上げ 静岡中央銀
静岡中央銀行は17日、20日から期間5年の定期預金の金利を0・07%に引き上げると発表した。現在の0・002%から35倍となる。長期金利の上昇と他行の動向を踏まえて判断したという。 スーパー定期預金や大口定期預金などが対象。5年未満の定期預金の金利に変更はない。
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医師専用ローン スルガ銀取り扱い
スルガ銀行はこのほど、医師専用の「ドクターズローン」の取り扱いを始めた。年利1・7~3・7%の優遇金利、無担保で融資する。 利用限度額は10万~5000万円。返済期間は最長20年。奨学金の借り換えや物品購入、他社のローンの借り換えなど利用目的が決まっている「目的ローン」として、医師の資金需要に役立ててもらう。
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奥浜名湖誘客へスタンプラリー 11月18日から遠州信金
遠州信用金庫は18日から、紅葉シーズンに合わせて奥浜名湖地域への誘客を図る「湖北五山めぐり~奥浜名湖周遊スタンプラリー」を始める。五山と周辺の飲食店6店の計11カ所のうち、5カ所でスタンプを入手した来場者に抽選で地元の銘菓を贈る。12月17日まで。 湖北五山と呼ばれる大本山方広寺や大福寺など国指定重要文化財を有する寺院をめぐり、紅葉で彩られた庭園などを鑑賞してもらう。ウナギや洋食店などの飲食店も専用マップ上で紹介した。デジタル化推進の一環で、アプリ「toypo(トイポ)」をダウンロードしてスタンプをためる。達成者から10人にせんべいやもなかなど奥浜名湖地域の銘菓セットが当たる。 問い合わ
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浜松いわた信金 事業承継ファンド設立 企業価値高め 橋渡し
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は16日、中小企業の事業承継支援に特化した総額10億円の投資ファンドを設立した。後継者がいないなど事業承継に課題を抱える取引先の株を取得し、経営改善で企業価値を高めた上で、新たな後継者へ橋渡しする。 名称は「浜松いわた事業承継1号ファンド」。事業承継が主目的のファンドは県内信金で初めてという。 1社当たりの投資規模は1億~2億円を想定する。原則全株式取得を目指す。投資業務や関連支援に豊富な実績を持つケップルキャピタル(東京、神先孝裕代表取締役CEO)が運営管理する。 財務改善や営業管理、人材育成といった多角的な支援で経営力を高め、出口としては10年後まで
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好循環へ投資呼び込む 静岡県産業成長戦略骨子案 人材確保や新興企業支援
静岡県は16日、県産業成長戦略会議を県庁で開き、2024年度産業成長戦略の骨子案を公表した。「危機対応から成長への好循環」を基本方針に、産業人材の確保・育成とスタートアップ(新興企業)支援を打ち出した。産業構造の転換も不可欠とし、大胆な企業誘致の推進を掲げた。 医療や光技術、海洋資源、植物由来の新素材(CNF)などで本県が取り組む先端プロジェクトと国内外のスタートアップを結びつけ、投資を呼び込みながら各産業の拡大を図る。県のイノベーション拠点「SHIP」が企業間の橋渡しや情報発信を担う。 多様な人材の確保を課題とし、保護者へのアプローチ強化や人材マッチングの実施で若者と海外高度人材を取り
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人事=SFG不動産投資顧問(16日)
代表取締役社長兼企画部長(静岡銀行ストラクチャードファイナンス部ストラクチャードファイナンスグループ課長)渡辺敬博▽取締役管理部長(同行監査部監査企画グループ主任検査役)中茎憲一▽投資助言審査部長(同行ストラクチャードファイナンス部ストラクチャードファイナンスグループ課長)小宮敬▽営業部長(同)清水利幸
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「SFG不動産投資顧問」設立 収益性分析、事業戦略に助言
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は16日、駅前再開発や大型商業施設の誘致など不動産に関する投資ニーズに応じた私募ファンドを立ち上げ、資金調達を含めた事業戦略の助言を行う新会社「SFG不動産投資顧問」を設立した。主に県内の不動産開発や地元企業による県外での事業拡大などを想定し、地域に資金と人が循環するエコシステム実現を目指す。 私募ファンドは土地の所有者やゼネコンなどの投資家、静岡銀行を含む金融機関で事業ごとに組成し、不動産の信託受益権を購入して事業を進める。新会社は将来の収益性などを分析して私募ファンドへの情報提供を行うほか、遊休不動産の活用方法や建設される施設への導入機能などについ
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チャットGPT活用へ勉強会 島田市としずおか焼津信金 合同
島田市としずおか焼津信用金庫はこのほど、生成AI(チャットGPT)の合同勉強会を市役所で開いた。それぞれの職員計約60人が参加し、自治体や金融機関での活用に向けて理解を深めた。 市と同金庫の「地方創生の推進に向けた連携に関する協定」の締結に基づき、企画した。ラーニングカレッジ(静岡市)代表で、勉強会などを主催する中村俊也さんが講師を務め、チャットGPTの使い方を始めとした基礎知識、活用事例やリスクなどを解説した。 中村さんは人工知能(AI)と向き合う心構えとして①目的を明確にする②上手な指示文を入力する③ひたすら触りまくる④意外と遊び心が大切―の4点を挙げ、「固い組織ほど遊び心が大事。まずは
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2金融機関と職員に詐欺防止で感謝状 三島署
三島署は15日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして函南町の函南郵便局(片山幾雄局長)、同町の三島信用金庫函南支店(宮本浩和支店長)と、それぞれの職員に署長感謝状を贈った。 同郵便局は9月29日、占いサイトの使用料として50万円を振り込もうと来店した同町の70代女性の被害を防ぎ、柿戸広史課長と職員の冨田篤子さんが表彰された。同支店は10月4日、来店した同町の60代男性が「警察官を名乗る男に『口座が犯罪に使われている』と言われたので、凍結される前に口座を解約しにきた」と申し出たことから詐欺を疑い、対応した職員の川端富貴子さんが感謝状を受けた。 同署管内では今年、14日までに29件計2千万円以上の特
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静清信金西脇支店 リニューアル開店 脱炭素に配慮
静清信用金庫はこのほど、静岡市駿河区の西脇支店を改装オープンした。太陽光発電や業務用の電気自動車(EV)などを導入し、脱炭素を進めながら快適な空間を提供する。 預金や融資、経営相談などに応じるフルバンク店舗。太陽光発電で年間使用電力の3分の1を賄い、再生可能エネルギー由来の電気も取り入れる。業務用車両にEVや電動バイクを採用するなど、ゼロカーボン実現への環境を整えた。 鉄骨2階建て。店内に県産木材をあしらい、非可聴音を含む自然音源「ハイレゾ環境音楽」を流して心地よい空間を演出する。
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免疫薬物療法 解説 がんセンター 三島で講座 「家族の理解必須」
静岡県立静岡がんセンター公開講座2023「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第2回講座が11日、三島市民文化会館で開かれた。同センターの医師2人が免疫薬物療法と膵(すい)がん治療の最前線について解説した。 村上晴泰化学療法センター長は、免疫の働きを利用してがんを治療する免疫薬物療法を紹介した。最も臨床開発が進んでいるのが、免疫細胞の働きを抑制する分子「免疫チェックポイント」を阻害することで、がん細胞に対する免疫を活性化させる「免疫チェックポイント阻害薬」。既存の抗がん薬と比べ、効果が高く副作用が軽い、投与が簡便などの利点があるという。一方、免
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スルガ銀行とセゾンが事業計画 新規ローン目標 5年で3500億円以上
スルガ銀行は10日、資本業務提携を結んだクレジットカード大手クレディセゾンとの事業計画を明らかにした。競争力のある商品を共同開発し、新規顧客を開拓。2027年までの5年間で3500億円以上の新規ローン実行を目指す。 スルガ銀は10月、セゾンの保証付住宅ローンの取り扱いを開始した。11月中には不動産ファイナンスの共同展開として、コラボレーションローンの提供を始める。今後も新しい市場向けの商品開発と協業を進め、新規ローン実行額を増やすという。 スルガ銀は24年春に中小企業経営者や個人事業主らを対象にセゾンカードの提供を始め、同夏にはセゾン会員向けのインターネット支店を設立する予定。 両社は
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清水銀行、増収減益 債権引き当て響く 23年9月中間
清水銀行が10日発表した2023年9月中間連結決算は、経常収益が前年同期比10・0%増の157億2400万円だった。経常利益は93・4%減の1億3500万円、純利益は88・0%減の1億7800万円と増収減益だった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は53・1%減の8億4千万円。 10月下旬に民事再生法適用申請した浜松市西区のMPP KOMATSU(エムピーピー・コマツ)に対する債権について新たに引き当て処理するなど、不良債権処理額が13億1300万円と想定以上に膨らんだ。外貨調達コストの増加も利益を押し下げた。不良債権残高は7・7%増の159億8400万円で総与信に占める比率は0・0
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静岡中央銀は増収増益 23年9月中間
静岡中央銀行が10日発表した2023年9月中間連結決算は、経常利益が前年同期比1・5%増の19億1800万円、純利益は3・6%増の13億8500万円だった。本業が堅調に推移し、株式等売却益も増加。貸倒引当金などの与信費用が増えたものの、3年連続の増益を確保した。経常収益は16・6%増の77億6700万円で2年ぶりの増収となった。 単体の業務粗利益は6・3%増の51億1300万円、本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は14・1%増の15億8200万円。少額投資非課税制度(NISA)拡充を見据え強化する投資信託販売などに伴う役務取引等収益が増え、貸出金利息も増加した。 コ
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しずおかFG経常増益 9月中間 役務取引が堅調
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は10日、2023年9月中間連結決算を発表した。経常収益は傘下の静岡銀行の増収などが寄与し、持ち株会社移行前(静岡銀行連結決算)の前年同期比28・8%増の1795億800万円、経常利益は42・4%増の554億2900万円となった。純利益は、特別損失に今後数年間の減価償却費を前倒しで計上した影響で、12・2%減の247億5400万円。 静岡銀単体の業務粗利益は資金利益や役務取引等利益などが増加し、5・0%増の774億3100万円。本業の収益力を示すコア業務純益は18・5%減の301億6700万円となった。 期中平均の貸出金残高は4・1%増の10兆1286
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天浜線沿線「花のリレー」活用 4団体タッグ 観光商品企画 浜松、研究会が発足
浜松市内の産学官金4団体がタッグを組み、地域が連携した天竜浜名湖鉄道沿線の花の植栽活動「花のリレー・プロジェクト」を誘客に生かす「観光プロジェクト研究会」が10日、発足した。2024年春に開幕する浜名湖花博20周年記念事業に合わせ、沿線を乗り降りして植栽地周辺を散策するなどの観光商品をつくり出す。 メンバーは、天竜浜名湖鉄道、浜松学院大、浜松・浜名湖ツーリズムビューロー、浜松いわた信用金庫。各団体の関係者が知見やノウハウを持ち寄り、地域の見どころを盛り込んだ新たな観光モデル商品を検討する。 浜松市内で行った発足式には、天竜浜名湖鉄道の松井宜正社長、浜松学院大を運営する興誠学園の俵山初雄理事長
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静銀、スルガ銀 10年定期0.2%に
静岡銀行、スルガ銀行は9日、それぞれ現在年0・002%としている期間10年の定期預金金利を、13日から100倍の0・2%に引き上げると発表した。 日本銀行による金融緩和策の再修正で長期金利が上昇傾向となり、メガバンクなどで定期預金の金利を引き上げる動きが広がっていた。両行とも期間5年は0・07%に、7年は0・1%に上げる。いずれも現在は0・002%。 普通預金は短期金利と合わせるため、現在の0・001%を当面維持する。
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スルガ銀 減収減益 貸倒引当金戻入益 減少 9月中間
スルガ銀行が9日発表した2023年9月中間連結決算は、2年連続の減収減益になった。貸出金利息と有価証券利息配当金が減るとともに、シェアハウス債権一括譲渡という前年同期の特殊要因がなくなり、貸倒引当金戻入益も大幅に減少した。 売上高に当たる経常収益は前年同期比16・5%減の439億9400万円、経常利益が29・6%減の128億5500万円、純利益41・4%減の95億8900万円だった。前年同期は貸倒引当金の減算で課税所得が欠損金計上になったが、今期は法人税等も増えて最終減益要因になった。 単体の業務粗利益は3・4%増の295億4900万円。銀行本業の収益力を示すコア業務純益が11・4%減の11
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公募地方債 200億円発行 静岡市
静岡市は8日、総額200億円の全国型市場公募地方債(10年債)の募集を始めた。表面利率は0・977%で、1万円単位で購入できる。利払いは5月24日と11月24日の年2回。 静岡銀行や清水銀行など5金融機関で、11月16日まで取り扱う。
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自慢の写真20点 愛好家が作品展 30日まで、湖西
湖西市や浜松市の写真愛好家4人による作品展「写友展」が30日まで、湖西市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。写真歴の長い70代の4人が、この1年間に撮影した風景や動物、祭りなどの写真20点が並ぶ。 出品者は同市新居町の白井槙雄さん、浜松市西区の戸毛光男さん、同市中区の福嶋豊美さんと佐藤規夫さん。いずれも浜松写真連絡協議会のメンバーで、普段は富士山や各地の祭り、動物園の生き物など、各自が得意のテーマで撮影をしている。SNSが盛んな時代にプリント写真の良さを感じてもらおうと、自慢の作品をB2サイズやA1サイズに印刷して展示した。
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詐欺被害を防止 3店舗に感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして浜松中央署はこのほど、浜松市中区のローソン浜松南浅田店(野田幹夫オーナー)、静岡銀行葵町支店(有田正巳支店長)、同行浜松高丘支店(藤田順子支店長)の3店舗に署長感謝状を贈った。 3店舗では9月、来店した高齢者が高額の電子プリペイドカード購入や口座振り込みをしようとした際、対応した職員らがその様子から詐欺と見抜き、被害を防いだ。3人の高齢者はパソコンのウイルス感染の修理費や、遺産相続の手数料名目などで架空請求を受けていたとされる。 同署で贈呈式があり、野田オーナー、有田支店長、藤田支店長の3人が高橋直人署長から感謝状を受け取った。
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⚽富士通沼津が優勝 1部、2位は浜松シティ 静岡県社会人サッカーリーグ
静岡県社会人サッカーリーグがこのほど、富士通沼津グラウンドなどで行われ、1部は富士通沼津の優勝が決まった。2位は浜松シティ。 2チームは東海リーグ昇格を懸け東海社会人トーナメント大会(12月9、10日・愛知県)に出場する。 ▽1部 富士通沼津(30) 2―1 オーラン袋井(27) 静岡市役所清水(20) 3―2 芙蓉ク(12) ▽2部 静岡銀行(3) 3―2 マイルドイレブン(4) 中部電力(15) 3―3 SJファナン(14) 静大ク(10) 3―0 ウィスタリア藤枝(12) (棄権) ▽3部 ラソス(7) 4―2 浜松SVN(19) カメリア(6) 4―0 ベアーズ(1
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元巨人コーチ・内田さん講演 11月17日に三島市で
三島信用金庫本店の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん本店同友会」は17日午後4時半から、長年プロ野球コーチを務めた三島市出身の内田順三さんを招いた講演会を同市のみしまプラザホテルで開く。 同友会の50周年記念行事。広島や巨人で打撃コーチなどを務め、名選手を育ててきた内田さんが「作り・育てる・活(い)かす―名選手を育てたコーチング」と題して講演する。 入場無料。先着150人。希望者は14日までに、同友会事務局<電055(975)4840>へ申し込む。
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CO2排出量を見える化 静岡銀行がクラウドサービス 企業の現状把握、削減計画支援
静岡銀行は、企業の二酸化炭素(CO2)排出量を算定するクラウドサービス「しずおかGXサポート」の取り扱いを始めた。企業規模が大きく、CO2排出量も多い2千社などにサービスを無償提供し、各社が現状を把握した上で削減の計画や目標の設定を促す。静岡県内の商工会議所や行政、他の金融機関とも連携しながら地域全体で脱炭素実現を目指す。 金属のスクラップを加工、切断して製鋼原料を製造する山内商店(静岡市葵区)は、工場の電力使用量が設定値を超えるとモーター稼働数が自動的に落ちる装置を設置するなど、脱炭素の取り組みを続ける。2年後には菊川市内の2工場を統合し、省エネ設備や太陽光発電を取り入れてCO2の大幅
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「毎日富士山が見える幸せ」 静清信金、ポスター配布へ
静清信用金庫は、大河ドラマ「どうする家康」にちなんで徳川家康とゆかりが深い静岡の魅力を募集し、寄せられたメッセージを掲載したポスターを10日に同金庫全店でお披露目する。飲食店や観光施設などで張り出しを希望する店舗に無料で提供する。 「毎日富士山が見える幸せ」「おいしいお茶と緑の絶景」―。2907件に上る“静岡愛”のメッセージを抜粋し、約7500文字を山盛りに詰め込んだ杯を武士が献上するデザインに仕上げた。同金庫ホームページでは専用コーナーも設け、「気候」「海の幸・山の幸」などジャンルごとに静岡の魅力と詳しいメッセージを紹介している。 ポスターは営業エリア(静岡市、
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スルガ銀、9月中間 通期予想上方修正
スルガ銀行は6日、2023年9月中間連結業績見通しを上方修正した。経常利益を期初予想比約2・8倍の128億円、純利益も約3・8倍の95億円、売上高に当たる経常収益は12・6%増の439億円に引き上げた。 貸出金利息などの資金利益が増えるとともに、ローンや融資の返済が想定以上に進み、予防的に積み上げていた実質与信費用が大きく減る見通しになった。単体の実質与信費用は、期初予想より57億円の改善を見込む。 24年3月期の連結業績予想も経常収益を期初予想比4・5%増の810億円、経常利益は20・8%増の145億円、純利益17・6%増の100億円に上方修正した。
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空き家の流通促進へ連携協定 藤枝市と島田掛川信用金庫
藤枝市と島田掛川信用金庫(千葉靖史理事長)は10月26日、「空き家等の流通促進に関する連携協定」を締結した。管理不良な空き家が地域の安全を妨げるのを防ぎ、空き家と敷地が移住希望者の受け皿として活発に取引されるようにすることが狙い。市によると、自治体と金融機関との空き家に関する協定は県内初。 協定には、空き家対策に関する施策の実施と事業について市民への周知、金融商品の開発と発信、金融機関ならではの相談対応の実施などを盛り込んだ。同信金は市内の空き家限定で解体にかかる費用を借り入れる場合、金利を通常3・155%から1・25%(無担保)に引き下げる。空き家購入希望者には、住宅ローンを通常2・47
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詐欺被害未然防止 銀行、行員に感謝状 下田署
下田署はこのほど、特殊詐欺被害の防止に貢献したとして、静岡中央銀行松崎支店(松崎町松崎)と、行員の入江宝美さん(54)=西伊豆町田子=に署長感謝状を贈った。同署の田中俊行生活安全課長が藤井幸子支店長(49)と入江さんに感謝状を手渡した。 入江さんは、9月14日に来店した70代の男性が投資目的で高額な振り込みをしようと申し出たことを不審に感じた。LINE(ライン)のやりとりを見せてもらい、100万円を個人名義の口座に送ろうとしているなどの点から詐欺を疑い、説得したという。 入江さんは「素直に説明に応じてくれて良かった。支店内での連携もうまくとれた」と振り返った。藤井支店長は「今後もこまめに来店
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経営者に新たな気づき提供 富士宮信金セミナー 3月まで全6回
富士宮信用金庫はこのほど、「地域事業者支援セミナー」を同市光町の同信金北支店で始めた。来年3月23日までに全6回、デジタルトランスフォーメーション(DX)やプロ人材の活用戦略など、経営者らに新たな気づきを提供する。 セミナーは、同信金、市、富士宮商工会議所、芝川商工会の4者でつくる中小企業の総合支援窓口事業「ビジネスコネクトふじのみや」の一環。経営者や経理担当者、起業検討者らを対象に各回先着20人で専門家の講座を受ける。テーマに関心を持った参加者には信金担当者が講師との間を仲介するなど、個別相談に応じる。 初回講座は、県よろず支援拠点のコーディネーター早野智博氏が節税や電子帳簿の基本を解説し
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「ZEH住宅」推進 建設業にSLL融資 浜松いわた信金
浜松市東区に店舗を置くアイダ設計(埼玉県)は2日までに、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)の「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」で1億円を調達した。運転資金に充てる。 戸建て分譲や注文住宅事業を手がけ、断熱や省エネ、創エネ水準を高めた「ZEH(ゼッチ)」対応住宅の建設を推進する。全体販売数に対するZEH住宅の割合を半数以上と掲げた。 SLLはSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境、社会、企業統治)に関連する目標達成で金利を引き下げるローン。同信金の実行は4例目。
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スルガ銀定期預金 特別金利を適用 浜松、中伊豆支店
スルガ銀行は12月29日まで、周年記念定期預金キャンペーンを県内2支店で実施している。 開店120周年を迎える中伊豆支店(伊豆市)と、70周年の浜松支店(浜松市中区)が対象。各店頭窓口で定期預金を作成すると、店頭表示金利に0・11~2・20%を上乗せする。
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チャットGPT 島田市が業務に導入 12月から全課で
島田市は12月1日から、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を業務に本格導入する。染谷絹代市長が1日の定例記者会見で明らかにした。 職員専用の総合行政ネットワーク上で動作するシステムを全庁で導入する。あいさつ文や会議資料作成、要約、校正、アイデア出しなど全課で活用する想定。 4月からDX推進課で実証実験を開始し、市のシステムやセキュリティー、ネットワークとの親和性などを確認した。市独自の職員向けガイドラインも作成したほか、8月下旬から9月上旬にかけて全庁での実証実験も実施した。 正規職員約800人を対象にしたアンケートでは、回答者の約4割がある程度利用していると答え、8割以上が仕
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三保でソーラー発電開始 静岡銀行と中部電力が設置 CO2年1300トン削減
静岡銀行と中部電力グループが協定に基づき静岡市清水区に設置した太陽光発電所「しずぎんソーラーパーク」の運転開始式が31日、開かれた。年間発電量は一般家庭930世帯分に相当する2900メガワット時で、全量を静岡銀などが傘下に入るしずおかフィナンシャルグループ(SFG)本部で使用する。二酸化炭素(CO2)排出削減量は年間1300トンを見込む。 中電が所有する同区三保の2・2万平方メートルに約4千枚のパネルを設置し、中電が施設を管理、運営する。静岡銀は発電された全量を中電から購入する。中電によると、企業の敷地外にある専用の太陽光発電施設から電力を供給する「オフサイトコーポレートPPA」の協定締結
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MPPコマツ債権 清水銀行が引き当て
清水銀行は30日、静岡地裁浜松支部に民事再生法の適用を申請した浜松市西区のMPP KOMATSU(エムピーピー・コマツ)に対する債権について、取り立て不能または遅延の恐れが生じた、と発表した。同行は「業績予想への影響については精査中であり修正の必要が生じた場合は速やかに公表する」としている。貸出金とリース債権の合計は17億9700万円。そのうちこれまでに引き当てなどが行われていない8億2200万円について新たに引き当て処理する。
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河津町代表メンバー選出 主将に村串さん【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の河津町チームは30日までに、代表メンバーを選出した。 40歳以上区間の村串弘親さんが主将を務める。選手団は次の通り。 監督 大坪宏(卓設計工房)▽コーチ 片山径介(河津小教諭)▽小学生男子 金指竣大(河津5)土屋聡躍(同6)田畑脩蔵(同5)▽小学生女子 酒井聖夜(同6)堤優芽果(同5)▽中学生男子 島田隼弥(河津3)加納春輝(同)▽中学生女子 酒井鈴奈(同)西村渚(同1)▽高校生男子 稲葉昊希(稲取1)田畑煌静(同)▽高校生女子 酒井涼帆(下田3)西村雫(稲取3)金指星来(下田1)▽一般男子 片
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三遠南信8信金 地域の魅力紹介 取引先が41ブース 浜松市中区でサミット
三遠南信地域の8信用金庫は28日、三遠南信しんきんサミット(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区のホテルで開いた。静岡、愛知、長野の県境を越えて連携する催しで、物産展や講演会を通じて各地域の魅力を発信した。 物産展は各信金の取引先が41ブースを設けた。遠州地域は、廃棄される三ケ日みかんを活用したアロマオイルやミニハーモニカ、南信州はシャインマスカットや新そば、東三河は花卉(かき)やウズラの卵などを出展した。新商品開発の取り組みとして、8信金が各地元のハチミツやイチゴなどの食材を提案し、東海調理製菓専門学校(浜松市中区)の学生らが考案した洋菓子の試食会を行った。 小西美術工藝社(東京都)
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森づくり大賞 2団体を表彰 静岡県庁で式典
静岡県はこのほど、森林整備や木材産業の振興に貢献した個人・団体をたたえる2023年度の「静岡森づくり大賞」の表彰式を県庁で開いた。2団体が知事褒賞を受賞し、「森を育むひと部門」は計測機器製造・販売のマイクロメジャー(島田市)、「森を愛するひと部門」は森林竹林整備ボランティア団体のホリデーフォレスターズ活動隊(浜松市)が輝いた。 マイクロメジャーは、木材の品質証明に欠かせない含水率計や木材の強度を計測して仕分けするグレーティングマシンなどの製造、販売を手がけ、木材利用の促進にも貢献している。杉山晃広社長は「県全体の木材業界を代表して授かった賞だと思っている。今後も品質の担保に貢献していきたい
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円安 コロナ5類 影響焦点 10月26日から上場企業 9月中間決算発表
静岡県内に本社や主要拠点を置く上場企業の2023年9月中間決算が27日始まる。輸出型企業は円安の追い風が続く中、好業績の持続力が期待される。内需型企業は新型コロナウイルス5類移行を受けた消費の持ち直しが収益にどう影響したかが焦点。世界的な金融引き締めによる海外景気の悪化懸念などを踏まえ、24年3月期通期の業績予想を見直す動きも注目される。 中間決算の発表は27日のフジオーゼックス、ハマキョウレックス、スクロールを皮切りに11月14日まで続く見込み。ヤマハは1日、スズキは7日に開示する。金融機関はスルガ銀行が9日、静岡銀行が10日を予定する。ピークは8社が集中する10日とみられる。 23年