支部長に碓井氏 新執行部が発足 自民三島支部
自民党三島市支部は１７日、三島商工会議所で定期大会を開き、空席だった支部長に碓井宏政氏を選任した。昨年１２月の市長選後に支部長ら５役が辞任。異例事態を経て、新執行部が発足した。任期は１年。
同支部は衆院選や市長選の対応を巡り、一枚岩でない状態が続いていた。昨年６月には長年支持した吉川赳氏（衆院比例東海）が不祥事で離党。市長選では、吉川氏と戦ってきた細野豪志氏（衆院静岡５区）と近い現職に対し、支部が推した新人が敗れた。一連の対応を巡り、１月に「けじめ」を付ける形で５役全員が辞任した。
新執行部の人選は４月の統一地方選後、支部長代理を務めた宮沢正美県議らを中心とした選考委員会で協議。定期大会で「次の世代に向かい、力を合わせていける支部をつくる」（宮沢氏）人事案として提案し、承認された。碓井支部長は「挙党態勢で活動していく」とあいさつした。
大会には、２日に衆院静岡５区の支部長に就いた細野氏も出席した。
支部長以外の５役は次の通り。
副支部長 佐藤順一郎▽幹事長 古長谷稔▽総務会長 甲斐幸博▽政務調査会長 石井真人
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