清水町政に求める政策 交通渋滞解消最多 静岡新聞社アンケート
静岡新聞社が清水町長選・町議選（２３日投開票）に合わせ、町政に求める政策について期日前投票の出口調査で有権者にアンケートをとったところ、「交通渋滞対策」が１９・３％で最多となった。「子育て支援策拡充」（１６％）、「防災対策」と「財政健全化」が１５・６％だった。
町内は徳倉橋や町役場周辺など至る所で交通渋滞が慢性化。企業や商業施設を抱える三島、沼津両市と隣接し、同町を通過する車両が多い。町長選で再選を果たした現職関義弘氏（６９）は、ともに都市計画道路の西間門新谷線と玉川卸団地線、狩野川新橋の整備を進める考えで、「東西南北の交通網を整備して渋滞解消につなげたい」としている。
アンケートは、「循環バス再編」（１２・２％）、「雇用創出」（７・２％）、「柿田川公園の有効活用」（６％）、「文化・スポーツ振興」（同）と続いた。「バスのクーポンがほしい」（８０代以上女性）、「ゴミ問題解消」（４０代女性）などの声もあった。
調査は２７８人から回答を得た。９項目からの選択方式（複数回答可）で、総回答数は５１８。
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