詐欺被害防止で三島署長感謝状 コンビニと金融機関
三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだコンビニや金融機関4店舗と従業員に署長感謝状を贈った。複数回にわたって被害防止に貢献した功労者や店舗に対して特殊詐欺被害防止マイスターや優良店の認定も行った。
感謝状を受けたのは、ファミリーマート函南平井店(大沼信人店長)と店員の川口真侑さん、セブン-イレブン三島三好町店と店長の七ツ谷昭次さん、JAふじ伊豆三島支店と支店長の斎藤一樹さんと職員の山村明日香さん、三島信用金庫三島北支店(小沢敏昭支店長)と職員の永田雅美さんと芦川志帆さん。七ツ谷さんと斎藤さんはマイスターに、三島信用金庫三島北支店は優良店の認定を受けた。
いずれのコンビニも数十万円分の電子マネーカードを購入しようとした客の架空料金請求詐欺被害を防いだ。金融機関では高額の現金を下ろそうとした客に理由を尋ねてオレオレ詐欺の被害を防いだ。
同署管内では今年、31件計2500万円以上の特殊詐欺被害が発生。複数回にわたる被害防止に貢献した功労者らに対し、森正晴署長は「日頃から詐欺を疑い、模範的な対応を取ってもらっている。さらなる被害防止につながってほしい」と期待した。