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テーマ : 選挙しずおか

子どもが主役の「ミニはままつ」 市長に劉さん当選 来年3月、架空のまちで職業体験

 子どもたちが主役の架空のまち「ミニはままつ」を舞台にした来年3月の職業体験プログラムの開催に向け、主催する未来学校(浜松市中区)は1日、まちのリーダー役を選ぶ“市長選”を同区で開いた。運営スタッフとなる市内の4~6年生の中から立候補した18人が、実現したいまちの姿や意欲を“演説”し、参加した児童約70人が1票ずつ投票した。ミニはままつ市長に劉亦澄[いずみ]さん(上島小6年)、同副市長に3人が選ばれた。

「ミニはままつ市長」に選出され、決意を述べる劉さん(中央)=浜松市中区
「ミニはままつ市長」に選出され、決意を述べる劉さん(中央)=浜松市中区


 コロナ禍を経て開催は4年ぶりで、来年3月2、3日に鴨江アートセンターで開く。レストランやカフェやハローワーク、銀行、市役所などを模したブースを設けてスタッフの児童が運営する。一般参加の児童とともに、職業紹介から就職、給与の受け取り、買い物といった流れを体験して社会の仕組みを学ぶという。
 この日は立候補者が「笑顔あふれるまちに」「広報に力を入れたい」などとそれぞれ1分半程度の演説を展開。自分の名前になぞらえて目標を述べたり、特技のものまねや紙芝居を使って表現したりするなど、自身の個性を生かした内容が目立った。市長に選ばれた劉さんは「皆が助け合い、支え合えるまちにしたい」と抱負を語った。
 今後まちづくり会議を通じて運営する店づくりなどの準備を進める。副市長の耳塚ここねさん(初生小5年)、三浦愛夏さん(可美小5年)、山本栞希さん(上島小6年)の3人とともに、近く中野祐介市長の表敬訪問も予定している。
 (浜松総局・山本雅子)

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