住みやすさ 協働で磨き 関義弘氏【清水町長選立候補者の横顔】
町職員として約40年、総務や企画など幅広く携わった。「多くの課の課長をやった」と振り返る。副町長を経て1期4年、町長としてかじ取りをしてきた。「コロナ禍で道半ば。町民と『協働』のまちづくりで住みやすさに磨きをかける」と再選を目指す。
就任当初約3億円だった町の貯金の財政調整基金を10億円以上に復活させた。「町民サービスを低下させない程度に」と組んだ予算で財政健全化に努めた。
「いまやるべきこと」として狩野川を中心とした浸水対策を挙げる。現在建て替え中の沼津商高のグラウンドへの、貯留施設の設置を指示する。就任時に掲げた「笑街健幸」のまちづくり、観光、子育て世代と若者支援など五つの政策をさらに発展させるつもりだ。循環バス網の整備のほか、現在複数の団体が活動する柿田川公園の利活用について「語る会」の創設も訴える。「柿田川は町の宝。どうするかみんなで話し合いたい」と意欲を見せる。
毎朝午前4時半に起床し、愛犬の散歩をする。