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テーマ : 選挙しずおか

清水町長選 現職・関義弘氏が再選 組織戦で支持固める

 統一地方選後半戦の静岡県内3首長選と10市町議選が23日行われ、即日開票された。清水町長選は現職の関義弘氏(69)が新人で元町議の山本文博氏(65)を振り切り、再選を果たした。投票率は48・62%だった。

だるまの目入れに臨む関義弘氏=午後10時10分ごろ、清水町の事務所
だるまの目入れに臨む関義弘氏=午後10時10分ごろ、清水町の事務所
支援者から花束を受け取る関義弘氏=23日午後10時ごろ、清水町
支援者から花束を受け取る関義弘氏=23日午後10時ごろ、清水町
だるまの目入れに臨む関義弘氏=午後10時10分ごろ、清水町の事務所
支援者から花束を受け取る関義弘氏=23日午後10時ごろ、清水町


 清水町長選は、関氏が各種団体の支援を受ける組織戦で再選を飾った。
 後援会がフル稼働し、全町的に集票した。建設業関係者や選挙戦を何度も勝ち抜いた山本博保前町長の後援会が応援に入り、行動力と豊富な選挙経験を生かして後押しした。高齢者や自民党支持層から多くの支持を得た。
 町議を辞任して臨んだ山本氏は、早くから草の根の活動を展開したが、及ばなかった。

「全力で未来づくり」
 午後10時ごろ、清水町柿田の関義弘氏の事務所に当選確実の一報が届くと、集まった支援者らから歓声が沸き起こった。まもなく姿を見せた関氏は支援者と握手を交わし、「全力で町の未来づくりに向けて頑張っていく」と力強く語った。
 自民党町支部や連合静岡から推薦を受けたほか、山本博保前町長の後援会メンバーらも支援に回り組織戦を展開。ただ、公務もあり思うように運動できず、最後まで予断を許さない選挙戦を強いられた。関氏は「町民の皆さんに1期4年の実績を支持していただき、ともにまちづくりに取り組む確認が取れたと思っている」と語った。
 教育施設整備、浸水対策など「2期目で本腰を入れていく」と抱負を語った。

 清水町長の略歴 関義弘氏(せき・よしひろ)清水町出身。1978年に町役場に入り、企画財政課長、総務課長などを歴任。2015年に副町長に就任。4年間務めた後、19年の町長選で初当選。東京理科大卒。同町柿田

■清水町長選開票結果(当選者の丸数字は当選回数)
 当 7,045 関義弘 無現②
   5,136 山本文博 無新
 ▽投票総数 12,391
 ▽有効 12,181
 ▽無効 210

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