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テーマ : 三島市

三島市長選 立候補者の横顔 豊岡武士氏(無現、79歳) 「人のつながり」大切に

 小学生の頃に野球を始め、ポジションはキャッチャー。母校の韮山高で野球部の監督も務め、指導した選手が後年に都市対抗野球の監督として対戦したのは忘れられない思い出だ。学校の校長、会社の社長などさまざまな場で一線に立つ教え子の活躍を喜び、あらためて「人のつながり」を大切に思う。

豊岡武士氏
豊岡武士氏

 県職員だった1998年、生まれ育った三島市に派遣された。当時、病気で不在だった市長に代わって災害対応の指揮を執り、やがて三島を災害に強い町にすべく政治家を志す。オイルショック、湾岸戦争などの経済危機を県庁で経験し、県議を経て市長に就任。国や県など幅広い人脈に支えられて務めた3期12年を振り返り、「自分ほど地方行政に詳しい人は三島にいない」と胸を張る。
 三島の地価は住宅地、商業地ともに県東部で1位になった。清らかな湧水と、街中を美しく彩る地域花壇。豊かな自然を生かしたまちづくりは実を結びつつある。三島駅南口再開発と大場の区画整理事業を成し遂げ、三島に雇用を生み出して「みんなが笑顔になる町」を目指す。
 野球で培った体力は今も健在。1日1万歩を目標に歩き、約20年前に始めたラジオ体操は毎朝欠かさない。健康の秘けつは「よく歩き、よく食べ、よく寝ること」。人生100年の第4ステージは「三島にささげる」つもりだ。

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