一票の重みを実感 浜松の西遠女子学園中・高で模擬投票 「選挙身近に」
浜松市中区の西遠女子学園中・高で16日、市選挙管理委員会による出前授業が開かれた。中3と高1の生徒約110人が模擬投票を体験し、選挙の仕組みや一票の重みを学んだ。
市選管の職員が選挙の流れや投票の方法、候補者の情報の集め方などを紹介した。市議選に4人が立候補したという想定で行われ、教員が候補者役で公約を発表。生徒は演説を熱心に聞いた後、一票を投じた。投票箱や記載台は実際のものを使用し、生徒が投開票の立会人も担った。
高1の芝田紗椰さん(16)は「投票を体験できて選挙を身近に感じた。有権者になったら、ぜひ一票を投じたい」と話した。
市選管の担当者は「普段の生活でこうなったらいいなと思うことが投票で変わるかもしれない。若い皆さんの一票は価値がある」と伝えた。
(浜松総局・池田悠太郎)