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テーマ : 選挙しずおか

維新、東北に初県議 全国政党化は道半ば

 日本維新の会が東北で初めて県議会の議席を獲得した。22日投開票の宮城県議選で2人が当選。地方議員の勢力図が広がった形だが、維新によると47都道府県のうち県議が1人もいない県は半数以上の25県に上る。悲願の全国政党化に向け、地方組織の強化は道半ばだ。
 「白河の関を越えることができた。党勢拡大の土俵が整ってきた」。宮城県議選翌日の23日。馬場伸幸代表は記者会見で、公認候補4人のうち2人が当選した結果を振り返った。
 維新は7月の仙台市議選で擁立した5人全員が当選。今回の県議選は「維新の勢いが本物かどうかを見極める試金石」(幹部)と位置付けて臨んだ。
 当選した2人は、いずれも仙台市内の選挙区。都市部では一定の手応えを得たものの、2人の落選で弱点も浮かんだ。党関係者は「都市部以外の浸透が足りないという全国共通の課題があらわになった」と分析する。
 維新は次期衆院選での野党第1党獲得に向け、各地に地方議員を誕生させて支持基盤を強化する青写真を描く。

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