中山静岡県議進退「本人が説明を」 国民・榛葉氏
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(参院静岡選挙区)は18日の記者会見で、無免許運転が発覚して同党を離党した中山真珠県議(静岡市清水区、無所属)が進退に関する県議会への報告を2回連続でキャンセルしたことについて「どうけじめをつけるか、本人がしっかりと説明するべきだ」と述べた。
榛葉氏は、4月の県議選で中山氏を擁立した当時の党県連会長として「心からおわびする」と謝罪した。「(党として)責任から逃れるつもりはない」と強調し、離党後も県連の田中健会長(衆院比例東海)らが中山氏と接触していると説明した。本人の体調を考慮しつつ、今後について話し合いを続けているという。党によると、離党届は7日付で受理された。
中山氏は県議を続ける意向を示している。正副議長と面談して自身の進退を報告する予定だったが、体調不良を理由に2度にわたりキャンセルした。