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テーマ : 選挙しずおか

森町長選 立候補者アンケート  

 任期満了に伴う森町長選は11日に投開票を迎える。選挙戦を繰り広げる新人の川崎知哉氏(64)と現職の太田康雄氏(64)に町の諸課題に対する考えを聞いた。※上から届け出順
 川崎知哉(かわさきともや)氏 無新 64歳 photo03
 ■目指す森町の将来像は
 「みんながワクワクする森町」を目指す。「ワクワクする森町」とは、子育て、教育、福祉、医療、文化振興など、あらゆる分野において、子どもから高齢者までみんなが「明るい未来を描ける」将来像。森町に生まれ育ち、森町で暮らして良かったと思える町にする。

 ■少子高齢化、人口減少への対応策は
 森町の最大の課題は人口減少。これにブレーキをかけストップさせる。企業誘致により雇用創出を図り、若者向け住宅用地の開発や女性が働きやすい町づくりを推進し、定住人口の増加を進める。町並みの保存も積極的に支援し、空洞化を抑止していく。

 ■地域経済の活性化策は
 開通後約12年が経過した新東名の森掛川インターチェンジ、遠州森町スマートインターチェンジ周辺の開発を再考し、“ふじのくに”フロンティアを拓(ひら)く取り組みを生かして、トップセールスをもって企業誘致を図る。また、官民一体となり、ふるさと納税制度を最大限に生かし、地域経済の活性化を図る。

 ■森町の魅力発信、観光振興の方法は
 「森町の特産物」「神社仏閣などの歴史的資産、町並みの景観・伝統芸能の継承」などを積極的に支援し、「遠州の小京都 森町」ブランドのさらなる強化を図り、国内外に発信する。また、学校跡地活用などを起点とした新たな観光資源の開発に取り組む。

太田康雄(おおたやすお)氏 無現② 64歳 photo03
 ■目指す森町の将来像は
 森町は住み続けたい街ランキングで県内1位になるなど、町への愛着や誇りを持つ住民が多い。この森町が持つ価値や地域資源とポテンシャルにリノベーション手法による改善、改革を加え、文化の香り高い遠州の小京都と新たな魅力を併せもつ持続可能なまち、住む人も訪れる人も心和らぐ森町を目指す。

 ■少子高齢化、人口減少への対応策は
 0~2歳児を対象に第2子以降の保育料無償化や就学応援金など子育て支援拡充と、森町病院による医療提供体制の堅持と地域包括ケアのさらなる推進による高齢者の健康寿命延伸。移住定住支援策のさらなる充実とPFI事業などを取り入れた住宅政策の推進、多文化共生の推進による多様な人材の受け入れ。

 ■地域経済の活性化策は
 新東名を生かした企業立地、大型商業施設や宿泊施設誘致の推進と二つの東名ICを結ぶ森町袋井インター通り線整備による沿線開発。ふるさと納税返礼品による販路拡大や人材確保など町内事業者との連携強化。基盤整備や6次産業化など地域の実情にあった農業振興と新たな取り組みによる森の茶の振興。

 ■森町の魅力発信、観光振興の方法は
 森町の魅力を紹介する動画の配信やSNSを活用した観光情報の発信と民間企業と連携した遠州の小京都・森町の国内外への発信、文化財を活用した森町の歴史・文化の紹介。遠州の小京都リノベーション推進計画による新たな観光・交流拠点の整備と民間企業のコンサルティングによるアクティ森のさらなる活性化。 ▶森町長選 開票速報ページ

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