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テーマ : 選挙しずおか

強制合区の可能性説明 静岡県議会検討委 浜松市区再編で県選管

 静岡県議会の定数や選挙区について協議する県議会選挙区等調査検討委員会の第2回会合が28日、県庁で開かれた。2024年1月の浜松市の行政区再編に伴う県議選選挙区(定数計15)の変更手続きや、天竜区の強制合区の可能性を県選挙管理委員会が説明した。
 県選管の山岸達生書記長は公職選挙法などの該当規定を示して、浜松市の行政区再編後の手続きを説明した。行政区域が変更された後、同市域の行政区を分割しない形で県議選の選挙区域を変更する。1月中に示される県知事告示の人口に基づき、人口に比例して各選挙区の定数を決める。条例改正が必要になる。
 選挙区人口が、浜松市域の「県議1人当たりの人口」の半数に満たない選挙区は、強制合区の対象となる。山岸書記長は天竜区が該当する可能性があるとし、その場合、隣接する浜名区と合区することになると解説した。
 変更された選挙区の議員数が配当議員数より多い時は、くじで調整し、所属を変更する。あくまで補欠選挙の可否を判断するための措置で、身分に影響がないことも説明した。
 同検討委は、県議会12月定例会の開会中に行う第3回会合で、答申案や条例改正案を協議する。

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