新代表に源馬氏 党勢拡大に重点 立民静岡県連定期大会
立憲民主党静岡県連は18日、定期大会を静岡市内で開き、新代表に源馬謙太郎衆院議員(静岡8区)を選任する役員人事や、今後の活動方針などを決めた。就任後のあいさつで、源馬氏は「党勢拡大が最も大事。(自民党に代わる)受け皿となるべく、仲間を増やしていく」と述べた。代表任期は1年。
渡辺周衆院議員(比例東海)は任期満了に伴って代表を退任し、顧問に就く。
新役員には、県連運営の要となる幹事長に女性を初めて起用し、川島美希子藤枝市議を抜てきした。源馬氏は「若手や女性に前面に出てもらい、県連運営をしていきたい」と刷新を印象付ける狙いを語った。
活動方針には、党員やサポーター増員を掲げ、新たに党勢拡大委員会を設置した。
大会後の記者会見で、源馬氏は次期衆院選に向け「全選挙区で自民に代わる受け皿を作れるように候補者擁立を進めたい」と説明した。現在、候補者が確定していない1、4、5、7区のうち、国民民主党の現職がいる4区は「擁立を考えていない」と述べた。
このほかの主な役員人事は次の通り。
副代表 小山展弘▽代表補佐 曳田卓▽副幹事長 杉山淳▽政調会長 鈴木岳幸