対面式復活、各社で内定式 浜松いわた信金 本店棟初実施
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は2日、2024年春入社予定の学生の内定式を同区の同信金本店棟で開いた。県西部出身者を中心に大卒の49人が出席し、働く意欲を高めた。
高柳裕久理事長は「企業はエネルギーや資源価格の上昇、脱炭素への対応など多様な課題を抱えている」と地域経済の現状に触れた上で、「地域の未来をつくることが皆さんの仕事。主体的に挑戦する職員になってほしい」と呼びかけた。
代表して高柳理事長から内定通知書を受け取った小野田陸人さん(近畿大4年、同市西区出身)は「産業の発展を支える中小企業や(同金庫が運営する起業家支援拠点)FUSEを利用するスタートアップの力になりたい」と意気込んだ。
内定式は4年ぶりに全員が会場に集う対面式とし、昨年秋に稼働した本店棟で初めて実施した。