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テーマ : 選挙しずおか

富士宮、清水、小山の3市町長選 23日投票 10市町議選も 深夜に結果確定

 統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水、小山両町長選と10の市町議選は23日、投票が行われる。市議選は沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西の7市。町議選は松崎、函南、清水の3町。選挙戦最終日の22日は各候補が街頭に立ち、最後の訴えに声を振り絞った。投票は一部を除き午前7時から午後8時までで、即日開票される。
 各市町選管によると、富士宮市長選は23日午後11時ごろ、清水町長選は同10時半ごろ、小山町長選は同10時ごろに開票結果が確定する見通し。市町議選は松崎町が最も早く同9時ごろには開票が終わり、24日午前0時過ぎには大半の市町で大勢が判明するとみられる。富士宮市は同1時ごろ、富士市は同2時ごろの開票終了を見込む。
 3首長選はいずれも無所属同士による一騎打ち。富士宮市と清水町は現職に新人が挑み、小山町は現職と返り咲きを狙う元職の戦いとなった。
 富士宮市長選は4選を目指す現職の須藤秀忠氏(76)=自民、公明両党推薦=が「住んでよし、訪れてよし」を合言葉に、景観を生かした中心市街地整備や少子化対策の推進を掲げた。新人の元市議望月則男氏(44)は、現市政は閉塞(へいそく)感が漂っているとして変革の必要性を訴えた。仮称・郷土史博物館構想は白紙とする立場を強調した。
 小山町は、再選を目指す現職池谷晴一氏(73)が新型コロナウイルス対応の充実を主張。疑念を生じさせないクリーンな町政運営を訴えた。4年ぶりの復帰に挑む元職込山正秀氏(75)は豊富な経験をアピールし、産業拠点整備の推進や教育環境の充実を掲げた。
 清水町は新人の元町議山本文博氏(65)が対話を重ねて合意形成を図る町民主導のまちづくりや、町長給与の3割削減を主張した。再選を目指す現職の関義弘氏(69)は財政健全化を進めた実績を強調し、笑顔で生涯健康で暮らせる町の実現を訴えた。
 市議選は7市計150議席を182人が争ってきた。富士市は定数を10上回る42人、沼津市は8上回る36人がそれぞれ出馬した。両市は10人を超える新人候補が立候補するなど、各地で激戦が繰り広げられた。町議選は3町の定数38に対し、45人が立候補した。松崎町は8議席を11人で争い、清水町と函南町は定数を2上回る少数激戦となった。

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