中小企業の課題 大手OB解決策 沼津信金交流会
沼津信用金庫はこのほど、中小企業の課題解決に大手企業退職者らの経験と知識を活用する「新現役交流会」を沼津市で開いた。
県東部や関東の50~80代の大手企業OBら「新現役」26人が、沼津信金の取引先事業所11社の幹部らとウェブや対面で面談した。中小企業の関係者が各社の事業概要を説明し、販売マーケティングや経営戦略、海外展開などを相談。大手企業OBらは長年培った経験を踏まえ、改善策を提案した。
人手不足が社会問題になる中、シニア世代のセカンドキャリア活用が期待されている。交流会の参加者は2次面接などを経て、互いの支援内容が合えば顧問契約などを結ぶ。