あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 静岡県内金融機関

企業トップ年頭所感 変革重ねる強い決意

 静岡県内で多くの企業が4日、2024年の仕事始めを迎えた。社会経済活動の正常化が幅広い業種で追い風になる一方、長引く物価高による消費抑制や人手不足による供給制約など新たな課題が浮上する。主要各社トップの年頭所感からは、激変する事業環境に対峙(たいじ)しながら持続的成長に資する変革を重ねる強い決意がにじんだ。

鈴木俊宏スズキ社長
鈴木俊宏スズキ社長
中田卓也ヤマハ社長
中田卓也ヤマハ社長
日高祥博ヤマハ発動機社長
日高祥博ヤマハ発動機社長
丸野正浜松ホトニクス社長
丸野正浜松ホトニクス社長
鈴木俊宏スズキ社長
中田卓也ヤマハ社長
日高祥博ヤマハ発動機社長
丸野正浜松ホトニクス社長


急激な変化も柔軟に/鈴木俊宏スズキ社長
 社会における役割をしっかり定めて遂行し、変化に一丸で挑戦し歩み続ける。普遍的な社是の精神「お客様の立場になって」を守り続け、急激な経営環境の変化や生成AIなどの新技術との協働が前提となる社会システムの変化には、スピードと柔軟性を持って対応する。


事業拡大へ挑戦継続/中田卓也ヤマハ社長 
 どんな時でも音楽には人々を癒やし、勇気づける力があると確信している。さまざまな形で音・音楽を楽しんでいただけるよう、今年もお客さまともっとつながるための新たな情報発信や体験の場づくりに注力し、事業拡大への挑戦を続ける。


より多く感動届ける/日高祥博ヤマハ発動機社長
 次期中期経営計画を立案する年。事業競争力の分析、事業戦略の立案・実行といったサイクルをしっかり回し、より多くのお客さまに感動を届ける。変革を意識し、世の中の変化に対応するためのスピードをもっと上げる必要がある。


設備投資や開発 促進/丸野正浜松ホトニクス社長 
 少量多品種対応やカスタム化、高付加価値化に向けて設備投資や研究開発を積極的に進める。光技術は医療や半導体などの分野で応用が広がっている。製品のモジュール化を加速し、付加価値を高めてお客さまの課題を解決していく。


時代に先駆ける発想/高柳裕久浜松いわた信用金庫理事長
 昨年業務を開始した新本部棟に、役職員一丸で“魂”を吹き込んでいく。時代の変化に先駆ける斬新で柔軟な発想を持ち、お客さまや地域の課題解決に貢献する商品やサービス、情報を提供するスピードとレベルを飛躍的に高める。


選ばれる企業目指す/丸山晃司遠州鉄道社長
 「人を大切にして企業価値を高める」という考え方の下、働きやすく成長を実感できる環境づくりに力を入れるとともに、グループの総合力を発揮して地域の活性化や課題解決に貢献し、お客さまから選ばれる企業を目指す。


改革進めて支持獲得/作道政昭マックスバリュ東海社長
 不確実性の高い環境が続く中、多様化するお客さまのニーズを満たし続けるには、施策の実行力・検証力が求められる。意識改革・行動変容を進め、地域からさらなる支持を得られるよう、日々の取り組みを進化させる。


魅力ある地域社会へ/柴田久しずおかフィナンシャルグループ社長
 24年は多方面でダイナミックに局面が動き出す。取り残されないよう知恵を出し合いながら明るい未来を切り開く挑戦を続け、持続可能で魅力あふれる地域社会の実現を目指す。全ての人に最高で「最幸」の1年としたい。


「未来」ともに考える/岩山靖宏清水銀行頭取
 変化の激しい時代においても、清水銀行グループの力を結集し、パーパス「地域を愛し、お客さまの未来をともに考え、共創します」を実践するため、挑戦し続けていく。


人引き付ける企業に/鈴木健一郎鈴与社長
 人手不足が深刻化する中で、人を引き付ける魅力的な企業グループになること、身を置く業界が報われる業界になることが重要だ。そのために「ウェルビーイング」を追求し続けていく。働きやすさ、働きがいを感じることができるよう制度面の充実を進める。


住みたくなる静岡へ/川井敏行静岡鉄道社長
 社会課題の解決に取り組み、「住みたくなる静岡」を地域の皆さまと作り上げていく。また、事業環境が変化していく中で、グループの総合力を生かし、新たな可能性を広げる取り組みにも挑戦していく。


愛されるブランド力/後藤佐恵子はごろもフーズ社長
 為替や原材料・エネルギー価格の変動など先行きが不透明で厳しい事業環境が続くと予想する。お客さまに安全・安心な製品を安定的にお届けすることを第一に、キッチンで最も愛されるブランドを目指しファン拡大に努めたい。


社員への投資進める/加藤広亮スルガ銀行社長
 「違いの創造」を掲げた新中期経営計画の2年目。スルガならではのソリューションをお客さまに届け、「辰(たつ)年」にふさわしく成長を加速していきたい。その成長の源泉である社員への投資(人的資本投資)を積極的に進める。


訪問頻度管理を深化/清野真司静岡中央銀行社長
 中期経営計画「深化」シリーズ第2ステージが4月にスタートする。お客さまとの信頼関係を構築するビジネスモデル「訪問頻度管理」を深化させ、新たな施策にも積極的に取り組み、お客さまや地域社会と共に発展することを目指す。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

静岡県内金融機関の記事一覧

他の追っかけを読む