選挙しずおかの記事一覧
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焼津市議選が告示
任期満了に伴う焼津市議選(定数21)が29日告示された。投開票は2月5日。
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静岡県内 議員なり手不足61% 「報酬引き上げ必要」最多 全国地方議長アンケート【地方議会はいま】
4月の統一地方選に向けて、全国の地方議会の議長を対象に共同通信が実施した「地方議員のなり手不足」に関するアンケートで、静岡県は県議会と県内35市町議会のうち、22市町議会の議長がなり手が少なくなっていると感じていると答えたことが28日、分かった。県内自治体議会の61%に上り、全国の回答割合63%とほぼ同水準だった。無投票で議員が選出されたのは県内は3市町(県内自治体議会の8%)。全国は16%に相当する271市町村あり、なり手不足の深刻化が浮き彫りとなった。 なり手不足に関する設問では、本県内は8市町(同22%)が「感じる」、14市町(同39%)が「どちらかといえば感じる」と答えた。「感じな
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焼津市議選 29日告示 投開票は2月5日
任期満了に伴う焼津市議選(定数21)は29日、告示される。これまでに現職15人、新人11人の計26人が立候補を表明している。 立候補の届け出は同日午前8時半から午後5時まで、市役所で受け付ける。投票は2月5日午前7時から午後8時まで、市内31カ所で行われ、午後9時から焼津体育館で即日開票される。 昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は11万3306人(男5万5379人、女5万7927人)。
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静岡県議選 平島政二氏出馬へ 静岡市葵区選挙区
行政書士の平島政二氏(63)=静岡市葵区足久保口組=が27日までに、任期満了に伴う4月の県議選に同市葵区選挙区(定数5)から立候補する意向を固めた。日本維新の会に公認を申請している。 平島氏は取材に対し「中山間地振興を県全体の課題と捉えて積極的に取り組みたい。教育無償化や行財政改革なども強く訴えていく」と述べた。 平島氏は同市出身、明治大政治経済学部卒。2013年の静岡市議選で初当選し1期務めた。17、21年の同市議選に出馬し、落選した。
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静岡県議選 自民県連が大石氏公認 牧之原市・吉田町選挙区
自民党県連は27日、4月9日投開票の県議選で牧之原市・吉田町選挙区から出馬する現職大石健司氏の公認を決めたと発表した。26日付。大石氏は現在、県議会の会派には所属していない。
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統一地方選に向け模擬投票 駿河総合高生「選挙」学ぶ
静岡市駿河区選挙管理委員会事務局は27日、4月の統一地方選に向けて、駿河総合高で選挙に関する知識を伝える出前講座を行った。生徒は模擬投票を通して投票所での流れを学んだり、若者の投票率が低い現状などについて理解を深めたりした。 2年生約240人が参加した。統一地方選の時点で18歳を迎える代表生徒3人が同事務局職員の指示を受けながら、記載台で投票用紙に架空の候補者の名前を記入して投票箱に投じた。 体験した大塚楓人さん(17)は「想像以上に簡単な作業で驚いた。候補者のことをしっかり調べて統一地方選に臨みたい」と初めての投票に向け意気込んだ。 講座では、講師を務めた同事務局の梅田しおり参事が2
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静岡市長選 告示まで2カ月 争点不明確、有権者の関心低調 山田氏 草の根活動を展開/難波氏 政治関係支援厚く
任期満了に伴う静岡市長選(4月9日投開票)の告示まで残り2カ月となった26日、立候補を表明している自民党県議山田誠氏(60)は議員辞職願を提出し、元副知事の難波喬司氏(66)は同市葵区で後援会の事務所開きを行った。両氏とも出馬を公言した昨秋以降、選挙戦への準備を進めている。ただ、表だった大きな動きは見せておらず、現時点では争点も明確でないため、有権者の関心はいまひとつだ。 山田氏は26日午前、県庁で薮田宏行県議会議長に辞職願を提出した。辞職は31日付。市長選に向けて退路を断ち、「静岡市政を変えていくという思いを強くした」と語った。 1月中旬に地元葵区で開いた決起集会では、具体的な政策とし
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自民党本部が難波氏推薦決定 静岡市長選
自民党本部は25日、任期満了に伴う3月26日告示、4月9日投開票の静岡市長選について、立候補を表明している元副知事難波喬司氏(66)の推薦を決定した。党県連が上申していた。 難波氏に対しては公明党、立憲民主党も推薦を決めている。同市長選には自民県議の山田誠氏(60)も出馬を表明している。
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4月の県議選 加藤町議出馬へ 長泉町選挙区
長泉町議の加藤祐喜氏(36)=同町下長窪=は25日までに、任期満了に伴う4月の県議選に、清水町・長泉町選挙区が分区される新設の長泉町選挙区(定数1)から出馬する意向を固めた。自民党長泉町支部が近く県連に公認申請する。 加藤氏は取材に「町議活動を通じ、県と町のパイプ役を担う必要性を感じた」と述べ、県の医療田園都市構想や河川整備に取り組む意欲を示した。 同町出身、沼津東高卒。不動産会社社員。2017年の同町議選で初当選し、現在2期目。長泉町選挙区に出馬の意向を示したのは加藤氏が初めて。
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神間元市議出馬へ 4月の県議選 浜松市北区選挙区
元浜松市議の神間智博氏(55)=同市北区新都田=は25日、任期満了に伴う4月の県議選に同市北区選挙区(定数2)から無所属で立候補すると表明した。 神間氏は取材に対し「市議の経験を生かして『県政の見える化』を目指す。防災士として、県民の命を守る政策を重要視していく」と述べた。 旧引佐町出身。明治学院大卒。2011年から浜松市議を2期務めた後、19年の県議選に自民党推薦で出馬し、落選した。
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現職・関氏が事務所開き 清水町長選
任期満了に伴う今春の清水町長選に再選を目指して立候補を表明した現職の関義弘氏(68)の後援会事務所開きが22日、同町柿田で行われた。 後援会関係者ら約200人が集まった。関氏は「財政健全化を進めた結果、南小の改築を開始できた。車に頼らず暮らせるまちにしたい」と力を込めた。 町長選には町議の山本文博氏(65)も立候補を表明している。
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込山氏事務所開き 小山町長選
任期満了に伴う小山町長選(4月18日告示、23日投開票)に立候補を表明している元職の込山正秀氏(75)の後援会事務所開きが21日、同町菅沼で行われた。 込山氏は「町を停滞から前進させる。まずは職員の士気を上げる。財政を立て直す」と述べた。 町長選には現職の池谷晴一氏(72)も立候補を表明している。
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市町選に複数候補出馬 佐々木弘氏/参政党静岡県連支部長【各党に聞く 2023年選挙戦略⑦】
―党県支部の状況は。 「2021年12月に党が発足し、参院選前の22年5月に県支部を設立した。1月中に(衆院小選挙区単位の)8支部がそろう。本県は比較的活動が活発で、県内の党員は1100人ほど。40代を中心に年代は幅広い。既存政党の支援をやめ、自ら投票したい政党作りに関わろうと熱意がある人ばかりだ。教育、食や健康、環境、国の在り方について正しい情報から学び、選択できる国を目指す。SNSでの積極的な発信で仲間が増えている」 ―結党後初となる統一地方選の戦略は。 「次の参院選での10議席獲得のため、統一地方選は全国で400人の出馬を狙う。県内では、22年参院選の比例得票数が、過去の市町議
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時論(1月21日)田辺静岡市政の「功罪」
静岡市の田辺信宏市長が4月の市長選に出馬せず、3期目の任期満了をもって市長を退任する。12年の田辺市政を振り返ると、「功罪相半ばする」という表現がこれほどふさわしい人も珍しい。清水区の桜ケ丘病院の移転問題を巡る対応はその象徴だった。 2021年3月までの4年半、田辺市政を取材した。その間の最大の政治課題が桜ケ丘病院の移転問題だった。同病院は元々、全国に散らばる社会保険病院の一つで、市立病院ではない。しかし、市は老朽化した同病院の移転に深く関与していた。 この問題での「功」は同病院を存続させたことだろう。黙っていても医師が集まる都市部と違い、県内は医師不足が深刻。市が病院存続に向け、土地の
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立民県連、難波氏と政策協定 党本部推薦状を交付 静岡市長選
立憲民主党県連は20日、幹事会を静岡市内で開き、静岡市長選(3月26日告示、4月9日投開票)に立候補を予定する元副知事難波喬司氏(66)と政策協定を結んで党本部の推薦状を手渡した。 曳田卓県連幹事長は幹事会後の取材に、副知事時代にリニア中央新幹線や熱海市土石流の対応に当たった難波氏の実績に触れた上で「人間性、行動力を高く評価している。静岡市長候補として適任」と推薦決定の背景を語った。 政策協定は、静岡市民が幸せを実感できる静岡の実現▽大規模災害や新興感染症に対する危機管理体制の強化▽自由と多様性を尊重し、持続可能かつ成熟した共生社会の実現―の3項目。
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維新・馬場代表 新たな擁立意欲 統一地方選に向け静岡県庁で会見
日本維新の会の馬場伸幸代表は19日、統一地方選に向けた全国キャラバンのため静岡市を訪れ、JR静岡駅前で街頭演説を行ったほか、川勝平太知事と非公開で面談した。面談後に県庁で会見し、「静岡県でも選挙直前まで努力し、維新の改革を行う志士を誕生させたい」として、これまでに発表した県議選2人の立候補予定者に加え、さらなる擁立を目指す意欲を示した。 馬場代表は会見で、川勝知事とはリニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川水問題を巡って意見交換したと明らかにした。リニア工事を巡る県や川勝知事の主張に対する自身の評価は明言しなかったが、「リニア建設をやめることは現状では難しい。維新としてローカルマ
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立民との連携を大事に 岡本護氏/国民民主党・静岡県連幹事長【各党に聞く 2023年選挙戦略⑥】
―統一地方選の目標と訴えたいことは。 「現有勢力を維持したい。県議選では清水区で新人1人を公認し、焼津市議選で現職、浜松市議選で新人を1人ずつ推薦した。立候補予定者に入党の働きかけも続ける。党としては全国の地方議員約200人から倍増させる目標を掲げている。地域の実情に合わせて主張するのが基本だが、党としては安全基準を満たした原発の再稼働、専守防衛に必要な防衛費の増額、身を切る改革などを訴える。元々一つの党だった立憲民主党との連携は大事にしたい。連合静岡を含めた意見交換の場である3者協議はこれからも続ける」 ―県議選の焦点は。 「会派での活動が基本であり、党も歩調を合わせる。少数の知事
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県議選 複数議席獲得へ 山村糸子氏/共産党静岡県委員長【各党に聞く 2023年選挙戦略⑤】
―統一地方選の争点は。 「大軍拡を目指す今の政権運営は、共産党が目指す方向に逆行している。地方にも原発やリニアの問題、暮らしと医療の課題など国政と一体の問題が多くある。党として岸田政権への対決姿勢を明確にした上で、各自治体で取り組むべき政策を掲げ、地方の視点でも必要な論戦を展開して党の役割を発揮する」 ―統一選の目標は。まだ態度表明をしていない静岡、浜松の両政令市長選への対応は。 「どの選挙も重要だが、特に県議選の複数議席獲得に力を入れる。政令市の浜松市議選も、ものづくりのまちにおける市の役割を問う選挙になる。国政では野党共闘を取り巻く環境が変化している。統一地方選で共産の議席や得票
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立民 難波氏の推薦を決定 静岡市長選
立憲民主党は17日、国会内で常任幹事会を開き、3月26日告示、4月9日投開票の静岡市長選で、元副知事難波喬司氏(66)の推薦を決定した。静岡県連が党本部に上申していた。 県議選掛川市選挙区では、新人杉村義夫氏(63)を公認した。
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無党派層に支持広げる 公明党・静岡県本部幹事長/早川育子氏【各党に聞く 2023年選挙戦略④】
―統一地方選の位置付けは。 「前半戦は県議選と浜松市議選に計10人、後半戦の市町議選には計19人の立候補を予定している。県内公明党議員60人のうち半数が選挙戦に挑む。2024年11月に結党60年の節目を迎えることもあり、全員の勝利を目指す。公明党はネットワーク政党。市町、県、国の連携によって政策を作り上げてきているため、統一地方選は非常に重視している」 ―県議選は現状の5議席維持が目標となる。 「今回から定数が減る沼津市、新人が出馬を予定する静岡市葵区をはじめ重点選挙区ばかり。(今回擁立しなかった)浜松市については区割りの動向や定数を見ながら、今後検討していく必要があると思っている」
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身を切る改革、地方でも 山下洸棋氏/日本維新の会・静岡県総支部幹事長【各党に聞く 2023年選挙戦略③】
―統一地方選で何を訴えていくか。 「県内で日本維新の会の看板を掲げて戦う初めての統一地方選になる。人口減少や物価上昇など待ったなしの課題について国会で論戦が繰り広げられているが、地方自治体でもできることが多くある。維新は大阪で、地方が変われば国も変わることを示してきた。その精神を県内に浸透させたい。統一地方選の先に次の衆院選が行われる可能性も見えてきている。国政選挙に向けても、今回の統一地方選で地域に根付いた地方議員を誕生させることが最も重要なことだと考えている」 ―候補者擁立の進捗(しんちょく)は。 「まずは県議選から擁立を進め、静岡市駿河区、沼津市の2選挙区で公認予定者を決めた。支
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勢力維持へ野党間連携 曳田卓氏/立憲民主党・静岡県連幹事長【各党に聞く 2023年選挙戦略②】
―統一地方選の方針は。 「県議選は現職2人、新人1人の3人の公認が決まり、掛川市選挙区でも新人が準備している。所属する県議会第2会派ふじのくに県民クラブの候補者らと競合しない空白区で擁立を模索する。コロナ禍からの地域経済再生と介護など社会保障の充実、人員確保を伴った子育て環境の整備などを訴える。市町議選では現時点で公認・推薦が5人。各選挙で全員当選を目指す。市町長選は連合静岡との共同歩調が基本線になる」 ―野党の存在感が薄れている。統一地方選での野党連携は。 「統一地方選でも野党共闘を目指す。立憲民主党、国民民主党、支援組織である連合静岡の3者で毎月1回の会合を重ねている。旧立民と旧
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逆風も政策実現力訴え 良知淳行氏/自民党・静岡県連幹事長【各党に聞く 2023年選挙戦略①】
―統一地方選では何を訴えていくか。 「地域ごとに候補者の主張は異なるが、共通しているのはエネルギー価格や物価高騰によって厳しい状況が続く1次産業や中小企業をしっかり支えていくということ。4月のこども家庭庁発足に合わせ、国と連携して安全・安心な子育て環境をつくる。人口減少が続く中での地域振興策も重要だ。われわれの強みである政策実現力をアピールしていく」 ―具体的にどう戦うか。 「県議選は現有議席の40から一つでも多く上積みし、納得のいく結果を出したい。選挙区変更で新たに単独区となった長泉町をはじめ、現時点で公認候補が決まっていない選挙区で擁立作業を加速させる。川勝平太知事に対しては是々
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静岡は難波氏 浜松は中野氏 公明、両市長選で推薦
公明党は12日の中央幹事会で、任期満了に伴う静岡市長選(4月9日投開票)で元副知事の難波喬司氏(66)を、浜松市長選(同日投開票)で前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)をそれぞれ推薦することを決めた。県本部が両氏の推薦を党本部に上申していた。
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難波氏推薦を党本部に上申へ 静岡市長選で自民県連
自民党県連は12日、統一地方選の3次公認・推薦候補者を発表し、4月9日投開票の静岡市長選で元副知事の難波喬司氏(66)の推薦を党本部に上申することを決めた。11日付。 4月23日投開票の富士宮市長選で現職の須藤秀忠氏(75)を、小山町長選で元職の込山正秀氏(75)をそれぞれ推薦することも決定した。
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記者コラム「清流」 最大の難問
三島市長選を通じ、あらためて三島の宝は「自然」だと実感した。市街地を流れる清らかな湧水や、箱根西麓で取れる新鮮な野菜。さまざまな主張を繰り広げた候補者も、自然を大切にする思いは共通していた。 選挙では市の課題も浮き彫りになる。やはり一番の問題は人口減少だろうか。若者を呼び込んで子どもを増やす。お年寄りの健康長寿―。人口確保の必要性はどの候補も力を込めて訴えた。 ともすれば市民の分断も招きかねない選挙だが、町の将来を考える4年に1度の貴重な場。地元の良い面と課題にしっかりと目を向け、異なる思いをぶつけ合うことに意味がある。ところが、今回の投票率は過去最低。市長選が突きつけた最大の難問はそこ
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静岡、浜松市長選 過疎地活性化が争点 川勝知事見解
川勝平太知事は11日の定例記者会見で、4月の静岡、浜松両市長選の争点を問われ、人口減少の課題に直面する両市周辺部の活性化が焦点となるとの見解を述べた。 知事は浜松市について「面積が札幌市より広い天竜区に人口約3万人しかいない」、静岡市は「清水区はほっとかれた。(葵区の)井川も人口が減少している」とし、「そういう地域をどう励ますかが争点になる」と指摘した。 県議の山田誠氏と、元副知事の難波喬司氏が出馬を表明している静岡市長選の構図については「一人は政党組織に乗る戦略。他方はそれに乗れず有権者に広く訴え、対照的だ」との見方を示した。 難波氏の陣営を「経済界の推す勝ち馬に(自民党市議団が)乗
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社説(1月9日)静岡県政展望 次代を切り開く選択を
2023年は4年に1度の統一地方選が4月に行われ、身近な政治の担い手を選択する重要な年となる。静岡県内で今年予定される24の地方選挙のうち21が該当し、県議選とともに15市町で首長選や議員選が控える。静岡、浜松の両政令市長選で期数を重ねた現職が不出馬を表明し、県内政治は転換期を迎えた印象だ。次世代が希望を抱けるビジョンと実行力を持つリーダーを選びたい。 本県人口は22年2月に360万人を割り込み、35年前の水準となった。少子高齢化による自然減と若者の県外流出に歯止めがかかっていない。新型コロナウイルス禍は東京一極集中のもろさや、国と自治体の連携の不十分さをあぶり出した。次代を切り開くポスト
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春の静岡県議選 松井氏出馬へ 静岡市清水区選挙区
任期満了に伴う4月の静岡県議選で、元衆院議員秘書の松井優介氏(39)=静岡市清水区千歳町=が6日までに、同市清水区選挙区(定数4)から立候補する意向を固めた。政党からの公認などは目指さず、無所属で出馬する。同選挙区は現職2人、新人3人の計5人が立候補する予定で選挙戦となる見込みだ。 取材に「しがらみのない市民目線の政治を進めたい。定住人口の増加をかなえるため、昨秋の台風15号や東日本大震災を教訓に清水の防災を考えていきたい。保育士の待遇改善など子育て支援の充実を目指す」とした。 北海道出身。法政大卒。現在障害者福祉施設評議員を務める。2019年の県議選に立憲民主党公認で初出馬し、落選した
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橋本市議が出馬へ 下田市・賀茂郡選挙区 静岡県議選
下田市議の橋本智洋氏(56)=同市一丁目=が6日までに、任期満了に伴う4月の静岡県議選に下田市・賀茂郡選挙区(定数1)から立候補する意向を固めた。自民党籍だが、無所属で出馬する方針。 取材に「交流人口を拡大させ、観光産業の活性化とともに移住定住の促進につなげる」と強調。伊豆縦貫自動車道や港湾の整備促進にも意欲を示した。 同市出身、日本大中退。食品販売店経営。2015年の同市議選で初当選し、現在2期目。同選挙区は県政史上最長の10期務めた森竹治郎氏が引退を表明。賀茂地区の自民各支部は加畑毅氏(51)=南伊豆町議=の公認を県連に申請する方針を固めている。
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地域の未来懸け論戦 県民の選択は 統一地方選2023しずおか
第20回統一地方選は4月9日と23日に投票が行われる。県内は県議選と静岡、浜松両政令市など6市町長選、浜松、沼津、富士など14の市町議選の計21選挙を予定している。前回からいずれの選挙も定数の変更はない。両政令市トップが同時期に交代する見通しで、ポストコロナ時代の地域の将来を決める論戦が展開される。現時点で2023年に予定される国政選挙はないが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治の関わりや防衛費増税など、国政の議論が地方選挙にどう影響するかも注目が集まる。23年は統一選以外に焼津、南伊豆、伊東の各市町議選も行われる。 静岡市長 「ポスト田辺氏」に2新人 静岡市長選は4選出馬に意欲を
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社説(12月29日)静岡県東部の拠点3市 広域的視点で未来語れ
任期満了に伴う三島市長選は、豊岡武士氏が4選を果たした。三島市は、多くの行政機関や企業が立地する沼津市、県内3番目の人口規模の富士市と並ぶ東部・伊豆の拠点都市。都心まで新幹線で40分程度の通勤・通学圏で、伊豆の玄関口として高い地理的優位性がある。 豊岡市長はその都市機能を生かし、人口減対策や観光再生など広域的課題に役割を果たすべきだ。政府のデジタル田園都市国家構想と相まって東京一極集中の打破は今が正念場。何より沼津、富士との連携を求めたい。 まずは3市のトップが広域的な視点で未来を語れる機運醸成を図ってもらいたい。頼重秀一・沼津、小長井義正・富士の両市長は年1回会合を開いている。コロナ禍
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2023年春の静岡県議選 加畑氏出馬へ 下田市・賀茂郡選挙区
南伊豆町議の加畑毅氏(51)=同町下賀茂=が25日までに、任期満了に伴う来春の県議選に下田市・賀茂郡選挙区(定数1)から出馬する意向を固めた。賀茂地区の自民党各支部が近く県連に公認申請する。 加畑氏は取材に「賀茂1市5町の広域連携を加速させる。伊豆縦貫自動車道の整備促進を観光振興のみならず、医療過疎の解消にもつなげる」と強調した。 同町出身、作新学院大卒。不動産会社経営。2011年の同町議選で初当選し、現在3期目。21年から町副議長を務める。同選挙区では県政史上最長の10期務めた森竹治郎氏が既に引退の意向を明らかにしている。
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三島駅前再開発「信得た」 「推進」主張の豊岡市長が会見
三島市の豊岡武士市長は23日、4選を果たした市長選後、初の定例記者会見に臨み、選挙戦で「推進」を明確に打ち出した三島駅南口東街区の再開発事業について「市民の信を得られた」との見解を示した。 同事業では再開発組合が6月に設立された際、認可した県から事業の検証や市民合意に関する「5分野16項目」の要請が市長や事業関係者に出ている。3氏が出馬した市長選では他候補が同事業について「反対」「検証、見直し」を訴える中、「早期実現」を主張した豊岡市長が2万1千を超える得票数で当選した。豊岡市長は今回の選挙結果を「市民合意の一つの形と受け止めている」とし、「引き続き丁寧に市民への説明を続けていく」と語った
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静岡市長選 難波氏推薦で一致 自民市内4支部、県連上申へ
2023年4月の静岡市長選を巡り、自民党静岡市静岡、清水両支部は22日、立候補を表明している元副知事難波喬司氏(66)の推薦を決めた。由比、蒲原両支部は同日までに難波氏推薦を決定していて、市内の全4支部の対応が一致した。4支部は週明けにも自民党県連に上申する。 静岡支部は自民と対立する川勝平太知事の側近だった難波氏の支援に慎重論が根強かったが、支部によると、この日の総務会では異論はなかったという。 静岡支部は推薦決定の理由に、第4次市総合計画(23~30年度)やリニア中央新幹線事業の着実な推進などを記した政策協定を挙げた。井上恒弥幹事長は取材に「(難波氏が)一番、政策的に合っているのは自
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浜松市長選候補「擁立幅広く人選」 共産党静岡県委員長
共産党静岡県委員会の山村糸子委員長は22日、任期満了に伴う浜松市長選(2023年3月26日告示、4月9日投開票)について、党として候補者擁立を目指すとした上で「基本的には幅広く力を結集したい。最初から党単独候補にこだわる考えはない」と、市民グループや他の党派との連携も探りながら人選を進める考えを示した。 同市役所で開いた県議選、市議選候補発表の記者会見で述べた。山村委員長は「有権者の意思表示の機会をつくるのは政党としての責任」と擁立に強い意欲を示した。同席した北島定市議は、人選はこれからだとした上で「来年1月中には決定して政策を明らかにしたい」と述べた。 同市長選にはこれまでに、前の総務
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静岡、浜松市長退任へ 転換期迎える2政令市【追跡2022④】
2023年4月の静岡、浜松両市長選で、いずれも現職が不出馬を表明した。10年以上にわたり政令市のかじ取りを担ったリーダー2氏が今期限りで退任し、県内政治は転換期を迎える。 静岡市長選を巡り、12月初旬に不出馬を表明した現職田辺信宏氏(61)。表明後初となる13日の定例記者会見で、決断の背景をしみじみと語った。「出処進退は、進む時より引く時の方が難しい」 7月に4選出馬の意向を明らかにした田辺氏。市議会11月定例会で正式に出馬表明する算段だったが、9月の台風15号の災害対応で誤算になった。大規模断水が発生した清水区で、現職批判が噴出。経済人有志が元副知事難波喬司氏(66)の支援に傾き、現職
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4期目豊岡市長が訓示「市政全体を考えて」 三島
18日に投開票が行われた任期満了に伴う三島市長選で4選を果たした豊岡武士市長が20日、新たな任期の開始に当たって市の部課長職員約60人に市役所で訓示を行った。 選挙戦を通じて市のまちづくりに感謝する声が多数寄せられたとし、「皆さんがチーム三島で頑張った成果が花開き、市民が高く評価してくれたと実感している」と述べた。三島のさらなる発展、市民生活の充実を行政の目的に掲げ、「事務作業が目的化しないよう、部課長のリーダーが常に市政全体を考えて役割を果たしてほしい」と語った。 4期目に向け、「(自身の)頭と心をリセットしてまちづくりに取り組む」と決意を新たにした。
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行政区再編「結」実 浜松市長、市政主な出来事発表 今年象徴の漢字も
浜松市の鈴木康友市長は20日の定例記者会見で、2022年の市政の主な出来事を発表した。24年1月1日に現行7区を3区とする行政区再編案の決定など20件を挙げた。長年の懸案だった行政区再編が「実を結んだ」として、恒例の今年を象徴する漢字には「結」を選んだ。 行政区再編を巡っては、市民アンケートの結果を踏まえて行政区画等審議会から再編後の区名を中央区、浜名区、天竜区とする答申も行われた。新3区移行まであと1年。「職員一丸となって万全の体制づくりを進める」と意気込みを語った。 また、「施設の新設やリニューアルが多かった年」と振り返り、浜松科学館のプラネタリウム、遠州鉄道高架下の新川モール、市福
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駅前開発「賛成」59%/市役所建設「現在地」53% 三島市長選 期日前投票出口調査
18日に投開票が行われた三島市長選に合わせ、静岡新聞社が期日前投票の出口調査で有権者の意向を尋ねたところ、争点となった三島駅南口再開発事業について59%が「賛成」、21%が「反対」と答えた。老朽化により建て替え計画が進む市役所本庁舎の希望建設地は「現在地」が53%で、「南二日町広場」の27%を上回った。 出口調査は期日前投票が行われた12~17日に市役所大社町別館で行い、有権者700人から回答を得た。 三島駅前に広域健康医療拠点やマンションを建設する再開発事業では「駅前がにぎやかになる」「カフェがほしい」などと賛成派が6割を占めた一方、「資材価格の高騰でコスト面が心配」「自然に影響を及ぼ
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自民党静岡県連 2次公認・推薦決定 2023年春の統一地方選
自民党静岡県連は19日の役員会で、2023年春の統一地方選の2次公認・推薦候補者を決めた。県議選で新人1人を公認するほか、浜松市議選で現職3人を公認、現職と新人各1人を推薦する。 2次公認・推薦候補者は次の通り。○は新人。 【県議選公認】○松島和久(焼津市) 【浜松市議選公認】鳥井徳孝、松本康夫(中区)戸田誠(北区) 【同推薦】倉田清一(西区)○藤田典良(中区)
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三島市長選 豊岡武士氏に当選証書 4選、前回より得票増「評価、期待いただいた結果」
任期満了に伴う三島市長選(18日投開票)で4選を果たした現職の豊岡武士氏(79)は19日、三島市選挙管理委員会の望月正己委員長から市役所で当選証書を受け取った。 三島駅南口東街区に広域健康医療拠点やマンションを建設する再開発事業の実現を公約に掲げ、新人2氏を破り当選した。市長としては県内最高齢の当選に「健康年齢は人それぞれ。特段の問題はない」とし、過去最低の投票率でも前回選より得票を伸ばした点について「これまでの取り組みが評価され、今後の期待をいただいた」と語った。 当選証書を手渡した望月委員長は「一層の市政発展のため、ご健勝とご活躍を祈念する」と述べた。 豊岡氏の任期は20日から4年
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豊岡三島市長4選 新人の石井氏、近藤氏破る 投票率は過去最低
任期満了に伴う三島市長選は18日、投開票が行われ、無所属で現職の豊岡武士氏(79)が新人の元市議石井真人氏(43)、会社経営近藤正文氏(46)を破って4選を果たした。投票率は44・97%で、前回選を4・86ポイント下回り、過去最低だった。 豊岡氏は三島駅南口東街区で進む再開発事業の早期実現を公約に掲げたほか、任期中に実質的な市の借金を大幅に減少させた財政健全化など3期12年の実績をアピール。連合静岡や公明党など推薦団体も活発に動き、支持を拡大した。 石井氏は自民党三島市支部の推薦を取り付け、「市政刷新」を旗印に若さと独自政策を訴えたが一歩及ばなかった。近藤氏は子育て世代への支援策を打ち出
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三島市長選 現職豊岡氏が4選
任期満了に伴う三島市長選は18日、投開票が行われ、現職の豊岡武士氏(79)が新人2氏を退けて4選を確実にした。
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三島市長選18日投票 現職、2新人の三つ巴
任期満了に伴う三島市長選は18日、投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは新人の会社経営近藤正文氏(46)、4選を目指す現職豊岡武士氏(79)、新人の元市議石井真人氏(43)。 三島駅南口東街区で進む再開発事業の是非が主な争点。近藤氏は「反対」、豊岡氏は「推進」を訴え、石井氏は事業の「検証、見直し」の考えを示す。経済対策などについても舌戦を繰り広げている。 投票は午前7時から午後8時まで、市内31カ所で行われる。開票は午後9時10分に市民体育館で始まり、午後10時半~11時ごろに大勢が判明する見通し。 10日現在の選挙人名簿登録者数は9万790人(男4万4036人、女4万675
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難波氏のリニア推進 知事「一貫している」
川勝知事は会見で、2023年4月の静岡市長選に出馬表明した元副知事難波喬司氏(66)が自民党静岡市議団との政策協定に「リニア中央新幹線事業の着実な推進」を盛り込んだことへの受け止めを問われ、「リニア推進と水資源保全の両立で(難波氏は)一貫している」と述べ、自らと方向性は合致しているとの認識を示した。 川勝知事は「決してリニアに反対しているのではないと繰り返し申し上げてきた。南アルプスの自然、水資源を両立させるのが基本的立場」との考えを説明。仮に難波氏が当選した場合の静岡市との連携については「もちろんだ」と、連携可能との姿勢を示した。
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創生静岡と志政会 難波氏と政策協定
静岡市議会第2会派の創生静岡と連合系会派の志政会は16日、2023年4月の市長選に出馬表明した元副知事の難波喬司氏(66)と政策協定を結んだ。志政会は会派としての推薦も決定した。 創生静岡は「市民が幸せを実感できる静岡の実現」に向けて取り組むことなど3項目を盛り込んだ。白鳥実代表は「100%(合意に)至っていない事業はあるが、議論を続ける中で、難波氏とともに政策立案に取り組んでいきたいと決意した」と述べた。 志政会は、策定中の第4次総合計画(23~30年度)の着実な実行や危機管理、防災体制の強化など9項目を示した。後藤哲朗代表は「ものづくりを中心とした経済の発展にも力を入れて」と求めた。
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自民党市議団 難波喬司氏推薦を決定 静岡市長選
静岡市議会最大会派の自民党市議団は16日の議員団総会で、2023年4月の静岡市長選に出馬表明した元副知事難波喬司氏(66)を推薦すると決めた。難波氏を会派室に迎えて政策協定を交わし、推薦状を交付した。 自民市議団と難波氏は「第4次市総合計画(23~30年度)の着実な推進」「政令市の権限強化」「行財政改革の推進」「リニア中央新幹線事業の着実な推進」など14項目の政策協定に合意した。鈴木和彦会長は難波氏推薦について「満場(一致)での賛成だった」とし、副知事を務めた難波氏の行政手腕に期待した。 推薦決定後、難波氏は報道陣に「大変ありがたい。一緒に明るい未来を作りたい」と述べた。川勝平太知事が提
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29陣営が出席 焼津市議選事前説明会
焼津市議選(2023年1月29日告示、2月5日投開票)の立候補予定者事前説明会が16日、市役所で行われた。定数21に対して、29陣営が出席した。陣営の内訳は現職15、新人14。 市選挙管理委員会事務局や焼津署、焼津郵便局の担当者が立候補手続きや選挙運動の注意点などを説明した。市選管の石川三夫委員長は「住民の声を市政に届ける重要な選挙。明るくきれいな選挙にしてほしい」と呼びかけた。
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自民党本部、中野氏推薦決定 浜松市長選
自民党本部は15日、任期満了に伴う2023年3月26日告示、4月9日投開票の浜松市長選について、立候補を表明している前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=の推薦を決定したと発表した。党県連が上申していた。 同市長選に立候補を表明しているのは現時点で中野氏のみ。
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政策協定に「リニア推進」 静岡市長選 自民市議団と難波氏
2023年4月の静岡市長選を巡り、市議会最大会派の自民党市議団が15日に立候補予定者の一人、元副知事難波喬司氏(66)を推薦する方針を固めたことを受け、両者が締結する政策協定が注目されている。主要項目の一つが「リニア中央新幹線事業の着実な推進」。難波氏に履行を求めるとともに、リニア推進と主張しつつ関係機関との衝突が絶えない川勝平太知事との姿勢の違いを明確にする狙いがあるとみられる。 リニアの工事現場は市北部の山間地。道中の県道トンネル整備も含め、重要な市政課題になる。「政策協定のリニアのくだりは、自民の政敵である川勝知事をけん制する意味合いがある」と自民関係者。川勝県政で副知事を2期8年務
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三島市長選終盤情勢 豊岡氏、石井氏横一線、近藤氏追う
任期満了に伴う三島市長選は、18日に投開票を迎える。公明党県本部、連合静岡の推薦を受けて4選を目指す現職豊岡武士氏(79)と、日本維新の会、自民党三島市支部が推薦する新人の元市議石井真人氏(43)が激しく競り合い、横一線のまま終盤戦に突入した。新人の会社経営近藤正文氏(46)は支持が広がっていない。 3期12年の実績を訴える豊岡氏は、市内で幅広い団体の支援を受けて組織戦を展開する。市民の関心が高い三島駅南口の再開発事業には「推進」の姿勢を明確にし、高い知名度を生かしながら支持を呼びかける。後援会もフル回転して草の根活動を続け、全域での浸透を図っている。 石井氏は告示前から所属する政治団体
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新人山本氏 現職を訪問 清水町長選、直接対峙に緊張感
来年4月の任期満了に伴う清水町長選に立候補を表明している2氏が14日、同町役場で顔を合わせる場面があった。山本文博町議(65)が保護司活動で法務大臣表彰を受け、関義弘町長(68)を表敬訪問した。2人があいさつ以外でじかに話すことはなく、選挙戦に向け緊張感が漂った。 山本氏は所属する沼津地区保護司会のメンバー6人と共に訪れた。18年にわたる活動への表彰で、「励みは罪を犯してしまった人の社会復帰。これからも頑張っていきたい」と語った。関町長は「再犯率が高い傾向。更生保護に対する期待は高まっていると認識している」と原稿を読み上げた。歓談では保護司会側が最近の犯罪傾向などを説明した。 関町長は元
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自民市議団、難波氏推薦へ 静岡市長選 政策協定の締結調整
静岡市議会最大会派の自民党市議団は15日、2023年4月の静岡市長選に出馬表明した元副知事難波喬司氏(66)と政策協定を締結し、推薦する方針を固めた。同会派の鈴木和彦会長が同日の自民党静岡市静岡支部の総務会で明らかにした。16日の議員団総会で正式決定する。 難波氏は自民市議団と市内の自民4支部(静岡、清水、由比、蒲原)に推薦願を提出済み。複数の自民関係者によると、自民側と難波氏は市長選に先立つ政策協定として、策定中の第4次総合計画(23~30年度)の着実な推進▽リニア中央新幹線事業の推進▽政令市の権限強化▽行財政改革の推進―など14項目で合意する方向で調整している。 一方で、この日の静岡
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三島市長選 立候補者アンケート 3氏の主張、政策は
任期満了に伴う三島市長選は、18日に投開票が行われる。選挙戦を繰り広げる新人の近藤正文氏(46)、現職の豊岡武士氏(79)、新人の石井真人氏(43)に政策や主張を聞いた。 近藤正文(こんどう・まさふみ)氏 無新 46歳 ◆三島駅南口再開発事業の方針と理由 20年前の計画は時代錯誤であり愚か。市場価格より安値で市民の財産を売り渡し、駐車場だけの運営を行うような案には賛成できない。用地があり交通弱者でも行ける駅前は市役所や保育ステーションには良い。 ◆市役所新庁舎の建設場所、イメージは 利益を生まない、市民の憩いの場でもない市役所にお金を使わない。駅前開発するなら駐車場の上か下に造る
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日本維新の会 石井氏推薦決定 三島市長選
日本維新の会は13日、任期満了に伴う三島市長選(18日投開票)で、新人の元市議石井真人氏(43)の推薦を決定した。県総支部が党本部に上申していた。
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立民が小松氏推薦 2023年春の浜松市議選
立憲民主党は13日、常任幹事会を開き、来春の統一地方選の立候補者に対する公認・推薦を決定した。県内関係では、浜松市議選の新人小松大介氏(36)=同市南区=の推薦を決めた。 衆院静岡2区の暫定総支部長を県連代表の渡辺周氏(衆院比例東海)が務めることも承認された。前任の総支部長が辞任して以降、空席になっていた。
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難波喬司氏 自民に推薦願提出 静岡市長選「政策は一致」
2023年4月の静岡市長選に出馬を表明した元副知事の難波喬司氏(66)が13日、市議会最大会派の自民党市議団と市内の自民4支部(静岡、清水、由比、蒲原)に推薦願を提出した。難波氏が特定の市議会会派や政党に推薦を依頼するのは初めて。 難波氏は後援会長の酒井公夫静岡鉄道会長とともに市議会を訪れた。酒井後援会長は「正式に推薦をいただけないかとお願いにきた」と話し、自民党市議団の鈴木和彦会長や市内自民支部の支部長にそれぞれ推薦願を手渡した。鈴木会長は「慎重に協議し、返事をする」と応じた。 難波氏は提出後の取材に「(自民と)政策は一致している」とした上で「全ての会派、政党、できるだけ多くの人に支援
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三島市長選 立候補者の横顔 石井真人氏(無新、43歳) 弱者に寄り添う政治を
政治家を志したきっかけは1歳上の兄の存在。満腹中枢に異常があり、身体的な成長が止まる障害「プラダー・ウィリー症候群」を抱えていた。「(兄より)先には死ねない」という母の言葉に、障害者を支える日本社会の在り方に疑問を感じた。「政治の力で変えなくては」 兄は障害が引き金となって肺に病気を患い、2014年に36歳で他界した。同じ年に祖母も亡くし、当時いた東京から三島への帰郷を決意。初挑戦した18年の市長選で敗れたものの、翌年の市議選でトップ当選して政治の道を歩き出した。 大学卒業後の03年に勤め始めた浜松市役所は当時、12市町村合併の手続きがまっただ中。学生時代に培った情報処理と防災の知識を生
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三島市長選 立候補者の横顔 近藤正文氏(無新、46歳) 未来思い描く“戦略家”
仕事に赴いたジャカルタで目にした光景が忘れられない。大雨の中、ずぶぬれになって傘を売る子どもたち。近くのカフェでは大人が優雅にお茶を飲んでいる。「何かが狂っている」。社会のひずみを感じ、政治家として世の中を変えたいと思うようになった。 飲食店などを県内外で展開し、2013年に三島へ移り住んだ。人が穏やかで気候は温暖、自然も豊か。嫌いだった野菜は、三島に来てから大好きになった。そんな地元の魅力を感じる一方で、疲弊する地域経済には危機感を抱く。「この土地に根付こうと決めた。人任せにはしたくない」。市長選に名乗りを上げた理由だ。 政策の目玉に掲げるのが「ママもパパも医療費無料」。物価高騰のあお
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三島市長選 立候補者の横顔 豊岡武士氏(無現、79歳) 「人のつながり」大切に
小学生の頃に野球を始め、ポジションはキャッチャー。母校の韮山高で野球部の監督も務め、指導した選手が後年に都市対抗野球の監督として対戦したのは忘れられない思い出だ。学校の校長、会社の社長などさまざまな場で一線に立つ教え子の活躍を喜び、あらためて「人のつながり」を大切に思う。 県職員だった1998年、生まれ育った三島市に派遣された。当時、病気で不在だった市長に代わって災害対応の指揮を執り、やがて三島を災害に強い町にすべく政治家を志す。オイルショック、湾岸戦争などの経済危機を県庁で経験し、県議を経て市長に就任。国や県など幅広い人脈に支えられて務めた3期12年を振り返り、「自分ほど地方行政に詳しい
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難波氏を支援 創生静岡が表明 春の静岡市長選
静岡市議会第2会派の創生静岡は12日、同市葵区で記者会見を開き、2023年4月の静岡市長選に出馬表明した元副知事の難波喬司氏(66)を支援すると表明した。 白鳥実代表は同会派の政策提言の柱として①健全な行財政運営の推進②災害に強く、持続可能なまちづくり③人への投資―の三つを示し、「基本的に難波氏と政策の方向性が一致している」と支援決定の理由を説明した。 一方、同会派が反対する水族館を核とした海洋文化施設(清水区)の建設を巡り、難波氏が「継続」の方針を示していることについては「施設には現在も反対。協議していかなければならない」と述べた。 同会派は11月下旬、市議会会派の中でいち早く難波氏
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三島市長選告示 現職と新人、三つどもえの戦い 18日投開票
任期満了に伴う三島市長選が11日、告示された。いずれも無所属で、新人の会社経営近藤正文氏(46)、公明党県本部、連合静岡推薦で4選を目指す現職豊岡武士氏(79)、自民党三島市支部、日本維新の会県総支部推薦で新人の元市議石井真人氏(43)が立候補を届け出て選挙戦に突入した。三島駅前再開発事業の是非などが主な争点。 投票は18日午前7時から午後8時まで市内31カ所で行われ、即日開票される。期日前投票は12日から17日まで市役所大社町別館で行われる。15~17日は日清プラザ・イトーヨーカドー三島店2階会議室でも受け付ける。 市選挙管理委員会によると、10日現在の選挙人名簿登録者数は9万790人
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三島市長選 三つどもえの戦いに
11日告示の三島市長選は立候補の届け出が締め切られ、いずれも無所属で新人の会社経営近藤正文氏(46)、現職の豊岡武士氏(79)、新人の元市議石井真人氏(43)による三つどもえの選挙戦が確定した。 三島市長選 第一声書き起こし(届け出順) ▶近藤正文氏(無所属、新人) ▶豊岡武士氏(無所属、現職) ▶石井真人氏(無所属、新人)
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三島市長選告示 第一声書き起こし 石井真人氏(無所属、新人)
皆さん、本日はこのように多くの方がお集まりいただき、本当にありがとうございます。 この4年間いろいろなことがあります。大変な時、苦しい時、そんな中にもずっと支えてきてくれた皆さんのおかげで、今日のこの日を迎えることができました。昨日も夜遅くまで、この日のための準備をしてくれた皆さん、「石井真人なんとか応援してやってくれ」。声をかけてくれた皆さん、色々な形で 私を支えてきてくれたおかげで、今日、こうして大勢の皆さんの前で、自分の思いを伝えさせていただくことができます。 私の思いは、なんとしても、この三島のために全力で尽くしたい。この選挙、なんとしても、勝利をしなければいけないんです。大勢
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三島市長選告示 第一声書き起こし 豊岡武士氏(無所属、現職)
早朝から豊岡武士の激励に駆けつけてくださいました皆さん、おはようございます。 本当にありがとうございます。また、ご来賓としてお越しくださいました、先生方、 首長の皆さん、議員の皆さん、公務ご多忙の中、お越しくださいましたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 私はこれまで、この愛する三島を市民の皆さん方、お一人、お一人が健康でお元気で、そしてまちも元気、そして産業も元気、「スマートウェルネス」という、人もまちも産業までも健康で幸せを目指そうという取り組みを行ってまいりました。その結果、先ほど、先生方、議員の皆さんからご紹介いただきましたように、この三島が輝いて
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三島市長選告示 第一声書き起こし 近藤正文氏(無所属、新人)
皆様、朝早くからお集まりいただきありがとうございます。 本日から三島の市長選挙が始まります。私今回ほとんど手作りでやってみました。ポスターのデザインからチラシのデザイン、そして、選挙カーまで。全てね、手作りで作りました。すごいね大変でした。 大変だったんですけどね、こういう形でやっていて、なんでこういう形でやるかというと、 開発っていうのはお金を出して、誰かに作ってもらう。そういったことっていうのは、何が残るのかなというのが私の中にありまして。 開発っていうのはね、これからは市民の手なり、自分でやる、その範囲内の開発でいいと思うんですね。 飽きたらもうすぐ潰
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三島市長選告示 現職と2新人が届け出
任期満了に伴う三島市長選は11日告示され、いずれも無所属で新人の会社経営近藤正文氏(46)、現職豊岡武士氏(79)、新人の元市議石井真人氏(43)が届け出て選挙戦に突入した。 三島市長選 第一声書き起こし(届け出順) ▶近藤正文氏(無所属、新人) ▶豊岡武士氏(無所属、現職) ▶石井真人氏(無所属、新人)
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2010年度以降 借金実質減 市税収入は増 数字で見る財政【迫る 三島市長選 番外編】
11日告示、18日投開票の三島市長選は市の財政状況にも注目が集まる。現市政が始まった2010年度からどう変化したのか。借金、貯金、収入の面から数字でひもとく。 市債は10年度に367億円だったが、20年度は401億円。数字上は34億円の増加となるが、20年度の市債は10年度よりも「臨時財政対策債」が51億円増えている。これは各地の行政サービスに格差がないよう国が補助する制度で、市の借り入れだが実際に元金と利子は国が返済する。このため、20年度の市債から51億円を差し引くと、実質的な市の借金は10年間で17億円の減少となる。 収入の市税総額は、10年度の168億円から20年度は176億円に
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清水町長選 山本文博町議が事務所開き
任期満了に伴う来春の清水町長選に立候補を表明している山本文博町議(65)の後援会事務所開きが10日、同町堂庭で行われた。 後援会関係者ら50人が集まった。山本氏は「町民の命を守ることが大事。清水南小を南中周辺に移転し、小中一貫校に再編したい」と力を込めた。山本博保前町長も訪れた。 町長選には現職の関義弘氏(68)も立候補を表明している。
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三島市長選 11日告示
任期満了に伴う三島市長選は11日、告示される。いずれも無所属で、4選を目指す現職の豊岡武士氏(79)、市議の石井真人氏(43)、会社経営の近藤正文氏(46)が立候補を表明し、選挙戦となる公算が大きい。 立候補の届け出は11日午前8時半から午後5時まで、市役所本館3階第1会議室で受け付ける。投票は18日午前7時から午後8時まで市内31カ所で行われ、午後9時10分から即日開票される。 市選挙管理委員会によると、1日現在の選挙人名簿登録者数は9万801人(男4万4057人、女4万6744人)。
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難波氏 自民に支援要請へ 静岡市長選を巡り会談
2023年4月の静岡市長選に出馬を表明した元副知事の難波喬司氏(66)と陣営幹部が9日、静岡市議会を訪れ、最大会派自民党市議団の幹部と会談した。現職田辺信宏氏(61)が4選不出馬を表明後、難波氏が自民会派と接触するのは初めてで、支援要請に向けた動きとみられる。 会談は非公開。難波氏の陣営幹部として、静岡商工会議所の会頭当時に同氏の支持を表明した酒井公夫静岡鉄道会長が同席した。自民側は市議団の鈴木和彦会長と繁田和三幹事長、市内の自民支部の支部長らが応対した。難波氏は会談後の取材に「後援会組織ができたので、礼儀としてあいさつに来た」と答えた。会談に出席した自民市議団の市議によると、難波氏陣営か
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市役所新庁舎建て替え 集約、分散、維持3様【迫る 三島市長選㊦】
「まるで迷路のよう」 三島市役所の本庁舎を訪れた高齢女性が困惑の表情を浮かべた。狭い通路や階段を歩いて本館と西館を行き来しているうちに、現在地が分からなくなってしまったという。手狭な駐車場、2カ所ある市役所別館との距離、老朽化した施設…。「どうにかならないのかしら」。ため息交じりに不満が漏れる。 本庁舎が建築されたのは1960年。既に62年が経過し、市は市制90周年となる2031年をめどに建て替えの計画を示す。現在地か南二日町広場の2カ所を候補地とし、スリム化を図りつつ分散した行政機能を集約して拠点型の庁舎を建設する考えだ。11月に新庁舎整備に向けた市民ワークショップも開始
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駅前再開発事業 期待と懸念、割れる見解【迫る 三島市長選㊤】
首都圏から近く、伊豆や富士山など各地へのアクセスが良好なJR三島駅。周辺の地価は県東部で1位、清らかな湧水をはじめ豊かな自然が点在する駅前の都市空間は、官民の連携で守り続けてきた三島の宝だ。さらなるにぎわいの創出を目指し、駅の南口では広域健康医療拠点や商業施設を整備する再開発事業が進む。 完成は2026年度の予定。今年6月には再開発組合が発足したものの、認可した県は事業の検証にかかる「5分野16項目」を市長や事業関係者に要請した。「市民の不安や懸念を払拭するため」とし、地質や地下水への影響などについて必要な調査と対策を検討するよう求めている。 市長選の4選出馬を表明した現職の豊岡武士氏(
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大石哲司県議の推薦を取り消し 連合静岡
連合静岡は7日に静岡市駿河区で開いた執行委員会で、大石哲司県議(70)=浜松市東区=の推薦取り消しを決めた。来春実施予定の県議選でも連携しない。理由として、7月に行われた参院選で連合静岡が推薦した静岡選挙区の立候補者を支援せず、対立候補を応援したことを挙げた。
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三島駅前再開発 三者三様の意見 市長選立候補予定者が公開討論会
任期満了に伴う三島市長選(11日告示、18日投開票)の立候補予定者による公開討論会(三島青年会議所主催)が5日、市民文化会館で開かれ、現職の豊岡武士氏(79)、市議石井真人氏(43)、会社経営近藤正文氏(46)が登壇した。三島駅南口東街区の再開発事業に対する考えは3氏ともに食い違い、4年前の前回選に続き再び争点となる見通し。 同事業は民間企業を主体に広域健康医療拠点や高層マンション、商業施設などを建設する計画。総事業費は209億円で、このうち補助金を含む市の支出は37億円を見込む。 豊岡氏は「30年越しの最大の課題であり、三島の持続的発展には欠かせない。何としてもやり遂げる」と推進の姿勢
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静岡県議選 伊藤氏が立候補正式表明 袋井市・森町選挙区
元袋井市議の伊藤謙一氏(35)=同市月見町=が6日、市内で記者会見し、任期満了に伴う来春の県議選に同市・森町選挙区(定数2)から無所属で立候補することを正式に表明した。 伊藤氏は「市議として地域の課題と向き合う中で、より俯瞰(ふかん)的な立場から取り組む必要があると感じた。県とのパイプ役を担い、防災対策やアフターコロナを見据えた産業振興などに力を入れたい」と語った。 同市出身、米・サウスイーストミズーリ州立大卒。貿易会社勤務などを経て2013年の市議選で初当選し、21年5月から約1年半、副議長を務めた。
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統一地方選事務 大学生らを募集 沼津市選管
沼津市選挙管理委員会は2023年1月31日まで、同年春に予定される統一地方選(県議選、市議選)の選挙事務従事者や期日前投票の投票立会人を務める学生を募集している。 対象は市内に在住、または通学の18歳以上の大学生、専門学校生。投票所での受け付け事務に当たる。勤務時間は午前6時半~午後8時半(途中休憩あり)で、報酬は1回1万7856円。投票立会人は市役所の期日前投票所で投票監視に当たる。期間中可能な日の1日6時間で、報酬は1回7800円。 希望者は市ホームページで申込書を入手し、学生証の写しと共に市選管事務局に持参、郵送、メールなどで申し込む。問い合わせは市選管事務局<電055(934)4
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旧統一教会との関係調査 静岡県議12人、浜松市長が接点あったと回答
共同通信社は11月、全国の都道府県議、知事、政令指定都市市長を対象に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を尋ねるアンケートを実施した。教団や関連団体などと接点があったとした都道府県議は少なくとも334人、うち自民党が8割を超えた。知事は13人、市長は9人だった。自民は所属国会議員の半数近くに接点があったと発表したが地方議員は調査していない。教団側が地方政治にも浸透している実態が明らかになった。来春の統一地方選で焦点になりそうだ。 旧統一教会は「政教分離の原則にのっとり、特定の政党や議員、候補者との間に組織的な関わりを持つことはない」とコメントした。 静岡県内では川勝平太知事と田辺信
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自民「ポスト田辺」選びで乱れ 分裂回避も不安残す【急転 静岡市長選㊦】
静岡市の田辺信宏市長(61)が来春の市長選への不出馬を表明した2日の正午過ぎ、長年田辺氏を支援してきた自民党関係者の携帯電話が鳴った。電話の相手は既に出馬を表明した元副知事の難波喬司氏(66)を支援する企業幹部。近日中の面会を求める内容だったとみられる。自民党静岡市静岡支部は田辺氏の支援を決めていたが、不出馬表明からわずか2時間後には「ポスト田辺氏」選びに向けた水面下の動きが活発化していた。 静岡支部が田辺氏支援の一本化を決めたのは11月4日。田辺氏の正式表明前という異例の支部決定は、出馬意欲を示していた自民県議山田誠氏(66)に対し、自民票分裂を防ぐためのけん制と受け取れる。だが、党関係
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災害対応の非難直撃 田辺氏、出馬に意欲もかなわず【急転 静岡市長選㊤】
2023年春の静岡市長選を巡り、現職田辺信宏氏(61)の態度表明が注目された2日の市議会11月定例会代表質問。「リーダーとして引き続きかじ取りし、世界に輝く静岡の実現に向けて取り組む」。数日前に用意された市長答弁案には4選出馬の意欲がにじんでいたが、実際の答弁は正反対の「不出馬」だった。 7月に4選出馬の意向を明らかにして以降「出馬意欲はある。しかるべきタイミングで表明する」が決まり文句となった田辺氏。慣例に倣い、市長選の態度表明は前年の市議会11月定例会の代表質問を予定していた。ところが、9月の台風15号による記録的豪雨が想定を狂わせた。 1974年の七夕豪雨以来とされる未曽有の災害と
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田辺氏の出馬見送り 山田氏/自民推薦に期待感 難波氏/全会派に政策説明 静岡市長選
2023年春の静岡市長選への出馬を表明している自民党県議の山田誠氏(60)と元副知事の難波喬司氏(66)は2日、現職田辺信宏氏(61)の出馬見送りを、驚きを持って受け止めつつ、決断を評価した。現職の不出馬で選挙戦の構図が大きく変わる中、両氏はそれぞれ市議会各会派の支持獲得に向け、動きを加速させる構えだ。 山田氏は「不出馬と聞いて正直びっくりした」と述べた。田辺氏の市政運営について「コロナ禍で大変だったと思うが、まいた種が少しずつ芽が出てきた」とする一方、台風15号を巡る初動対応や危機管理の問題を指摘した。いわゆるハコモノ事業については「市民にとって有益か一度点検しないといけない」とした。
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驚きやねぎらい、批判も 田辺静岡市長「不出馬」表明 市議会会派の反応まとめ
田辺市長が次期静岡市長選への不出馬を表明した2日、同市議会の各会派からは驚きやねぎらい、批判などさまざまな声が上がった。 3期12年の田辺市政を支えてきた最大会派自民党市議団の鈴木和彦会長は「一つの節目。(進退を)悩んでいると承知していたが、よく決断したと思う」と理解を示しつつ、「これから花咲くという時だった。もう少し頑張ってほしい思いもある」と惜しんだ。 公明党市議会の山本彰彦代表は「これまで重責を担い市政発展のため取り組んできた」とねぎらい、志政会の後藤哲朗代表は「決断を尊重したい。(出馬を表明している)2人の政策を見極め、政策協定を結んでいく」と今後を見据えた。 「意欲を示してい
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支援決定の田辺氏「不出馬」 自民静岡支部、調整急ぐ 静岡市長選
自民党静岡市静岡支部は2日、2023年4月の市長選で支援を決めていた現職田辺信宏氏(61)の不出馬表明を受け、来週にも幹部による緊急会合を開き、対応を再検討する方針を決めた。出馬表明した元副知事難波喬司氏(66)、自民党県議山田誠氏(60)のいずれかを支援する方向で調整を急ぐ。 市議会最大会派の自民党市議団は同日の議員団総会で、静岡、清水、由比、蒲原の市内全4支部が結束して対応する方針を確認した。市議団の鈴木和彦会長は取材に「いろいろな意見が出てくると思うが、みんなで相談してやっていく」と述べた。 静岡支部幹部は「2人のうちどちらかの推薦、または新人の擁立、公募を含めて今後の進め方を議論
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川勝知事 不出馬表明の田辺氏を酷評 進退局面でも「溝」変わらず
静岡市の田辺信宏市長が次期市長選への不出馬を表明した2日、幾度となく対立が取り沙汰されてきた川勝平太知事が静岡県庁で報道陣の取材に応じた。田辺氏の3期12年の市政運営に対しねぎらいの言葉はなく、「高い評価をするのは難しい」と述べた。田辺氏も同日の市議会11月定例会代表質問の答弁で「知事と適切な関係を築くことができなかったことは残念」と振り返り、進退表明の局面でも変わらぬ両氏の溝の深さを印象づけた。 川勝知事は田辺市政について「連携がうまくいかなかったこともあり、政策に関して極めて厳しい意見を持ち続けてきた」と話し、「政令市のうち最下位にまで落ちた12年間だった」と酷評した。 田辺氏の不出
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現職田辺氏一転 4選不出馬を表明 静岡市長選「身を引く決意」
静岡市の田辺信宏市長(61)は2日、4選出馬の意欲を示していた任期満了に伴う2023年4月の静岡市長選に、一転して出馬しないと正式に表明した。同日の市議会11月定例会で繁田和三氏(自民)の代表質問に対し「熟慮に熟慮を重ね、次期市長選に出馬しないと決めた。今任期をもって市長の職から身を引く決意を固めた」と答弁した。 策定中の第4次市総合計画(23~30年度)に触れ「市政を担う強い意欲を持ち続けてきた」と述べた。一方、9月の台風15号による豪雨災害では清水区で大規模断水が発生し、市民生活に影響を及ぼしたことを踏まえ「市政継続の意欲と、災害対応の責任との間で葛藤の日々を過ごした。自問自答を繰り
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静岡市長選「不出馬」表明 現職・田辺信宏氏 市議会発言要旨/囲み取材での発言【書き起こし】
市議会での主な発言 Q)次期市長選挙についてどう考えているか。 A)熟慮に熟慮を重ねた結果、私は次期市長選挙に出馬致しません。今任期をもって、市長の職から身を引く決意を固めました。 この春4月、次期静岡市総合計画、いわゆる4次総の策定が本格的に始まり、市議会各会派から多くの提言を頂くとともに、市民の皆さんの声を広く募るためのパブリックコメントやワークショップ、市長ミーティング室などを重ね、議会に基本構想並びに基本計画を上程するに至るまでに鋭意策定作業を進めてまいりました。この議論の中で、最終年度を迎えた3次総で掲げた5大構想の一部、一昨年来のコロナ禍において一時凍結を余儀なくされたこ
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田辺静岡市長 来春の市長選不出馬を表明
静岡市の田辺信宏市長(61)は2日の市議会11月定例会本会議で、任期満了に伴う23年4月の市長選に立候補しない意向を表明した。
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静岡市長選 現職・田辺信宏氏 不出馬表明へ
2023年4月の静岡市長選で、4選出馬に意欲を示していた現職田辺信宏氏(61)が一転して出馬を見送る見通しであることが1日、複数の自民党関係者への取材で分かった。2日の静岡市議会11月定例会で、最大会派自民党市議団の代表質問に答える形で表明するとみられる。 田辺氏は1日の取材に、出馬の意思について「意欲はあるが、厳しい意見もあり、半分半分の状況。総合的に判断して決める」と答えた。同党関係者によると、田辺市政を支えてきた自民市議団の間で現職不出馬の見方が強まり、複数の自民市議が「ポスト田辺氏」を視野に水面下の調整に入った。田辺氏の支援を決めている自民静岡市静岡支部の対応も注目される。 策定
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23年4月統一地方選向け ふじのくに公約集発表
静岡県議会第2会派のふじのくに県民クラブ(佐野愛子会長)は30日、2023年4月の統一地方選で行われる県議選に向け、公約集「未来共創」を発表した。 これまでの政策理念「命・豊・人・礎」のキーワードに、持続可能な開発目標(SDGs)にふさわしい環境と経済の両立を目指す「環(つなぐ)」を加え、五つの柱を据えた。 キーワード別に、防災や防疫体制の強化、育児施策支援、循環型経済先進県の構築、1次産業へのデジタル技術導入、個性に応じた教育環境整備、県議会の見える化などの重点施策を盛り込んだ。 公約集のタイトルには、静岡の未来を県民と共に創るとの思いを込めた。 佐野会長は「統一地方選に政策集団の
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県、政令市は自民が鍵 静岡大・井柳教授に聞く【地方議会と女性 第3章 “均等”への道④完】
地方議会に参画する女性を増やすために地方議会と県、市町に求められる取り組みを、静岡大の井柳美紀教授(政治学)に聞いた。 超党派の議員立法で成立した2018年の政治分野の男女共同参画推進法施行後、静岡県でも県、政令市を含む各議会や会派内で、主要な役職を任される女性が増え始めた。保守系会派も例外ではない。多数派である男性側の意識が変わってきたと感じる。 だが、数字を見れば県内の女性議員は約15%に過ぎない。あるグループが集団の中で軽視されない存在となり、影響力を持つための分岐点は30%とされる。変革を加速させなければならない。 全国的な傾向だが、県内でも都市部を除けば市町議員のなり手不足は
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浜松市長選 鈴木市長、中野氏を全面支援 「最もふさわしい」
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選に出馬せず、退任意向を明らかにしている鈴木康友市長は29日の定例記者会見で、無所属での立候補を表明した前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=について「政策の継続性という点で、最もふさわしい後継候補」と述べ、全面支援する考えを示した。 鈴木市長は数日前に市内で中野氏と面会し、注力した施策や市の現状を伝えたと明かした。その上で、行財政改革や財政健全化、企業誘致、デジタル化推進などを挙げ、「順調に進めてきた施策については継承していただけるという感触を得た。政策づくりなどで役に立てることは協力したい」と述べた。 中野氏を擁立し
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国会議員の資金集め活発 2021年政治資金収支報告 静岡県選出現職・前職
総務省と静岡県選挙管理委員会が28日までに公表した2021年分の政治資金収支報告書によると、現職と前職の県選出国会議員の収支額は前年に比べおおむね増加した。新型コロナウイルスの感染拡大で政治資金パーティーは減少したが、参院静岡選挙区補欠選挙や衆院選など国政選挙が相次ぎ、 与野党問わず多くの議員が資金集めを活発化させたとみられる。 21年の政治資金パーティーは20年比で14団体減の23の政治団体が開催。収入合計額は1億2167万円で、20年比で半減した。 このうち収入1千万円以上の特定パーティーを開催したのは5団体あった。国会議員関連では、城内実氏と井林辰憲氏がそれぞれ代表を務める党支部と
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三島市長選公開討論会 5日、出馬予定3氏が出席
三島青年会議所(JC)は12月5日、任期満了に伴う三島市長選(11日告示、18日投開票)の立候補予定者3氏を招いた公開討論会を三島市民文化会館で開く。 これまでに出馬を表明しているのは現職の豊岡武士氏(79)と、いずれも新人の市議石井真人氏(43)、会社経営近藤正文氏(46)。「4年後の三島はどんなまちになっているか」「最優先したいことは何か」など四つのテーマを設定し、3氏が意見を交わす。 時間は午後7~9時。問い合わせは三島JC事務局<電055(971)1687>へ。
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中野氏の推薦上申へ 浜松市長選で自民静岡県連 県議選は36人1次公認
自民党静岡県連は27日、静岡市葵区で常任選挙対策委員会と総務会を開き、2023年春の浜松市長選に出馬表明した前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=の推薦を党本部に上申することを全会一致で決めた。来春の統一地方選の1次公認・推薦候補者も決定した。 中野氏を巡っては、市内全13支部が推薦を県連に上申していた。城内実県連会長(衆院静岡7区)は会議後の取材に「地方行政に携わった経験があり、即戦力の候補予定者だ。オール浜松で支えていく」と述べ、できるだけ早期に党本部に上申する考えを示した。 県議選は36人(現職34人、新人2人)を公認。浜松市議選は1人を公認し、2人を推薦すると決め
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三島市長選出馬へ 近藤氏事務所開き
任期満了に伴う三島市長選(12月11日告示、同18日投開票)への出馬を表明している会社経営近藤正文氏(46)は27日、同市本町で後援会事務所開きを行った。支援者ら約10人が出席した。 同市長選には現職豊岡武士氏(79)、市議石井真人氏(43)も出馬の意向を示している。
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静岡市長選に「出馬意欲ある」 田辺氏、従来通り
2023年4月の静岡市長選に4選出馬を目指している現職の田辺信宏氏(61)は25日の市長定例記者会見で「出馬の意欲は変わらない。しかるべきタイミングで表明する」と従来通りの受け答えに終始した。 12月2日の市議会11月定例会で最大会派自民党市議団の代表質問に答える形で態度を表明する見込み。田辺氏は会見で「最終的な決断に向けて協議を進めているところだ」と話し、態度表明の時期を明言しなかった。 同市長選を巡っては、自民党県議の山田誠氏(60)と元副知事の難波喬司氏(66)が既に出馬表明した。自民党静岡市静岡支部は田辺氏の支援を決めている。
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静岡県議選 遠藤氏出馬へ 静岡市葵区選挙区
フリーアナウンサーで元県議の遠藤行洋氏(60)=静岡市葵区=が25日までに、任期満了に伴う2023年春の県議選に同市葵区選挙区(定数5)から無所属で出馬する意向を固めた。 遠藤氏は取材に「がんを患った経験やスポーツアナウンサーの経験を生かし、がん対策やスポーツの振興、競技力向上に取り組む。子どものいじめ防止にも尽力したい」と述べた。参院議員の平山佐知子氏(静岡選挙区)の全面支援を受ける。 三島市出身、青山学院大卒。民間放送会社勤務を経て2000年にフリーに転向。11年から県議を2期務めた。21年の衆院選に静岡1区から出馬し、落選した。
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熱海市議の小坂氏辞職 健康上の理由
熱海市議の小坂幸枝氏(75)=同市伊豆山、日本共産党=が24日付で辞職願を越村修議長に提出し、許可された。市議会事務局が25日に発表した。辞職理由は「健康上の理由」という。小坂氏は2019年の市議選で初当選。今年の9月定例会は体調不良で欠席していた。小坂氏の辞職により議員数は13人(欠員2)になった。
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吉田町長選 現職・田村氏が出馬を正式表明
吉田町の田村典彦町長(78)=同町住吉=は24日、町役場で記者会見を開き、任期満了に伴う町長選(4月18日告示、23日投開票)に、7選を目指して無所属で出馬すると正式に表明した。 東日本大震災を契機とした防災対策とにぎわい創出を両輪で進める「シーガーデンシティ構想」に基づくまちづくりの推進を掲げ、「構想の具現化に向けた取り組みをできる限り実施したい」と強調。流域治水対策、東名高速道吉田インターチェンジ周辺の観光、都市基盤の整備なども目指すとした。 2003年の町長選で初当選。県選管によると、連続当選6回は県内市町の現職首長で最多。町長選への出馬を正式に表明したのは田村氏が初めて。
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清水町長選 山本氏が出馬を正式表明
清水町議で薬剤師の山本文博氏(65)=同町堂庭=は24日、町内で記者会見し、任期満了に伴う来春の町長選に無所属で立候補すると正式に表明した。 山本氏は「今の町政は町民との対話が著しく減った。町民の話を聞き、合意形成する町政にしたい」と出馬の動機を述べた。重点政策に、洪水浸水想定域に含まれる南小を域外の南中の敷地に移転し、小中一貫校として整備することや、町内循環バスの経路再編、道路整備による渋滞の解消を掲げた。 山本氏は同町出身。2019年の町議選で初当選した。同町長選には現職の関義弘氏(68)も再選を目指し、出馬の意向を示している。
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静岡市長選 静岡商議所・岸田会頭 現時点で「中立の立場」
2023年春に予定される静岡市長選について、静岡商工会議所の岸田裕之会頭は24日の定例記者会見で、同商議所として、現時点で「中立の立場」との認識を示した。 岸田会頭は「商議所としてだけでなく、個人としてもニュートラルというスタンスだ」と強調した。 歴史的な円安や原材料高騰が続く現状を念頭に、立候補者に望むこととして「地域経済の発展に尽力してくれる方が一番。発言したことを実行できるかどうかも大事」と指摘。今後、経済政策の論戦活発化を望んだ。
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浜松市長選 自民と経済界思惑一致 中野氏擁立、対立解消
浜松市の鈴木康友市長が4期目の任期満了(来年4月30日)での退任を表明し、来春の市長選は16年ぶりに新たなかじ取り役を決める選挙となる。14日には、前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=が出馬意思を明示した。中野氏を擁立した自民党と市内経済界の一部は長く対立していたが、思うように政策や事業が進まない現状を打破したいとのそれぞれの思惑が一致し、連携の道を選んだ。 水面下で接触 8月のお盆明け、自民の城内実(衆院静岡7区)、塩谷立(同比例東海)両氏が都内で中野氏と会談を持った。地方行政に精通し、国とのパイプ役も務められる人材はいるのか-。地元の会合では、候補者を数人に絞り込
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中野氏の推薦上申 自民県連 27日協議
自民党県連は22日の役員会で、2023年春の浜松市長選に出馬表明した前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=の推薦に関する党本部への上申について、27日の常任選挙対策委員会と総務会に諮ることを決めた。市内全13支部が中野氏の推薦を決定し、県連に上申していた。 同時に行われる静岡市長選については、現時点で市内4支部いずれからも推薦の上申はないと報告した。
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静岡市長選 難波氏と創生静岡、政策巡り意見交換
静岡市議会第2会派の創生静岡は22日、来春の静岡市長選に出馬表明した元副知事難波喬司氏(66)と市内で面会し、政策を巡り意見交換した。政策協定や選挙応援を視野に入れた動きとみられる。 同会派執行部の4人が市内の難波氏の事務所を訪ねた。白鳥実代表は面会後の取材に「政策提言書を基に考え方を話し合った。好印象だ」と答えつつ、「いくつか懸念はある」と述べた。同会派が反対している海洋文化施設の整備事業に関し、難波氏が出馬表明会見で容認の姿勢を示したことなどを挙げた。 難波氏が出馬表明後、特定の市議会会派と意見交換するのは初めて。難波氏は取材に「政策的に一致できれば応援してもらいたい」と話した。
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自民の浜松全支部 中野氏推薦を決定 2023年春市長選、静岡県連に上申
任期満了(2023年4月30日)に伴う2023年春の浜松市長選で自民党の市内全13支部は21日までに、無所属での出馬を表明した前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=の推薦を決め、党県連に上申した。 県連は22日の役員会に諮るなどして、承認されれば、党本部に推薦を上申する見通し。 中野氏は自民と市内経済界の一部が擁立した。今後、市議会の他会派や他党を含め、市内政財界の幅広い支援を求めるという。 同市長選で、これまでに出馬を表明したのは中野氏だけ。現職鈴木康友市長は不出馬の意向を明示している。
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市長選 模擬投票に挑戦 伊東商高生、選挙への関心高める
伊東市明るい選挙推進協議会はこのほど、伊東商高1年生を対象にした出前授業を同校で行った。近い将来に選挙権を得る約80人が模擬投票を通じて投票所での流れを体験し、講話で若者の低投票率の現状を学んだ。 生徒たちは伊東市長選の模擬投票に挑戦した。架空の候補者3人の演説を聞いた後、記載台でそれぞれが選んだ候補者の名前を投票用紙に記入して投票箱に1票を投じた。開票作業を代表生徒が行い、用紙を選別して当選者を決めた。 講話では、市選管の担当者が若い世代ほど低い投票率の現状を説明した。若者の意見を代弁する候補者が当選せず、政治への無関心や投票率の低下につながるという悪循環を指摘した。2021年の同市長
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山田氏の推薦願 自民、協議先送り 静岡市長選「現職表明後」
自民党静岡市静岡支部は18日、市内で総務会を開き、2023年4月の静岡市長選に出馬表明した同党県議の山田誠氏(60)から推薦願が提出されたと報告した。総務会後に井上恒弥幹事長が報道陣の取材に応じ、4選出馬の意向を固めている現職田辺信宏氏(61)が態度表明した後、山田氏の推薦願の取り扱いを協議する方針を明らかにした。 自民静岡支部は今月上旬の緊急拡大役員会で田辺氏の支援を決定済み。井上幹事長は12月2日の市議会で自民会派の代表質問に答える形で田辺氏が出馬表明するとの認識を示した上で「現職がやるよと明言した後に、山田氏の(推薦願の)取り扱いを決めることになる」とした。 山田氏は総務会に出席後
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衆院「10増10減」成立 静岡など140選挙区改定
衆院小選挙区定数「10増10減」を反映し、1票の格差を2倍未満とする改正公選法は18日の参院本会議で可決、成立した。区割り改定の対象は、静岡など25都道府県の140選挙区でいずれも過去最多。1票の格差は現行の2・096倍から1・999倍に縮小する。公布を経て、12月28日にも施行される見通しだ。10増10減の対象となった15都県では与野党の候補者調整が今後の焦点となる。 比例代表ブロックも3増3減。衆院解散は当面ないとみられ、新たな区割りは次に全国一斉で行われる衆院選から適用される。議席減の対象県では、自民党が岡山などで小選挙区議席を独占。同党には難しい候補者調整が待ち受ける。 寺田稔総
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清水町長選 現職推薦 連合静岡
連合静岡は16日、執行委員会を静岡市駿河区で開き、2023年4月の任期満了に伴う清水町長選に再選出馬を表明している現職関義弘氏(68)の推薦を決めた。連合静岡沼駿三田地域協議会が上申していた。 23年春に予定される県議選への立候補を見込む浜松市議鈴木唯記子氏(47)=同市中区=の推薦も決めた。
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静岡県議選公認予定 維新、2人発表 県総支部代表に浦野氏
日本維新の会県総支部は16日、静岡県庁で記者会見を開き、2023年4月の統一地方選に向け県議選の党公認候補予定者2人を正式に発表した。 党公認候補予定者はどちらも新人の障害児支援施設運営会社社長岡山晃一郎氏(31)=静岡市駿河区=と飲食店運営会社社員の小松広克氏(57)=沼津市=。 同日付で県総支部代表に就いた党組織局長で選対本部長代理の浦野靖人衆院議員(大阪15区)は会見で、馬場伸幸代表が統一地方選で地方議員を現有議席の約1・5倍となる600人に増やす目標を掲げたことを挙げ「候補者を募集し、随時発表していく」と今後も擁立を目指す姿勢を示した。 総支部の代表は党の規則で国会議員が務める
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「選挙トリセツ」高校生へ 静岡市選管など発行 来春の統一地方選へ啓発
来年4月に行われる統一地方選に向け、静岡市選挙管理委員会と市明るい選挙推進協議会などはこのほど、高校生向け選挙啓発冊子「選挙トリセツ」を発行した。市内32高校の3年生を中心に計8千部を順次配布する。 若者の投票率向上を目指し、選挙は自分の意思を政治に反映させる機会と改めて呼びかける内容。進学や就職に伴う引っ越しの影響で「現在の居住地で投票できない」とする若者の意見を踏まえ、不在者投票制度の概要をQRコード付きで紹介している。 選挙トリセツは主権者教育の一環で2016年から発行を続けている。今回は市選挙啓発サポーターの大学生3人と高校生6人の協力を得て作成した。人気ゲームのデザインを参考
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23年春の静岡県議選 鈴木氏出馬へ 浜松市中区選挙区
浜松市議の鈴木唯記子氏(47)=同市中区西伊場町=が16日までに、任期満了に伴う2023年春の静岡県議選に同市中区選挙区(定数4)から無所属で出馬する意思を固めた。連合静岡が推薦する。 鈴木氏は取材に、「市と県で所管が分かれる河川管理や高校進学後の人材育成、発達支援などをつなぎ、実効性のある施策実現を目指す。多様な課題に関わった経験を生かしたい」と話した。 磐田市出身。歯科技工士などを経て2015年の浜松市議選で初当選し、現在2期目。
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吉田町 田村典彦町長が7選へ出馬意向
吉田町の田村典彦町長(78)=同町住吉=が15日までに、2023年4月の任期満了に伴う町長選に7選を目指して出馬する意向を固めた。関係者への取材で分かった。 関係者によると、同日までに支援者に出馬の意向を伝えたという。12月中にも正式に表明する見通し。 田村氏は同町出身。上智大卒業後、旧防衛庁に入った。03年の町長選で初当選。06年11月に祭りの祝儀問題で辞職し、同12月の出直し選で再選した。07、11、15、19年の町長選でいずれも当選した。
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静岡県議選 伊藤謙一氏出馬へ 袋井市・森町選挙区
袋井市議会副議長の伊藤謙一氏(35)=同市月見町=が15日までに、任期満了に伴う来春の県議選に同市・森町選挙区(定数2)から立候補する意向を固めた。 伊藤氏は取材に「市議として地域を見る中で、県政の場で取り組むべき課題があると感じていた。県との間により強固なパイプを築きたい」と述べ、DX推進や子育て・高齢者施策の充実、災害対策などの取り組みに意欲を示した。 同市出身、米・サウスイーストミズーリ州立大卒。貿易会社勤務、自動車販売業などを経て2013年の市議選で初当選し、3期目。21年5月から副議長を務めている。
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中野氏「浜松創生」に意欲 市長選出馬表明、地方行政経験強調
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選で、総務省都道府県税課長を12日付で退職した中野祐介氏(52)=同市出身=は14日、同市役所で開いた出馬記者会見で、「地方創生、浜松創生に取り組みたい」と述べ、地方行政にかかわってきた経験を生かして地域振興を図る考えを強調した。 無所属で立候補し、擁立に当たった自民関係者や市内経済界の一部に加え、各政党などにも支援を要請し、政財界の幅広い支援を受けた「オール浜松」の候補者を目指す。 中野氏は北海道副知事など5回の地方自治体勤務や地方創生担当大臣秘書官を務めてきた。この経験などを踏まえ、「外から見た浜松はポテンシャルにあふれ、日本をけん
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中野氏 浜松市長選へ出馬表明 「未来もっと明るく」
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選で、総務省都道府県税課長を退職した中野祐介氏(52)=同市出身=が14日、同市役所で記者会見を開き、無所属で立候補することを表明した。 中野氏は「地方創生をライフワークとしてきたこれまでの行政経験を最大限に生かし、即戦力として力を発揮したい。ポテンシャルあふれる浜松市の未来をもっと明るいものにしていく」と決意を述べた。 同市長選への出馬表明は中野氏が初めて。後援会長に就いた前浜松商工会議所会頭の大須賀正孝ハマキョウレックス会長、選対本部長を務める市議会自民党会派の柳川樹一郎市議が同席した。党派を超え、市内政財界が幅広く支援する「オール
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静岡市長選 難波喬司氏が立候補を正式表明 元静岡県副知事
元静岡県副知事の難波喬司氏(66)は11日、静岡市内で会見を開き、来春の静岡市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。難波氏は「新しい時代を迎えるために変革が必要。市民が安心と幸せを実感できる明るい未来をみんなと一緒につくりたい」と述べた。 難波氏は「開かれた市政」「信頼と共鳴の市政」「結果を出す市政」「夢や希望に伴走する市政」を掲げ、「これまでの行政経験を生かし、地域経営のリーダーとして全力で走る」と決意を語った。 詳報はこちら ⇒静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【ポイント】 ⇒静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【所信表明・全文書き起こし】 &rAr
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静岡市長選 難波氏「経済界応援」前面 旧静岡市への広がり不透明、自民と水面下の攻防続く
元副知事の難波喬司氏(66)が11日、静岡市葵区で開いた来春の同市長選への出馬会見には、市内の経済人6人が出席した。現職田辺信宏氏(61)の支援を決めた自民党静岡市静岡支部に揺さぶりをかける狙いがあるとみられるが、集まったのは清水区に拠点を置く企業の幹部が中心。旧静岡市への支援の広がりは不透明で、支援獲得を巡り双方の水面下の攻防が続いている。 「(静岡市の)自衛隊派遣要請は遅い」「今の市政では市民の信頼は得られない」。難波氏は会見で、9月の台風15号を巡る同市の災害対応について語気を強めて批判した。一方、田辺市政を長年支えてきた自民市議団には矛先を向けず「全ての政党、会派から支援をいただき
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浜松市長選「決意」 中野氏が総務省退職、14日に出馬表明
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選に立候補する意向を固めている総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=が11日、同省に退職届を提出した。取材に対し「仕事に一つの区切りが付いたので、決意した」と述べた。 退職は12日付。14日に記者会見を開き、正式に出馬表明する。 同市長選にこれまで出馬を表明した人はいない。4期目の現職鈴木康友市長は既に、不出馬を表明している。
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3陣営が出席 三島市長選説明会 12月11日告示
三島市選挙管理委員会は11日、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、18日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。 出馬を表明している現職豊岡武士氏(79)、市議石井真人氏(43)、会社経営近藤正文氏(46)の3陣営が出席し、立候補の届け出や選挙運動での注意点などについて説明を受けた。立候補届け出書類の事前審査は29日に行う。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は9万951人(男4万4135人、女4万6816人)。
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静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【所信表明・全文書き起こし】
関連記事はこちら ⇒静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【ポイント】 ⇒静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【質疑応答・全文書き起こし】 いま、静岡市は「新しい時代」を迎えるための変革が必要です。静岡市には優れた「場の力」があります。それは「天から与えられた環境の中で、この地に暮らす人々の日々の営みを通じて培われ、歴史と共に根付いた「豊かで美しい自然環境」そして「人々の温かい心」です。 この「場の力」はこの土地に住む人だけでなく、この土地を訪れた人をも一様に穏やかで優しい気持ちにさせます。これは絶対的な強みであり、私はこれに魅せられました。 今日の世界は地
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静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【ポイント】
あるべき市政像 ・開かれた市政/信頼と共鳴の市政/結果を出す市政/夢や希望に伴走する市政 ・共鳴、共働、共創 注目事業への見解 ◆全体 まだ実施段階に移っていないものに関しては、私が市長になったら見直したい。一方で、手続きに入っているものに関しては、継承する必要がある。相当な検討がされ、決定されたものを軽々に変えるものではない。 ◆新サッカースタジアム JR清水駅東口のエネオスの土地はポテンシャルが高い。365日使えるスタジアムパークのほか、行政機関や商業施設が入る複合的な施設になれば。 ◆東静岡のアリーナ 私が市長になれば、もう一度考え直す。少なくとも今の状態で進めるということは
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静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【質疑応答・全文書き起こし】
元静岡県副知事の難波喬司氏(66)は11日、静岡市内で会見を開き、来春の静岡市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。発言の詳細は次の通り。※約1時間50分間の会見(冒頭発言約15分、質疑約1時間35分)を原則そのまま書き起こした上で一部省略、要約するなどして整えています。 関連記事はこちら ⇒静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【ポイント】 ⇒静岡市長選 難波喬司氏の立候補表明会見【所信表明・全文書き起こし】 質疑応答 ーこの先どのようにまちづくりをするか。 例えば、今は変革の時。地球環境の世紀×知能革命の時代。自前の技術だけではもうだめ。
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記者コラム「清流」 投票率低下 何をすべきか
筆者の出身地の新潟県で、新潟市長選が行われた。その投票率は32.10%。4年前の選挙を17.73ポイント下回った。大きな争点がなかったことが低下の要因とみられるが、あまりに低かったため驚いた。 参院選も行われた2022年、メディアや行政、自治体などは芸能人の起用やSNSでの発信を通じて、特に若い世代の関心を喚起するなどの取り組みを強めた。ただ、地元の同級生に話を聞くと、「(市長選を)やってることすら知らなかった」との声。「投票率の上昇」をうたう前にすべきことがあるかもしれないと考えさせられた。 選挙が近づいてきたから何か企画を行うのでは、効果は乏しい。1人の記者として、中長期的に何ができ
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難波氏が静岡県退職 11日に静岡市長選出馬表明へ
静岡県理事の難波喬司氏(66)は10日、県を退職した。県庁で川勝平太知事から退職辞令を受けた。11日に静岡市内で記者会見を開き、静岡市長選への出馬を正式表明する。 来春予定される静岡市長選には県議の山田誠氏(60)が立候補を表明し、現職田辺信宏氏(61)が出馬の意向を固めている。
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「やるべきことに専念」 田辺氏、難波氏退職受け
静岡市長選出馬のため県を10日退職した県理事難波喬司氏(66)について、同市の田辺信宏市長は同日の定例記者会見で、「行政手腕があり誠実な人柄。港湾整備で県市連携に協力してもらった」と評価した。一方で、自らの現職市長の立場を強調し、4選出馬に向けた意欲をにじませた。 難波氏が市長職に関心を持っていることへの受け止めを問われ「私に今その立場がある」と答え、台風15号の災害対応や第4次総合計画の策定作業などを挙げて「今やるべきことに専念をしたい」と述べた。同氏に向けては「私の取り組みに関心を持ってもらえればうれしい」と話した。 自民党静岡市静岡支部が現職田辺市長の支援で一本化すると決めたことに
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中野氏、来週にも市長選出馬表明 「オール浜松」強調へ
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選で、同市出身で総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)が週明けにも開く予定の出馬表明記者会見に、擁立作業を進めてきた自民党と市内経済界の関係者が同席する方向で調整していることが9日、複数の関係者の話で分かった。現在の鈴木康友市政では対立姿勢を鮮明にしてきた両者が同席することで、政財界が幅広く支援する「オール浜松」の候補として打ち出す狙いがあるとみられる。 複数の関係者によると、これまで鈴木市長を支援してきた経済界の一部は今回、自民会派が過半数を占める市議会との「ねじれ」の解消を狙い、自民と連携して候補者の擁立作業を進めてきた。中野氏の後
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難波氏が10日退職 リニア対策本部長後任に森副知事 静岡県が内示
静岡県は9日、来春の静岡市長選へ出馬の意向を固めている難波喬司県理事が10日付で退職する辞令を内示した。難波氏がこれまで担ってきた中央新幹線対策本部長には、くらし・環境部担当の森貴志副知事が就任する。11日付。 同本部長を補佐する新設の本部長代理には、11日付で石川英寛政策推進担当部長が就く。業務執行体制の強化を目的に、くらし・環境部内に課長級の環境局参事を新設し、静岡土木事務所維持管理課の栗田哲良課長を充てる。14日付。 リニア中央新幹線と熱海土石流災害を担当する県理事ポストはなくなり、これまでも実務を担ってきた土木技術職の部理事(水資源担当)が熱海土石流災害の事務を継続し、全庁的に対
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来春の静岡県議選 高橋氏出馬へ 御殿場市・小山町選挙区
御殿場市議の高橋靖銘氏(49)=同市川島田=は9日までに、任期満了に伴う来春の県議選に同市・小山町選挙区(定数2)から無所属で立候補する意向を固めた。 高橋氏は取材に対し「環境に関する取り組みと経済活性化を同時に推し進め、北駿地域の人口増加につなげたい。市議の経験を生かして県とのパイプ役を果たす」と述べた。スポーツツーリズム推進や教育環境の充実にも注力する考えを示した。 御殿場市出身、中央大卒。建設会社や保険会社の社員を経て、2016年の市議選で初当選し、現在2期目。
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静岡市長選、山田氏推薦願 自民静岡支部の対応注目
来春の静岡市長選に立候補を表明した自民党県議山田誠氏(60)は9日、党静岡市静岡支部に推薦願を提出した。静岡支部は4選出馬の意向を固めている現職田辺信宏氏(61)の支援で一本化することを決めていて、今後の対応が注目される。 山田氏は静岡支部の執行部と同市内で面会し、剣持邦昭支部長に推薦願を手渡した。山田氏は報道陣の取材に「三十数年間、自民党員として党に貢献してきた自負がある。それをくみ取ってもらえると考えている」と静岡支部の判断を待つ構えをみせた。 田辺氏支持層との保守分裂を招くとの指摘に関しては、11日に記者会見を開いて出馬表明する見通しの県理事難波喬司氏(66)の動向にも触れて「(立
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静岡県議選 松島氏が立候補正式表明 焼津市選挙区
焼津市議の松島和久氏(63)=焼津市八楠=が9日、市内で記者会見し、任期満了に伴う来春の県議選に焼津市選挙区(定数2)に立候補することを正式に表明した。 松島氏は「コロナ禍の影響下での社会経済の持続的発展には豊かな地域資源を生かし、活気とにぎわいのあるまちづくりが必要。市民の生命財産を守り、未来をつくっていきたい」と立候補の理由を語った。自民党県連に公認を申請している。 松島氏は焼津市出身、専修大法学部卒。静岡伊勢丹勤務を経て、2015年の焼津市議選で初当選した。現在、2期目。
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総務省課長・中野氏 23年春の浜松市長選出馬へ
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選に、同市出身で総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)が立候補する意向を固めた。11日に同省へ退職を届け出る見通し。早ければ来週にも記者会見を開き、正式表明するという。9日、複数の関係者への取材で分かった。 中野氏は同日の静岡新聞社の取材に「現段階では、まだお話しできることはない」と述べるにとどめた。 中野氏を巡っては、自民党が市内経済界の一部とも連携し、擁立作業を進めていた。4期目の現職鈴木康友市長が10月25日に5選不出馬を表明したのを受け、自民は今月3日、中野氏も同席した市内での会合で正式な出馬要請を決めた。 中野氏はこの際に
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統一選へSNS戦略 静岡で自民青年局東海ブロック会議
自民党は6日、青年部・青年局東海ブロック会議を静岡市葵区で開いた。静岡、愛知、岐阜、三重各県や党本部などから約40人が参加し、来年春の統一地方選に向けたSNS(交流サイト)戦略などについて意見を交わした。 城内実静岡県連会長(衆院静岡7区)は「統一地方選は自民党にとって正念場だ。一致団結して取り組もう」と結束を呼びかけた。伊丹雅治静岡県連青年局長は「新型コロナウイルス禍で選挙の戦い方は大きく変わった。われわれ青年部・青年局世代がネット活用に果敢に挑戦していくことが重要だ」と強調した。 各県青年局は統一地方選勝利に向けた街頭演説キャラバンやSNS実践講座などの取り組みを互いに報告。政府の支
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松島市議が出馬へ 2023年春の静岡県議選、焼津市選挙区
焼津市議の松島和久氏(63)=写真、焼津市八楠=が6日までに、任期満了に伴う2023年春の県議選に焼津市選挙区(定数2)から立候補する意向を固めた。自民党県連に公認を申請している。 松島氏は取材に「焼津市と国、県との関係性が弱いと感じる。課題である人口減少、自然災害対策を進めるためにも、国、県とのパイプを強くしたい」と述べた。 松島氏は焼津市出身、専修大法学部卒。静岡伊勢丹勤務を経て、2015年の焼津市議選で初当選した。現在、2期目。
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静岡市長選 山田誠氏の立候補表明会見【ポイント】
政策の柱 ◆「強い静岡」=災害、DXに強いまちづくり。イノベーションを進める ◆「やさしい静岡」=子育て、障害者に優しいまちづくり 注目事業への見解 ◆新サッカースタジアム 清水駅のそばにつくることができれば一番いい。 ◆東静岡のアリーナ できるならばつくりたい。ただ需要は精査する必要がある。 ◆海洋文化施設 駿河湾研究が一番大事。本当に施設が必要か精査すべき。 ◆桜ケ丘病院 静岡市が直接事業計画をつくっているものではない。重要なのは、JCHOが医療をあの場でずっと提供できるか。 ◆リニア JRの計画が評価できるのか。県の協議会で議論し、結論を分かりやすく説明してほしい。 知事との関係 関係は
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静岡市長選 山田誠氏の立候補表明会見【全文書き起こし】
静岡県議の山田誠氏(60)=静岡市葵区北安東=が4日、市役所静岡庁舎で記者会見し、任期満了に伴う来春の静岡市長選に立候補すると正式に表明した。発言の詳細は次の通り。 ※約45分間の会見(冒頭発言約10分、質疑約35分)を原則そのまま書き起こした上で一部省略、要約するなどして整えています。 関連記事はこちら ⇒静岡市長選 山田誠氏の立候補表明会見【ポイント】 会見の前に、台風15号で皆様にお見舞いを申し上げたい。今回の災害では共助の素晴らしい動きがありました。そしてまた市や県、様々な行政の動いたことによる公助もあって。自助、共助、公助、みんな一つになって、本当に大勢の方が、静岡
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挙党態勢へ異例の先手 自民静岡支部、現職支援決定 静岡市長選
来春の静岡市長選に向けて4日、自民党静岡市静岡支部が現職田辺信宏氏(61)の支援を決めた一方、自民党県議の山田誠氏(60)は市役所静岡庁舎で出馬会見を開いた。静岡支部は立候補者を一本化し挙党態勢で選挙戦に臨みたい意向だが、この間の山田氏との調整は不調。県理事の難波喬司氏(66)も出馬の意向を固める中、自民関係者の間には田辺氏の支援に温度差もあり、一枚岩になれるか状況は混沌(こんとん)としている。 田辺氏支援を全会一致で決めた静岡支部の緊急拡大役員会が開かれたのは、山田氏の出馬表明会見の約5時間前。田辺氏支援の旗印を鮮明にし、自民票が割れるのを防ぐ狙いがあるとみられる。田辺氏は4日、静岡支部
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静岡県議の山田誠氏 静岡市長選立候補を正式表明【動画あり】
静岡県議の山田誠氏(60)=静岡市葵区北安東=は4日、市役所静岡庁舎で記者会見し、任期満了に伴う来春の静岡市長選に立候補すると正式に表明した。「行政に企業経営を取り入れて投資を呼び込む。企業や若者に選ばれるまちを目指す」と述べた。 「災害やデジタルトランスフォーメーション(DX)に強い静岡」「子育てや障害者にやさしい静岡」をキャッチフレーズに掲げ、「生まれ育った静岡を絶えず成長するまちにしたい」と訴えた。現市政の評価を問われ、「市と県が対立の構図になっていた」と指摘。川勝平太知事に対しては「対立や従属ではなく、建設的な議論ができる関係を構築する」と強調した。 山田氏は自民党員で党の推薦を
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静岡市長選 田辺氏支援で一本化 自民党静岡支部
自民党静岡市静岡支部は4日午前、緊急拡大役員会を同市内で開き、来春の同市長選に4選出馬の意向を固めている現職田辺信宏氏(61)の支援で一本化することを決めた。同清水支部も田辺氏支援で動くとみられる。会合には支部役員ら約20人が参加し、全会一致で決めた。静岡支部の井上恒弥幹事長は会合後の取材に「12年間一緒にやってきた田辺氏への支援で一本化する。(自民)清水支部も同調すると聞いている」と答えた。静岡支部は蒲原、由比支部にも田辺氏支援を働きかける方針。 田辺氏は市議会11月定例会で、最大会派の自民党市議団の質問に答える形で出馬表明する予定。静岡支部による支援の是非は本来、出馬予定者の表明後に本
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総務省課長・中野氏へ出馬要請 自民が方針決定 浜松市長選
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選で、自民党の関係国会議員や県議、市議らでつくる連絡協議会は3日、同市中区で会合を開き、総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=に正式に出馬要請する方針を決定した。協議会には中野氏も姿を見せた。非公開の会合後、中野氏は報道陣に「(市長選の)話をいただくのはありがたい。何らかの形でふるさとに恩返しをしたいと思っている」と述べ、出馬に前向きな姿勢を示した。 中野氏は出馬可否について「現時点では差し控えたい。正式な要請をいただいたら、しっかりと受け止めて結論を出す」と述べた。会合でもあいさつ程度にとどめ、出馬の言及はなかったという。
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2023年春の県議選 岩田徹也氏出馬へ 函南町選挙区
函南町の自動車整備業経営、岩田徹也氏(46)=同町仁田=が2日までに、任期満了に伴う来春の県議選に同町選挙区(定数1)から立候補する意向を固めた。自民党函南町支部が近く党県連に公認を申請する。 岩田氏は取材に対し、子育て世代を含む若者も政治を身近に感じられるよう「町民、県民の声を聞いて形にしていきたい」とし、県との橋渡し役を担いながら「他市町の成功事例も学び、積極的に町に還元していく」と語った。同町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設には反対の立場。防災力の向上や企業誘致にも力を入れる。 同町出身。町PTA連絡協議会長、町消防団分団長などを歴任した。同選挙区では現職広田直美氏(
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10日にも静岡県を退職 難波氏、静岡市長選出馬表明へ
11月中に静岡県を退職する意向を示している難波喬司県理事(66)は10日にも退職し、翌11日に記者会見を開いて静岡市長選への立候補を表明する。1日までの関係者への取材で分かった。 同市長選を巡っては現職田辺信宏氏(61)と県議山田誠氏(60)も出馬の意向を固めている。
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23年春の静岡県議選 小松氏出馬へ 沼津市選挙区
飲食店運営会社員の小松広克氏(56)=沼津市旭町=は1日、来春の県議選に同市選挙区(定数3)から日本維新の会公認で立候補すると表明した。 小松氏は取材に「行政の動きを加速させ、今に合わせていく改革をしたい。県民、企業の意見をくみ取り、民間の力を行政に入れる仕組みをつくりたい」と述べた。 小松氏は長崎県出身で、城北埼玉高(埼玉県)卒。会社経営などを経て、長泉町の飲食店運営会社で事業開発部長を務めている。2018年にはJR沼津駅高架化の是非を問う住民投票実行委員長を担った。19年の沼津市議選に立候補し、落選した。
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静岡県議選立候補予定 維新が2人を公認
日本維新の会は1日、来春の統一地方選の公認候補予定者を決定した。静岡県内関係は、ともに県議選に立候補予定の新人の岡山晃一郎氏(31)=静岡市駿河区=と小松広克氏(56)=沼津市=の2人。
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23年春の静岡県議選 伊藤氏出馬へ 静岡市清水区選挙区
任期満了に伴う2023年春の静岡県議選で、食品販売業の伊藤高義氏(46)=静岡市清水区幸町=が1日までに、清水区選挙区(定数4)から立候補する意向を固めた。青年局長を務める自民党静岡市清水支部が公認済み。同由比支部と蒲原支部は今後、対応を決める。清水支部は同党県連へ公認申請する予定。 取材に「清水港を中心としたまちづくりを行いたい。続けてきたごみ拾いなどの草の根の活動を続けつつ、国や県と連携していきたい」などと述べた。 伊藤氏は同区出身。東京都内の専門学校を卒業後、会社員を経て現在は母が社長を務める会社の役員。静岡大人文社会科学部を来年3月に卒業する予定。
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森山選対委員長 統一選へ協力求める 自民集いで講演 沼津
自民党の森山裕選対委員長は1日、沼津市内で開かれた同党静岡県連東部地区党員・党友の集いで講演した。来年春の統一地方選の投票日を定める臨時特例法案が今国会で成立する見通しに触れて「ここ(の日程)に向かって頑張っていただかなければいけない」と協力を求めた。 法案を巡り、「1票の格差」を是正する衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した公選法改選案について「どうしても成立させないといけない」と強調。その上で「選挙区が変わることで本当に良い政治ができるかと考えると、憲法改正に取り組み選挙制度そのものを安定させることが大事」と話した。
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立民が石津氏公認 浜松市議選立候補予定
立憲民主党は1日、国会内で常任幹事会を開き、来春の統一地方選の立候補予定者に対する公認・推薦を決定した。県内関係では、浜松市議選の新人でフリーアナウンサー石津陽子氏(44)=東区=の公認を決めた。
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公明が現職推薦 三島、富士宮市長選
公明党は27日の中央幹事会で、任期満了に伴う三島市長選(12月11日告示、18日投開票)で現職の豊岡武士氏(79)、来春に予定される富士宮市長選で現職の須藤秀忠氏(75)の静岡県本部推薦を決めた。
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静岡市長選 商議所会頭「難波氏支持」 田辺市長は言及避ける
静岡市の田辺信宏市長は28日の定例記者会見で、任期満了に伴う来春の市長選を巡り、田辺氏を支援してきた静岡商工会議所の酒井公夫会頭が出馬の意向を固めている静岡県理事の難波喬司氏(66)を支持すると表明したことについて、「コメントは差し控える」などと言及を避けた。 10月末で会頭職を退く酒井氏は27日、同月中旬に田辺市長を訪ねて「経済界の多くは難波氏支持の発言をしている。経済界を二分する選挙を望んでいない」と伝え、事実上、4選出馬断念を進言したことを報道陣に明らかにした。これに対し、田辺市長は「酒井氏の見識の中で発言されたと思う」と述べた。 田辺市長は自らの出馬意欲について「変わっていない」
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静岡商工会議所の酒井会頭 静岡市長選「難波氏支持」を表明
10月末で会頭職を退任する静岡商工会議所の酒井公夫会頭は27日、来春に予定される静岡市長選への出馬の意向を固めている静岡県理事の難波喬司氏を支持する方針を明らかにした。 同商議所の記者懇談会後、報道陣に「経済界では多くの方が難波さんを支持するという発言をしている。私もそう思っている。市長になってかじ取りをしてもらいたい」と述べた。 現職の田辺信宏市長の市政運営に対しては「評価できることは多々あるが、それは今までの話」との認識を示した。10月中旬に同商議所会頭退任のあいさつをするため静岡市役所で田辺市長と面会し、「『多くの経営者が経済界を二分する選挙を望んでいない』と市長に伝えた」と明かし
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菊川市選挙区に新人2氏出馬へ 2023年春の静岡県議選
任期満了に伴う来春の県議選に菊川市副市長の赤堀慎吾(64)=同市赤土=と会社経営の黒田茂(55)=同市加茂=の2氏が27日までに、菊川市選挙区(定数1)から立候補する意向を固めた。 赤堀氏は1983年旧小笠町採用。同市企画財政部長などを経て2017年に副市長に就任。12月に退任予定。自民党菊川支部が推薦を決めている。取材に対し「安心安全な社会を目指し浸水対策や大規模地震対策に力を入れる。国や県と連携して地域を前進させたい」とした。 黒田氏は菊川、袋井、森の3市町でブライダル業や飲食業を営んでいる。元国会議員秘書。自民党員。取材に「しがらみのない世代交代を目指し、県政に新たな風を吹かせる。
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田辺氏「やるべきことやる」 23年春の静岡市長選、言及せず
来春に予定される静岡市長選への対応を巡り、同市の田辺信宏市長は26日午前、「今やるべきことを一生懸命やるだけだ」と述べるにとどめ、市内に甚大な被害をもたらした台風15号の災害復旧に全力を尽くす姿勢を示した。都内で地元選出国会議員に復旧の緊急要望を届けた後、記者団に述べた。 田辺氏は、3期11年で築いた国や国会議員とのパイプを生かして復旧に取り組む決意を強調し「これまでネットワークを構築してきた自負はある」と自信を見せた。断水対応など初動の遅れを指摘する声については「反省することはあり、責任を強く感じる。復旧のスピードを上げて市民の理解をいただきたい」と述べた。 緊急要望にはワサビ田の復旧
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経済界との“溝”決定打か 鈴木浜松市長不出馬 知事選機に、区再編でも
任期満了に伴う来春の浜松市長選への不出馬を25日に表明した鈴木康友市長(65)。不出馬が決定的となったのは、鈴木市長を擁立し、支援してきた市内経済界の一部との“溝”が要因と指摘する見方もある。両者の間に何があったのか―。 「もう、次の市長選はない。出馬しても応援しない」。 次期市長選まで1年と迫った今春、鈴木市長を支援してきた企業関係者の1人が強い口調で断じた。別の有力支援者も「後継が見つからなければ、出馬を求める可能性もある」と言葉少なに語り、不出馬をにおわせた。既にこの時、経済界の一部は鈴木市政に見切りを付け、後継候補の模索を進めていた。 両者の溝のきっかけ
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鈴木浜松市長「4期で退任を決断」 来春の市長選不出馬を正式表明
鈴木康友浜松市長(65)は25日、市役所で記者会見し「4期をもって市長の職を退任することを決断した」と述べ、任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の市長選に出馬しない意向を表明した。市の最大の懸案だった行政区再編にめどが付いたことなどを理由に挙げた。退任後も政治活動は続ける考えを示し、県政や国政などへの転身に含みを残した。 鈴木市長は「首長は3、4期が妥当と思っていた」と語り、進退は夏頃から考え始めたと明かした。民間視点で行政の無駄に切り込んだ諮問機関「行財政改革推進審議会」からの答申について「行政区再編によって全て果たしたという感がある」と感想を述べた。 財政健全化を断行して構築し
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浜松市長不出馬 行政区再編「全うを」/事業道半ばで「残念」 市民反応さまざま
鈴木康友浜松市長が任期満了に伴う市長選に不出馬を表明した25日、市内では4期15年余にわたり市政のかじ取りを担ってきた同市長に、施策への評価や残る課題についてさまざまな声が上がった。 鈴木市長は勇退を決めた理由の一つとして、公約だった行政区再編の進展を挙げた。浜北区自治会連合会(自治連)の松下敏昭会長(71)は「紆余(うよ)曲折はあったが、再編を通じて行政のスリム化、効率化に貢献した」と評価。「任期満了まで再編の仕事を全うしてほしい」とエールを送った。 「オンライン診療や共助型交通の実証実験など中山間地に必要なインフラへの目配りは感じた」と語るのは天竜区の春野地区自治連会長を務めた進藤博
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鈴木浜松市長 4期の市制運営 市議、経済界が総括
鈴木康友浜松市長が今期限りで退任すると表明した25日、ベテラン市議や市内の経済団体関係者が鈴木市長の4期15年半にわたる市政運営を総括し、成果や課題を指摘した。 鈴木市長は当初、行財政改革推進審議会偏重の姿勢から市議会多数派の自民党会派と対立したが、4期目に入ると行政区再編実現のために融和に腐心し、最後は賛同を取り付けた。元議長で、自民党会派の最古参柳川樹一郎市議(71)=9期=は「意見が違っても腹を割って話し、関係を築く力は政治家として優れていた。最後の4年は強い協力関係ができた」と振り返った。 一方、対立を続けた共産党会派の北島定市議(75)=5期=は「経済界の言いなりで市民の福祉は
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知事「静岡市長選、ノーサイドを貫く」 支援、応援演説なし明言
川勝平太知事は25日の定例記者会見で、来春に予定される静岡市長選について「ノーサイドを貫く」「県知事として候補者を支持する行動はしない」などと述べ、特定の候補者の支援や応援演説はしないと明言した。 市長選には現職の田辺信宏氏(61)、県議の山田誠氏(60)、県理事の難波喬司氏(66)が出馬の意向を固めている。 市長選への対応を問う質問に川勝知事は、2021年参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で発した「コシヒカリ発言」で大きな批判を招いた経緯を振り返り「一方に加担することはしないと誓ったので、その態度を貫く」と述べた。 ただ、市長選に「極めて高い関心を持っている」とした上で、19年前回選で
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鈴木浜松市長、来春の市長選不出馬を表明
浜松市の鈴木康友市長(65)は25日、市役所で記者会見を開き、4期目の任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の市長選に立候補しない意向を明らかにした。退任後も政治活動は続けていくという。
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鈴木市長不出馬 25日にも表明か 2023年春の浜松市長選
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選で、4期目の現職鈴木康友市長(65)が25日にも記者会見を開く方向で調整を進めていることが23日、関係者への取材で分かった。次期市長選への不出馬を表明するとみられる。 鈴木市長は自身の不出馬検討の報道についてこれまで「現時点で言えるのは、残された半年余りの任期を全うするということだ。あくまで臆測で、否定も肯定もしない」と述べるにとどめ、進退を明言していない。その上で今後については「しっかりと時間を取って報告させていただきたい」などとし、記者会見を行う考えを示していた。 関係者によると、鈴木市長は既に、市内の有力支援者らに不出馬の意向を
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統一地方選まで半年 静岡、浜松両政令市長選 動き急加速
2023年4月に予定される統一地方選まで半年となった。静岡県内では県議選と6市町の首長選、14市町議選が行われる見込み。このうち、静岡、浜松両政令市長選は10月半ば、出馬を巡る動きが相次いで表面化した。静岡市長選は4選を目指す現職と、有力新人2人の3人が出馬を模索し、浜松市長選は4期目の現職が今期限りで退く見通しで、自民党関係者や一部の経済人が同市出身の官僚の擁立を急ぐ。 静岡 3氏が水面下で火花 政財界駆け引き 21日に退職願を出し、11月初旬にも静岡市長選への出馬を表明する見通しの県理事難波喬司氏(66)。これまで現職の田辺信宏氏(61)に近かった有力経済人が、難波氏の
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難波県理事が退職「一定の区切り」 静岡市長選出馬は明言せず「次のこともやっていきたい」
前静岡県副知事で県理事の難波喬司氏(66)は21日、退職願提出の事務手続きをし、県が受理した。県庁で退職願の提出前に取材に応じた難波氏は、2023年5月の任期を待たずに県理事を退職することについて「仕事に一定の区切りがついた。退職して次のこともやっていきたい」と述べた。取りざたされる静岡市長選の出馬については明言を避けた。 10月末から11月初旬までに見込まれるリニア県有識者会議や県議会決算特別委員会の出席を経て、11月初旬にも県を退職し、来春の静岡市長選に向けて出馬準備を進めるとみられる。 難波氏は副知事在任時からリニア中央新幹線問題や熱海土石流災害を担当し、22年5月に1年間の任期付
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富士宮市長選 連合静岡が現職推薦を決定
連合静岡は21日、執行委員会を静岡市駿河区で開き、任期満了に伴い来春予定される富士宮市長選に4選出馬を表明している現職須藤秀忠氏(75)の推薦を決めた。 来春実施予定の県議選に立候補を見込む新人田中照彦(55)=浜松市中区=、現職阿部卓也(56)=浜松市浜北区=の両氏の推薦を決めたほか、浜松市議選に立候補予定の現職遠山将吾(47)=東区=、現職太田利実保(57)=天竜区=の両氏の支持を決めた。
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静岡市長選 難波喬司氏、11月初旬にも出馬会見 前副知事
前副知事で静岡県理事の難波喬司氏(66)が、任期満了に伴い2023年4月に予定される静岡市長選への出馬の意思を固め、11月初旬にも記者会見を開いて出馬表明することが関係者への取材で分かった。会見には、難波氏を支援する市内民間企業の幹部も同席する見通し。 関係者によると、難波県理事は21日午後に辞職願を県に提出する。10月末にも予定されるリニア中央新幹線の県有識者会議への出席などで公務に区切りを付けて退職するという。既に川勝平太知事にも意向を伝えたとみられる。 難波氏はことしの夏以降、市内を中心に経済界関係者と面会を繰り返してきた。これまでの取材に対し、多方面からの要請を受けて出馬を検討し
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2023年春の静岡県議選 田中氏が出馬へ 浜松市中区選挙区
前浜松市議の会社員田中照彦氏(55)=中区鴨江=が20日までに、任期満了に伴う来春の県議選に同市中区選挙区(定数4)から無所属で立候補する意向を固めた。連合静岡の推薦を申請している。関係者への取材で分かった。 田中氏は取材に「人口減少社会に対応した政策や取り組みで地域の発展に努めたい。市議として新たな県営野球場や行政区再編などの議論に関わった経験を生かす」と話した。 田中氏は同区出身。衆院議員秘書を経て2007年から19年まで同市議を3期務めた。
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浜松市長選 中野氏、打診認める 出馬有無明言せず
任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の浜松市長選に、自民党と市内経済界の一部が独自候補として擁立に向けて調整している総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)=同市出身=は20日、「そういう話をいただいてはいる」と出馬の打診を受けていることを認めた。都内で取材に答えた。 一方で「今の時点では、与えられた仕事に全力で取り組む」と述べ、出馬の有無についての明言は避けた。 自民は、複数の候補者の中から地方行政に精通して国とのパイプ役も期待できる中野氏に一本化し、経済界の一部とも連携しながら調整を進めている。現職の鈴木康友市長(65)の5選不出馬が報じられたことなどを受け、関係者の間では中野
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鈴木浜松市長「任期を全うする」 進退明言せず
浜松市の鈴木康友市長(65)は20日、4期目の任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の市長選に自身が不出馬を検討しているとの報道を受け、「現時点で言えるのは、残された半年余りの任期を全うするということだ」などとこれまでの発言を繰り返し、進退について明言しなかった。市役所で報道陣の取材に応じた。 不出馬検討報道について鈴木市長は「正式な表明をしていないのであくまで臆測だ。否定も肯定もしない」と述べるにとどめた。その上で、「今後についてはしっかりと時間を取って報告させていただきたい。もう少しお待ちいただきたい」とし、記者会見を開いて態度を表明する考えを示した。 市政の長年の懸案だった行政
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鈴木浜松市長不出馬へ 2023年春の市長選 支援者に意向伝える
浜松市の鈴木康友市長(65)が4期目の任期満了(2023年4月30日)に伴う来春の市長選に出馬しない方向で検討を進めていることが19日、関係者への取材で分かった。同日までに、市内の有力支援者らに意向を伝えた。鈴木市長は早ければ来週にも、態度を表明するとみられる。 関係者によると、鈴木市長は自身の最大公約で、長年の懸案だった行政区再編が24年1月1日に現行7区を3区とする方向でまとまり、再編への道筋を付けたことなどから、市長としての区切りを付ける判断をしたとみられる。多選への批判的な意見も考慮したという。複数の有力支援者が「5選(に向けた出馬)はない」と出馬を否定している。 鈴木市長は同日
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静岡市長選出馬検討の難波氏 清水区で講演「一緒に一歩前に」
静岡市長選への出馬検討が報じられた県理事の難波喬司氏(66)が19日、同市清水区のJAしみず清水支店で講演した。同市長選に言及しなかったものの「市民が共感し、市民と共創する行政運営をしないといけない。動けば必ず変わる。一緒に一歩前に踏み出しましょう」と会場に呼びかけた。 終了後、態度表明の時期を尋ねた報道陣の質問に「人に推されるのではなく、自分が何をやりたいのか。早く気持ちを固めていきたい」と答えた。 講演会は同JAの清水地域運営委員会が主催した。難波氏は「清水の明るい未来と静岡の農業の未来」と題し、質疑応答を含めて約2時間講演した。組合員や市民ら約150人が聴いた。 難波氏はICT(
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浜松市長選 候補者擁立報道 鈴木市長、自身の態度明言せず
任期満了(2023年4月30日)に伴う2023年春の浜松市長選で、自民党と市内経済界関係者の一部が独自候補擁立の調整を進めているとの報道を受け、鈴木康友市長(65)は19日午前、市役所で報道陣の取材に応じた。次期市長選に向けた自身の考えについて「まず、現在の任期を全力で務める。その後のことはしかるべき時にお知らせする」と述べるにとどめ、明言を避けた。 現在4期目の鈴木市長は、行政区再編の総仕上げとなる関係条例の制定を本年度末に控えていることなどを挙げ、市政の当面の重要課題に対応する必要があるとの考えを強調した。市長選への態度は明らかにしなかった。 自民党と市内経済界の一部は、同市出身で北
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浜松市長選 中野祐介氏擁立へ 総務省課長、自民など最終調整
任期満了(2023年4月30日)に伴う2023年春の浜松市長選に、自民党と市内経済界の一部が独自候補として、同市出身で総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)を擁立する方向で最終調整を進めていることが18日までに、分かった。関係者によると、中野氏も出馬に前向きな意向を示しているという。 次期市長選に向けた候補者擁立の具体的な動きは、中野氏が初めて。一方、4期目の現職鈴木康友市長(65)は進退について、市議会9月定例会の代表質問答弁で「4期目の残りの任期を全力で取り組んでいく」と述べるにとどめ、態度を明らかにしていない。 関係者によると、自民党は夏場以降、地元選出の国会議員や一部の県議、市
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静岡県議選 立憲民主党が立候補予定者3人の公認決定
立憲民主党は18日、国会内で常任幹事会を開き、来春の統一地方選の立候補予定者に対する公認・推薦を決定した。静岡県内関係では、県議選の現職曳田卓氏(68)=沼津市=、同杉山淳氏(59)=静岡市駿河区=、新人丸山洵氏(38)=浜松市東区=の3人を公認した。このほか、沼津市議選の現職、三島市議選の新人、富士市議選の新人の計3候補者を公認とし、清水町議選の元職を推薦とした。
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2023年春の静岡県議選 丸山氏出馬へ 浜松市東区選挙区
国会議員秘書の丸山洵氏(38)=浜松市南区頭陀寺町=は18日、来春の静岡県議選に同市東区選挙区(定数2)から立憲民主党公認で立候補すると表明した。 丸山氏は取材に「若者の定着を図るため、地域の産業、雇用を持続可能なものにしていきたい」と述べた。11月中に東区有玉南町に引っ越す予定。 丸山氏は同市中区出身。駒沢大法学部卒。ユタカ技研社員、同社労組執行委員を経て、1月から同党の源馬謙太郎衆院議員(静岡8区)の私設秘書を務めている。
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日本維新の会 石井氏を推薦 三島市長選
日本維新の会静岡県総支部は17日、任期満了に伴う三島市長選(12月11日告示、同18日投開票)で、新人で市議の石井真人氏(43)を推薦すると発表した。県内首長選での推薦は初めて。
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三島市長選に向け事務所開き 市議の石井真人氏
任期満了に伴う三島市長選(12月11日告示、同18日投開票)に出馬の意向を示している市議の石井真人氏(43)は16日、同市大社町で後援会事務所開きを行った。支援者ら約100人が出席した。 市内で会見も行い、自民党三島市支部の推薦を受けるとした。 同市長選には現職の豊岡武士氏(79)、会社経営の近藤正文氏(46)も立候補を表明している。
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難波氏が出馬検討認める 静岡市長選「早い段階で態度表明」
前静岡県副知事で県理事の難波喬司氏(66)=写真=が退職を検討していることが判明した14日、県政の重要課題を担う難波氏の去就を巡り、今後の県政や静岡市政への影響にさまざまな観測が広がった。難波氏は取材に、来春の静岡市長選への出馬を検討していることは認めた上で「早い段階で(態度を)表明しなければいけない」としつつ、自身の進退などについては明言を避けた。 県庁で取材に答えた難波氏は「豪雨災害で多くの人が苦しんでいる時にコメントする時期ではない」とし、「前回(2019年市長選)は(立候補見送りの)表明が遅れて迷惑をかけた。早い時期に表明したい」と遠くない時期に態度を示すと述べた。 同市長選には
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統一地方選 2023年4月9、23日
政府は14日、2023年春の統一地方選の投票日を定める臨時特例法案を閣議決定した。法案は道府県と政令指定都市の首長、議員選挙を4月9日に、政令市以外の市、特別区、町村の首長、議員選挙を4月23日とする。今国会で成立する公算が大きい。 統一地方選は4年に1度。全国的に日程をそろえることで選挙事務や費用を削減するほか、国民の関心を高め、投票率向上を実現する狙いがある。4月の第2、4日曜日に行われることが多い。 統一地方選の対象は、原則として来年3月1日から5月31日までに任期満了を迎える首長、議員の選挙。対象知事選は現時点で北海道、神奈川、福井、大阪、奈良、鳥取、島根、徳島、大分の9道府県に
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難波県理事が退職検討 静岡市長選への出馬準備か
前副知事で県理事の難波喬司氏(66)が県の退職を検討していることが14日までの複数の関係者への取材で分かった。任期満了に伴って2023年4月に予定される静岡市長選への出馬に向けた準備との見方もある。 複数の関係者によると、難波氏は県職員の辞職願を提出した後、出馬会見などの準備作業を検討しているという。 難波氏は取材に「辞職するかはまだ決めていない。決めた段階で速やかにお伝えする」と述べた。 難波氏は岡山県出身。1981年に当時の運輸省に入省し、国土交通省技術総括審議官などを務めた。退職後の2014年から22年5月まで副知事を県政史上最長となる2期8年務めた。同月から、熱海市土石流災害
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小山町長選出馬 込山氏が正式表明
元小山町長の込山正秀氏(74)は13日、町内で記者会見し、任期満了に伴う来春の町長選に立候補すると正式に表明した。 「2023小山町再稼働」をキャッチフレーズに掲げ、まちづくりや観光振興施策など町長在任中に計画、着手しながら未完成の事業を進めると強調。「静岡県で一番元気のいい町にしたい」と述べた。スピード感のある行政運営や財政の立て直しも訴えた。前回選で敗れた直後に再挑戦を決めたと明かした。込山氏は町議、県議を経て2011年の町長選で初当選して2期務め、19年の町長選で敗れた。来春の町長選には現職の池谷晴一氏(72)も出馬を表明している。
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来春の県議選 山本氏出馬へ 静岡市葵区選挙区
公明党所属の静岡市議山本彰彦氏(58)=静岡市葵区平和=は13日、来春の県議選に静岡市葵区選挙区(定数5)から党公認で立候補すると表明した。現職の高田好浩氏(65)=公明党県議団、同区=の後継。高田氏は党の内規の定年制により今期で引退する。 県庁で記者会見した山本氏は「市議としての24年間の経験を生かし、国、県、市のパイプ役として住民福祉向上に取り組む。台風15号の被害を踏まえ、防災・減災対策をさらに強固にする必要がある」と述べた。 山本氏は同区出身。大東文化大経済学部卒。会社員を経て1999年の市議選で初当選し、現在6期目。会派・公明党市議会の代表を務める。
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統一選公認候補 公明静岡県本部が発表
公明党県本部は13日、来春の統一地方選の公認候補を発表した。県議選と浜松市議選に現職9人と新人1人の計10人を擁立する。 公認候補は次の通り。 【県議選】山本彰彦(静岡市葵区)牧野正史(静岡市駿河区)盛月寿美(静岡市清水区)蓮池章平(沼津市)早川育子(富士市) 【浜松市議選】幸田恵里子、丸英之(中区)山崎とし子(東区)松下正行(西区)黒田豊(南区)
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裾野市議会 新会派構成を発表 最大は「みらい裾野」5人
裾野市議会事務局は12日、市議会の新しい会派構成を発表した。最大会派は「未来すその」の5人。「真政会」4人、「かがやき」3人、「公明党」と「もののふ」各2人が会派を結成した。 任期満了に伴う同市議選は2日に投票が行われた。定数は19。残る3人は会派に属さない。共産党は議席数を減らして1人になったため、会派がなくなった。
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清水町議の山本氏 町長選に出馬意向
清水町議の山本文博氏(65)=同町堂庭=が11日までに、来年4月の任期満了に伴う町長選に立候補する意向を固めた。近く正式表明する。 山本氏は取材に対し、「町政の主役は町民。医療機関と連携して体制の充実を図る」と述べた。「都市計画道路玉川卸団地線」敷設への住民との合意形成や、南小と南中の一貫校化の検討にも意欲を示した。 同町出身、城西大大学院修了。2019年の町議選で初当選し1期目。薬剤師として町内の薬局に勤める。 町長選には現職の関義弘氏(68)も出馬の意向を示している。
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れいわ山本代表 統一地方選、静岡県内擁立に意欲 浜松市内で対話集会
れいわ新選組の山本太郎代表は10日、浜松市内で市民との対話集会を開催し、来年の統一地方選について「静岡県内でれいわの看板を背負った地方議員を生み出したい」と述べ、候補者擁立に意欲を見せた。 山本代表は、党勢拡大に向け「一番必要なのは地方議員の誕生」と強調し、「地域の問題解決、国政との架け橋のため、県内で議席を獲得したい。思いのある人はぜひ公募に応募してほしい」と呼びかけた。首長選や県・市議選など擁立を目指す具体的な選挙は明らかにしなかった。 山本代表は「統一地方選は次の国政選挙にもつながる。自民党を大惨敗に導くくらいの状態をつくらないといけない」と語った。
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三島市長選立候補 近藤氏が正式表明
三島市富士見台の会社経営近藤正文氏(46)は7日、市内で記者会見を開き、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、同18日投開票)に無所属で出馬する意向を正式に表明した。 三島駅南口東街区の再開発事業についてはコロナ禍で地域経済が疲弊する中で「今、商業施設を増やしても共倒れになる」とし、現時点での開発は見直す考えを示した。市が18歳以下を対象とする医療費の無料化を父母にも広げ、早朝から夜まで子供を預かる保育ステーションを設置して子育て世代への支援に力を入れるなど「建物ではなく人に向かう行政サービスを目指す」と述べた。 市長選には現職豊岡武士氏(79)、市議石井真人氏(43)も立候補を表明し
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河津新町議に当選証書付与
2日投開票された河津町議選の当選証書付与式が3日、町役場で開かれた。今回選から定数1減で、当選者の内訳は現職8人、新人2人。トップ当選の大川良樹氏(50)=田中=ら全員に町選挙管理委員会の板垣保委員長が証書を手渡した。板垣委員長は「これまでに得た知識と経験を町民のために最大限生かしてほしい」と激励した。 新人の北島正男氏(69)=見高=は元広告会社社員の介護士で、6年前に都内から移住した。「外部からの意見が町議会にもあって良いと思う。私以外にも移住者が町のために励めるような環境づくりに貢献したい」と意気込んだ。 新町議の任期は10日から4年間。11人が出馬し、投票率は過去最低の65・41
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裾野新市議に当選証書付与
裾野市選挙管理委員会は3日、2日に投開票された市議選の当選証書付与式を市役所で開いた。新市議は19人で、任期は12日から4年間。 松井康男委員長が全員に当選証書を手渡し、「時代の転換期の課題に対して、市民のために力を尽くしてほしい」と呼びかけた。トップ当選した賀茂博美氏(48)が代表で「より開かれ、信頼される議会を目指し、市民の意見をしっかりと反映させていく」と誓いの言葉を述べた。 市議選には21人が立候補し、激しい選挙戦を繰り広げた。今後、議会の新しい会派と委員会構成を決め、正副議長を選出する。
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裾野市議 19人決定
任期満了に伴う裾野市議選は2日、投開票が行われ、新市議19人が決まった。内訳は現職16人、新人3人。党派別では無所属16人、公明2人、共産1人。性別は男性が1人増えて15人、女性は1人減って4人になった。 当日有権者数は4万1106人(男2万724人、女2万382人)。投票率は52・09%で前回選を2・44ポイント下回り、過去最低だった。現職16、元職1、新人4の計21人が激戦を繰り広げたが、大きな争点はなく盛り上がりに欠けた。 議長の賀茂博美氏(48)=無現=、矢崎総業社員の中村純也氏(48)=無現=らが上位当選を決めた。村田悠市長が支援した則武優貴氏(25)=無新=も初当選し、共産は
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河津町議10人決まる
任期満了に伴う河津町議選(定数10)は2日、投票が行われ、即日開票の結果、新町議の顔ぶれが決まった。内訳は現職8人と新人2人で全員が無所属。 当日有権者数は5932人(男2861人、女3071人)。投票率は65・41%で、前回選を7・02ポイント下回り、過去最低を更新した。町外からの移住者の新人2人が出馬し、うち1人が当選を果たした。 河津町議選開票結果(定数10―候補者数11) 当602 大川良樹 50 無現② 当486 渡辺弘 74 無現④ 当436 宮崎啓次 70 無現⑥ 当395 上村和正 56 無現③ 当380 正木誠司 59 無新① 当378 渡辺昌昭 64
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現職豊岡氏が事務所開き 三島市長選
任期満了に伴う三島市長選(12月11日告示、18日投開票)に立候補を表明している現職の豊岡武士氏(79)は1日、同市芝本町で後援会事務所開きを行った。 新型コロナウイルスの感染対策として規模を縮小し、支援者ら約20人が出席した。 同市長選には市議の石井真人氏(43)が立候補を表明し、会社経営の近藤正文氏(46)も出馬の意向を示している。
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裾野市議選 スーパー店頭などで投票を呼びかけ
裾野市明るい選挙推進協議会と市選挙管理委員会は1日、任期満了に伴う市議選の投票を呼びかける街頭啓発活動を実施した。投票は2日午前7時から午後8時(十里木高原集会所は午後7時)まで、市内16カ所で行われる。 商業施設のベルシティ裾野(同市佐野)と食品スーパーのカドイケ裾野東店(同市茶畑)の2カ所で啓発品を配り、買い物客に選挙権の行使を促した。9月30日時点の期日前投票率は11・66%で、4年前の前回選を0・64ポイント下回っている。定数19の同市議選には現職16、元職1、新人4の計21人が立候補し、激戦を繰り広げている。2日は午後9時から即日開票する。
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記者コラム「清流」 議員自ら身を切る覚悟を
裾野市議選(定数19)が10月2日に投開票される。有権者にとって最も身近な存在の市町議だが、あまり知られていないのが議員報酬。同市の場合、月額32万5000円で議長は38万5000円。68万2500~80万8500円の期末手当も年に2回、支給される。 大幅な税収減などに伴い、「財政非常事態」を宣言した同市。公共交通の廃止や減便、助成金の削減など市民生活への影響は幅広く及んでいる。事情が異なるため、議員定数や報酬を一概に論じるのは早計かもしれないが、人口が同規模の伊豆の国市と菊川市はともに定数17で報酬は月額30万円となっている。 裾野市の人口は約30年ぶりに5万人を下回った。「聖域なき構
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裾野市議選と河津町議選 あす投開票
任期満了に伴う裾野市議選(定数19)と河津町議選(定数10)は2日、投票が行われる。即日開票され、裾野市議選は同日午後11時ごろ、河津町議選は同9時ごろには大勢が判明する見通し。同市議選は現職16、元職1、新人4の計21人が激戦を繰り広げている。投票は午前7時から午後8時(十里木高原集会所は午後7時)まで、市内16カ所で行い、9時から市民体育館で開票する。9月24日現在の選挙人名簿登録者数は4万1729人(男2万1095人、女2万634人)。 同町議選には現職8、新人3の計11人が立候補した。投票は午前7時から午後6時まで、町内9カ所で行い、7時半から町役場で開票する。9月26日現在の選挙
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21年度決算案認定 三島市議会閉会
三島市議会9月定例会は30日、最終本会議を開き、2021年度の市一般会計歳入歳出決算案などを認定し、22年度一般会計補正予算案などを可決して閉会した。 来春の市議選を前に議員定数(22人)の見直しについて市民アンケートも実施して議論を重ねてきた議会運営委員会は、「現状維持」とする委員長報告を行い、賛成多数で承認された。選択的夫婦別姓制度に関する議論の活性化を求める意見書も発議され、可決された。
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裾野市議選 当落線上「だんご状態」か 600票巡り上積みに躍起
任期満了に伴う裾野市議選(定数19)は10月2日の投開票に向け、現職16と元職1、新人4の計21人が激戦を繰り広げたまま最終盤に入った。全候補が地域での知名度と支持基盤を持つ有力者ぞろいで、当落線上は「だんご状態」になるとの見方が強い。当確ラインは600票前後とみられ、各陣営とも全域に支持を訴え、1票の掘り起こしに躍起だ。 労働組合の分厚い支援を受け、今回も安定した戦いを見せるのは3氏。井出氏はトヨタ自動車、浅田氏がトヨタ自動車東日本、中村氏は矢崎総業の社員でそろって上位当選を狙う。 公明党の佐野氏と三富氏、共産党の岡本氏と矢崎氏も組織戦を展開する。ただ、情勢は予断を許さず、党員以外への
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河津町議選 下位争い、混戦模様 空白地区への食い込みが鍵
10月2日投開票の河津町議選は定数が前回選より1減の10に対して、現職8人、新人3人の計11人が立候補した。海岸近くの中心部、下河津を中心に激戦が繰り広げられ、特に下位は混戦模様だ。 告示間際まで無投票が取りざたされていたが、一転して選挙戦に突入した。前回選の当選ラインはおよそ200票だったが、混戦のため150票近くまで下がるとの声がある。投票率は4年前の72%を下回りそうだが、それでも7割近くとの見方が強い。 下河津では、前回選でトップ当選の大川氏が地盤の田中地区から谷津地区にも進出する。5期のベテラン宮崎氏は大票田の笹原地区を手堅くまとめ、渡辺弘氏は谷津から笹原にも切り込む。長野地区
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来春の市長選出馬 鈴木氏明言避ける「残り任期全力で」 浜松市議会
鈴木康友市長は4期目の任期満了(2023年4月30日)に伴って行われる来春の市長選への出馬意向について「信任をいただいた4期目の残りの任期を引き続き全力で取り組んでいく」と述べるにとどめ、明言を避けた。北島氏に答えた。 鈴木市長は首長の多選について問われると、「在任期数によって一概に首長としての実績を評価できるものではない」との認識を示した。 同市長選を巡ってはこれまでに出馬意向を表明した人はいない。
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11氏の争いが確定 河津町議選、10月2日投開票
任期満了に伴い27日に告示された河津町議選(定数10)は同日午後5時に立候補届け出を締め切った。現職8、新人3の計11人による選挙戦が確定した。 投票は10月2日午前7時から午後6時まで9会場で行われる。午後7時半から町役場で即日開票する。期日前投票は28日から1日まで。町保健福祉センターで午前8時半から午後8時まで受け付ける。 大川良樹[おおかわ・よしき] 50 無現① 飲食業[元]町観光協会副会長▽田中 宮崎啓次[みやざき・けいじ] 70 無現⑤ 電気設備工事会社会長[元]議長▽笹原 正木誠司[まさき・せいじ] 59 無新 電力関係会社社員[元]電力会社事務所長▽見高
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参院選題材に模擬選挙 民主主義の仕組み学ぶ 富士特別支援学校
富士市選挙管理委員会は26日、選挙制度を学ぶ出前授業を同市の富士特別支援学校で開いた。 将来、選挙権を持つ若者に民主主義の仕組みを知ってもらう取り組み。選挙の意味や投票の方法などを高等部の1、2年生約90人に説明した。架空の市長選をイメージした模擬投票も実施し、生徒は公約を参考に投票先を決める流れを体験した。 選管担当者は「まずはどのような候補者がいるか、自分の考えに近い候補者は誰かを知ることが大切。自覚と責任のある有権者になって」と話した。
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河津町議選、11人の争い確定
27日に告示された河津町議選(定数10)は立候補の届け出を締め切り、11人による選挙戦が確定した。
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河津町議選告示 11人が届け出、選挙戦へ
任期満了に伴う河津町議選は27日、告示された。定数10に対し、現職8人と新人3人の計11人が届け出を済ませ、5日間の選挙戦に突入した。 今回選から定数が1減った。 投票は10月2日午前7時から午後6時まで町内9カ所で行われ、同日午後7時半から町役場で即日開票する。 26日現在の選挙人名簿登録者数は5988人(男2893人、女3095人)。 河津町議選立候補者(届け出順、定数❿―11) 大川 良樹50無現飲食業 宮崎 啓次70無現電気設備工事会社会長 正木 誠司59無新電力関係会社社員 遠藤 嘉規46無現飲食業 桑原 猛53無現工務店経営 稲葉 静74無現農業 鈴木 篤64無新
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河津町議選が告示
任期満了に伴う河津町議選が27日、告示された。定数10に対し11人が立候補の届け出を済ませ、選挙戦に突入した。投開票日は10月2日。
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期日前投票始まる 裾野市議選
任期満了に伴う裾野市議選の期日前投票が26日、市役所で始まった。10月1日まで。最終日は市役所に加え、生涯学習センター(同市深良)でも実施する。 受け付けは午前8時半から午後8時まで。初日から有権者が次々と詰め掛け、市役所4階の期日前投票所で1票を行使した。 市議選には定数19に対し、21人が立候補した。投開票日は同2日。当日は市内16カ所に投票所を設け、午後9時から市民体育館で即日開票する。
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裾野市議選 立候補者(届け出順、定数19ー21)
則武優貴 25 無新 市長私設秘書[元]デザイン会社員 杉山茂規 47 無現 不動産管理会社役員、明社運動地区協事務局長 佐野利安 69 公現 党裾野南支部長[元]東中PTA会長、副議長 内藤法子 70 無現 副議長[元]大学非常勤講師、消費生活センター所長 大橋勝彦 63 無新 不動産管理会社員[元]医療機関事務長代理 小林浩文 61 無新 [元]副市長、市健康福祉部長、市子連副会長 木村典由 48 無現 豆腐製造業、市商工会理事、市消防団団本部長 三富美代子 64 公現 党裾野東支部長、防災士[元]副議長 二ノ宮善明 67 無現 時計・めがね小売業、保護司[元]西中PTA会長 土屋主久 6
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裾野市議選告示 21人出馬
任期満了に伴う裾野市議選が25日、告示された。定数19に対して現職16、元職1、新人4の計21人が届け出を済ませ、人口減対策や財政再建などを主要テーマに1週間の選挙戦に入った。 立候補者の政党は無所属17人、公明2人、共産2人。性別は男性17人、女性4人。投票は10月2日午前7時から午後8時(十里木高原集会所は午後7時)まで市内16カ所で行われ、午後9時から市民体育館で即日開票される。約2時間後に大勢が判明する見通し。 9月24日現在の選挙人名簿登録者数は4万1729人(男2万1095人、女2万634人)。 裾野市議選立候補者 (届け出順、定数(19)―21) 則武優貴 25 無新
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河津町議選 27日告示 11人立候補意向
任期満了に伴う河津町議選は27日、告示される。定数10に対し、現職8、新人3の計11人が立候補の意向を表明している。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、町役場で受け付ける。投票は10月2日午前7時から午後6時まで。午後7時半から町役場で即日開票される。今回選から定数1減で行われる。 9月1日現在の選挙人名簿登録者数は5995人(男2899人、女3096人)。
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裾野市議選が告示
任期満了に伴う裾野市議選が25日、告示された。定数19に対し、21人が立候補を届け出て選挙戦に突入した。投開票日は10月2日。
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裾野市議選25日告示 定数19 21人が立候補意向
任期満了に伴う裾野市議選は25日、告示される。定数19に対して現職16、元職1、新人4の計21人が立候補の意向を表明している。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、市役所で受け付ける。投開票日は10月2日。同市は約30年ぶりに人口が5万人を下回った。人口減対策や地域経済の活性化などを論点に、1週間の選挙戦が繰り広げられる見通し。 9月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万1707人(男2万1081人、女2万626人)。
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静岡県議の山田誠氏 静岡市長選に出馬意向 2023年春
静岡県議の山田誠氏(60)=静岡市葵区北安東=が23日までに、2023年4月の任期満了に伴い予定される静岡市長選に出馬する意向を固めた。関係者への取材で分かった。 同日、市内で開かれた後援会役員会で出馬の意思を伝えた。県議会9月定例会閉会後の10月中旬以降に正式に出馬表明するとみられる。 山田氏は取材に「人口減少やコロナ禍で静岡の社会や経済が停滞し閉塞(へいそく)感がある。子どもを中心としたまちづくりを進めて経済にも好循環を生み出す。10年、20年後は、明るくにぎやかな街にしたい」と答えた。 同市出身。不動産会社役員。計測機器メーカー勤務を経て、1991年の同市議選で初当選。3期途中の
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会社経営の近藤氏、三島市長選出馬の意向 現職豊岡氏、市議石井氏に続き3人目
三島市富士見台の会社経営近藤正文氏(46)が23日までに、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、18日投開票)に無所属で立候補する意向を固めた。 三島駅南口東街区の再開発事業については「基本的に反対」とし、コロナ禍で不安定な経済状況が続く中、「駅前と地域の商店が顧客を奪い合い、経済がさらに疲弊する。今やるべきではない」と述べた。市が18歳以下を対象としている医療費の無料化を保護者にも広げるほか、早朝から子供を預かる保育ステーションの設置、給食費の無料化も進めるとした。 堺市出身。同市や京都市などで飲食店を経営している。同市長選は現職の豊岡武士氏(79)、市議の石井真人氏(43)が立候補
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河津町議選 事前審査に11陣営 9月27日告示
河津町選挙管理委員会は22日、任期満了に伴う町議選(27日告示、10月2日投開票)の立候補届け出書類事前審査を町役場で行った。定数10に11陣営が出席し、選挙戦となる公算が大きくなった。 8月の説明会時点では出馬へ態度を明確にしていたのは9人だったが、22日までにさらに新人2人が立候補を表明した。事前審査の出席陣営の内訳は現職8、新人3。今回選挙から定数が1減となる。
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記者コラム「清流」 市長選に感じた「冷めた目」
11日に投開票した熱海市長選の投票率は44.33%と過去最低だった。新型コロナウイルス禍からの経済再生や伊豆山の大規模土石流からの復興など大きな課題に直面している熱海市だが、低投票率になりそうな気配は感じていた。 現職、新人ともに立候補の表明が遅く、観光振興や復興に対する考え方に大きな違いはなかった。現職の多選を批判する声も聞かれたが、大きな波にはならなかった。 ほとんどの市議が両候補と距離を置いていたのも低投票率の要因になった気がする。さまざまな事情はあろうが、多くの市民と同じようにどこか「冷めた目」で選挙戦を見ていたのではないか。選挙はまちの将来を考える重要な機会だ。市議にはその先頭
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事前審査に21陣営参加 裾野市議選
裾野市選挙管理委員会は16日、任期満了に伴う市議選(25日告示、10月2日投開票)の立候補届け出書類事前審査を市役所で行った。定数19を上回る21陣営が出席した。 内訳は現職16、元職1、新人4。性別は男性17人、女性4人。8月9日の立候補予定者説明会に参加した男性1人は欠席したが、説明会に不参加だった新人の男性1人が事前審査を受けた。残り20人は説明会と同じ陣営だった。
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国葬欠席の野党批判 榛葉国民県連会長
国民民主党県連の榛葉賀津也会長は15日、安倍晋三元首相の国葬欠席を決めた立憲民主党などを念頭に「公党としてボイコットするのはいかがかと思う」と批判した。静岡市で開いた県連の常任幹事会後の取材で答えた。 国民の玉木雄一郎代表は出席を表明していて、榛葉会長も党幹事長として参列する予定。榛葉会長は「予算の使い方や透明性、(国葬を行う)基準は(政府に)厳しく説明を求める」とする一方で、「やると決まった以上はしっかりと送るというのが人情だ。国内の政争を持ち込むのは外交上失礼に当たる」と述べた。 常任幹事会では、2023年春に見込まれる浜松市議選に立候補予定の新人小名木勇人氏(44)=南区=と、23
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三島市長選で豊岡氏推薦決定 連合静岡
連合静岡は14日、執行委員会を静岡市駿河区で開き、任期満了に伴う三島市長選(12月11日告示、18日投開票)に4選出馬を表明している現職豊岡武士氏(79)の推薦を決めた。連合静岡沼駿三田地域協議会が上申していた。 このほか、来春に予定される県議選に立候補を見込む現職の広田直美(52)=函南町=、曳田卓(68)=沼津市=の両氏の推薦も決めた。
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熱海市長就任式 「試練乗り越える」
任期満了に伴う熱海市長選で、5選を果たした斉藤栄市長の就任式が14日、市役所で行われた。課長相当以上の幹部職員約40人に斉藤市長は「試練を乗り越え、新たな熱海の発展のために力を合わせて取り組んでほしい」と訓示した。 斉藤市長は同市の現状が「戦後最も厳しい局面にある」とした上で、伊豆山地区の土石流災害からの復興や新型コロナウイルス禍からの脱却、各地域の諸課題の解決に向けて、「今まで以上に難易度の高い問題を解決していかなければならない。困難な道のりではあるが、腹をくくってやっていく覚悟だ」と述べた。
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熱海市長選出口調査 伊豆山復興に関心 斉藤氏5選、実績評価
11日に投開票され、現職の斉藤栄氏(59)が5選を果たした熱海市長選で、静岡新聞社は期日前投票の出口調査を行った。新市長に期待する施策を選択式で回答してもらったところ、「伊豆山の復旧復興」が26%で最も多かった。「経済活性化」(22%)「高齢者福祉」(18%)と続いた。 斉藤氏に投票したと答えた市民の30%が伊豆山の復旧復興に期待感を示した。斉藤氏への投票理由では「実績」を評価した人が37%を占めた。斉藤氏は現職の強みを生かし、復興のスケジュールなどを示しながら、各地域の課題に対応した街頭活動を展開。地域や政策に偏りのない市政運営をアピールした。 一方、泉明寺氏を選んだ人の投票理由で最
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斉藤熱海市長「課題に全身全霊」 当選証書付与式
熱海市選挙管理委員会(吉田耕之助委員長)は12日、任期満了に伴う市長選で5選を果たした斉藤栄氏(59)と、市議補選で初当選した杉山恭平氏(42)に対する当選証書付与式を市役所で開いた。 当選証書を手渡した吉田委員長は「選挙公約の実現に向けて最大限の努力を傾注し、市民の信頼と期待に応えるよう尽力してほしい」と呼びかけた。 斉藤氏は「今後4年間、市政を担う責任の重さを改めて感じている。伊豆山の土石流災害からの復興、新型コロナウイルス禍からの脱却、各地域の課題に全身全霊で取り組む」と決意を述べた。 式後の取材に斉藤氏は、選挙前に公表できなかった土石流に関する市の総括について、「中途のものを出
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熱海市長5選「浮かれず、住民の声聞く」 伊豆山の着実な復興決意
11日に投開票された熱海市長選で5選を果たした斉藤栄氏(59)。勝利から一夜明けた12日、大規模土石流に見舞われた伊豆山地区の復旧復興などの難題を乗り越え、まちの発展につなげる決意を新たにした。 「浮かれている場合ではない」。同日午前、市役所の市長室で職務に当たった斉藤氏は、そう表情を引き締めた。最重要課題に位置づける伊豆山の復旧復興に関し、市は来夏に警戒区域を解除し、市内外で避難生活を送っている住民の帰還開始を目指している。 伊豆山の被災現場近くに住む70代女性は「市長は反省すべき点は反省し、とにかく復興を早く進めてほしい」と願う。一方で、土石流の起点となった盛り土に関する行政対応や避
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現職・斉藤氏が5選 熱海市長選 新人の元市議破る 投票率は過去最低
任期満了に伴う熱海市長選は11日、投開票が行われ、ともに無所属で、現職の斉藤栄氏(59)が新人の元市議泉明寺みずほ氏(51)を破り、5選を果たした。投票率は44・33%で過去最低となった。 斉藤氏は政党や団体に推薦を求めず、組織の力に頼らない選挙戦を展開した。巨額の財政赤字解消など4期16年の実績に加え、伊豆山地区の大規模土石流からの復興、持続可能な観光地経営に向けた宿泊税導入などを訴え、市内全域から支持を集めた。 泉明寺氏は、土石流被害の責任を取ろうとしないとして斉藤氏を批判。多選による弊害も唱えたが、批判票の受け皿になりきらなかった。 得票総数は13623票。斉藤氏の得票数は970
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現職・斉藤氏が5選 熱海市長選
任期満了に伴う熱海市長選は11日、投開票が行われ、現職斉藤栄氏(59)が元市議の新人泉明寺みずほ氏(51)を退け、5選を果たした。
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熱海市長選 投票締め切る 午後9時15分から開票
任期満了に伴う熱海市長選は11日午後8時、繰り上げ投票を実施した初島を除く市内21カ所での投票を締め切った。市選挙管理委員会によると、投票率は44・33%で過去最低だった。開票は午後9時15分から南熱海マリンホールで行われる。同市長選にはともに無所属で、元市議の新人泉明寺みずほ氏(51)と5選を目指す現職斉藤栄氏(59)が立候補した。
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熱海市長選 初島で繰り上げ投票 投票率は52・66%
静岡県内唯一の有人島、熱海市初島で10日、任期満了に伴う同市長選(11日投開票)の繰り上げ投票が行われた。市選挙管理委員会によると、期日前投票をした13人を含む投票率は52・66%で、8年前の前回選を9・62ポイント下回った。初島の当日有権者数は169人(男92人、女77人)。 繰り上げ投票は午前7時から午後4時まで初島漁業総合会館で行われた。投票箱は10日、定期船で市選管に搬入された。初島を除く市内の投票は11日午前7時から午後8時まで21カ所で行われ、午後9時15分から南熱海マリンホールで即日開票する。
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熱海市長選 11日投票【速報は「あなたの静岡新聞」で】
任期満了に伴う熱海市長選は11日(繰り上げ投票の初島は10日)、投票が行われ、即日開票される。ともに無所属で、元市議の新人泉明寺みずほ氏(51)と現職の斉藤栄氏(59)が立候補している。 大規模土石流に見舞われた伊豆山地区の復旧復興、新型コロナウイルス禍で打撃を受けている地域経済の再生など喫緊の課題への対応と現市政への評価が争点。両陣営は市内全域を回り、支持を集めようと激しい攻防を繰り広げている。 11日の投票は午前7時から午後8時まで市内21カ所で行い、午後9時15分から南熱海マリンホールで開票する。3日現在の選挙人名簿登録者数は3万1707人(男1万4312人、女1万7395人)。
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初島で繰り上げ投票 熱海市長選、10日午後4時まで
熱海市初島で10日、任期満了に伴う市長選の繰り上げ投票が行われる。市選挙管理委員会は9日、投票箱などを定期船で島に搬入し、投票所の開設準備を整えた。 繰り上げ投票は荒天による定期船の欠航などに備えて、地方、国政選挙問わず毎回実施している。9日は、投票事務に従事する市職員3人が選挙事務用具を携えて熱海港から乗船し、初島に渡った。 繰り上げ投票は10日午前7時から午後4時まで、初島漁業総合会館で行う。投票箱は11日の開票まで市選管が保管する。3日現在の初島の選挙人名簿登録者数は、174人(男95人、女79人)。
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斉藤氏が先行、泉明寺氏追う 熱海市長選終盤情勢
任期満了に伴い11日に投開票を迎える熱海市長選は、ともに無所属で、5選を目指す現職斉藤栄氏(59)が先行し、新人泉明寺みずほ氏(51)が追う展開で終盤戦に入った。大規模土石流に見舞われた伊豆山地区の復旧復興や、新型コロナウイルス禍からの経済再生などスピード感が求められる課題に対する市民の関心が高く、両候補が掲げる政策の具体性を示せるかが選挙戦の鍵を握りそうだ。 両候補とも告示の約1カ月半前に立候補を表明した短期決戦。ともに政党や団体の推薦を求めず、組織の力に頼らない選挙戦を繰り広げている。 斉藤氏は遊説カーで市内をくまなく回り、4期16年の実績と知名度を生かしつつ、現在進行形で進めている
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小山町長選出馬 現職池谷氏が正式に表明
小山町の池谷晴一町長(72)は8日、任期満了に伴う来春の町長選に再選を目指して立候補すると正式に表明した。町議会9月定例会代表質問で鈴木豊氏(新生会)に答えた。 池谷氏は「1期目で着手した施策を軌道に乗せ、町民の幸福度日本一を目指すにはもう少し時間が必要」と述べ、2030年度までの総合計画の具現化を進める考えを示した。込山正秀元町長(74)在任時に始めた産業拠点整備事業について「町の発展を左右する重要プロジェクト。優先的に取り組む」とした。 来春の町長選には込山氏も出馬する意向を固めている。
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清水町長選出馬 関氏が意向示す 町議会
清水町の関義弘町長(68)は8日の町議会9月定例会一般質問で、来年4月の任期満了に伴う町長選について「継続的に町政課題にあたりたい」と述べ、再選を目指し出馬する意向を示した。岩崎高雄氏(新生会)に答えた。 関氏は新幹線通学支援や丸池周辺の設備など就任以来の取り組みを成果として挙げた。「まちづくりの主人公は町民であることを常に主軸に据えた」とした上で、収支均衡型の財政を堅持して施策を展開したと1期目を振り返り、継続性を強調した。
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三島市議定数「現状維持」 議運方針 9月定例会で採決へ
来春の市議選を前に議員定数(22人)のあり方を検討してきた三島市議会は、7日開いた議会運営委員会で「現状維持」とする方針を賛成多数で決めた。市議会9月定例会の最終本会議(30日)で委員長が報告し、全議員による採決を行う。 議運では減少傾向にある人口の状況などを踏まえて定数の検討が重ねられ、これまで「現状維持」と「2人削減」などの意見が上がっていた。8月に募集した市民意見では個人33件のうち現状維持が16件、削減12件、その他5件。団体は18件の意見が寄せられ、現状維持が6件、削減9件、不明2件、その他1件だった。 同日開かれた議運では、市民の意見を参考に議論が行われた。委員長を除く6人の
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池谷小山町長 再選出馬の意向
小山町の池谷晴一町長(72)=御殿場市二枚橋=は6日までに、任期満了に伴う来春の町長選に再選を目指して立候補する意向を固めた。 池谷氏は取材に対し「(2021~30年の)総合計画に基づくまちづくりが始まったばかり。確実に進めて住民幸福度日本一の町をつくる」と意欲を語った。 小山町出身の池谷氏は御殿場市職員や同市議、県議を経て19年の町長選で初当選した。 来春の町長選には元町長の込山正秀氏(74)も出馬する意向を示している。
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熱海市長選 立候補者アンケート 泉明寺みずほ氏/斉藤栄氏
任期満了に伴う熱海市長選は11日に投開票を迎える。選挙戦を繰り広げる新人の泉明寺みずほ氏(51)と現職の斉藤栄氏(59)に政策や主張を聞いた。 泉明寺みずほ(せんみょうじみずほ)氏 無新 51歳 ◆伊豆山の復旧復興の考え方、住民との向き合い方は 被災者の生活再建が何より大切。被災者支援について市としてできることは何かを見極め、スピード感をもった対応が重要と考える。自ら現場に足を運び、当事者の声を直接聞き、私自身が責任を持って決断していく。 ◆観光の再生、活性化策は DMO機能の活用と観光業への支援や政策誘導に取り組み、交通渋滞の解消など観光公害への対策を行う。起業や就
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熱海市長選 立候補者の横顔 泉明寺みずほ氏(無新、51歳) 自ら対話し決断する
「やむにやまれぬ大和魂」の思いで、立候補を決意した。伊豆山の土石流に関する責任の所在を明らかにしない現職の姿勢に納得できず、復興や生活再建支援の在り方も「住民に寄り添っていない」。職員に任せきりにせず「自ら対話し、決断できる」リーダーになると訴える。 市議として2期7年余り福祉、教育の充実を訴え続けた。「子どもが成人になるまでの過程を総合的に見る部署」の創設や子どもの貧困問題解消に意欲を示す。女性活躍社会の実現も掲げ、まずは市役所で女性幹部の積極的登用を目指す。 「市の飛躍はトップが変わる時」と信じる。まちづくりをけん引する人材が生まれ続ける環境をつくるために「市長は2期8年で交代する。
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熱海市長選 立候補者の横顔 斉藤栄氏(無現、59歳) 伊豆山の復興は責務
新型コロナウイルス禍と伊豆山の大規模土石流といった未曽有の危機に直面した4期目。公約に掲げた政策を先送りして二つの問題に注力してきた。特に伊豆山の復旧復興は「自分の責務」。被災者から被害の責任を問う声が上がっているが、「どんないばらの道でも逃げるつもりはない」と地域の再生に覚悟を示す。 早期復興を望む人、まだ前を向けない人。さまざまな思いが渦巻く中、「伊豆山全体を元気にすることが大事。一緒に前へ進んでいきたい」と呼びかける。 4期目に果たせなかったDMO(観光地づくり法人)の設立と宿泊税導入は、持続可能な観光地を構築する上で不可欠と強調する。市民の税金だけに頼らずに観光への投資財源を確保
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熱海市長選第一声 まちの再生論戦 「責任」「信念」熱く
現職と新人の一騎打ちに4日突入した熱海市長選。災害関連死を含め27人が死亡し、1人が行方不明になっている伊豆山の大規模土石流と新型コロナウイルス禍。未曽有の危機に直面しているまちの再生に向けて両候補は市民に決意を訴えた。 「責任を受け止めようとしない現職に次の4年間を任せることができますか」。市中心部で第一声を放った新人泉明寺みずほ氏(51)は、聴衆に問いかけた。土石流の被害を拡大させた盛り土を巡る現市政の対応を批判し、復興事業には「被害を受けた人の気持ちをいかに取り込むかに尽きる」と訴えた。 その3時間前に市中心街で行われた現職斉藤栄氏(59)の出陣式。41億円の財政赤字を解消した行財
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熱海市長選、現職と新人が争い 伊豆山の復興、最重要課題
任期満了に伴う熱海市長選と、市議補選(欠員1)が4日、告示された。市長選はともに無所属で、元市議の新人泉明寺みずほ氏(51)と5選を目指す現職斉藤栄氏(59)が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦に突入した。市議補選は自民新人の杉山恭平氏(42)が無投票で当選を決めた。 市長選の両候補は、大規模土石流に見舞われた伊豆山地区の復旧復興を最重要課題に掲げる。泉明寺氏は被災者や住民との対話を重ねることが不可欠と主張。斉藤氏は被災者の見守り支援を続けながら復興計画を着実に進めると訴える。 投票は、繰り上げ投票の初島(10日午前7時から午後4時まで)を除き、11日午前7時から午後8時まで市内21カ所
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熱海市長選 現新2氏の一騎打ちに
4日に告示された熱海市長選と市議補選(欠員1)は立候補の届け出を締め切り、市長選はともに無所属で、新人の泉明寺みずほ氏(51)と現職の斉藤栄氏(59)による一騎打ちが確定した。市議補選は自民新人の杉山恭平氏(42)が無投票で当選を決めた。
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熱海市長選・市議補選が告示
任期満了に伴う熱海市長選と市議補選が4日、告示された。市長選はいずれも無所属で、新人で元市議の泉明寺みずほ氏(51)と、現職の斉藤栄氏(59)が立候補を届け出て選挙戦に入った。
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熱海土石流1年2カ月 迫る市長選、被災者「住民の声聴いて」
熱海市伊豆山の大規模土石流は3日、発生から1年2カ月が経過した。被災地の土地利用方針や地域の将来像などをまとめた「復興まちづくり計画」が策定され、市長選の告示が4日に迫る中、被災者は「住民が何を本当に求めているのか自ら耳を傾けてほしい」と次期市長に求めた。 発生時刻の午前10時半ごろ、現場付近に集まった被災者が黙とうをささげた。被災者が現場付近で月命日の黙とうを初めてちょうど1年。毎月欠かさずに参加してきた太田滋さん(66)は「亡くなった人を悼むと同時に、未来に向けてみんなで地域のことを考えたい」と語った。 復旧復興の動きが本格化しようとしている中で迎える市長選には、現職の斉藤栄氏(59
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観光振興と市民生活 活気と快適さ 両立を【課題の現場 迫る熱海市長選㊦】
「大切なお子さん、彼女、奥さんの手を離さずに、ゆっくりと前へ進んでください」。熱海海上花火大会が開催された8月26日夜、JR熱海駅前に県警の「DJポリス」のアナウンスが響いた。改札前に殺到する観光客に、熱海市や観光関係団体の職員らも一緒になって懸命に声を張り上げた。 花火大会は8月に5回開催し、主催団体によると毎回1万5千~1万8千人が訪れた。終了後の駅前はごった返し、ロータリーに人があふれ出ることもあったが、関係機関の連携で何とか乗り切った。 リーマン・ショック後の低迷を脱し、2015年から5年連続で年間宿泊客数が300万人を突破して「V字回復」と称賛された同市。だが、新型コロナウイル
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有権者303万5995人 静岡県内、9月1日時点
静岡県選挙管理委員会が2日に公表した県内の選挙人名簿登録者数(基準日1日)は303万5995人(男149万1811人、女154万4184人)で、6月の前回登録時と比べて6446人減った。 減少数が多かった市区部は沼津市660人、御殿場市577人、静岡市清水区507人、富士市484人、静岡市葵区377人など。町部は小山町140人、森町77人、西伊豆町と川根本町が73人、清水町72人などだった。 増加した市区部は静岡市駿河区103人、浜松市浜北区58人、袋井市12人、菊川市1人。町部は長泉町の30人だけだった。
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熱海市長選 9月4日告示 市議補選も
任期満了に伴う熱海市長選と市議補選(欠員1)が4日、告示される。市長選はともに無所属で、5選を目指す現職の斉藤栄氏(59)と新人で市議の泉明寺みずほ氏(51)が立候補を表明していて、8年ぶりに選挙戦になる公算が大きい。市議補選には新人1人が出馬する見通し。 立候補の届け出は同日午前8時から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は繰り上げ投票の初島(10日午前7時から午後4時)を除き、11日午前7時から午後8時まで市内21カ所で行い、午後9時15分から即日開票する。 市選挙管理委員会によると、1日現在の選挙人名簿登録者数は3万1722人(男1万4320人、女1万7402人)。
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伊豆山の復旧・復興 住民の声を形にして【課題の現場 迫る熱海市長選㊤】
熱海市伊豆山の大規模土石流は、発生から間もなく1年2カ月がたつ。8月下旬、市役所で開かれた被災者らによるワークショップ(WS)で中島秀人さん(53)は訴えた。「伊豆山の人々の声を一つ一つ形にしていくことが大事だ」 土石流の現場は立ち入り禁止で、今も130世帯余りが市内外のみなし仮設住宅などで暮らす。中島さんもその一人。市が8月までに避難世帯に行った意向調査では、回答した124世帯のうち48・4%が現地での生活再建を希望した。移住が41・2%、未定が10・4%だった。一人でも多くの人に伊豆山に帰ってきてほしい-。中島さんの言葉にはそんな思いが込められていた。 市は逢初(あいぞめ)川上流部の
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伊豆山復興などで持論 熱海市長選出馬予定2氏が公開討論
熱海青年会議所(JC)は26日夜、任期満了に伴う熱海市長選(9月4日告示、11日投開票)の立候補予定者による公開討論会を市内で開いた。現職の斉藤栄氏(59)と新人で市議の泉明寺みずほ氏(51)が、土石流災害に見舞われた伊豆山地区の復旧復興や経済政策などについて持論を展開した。 短期的重要施策の筆頭に、両氏は伊豆山地区の復旧復興を挙げた。斉藤氏は「自分の任期中に起きた災害であり、復興は自分の責務」と強調。策定中の計画に住民の声を最大限反映し、河川、道路、被災者向け住宅などを整備し、被災者の見守り・相談支援にも力を入れるとした。 泉明寺氏は市民との「対話」を重視しつつ、有識者の意見も積極的に
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立候補予定者が26日公開討論 熱海市長選
熱海青年会議所(JC)は26日午後6~8時、熱海市長選(9月4日告示、11日投開票)の立候補予定者の公開討論会を開く。新型コロナウイルス感染対策のため聴衆は入れず、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信する。 既に立候補を表明している現職の斉藤栄氏(59)と、新人で市議の泉明寺みずほ氏(51)が参加する。大規模土石流に見舞われた同市伊豆山の復旧復興、観光をはじめとした市内経済の活性化策、人口減少対策などに対する考え方を聞く。 視聴の際は、登録フォーム<https://forms.gle/FivGwUQ9hcArw8qV6>から入場する。動画は26日以降も配信する。
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定数10に9陣営出席 河津町議選 立候補予定者説明会
河津町選挙管理委員会は25日、任期満了に伴う町議選(9月27日告示、10月2日投開票)の立候補予定者説明会を町役場で開いた。定数10に9陣営が出席した。他に欠席した1陣営がいる。町議選は今回から定数1減。 出席陣営の内訳は現職7、新人2。この日は不在だったが、さらに現職1人が出馬する見込み。新人のうち1人は「選挙に関心があり、(出馬を)今後よく考えたい」としている。説明会では選管が手続きを解説するとともに下田署や郵便局の担当者が注意事項を述べ、公正な選挙活動を促した。 事前審査は9月22日に町役場で行う。町選管によると、6月21日時点の町内の選挙人名簿登録者数は6034人(男2915人、
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関町長が再選出馬意向 清水町
清水町の関義弘町長(68)=同町柿田=は25日までに、来年4月の任期満了に伴う町長選に再選を目指して立候補する意向を固めた。支援者と協議し、正式に表明する見通し。 関氏は行政と住民が協働するまちづくりを推進。町のシンボルでもある柿田川公園の整備などを進めた。取材に対し「4年1期は長いようで短い。コロナ禍で事業を進める機会も少なかった。(出馬を)前向きに考えたい」と述べた。 関氏は同町出身、東京理科大卒。町職員、副町長を経て2019年の町長選で初当選した。来春の統一地方選で行われる同町長選に出馬する意向を固めたのは関氏が初めて。
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土石流 総括遅れ示唆 熱海市長「公表 選挙後も」
熱海市の斉藤栄市長は24日の定例記者会見で、昨年7月に同市伊豆山で発生した土石流に関する市の総括について「事実関係の整理や再発防止策などの検討を鋭意進めているが、難航している」と述べた。先月の定例記者会見では、9月4日告示の市長選前に総括の公表を目指すとしていたが、間に合わない可能性を示唆した。 市は昨年から退職者を含め職員にヒアリングを行うなどして、崩落した盛り土の経緯や発災前後の対応について検証してきた。斉藤市長は「(盛り土造成が)10年以上前のことであり確認事項も幅広く、精査に時間がかかっている」と説明。その上で「現時点で総括の公表時期は示せない。選挙前の公表を目標にしているが、選挙
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5選目指す 現職斉藤氏が事務所開き 熱海市長選
任期満了に伴う熱海市長選(9月4日告示、11日投開票)に5選を目指して立候補を表明している現職の斉藤栄氏(59)の後援会は20日、同市清水町の後援会事務所で事務所開きを行った。 後援会関係者ら約30人が集まった。斉藤氏は「(土石流で被災した)伊豆山の復興は私の使命であり責務。いばらの道は続くが、全身全霊を尽くす」と言葉に力を込めた。市長選には新人で市議の泉明寺みずほ氏(51)も出馬を表明している。
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来春の統一地方選 伊藤氏らの推薦決定 連合静岡
連合静岡は17日に静岡市で開いた執行委員会で、来春予定されている統一地方選のうち静岡県議選と浜松市議選に立候補を予定している現職計4人の推薦を決めた。 推薦が決定したのは、県議選に出馬予定の伊藤和子氏(65)=袋井市・森町=、良知駿一氏(39)=浜松市北区=、田内浩之氏(45)=湖西市=の3人と、浜松市議選に出馬予定の斉藤晴明氏(66)=中区=。
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18日から定例会 裾野市議会 選挙前、会期早めに
裾野市議会は15日、議会運営委員会を開き、9月定例会の会期を8月18日から9月15日までの29日間に決めた。同月25日告示、10月2日投開票の日程で市議選が予定されているため、例年より会期を早めて開催する。 市は2022年度一般会計補正予算案など31件を提出する。代表質問は9月1、2の両日、一般質問は同月12~14の3日間行う。
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定数19に21陣営 裾野市議選説明会
裾野市選挙管理委員会は9日、任期満了に伴う市議選(9月25日告示、10月2日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。定数19を上回る21陣営が出席した。 内訳は現職16、元職1、新人4。性別は男性17人、女性4人だった。裾野署が選挙違反や交通関係、裾野郵便局は選挙郵便、市選管が今後の主な日程や選挙運動全般についてそれぞれ説明した。 事前審査は9月16日午前9時から市役所で行う。6月1日時点の選挙人名簿登録者数は4万1892人(男2万1161人、女2万731人)。
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三島市長選立候補 石井氏が正式表明
三島市議の石井真人氏(43)は6日、市内で記者会見を開き、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、18日投開票)に無所属で出馬する意向を正式に表明した。 三島駅南口東街区の再開発事業は「基本的に推進する」としつつ、組合設立認可の際に県が出した5分野16項目の要望に基づく調査を実施する考え。完了までは権利変換計画の手続きを行わないとし、事業の遅れで生じる借入金利などの負担については「税金投入が必要になるかもしれないが、無視して強引に進めれば市民の不利益になる。調査した上で進めるべき」と述べた。市役所の新庁舎建設や財政健全化についても持論を展開した。 市長選には現職の豊岡武士氏(79)も出馬
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焼津市議選 2月5日投開票
焼津市選挙管理委員会は5日、任期満了(2023年2月21日)に伴う市議選(定数21)の日程を23年1月29日告示、2月5日投開票と決めた。6月1日現在の選挙人名簿登録者数は11万3648人(男5万5611人、女5万8037人)。
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熱海市長選 泉明寺氏 事務所開き
任期満了に伴う熱海市長選(9月4日告示、11日投開票)に立候補を表明している新人で市議の泉明寺みずほ氏(51)の後援会は4日、同市清水町の後援会事務所で事務所開きを行った。 同僚市議や支援者ら約30人が集まった。泉明寺氏は「土石流と新型コロナウイルス禍で我慢を重ねてきた市民の生活を向上させるために対話を繰り返すことが重要」と述べ、市政の刷新を訴えた。 市長選には現職の斉藤栄氏(59)も出馬を表明している。
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現職須藤氏が出馬正式表明 富士宮市長選
富士宮市の須藤秀忠市長(75)は2日、任期満了に伴う2023年春の同市長選に4選を目指して出馬する意向を正式に表明した。市役所で記者会見を開いた須藤氏は「新型コロナ禍でブレーキがかかった事業をそのままにはできない」と出馬理由を語った。 須藤氏は進行中の各事業やコロナ対策の成果などを挙げ、「(3期で)有終の美を飾りたい思いはあった」と説明。一方で、本来なら完了していたはずの政策に触れ「不完全燃焼の思いがある」と出馬を決意した経緯を語った。市議会が市民への周知など特別な配慮を求めている仮称・郷土史博物館構想については「多くの人に理解してもらい、じっくりやろうと思っている」とし、来年度当初予算案
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出馬予定の2陣営出席 熱海市長選で説明会
熱海市選挙管理委員会は2日、任期満了に伴う市長選(9月4日告示、11日投開票)と同時に行われる市議補選(欠員1)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。 市長選は、既に出馬を表明している現職の斉藤栄氏(59)と新人で市議の泉明寺みずほ氏(51)の2陣営のほか、立候補を検討している飲食業の男性(70)が訪れた。市議補選は検討中を含め2陣営が出席した。 市選管の担当者らが選挙運動の注意点などを説明した。立候補届け出書類の事前審査は18日に行う。 6月21日現在の選挙人名簿登録者数は3万1807人(男1万4345人、女1万7462人)。
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三島の豊岡市長 4選へ出馬表明
三島市の豊岡武士市長(79)は2日、市役所で記者会見を開き、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、18日投開票)に4選を目指して無所属で出馬する意向を表明した。 三島駅南口東街区の再開発事業については「何としても実現し、街中ににぎわいをもたらす」と強調。ロシアの軍事侵攻に伴う建築資材の価格高騰は事業の進め方や販売する床の価格調整などで対応できるとし、「あまり不安には感じていない」と述べた。市内への移住者増加、三ツ谷工業団地の完成など3期12年の実績にも触れ、4期目を「さらなる飛翔(ひしょう)につなげる」と決意を語った。 同市長選には、市議の石井真人氏(43)も出馬の意向を示している。
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議員定数 市民意見募る 22日まで三島市議会
三島市議会は1日、議員定数(22人)のあり方に関する市民意見の募集を始めた。22日まで。議会内では現状維持から1~2人の削減まで意見が分かれ、市民の声を参考にしながら来年春の市議選に適用される定数について協議を進める考え。 会派別の意見では緑水会、新未来21、共産が「現状維持」、改革みしま、公明が「2人削減」。無会派議員は2人が現状維持、1人が1人削減を主張している。定数に関しては議会運営委員会が昨年度に実施した議会基本条例の検証で、前回改正から8年が経過し、人口が減少傾向にあることなどから検討の必要性が指摘されていた。同委員会は市民と市内団体から寄せられた意見を踏まえて30日に協議を行い
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2023年春の静岡県議選 定数68を維持 今後の在り方、争点に【解説・主張しずおか】
任期満了に伴う静岡県議選が来春、行われる。県議会は改選のたびに定数と選挙区について議論していて、次期県議選は定数を68で維持することが決まった。昨年は県議会と川勝平太知事の対立が先鋭化し、出席議員の4分の3の賛成で可決する知事不信任決議案の提出が現実味を帯びたことで定数について県民の関心が高まった。一方で、その定数を決める議論が県民に開かれているとは言い難い。今後、定数、選挙区をどうしていくべきか、来春の県議選の争点にしてほしい。 定数と選挙区についての議論は、会派に所属している県議で構成する選挙区等調査検討委員会が行う。今回のメンバー構成は自民改革会議7人、ふじのくに県民クラブ3人、公
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熱海の斉藤市長 5選出馬正式表明
熱海市の斉藤栄市長(59)=写真=は29日、任期満了に伴う市長選(9月4日告示、11日投開票)に、5選を目指して無所属で立候補すると正式に表明した。同日の定例記者会見で、記者の質問に答えた。 斉藤市長は、昨年7月に発生した伊豆山地区の大規模土石流について「任期中に起きた災害であり、復興は自分の責務。途中で投げ出すことは考えたことがない」と強調した。 不適切に造成され、被害を拡大させたとされる盛り土の行政対応などの総括はこれまで、市議会調査特別委員会(百条委員会)の結果を踏まえて行うとしていたが、「選挙前に示せるように努力する」と述べた。地域経済に打撃を与え続けている新型コロナウイルス禍か
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三島市の豊岡市長 4選目指し出馬へ
三島市の豊岡武士市長(79)=同市文教町=は25日までに、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、18日投開票)に4選を目指して立候補する意向を固めた。近く正式に出馬表明する。 市民や団体からの続投を求める声を受け、「培ってきた行政能力と人脈を生かし、全身全霊で期待に応えたい」と意欲を示した。三島駅南口東街区の再開発事業をはじめ企業誘致やデジタル田園都市の実現、新型コロナやロシアの軍事侵攻で落ち込む地域経済対策を重点施策に掲げ「責任を持って何としてもやり抜く」と語った。 同市出身、日本獣医畜産大卒。県職員、県議を経て2010年の市長選で初当選した。市議の石井真人氏(43)も出馬する意向を
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斉藤熱海市長 5選へ出馬意向 9月4日告示、11日投開票
熱海市の斉藤栄市長(59)=写真=は23日までに、任期満了に伴う市長選(9月4日告示、11日投開票)に、5選を目指して立候補する意向を固めた。近く正式に表明する見通し。関係者への取材で分かった。 大規模土石流に見舞われた伊豆山地区の復旧復興と、新型コロナウイルス禍からの観光業の再生に向けた施策の推進を訴えるとみられる。斉藤氏は取材に「しかるべきタイミングで態度を明らかにしたい」と述べた。 斉藤氏は東京都出身。旧国土庁職員。参院議員秘書などを経て2006年の市長選で初当選し、現在4期目。市長選には市議の泉明寺みずほ氏(51)が出馬を表明している。
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意思表明「しかるべきタイミングで」 4選出馬巡り田辺静岡市長
2023年4月の任期満了に伴う静岡市長選を巡り、4選に向けて出馬する意向を固めた田辺信宏市長(60)は21日、市役所静岡庁舎で記者団の取材に応じた。出馬を明言しなかったものの、「しかるべきタイミングで私の考えを明らかにしたい」との考えを示した。 市の最上位計画で、22年度が最終年度に当たる第3次総合計画の総仕上げを「第一にする」と強調。「3次総の行く末を注視しているとの意見がある。市民の評価をいただく中で、私の態度を表明したい」と説明した。 また、新型コロナウイルス感染拡大の状況下で今夏開催される安倍川花火大会や清水みなと祭りの安全確保が最優先だとし「目の前の行政課題を一つ一つ着実にこな
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田辺信宏氏 4選出馬意向 2023年春の静岡市長選
静岡市の田辺信宏市長(60)は20日、2023年4月12日の任期満了に伴う市長選に、4選を目指して出馬する意向を固めた。田辺氏は取材に「(4選)出馬を否定したことはなく、常に意欲を持っている。しかるべきタイミングで態度を表明する」と答えた。 歴史文化や海洋文化のまちづくりなど市長肝いりの「五大構想」が道半ばだとして、事業を継続する方針。23年度から8年間の市の最上位計画として策定中の「第4次総合計画」を実行に移す。 田辺氏は静岡市出身。1991年に旧静岡市議に初当選し、95年から県議選に3回連続当選。2003、05年の衆院選に無所属で立候補し落選。11年の同市長選に無所属で初当選し、現在
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熱海市議・泉明寺みずほ氏 9月市長選、立候補を正式表明
熱海市議の泉明寺みずほ氏(51)=写真=は19日、市内で記者会見を開き、任期満了に伴う市長選(9月4日告示、11日投開票)に無所属で立候補すると正式に表明した。 泉明寺氏は、災害関連死を含め27人が死亡した同市伊豆山の大規模土石流について「市と市長はこの責任を絶対に回避できない。私は責任を取るために市長になる」と述べた。 被災者の生活再建を巡り「現職は市民との対話が欠け、思いが乖離(かいり)している」と批判。あらゆる立場の人との対話を重ねて施策を進めると強調した。女性活躍社会の実現や少子化対策に向けた教育、子育て支援の充実などにも力を入れたいとした。 4期目の現職斉藤栄氏(59)は市長
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須藤富士宮市長 4選へ出馬意向
富士宮市の須藤秀忠市長(75)=同市外神東町=は18日までに、任期満了に伴う2023年春の同市長選に4選を目指して立候補する意向を固めた。関係者への取材で分かった。 同市長選に出馬する意向を固めたのは須藤氏が初めて。関係者によると、同日までに後援会の役員らに意向を伝えたとみられる。須藤氏は近く記者会見を開き、正式に出馬を表明する見通し。 須藤氏は同市出身。静岡大法経短期大学部卒。同市議5期、県議3期を務めた。11年4月の市長選で初当選し、現在3期目。
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三島市議の石井氏 市長選に出馬意向
三島市議の石井真人氏(43)=同市藤代町=が15日までに、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、18日投開票)に無所属で立候補する意向を固めた。近く正式に表明する。関係者への取材で分かった。 石井氏は「これまでの定説が通じない時代。市政にはスピード感と変革が求められている」と語った。三島駅南口東街区の再開発事業や市役所の新庁舎建設については「10年、20年先を見据えた長期的なビジョンを持って考えるべきだ」とした。 同市出身、慶応大大学院修了。浜松市職員を経て2019年の三島市議選で初当選し、現在1期目。市長選は18年に出馬し、落選した。同市長選で出馬の意向を固めたのは石井氏が初めて。
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熱海市議 泉明寺氏 市長選出馬の意向
熱海市議の泉明寺みずほ氏(51)=同市桜町=が13日までに、任期満了に伴う市長選(9月4日告示、11日投開票)に無所属で立候補する意思を固めた。近く正式に出馬表明する。関係者への取材で分かった。 泉明寺氏は、大規模土石流に見舞われた伊豆山地区の復旧復興について「一丁目一番地の課題だが、行政と市民の対話が不足し、停滞している」と指摘。「自ら現場に足を運び、さまざまな声を尊重することで、住民生活を豊かにしたい」と述べ、教育・福祉の充実、女性活躍社会の推進にも意欲を示した。 函南町出身。国学院大大学院修了。熱海市の今宮神社宮司。15年の市議選で初当選し、現在2期目。副議長などを歴任した。 4
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自民勢い、統一選照準 立民と国民、遺恨残る【参院選静岡選挙区 記者座談会(下)】
参院選静岡選挙区(改選数2)を巡る静岡新聞社記者座談会。結果として票が分散した野党の動きや今後の県内政局の行方について意見を交わした。 I 野党第1党の立憲民主党、全国的に勢力を伸ばす日本維新の会がともに立候補者も推薦も出すことができなかった。政権選択の要素が薄い参院選とはいえ、有権者にとって選択肢の少ない選挙区となった。 T 2019年参院選や21年衆院選静岡1区で立民と国民民主党の候補が激しく争った遺恨がくすぶっているという話はよく耳にした。維新との相互推薦の話を進めながら、結局白紙になるなど榛葉賀津也国民県連会長の行動を「スタンドプレー」と批判する声もある。一方で、立民県連内をま
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来春の統一地方選 沢田氏ら推薦決定 連合静岡
連合静岡は13日、静岡市内で執行委員会を開き、来春の統一地方選の県議選に立候補を予定する現職沢田智文氏(53)=磐田市=と、浜松市議選に出馬予定の現職鈴木真人氏(63)=東区=、現職北野谷富子氏(38)=浜北区=の推薦を決めた。
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2023年春の静岡県議選 平賀氏出馬へ 浜松市中区選挙区
衆院議員や静岡県議を務めた共産党県西部地区委員会副委員長の平賀高成氏(68)=浜松市中区城北=が11日までに、任期満了に伴う来年春の県議選に同市中区選挙区(定数4)から立候補する意向を固めた。同党の公認決定済み。 取材に対し、「中部電力浜岡原発は廃炉とし、正面から自然エネルギー中心の社会を掲げて新産業創出を図る。リニア中央新幹線は計画を中止し、税金の無駄遣いをやめて生活の応援に投資する」ことなどを県議選で主張する考えを示した。 平賀氏は同区出身、静岡大工業短大部卒。衆院議員1期、県議1期を務めた。
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熱海市議補選 9月11日投開票 市長選と同日
熱海市選挙管理委員会は6日、市議の死去に伴う補欠選挙(欠員1)を市長選と同じ9月4日告示、11日投開票の日程で行うと発表した。 6月21日現在の選挙人名簿登録者数は3万1785人(男1万4335人、女1万7450人)。
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次期静岡県議選 定数68維持を議長に答申 調査検討委
静岡県議会選挙区等調査検討委員会(山田誠委員長)は21日、2023年春の次期県議選の定数を現行の68で維持し、清水町・長泉町選挙区(定数1)を清水町1と長泉町1で分区するとともに、沼津市の定数を4から3に減らすことを薮田宏行議長に答申した。7月1日の6月定例会最終日に条例改正案を提出する。 昨年11月公表の国勢調査では議員1人当たり人口に換算して議員約1・3人分の人口が減少したが、全国と比較して議員定数が少ないことや、浜松市の行政区再編が正式決定する前に同市の選挙区を変更すべきではないとの意見があり、定数は現行通りとした。 選挙区については人口配分で定数のみを変更すべきとの意見もあったが
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議員定数あり方検討 三島市議会、2023年春の市議選前に判断
三島市議会は20日、議員定数(22人)のあり方について検討を開始したと発表した。現段階での考えは2~4人の定数削減が2会派、現状維持が3会派。定数が変更される場合は、来年春の市議選から適用される。 16日に開催した各派代表者会議では、緑水会、新未来21、共産の3会派が「現状維持」、公明が「2人減」、改革みしまが「2人か4人の減」。これまでに無会派を交えた全議員の意見交換も行い、今後は市民の意見聴取と市内団体へのアンケートなども実施する。検討の結果は9月定例会の最終日に報告される予定で、定数変更となれば議員発議の条例改正を経て次の任期が始まる来年5月からの適用となる。 議員定数に関しては、
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県議選選挙区定数、検討委が合意 6月議会で改正へ
2023年春の次期県議選の議員定数や選挙区を議論する県議会選挙区等調査検討委員会(山田誠委員長)は17日、第14回会合を県庁で開き、沼津市の定数を4から3にし、定数1の清水町・長泉町を清水町1、長泉町1にする案で各会派が合意した。既に合意していた定数を68で維持することを含め、21日に薮田宏行議長に答申する。開会中の6月定例会に議員発議で定数と選挙区に関する条例改正案を提出する見込み。 前回の会合で、最大会派の自民改革会議の案に第2会派のふじのくに県民クラブが賛同。この日の会合で公明党県議団も賛同した。 昨年11月に公表された国勢調査の人口を基に選挙区定数を配分すると、沼津市1減、富士市
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県議選定数 沼津1減、清水町・長泉町各1 自民案に賛同で前進
2023年春の次期静岡県議選の議員定数や選挙区を議論する県議会選挙区等調査委員会(山田誠委員長)は14日、第13回会合を県庁で開き、最大会派自民改革会議が提案している沼津市の定数を4から3に減らし、定数1の清水町・長泉町を、清水町1、長泉町1に分離する案に第2会派のふじのくに県民クラブが賛同した。第1、第2会派が一致したことで、平行線をたどっていた選挙区の議論が大きく前進した。 ふじ会派はこれまで、人口に比例して沼津市を4から3、富士市を4から5にする案を主張していた。この日の会合で同会派の委員は「1票の格差を少しでも減らせるという趣旨で自民の案に歩み寄りたい」と述べた。自民案の1票の格差
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裾野市議選 10月2日投開票
裾野市選挙管理委員会は1日、10月11日の任期満了に伴う市議選(定数19)の日程を9月25日告示、10月2日投開票と決めた。 6月1日現在の選挙人名簿登録者は4万1892人(男2万1161人、女2万731人)。
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議員定数見直し本格化 市議会、次々回選から【浜松市行政区再編】
浜松市の行政区再編を2024年1月1日に施行する方針が今月市議会特別委員会で決定され、市議会各会派の議員で構成する議会改革検討会議(太田康隆委員長)が、市議選の新しい選挙区と定数の議論を本格的に始めた。19日の議会運営委員会で、協議の途中経過を報告した。 23年4月の次回選は定数46のまま現行7区に対応した7選挙区で実施するが、行政区再編後の次々回選からは議員定数条例を改正し、新しい3区に対応した3選挙区に変更する必要が生じる。検討会議は本年度中に、定数全体の増減、各選挙区の定数、条例の改正時期―の3点を議論することを確認した。 各会派の関係者によると、年度内に条例を改正して新たな定数を
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2023年春の浜松市議選 新人・花井氏推薦 連合静岡
連合静岡は19日、静岡市内で執行委員会を開き、来春の統一地方選の浜松市議選に立候補を予定する新人花井洋介氏(42)=中区=の推薦を決めた。
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モニュメント損壊、南伊豆の男に有罪 静岡地裁下田支部
南伊豆町が設置したモニュメントなどをスプレー式塗料で汚したとして、器物損壊の罪に問われたデザイナーの男(77)=同町一条=の判決公判で、静岡地裁下田支部は18日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。 竹内幸伸裁判官は被告が損壊を「デザイン修正」と主張している点について、「犯行動機は身勝手というほかない」と断じた。判決理由で「反省する様子がなく、再犯の恐れも否定できない」とした一方、被告自身が高齢である点などを執行猶予を付した理由に挙げた。 判決によると、被告は2021年3月19日に町内で町設置のモニュメントを汚し、同23日ごろから30日ごろまでの間には町内で町所有の看板も
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参院選静岡 れいわ山本代表「候補擁立難しい」 浜松で講演
れいわ新選組の山本太郎代表は1日、浜松市中区で行った講演会で報道陣の質問に答え、今夏の参院選静岡選挙区での候補者擁立について「この時期からでは難しい」と述べ、現時点で擁立作業が具体化していない状況を明らかにした。 山本氏は「もちろん立てたい思いはあり、比例(代表)票狙いの戦略も考えられるが、今から候補を出すのは困難で、方針を話せる状況にない」と説明した。その上で、来春の統一地方選に向けて「静岡県内で党の看板を背負った立候補者が誕生するようにしたい」と述べ、首長選や県議、市議選を含め、候補者擁立を目指す考えを強調した。
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静岡県議選 選挙区議論まとまらず 調査検討委、結論持ち越し
2023年春の次期静岡県議選の議員定数や選挙区を議論する県議会選挙区等調査検討委員会(山田誠委員長)は28日、第12回会合を県庁で開いた。選挙区について協議したが、会派間で意見がまとまらず、結論は次回以降に持ち越しとなった。 選挙区を巡っては、最大会派の自民改革会議が沼津市を4から3に減らし、清水町・長泉町(定数1)を清水町1、長泉町1にする案を提示。ふじのくに県民クラブと公明党県議団は沼津市を4から3、富士市を4から5にする案を主張している。 自民は自案について、1行政区1選挙区の理想に近づき、1票の格差が若干是正できると強調。ふじのくにと公明は、選挙区割りの変更は浜松市の行政区再編の
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7人が新会派結成 藤枝市議会
藤枝市議会の市議7人が新会派「藤のまち未来」を結成した。それぞれ4人と3人が所属していた「市民クラブ」と「志太創生会」が合併した。7人が25日、市役所で記者会見して明らかにした。 立ち上げたのは岡村好男、遠藤久仁雄、平井登、鈴木岳幸、増田克彦、八木勝、川島美希子の各氏。代表には岡村氏が就く。超党派として活動していくという。 17日に投開票が行われた市議選の投票率が過去最低の44・15%にとどまり、「市議会での議論を活発化させることで、市民に市政を身近に感じてもらう必要性がある」とそれぞれが考えたことが合併のきっかけになったとしている。岡村氏は「より大きな勢力となって力を発揮したい」と抱負
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「人口減対策など注力」 沼津市選管、頼重氏に当選証書
沼津市選挙管理委員会(杉本喜三郎委員長)は25日、同市長選で無投票再選を果たした頼重秀一氏に当選証書を付与した。2期目の任期をスタートさせた頼重市長は市役所での付与式に臨み、「人口減対策や中心街再生のほか、アフターコロナに向けた施策に取り組みたい」と意欲を語った。 22年ぶりの無投票となったことには「本来、選挙で選ばれることが大事」とする一方で、「今の市政はコロナ対策など難しい状況にある。引き続き『頼重に任せよう』との考えが市民に働いたのでは」と述べた。 杉本委員長は「市長職は激務。健康に留意し、掲げた公約を実現してほしい」と呼び掛けた。
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社説(4月25日)頼重沼津市長再選 都市の将来像明示せよ
沼津市の頼重秀一氏が市長選で無投票再選を果たした。1期目は、地元を推進と反対両派に二分し、地域経済再生や社会基盤整備の足かせとなってきたJR沼津駅付近鉄道高架事業を始動させる成果を上げた。 ただ、プロジェクトが動き出した陰で、人口減対策、中心街再生、企業誘致など残された課題が山積している。2期目はこれら歴代市政が積み残してきた課題の解決に道筋を付けるとともに、鉄道高架事業に伴う都市の将来像を明示してほしい。 周辺市町との比較でも、懸案課題への対応は成果が出ているとはいえない。人口は、若者を筆頭に底堅い長泉町に対し、20万人を割り込んだ状況が続く。現役世代を中心に転入者への思い切った優遇策
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「年齢の批判は差別」 三島市長選で現職 出馬意向は明言せず
三島市の豊岡武士市長(79)は22日の定例記者会見で、任期満了に伴う市長選(12月11日告示、18日投開票)への思いを問われた際、自身の高齢を指摘する声について「年齢(の批判)は差別だと思う」と述べた。出馬の判断は「後援会で検討している」として明言しなかった。 同市長選では、豊岡市長も含めて立候補を表明している人はいない。現在3期目の豊岡市長は3月に79歳の誕生日を迎え、「健康状態に特段の問題はない」と強調した。市長選については「若くても年を取っていても能力が正しく評価されるべき。意欲や能力、信頼があれば皆さんに信を問うことはできる」とし、年齢への指摘に異を唱えた。
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社説(4月23日)新スタジアム構想 清水港に「未来都市」を
JR清水駅近くの清水港内に石油タンクが並ぶ油槽所を所有する石油元売り最大手のENEOS(エネオス)は、同社遊休地を活用したまちづくりの議論に協力すると明らかにした。大田勝幸社長が田辺信宏静岡市長を訪ね、意向を伝えた。同市清水区では湾岸一帯の再開発と、核施設としての新サッカースタジアム建設に待望論がある。 遊休地は約20万平方メートルで、同社はうち半分程度の利活用について検討する用意があるとした。静岡市は近く、官民の検討委員会を設置して具体的な対応策を練る。 前回市長選で田辺市長は清水区での新スタジアム整備を公約に掲げた。川勝平太知事は津波防災対策の観点から関与が必要との認識を示し、費用負
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記者コラム「清流」 若い世代の“代弁者”求む
17日に告示された沼津市長選は、現職の頼重秀一氏の無投票当選となった。実は告示の3日前、立候補を目指し、選挙管理委員会に届け出書類を取りに来た60代の男性がいた。男性に会いに行くと、「供託金の100万円が集まったら出たい」という。 結局、出馬には至らなかったが、男性は「頼重さんより若い人が出馬してほしいと思った。誰も出ないなら、年寄りの私でも出ようと思った」と語った。 市長選に向けた連載記事の取材で、沼津市から最も人口が流出している世代は、20~24歳の女性と知った。人口減を食い止めるためには、若い女性が住みたいまちになることが、即効性があると感じる。来年は市議選がある。若い世代の“代弁者”
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頼重市政と連携を 沼津 市長再選受け、商議所会頭
沼津商工会議所の紅野正裕会頭は19日、同商議所(沼津市米山町)で開いた4月常議員会で、同市長選で再選した頼重秀一氏について触れ、「頼重市政との連携を強化して、諸課題の解決を図りたい」と述べた。10月に任期満了となる紅野氏も続投が固まっており、任期が続く両氏の強固な協力関係の必要性を訴えた。 2018年に市長に就任した頼重氏と、翌年に会頭となった紅野氏は、地元企業の雇用対策やコロナ禍で打撃を受けている地域経済の支援などで意見を交わしてきた。頼重氏は2期目にあたり、地域経済の再生を掲げている。紅野氏もJR沼津駅付近鉄道高架事業の前提となる新貨物ターミナル着工をはじめ、1期目の頼重氏の実績を評価
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新市議22人に当選証書 藤枝市選管「市発展に力を」
藤枝市選挙管理委員会(島崎和夫委員長)は19日、投開票が17日に行われた市議選で当選した22人に当選証書を付与した。 市役所で付与式があり、島崎委員長が1人ずつ手渡した。島崎委員長は「市の発展に向けて力を発揮し、今まで以上に明るい未来があるまちにできるよう尽力してほしい」と呼び掛けた。 北村正平市長は「市民にとって魅力ある市政をつくれるよう、共に高め合っていきたい」と話した。
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三島市長選 12月18日投開票
三島市選挙管理委員会は18日、任期満了(12月19日)に伴う市長選の日程を12月11日告示、18日投開票と発表した。 現職の豊岡武士氏(79)を含め、これまでに立候補を表明した人はいない。 3月1日現在の選挙人名簿登録者数は9万1248人(男4万4287人、女4万6961人)。
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東伊豆の岩井茂樹町長 知事に就任あいさつ 「フラットに話できた」
3月の東伊豆町長選で初当選した岩井茂樹町長が18日、就任あいさつのため県庁に川勝平太知事を訪ねた。両氏は昨年6月の知事選で一騎打ちを繰り広げていて、知事選後に面会するのは初めて。 面会後に取材に応じた岩井町長によると、まちづくりに関するビジョンや地域の課題などを巡り意見交換したという。岩井町長は「新しく自治体の首長という立場になったので、しっかりあいさつさせてもらった。フラットに話ができて良かった。知事からはポジティブな話をいただいた」と振り返った。「町の課題を整理し、今後も要望などで訪問することがあるのでは」とも語った。 岩井町長は元自民党参院議員で、国土交通副大臣などを歴任した。この
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頼重秀一氏 沼津市長2期目の抱負 コロナ後の観光推進
「現場主義に徹する」。衆院議員秘書、市議時代からの20年以上に及ぶ政治信条という。SNSも駆使し、トップに入りづらい耳が痛くなる指摘も自ら受け止める。2期目も多様な意見を聞き入れ、「市民とタッグを組んで挑みたい」と力を込める。 1期目はコロナ禍に見舞われるなど「いばらの道だった」と振り返る。市西部の水害と黄瀬川大橋崩落、市職員の不祥事も起きた。回顧の表情に険しさが浮かんだ。掲げた施策の具現化は道半ばだったことが、再選を目指す原動力となった。 一方で、30年来の懸案が始動。JR沼津駅付近鉄道高架事業の前提となる新貨物ターミナルが着工し、「沼津駅周辺の都市基盤整備を進め、新たな投資を呼び込む
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沼津市長選 頼重氏が再選 無投票、2000年以来
任期満了に伴う沼津市長選は17日、告示され、現職で再選を目指す頼重秀一氏(53)以外に立候補の届け出はなく、無投票で2期目の当選が決まった。同市長選の無投票は、斎藤衛市長(当時)が再選した2000年以来で戦後3度目。 再選を果たした頼重氏は同市寿町の事務所で「鉄道高架事業はスタートしたばかり。まだまだ課題が山積。一日も早く軌道に乗せたい。沼津を核に県東部を盛り上げたい」と述べた。 大沼明穂前市長の急逝を受け、5人が立候補した18年の前回選から一転、対抗馬は出なかった。頼重氏が昨年12月に立候補を表明して以降、自民、公明、立憲民主の各主要政党や地元の各種団体が相次いで推薦を決めるなど超党派
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沼津市-富士市の連携加速 再選の頼重氏、小長井氏と確認
17日に告示された沼津市長選に無投票で再選した頼重秀一市長は当選後の支援者らへのあいさつで、富士市との関係について「連携を加速し、両市で県東部の発展につなげたい」との姿勢を強調した。祝福に駆け付けた富士市の小長井義正市長は「本年度は会って意見交換できる機会を設けたい」と応じた。 両市は頼重氏が初当選した2018年からトップ会談などで関係を構築したが、コロナ禍で直接会っての意見交換は自粛してきた。小長井氏は富士市東部と沼津市西部には共通の課題があるとした上で「力を合わせ、県東部全体の発展につなげたい」とした。
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若い力で選挙啓発 静岡市選管 高校生らサポーター任命
静岡市選挙管理委員会は17日、若者の政治意識や投票率向上に向け、同世代の視点を取り入れる「選挙啓発サポーター制度」を創設し、公募で選んだ高校生や大学生ら9人を初代サポーターに任命した。 市役所で行われた任命式で、市選管の山川澄人事務局長から任命書を受け取ったサポーターは「社会の授業で選挙に興味を持った」「自分が行動し、何か変えていきたいと思った」などと応募動機や活動の抱負を語った。 任期は来年3月末まで。今夏の参院選や、来年4月に静岡市長選を含めて行われる統一地方選の街頭啓発活動に参加するほか、市内の高校生や新成人に配布する啓発チラシの作成などを行う。 清水桜が丘高3年の松本彩里さん(
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藤枝市議22人決まる 投票率44・15%
任期満了に伴う藤枝市議選(定数22)は17日、投票が行われ、即日開票の結果、新市議22人が決まった。投票率は伸び悩み、過去最低だった前回を6・46ポイント下回る44・15%にとどまった。 当選者の内訳は現職18人、元職1人、新人3人。党派別では無所属が16人、立憲民主、公明、共産が各2人。地元の票を手堅くまとめた多田晃氏(48)=無現=が3回連続でトップ当選し、女性候補の深津寧子氏(51)=同=が続いた。引退した父の地盤を継いだ薮崎正幸氏(51)=無新=も上位に入った。 強固な支持層を持つ現職が優位に戦いを進めた一方、地盤が弱い新人が苦戦した。候補者が多い高洲や青島、藤枝の各地区で激戦が
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頼重氏が無投票で再選、沼津市長選
17日告示された沼津市長選は立候補届け出の受け付けを締め切り、唯一届け出た現職で再選を目指す頼重秀一氏(53)の無投票での当選が決まった。
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沼津市長選が告示、現職頼重氏が立候補届け出
任期満了に伴う沼津市長選が17日、告示され、現職で再選を目指す頼重秀一氏(53)が立候補を届け出た。
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移住・人口減対策 都市と自然、ニーズ分断【迫る 沼津市長選㊦】
遠洋漁業や深海魚漁の拠点として知られる沼津市戸田の戸田漁港。東京から戸田に移住した1級建築士の鈴木智博さん(35)は、港の目の前の旅館を改装し、ゲストハウス「タゴール・ハーバーホステル」を開業した。今年3月にはコーヒーの焙煎(ばいせん)所もオープンし、事業を広げている。家族旅行で戸田を訪れ、気に入った鈴木さんは「自然の中で子育てできるのは本当にぜいたく」と魅力を語る。 沼津市は、鈴木さんが移住した2019年の人口動態で、37年ぶりに転入者が転出者を上回る転入超過(社会増)となった。大型商業施設「ららぽーと沼津」の開業や分譲地へのファミリー層の流入が主な要因とみられる。しかし、20、21年は
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沼津市長選、17日告示
任期満了に伴う沼津市長選は17日、告示される。これまでに立候補を表明したのは、現職で再選を目指す頼重秀一氏(53)のみ。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は24日午前7時から午後8時まで(一部地域は6時までと7時まで)市内64カ所で行われ、同9時15分から市民体育館で即日開票される。 3月1日現在の選挙人名簿登録者数は16万3560人(男8万498人、女8万3062人)。
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藤枝市議選 17日投開票
任期満了に伴う藤枝市議選(定数22)は17日、投開票される。立候補者は現職18、元職1、新人5の計24人。党派別の内訳は立憲民主、公明、共産が各2人、無所属が18人。 投票は同日午前7時から午後8時まで、市内37カ所の投票所で行われる。午後9時から市民体育館で即日開票され、午後11時半ごろに大勢が判明する見通し。 9日現在の選挙人名簿登録者数は11万9933人(男5万8167人、女6万1766人)。
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鉄道高架事業 跡地利用の議論始まらず【迫る 沼津市長選㊤】
4月3日、沼津市長選に向けた現職陣営の決起大会。会場には超党派の国会議員や県議、市議らが顔をそろえた。「政治家は結果が全て」(杉山盛雄県議)、「父=故渡辺朗元市長=の時代の構想がやっと始まった」(渡辺周衆院議員)。JR沼津駅付近鉄道高架事業の前提となる新貨物ターミナル着工を評価する声が相次いだ。ただ、全事業が完了する時期は明確になっておらず、高架化に伴い移転する貨物駅と車両基地の跡地をどう利用するのかという肝心要の議論は始まっていない。 構想が始動したのは1988年。南北道路の渋滞解消や中心街再生を目指した。同駅に隣接する貨物駅(11万8千平方メートル)と車両基地(6万2千平方メートル)を
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大詰めの藤枝市議選 高洲、青島、藤枝が激戦 安全圏は2千票前後か
任期満了に伴う藤枝市議選(17日投開票)は定数22を巡り現職18、元職1、新人5の計24人が激しい選挙戦を繰り広げている。投票率は過去最低だった前回選の50・61%と同程度の50%前後と予想され、安全圏は2千票前後との見方が強い。 最激戦区は8人が名乗り出た高洲。岡村氏は地元票に加え連合の支援を受ける。公明の山本氏は党支持層の引き締めに注力。前回の県議選に挑戦した池田氏は返り咲きを目指す。共産の佐藤氏は引退市議の支持基盤を継いで早めに動きだし、同じく共産の石井氏は党の組織を生かした戦いを展開する。八木氏は若い世代に幅広く支援を訴え、小林氏は地区内をこまめに回って票を固める。木田氏は独自の戦
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田口氏、岩田氏を連合静岡 推薦決定 来春の統一地方選
連合静岡は13日、静岡市内で執行委員会を開き、来春の統一地方選の県議選に立候補を予定する現職田口章氏(60)=浜松市西区=と、浜松市議選に立候補予定の現職岩田邦泰氏(54)=西区=の推薦を決めた。
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藤枝市議選が告示 24人立候補、17日投開票
任期満了に伴う藤枝市議選が10日、告示された。定数22に対して24人が立候補し、選挙戦に入った。立候補者の内訳は現職18人、元職1人、新人5人。党派別では立憲2人、公明2人、共産2人、無所属18人。 投票は17日午前7時から午後8時まで市内37カ所の投票所で行われ、午後9時から市民体育館で即日開票される。 9日現在の選挙人名簿登録者数は11万9933人(男5万8167人、女6万1766人)。 ■藤枝市議選立候補者(届け出順、定数22―24) 大石 保幸 64 公現 印刷業 小林 和彦 66 無現(元) 衆院議員秘書 石井 通春 54 共現 党くらし福祉対策室長 佐藤真理子 44 共新
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藤枝市議選 10日告示、選挙戦になる見通し
任期満了に伴う藤枝市議選は10日、告示される。定数22に対して現職18、元職1、新人5の計24人が立候補の意向を示していて、選挙戦になる見通し。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は17日午前7時から午後8時まで市内37カ所の投票所で行われ、午後9時から市民体育館で即日開票される。 9日現在の選挙人名簿登録者数は11万9933人(男5万8167人、女6万1766人)
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熱海市長選 9月11日投開票
熱海市選挙管理委員会は8日、任期満了(9月13日)に伴う市長選の日程を9月4日告示、11日投開票と決めた。 現職の斉藤栄氏(59)を含め、これまでに立候補を表明している人はいない。 3月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万1939人(男1万4401人、女1万7538人)。
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地盤/看板/かばんに苦慮 選挙運動のハンディ【地方議会と女性】
立候補者がなるべくお金をかけずに選挙運動ができるよう、運動費の一部を公費で賄う制度がある。地方議員の“なり手不足”を背景に公費負担は拡充され、特に町村議員選挙に立候補するうえでの資金的なハードルは下がっている。それでも当選までに数十万~百万円単位といわれる“初期投資”は軽くないうえ、当選に欠かせない知名度の向上や支援者の確保と相まって、女性には大きな負担になっている。 県内のシングルマザーの50代市議は「本気で当選するには、市民に自分の信条を伝える政治活動に専念するしかない」と、選挙の4年前に教育系の仕事を辞めた。「子ども政策を充実させる」と
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「資金面、迷惑掛けない」3児の母、覚悟の借入金【地方議会と女性 第1章 立候補の壁㊦】
伊東市議の鈴木絢子さん(44)が立候補を決意したのは3年前。選挙は3カ月後に迫っていた。経験者の話から「100万円以上はかかる」と見込み、20代から積み立てた個人年金の掛け金を担保に、保険会社から200万円を借り入れた。「資金面で誰にも迷惑を掛けたくない。自分で責任を負う覚悟だった」 家業で勤務先の水産物仲卸会社の一角に事務所を設け、後援会を立ち上げた。“ママ友”に支援を頼むと、「絢ちゃんがやることなら手伝う」と、快くボランティアを引き受けてくれた。 それぞれが仕事や家事を終えた午後に集い、夕食までの時間を政治活動に充てた。信条を刷ったリーフレットを手に、近所の家
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沼津市長選事前審査 現職1陣営のみ 4月17日告示
沼津市選挙管理委員会は5日、同市長選(17日告示、24日投開票)の事前審査を市役所で行い、立候補を表明している現職で再選を目指す頼重秀一氏(53)陣営のみが出席した。選管事務局担当者らが陣営の届け出書類や選挙公報の原稿などを確認した。
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「女は目立つな」止めた母 “理解者”予想外の反対【地方議会と女性 第1章 立候補の壁㊥】
「家庭が壊れる。やめなさい。選挙に出るなら縁を切る」 5年ほど前、県東部の町議会議員を目指した明菜さん=仮名、54歳=は、実母の猛反対で立候補をあきらめた。 45歳で早期退職するまで、3人の子どもを育てながらフルタイムで働いた。何かあれば子どもの世話を快く引き受け、いつでも明菜さんを応援してくれた母。出馬に対する反応は予想外だった。 「女が目立って、うまくいかない家庭をいくつも見てきた」と言い張る母。「そんなことをさせるために、孫の面倒を見てきたわけじゃない」―。これまでの感謝が大きかった分、この一言が重くのしかかった。 「子育てする女性がもっと働きやすい町をつくりたい」との思いが議
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静岡県議会定数「68」維持 選挙区等検討委、各会派が合意
2023年春の次期県議選の議員定数や選挙区を議論する県議会選挙区等調査検討委員会(山田誠委員長)は4日、第11回会合を県庁で開き、定数を現行の68のままにすることで各会派が合意した。5月に県議会議長に提出する答申に盛り込む。選挙区については次回以降に持ち越した。 昨年11月公表の国勢調査確定値で、県人口は5年前に比べ議員1人当たりの人口(5万3429人)を上回る6万7103人減少し、定数を1減する意見も当初あったが、全国比較や浜松市の行政区再編が正式決定してないことを理由に見送られた。 最大会派の自民改革会議は、議員1人当たりの人口が全国9位であることや、旧法定定数(静岡県議会は84)に
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志に圧力「地域壊す気か」 自治会の支援得にくく【地方議会と女性 第1章 立候補の壁㊤】
国会や地方議会での候補者比率を男女同程度にすることを目指す政治分野の男女共同参画推進法が施行されて4年近く。ジェンダー平等に加え、政治に多様な民意を反映するためにもその実現が求められる中、静岡県内市町議会の女性議員は依然として少数派にとどまる。背景にあるものは-。 ◇ーー◇ーー◇ 「地域を壊すつもりか。絶対に出馬するな。みんなの総意だ」。10年ほど前、地元で市議を志した県内在住の加代さん=仮名、70代=は、自治会長に電話でそう詰め寄られた。役員会の席上という電話の向こうには、たくさんの人の気配。恐怖を感じ、「それなら出ません」と言葉が口を突いた。 自営業だったこともあり、子どもが小さな
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記者コラム「清流」 有権者の責任
現職と新人2氏が出馬した函南町長選の投票率は、過去最低の前回選を10ポイント近く下回る36.89%。2010年の町長選からは約18ポイントも下落し、投票した有権者は3人に1人を少し上回る程度ということになる。 告示の10日前に3氏の構図が固まり、候補者が政策論争を交わす時間はなかったのかもしれない。しかし、それが言い訳にならないほど今回の投票率は低い。町は財政的に豊かでも人口が増加傾向にあるわけでもなく、むしろその逆だ。町政に無関心で本当に良いのだろうか。 世界にはトップの判断で戦争を引き起こす国もある。政治家の立場はそれほどに重いからこそ、民主国家では国民の意思で選ばれる。有権者の責任は決
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「町の新しい姿築く」 岩井町長初登庁で決意 東伊豆町
任期満了に伴う東伊豆町長選で、無投票で初当選した岩井茂樹町長(53)が28日、初登庁した。役場玄関で町職員に出迎えられ、「現場の声を大切に町の新しい姿を築き、次の世代にバトンをつないでいく」と決意を新たにした。任期は26日から4年間。 職員に対する訓示では「皆さんのノウハウと自分の経験が一緒になり、町を変える原動力になる。やれない理由ではなく、やれる理由を見つけてチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。喫緊の課題に自然災害や人口減少対策などを挙げ、「現状を受け止め、変化に柔軟に対応していかなければならない」と強調した。 報道陣の取材に対しては「国政と違い、身近な話をし、自分の考えを反映しやす
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「安全安心な暮らしに」 函南町長選 仁科氏に当選証書
任期満了に伴う函南町長選(27日投開票)で再選を果たした現職の仁科喜世志氏(71)に28日、当選証書が町役場で授与された。 仁科氏の2期目は4月11日から4年間。町選挙管理委員会の中津川信一委員長から当選証書を受け取った仁科氏は、「町民一人一人と家族が笑顔で安全、安心に快適な暮らしができるよう職務にまい進する」と決意を述べた。
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函南町長選 現職の仁科喜世志氏が再選 2新人を大差で破る
任期満了に伴う函南町長選は27日、投開票が行われ、無所属で現職の仁科喜世志氏(71)が元町議の土屋学氏(55)、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)を退けて再選を果たした。投票率は36・89%で、前回選を9・82ポイント下回った。 仁科氏は災害対応や子育て環境の整備など1期4年の実績を訴えたほか、軽井沢地区で民間企業が進める大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業については「不同意を貫く」と反対の姿勢を鮮明にした。土屋氏は古い行政体質の刷新などを打ち出したが、組織の支援がなく広がりを欠いた。環境政策を掲げる塩谷氏は独自の戦いに終始し、浸透しなかった。 午後9時45分ごろ、同町柏谷の仁科氏の事
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仁科氏が再選 函南町長選
任期満了に伴う函南町長選は27日、投開票が行われ、無所属で現職の仁科喜世志氏(71)が元町議の土屋学氏(55)、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)を退けて再選を果たした。
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函南町長選 27日投開票
任期満了に伴う函南町長選は27日に投票が行われ、即日開票される。いずれも無所属で、現職の仁科喜世志氏(71)=柏谷=、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)=仁田=、元町議の土屋学氏(55)=間宮=が立候補している。 仁科氏による1期目の町政運営に対する評価に加え、軽井沢地区で計画が進む大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業への対応や新型コロナウイルスの影響で落ち込む地域経済の活性化策などに注目が集まる。 投票は27日午前7時から午後8時まで町内12カ所で行われる。午後9時から町文化センターで即日開票され、結果は午後10時半ごろに確定する見通し。 21日現在の選挙人名簿登録者数は3万180
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函南町長選終盤情勢 仁科氏先行、追う土屋氏 塩谷氏独自の戦い
任期満了に伴う函南町長選は、27日の投開票に向けて終盤戦に入った。現職と新人2氏による三つどもえの戦いは、再選を目指す現職の仁科喜世志氏(71)が先行し、元町議の土屋学氏(55)が追う展開。塩谷敬治氏(66)は支持が広がっていない。浮動票の動向が最終盤の情勢を左右する可能性もある。 仁科氏は支援する同級生や後援会などがフル回転。町議会最大会派の自民系町議からも支持を取り付け、人脈を生かした組織戦を繰り広げる。全域で遊説や街頭演説を続け、子育て環境の整備や防災対応など1期4年の実績を強調しながら支援の輪を広げている。選対幹部は票の上滑りを警戒し、陣営の引き締めに余念がない。 告示の10日前
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沼津市長選説明会 現職1陣営のみ 4月17日告示
沼津市選挙管理委員会は23日、任期満了に伴う同市長選(4月17日告示、24日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。立候補を表明している現職で再選を目指す頼重秀一氏(53)の陣営のみが出席した。 沼津署と日本郵便、市選管事務局の担当者が立候補の届け出手続きや選挙運動などについて説明した。
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函南町長選3氏の争い確定 投開票は27日
任期満了に伴い22日に告示された函南町長選は同日午後5時で立候補の届け出を締め切った。いずれも無所属で、再選を目指す現職の仁科喜世志氏(71)、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)、元町議の土屋学氏(55)が届け出を行い、三つどもえの選挙戦が確定した。 投票は27日午前7時から午後8時まで町内12カ所で行われ、即日開票される。期日前投票は23~26日、町役場1階町民ホールで行う。
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函南町長選 立候補者の横顔 塩谷敬治氏(無新、66歳) 川の活用目指す自然派
「川のエネルギーを活用すれば世界が平和に向かう」。そんな思いを抱いて2度目の町長選出馬を決めた。20年以上前からごみ拾いを続けてきた経験から、資源が有効活用されていない現状を問題視する。 全国、世界の川には膨大な力があるとし、水力発電の普及により経済の安定や住みよい社会になると信じている。ただ、「函南町だけで進めても大きな成果は得られない」。町単独での水力発電は行わず、町長として国への働き掛けを強める。ごみの分別と資源のリサイクルも積極的に推進し、減少した焼却コストは各世帯に還元するという。 軽井沢地区の大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業については、「水力発電があれば必要ない。和解案
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函南町長選 立候補者の横顔 土屋学氏(無新、55歳) 発想力やアイデア強み
生まれ故郷の函南町を元気にしたいとの思いから、約15年前にドラマや映画などのロケを誘致する任意団体「ロケサポート伊豆」で活動を始めた。その中で気付いたのは若者の声が届きにくく、思うように動かない町の実態。政治家を志し、2011年の町議選で初当選した。 これまでの町議活動を通じ接してきた町政は古い体質や凝り固まった考え方が依然として根強いという。「行政も議会もボトムアップで声を上げられる環境をつくりたい」。告示の10日前に出馬を表明し、町に“新たな波”を起こすべく自身初の町長選に挑む。 伊豆縦貫道が開通されるなど町の発展に期待が高まる一方、函南の可能性が生かし切れて
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函南町長選 立候補者の横顔 仁科喜世志氏(無現①、71歳) 現場主義で難題に対応
函南町内に甚大な被害をもたらした2019年の台風19号、その後に世界中で感染拡大した新型コロナウイルス。軽井沢地区では大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業が浮上し、1期目の4年間は思わぬ難題に直面した。「道半ばの事業も多々ある。もう一度チャレンジしたい」と2期目へ出馬を決めた。 信条は「スピード感ある現場主義」。台風19号の被災対応は素早く、コロナのワクチン接種も周辺自治体に先駆けて開始した。地元住民の理解が得られないメガソーラー事業には「不同意」の姿勢を貫き、事業阻止に向けた方策を思案する。 函南に生まれ育ち、町役場の職員として37年8カ月。退職後に7年半務めた県議の立場から故郷を見
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函南町長選 三つどもえの構図確定
22日に告示された函南町長選は立候補の届け出を締め切った。いずれも無所属で、再選を目指す現職の仁科喜世志氏(71)、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)、元町議の土屋学氏(55)が届け出を行い、三つどもえの選挙戦が確定した。
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函南町長選、現職と新人の3氏が立候補 メガソーラー対応が争点
任期満了に伴う函南町長選が22日、告示された。いずれも無所属で、再選を目指す現職の仁科喜世志氏(71)、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)、元町議の土屋学氏(55)が立候補し、三つどもえの戦いに突入した。 仁科氏が進めてきた1期4年の町政運営に対する評価に加え、各候補が掲げる同町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業への対応方針、新型コロナウイルスの影響で疲弊した地域経済の活性化策などに注目が集まる。 投票は27日午前7時から午後8時まで町内12カ所で行われ、即日開票される。期日前投票は23~26日、町役場1階町民ホールで行う。 1日現在の選挙人名簿登録者数は3万1819人(男
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函南町長選 3月22日告示 三つどもえの戦いの見通し
任期満了に伴う函南町長選が22日、告示される。再選を目指す現職の仁科喜世志氏(71)=同町柏谷=、町議の土屋学氏(54)=同町間宮=、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)=同町仁田=が出馬の意向を表明し、三つどもえの戦いになる見通し。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、町役場で受け付ける。投票は27日午前7時から午後8時まで町内12カ所で行われ、即日開票される。期日前投票は23~26日、町役場1階町民ホールで行う。 3月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万1819人(男1万5496人、女1万6323人)。
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メガソーラー事業 計画着々、高まる不安【迫る 函南町長選㊤】
大規模土石流が起きた熱海市伊豆山から西へ約5キロ。函南町軽井沢地区の箱根山麓で約10万枚のソーラーパネルを設置する計画が進んでいる。事業面積は東京ドーム13個分にもなる65ヘクタール。南北に走る活断層の真上に雨水をためる巨大な調整池が建設され、沢の下流に広がる丹那盆地には小学校や住宅が並ぶ。 「調整池が崩れたらひとたまりもない」。地元で反対運動を展開する「丹那の自然と生命を守る会」の近藤直子さん(49)は、4年前に突如浮上した大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画の危険性を訴える。崩落した土砂が沢を下って集落を飲み込めば、多くの犠牲は避けられない。現地を訪れた地質学者も「この場所だけは
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市議選に24陣営 藤枝市選管説明会
藤枝市選挙管理委員会は16日、任期満了に伴う市議選(4月10日告示、同17日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。定数22に対して24陣営が出席した。 内訳は現職18、新人5、元職1。選挙戦になる公算が大きい。 同委員会事務局などの担当者が、立候補の手続きや選挙運動の注意点などについて話した。
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東伊豆町長選 岩井氏に当選証書「観光業立て直す」
東伊豆町選挙管理委員会(前田和夫委員長)は14日、任期満了に伴う町長選で無投票で初当選した元参院議員の岩井茂樹氏(53)の当選証書付与式を町役場で開いた。 前田委員長が岩井氏に当選証書を手渡し、「町を取り巻く課題は山積している。国政で身に付けた見識で町政に新しい風を吹き込んでくれることを期待したい」と激励した。 岩井氏は「当選証書の重みを感じた。コロナ禍で大変な観光業を立て直したい。地震や豪雨などの災害対策や、高齢化、少子化対策にも取り組みたい」と抱負を述べた。 岩井氏の任期は26日から4年間。28日に初登庁する予定。
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函南町議土屋氏 町長選に出馬表明
函南町議の土屋学氏(54)は12日、任期満了に伴う町長選(22日告示、27日投開票)に無所属で出馬する意向を表明した。 同町で開いた記者会見で「町の可能性は生かし切れていない。アイデア次第でいろんなことができる」とし、古く凝り固まった町政の体質を変え、若者が集まるまちづくりなどに取り組むとした。同町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業には「基本的に反対」としつつ、町と住民、事業者による交渉を行いながら「いざとなれば落としどころを考える」と一部容認する可能性も示した。 土屋氏は同町出身で、映画やドラマなどのロケを誘致する任意団体の代表。2011年の町議選で初当選し、現在3期目。
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沼津市長選で現職頼重氏推薦 立憲民主党
立憲民主党は12日までに、任期満了に伴う沼津市長選(4月17日告示、24日投開票)で再選を目指す現職頼重秀一氏(53)の推薦を決めた。8日付。立民県連が持ち回り幹事会で頼重氏の推薦を決定し、今月上旬に党本部に上申していた。
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東伊豆町長に岩井茂樹氏 元参院議員、60年ぶり新人無投票当選
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日午後5時に立候補の届け出が締め切られ、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)以外に届け出はなく、無投票での初当選が決まった。同町長選で新人の無投票当選は1962年以来、60年ぶり。国会議員経験者が小規模自治体の町村長に転身するのは、全国的にも珍しい。 岩井氏は21年の知事選敗戦後、商工業者の要請を受け、同年秋に同町に移住。同年11月の出馬表明後は幅広い層から支持を集めた。元参院議員の知名度を生かし、町内をくまなく回って支援を訴え、対抗馬の出現を阻んだ。 午後5時20分、同町稲取の事務所で支援者に出迎えられた岩井氏は「町の課題を総点検し、子どもたち
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沼津市長選で現職頼重氏推薦 自民静岡県連
自民党県連は8日、任期満了に伴う沼津市長選(4月17日告示、24日投開票)で、現職で再選を目指す頼重秀一氏(53)を推薦すると発表した。市沼津、市戸田両支部が推薦を上申していた。推薦は3月1日付。
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東伊豆町新町長の抱負 岩井茂樹氏 教育推進、人口増目指す
2021年の知事選敗戦後、参院議員だった父・国臣氏の秘書時代から16年余り交流してきた東伊豆町の商工関係者から、町のかじ取り役に推された。地縁のない町での重責に「東伊豆に骨をうずめる覚悟」と決意を語る。 国土交通副大臣も務めた中堅議員から、人口1万1千人の町長への転身は全国的にも珍しい。「国会議員を経験して、小さい自治体ほど政治家と現場の距離が近く、手腕が試されると感じた。だからこそやりがいがある」と気を引き締める。 町は30年で約3割が減った人口減対策が急務だ。「人口を1万5千人に増やしたい」と大きな目標を掲げる。情報技術を活用した質の高い教育の推進で子育て世代の町外流出を防ぎ、移住者
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定数11から10に 条例改正案可決 河津町議会定例会
河津町議会3月定例会は8日、本会議を再開し、議員発議で提出された議会の定数を11から1減の10とする議会定数条例改正案を全会一致で可決した。次回町議選(9月27日告示、10月2日投開票)から適用される。 町議会委員会条例改正案と議会改革調査特別委員会を設置する決議案も議員発議され、いずれも可決した。その他、健康福祉課を健康増進課と福祉介護課に分割する町課設置条例改正案など25件を原案通り可決、承認、同意した。2022年度各種予算8議案は委員会付託した。 議会改革調査特別委員会の正副委員長は次の通り(正副の順)。 遠藤嘉規、桑原猛
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東伊豆町長に元参院議員岩井氏 無投票当選
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日、立候補が締め切られ、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)以外の立候補者はなく、無投票で当選した。
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新人岩井茂樹氏が届け出 東伊豆町長選、無投票の公算
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日告示され、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)が立候補を届け出た。他に立候補の動きは見られず、無投票の公算が大きい。 立候補の届け出は同日午後5時まで町役場で受け付ける。選挙戦になった場合、投票は13日午前7時から午後6時まで、町内9カ所で行われ、午後7時半から町役場で即日開票される。期日前投票は9~12日、町役場(午前8時半~午後8時)と町立図書館(午前8時半~午後5時)で行われる。 7日現在の選挙人名簿登録者は1万506人(男5065人、女5441人)。 ■人口減対策に力 第一声 岩井茂樹候補は、東伊豆町稲取の稲取漁港で第一声を放った
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東伊豆町長選が告示 岩井茂樹氏が立候補を届け出
任期満了に伴う東伊豆町長選が8日、告示され、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)が立候補を届け出た。
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出生2年でほぼ半減 喫緊の人口対策 転入は増、子育て世代流出課題 東伊豆町長選8日告示
人口1万1千人余りの東伊豆町は2021年、30年ぶりに転入者が転出者を上回る「社会増」になった。一方で、21年の出生者数は30年前の約6分の1にまで減った。8日に告示される同町長選では、人口減少対策に注目が集まる。 21人―。「衝撃だった」(町幹部)という町の2021年の出生者数だ。19年の41人から2年でほぼ半分になった。想定を超える早さの少子化。町教委は町内に小中一貫校2校を整備するとしていた学校再編計画の見直しを含め、諸対応策の検討を迫られている。 背景には、子どもを産み育てる世代の流出がある。国勢調査によると、05年の同町の20~39歳の人口は2784人だったが、20年には130
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東伊豆町長選 8日告示
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日、告示される。立候補を表明しているのは、無所属の新人で元自民党参院議員の岩井茂樹氏(53)のみで、無投票の公算が大きい。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、同町役場で受け付ける。選挙戦になった場合、投票は13日午前7時から午後6時まで町内9カ所で行われ、午後7時半から即日開票される。 1日現在の選挙人名簿登録者数は1万541人(男5087人、女5454人)。
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沼津の頼重市長 後援会事務所開き
任期満了に伴う沼津市長選(4月17日告示、24日投開票)に再選を目指して立候補を表明した頼重秀一市長の後援会事務所開きが6日、同市寿町で開かれた。 新型コロナウイルス感染防止対策として出席者を絞り、後援会幹部や事務局メンバーら約20人が出席した。山崎亨後援会長は「盤石な態勢を整えたい」とあいさつ。頼重氏は「山積している課題解決には皆さんの力が不可欠だ」と呼び掛けた。 市長選への立候補を正式表明したのは頼重氏のみ。
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小山町長選出馬へ 元町長の込山氏
元小山町長の込山正秀氏(74)=同町一色=は5日までに、来春の町長選に立候補する意向を固めた。 産業拠点を整備する「三来(みらい)拠点事業」や林業振興などを挙げ「手掛けた事業をしっかり完成させ、元気な町にして次代に引き継ぐ」と述べた。JR駿河小山駅周辺の再開発と小山地区の空き家対策、民間活力を生かした町営住宅整備にも意欲を示した。 同町議や県議を経て2011年の町長選で初当選した。3選を目指した19年の町長選で敗れた。
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東伊豆町長選 事前審査に1陣営 3月8日告示
東伊豆町選挙管理委員会は1日、任期満了に伴う町長選(8日告示、13日投開票)の立候補届け出書類の事前審査を町役場で実施した。新人で元参院議員の岩井茂樹氏(53)の1陣営のみが出席し、町選管職員が書類に不備がないかを確認した。 他に立候補の動きはなく、2014年以来の無投票になる可能性が高まっている。
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河津町議選 10月2日投開票
河津町選挙管理委員会は1日、任期満了(10月9日)に伴う町議選の日程を9月27日告示、10月2日投開票と決めた。同町議会の定数は11だが、3月定例会で定数を1減の10とする議員定数条例改正案が議員発議で提出される予定。 1日時点の選挙人名簿登録者は6049人(男2918人、女3131人)。
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公明党静岡県本部幹事長 高田好浩氏 比例候補を重点支援【2022年 選挙戦略を聞く④】
―参院選でどのような政策を訴えるか。 「新型コロナウイルス感染症の収束や経済の活性化はもちろん、生活困窮者をどう支えるのかという視点も重要だ。党として『小さな声を聴く力』をうたっている。1月から2月にかけて全国の国会議員と地方議員が子育て応援、高齢者支援、中小企業支援をテーマに政策アンケートを実施している。国の政策が地方の現場で生かされなければ意味がない。コロナの感染状況が日々変わる中、実態を踏まえた政策を打ち出していく。中長期を見据え、防災・減災、少子高齢化にどう対応するか、世界情勢が不安定化する中で外交方針も考えないといけない」 ―参院選にどのような戦略で臨むか。 「県本部としては
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日本維新の会静岡県総支部幹事長 杉本一彦氏 独自候補擁立目指す【2022年選挙戦略を聞く③】
―参院選の方針は。 「独自候補の擁立に向け努力している。挑戦したいと言う候補者もいるため、党本部の判断を待っている状況。県総支部としては、今後の国政選挙や統一地方選を戦うための地域づくりが最大の課題となっている。昨年の衆院選は三つの小選挙区で戦い、国政選挙の厳しさを肌で知ることができた。各地域で第一歩を踏み出した段階だが、他の候補者に影響を与えられる一歩は踏み出せたという手応えを感じた。一方、全県選挙を戦い抜くためには足腰が弱いことも痛感した」 ―参院選の争点は。他党との連携はあり得るか。 「岸田文雄政権の中間選挙となるのは無論だが、この国にとっての野党の在り方が問われる選挙にもなる
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3陣営が出席 函南町長選 事前説明会
函南町選挙管理委員会は22日、任期満了に伴う町長選(3月22日告示、同27日投開票)の立候補予定者説明会を町役場で開いた。出馬を予定、検討している3陣営が出席し、立候補届け出の手続きや選挙運動の注意点などについて説明を受けた。 出席したのは既に出馬を表明している現職の仁科喜世志氏(71)と環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)の2陣営と、立候補に向けて検討している会社経営の男性(73)。町選管によると、昨年12月1日時点の選挙人名簿登録者数は3万1842人(男1万5519人、女1万6323人)。
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新人1陣営が出席 東伊豆町長選説明会
東伊豆町選挙管理委員会(前田和夫委員長)は15日、任期満了に伴う町長選(3月8日告示、13日投開票)の立候補予定者説明会を町役場で開いた。出席したのは、既に出馬表明している新人で元参院議員の岩井茂樹氏(53)の1陣営のみで、2014年以来の無投票になる可能性が高まった。 前田委員長は「きれいで正しい選挙へ協力をお願いしたい」とあいさつし、町選管や下田署、伊東郵便局の担当者が選挙運動に関する注意点を説明した。立候補届け出書類の事前審査は3月1日に町役場で実施する。 2021年12月1日現在の選挙人名簿登録者は1万541人(男5087人、女5454人)。
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町長選控え骨格的編成 東伊豆町予算案 一般会計は54億円
東伊豆町は14日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は21年度当初比5・7%増の54億7千万円で、2年ぶりに前年度を上回った。6特別会計と水道事業会計を合わせた総額は同0・6%減の93億5100万円とした。3月に町長選を控え、経常的経費が中心の骨格的な予算編成としたが、今後の事業財源として1億円を財政調整基金に積み立てるなどしたため、一般会計は増加した。 主な事業として、ふるさと納税ができる自動販売機を設置する他、同様の機能を持たせたタブレット端末を旅館などにも置いて観光客の利用を促し、好調なふるさと納税のさらなる増額につなげる。町内2小学校の放課後児童クラブは6月以降、民間委託す
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裾野市の岩佐教育長退任へ 市長選受け辞職願
裾野市は14日、岩佐晃伸教育長(63)が17日付で退任すると発表した。自身を任命した高村謙二前市長が1月の市長選で敗れたことを受け、村田悠市長に辞職願を提出して受理されたという。 岩佐氏は深良小や御殿場市立神山小の校長などを経て、2021年4月1日に就任した。裾野市教育総務課は、後任人事は調整中としている。
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15日から定例会 初日に施政方針 富士市議会
富士市議会議会運営員会は8日、市議会2月定例会の会期を内定通り、15日から3月23日までの37日間とする日程案を了承した。初日には、小長井義正市長が3期目最初となる2022年度の施政方針を述べる。 市は21年度補正予算案11件や、一般会計に891億円を盛り込んだ22年度当初予算案17件のほか、県内初となる子どもの権利条例制定案、市手話言語条例制定案、富士・愛鷹山麓地域保全基金条例制定案などの条例案26件、総合体育館の建設と運営に当たる事業者の契約案など計66件を提出する。このうち副市長選任案は23日の最終本会議に提出される。 本会議の議案説明時には、議場内の議員数を半数とする分散出席を導
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静岡市議選「投票した」 10代33%、70代以上は7割超
静岡市が実施した市民意識調査で、昨年3月の静岡市議選に関し「投票した」との回答は10代が33・3%で最も低かった。年代が上がるほど高くなる傾向にあり、選挙に対する若者の関心の低さが改めて浮き彫りになった。 全体では66・5%だった。20代は50・7%で、最も高い70歳以上は76・7%に上った。 投票しなかった理由を聞いたところ、10代は「仕事が忙しく、時間がなかった」と「政治や選挙には関心がない」がそれぞれ23・1%で最多だった。 全体では「一票を託す候補者がいなかった」31・7%、「候補者の人柄や政策がわからなかった」25・4%などとなった。 投票する候補者を決めるのに役立ったもの
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立民静岡県連 4月に人材養成塾開講
立憲民主党県連は4月10日、政治家を目指す人材の発掘と育成を目的とした養成塾「立憲アカデミー静岡」を開講する。4月上旬から10月上旬までの間、全6回の座学や実地研修を行う。 2023年春の統一地方選のほか、国政選挙、市・町長選に興味がある18歳以上が応募対象。立民県連に所属する国会議員や地方議員らを講師に、政治家の役割や政策づくり、街頭演説の手法などを学ぶ。 受講料6千円。応募締め切りは3月15日。書類と面接による選考あり。問い合わせは立民県連事務局<電054(204)1098>へ。
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村田裾野市長が初登庁 企業誘致へ部署新設の方針
23日の裾野市長選で初当選した村田悠市長(34)が31日、初登庁し、就任式に臨んだ。2022年度に企業誘致専門部署の新設など大規模な機構改革を行う方針を明らかにし、「市民を顧客と考えられる職員をいかに増やしていくかが私の一番の仕事」と強調した。 就任式後、市長室で報道陣の取材に応じ、機構改革では市長戦略を実現するための新たな部を置く考えも示した。空席の副市長人事については、規制緩和などを進めるため、国や県からOBを含めて2人を登用することを検討しているとした。 市長選で公約に掲げた職員の給与・手当の見直しにも言及。市議会2月定例会には、市長給与を30%削減する条例案を提出する方針という。
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高村裾野市長と小林副市長退任 職員にエール送る
2期8年にわたって裾野市政を担った高村謙二市長が28日、任期満了を迎え、退任式が市役所で行われた。同日付で辞職した小林浩文副市長とともに職員から花束を受け、市役所を後にした。 高村市長は「規制緩和や民間活力の参入により、まちをつくり変える絶好の機会が訪れている。市の未来のため、市民の笑顔のため、困難をやりがいに変えて精いっぱい頑張ってほしい」と職員にエールを送った。 高村氏は23日投開票の市長選で、新人の村田悠氏に敗れた。村田氏は29日付で新市長に就任し、31日に初登庁する。
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裾野市長選 村田悠氏に当選証書「前向きに考えられる市役所に」
任期満了に伴う裾野市長選で初当選し、静岡県内最年少の現職首長となる村田悠氏(34)への当選証書付与式が24日、市役所で開かれた。村田氏は「市民が声を届けやすく、頼りがいのある市長を目指す。市民が喜ぶことを前向きに考えられる市役所をつくっていく」と決意を述べた。 村田氏は公約に掲げた行財政改革に向けて、大型公共事業や職員給与の見直しに加え、企業誘致や定住促進による税収増加策に意欲を示した。トヨタ自動車が建設中の実証都市「ウーブン・シティ」については「規制緩和や特区申請などで連携し、世界中から訪れる人に市内で宿泊や消費をしてもらうことで経済活性化につなげたい」と語った。 市選挙管理委員会の松
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“若い風”に市政託す 草の根活動で支持拡大 34歳村田氏当選【裾野市長選】
23日に投開票が行われた裾野市長選は、元市議で新人の村田悠(はるかぜ)氏(34)が現職高村謙二氏(57)を下して初当選し、県内の現職で最年少首長が誕生した。特定の団体に頼らず、若さを生かした草の根の選挙活動を展開し、市政刷新を求める有権者の支持を広げた。 選挙期間中は自転車で街頭演説に回り、若さをアピールした。「多くの人が車や家から手を振ってくれたりして反応が良かった。変化を求める市民の期待を感じた」と村田氏。「市民対組織」を前面に出し、連日、朝から駅前に立つなど、市民一人一人と接することを心掛けた。 自民党県連青年部で同時期に役員を務めた静岡市議ら県内の若手政治家も応援に駆け付けた。
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現職高村氏「私の努力不足」 今後の政治活動は未定【裾野市長選】
裾野市久根の高村謙二氏(57)の事務所に落選が伝えられると、集まった支援者からため息が漏れた。高村氏は「私の努力不足の結果。これまでの取り組みについて説明が足りなかった」と敗戦の弁を述べ、支援者に頭を下げた。 選挙期間中は先端技術未来都市「ウーブン・シティ」を建設しているトヨタ自動車との信頼関係など実績を訴え、「私が泥をかぶってもやり抜く」と行財政改革への決意を示していた。今後の政治活動については「決めかねている。何らかの形で裾野市のまちづくりに関わっていきたい」と述べるにとどめた。
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裾野市長に新人村田氏 現職高村氏を破る 静岡県内最年少34歳
任期満了に伴う裾野市長選は23日、投開票が行われ、無所属新人で元市議の村田悠氏(34)が、無所属現職の高村謙二氏(57)を破り、初当選した。村田氏は現職では県内最年少の首長となる。投票率は50・00%で、前回選(50・42%)を0・42ポイント下回り、過去最低だった。 村田氏は「現市政では行財政改革が十分に進んでいない」と市政刷新を訴えた。特定の団体に頼らない草の根の活動を展開し、現職の批判票を取り込むことで支持を拡大した。高村氏は自民党県連や連合静岡などの推薦、多くの企業・団体の支援を受けたが、選対組織の構築が遅れ、活動がまとまりを欠いた。 同市御宿の村田氏の事務所では、当選の一報が届
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裾野市長選 新人村田氏が現職破り初当選
任期満了に伴う裾野市長選は23日、投開票が行われ、元市議で新人の村田悠氏(34)が現職の高村謙二氏(57)を破り、初当選を果たした。村田氏は現職では静岡県内最年少の首長となる。
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裾野市長選 投票率は50.00%
23日行われた裾野市長選の投票率は50.00%だった。当日有権者数は4万1419人、投票者数は2万711人。
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裾野市長選 23日投開票
任期満了に伴う裾野市長選は23日、投票が行われ、即日開票される。立候補しているのはいずれも無所属で、元市議の新人村田悠氏(34)と、3選を目指す現職高村謙二氏(57)。 争点は悪化する財政の立て直し。村田氏は企業誘致や定住促進などで税収増を図ると主張し、高村氏は施策の選択と集中による財政健全化を訴えている。 投票は市内16カ所で午前7時から午後8時まで(十里木高原集会所は午後7時まで)行われ、午後9時から市民体育館で即日開票する。大勢判明は午後10時ごろの見通し。 15日現在の選挙人名簿登録者数は4万2069人(男2万1303人、女2万766人)。 裾野市長選候補者略歴 村田悠[
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静かな裾野市長選 コロナ感染拡大で活動制約 選管や陣営苦心
新型コロナウイルスのオミクロン株の感染急拡大が続く中で行われている裾野市長選。23日の投開票に向け、市選管は投票率向上に向けた啓発活動に苦慮している。選挙戦を展開する陣営も感染対策に神経をとがらせながら支持拡大を図る。 市内では20日まで16日連続で新規の感染者が確認された。市選管は19日に開いた当日投票所担当職員向け説明会で、基本的な感染防止策の徹底を改めて求めた。担当者は「昨年の知事選や参院補選・衆院選のころ以上に緊張が高まっている」と警戒感を隠さない。 市選管によると、2018年の前回選の投票率は過去最低の50・42%。選管事務局は「前回を1ポイントでも上回りたい」との思いは強い。
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裾野市長選終盤情勢 村田氏、市政刷新訴え/高村氏、実績強調
任期満了に伴う裾野市長選は23日の投開票に向けて終盤戦に入った。元市議で新人の村田悠氏(34)と、3選を目指す現職の高村謙二氏(57)による一騎打ちは、横一線で競り合う激しい選挙戦となっている。 ともに自民党裾野市支部や県連の役員経験を持っているため、保守分裂選挙の様相となり、双方を推薦する団体も多い。前回、現職を支援した公明党は自主投票としている。 村田氏は「市の行財政改革が十分に進んでいない」と指摘し、市政の刷新を訴える。市役所の改革に加え、企業誘致や規制緩和による宅地開発促進など税収増を図る政策を前面に出す。 地元の富岡地区を主体とした市議時代からの後援会は、市全域に組織を拡大し
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静岡人インタビュー「この人」 植田博巳さん 牧之原市議会議長に就任した
静岡県大井川広域水道企業団技監などを歴任し、長年にわたって生活を支える水道事業に携わってきた。2013年の牧之原市議選で初当選し、現在3期目。71歳。 ―目指す議会の姿は。 「議員一人一人が『このまちのために』という共通した意識を持つことが大事だ。より活発な議論を行うことに加え、多くの政策提言を求めたい。これまで以上に開かれた議会運営のため、新たな取り組みを進めていきたい」 ―市議選は定数16のうち8人の新人が当選した。 「社会構造が常に変化する中、これまでにない議会が必要とされていると実感した。新たに加わった議員が円滑に職務を全うできるよう環境整備に努めたい」 ―市の課題は。
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裾野市長選 立候補者アンケート 村田悠氏/高村謙二氏
任期満了に伴う裾野市長選は23日に投開票を迎える。選挙戦を繰り広げる新人の村田悠氏(34)と現職の高村謙二氏(57)に政策や主張を聞いた。 村田悠(むらたはるかぜ)氏 無新 34歳 ◆行財政改革にどう取り組むか 効果の見られない大型公共事業や同様な機能を持つ公共施設の再編。県内屈指の職員給与・手当を見直す。工業団地の造成を早期に行い企業誘致に力を入れる。同時に土地区分の規制緩和を行い定住地を確保し税収増を図る。 ◆トヨタ自動車のウーブン・シティとどう連携するか トヨタが持つ新技術は、裾野を豊かにする技術があると思う。ウーブンが立地する裾野でまず実証してもらい世界が抱える各種問
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函南町長選出馬 塩谷氏が正式表明
任期満了に伴う函南町長選(3月22日告示、同27日投開票)に向け、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)=同町仁田=が18日、三島市内で記者会見を開いて出馬する意向を正式に表明した。 塩谷氏は河川を活用した水力発電の普及を国へ働き掛けるほか、ゴミのリサイクル促進による処分費用の軽減を図り、町民に還元する施策を打ち出した。同町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画については「反対」の意向を示し、「自然破壊がないようできることは何でもやる」と述べた。 同町長選には、現職の仁科喜世志氏(71)が出馬を表明している。
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裾野市長選 期日前投票始まる
任期満了に伴う裾野市長選の期日前投票が17日、市役所で始まった。22日まで。 期日前投票の受け付けは午前8時半から午後8時まで。22日は生涯学習センターにも期日前投票所を開設する。 市長選にはいずれも無所属で、元市議の新人村田悠氏(34)と、3選を目指す現職高村謙二氏(57)が立候補している。23日に市内16カ所で投票が行われ、同日午後9時から市民体育館で即日開票される。
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裾野市長選 立候補者の横顔 村田悠氏(無新、34歳) 税収増へ 市役所を改革
昨年12月まで市議を2期7年余り務めた。市の財政悪化に危機感を強め、「現市政では行財政改革が十分に進んでいない。自分が立ち上がるしかない」と出馬を決断した。市長は、小学校の卒業アルバムにも書いた夢だった。 大学生時代に衆院議員の事務所で働き、その後も参院議員秘書を務めるなど、市議になる前から政治の世界で経験を積んできた。「若く、人生経験が浅いと思われるかもしれないが、スピード感のある対応や、時代のニーズに敏感なことは若さの特権。その良さを十分に発揮したい」と強調する。 行革では、税収を増やす政策を訴える。「歳出削減を論ずるのは政治家ではない」。工業団地の造成や新東名高速道のインターチェン
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裾野市長選 立候補者の横顔 高村謙二氏(無現②、57歳) 未来都市計画、切り札に
2期8年の市政運営で、準高地トレーニングの合宿誘致や屋上緑化技術の開発など「裾野市らしい産業」づくりに取り組んできた。3期目を「今までまいてきた種がさらに花を開かせる段階」と位置付ける。 トヨタ自動車による先端技術の実証都市「ウーブン・シティ」建設を規制緩和などで後押しし、「これからのまちづくりの最大の切り札を手に入れた」と胸を張る。周辺の基盤整備に活用する企業版ふるさと納税は、自らトヨタなどに足を運んで募ったという。 財政の立て直しへ、行財政構造改革に強い決意を示す。「普通なら不人気政策だが、子や孫の世代につけを回してはいけない。私が泥をかぶってでもやり抜く」。公共施設の総資産量を抑え
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高校生「選挙に行こう」 生徒出演、富士市選管など動画配信
富士市情報政策課と選挙管理委員会は昨年12月中旬から、市内の高校6校の生徒が出演して若者の投票率アップを呼び掛ける動画の配信を始めた。 動画は富士見高、富士高、富士東高、市立高、吉原高、吉原工業高の6校1本ずつ制作し、1本15秒。 富士見高は各部活動の生徒が出演。「選挙は他人事じゃない」「自分の気持ちを選挙に託そう」など元気いっぱいに訴える。吉原工高は溶接に使用する溶接面をした生徒らが登場し、工業高校らしさを存分に発揮した。 市担当者は「100人余りの生徒が制作に関わり、投票意識が高まった。見た若者にも思いが伝わってほしい」と期待を込めた。 動画は富士市内在住の18~20歳の若者にイ
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裾野市長選告示 新人と現職の一騎打ち 23日投開票
任期満了に伴う裾野市長選と、議員辞職に伴う同市議補選(欠員1)が16日、告示された。市長選はともに無所属で、元市議の新人村田悠氏(34)と3選を目指す現職高村謙二氏(57)が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦に突入した。市議補選は無所属新人の木村典由氏(47)が無投票で当選を決めた。 昨年2月、市独自の「財政非常事態宣言」を発表したことを受け、財政運営をどう立て直すかが争点。村田氏は企業誘致の推進など税収増を図る政策を主張し、高村氏は小中学校再編など公共施設管理の効率化を訴える。 投票は23日午前7時から午後8時まで、市内16カ所(十里木高原集会所は午後7時まで)で行われ、同9時から市民
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裾野市長選、現新2氏の一騎打ちに
16日に告示された裾野市長選と市議補選(欠員1)は立候補の届け出を締め切り、市長選はどちらも無所属で、新人の村田悠氏(34)と現職の高村謙二氏(57)による一騎打ちが確定した。市議補選は無所属新人の木村典由氏(47)が無投票で当選を決めた。
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裾野市長選・市議補選が告示
任期満了に伴う裾野市長選と、議員辞職に伴う市議補選(欠員1)が16日、告示された。市長選はいずれも無所属で、新人の村田悠氏(34)と現職の高村謙二氏(57)が立候補を届け出て選挙戦に入った。
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裾野市長選 出馬予定2氏が公開討論 市の将来像、持論展開
裾野青年会議所(JC)は14日夜、任期満了に伴う裾野市長選(16日告示、23日投開票)の立候補予定者公開討論会を市民文化センターで開いた。出馬表明している現職高村謙二氏(57)と元市議の新人村田悠氏(34)が、地域コミュニティーや教育・子育てなどについて持論を展開した。 「将来の裾野市」をテーマにした討論で、高村氏はトヨタ自動車が建設中の先端技術実証都市「ウーブン・シティ」が市の知名度を向上させたとし、「企業が進出したい、人々が訪れたいと思う環境ができた。トヨタとさらに緊密な関係を築いていく」と述べた。 村田氏は市の経済発展に向け、企業誘致や定住人口拡大を進めるための市役所の改革が必要
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トヨタ未来都市と連携 市民の実感、参画が鍵【迫る 裾野市長選㊦】
「良き対話をし、信頼できるパートナーシップを構築したい」。トヨタ自動車が裾野市内に建設している先端技術の実証都市「ウーブン・シティ」を担当するジェームス・カフナー取締役は昨年10月、市役所で市民対象に開かれた説明会で、地域と共存していく姿勢を強調した。 昨年2月に着工したウーブン・シティは現在、土地の造成工事が進む。早ければ2024年に一部オープンする見通しだ。未来都市の効果を市全域に広げようと、市は20年3月、デジタル技術を活用してまちづくりを進める「SDCC構想」を発表した。企業や団体の技術やサービスを生かしてスマートシティー化を図っている。 これまでに人工知能(AI)で衛星写真から
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裾野市長選、16日告示 現職と新人が立候補表明
任期満了に伴う裾野市長選と、議員辞職に伴う市議補選(欠員1)が16日、告示される。市長選にはこれまでに、いずれも無所属で、3選を目指す現職の高村謙二氏(57)と、元市議で新人の村田悠氏(34)が立候補を表明している。市議補選は、新人1人が出馬する見通し。 立候補の届け出は同日午前8時半から午後5時まで、市役所で受け付ける。投票は23日に市内16カ所で午前7時から午後8時まで(十里木高原集会所は午後7時まで)行われ、同9時から市民体育館で即日開票される。 2021年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万2090人(男2万1333人、女2万757人)。
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行財政構造改革、財調頼み 体質改善へ【迫る 裾野市長選㊤】
「現状では、数年後の予算編成が困難になる」。裾野市は2021年2月、独自の「財政非常事態宣言」を発表した。法人市民税を中心とした自主財源の減少に伴い、毎年の予算編成時に財源不足をどう穴埋めするか悩まされていた。宣言は市の貯金に当たる財政調整基金(財調)に頼る財政運営からの脱却に向け、市民と危機感を共有するためのメッセージだった。 07年度に41億円以上あった法人市民税は、リーマン・ショック以降、税制改正による税率引き下げ、コロナ禍などの負要因が続き、21年度は5億円を割り込む見通し。一方、扶助費は膨らみ続け、公共施設の維持管理費や大型公共事業の公債費が今もかさんでいる。ピーク時に86億円あ
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裾野市政、今後の運営は マチテラス製作所、立候補予定者に質問
裾野市民活動センターを運営する一般社団法人マチテラス製作所は、任期満了に伴う市長選(16日告示、23日投開票)の立候補予定者2氏に、今後の市政運営に対する公開質問状を送り、12日までに回答を受けた。子育て・教育や市民協働など7項目について尋ねた。 安定した市民生活の維持に関する質問に、現職の高村謙二氏(57)は、行財政構造改革の必要性に触れる一方で、「公助として確保すべき衛生や福祉などのセーフティーネットは最優先に確保する」と答えた。元市議で新人の村田悠氏(34)は、企業誘致などで税収増を図るとし「新たな財源を公園・緑地の整備など市民生活の安定や暮らしを守る施策に充てたい」と主張した。
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裾野市長選立候補 予定者公開討論会 14日、JC
裾野青年会議所(JC)は14日午後7時から、裾野市長選(16日告示、23日投開票)の立候補予定者による公開討論会を市民文化センターで開く。 出馬を表明している現職の高村謙二氏(57)と元市議で新人の村田悠氏(34)が参加する予定。「教育・子育て」「暮らし・コミュニティー」「安全・安心なまちづくり」「将来の裾野市」の4テーマで両氏の政策や訴えを聞く。事前申し込みは不要。問い合わせは同JC事務局<電055(993)2158>へ。
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増えない女性議員 地域や家庭にジェンダーの壁【静岡県議、市町議員アンケート㊤】
各国の男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」で、156カ国中120位と下位に低迷する日本。政治分野の女性参画の遅れが要因の一つです。衆参両院や地方議会で男女の候補者ができる限り同数になることを目指す「政治分野における男女共同参画推進法」の施行から3年半。女性議員がなかなか増えない背景に何があるのか、静岡県議会と市町議会の女性議員へのアンケートから、2回にわたり考えます。 アンケートは2021年11月下旬、県議会と市町議会の全女性議員118人を対象に行い、98人の回答を得た。女性議員が増えない理由を探るため、立候補や議員活動に際しての女性ならではの悩み、壁について特に尋ねた。実名で回答の上
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市長選に2陣営 市議補選は1陣営 裾野市選管事前審査
裾野市選挙管理委員会は7日、任期満了に伴う市長選と、議員辞職に伴う市議補選(欠員1)=ともに16日告示、23日投開票=の立候補届け出書類事前審査を市役所で行った。 市長選は現職の高村謙二氏(57)と元市議で新人の村田悠氏(34)の2陣営、市議補選は新人1陣営が出席した。市選管の担当者が、届け出書類に不備がないかなどを確認した。
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2022年 静岡県内の選挙は 参院選/市町長選/市町議選
静岡県内では2022年、参院選と、沼津市など4市2町の首長選、藤枝市など2市1町の議員選(補欠選挙を含む)が予定されている。参院選は昨年10月の補選で1議席を争った3人がそのまま改選数2の静岡選挙区に出馬する意向で、現時点では無所属現職を加えた4人が争う構図。ただ、立憲民主党が独自候補擁立を模索するなど夏までに政党間の駆け引きが活発になりそうだ。首長選挙では、昨年7月に土石流災害が発生した熱海市の市長選などが注目される。 裾野市長選 現新2氏の一騎打ちか 3選を目指す現職の高村謙二氏(57)と、新人で元市議の村田悠氏(34)が立候補を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。 高村氏は「2期
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記者コラム「清流」 本当の課題
富士市長選に向けて市の課題を洗い出す中、停滞するまちへの諦めにも似た市民の声を聞き、市内を覆う閉塞(へいそく)感を実感した。 富士山の資源を生かしてものづくり産業で発展してきたまち。ただ、住民が暮らしやすく、誇りが持てるまちになっているのかは疑問が残る。 深刻化する人口減に、駅前のにぎわいづくり。市の施策を聞いても魅力的なまちへと変貌する期待感は高まらなかった。 未来への可能性を感じさせる夢や希望を語り、住民の機運を醸成できるのは政治家しかいない。 市長選は無投票。かつて激戦区とされた県議選や市議選もかろうじて選挙戦になっているのが実情。最も深刻な課題は住民をわくわくさせる政治家の不在かもし
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裾野市議補選 説明会に1陣営
裾野市選挙管理委員会は21日、市議の辞職に伴う補欠選挙(2022年1月16日告示、23日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。新人1人の陣営が出席した。 12月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万2090人(男2万1333人、女2万757人)。
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小長井富士市長に当選証書「地域経済を立て直す」
富士市選挙管理委員会は20日、任期満了に伴う富士市長選で、無投票で3選を決めた小長井義正氏(66)への当選証書付与式を市役所で開いた。 後藤環委員長は「新型コロナウイルス感染症対応、人口減少など社会経済環境は大変厳しい。市民のさまざまな意見を受け止めかじ取り役として安心安全で住みよいまちづくりに全力を傾けてほしい」と述べた。 当選証書を受け取った小長井氏は「これからの4年間、市長を務める責任の重さを痛感した。まずは新型コロナ対策で市民に安全安心を届け、地域経済を立て直す」と述べた。「第6次市総合計画がスタートする。コロナで社会や人の価値観も大きく変わる時代の転換点をチャンスと捉え、積極的
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松崎町 深沢準弥町長が就任「輝く未来つくる」
松崎町は14日、任期満了に伴う町長選で初当選した深沢準弥町長(54)の就任式を町環境改善センターで開いた。深沢町長は町職員を前に「町のために、皆さんと一緒に輝く未来をつくっていきたい」と決意を述べた。 目まぐるしく変化する社会情勢を念頭に「地方は厳しい環境に置かれている。新しいことを丁寧に学び、次のステップに進むことが必要」と呼び掛け、地域に信頼される役場づくりの重要性も強調した。 就任式後の取材で、専門家や大学教授がアドバイザーとして町政に関わる制度を推進するとし、24日開会予定の12月定例会に関連予算を提出する考えを示した。副町長は町外の人材を採用するとし、2022年の3月定例会まで
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裾野市議補選 市長選と同日 1月23日投開票
裾野市選挙管理委員会は14日、市議の辞職に伴う補欠選挙(欠員1)を市長選と同じ2022年1月16日告示、23日投開票の日程で行うと決めた。 12月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万2090人(男2万1333人、女2万757人)。
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裾野市長選出馬の村田氏が議員辞職 同日程、市議補選
裾野市長選(2022年1月16日告示、23日投開票)に出馬表明している市議の村田悠氏(34)=同市千福が丘=は13日、議員辞職願を賀茂博美議長に提出し、市議会12月定例会本会議で許可された。これに伴い、市議補欠選挙(欠員1)が市長選と同日程で行われる見通しとなった。 市長選には現職の高村謙二氏(57)も立候補を表明している。
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松崎町・長嶋町長が退任「弱い人守れた」
任期満了を迎えた松崎町の長嶋精一町長(71)の退任式が13日、町環境改善センターで開かれた。町職員が花束を贈り、役場正面玄関で最後のお見送りを行った。 長嶋町長はあいさつで「私がやりたかったのは立場の弱い人を守ること。少しでも実現できたと思う」と1期4年間を振り返り、新体制に向けて「一丸となって町、町民、自分自身、家族のために精いっぱい頑張ってほしい」と期待した。 11月28日に投開票された町長選で初当選した元町職員の深沢準弥氏(54)は14日付で就任する。 ■記者の目=次期町政、教訓生かせ 「4年間、全力で走り抜けることができた」。13日付で退任した松崎町の長嶋精一町長。退任式で
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小長井氏が無投票3選 富士市長選、16年ぶり無投票
任期満了に伴う富士市長選が12日、告示され、無所属で現職の小長井義正氏(66)以外に立候補の届け出はなく、無投票で3期目の当選が決まった。同市長選の無投票は16年ぶり。 遊説を終えて午後5時すぎに選挙事務所に戻った小長井氏は支援者から花束を受け取ると深々と頭を下げた。 小長井氏は「来年4月に始まる第6次総合計画を着実に実現し、未来に輝く富士市へさらなる魅力作りに取り組む」と支援者に決意を述べた。「感染症対策のほか、デジタル変革やSDGs推進、大学誘致などの取り組みをあすから着実に進める」と3期目の抱負を語り、無投票当選については「2期8年間、必死に取り組んだ姿勢が市民に伝わった結果」との
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100の質問 富士の将来は? 市長選立候補予定者に学生ら
任期満了に伴う富士市長選(12日告示、19日投開票)を間近に控え、同市在住や出身の学生有志らが11日、「富士市長選プロジェクト2021 あまりにも直前すぎる100の質問」を市内で開いた。現時点で唯一、立候補を表明している現職の小長井義正氏に、子どもや大学生が素朴な疑問や市の課題、市民から事前に寄せられた質問をぶつけた。 無投票の公算が大きくなる中、若者の政治参画や、候補者に意見を伝える場、市の将来を考える機会の提供を目的に企画した。動画投稿サイトでもライブ配信した。 小学生からは「どうして市長になったか」や「給食のストローを紙にして」など10の質問や要望があった。「(運営の変更で)放課後
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富士市長選12日告示 無投票の公算
任期満了に伴う富士市長選が12日、告示される。立候補を表明しているのは現職で3期目を目指す小長井義正氏(66)のみで、無投票となる公算が大きい。 立候補の届け出は12日午前8時半から午後5時まで、市役所9階第2委員会室で受け付ける。選挙戦の場合、投票は19日午前7時から午後8時まで(一部地域は午後6時まで)市内73カ所で行う。午後9時半から、市産業交流展示場「ふじさんめっせ」で即日開票する。 市選挙管理委員会によると、12月1日現在の選挙人名簿登録者数は20万8526人(男10万2844人、女10万5682)。
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ヤマ場の駅前整備 見えない都市の風格【迫る 富士市長選㊦】
「誇りが持てる街にしたい」「人が主役のまちに」。富士市のJR富士駅前再興への思いを載せた付箋が紙に連なる。今夏、地元の住民や商店主、地域外の若手イベント事業者らによる議論が始まった。にぎわい創出へ、駅前を舞台にした社会実験を計画する。主催する市の担当者は「再整備は街が劇的に変わるラストチャンス。街全体への波及にソフト事業充実と機運醸成が欠かせない」と狙いを語る。 富士駅北口周辺地区再整備と新富士駅南地区土地区画整理事業。まちのにぎわいを大きく左右する二大プロジェクトはこれから数年でヤマ場を迎える。 富士駅北口では、2008年にショッピングセンター「パピー」、10年にイトーヨーカドー富士店
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加速する人口減少 若者の移住促進急務【迫る 富士市長選㊥】
清潔感のある明るいパウダールームに授乳室。駿河湾に面し、富士山も望む。2019年度末で閉園した富士市の元吉原幼稚園が元吉原複合型子育て拠点「みらいてらす」に生まれ変わり、12月、華々しくオープンした。 子育て支援センターのほか、2階に仕事ができる空間なども設けられ、市内外の子育て世代の交流や仕事の場にもなる。「市内で最も少子化が進む地域に生まれた象徴的な場所」と、市幹部は子育て世代の移住促進と流出阻止を施設に託す。 現在26社ある地元の子育て応援企業との連携も大きな特長だ。8日に開かれた菓子メーカー「田子の月」の試食モニター会では、担当者が母親から商品化のヒントを探った。企業の新たな客層
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衆院選「両候補を応援した」 掛川市長答弁
掛川市の久保田崇市長は9日、10月の衆院選で野党候補への応援が際立ったとの指摘に対して「(静岡3区から出馬した与野党の)両候補を応援した。4月の市長選で受けた恩を返すという側面もある。政治家としての判断だ」とかわした。市議会11月定例会一般質問で答えた。 公務と政務の区別については、国会議員らの事務所開きなどを訪ねる際は政務として公用車を使わず、市職員のサポートも受けていないと説明した。「今後も混同することがないよう活動する。政務活動でも市長の立場を踏まえた言動を心掛ける」と述べた。
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ぜい弱な医療体制 医師充実、道筋見えず【迫る 富士市長選㊤】
「野戦病院のようだった」。1年前に富士市立中央病院で起きた県内最大の新型コロナウイルスのクラスター発生に伴う混乱を、病院職員は11月の富士市議会でそう形容した。 同病院は中等症以上の感染者の入院診療に当たる。地域の基幹病院として、クラスターでも救急や外来を維持した。第5波のさなかも診療後の夜間に市内2カ所のワクチン集団接種会場を運営。妊産婦優先接種も担い、地域の命綱となった。柏木秀幸院長は「クラスターを経験したことで、医療者はさらに地域のために奮闘している」と話す。 それでも同市の接種率は県内でも下位に低迷。新型コロナは同病院に頼る医療の実情と、医療資源の乏しさを浮き彫りにした。 県内
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裾野市長選で現職高村氏を推薦 自民静岡県連
自民党県連は8日、来年1月23日投開票の裾野市長選で、現職で3期目を目指す高村謙二氏(57)を推薦すると発表した。11月11日付で党裾野市支部から推薦の上申があった。
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連合静岡 裾野市長選で現職高村氏推薦
連合静岡は8日に開いた執行委員会で、来年1月23日投開票の裾野市長選について、3選を目指す現職高村謙二氏(57)の推薦を決めた。 執行委員会後の取材で中西清文会長は、県議会が川勝平太知事に対し辞職勧告決議案を可決したことについて「結果は非常に重く、(知事は)今後の県政運営で肝に銘じてもらいたい」と述べた。 立憲民主党代表選で泉健太氏が新代表に選ばれたことについては「粛々と受け止め、今後の党運営を見守りたい」とした。
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1期目「平たんではなかった」 沼津市長
沼津市の頼重秀一市長は6日の市議会11月定例会で、任期満了に伴う市長選(2022年4月17日告示、24日投開票)への出馬を正式表明するとともに、「予期せぬ事態に見舞われ、決して平たんな道のりではなかった」と1期目を振り返った。加藤明子氏(志政会)の一般質問への答弁。 特に、市内の新型コロナウイルスの新規感染者数が今夏、連日2桁台で推移した感染拡大や、黄瀬川大橋崩落と広範囲での浸水に至った7月の豪雨を挙げた。対策に追われた中、地域活性化に取り組んできたことを強調し、今後も市民の安全・安心の確保にまい進する考えを示した。
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頼重秀一沼津市長 2期目出馬へ
沼津市の頼重秀一市長(53)は5日までに、任期満了に伴う市長選(2022年4月17日告示、24日投開票)に再選を目指して無所属で出馬する意向を固めた。近く、正式表明する。 頼重氏は同市出身。衆院議員秘書を経て03年に市議初当選。4期15年務めた後、大沼明穂市長の死去に伴う18年の市長選で初当選した。市長選に出馬の意向を固めたのは頼重氏が初めて。
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書類審査に現職陣営出席 19日投開票の富士市長選
富士市選挙管理委員会は2日、任期満了に伴う市長選(12日告示、19日投開票)の立候補届け出書類の事前審査を市役所で行った。 出馬表明している現職小長井義正氏(66)の1陣営が出席した。書類に不備がないか選管担当者がチェックした。
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東伊豆町長選 3月13日投開票
東伊豆町選挙管理委員会は1日、任期満了(2022年3月25日)に伴う町長選の日程を同年3月8日告示、同13日投開票と決めた。 同町長選にはこれまで、元自民党参院議員の岩井茂樹氏(53)が出馬を表明している。現職の太田長八氏(70)は今期限りでの引退を表明した。 1日現在の選挙人名簿登録者は1万541人(男5087人、女5454人)。
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函南町長選 3月27日投開票
函南町選挙管理委員会は1日、任期満了(2022年4月10日)に伴う町長選の日程を3月22日告示、27日投開票と決めた。 町長選にはこれまで、2期目を目指す現職の仁科喜世志氏(71)=同町柏谷=と環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)=同町仁田=が出馬の意向を示している。12月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万1842人(男1万5519人、女1万6323人)。
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東伊豆町長選出馬 岩井氏が正式表明
元自民党参院議員の岩井茂樹氏(53)は30日、東伊豆町内で記者会見し、2022年3月25日任期満了の同町長選に無所属で出馬すると正式に表明した。 岩井氏は「東伊豆に骨をうずめる覚悟。スピード感のある行政を進め、地域の先駆者になりたい」と決意を述べた。人口減対策に重点を置くとし「防災力強化で地域の安心をつくり、定住につなげたい」と強調した。 岩井氏は名古屋市生まれ。10年の参院選で静岡選挙区から初当選し、国土交通副大臣などを歴任。2期目途中の今年6月、知事選に出馬し、落選した。同町長選への出馬表明は岩井氏が初めて。現職の太田長八氏(70)は4期目の今期限りでの引退を表明している。
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仁科函南町長 再選出馬を正式表明
函南町の仁科喜世志町長(71)は30日、来年4月10日の任期満了に伴う町長選(同3月下旬予定)に再選を目指して出馬する意向を正式に表明した。町議会12月定例会で加藤常夫氏(清風会)の一般質問に答えた。 仁科町長は1期目の4年間について「評価は町議会や町民に委ねる」としつつ、町民が主役の町政実現には「道半ばと認識している」と述べた。少子高齢化や人口減少など多くの課題が山積する中で「町民が安全で安心して暮らせるよう、次期も引き続きかじ取り役として全力を尽くす」と再選への意欲を語った。 次期町長選には、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)=同町仁田=が立候補する意向を示している。
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松崎町長選出口調査 岩科診療所見直し6割要望
28日に投開票された松崎町長選の期日前投票期間中、静岡新聞社が行った出口調査で、岩科診療所の開設について「必要性を再検討」と答えた人が33%で最多だった。25%を占めた「建設地を再検討」と合わせ、回答者の約6割が現行計画の見直しを求めた。 診療所は旧岩科幼稚園を改築して2023年4月の開院を目指すが、現町政と議会の対立で難航し、計画の先行きは次期町政に委ねられる。調査は、ほかに「現行計画に賛成」「わからない」を設け、4択で行った。「現行計画に賛成」は30%、「わからない」は12%だった。 一方、次期町政に最も期待する政策は「医療福祉」が最多の29%。診療所の設問で「必要性を再検討」と答え
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東伊豆町長選 岩井茂樹元参院議員出馬へ 現職太田氏、4期で退任
2022年3月25日に任期満了を迎える東伊豆町長選で、元自民党参院議員で国土交通副大臣を務めた岩井茂樹氏(53)が29日までに、無所属で出馬する意向を固めた。一方、現職の太田長八氏(70)は同日、4期目の今期限りで退任する意向を表明した。 同町長選へ出馬の意向が明らかになったのは、岩井氏が初めて。30日に正式表明する。岩井氏は取材に「東伊豆町の支援者から要請を受け、決断した。国政の経験を生かし、人口減を食い止めていきたい」と出馬の動機を述べた。既に三島市から同町へ移り住み、準備を進めている。 太田氏は同日町役場で開かれた記者会見で、「4期目当初から、今期限りと決めていた。後進に道を譲りた
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次期市長選・出馬表明の小長井市長 JR駅周辺整備など重点施策
富士市議会11月定例会は29日、一般質問を行った。次期市長選(12月12日告示、19日投開票)に出馬表明している小長井義正市長は当選した場合の重点施策に、スポーツ観光やJR富士駅・新富士駅周辺整備、市立中央病院建て替え検討を挙げた。小池智明氏(ふじ21)への答弁。 小長井市長は「8年で完遂できなかった事業を着実に進め、未来を見据えた事業を積極果敢に展開する」と決意を述べた。スポーツ振興やスポーツ観光では、2025年に稼働予定の総合体育館や富士川緑地の整備と自転車活用促進を進め、景観や気候を生かしたにぎわい創出を図る方針を示した。 2期8年の施策を振り返った小長井市長は、印象深い事業として
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深沢氏に当選証書「信頼される役場に」 松崎町長選
松崎町選挙管理委員会は29日、任期満了に伴う松崎町長選で初当選した深沢準弥氏(54)と、町議補選で当選した武田勝彦氏(68)の当選証書授与式を町環境改善センターで開いた。深沢氏の任期は12月14日から4年間。武田氏は2023年4月20日まで。 深沢氏は田口聡委員長から当選証書を受け「町民の皆さんの期待がこれから厳しい目に変わり、真価が問われる。まずは職員の意識向上に努め、信頼される役場にする」と決意を新たにした。 田口委員長は「一体感と調和、人口が少ない町だからこそできるスピーディーでユニークな政策に期待する」と呼び掛けた。
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立候補予定者 説明会に2陣営 裾野市長選
裾野市選挙管理委員会は29日、任期満了に伴う市長選(2022年1月16日告示、23日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。出馬を表明している現職の高村謙二氏(57)と新人で市議の村田悠氏(34)の2陣営が出席した。 市選管や裾野署の担当者らが選挙運動の注意点、今後の日程などを説明した。10月18日現在の選挙人名簿登録者数は4万2126人(男2万1359人、女2万767人)。
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解説・松崎町長選 公務実績を支持 確実な成果期待
新人同士で争った松崎町長選は元町職員の深沢準弥氏が圧勝した。告示まで1カ月を切って出馬表明し大差をつけたのは、長年の公務実績や地域活動で得た厚い人望が背景にある。町政への期待が大きいだけに、確実な成果が求められる。 選挙戦では「今変えなければ、町は時代の変化に取り残される」と再三訴えた。重点の防災や人口減少対策などについて、町民の目に見える形で成果を示さなければならない。 町長と町議が反目し停滞が続いた町は、これからが活性化の分岐点と言える。地域との対話を軸に、町の立て直しを図る実動に注目したい。
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松崎町長選28日投開票 町議補選も
任期満了に伴う松崎町長選と議員辞職に伴う町議補選(欠員1)は28日、投票が行われ、即日開票される。町長選はいずれも無所属新人で、元町議の藤井要氏(70)と元町職員の深沢準弥氏(54)が立候補している。両氏は人口減少対策や観光再生などを焦点に論戦を繰り広げている。 投票は午前7時から午後7時(一部は6時)まで町内15カ所で行われ、午後8時から町環境改善センターで開票される。午後9時ごろに大勢が判明する見通し。 22日現在の選挙人名簿登録者数は5597人(男2630人、女2967人)。 松崎町長選立候補者 藤井要[ふじいかなめ]70 無新 ▽元=町議、農協職員。松崎高卒。那賀 深
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2月定例会の日程案を内定 富士市議会議運
富士市議会議会運営委員会は26日、市議会2月定例会の会期を2022年2月15日~3月23日まで37日間とする日程案を内定した。 2月定例会は初日の2月15日に、市長選後初めて、市長が施政方針を行う。施政方針に対する質疑は3月4、7日に、一般質問は7~10の4日間を予定する。新年度予算案などの付託議案を審査する常任委員会は、総務市民、環境経済委員会が14、15日、文教民生、建設水道委員会が16、17日。 議運では、開会中の11月定例会で、29日に上程される市教育長と教育委員会委員の2件の人事案を即決で採決することも決めた。
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松崎町長選終盤情勢 深沢氏/手堅く集票 藤井氏/懸命に追う
任期満了に伴う松崎町長選は28日の投開票に向けて終盤戦に入った。無所属新人同士の一騎打ちは、元町職員の深沢準弥氏(54)が手堅く支持を集めて優位に立ち、元町議の藤井要氏(70)が懸命に追う展開。浮動票の獲得に向け、両陣営がしのぎを削っている。 深沢氏は自らが所属する住民団体や役場OBなどから幅広い支援を受け、全町的に浸透する。「さあ、新しい松崎へ」をスローガンに掲げ、若さを前面に出して変革を訴える。会員制交流サイト(SNS)での情報発信にも注力し、特に若い世代の支持は厚い。 告示まで1カ月を切って出馬表明し、出遅れが懸念されたが、強固な人脈、街頭演説を多く取り入れた「顔を売る」スタイルで
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期日前投票始まる 町生涯学習センター 松崎町長選、町議補選
任期満了に伴う松崎町長選と議員辞職に伴う町議補選(欠員1)の期日前投票が24日、町生涯学習センターで始まった。27日まで。各日午前8時半から午後8時まで受け付ける。投開票は28日。 町長選にはいずれも無所属新人で、元町議の藤井要氏(70)と元町職員の深沢準弥氏(54)の2氏、町議補選には元職3氏が立候補している。 28日の投票は午前7時から午後7時(一部は6時)まで町内15カ所で行われ、即日開票する。
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松崎町長選 立候補者アンケート 藤井要氏/深沢準弥氏
任期満了に伴う松崎町長選は28日に投開票を迎える。選挙戦を繰り広げる新人の藤井要氏(70)と深沢準弥氏(54)に政策や課題を聞いた。 藤井要(ふじいかなめ)氏 無新 70歳 ◆人口減少が進む町に必要な政策は 大きな雇用を生む企業誘致が難しい現状があるため、移住定住者や交流人口を増やすことを優先させる。歴史や文化、自然を生かしたわび・さびのまちづくりが必要と考える。同じ経済圏の近隣市町と連携した観光振興にも注力する。 ◆岩科診療所開設に対する考えは 岩科地区に診療所を開設しても人口減少による過疎化が大きな問題になる。公的施設が集中し、アクセスが便利な生活圏内に建設するべきだ。町民
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松崎町長選 藤井氏、深沢氏が届け出 28日投開票、町議補選も
任期満了に伴う松崎町長選と議員辞職に伴う町議補選(欠員1)が23日、告示された。町長選はいずれも無所属新人で、元町議の藤井要氏(70)と元町職員の深沢準弥氏(54)が立候補し、選挙戦に入った。観光や経済の再生、人口減少対策などを巡る論戦が期待される。 町議補選にはいずれも元職で、家具販売業の稲葉昭宏氏(79)、元町職員の福本栄一郎氏(73)、売店経営の武田勝彦氏(68)の3氏が届け出た。 投票は28日午前7時から午後7時(一部は6時)まで町内15カ所で行われ、午後8時から町環境改善センターで即日開票する。 22日現在の選挙人名簿登録者数は5597人(男2630人、女2967人)。
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松崎町長選 立候補者の横顔 藤井要(ふじい・かなめ)氏
議会や職員との対立が目につく町政に大きな不満を抱いた。「町民を置き去りにしてしまっている。未来に希望が持てる町に変えたい、変えなければならない」と立候補を決意した。「うそはつかない、ごまかさない、失敗は素直に謝る」を胸に刻み、健全な町政運営を約束する。 急速に進む人口減少に危機感を示し、少子化対策を重点施策に置く。「子どもは地域の宝。安心できる子育て環境を整える」とし、遊び場の整備や出産祝い金の拡充、英語教育の強化などを訴える。懸案の岩科診療所開設に関しては建設地を再考する意向を示し、近隣市町と連携した第2次、3次救急体制の充実にも意欲を見せる。 自身の性格について「迷惑を掛けてしまうの
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松崎町長選 立候補者の横顔 深沢準弥(ふかざわ・じゅんや)氏
決して政治的野心があったわけではない。厳しい社会情勢を受け、疲弊する町を放っておけない気持ちが自らを突き動かした。「次の4年間は町の将来を左右する分岐点になる。持てる力を地域のために使いたい」。安定した公務員生活をなげうって出馬を決めた覚悟がにじむ。 約30年間にわたり町職員として業務を全うする中、登庁前には海岸清掃、土日は少年野球チームの監督と、公私問わず地域のために汗をかいてきた。こうした町を思う行動力と若さを発揮し「人口が減っても、全ての世代がいきいきと活躍できるまちづくりを進める」と意気込む。 11月に入り、出馬表明した。表明の翌日から告示前日まで毎朝、町中心部で演説し、思いを伝
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松崎町議補選立候補者 欠員①―3 届け出順
(氏名、年齢、党派、現新元別、当選回数、職業・肩書、経歴、住所の順) 稲葉昭宏[いなば・あきひろ]79 無元⑥ 家具販売業[元]議長▽松崎 福本栄一郎[ふくもと・えいいちろう]73 無元② [元]町職員、ホテル従業員▽松崎 武田勝彦[たけだ・かつひこ]68 無元① 売店経営[元]トヨタ自動車社員▽桜田
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松崎町長選・町議補選が告示
任期満了に伴う松崎町長選と議員辞職に伴う町議補選(欠員1)が23日、告示された。町長選はいずれも無所属新人の藤井要氏(70)と深沢準弥氏(54)が届け出て選挙戦に入った。
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高齢者の居場所づくり 住民参画が必要【迫る 松崎町長選㊦】
高齢者が集い、マッサージを受けながら会話を弾ませる。松崎町峰輪の公民館で行われているサロン活動の一場面。運営するのは地区の老人会長を務める小笠原司さん(80)。「住民に地域に出てきてもらうのが一番の目的」と狙いを語る。 活動は8年前に開始し、地元の鈴木康之さん(68)と二人三脚で続けている。週1回活動し、利用者は毎回、和やかな雰囲気を楽しみ、マッサージを終えると心も体もすっきりした様子で帰って行く。迎える側の小笠原さん自身も後期高齢者。「いつまで続けられるか分からない」と不安を募らせる。 町内ではサロンなど寄り合いの場が高齢者の生きがいや見守りにつながっているが、「元気な高齢者が高齢者を
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松崎町長選23日告示 町議補選も
任期満了に伴う松崎町長選と議員辞職に伴う町議補選(欠員1)が23日、告示される。投開票日は28日。 町長選にはいずれも新人で、元町議の藤井要氏(70)と、元町職員の深沢準弥氏(54)が立候補を予定している。町議補選には元職3人が出馬の意向を示している。 立候補の届け出は23日午前8時半から午後5時まで、町環境改善センターで受け付ける。投票は28日午前7時から午後7時(一部は6時)まで町内15カ所で行われ、午後8時から同センターで即日開票する。 10月31日現在の選挙人名簿登録者数は5595人(男2632人、女2963人)。
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「関係人口」の拡大 資源生かした政策を【迫る 松崎町長選㊥】
「物音一つしない、空気がきれいな環境で行う作業は格別」。駿河湾を眼下に望む松崎町石部で棚田の草刈りをしながら、貴志裕紀さん(52)は汗をぬぐう。妻の優恵さん(57)と2020年12月に横浜市から移住し、不動産の起業準備を進める傍ら、石部棚田保存会の活動に携わる。 人口が6174人(10月31日現在)と県内市町で最少の松崎町にとって移住者の増加は悲願だ。町は20年7月策定の第2期総合戦略で、地域と多様に関わる「関係人口」の拡大に注力する方針を示した。自然減が避けられない状況を踏まえ、町に関心を持つ人を増やし、そこから移住定住につなげて人口減少を抑制しようという考えだ。 町はここ数年、棚田の
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仁科函南町長 再選出馬の意向 来年4月任期満了
函南町の仁科喜世志町長(71)は20日までに、来年4月10日の任期満了に伴う町長選(同3月下旬予定)に再選を目指して出馬する意向を支援者に伝えた。30日開会の町議会12月定例会で正式に表明する見通し。関係者への取材で分かった。 仁科氏は同町出身。2010年まで町職員として勤務した後、11年から県議を2期務めた。18年の町長選で初当選し、1期目は町に甚大な浸水被害をもたらした19年の台風19号への対応や、新型コロナウイルスワクチンの接種体制整備などに取り組んだ。 来年の町長選には、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)=同町仁田=が立候補する意向を示している。
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岩科診療所開設計画 民意聞き方向性示せ【迫る松崎町長選㊤】
桜葉の産地として知られる松崎町岩科地区。その中心部にある旧岩科幼稚園を建設地とする岩科診療所開設は町の懸案の一つだ。町は2023年4月開院を目指すが、議会との対立で難航する。長嶋精一町長が今期で退任するため、そのかじ取りはただちに、次の町長に委ねられる。 町は18年12月に診療所開設を明言し、災害時に孤立する恐れから同地区を選んだ。当初は21年4月開院を見込んだが、コロナ禍で2度延期した。現行計画では、地域医療振興協会(東京都)を指定管理者とする総合診療を想定する。総事業費は約1億7千万円。開院から5年間で7300万円の赤字を想定し、このうち3500万円は国の交付金で補う。 9月の町議会
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函南町長選に塩谷氏出馬へ 環境保護活動家
函南町仁田の環境保護活動家塩谷敬治氏(66)が18日までに、来年4月10日の任期満了に伴う同町長選(同3月下旬予定)に出馬する意向を固めた。 塩谷氏は河川を利用した水力発電の普及、ごみの再利用を重点政策に掲げ、「川のエネルギー活用を町長として国に働き掛け、取り組みを発信していきたい」と述べた。 塩谷氏は旧中伊豆町(現伊豆市)出身。2018年3月の函南町長選に出馬し、落選している。来年の同町長選に出馬する意向を明らかにしたのは塩谷氏が初めて。
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構図一転の松崎町長選 確かな目で見る選挙に【湧水】
任期満了に伴う松崎町長選が23日に告示される。現職の長嶋精一町長(70)が15日に急きょ出馬を断念し、新人同士の一騎打ちになる見通し。現町政の評価を問う選挙から一転し、「明確な争点がなくなった」との声が聞かれる。確かにその感は否めないが、候補者の訴えに耳を傾ける必要性が高まったとも言える。貴重な一票を誰に託すべきか、有権者はじっくり考えたい。 立候補を予定するのは元町議の藤井要氏(70)と元町職員の深沢準弥氏(54)。藤井氏は少子化対策に力点を置き、遊び場の整備などを訴えるとみられる。深沢氏は民間と連携したまちづくりや防災などに注力するとしている。選挙戦に目を凝らせば、町民一人一人にとって
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町長選に2陣営 町議補選は3陣営 松崎・書類事前審査
松崎町選挙管理委員会は15日、任期満了に伴う町長選(23日告示、28日投開票)と議員辞職に伴う欠員1の町議補選(同)の立候補届け出書類事前審査を町環境改善センターで行った。 町長選はいずれも新人で、元町議の藤井要氏(70)=同町那賀=と元町職員の深沢準弥氏(54)=同町松崎=の2陣営が出席した。8日の立候補予定者説明会では出席が1陣営のみだった町議補選には、元町議の福本栄一郎氏(73)=同町松崎=に加え、いずれも元町議の稲葉昭宏氏(79)=同町松崎=と武田勝彦氏(68)=同町桜田=の3陣営が出席した。 各陣営の関係者が書類を持参し、町選管の職員が不備がないかを確認した。
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経済活性化へまい進 河津町長選 岸氏に当選証書付与
河津町選挙管理委員会は15日、任期満了に伴う同町長選で無投票再選された岸重宏氏(71)への当選証書付与式を町役場で開いた。 岸氏は2期目について、「新型コロナウイルス対策に全力を尽くす。経済活性化や、にぎわいづくりに向け、町民とともに『共創』のまちづくりにまい進したい」と抱負を述べた。 式典では町選管の板垣保委員長が岸氏に当選証書を手渡し、「町を取り巻く課題は山積している。一歩一歩着実に町政を進めてほしい」と要望した。 岸氏の2期目の任期は26日から4年間。
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長嶋松崎町長が再選出馬断念 4年間「やりきった」
任期満了に伴う松崎町長選(23日告示、28日投開票)に再選を目指し出馬を表明していた現職の長嶋精一町長(70)は15日の記者会見で、健康上の理由から出馬を断念し、今期限りで退任する考えを示した。「支援者には本当に申し訳ない」とし、町政を担った4年間に関し「精いっぱいやりきった。悔いはない」と語った。 9月に町長選への出馬を表明したが、当時から体調が優れず「70歳で区切りを付け、1期4年で辞める考えもあった」と明かした。支援者に背中を押されて出馬を決めたものの「葛藤があり、ストレスが蓄積していた」とも話した。 現町政は道の駅「花の三聖苑」への直売所設置と岩科診療所開設に関する議案修正を拒絶
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立候補予定者説明会に1陣営 富士市長選
富士市選挙管理委員会は12日、任期満了に伴う市長選(12月12日告示、19日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。既に出馬表明している現職の小長井義正氏(66)の陣営のみが出席した。 市選管が今後の日程や選挙活動の注意事項などを説明。富士署や吉原郵便局、静岡地方法務局富士支局の担当者が各種手続きを伝えた。後藤環委員長は「市民に最も身近で関心のある選挙。ルールを守り、公正公平な選挙活動をしてほしい」と述べた。事前審査は12月2日に実施する。 10月18日現在の選挙人名簿登録者数は20万8664人(男10万2907人、女10万5757人)。
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藤枝市議選 4月17日投開票
藤枝市選挙管理委員会は12日、2022年4月30日の任期満了に伴う市議選(定数22)の日程を4月10日告示、同17日投開票と決めた。 10月30日現在の選挙人名簿登録者数は12万97人(男5万8298人、女6万1799人)。
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防災や医療で持論展開 出馬予定3氏が公開討論 松崎町長選
下田青年会議所(JC)は12日夜、任期満了に伴う松崎町長選(23日告示、28日投開票)の立候補予定者を招いた公開討論会を同町の環境改善センターで開いた。出馬を表明している現職の長嶋精一氏(70)、元町議の藤井要氏(70)、元町職員の深沢準弥氏(54)が出席し、防災や医療など4テーマで持論を展開した。 冒頭で3氏が政治理念や出馬表明の思いを語った。長嶋氏は町内の医師不足に危機感を示し「町民の命を守るのは町長の責務。岩科診療所は必要」と強調した。藤井氏はスムーズな町政運営を訴え「町民の皆さまとともにこの町を希望の持てる町にしたい」と力を込めた。深沢氏は社会情勢の変化を踏まえ「今が町のために重要
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静岡人インタビュー「この人」 杉山広充さん 川根本町議会議長に就任
33年の教員歴を持ち、これまで川根本町教育長などを歴任した。2017年に初当選。当選2回。70歳。 ―議員を志したきっかけは。 「『必要とされる時こそ全力をつくせ』。学生時代の恩師の言葉が心に残っている。前任者の引退に伴い、同じ地区の町民から背中を押されて、町議に立候補した。周囲の期待に応えたい。その一心だった」 ―どのような議会を目指したいか。 「住民の声にしっかり耳を傾けて、議会や委員会等で話し合い、提案、提言につなげる。学びの姿勢を常に崩さず、疑問に思った点は調査を促したい。議員の能力や個性が光る議会を目指す」 ―初の無投票に終わった町議選を振り返って。 「町民の期待に恥じ
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人口減阻止へ目に見える成果期待 河津町長選・岸氏無投票再選
河津町長選は9日告示され、無所属で現職の岸重宏氏(71)の無投票再選が決まった。4年前、町を二分した前町長の解職請求(リコール)成立に伴う出直し町長選から一転、無風の選挙となった。 4年前のリコールの焦点になった複合施設建設は、岸町政の下で子育て支援施設の単独整備に方針転換された。既に町役場隣接地で着工し、2021年度中の完成を目指す。「共働き世帯も増え、子どもの一時預かりは助かる」(子育て中の40代男性)と期待する声は大きい。 同町は13~17年の合計特殊出生率が1・67と県内市町で6位の一方、親世代となる若者の流出で子どもの数自体は減少し、23年には町立3小学校の統合も決まっている。
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河津町長に岸重宏氏再選 無投票は2014年以来
任期満了に伴う河津町長選は9日午後5時に立候補の届け出が締め切られ、無所属で現職の岸重宏氏(71)以外に届け出はなく、無投票での再選が決まった。無投票は2014年以来。 岸氏は17年の前町長への解職請求(リコール)に伴う出直し選で初当選した後、町内融和に努め、リコールの焦点となった子育て支援施設建設に道筋を付けた点を強調した。スムーズなワクチン接種など新型コロナウイルス対策も一定の評価を得て、無投票当選につなげた。 午後5時過ぎ、同町峰の事務所で支持者に出迎えられた岸氏は「町政は町民の支えがあって成り立つ。一生懸命、誠実に取り組んでいきたい」と決意を述べた。 河津町長の略歴 岸重宏
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岸重宏氏 河津町長2期目の抱負 民間連携強化へ専門係
町を二分した前町長の解職請求(リコール)に伴う出直し選で初当選してから4年。混乱した町政を収めることに注力した1期目を「情報を開示し、町民の意見に耳を傾けてきた」と振り返る。 リコールの争点だった子育て支援施設は着工、高校生までの医療費無償化や町立幼稚園の預かり保育延長なども進め、「働く世代を増やすための施策を着実に実行してきた」と自負する。新型コロナウイルス対応でもワクチン接種やプレミアム付き商品券の発行など「スピード感を持ってやってきた」と一定の手応えを口にする。 2期目は「共創のまちづくり」をテーマに掲げる。2023年に統合する町立3小学校の跡地活用や、河津バガテル公園の再生など、
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デジタル化推進へ連携強化 静岡県中部5市2町首長会議
連携中枢都市圏を形成する県中部5市2町(静岡、島田、焼津、藤枝、牧之原の各市と吉田、川根本両町)は9日、本年度2回目の首長会議を藤枝市内で開いた。共通の電子申請サービスを導入してデジタル化を連携して推進するなど、2022年度の取り組み方針を確認した。 電子申請では、これまで役所の窓口で行っていた各種の手続きをインターネットで行えるようにして、住民サービスの向上や行政運営の効率化を図る。漁港の業務に情報通信技術(ICT)を取り入れて生産性向上を目指すための調査に着手するほか、アフターコロナを見据えてインバウンドや国際交流を進める人材の育成も行う。 会議は非公開で、終了後に首長が記者会見した
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現職の岸氏が届け出 河津町長選 無投票の公算
任期満了に伴う河津町長選は9日、告示され、再選を目指す無所属で現職の岸重宏氏(71)が立候補を届け出た。他に立候補の動きは見られず、無投票当選の公算が大きい。 立候補の届け出は同日午後5時まで町役場で受け付ける。選挙戦になった場合、投票は14日午前7時から午後6時まで町内11カ所で行われ、午後7時半から町役場で即日開票される。期日前投票は10日から13日まで、午前8時半から午後8時まで、町保健福祉センターで行われる。 8日現在の選挙人名簿登録者数は6068人(男2921人、女3147人)。 岸重宏[きししげひろ] 71 無現① ▽現=町長▽元=副町長、町総務課長。中央大卒。峰
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河津町長選が告示 現職・岸氏が届け出
任期満了に伴う河津町長選が9日告示され、無所属で現職の岸重宏氏(71)が立候補を届け出た。
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町長選に3陣営 町議補選1陣営 松崎・事前説明会
松崎町選挙管理委員会は8日、任期満了に伴う町長選(23日告示、28日投開票)と議員辞職に伴う欠員1の町議補選(同)の立候補予定者事前説明会を町環境改善センターで開いた。町長選は現職の長嶋精一氏(70)と元町議の藤井要氏(70)、元町職員の深沢準弥氏(54)の3陣営、町議補選には同町松崎の元町議福本栄一郎氏(73)の1陣営が出席した。 町選管や下田署の担当者らが選挙運動の注意点などを説明した。立候補届け出書類の事前審査は15日に行う。10月31日現在の選挙人名簿登録者数は5595人(男2632人、女2963人)。
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河津町長選 9日告示 無投票の公算
任期満了に伴う河津町長選は9日、告示される。立候補を表明しているのは、再選を目指す現職で無所属の岸重宏氏(71)のみで、無投票の公算が大きい。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、同町役場で受け付ける。選挙戦になった場合、投票は14日午前7時から午後6時まで町内11カ所で行われ、午後7時半から即日開票される。 10月18日現在の選挙人名簿登録者数は6076人(男2929人、女3147人)。
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沼津市長選 2022年4月24日投開票
沼津市選挙管理委員会は4日、任期満了(2022年4月28日)に伴う市長選の日程を4月17日告示、24日投開票と決めた。 1期目の頼重秀一市長(53)を含め、これまでに立候補の意向を示した人はいない。 9月1日現在の選挙人名簿登録者数は16万4023人(男8万793人、女8万3230人)。
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事前審査に1陣営 河津町長選
任期満了に伴う河津町長選(9日告示、14日投開票)の立候補届け出書類の事前審査が4日、町役場で行われた。現職の岸重宏氏(71)の1陣営のみが出席し、町選管職員が書類に不備がないかを確認した。 他に立候補の動きはなく、2014年以来の無投票となる可能性が高まっている。
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長泉町議会に女性議員復活 政治参加の機運醸成を【湧水】
9月の長泉町議選で16年ぶりに女性町議2人が誕生した。男性中心の町議会に新しい風を吹かせてほしい。「子育ての町」とも呼ばれる長泉町だけに、子育て現役世代の女性が政治に参加しやすい環境を整備し、さまざまな町民の思いを町政に反映できる機会につながるよう期待したい。 2人が出馬を決めたのは、5月に開催した女性議会への参加がきっかけ。町議会が議会の女性不在に危機感を抱き、10年ぶりに企画した。公募で集まった町内在住女性9人が模擬の一般質問に臨み、町幹部が答えることで、町の状況や予算の使い方などを実感し、町政への理解を深める場になったという。 今回選では、子育て世代の女性による自主的な動きもみられ
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12月富士市長選 若者の投票率向上目指せ 富士市が「大作戦」
12月に市長選を控える富士市は、投票率が低迷する18~20歳への啓発のため、市内6高校の生徒が動画で投票を呼び掛ける「若者の投票率アップ大作戦」を開始した。2日、初回となる動画撮影が市立高で行われた。 大作戦は、富士市立、富士東、富士見、吉原工業、富士、吉原の6校の有志が登場する約15秒のプロモーション動画を各校ごと計6本を制作。市長選(12月12日公示、19日投開票)の選挙期間中に、若者が最も使用するとされるSNS「インスタグラム」に広告として市内の18~20歳にプッシュ型で配信する。来年7月の参院選にも活用する予定。 年代の近い高校生が登場することで閲覧者となる若者の共感を高めるだけ
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松崎町長選出馬 深沢氏が正式表明
松崎町元職員の深沢準弥氏(54)=同町松崎=は1日、町内で記者会見を開き、任期満了に伴う同町長選(11月23日告示、28日投開票)に無所属で出馬すると正式に表明した。 地域経済の衰退や町と議会が対立する現状に危機感を示し「スピードと誠意、対話のある町政運営が必要」と強調。行政経験を生かした防災対策などを重点に挙げ「人口が少なくても、皆さんが生き生きと活躍できる町にしたい」と述べた。 同町出身で関東学院大卒。1990年に町役場に入り、教育委員会事務局長や企画観光課長を歴任し、10月31日付で退職した。 町長選には現職の長嶋精一氏(70)と元町議の藤井要氏(70)が出馬を表明している。
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河津町長選説明会 現職1陣営が出席 無投票の可能性
河津町選挙管理委員会(板垣保委員長)は27日、任期満了に伴う町長選(11月9日告示、同月14日投開票)の立候補者説明会を町役場で開いた。出席したのは、既に出馬表明している現職の岸重宏氏(71)の陣営のみで、2014年以来の無投票になる可能性が高まった。 板垣委員長は「ルールを厳守し、明るい選挙をお願いしたい」とあいさつし、町選管や下田署、伊東郵便局の担当者が選挙運動に関する注意点を説明した。立候補届け出書類の事前審査は11月4日に町役場で実施する。 10月19日現在の選挙人名簿登録者は6076人(男2929人、女3147人)。
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杉本市長に当選証書 牧之原市選管、新市議16人にも
牧之原市選挙管理委員会は25日、任期満了に伴う市長選と市議選で当選した杉本基久雄氏と新市議16人に対する当選証書付与式を市役所榛原庁舎で開いた。 原崎久春委員長が当選者一人一人に証書を手渡し、「明るい未来が感じられる街となるよう、英知を結集して」と呼び掛けた。当選者を代表し、杉本氏が「市の課題は大きい。皆さんと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、よりよいまちづくりを進めたい」と抱負を述べた。 市長と市議の任期は30日からの4年間。市長選は無投票で現職杉本氏の再選が決まった。市議選は定数16に対し20人が名乗りを上げ、投票率は63・7%だった。
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富士宮市議会「改革に力を」 新市議5人に当選証書
24日に投開票が行われた富士宮市議補選の当選証書付与式が25日、市役所で行われ、新市議5人がほかの市議や市幹部と初顔合わせした。5人を出迎えた小松快造議長は「力を貸してほしい」と協力を求め、新体制での議会改革に意欲を示した。 小松議長は新市議との顔合わせで、設置予定の特別委員会で検討する政治倫理条例に触れ「5人をお待ちしていた。外から見た目を正直に入れてほしい。できれば早い時期に条例を制定できるようにしたい」と伝えた。 当選者の内訳は元職1人、新人4人。1万票超を得てトップ当選した元職の望月芳将氏(44)は「市民のため議会政治をしていく。議会改革は外部の声を聞きながら進めることが重要だ」
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相次ぐ不祥事 異例の富士宮市議補選 議会改革、本番これから
不祥事で現職市議の辞職が相次いだことなどに伴い実施された富士宮市議補選(欠員5)は24日投開票が行われ、投票率は43・41%と、2019年4月の前回市議選(47・42%)に迫る水準になった。選挙戦では多くの候補者が不祥事を意識して定数削減など「議会改革」に言及。市民からは「(補選を)市議会立て直しのきっかけに」と注文する声が上がった。 同市議会では、5月に県迷惑防止条例違反容疑で現職市議1人が逮捕され、9月には議長選に絡む贈賄申し込み事件で2人の市議が逮捕や書類送検される事態となって混乱が続いた。 「自分たちで市民の代表をきちんと選ばなければ、という気持ちが高まった」。選挙期間中、地元公
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富士宮市議補選 5人顔触れが決まる 投票率は43.41%
不祥事で現職市議の辞職が相次いだことなどに伴い実施された富士宮市議補選(欠員5)は24日、投開票が行われ、5人の顔触れが決まった。内訳は元職1人、新人4人。補選には10人が立候補していた。投票率は43・41%だった。 富士宮市議補選開票結果(欠員5―候補者数10) 当 11,965 望月芳将 44 無元④ 当 5,995 臼井由紀子 70 無新① 当 4,219 佐野和也 48 無新① 当 4,079 仲亀恭平 32 無新① 当 3,935 船山恵子 67 無新① 3,823 芦川幹弘 62 無新 3,646 平下尚己 52 無新 3,384 石
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牧之原新市議16人決まる 投票率は63.7%
任期満了に伴う牧之原市議選(定数16)は24日、投票が行われ、即日開票の結果、新市議16人が決まった。投票率は63・7%で、同市長選や衆院選と投開票日が同一だった前回選を2・89ポイント下回った。当選者の内訳は現職8人、新人8人。不祥事で現職市議の辞職が相次いだことなどに伴い実施された富士宮市議補選(欠員5)は24日、投開票が行われ、5人の顔触れが決まった。内訳は元職1人、新人4人。補選には10人が立候補していた。投票率は43・41%だった。 牧之原市議選開票結果(定数16―候補者数20) 当 1,801 植田博巳 70 無現③ 当 1,624 谷口恵世 44 無新① 当 1,52
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牧之原市議選 富士宮市議補選 24日投開票
任期満了に伴う牧之原市議選(定数16)と汚職事件などに伴う富士宮市議補選(欠員5)は24日、投票が行われ、即日開票される。両市とも同日深夜には大勢が判明する見通し。 牧之原市議選は現職11、新人9の計20人、富士宮市議補選は元職1、新人9の計10人が立候補し、激しい選挙戦を繰り広げている。投票は午前7時から午後8時まで。牧之原市は午後9時半から、富士宮市は午後9時15分から即日開票される。 16日現在の選挙人名簿登録者数は牧之原市3万6344人(男1万7926人、女1万8418人)、富士宮市10万9255人(男5万3780人、女5万5475人)。
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大詰めの牧之原市議選 細江、波津 3人出馬で激戦
任期満了に伴う牧之原市議選(定数16)は24日の投開票に向け、終盤戦に突入した。立候補したのは、現職11人、新人9人の計20人。世代交代の様相も呈し、幅広い世代の候補者が激しい選挙戦を繰り広げている。 旧榛原町では、大票田の細江から名乗りを上げた木村、村田、絹村の3氏がしのぎを削る。静波の大井氏は他陣営からの切り崩しを警戒。勝間田は前回トップ当選だった大石氏が地元以外からも広く集票し、加藤氏は市内全域を回って支持を呼び掛ける。川崎の浜崎氏は堅調な戦い。坂口の谷口氏は若さも武器に地元を固め、板倉氏は地道に動く。牧之原の中野氏は票固めに奔走する。 旧相良町では、片浜の石山氏が26歳の若さをア
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衆院選期日前投票スタート 静岡県内、トリプル選の市町も
19日公示された衆院選(31日投開票)の期日前投票が20日、静岡県内全ての市区町で始まった。23日までは参院静岡選挙区補欠選挙(24日投開票)が重なり、牧之原市は市議選、富士宮市は市議補選との“トリプル選”となる。異例の日程の中で各市町の選挙管理委員会はミスや混乱なく作業を進めるため、万全の態勢で臨む。20~23日の4日間は特に期日前投票に訪れる人が多いと見込み、「投票率アップにつなげたい」(静岡市選管)と期待する。 牧之原市は市議選に加え参院補選、衆院選の小選挙区と比例代表、最高裁裁判官国民審査の計五つの投票が重複する。市選管は投票所のスペースを拡大し、記載台を倍
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御殿場市12年ぶり新市長 将来像提示と対話に期待【湧水】
3日に投開票が行われた御殿場市長選で、元副市長の勝又正美氏(66)が初当選し、就任した。辞職した前市長の事実上の後継者として出馬し、陣営の規模で相手候補を大きく上回りながら、票差はわずかだった。当選翌日に自身が語った「市民全員のため」の市政運営を期待したい。 静岡新聞社が期日前投票期間中に実施した出口調査で、前市長の市政運営を「評価する」「どちらかといえば評価する」と答えた有権者は約7割に達した。しかし、市長選全体の勝又氏の得票は有効投票の51・7%だった。長引くコロナ禍で閉塞(へいそく)感を抱く有権者が、「刷新」を掲げた相手候補に期待を寄せていた結果とも考えられる。 その上で、勝又市長
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川根本町の薗田新町長が初登庁 「安心安全 最優先に」訓示
10月の川根本町長選で初当選した薗田靖邦新町長(62)が18日、町役場に初登庁した。就任式で職員約40人を前に「町民の安心と安全な暮らしをしっかり守ることを最優先する」と決意を語った。 薗田町長は職員らに出迎えられて、入庁した。初訓示で人口減少に直面する町について、「社会動態は創意工夫と努力で好転が可能」とし、移住定住対策の強化を進め、不足する農林・商工・観光業の担い手創出につなげる考えを示した。 さらに、「町民の幸せな笑顔を思い描き、未来につながるまちづくりに協力してほしい」と職員に呼び掛けた。 薗田氏は2013年の町議選で初当選し、2期目には議長を務めた。町長の任期は10月16日か
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牧之原市長に杉本氏無投票再選 牧之原市議選、富士宮市議補選告示
任期満了に伴う牧之原市長選と市議選、汚職事件などに伴う富士宮市議補選が17日、告示された。市長選は現職の杉本基久雄氏(64)以外に立候補の届け出がなく、無投票再選が決まった。牧之原市議選は定数16に対し現職11人、新人9人の計20人、富士宮市議補選は欠員5に対し元職1人、新人9人の計10人が立候補し選挙戦に入った。 市議選、市議補選の投票はいずれも24日午前7時から午後8時に行われ、同日夜に即日開票される。期日前投票は18日から23日にそれぞれの市役所で受け付ける。16日現在の選挙人名簿登録者数は牧之原市3万6344人(男1万7926人、女1万8418人)、富士宮市10万9255人(男5万
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牧之原新市長の抱負 杉本基久雄氏 産業振興に向け意欲
「道半ばのプロジェクトをやり遂げる」。掲げるのは、牧之原台地と沿岸部の榛原、相良各地域の中心市街地を核とする、高台と沿岸部を日本一の山に見立てた「富士山型のまちづくり」。約40年にわたる行政経験を生かしながら奔走してきた1期目に続き、にぎわい創出や産業振興に向けて意欲を燃やす。 東名高速道インターチェンジ周辺の高台開発、榛原地区のサーフィン施設を中心とした開発計画、防災拠点となる相良地区の多目的体育館の建設など、市の重点施策は重要な局面にある。職員時代からの信条は「なせば成る」。前向きな思考で施策を推進し、拠点の活性化による持続可能なまちづくりを目指す。 危機感が年々強まっているのは、少
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牧之原市議選 立候補者(届け出順、定数16―20)
中野康子 73 無現 議長 大井俊彦 68 無現 副議長 植田博巳 70 無現 [元]大井川広域水道技監 平口朋彦 49 無現 [元]観光会社員 浜崎一輝 53 無現 生命保険代理業 種茂和男 74 無新 県広告業協会監査役 谷口恵世 44 無新 農業 大石和央 66 無現 農業 太田佳晴 65 無現 農業 名波和昌 64 無新 農業 木村正利 64 無新 環境コンサル業 松下定弘 64 公新 党牧之原支部副支部長 鈴木千津子 72 無現 屋内外広告業手伝い 村田博英 74 無現 bjアカデミー顧問 絹村智昭 55 無新 クリーニング業 原口康之 58 無現 中西部柔道連盟副会長 加藤彰 6
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富士宮市議補選 立候補者(届け出順、欠員5―10)
芦川幹弘 62 無新 富士宮地区保護司 平下尚己 52 無新 測量士 岩村エミ 47 無新 LPガス販売会社代表 石川裕也 41 無新 行政書士 臼井由紀子 70 無新 建設会社役員 望月芳将 44 無元 社会福祉法人理事 船山恵子 67 無新 NPO法人理事長 郷司義和 69 無新 婦人服店代表 仲亀恭平 32 無新 臨床工学技士 佐野和也 48 無新 市青少年指導員監査役
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牧之原市長選 現職杉本氏が無投票再選
17日告示された牧之原市長選は同日午後5時、届け出を締め切った。無所属の現職杉本基久雄氏(64)以外に届け出はなく、無投票再選が決まった。同日告示の同市議選(定数16)には20人、富士宮市議補選(欠員5)には10人が届け出て選挙戦に入った。
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牧之原市長選・市議選、富士宮市議補選が告示
任期満了に伴う牧之原市長選と市議選(定数16)、汚職事件などに伴う富士宮市議補選(欠員5)が17日告示された。投開票はいずれも24日。
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不振に陥る茶産業 “日本一”継承へ戦略を【迫る 牧之原市長選㊦】
「ここが日本一の牧之原大茶園です」 広大な茶畑が広がる牧之原台地の一角に、こう記された看板がある。荒茶生産量が全国トップの静岡県の中で、茶園面積は牧之原市が最大だ。ただ、茶業界が不振に陥っている近年は、市内の生産者や産地問屋も厳しい情勢の中でもがく日々が続く。全国屈指の産地が揺らいでいる。 農林業センサスによると、市内の茶の栽培面積は2000年は2409ヘクタールだったが、徐々に減少が加速。20年には1602ヘクタールにまで縮小した。街を見渡せば、手入れがされず枝が伸びきった放棄茶園が目につく。経営体数も、20年前と比べて3分の1以下に減った。 近年は茶価の低迷が顕著で、茶業から手を
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牧之原市長選と市議選 17日告示 富士宮市議補選も
任期満了に伴う牧之原市長選と市議選(定数16)、汚職事件などに伴う富士宮市議補選(欠員5)が17日、告示される。市長選に立候補を表明しているのは現職の杉本基久雄氏のみで、無投票となる公算が大きい。牧之原市議選は現職11、新人9人の計20人、富士宮市議補選は元職1人、新人9人の計10人が出馬する見通し。 両市とも、立候補の届け出は17日午前8時半から午後5時まで、それぞれの市役所で受け付ける。投票は24日午前7時から午後8時まで。牧之原市は午後9時半から、富士宮市は午後9時15分から、即日開票される。 10月6日現在の選挙人名簿登録者数は牧之原市3万6358人(男1万7940人、女1万84
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大自在(10月16日)選挙の1票
日本にカジノは必要か。20年ほど前、こんなテーマで推進派、慎重派それぞれ専門家に見解を求めたことがある。カジノ解禁は、当時の石原慎太郎都知事が唱えたことで、議論が盛んになっていた。誘致の話が出ていた熱海市でも意見の異なる観光関係者に話を聞いた。 経済再興の切り札になると主張する推進派に対して、経済効果に懐疑的な慎重派。当時も現在も論点は大きく変わっていない。ただ、カジノ整備を進める法的な根拠はまだなく、現実味を感じないままインタビューしていたような気がする。 2018年、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法が成立した。今月からIR整備計画の申請受付が始まっている。20年代後半のカ
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学校再編計画案、市民と共に【迫る 牧之原市長選㊥】
「学校と地域の連携が難しくなるのでは」「遠くから通う場合に負担がないようにして」「いじめの問題が心配」-。8月上旬、牧之原市で開かれた学校再編に関する意見交換会。出席した市民は再編の必要性に理解を示しつつも、多くの不安や要望を市に伝えた。 現在の小中学校は12校。旧榛原町と旧相良町で各校を集約し、小中一貫校をそれぞれ1校ずつ新設する再編計画案を、各地区での意見交換会で説明してきた。目標とする開校時期は2030年度。菊川市との市境近くにある牧之原台地の牧之原小、中は、再編対象とするか「引き続き検討する」としている。 学校再編の背景にあるのは、子どもの大幅な減少だ。市などによると、近年の市内
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低迷続く海水浴 サーフ施設、復活の核に【迫る 牧之原市長選㊤】
「海水浴場閉鎖」-。8月中旬、牧之原市の静波海水浴場。新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置が適用されたことを受け、市職員が看板を設置した。8月末までを予定していた海水浴期間は短縮を余儀なくされ、ビーチに例年のにぎわいは戻らず。飲食宿泊業者や海の家の経営者らにため息が広がった。 牧之原の大きな魅力の一つは、約15キロメートルにわたる海岸線だ。静岡県を代表するビーチを有し、静波海水浴場は平成初期には100万人以上の入り込み客を誇った。その後はレジャーの多様化や海離れなどを背景に減少傾向が続く。コロナ禍により2020年は史上初めて海水浴場の開設を中止。今夏は6万8千人で、昨夏を除
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富士宮市議補選 事前審査に10陣営 選挙戦の見通し
贈賄申し込み容疑で逮捕された議員の辞職に伴う富士宮市議補選(17日告示、24日投開票)で10陣営が11日、立候補届け出書類の事前審査を受けた。相次ぐ不祥事などにより欠員5人で迎える異例の市議補選は、現時点では選挙戦となる見通しだ。 事前審査を済ませた10陣営の内訳は、元職1人と新人9人。いずれも1日の立候補予定者説明会に出席していた。説明会には18陣営が集まったが、出馬を見送った陣営もあったとみられる。 同市議会では2019年10月に元議長が体調不良で辞職した後、1人が次期衆院選への出馬表明で辞職。21年5月以降、現職議員だった2人の逮捕が相次ぎ欠員4人に至った。さらに1人が書類送検され
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松崎町議補選 11月28日投票 町長選と同日程
松崎町選挙管理委員会は7日、現職町議の町長選出馬による辞職に伴う町議補選(欠員1)の日程を11月23日告示、28日投開票と決めた。任期満了に伴う町長選と同じ日程。 町長選に無所属で出馬表明している町議の藤井要氏(70)が7日付で辞職願を提出し、受理されたため。町長選には現職の長嶋精一氏(70)も出馬表明している。 町議補選は町長選と同様に事前説明会を11月8日、事前審査を15日に行う。町議の任期は2023年4月20日まで。6日時点の選挙人名簿登録者数は5610人(男2640人、女2970人)。
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川根本町議選 無投票 定数の見直し検討を【黒潮】
9月28日に告示された川根本町議選(定数12)は現職8人と新人4人以外に立候補の届け出がなく、無投票で新町議が決まった。旧中川根町と旧本川根町の合併以降、町議選の無投票は初だった。議会活動にどう民意が反映されるのか。町民は注視している。 選挙を前に現職の町議3人が町長選に立候補し、さらに3人が引退を表明した。後継者の選定に苦戦し、定数割れの懸念もあった。 「定数が埋まらないなんて情けない」―。そんな有権者の切実な声を背景に一転、引退表明した町議が続投を決意した。何とか定数を満たしたものの、選挙戦のムードは既に薄れていた。告示直前に新たな動きもあったが、「選挙戦になるなら」と出馬を取りやめ
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記者コラム「清流」 緊急事態宣言下の選挙戦
9月12日投開票の長泉町長選、町議選は緊急事態宣言発令下での選挙だった。町長選が無投票だった影響もあり、町議選の投票率は49・7%と前回選と比べ8ポイント下回り、過去最低を更新した。 コロナ下で候補者が政治活動を思うようにできなかったのも低投票率の一因だろう。個人演説会場として公共施設を借りられない、あいさつはインターホン越し、決起集会や出陣式は中止-。有権者と直接対話する場はほぼなかったようだ。 町長選と町議選は町民にとって最も身近な選挙だが、ツイッターで「長泉町議選」と検索してもかからない。情報収集の難しさが露呈した選挙戦となった。情報がなければ関心を持てず、議論もできない。新町議は
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社説(10月6日)迫る衆院選公示 若者よ みんなの選挙だ
政権を選択する衆院選の公示が2週間後に迫った。若者世代の有権者はこの選挙をどのようにみているのだろう。政治は自分たちの苦渋をくみ取り、次世代を担う若者への重点政策を打ち出すべきと思うなら、投票率低下の問題をじっくりと考えてほしい。それが、多くの政治家の政策立案にじわりと影響しているから。 改めて呼び掛けたい。若者よ、みんなの選挙だ。 大学生活は学び、語り合い、多様な挑戦をしながら人生の進路を決める時期。なのにリモート授業が続き、アルバイトもままならない。コロナ禍で長期に及んだ行動制限に「時間を返してほしい」との思いがあろう。高校の部活動は校外活動が制限され、最後のひのき舞台を経験できなか
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富士宮市議補選 経費総額3000万円見通し
富士宮市は5日の定例記者会見で、贈賄申し込み容疑で逮捕された議員が辞職したことに伴う富士宮市議会議員補欠選挙(17日告示、24日投開票)の執行経費について、総額約3千万円との見通しを明らかにした。 同日発表した一般会計補正予算案では、市議補選に係る執行経費として2100万円を追加した。内訳は人件費785万円、選挙運動用自動車使用・ポスター作成交付金737万円など。このほか、掲示板作成や投票用紙発注などのため、予備費からすでに878万円を当てている。 市議補選を巡っては1日に開かれた立候補予定者説明会に、欠員5を大きく上回る18陣営が出席した。会見で須藤秀忠市長は「不祥事や補欠状況に対して
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薗田氏に当選証書 川根本町長選 新町議12人にも
任期満了に伴う川根本町長選で初当選を果たした薗田靖邦氏(62)が4日、町役場本庁舎で当選証書付与式に臨んだ。町選挙管理委員会の神谷信秋委員長が「新たな町づくりが求められている。町民の意見をしっかりと踏まえて、初心を忘れずに取り組んでほしい」と激励し、薗田氏に当選証書を手渡した。 薗田氏はあいさつで「一票の重みをしっかりと受け止めたい。移住定住の促進など、未来につながる政策を展開し、にぎわいのある町を目指す」と抱負を述べた。 新町議12人にも、当選証書が付与された。
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若林氏に公認証 自民党総裁が交付 参院補選
岸田文雄首相(自民党総裁)は4日、参院静岡選挙区補欠選挙(7日告示、24日投開票)に出馬する新人の前御殿場市長若林洋平氏(49)に国会内で公認証を交付した。 参院補選は岸田政権にとって初の国政選挙で、19日公示31日投開票の日程が固まった衆院選の前哨戦との位置付け。岸田氏は「頑張ろう」と若林氏に公認証を手渡し、グータッチで必勝を誓った。若林氏は終了後の取材に「本当に勝ち切らないといけない。身が引き締まる思いだ」と述べた。 岸田氏は衆参本会議で首相指名を受ける直前に交付式に臨んだ。
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「市民の命守る対策を」 御殿場の勝又市長が初登庁
3日投開票の市長選で初当選した御殿場市の勝又正美市長(66)が4日、初登庁した。相手候補にも多くの票が投じられたことを念頭に「選挙が終わればノーサイド。市民全員のために頑張りたい」と決意を述べた。 就任式に臨んだ後、市長室で記者団の取材に応じた。経済や地域の活性化に向け、自身の考えを反映させた事業を2022年度の当初予算に盛り込む考えを示した。 就任式には妻の恵子さんと共に出席した。幹部職員に「一緒になって、まずは市民の命と暮らしを守る対策を取りたい」と呼び掛けた。「私のカラーで新しい市政にする」と意欲を見せた。式の後には、市選挙管理委員会から当選証書を受け取った。 勝又市長の任期は3
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川根本町長に薗田氏 3新人の争い制す
任期満了に伴う川根本町長選は3日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の薗田靖邦氏(62)が、いずれも新人の太田侑孝氏(77)と山本信之氏(73)を退け、元町議による三つどもえの争いを制した。投票率は73・62%で、直近で選挙戦となった2013年町長選を11・8ポイント下回った。 薗田氏は地元の上長尾を固め、組織戦を展開した。人口減少問題を重点に、移住定住や子育て支援の分野で具体策を示し、中川根地区を軸に町内全域で支持を集めた。太田氏は決戦の場と位置付けた本川根地区で票をまとめきれなかった。山本氏は川根高同窓会長の人脈を生かし、支持集めに奔走するも、伸び悩んだ。 午後9時ごろ、同町上
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御殿場市長に元副市長の勝又氏 元市議会議長の勝間田氏破る
参院静岡選挙区補欠選挙に立候補する前市長の辞職に伴う御殿場市長選は3日、投開票が行われ、無所属新人の元副市長勝又正美氏(66)=自民推薦=が、無所属新人の元市議会議長勝間田幹也氏(63)に競り勝ち、初当選した。投票率は47・84%。今年1月の前回選を0・83ポイント下回り、同市長選で過去最低だった。 勝又氏は若林洋平前市長の事実上の後継候補だった。豊富な行政経験をアピールし、新型コロナウイルス禍で命と暮らしを守ると訴えた。多くの市議や幅広い業界団体などの支援を受けて票をまとめた。市政の刷新を掲げた勝間田氏はスポーツ団体などを足掛かりに浸透したが、及ばなかった。 午後10時すぎ、御殿場市ぐ
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御殿場市長選 勝又氏が初当選
前市長の辞職に伴う御殿場市長選は3日、投開票が行われ、元副市長の勝又正美氏(66)=自民推薦=が元市議会議長の勝間田幹也氏(63)を破り、初当選した。
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川根本町長選 新人の薗田氏が初当選
任期満了に伴う川根本町長選は3日、投開票が行われ、新人で元町議の薗田靖邦氏(62)がいずれも新人の太田侑孝氏(77)と山本信之氏(73)を破り、初当選を果たした。
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川根本町長選 投票率は73・62%
3日行われた川根本町長選の投票率は73・62%だった。当日有権者数は5705人、投票者数は4200人。
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御殿場市長選 投票率は47・84%
3日行われた御殿場市長選の投票率は47・84%だった。当日有権者数は7万91人、投票者数は3万3531人。
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御殿場市長選 3日に投開票
参院静岡選挙区補欠選挙に立候補する前市長の辞職に伴う御殿場市長選は3日、投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属新人の元市議会議長勝間田幹也氏(63)と元副市長勝又正美氏(66)=自民推薦=。 勝間田氏は市民側の立場で歩んだ経歴をアピールし、市民目線の市政運営に刷新すると主張する。勝又氏は43年間の行政経験を前面に出し、知識と人脈で新型コロナウイルス禍を乗り切ると訴える。 投票は3日午前7時から午後8時まで、市内23カ所で行われる(国立駿河療養所は午前9時から午後4時まで)。午後9時から御殿場中体育館で開票され、午後10時半ごろに大勢が判明する見通し。 9月25
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川根本町長選 3日に投開票
任期満了に伴う川根本町長選は3日、投票が行われ、即日開票される。いずれも元町議で無所属新人の山本信之氏(73)、太田侑孝氏(77)、薗田靖邦氏(62)の3氏が激しい争いを繰り広げている。2期8年にわたって町政を担った鈴木敏夫町長(78)の後任を決める選挙となる。 投票は午前7時から午後6時まで町内11カ所で行われ、午後8時から町山村開発センターで即日開票する。午後9時ごろには、大勢が判明する見通し。 9月27日時点の選挙人名簿登録者数は5756人(男2829人、女2927人)。 ■川根本町長選立候補者 山本信之[やまもとのぶゆき] 73 無新 ▽現=川根高同窓会長、町身体障害者
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議員逮捕に伴う富士宮市議補選 説明会、欠員5に18陣営が出席
贈賄申し込み容疑で逮捕された議員の辞職に伴う富士宮市議補選(17日告示、24日投開票)の立候補予定者説明会が1日、市役所で開かれ、欠員5を大きく上回る18陣営が出席した。相次ぐ不祥事などで定数22の6分の1を越える欠員が生じた異例の市議補選は、選挙戦となる公算が大きくなった。 出席したのは元職1人と新人17人。出席者数が市選管の予想を上回り、受付簿に記載された氏名が枠からあふれた。現時点で様子見とみられる陣営の関係者の姿もあった。 市選管や富士宮署の担当者らが立候補届け出書類や選挙運動の留意点を説明した。11日に届け出書類の事前審査を行う。 同市議会では2019年10月に元議長が体調不
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候補者、公約の違いは 町長選の公民授業 川根高
3日投開票の川根本町長選を前に川根高(同町)が1日、町長選に関連した公民の授業を実施した。立候補した新人3氏の公約を3年生がまとめて比較し、町の次のリーダーを決める大事な一票の参考にした。 候補者はいずれも新人の山本信之氏(73)、太田侑孝氏(77)、薗田靖邦氏(62)。少子高齢化、新型コロナ対策、経済対策、茶価低迷・耕作放棄地増加、リニア問題の五つのテーマが焦点になった。生徒たちは本紙や選挙公報などを参考に各候補者がテーマごとに訴えたいポイントをまとめた。実際に模擬投票も行った。 町内在住で選挙権を持つ大森彩さん(18)は「課題は多いので、どこかに特化するよりも、バランスのよい公約を掲
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7日告示の参院補選 衆院前哨戦の様相 静岡県内、選挙の秋突入
自民党の岸田文雄総裁は4日召集の臨時国会で新首相に指名される見通しで、国政は大きな節目を迎える。10月中旬の衆院解散、11月前半の衆院選が想定され、本格的な選挙モードに突入する。静岡県内では参院静岡選挙区補欠選挙(欠員1)の告示が10月7日に迫り、衆院選の前哨戦となる様相だ。県内市町の首長選、市議選も同時期に続き、県民にとって「選択の秋」となりそうだ。 衆院選の日程は「10月26日公示、11月7日投開票」か「11月2日公示、同14日投開票」が有力視される。衆院の任期は10月21日までで、任期を越え実施される衆院選は現行憲法下で初めてとなる。 県内では8小選挙区に27人、比例東海ブロックに
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御殿場市長選終盤情勢 「かつまた」対決接戦 勝敗の鍵握る人口密集地、両陣営力注ぐ 10月3日投開票
元市議会議長勝間田幹也氏(63)と元副市長勝又正美氏(66)の「かつまた」対決になった御殿場市長選は3日の投開票に向け、両者が激しく競り合ったまま終盤戦に突入した。新人同士の戦いは28年ぶり。優劣を見極め切れずに双方の顔を立てる団体もあり、情勢は混沌(こんとん)としている。 若林洋平前市長の参院補選出馬に伴う任期途中での辞職が、浮動票の行方にどの程度影響するのかが注目される。両陣営は、有権者の約4割を占める御殿場地区などの人口密集地が「決戦地」(陣営幹部)になるとみて精力を注いでいる。 前市長の下で副市長を務めた勝又氏は事実上の後継候補。対する勝間田氏は市政の刷新を掲げる。若林市政の路線
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川根本町長選終盤情勢 太田氏、薗田氏競り合う 山本氏 全地区巡り浸透図る 10月3日投開票
任期満了に伴う川根本町長選は3日の投開票に向け、最終盤に入った。いずれも新人の元町議3人による争いは、太田侑孝氏(77)と薗田靖邦氏(62)が競り合い、山本信之氏(73)が追う展開。3人とも有権者約3900人の中川根地区から出馬したため、有権者約1800人の本川根地区での得票が当落を左右するとみて切り崩しを狙う。 太田氏は人口減少対策を政策の目玉とし、親子で移住してもらう留学制度の創設などを訴えて若い世代の支持獲得を狙う。決戦の場と捉えた徳山など中川根地区を中心に街頭演説を展開してきたが、コロナ禍で人を集めにくく「手応えがつかみにくい」と陣営。終盤は本川根地区を中心に動き、支持拡大につなげ
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選挙の秋 市町選管の準備本格化 人、会場確保に苦慮 静岡県内
参院静岡選挙区補欠選挙(欠員1、10月7日告示、24日投開票)や次期衆院選が迫り、静岡県内の市町選挙管理委員会が準備を本格化している。衆院選日程が定まらない中、地方選挙の日程に国政選挙が重なるか、重なるかもしれない市町もある。各市町は新型コロナウイルスワクチン接種の業務も抱え、選挙事務に従事する職員や会場の確保の調整に追われている。 10月17日告示、24日投開票の市長選と市議選を予定している牧之原市は、投開票日が参院補選と重なる。投票所や開票所とする予定だった静波体育館がワクチンの集団接種会場のため使えず、近隣の中学校の体育館に変更した。集団接種の担当職員が開票作業に加われないなど、人繰
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川根本町長選 立候補者の横顔 山本信之(やまもとのぶゆき)氏 無新、73歳 町民との関わりを密に
町議として4期16年。合併直後から町の歩みを見つめてきた身として、鈴木町長の引退を聞き、未来を担う責任を感じた。「子どもから高齢者まで豊かに生活できる持続可能な町づくりを目指したい」と決意を胸に立候補した。 各地区の集会に行政職員が参加していない状況に、これまで疑問を抱いてきた。「住民の声を密に拾うため、各自治会に担当職員を設置する」と、町民との関わりを密にした行政の推進を構想する。 コロナ禍や人口減少で厳しい財政状況に苦しむ中、公共施設の管理、運営は町民の要望に応じ、見直しを検討する。2024年までに開校する義務教育学校では、現時点の2校開校の方向性について「町民の理解を十分に得ていな
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川根本町長選 立候補者の横顔 太田侑孝(おおたゆきたか)氏 無新、77歳 郷土への愛着心が原点
町教育委員、町行政改革推進委員などを歴任し、町議を3期。「町民だけでなく、首長の目線にも立ち、物事を考えてきた」と振り返る。コロナ禍で町政にブレーキが生じ、第2次町総合計画の着実な進行は難しいと考える。「導入形式で修正を加えていく必要がある」と力を込める。 少子高齢化の現状に危機感を抱き、「家族が幸せになる町を」と人口流入対策に力点を置く。親子で移住した家庭への教育支援制度を重点施策に掲げ、2024年までに開校する義務教育学校や町の雄大な自然を強みに「都市部の親の思いをくみ取るような教育環境を整備する」と意気込む。子育て世代の声が反映されていないと、政策の欠如を指摘し、対話の機会を設けるな
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川根本町長選 立候補者の横顔 薗田靖邦(そのだやすくに)氏 無新、62歳 移住定住促進で活性化
情報基盤整備事業を巡るダブルリコール問題で混乱した町政に危機感を抱き、8年前、町議に立候補。2期目は議長に就任した。「町を良くしたい気持ちは今も変わらない」と正義感を胸に出馬を決意した。 鈴木町政の継続を軸に人口減少問題を喫緊の課題とし、移住定住対策強化を柱に掲げる。コロナ禍で田舎に移住する需要の高まりをチャンスと捉え、希望者の受け皿として、移住に特化したチームや専門の課の設置を目指す。若者の移住で茶業や林業の主要産業活性化にもつなげたい考えだ。「移住希望者にわかりやすいワンストップな体制を整えたい」 少子化が進む町にとって「子どもは宝」。少子化対策として、子育て環境の整備を重要視する。