富士宮市の記事一覧
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HPVワクチン 集団接種で後押し 機会逃した女性キャッチアップ 静岡県内病院や自治体
子宮頸(けい)がんなどを予防する「HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」の定期接種を逃した女性に接種機会を提供する「キャッチアップ接種」について、静岡県内でも接種のハードルを下げる動きが広がっている。県内の医療機関の一部は職員を対象に勤務前後や休憩時間に職場で打てる集団接種を実施しているほか、買い物ついでの利便性を図って大型商業施設で市民を対象とした集団接種を行う自治体もある。 医療機関での集団接種は浜松医療センターや静岡市立清水病院、富士宮市立病院など少なくとも9施設で実施か準備をしている。全国では5月末時点で約200施設が実施したという。 県立総合病院では、未接種の対象職員約2
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夫婦都市 富士宮で 近江八幡の逸品いかが 高校生“商人”が販売実習
富士宮市と夫婦(めおと)都市提携を結ぶ滋賀県近江八幡市の八幡商高の生徒がこのほど、富士宮市内で販売実習に取り組んだ。同校の22人が、地元近江で仕入れてきた逸品をアピールした。 「天八商店」の法被を着た生徒は分かれて市内を練り歩き、近江商人伝統の「産物回し」に取り組んだ。市役所1階ロビーに設けた販売会場には、近江八幡名産の赤こんにゃくや丁稚(でっち)ようかんを並べた。生徒は「どれもおいしいですよ」と来庁者や市職員に呼びかけた。 商品の仕入れから販売までを一貫して体験する同校の「近江商人再生プロジェクト」として、生徒は兵庫県や愛知県などを経て富士宮市を訪れた。
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職員の名札 脱フルネーム広がる 静岡県内市町3割超が名字のみに変更 トラブル防止へ見直し
職員が勤務中に着用する名札について、静岡県内市町の3割超に当たる12市町が本年度、フルネームだった表記を名字のみに変更したことが、25日までに全市町への取材で分かった。全国の自治体で職員がフルネームから住所を特定されたり、SNSで名指しの中傷をされたりするトラブルが報告されていて、名札の見直しは急速に広がっている。 今春以降変更したのは下田、伊豆の国、三島、沼津、裾野、小山、富士、御前崎、掛川、袋井、森、磐田の各市町。いずれも名字だけを漢字か平仮名、ローマ字などで表記するデザインとした。下田、伊豆の国、三島、沼津、裾野の各市は名札に顔写真を付けていたが、削除した。富士宮市は昨年8月に同様の
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富士宮市都市提携 8月の締結を延期 ネパール豪雨で
富士宮市は25日、ネパールのマンダン・デウプール自治体との世界遺産文化交流都市提携締結日を、当初の8月11日から10月に延期すると発表した。 市は延期について、7月初旬に同国で発生した豪雨災害を理由に挙げた。10月に須藤秀忠市長ら関係者が同国を訪ねる予定があり、そこでの締結に切り替えるという。
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富士宮キャラ「さくやちゃん」カステラに 美容師萩原さん、販売へキッチンカー購入 卵や牛乳、地元産こだわり
富士宮市在住の萩原裕紀さん(41)が市のイメージキャラクター「さくやちゃん」をかたどったベビーカステラを、27日から市内のイベントで発売するために準備を進めている。普段は美容師だが、販売のために食品衛生管理者の資格を取得しキッチンカーも購入した。素材も富士宮産にこだわり、“食べられるさくやちゃん”で地元の活性化に挑む。 さくやちゃんはイラストか着ぐるみ、キーホルダーで登場することが多い。萩原さんは「風景と一緒に写真を撮ってSNSに発信できるような、新たなさくやちゃんを自分でつくりたい」と、ベビーカステラに着目した。 萩原さんの熱意が市に伝わり、ベビーカステラの金
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地球温暖化対策へ 富士宮信金が寄付 静岡県推進センターに
富士宮信用金庫は24日、静岡県地球温暖化防止活動推進センターに45万円を寄付した。同信金の創立90周年記念定期預金の販売額から拠出した。 寄付金は同センターが事務局の地球温暖化対策アプリ「クルポ」の事業費などに充てられる。同信金本部で贈呈式が行われ、伊藤寿文理事長が佐藤博明センター長に目録を手渡した。
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防衛情勢「正しい知識が必要」 富士宮北高生 大学教授の講演聴く
富士宮市の富士宮北高で22日、防衛大の加藤直樹教授による講演会が開かれ、全校生徒594人が防衛の最新情勢に理解を深めた。 加藤教授は近隣諸国との緊張状態に関して「地図の角度を変えると他国の意図が見えてくる」と生徒に伝えた。北方領土はロシア側にとって太平洋に進出する重要なルートなどと解説。5月に中国が台湾を包囲する海空域で軍事演習を展開した意図も考察した。 防衛政策について加藤教授は人工知能(AI)が作戦立案や機器の制御に転用される可能性を挙げた。偽情報が生成されることで重要な判断を誤る危険性も指摘した。3年の佐野裕亮さん(18)は「戦争は遠くない存在だと感じるニュースが多い。正しい知識が
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富士宮市役所サッカー部 悲願達成 初の全国 藤枝で大会
富士宮市役所サッカー部は、26日に藤枝市で開幕する全国自治体職員サッカー選手権大会に初出場する。創部42年目でつかんだ悲願の全国切符。部員は「まず一勝して、チームの歴史をつくりたい」と意気込む。 富士宮市役所は東海大会準決勝で浜松市役所に敗れたが、3位決定戦で三重県庁に勝利。例年の出場権は上位2チームまでだが、開催地域枠として3番目の東海代表に滑り込んだ。 近年のチームは主力が20代職員中心へと若返った。主将の都市整備課若林大知さん(29)は「控えメンバーの層も厚く、粘り強いサッカーが持ち味になった」と話す。須藤秀忠市長は「必勝」と書いたボールを贈り、「決勝戦を観戦したい」と激励した。
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成年後見制度 漫才で楽しく 富士宮で勉強会
富士宮市社会福祉協議会による成年後見制度の勉強会が21日、市総合福祉会館で行われ、漫才コンビ「青空一風千風」が制度を楽しく解説した 漫才は親族の認知症をテーマに聴衆約120人の笑いを誘った。市民後見人である青空一風さんは、後見人と保佐人、補助人の違いを分かりやすく説明した。 一風さんと司法書士、社会福祉士による座談会では市民後見人の活動を、体験談を交えて紹介した。
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森林の絶景写真や林道優良工事紹介 浜松・浜名区のバードピア浜北
浜松市浜名区の静岡県立森林公園バードピア浜北で30日まで、「第40回しずおか森林写真コンクール」(県山林協会主催)と「治山・林道等コンクール」(同)の優秀作品を紹介する特別展が開かれている。 しずおか森林写真コンクールの作品は、応募272点の中から選ばれた28点を展示。富士宮市の田貫湖畔で撮影した富士山と森林の絶景や、皆伐作業に汗を流す林業従事者の様子、森林に囲まれた神事の風景など多彩な写真が並ぶ。 治山・林道等コンクールは13点の優良工事をパネルで展示。掛川市千浜の県産木材を使った海岸防災林や、険しい地形と降雪の中で実施した浜松市天竜区佐久間町の林道工事などを紹介している。
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静岡人インタビュー「この人」 掛川市危機管理監に就いた元航空自衛隊1等空佐 岩岡政治さん(掛川市)
危機管理部長を兼務する。元戦闘機パイロットで、航空自衛隊松島基地(宮城県)所属のブルーインパルス(第4航空団第11飛行隊)を指揮する飛行群司令も務めた。掛川市にとって、危機管理監に外部人材を起用する人事は初。富士宮市出身。防衛大卒。57歳。 ―掛川市の災害特性は。 「見据えている災害は大きく分けて南海トラフ地震と土砂災害の二つ。市は災害関連死ゼロを目指している。災害対策本部運営の流れや停電時のバックアップ、自主防災会の仕組み、訓練の状況など既存の態勢の総点検に着手した。1年で課題を全て洗い出すつもりだ。対応に時間が必要な課題もあるが、できる部分はすぐに改善していきたい」 ―職員に求める
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腰痛を予防・緩和のストレッチ体験 富士宮の工場でセミナー
富士宮市の医療機器メーカー「テルモ愛鷹工場」でこのほど、健康について考えるセミナーが行われ、社員約60人が長時間の立ち仕事やデスクワークに起因する腰痛を予防・緩和するためのストレッチ方法を学んだ。 講師に招かれた同市の理学療法士田中寛さんは腰痛の原因について、脊柱と骨盤の可動域の低下などを挙げ、ストレッチは20秒以上を複数回行うと効果的だと説明した。参加者は椅子を使ったストレッチを体験した。座って体をひねったり、座面に片足を乗せて太ももを伸ばしたりと、職場でも自宅でも実践可能な方法を教わった。 同工場は複数の社員から腰痛に悩む声を受けてセミナーを企画した。健康増進部会の飯塚勇斗さんは「就
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富士宮「タケノコ王直売所」が閉店 風岡さん“引退会見”「やりたかったことをやりきった」 芸能界で農家応援へ
「タケノコ王」として親しまれる風岡直宏さん(50)が営む直売所「風岡たけのこ園」(富士宮市長貫)が21日閉店し、24年の歴史に幕を下ろした。農家も引退する風岡さんは「日本一のタケノコの味を目指してきた事実は色あせない。人生で一番やりたかったことをやりきった」とすがすがしい表情で語った。今後は芸能活動を通して農家を応援していくという。 店には朝から閉店を惜しむ人たちが県内外から次々と訪れ、風岡さんにねぎらいの言葉をかけた。閉店時間の午後3時を過ぎると、風岡さんは看板などを取り外し、常連客ら約20人を前に「これからも頑張る農家に温かい目を向けてほしい。スーパーでは、ぜひ国産野菜を選んで」など
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韓国の大学生、日本酒学ぶ 富士宮・富士錦酒造を見学 焼酎試飲も
富士宮市の富士錦酒造でこのほど、韓国の大学生が日本酒の製造工程などを見学した。 韓国梨花女子大の学生と教授の計16人が同社を訪れ、清信一代表から日本酒の特徴や歴史などについて話を聞いた。酒蔵の仕込み蔵や発酵室などを見て回り、同社の日本酒や焼酎を試飲した。学生からは施設や設備、従業員の働き方などに関する質問が出た。 同大の学生が日本の文化や食に触れるプログラムの一環で、同社の取引企業を通じて見学の申し入れがあった。学生は県西部の茶畑なども巡った。
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山本高原公園が完成 富士宮 3人制バスケも可能
富士宮市山本に「山本高原公園」(愛称・お茶めパーク高原)が完成し20日、記念式典が行われた。市内34カ所ある都市公園で初めて3人制バスケットボールができる多目的舗装広場を設けた。 同公園は総面積約6200平方メートルで、市が総事業費約2億7000万円かけて整備した。舗装広場のほか、イベント広場や遊具のある芝生エリアがある。防災設備としては、ソーラー式照明器具が外部設備に給電可能。ベンチもかまどになり炊事ができる。 式典では関係者がテープカットをして完成を祝った。同市と連携協定を結んだばかりのバスケットボール男子Bリーグ2部ベルテックス静岡の選手も訪れ、真新しい広場で地元小学生とプレーを楽しん
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富士宮紹介冊子 発行記念しマルシェ 文筆家 甲斐さん交えワークショップ
富士宮市出身の文筆家甲斐みのりさんが企画・デザインした無料冊子「合本・みやめぐり」の発行を記念するイベント「みやめぐりマルシェ」が20日、同市のムクテン舎で行われた。 冊子は、富士宮の名所や名物を街中と郊外に分けて紹介していた2冊を加筆してまとめた。マルシェでは掲載店の軽食やおやつなどを販売した。カプセルトイ「宮ガチャ」の限定品をお披露目し、8月末まで市観光協会に設置する。 甲斐さんを交えたワークショップでは、富士宮で実施したいイベントなどを参加者が討論した。甲斐さんは「イベントは参加するだけでなく、誰もが発信者になれることを知ってほしい。楽しい提案をどんどん広げていって」と話した。
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冷静にSOS 水難事故防ごう 富士宮・山宮小児童が着衣水泳
富士宮市の山宮小5、6年生53人は19日、夏休みを前に水難事故防止講座を同校で受け、着衣水泳などを体験した。児童は服を着た状態で入水することの危険性を学び、命を守るすべを身につけた。 児童はTシャツとズボンを着たままプールに入り、普段の水着よりも水中で浮かびにくいことを実感した。大の字になって浮かぼうとしたが、靴が浮いてしまい頭が沈むなど苦戦する姿が見られた。 同市のラフティング講師山田良治さん(45)は、流されるなどして救助を求める場合、両手を空に向かって伸ばすよう伝えた。6年渡辺玲桜さん(11)は「焦ると体力を消耗してしまう。万が一の時は落ち着いて行動したい」と話した。
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原風景復活へ 中学生が魚放流 在来動植物、豊富に 富士宮・猪之頭地区
富士宮市猪之頭地区の住民らでつくる「猪之頭の湧水・水車活性化推進協議会」は、昔ながらの農山村の原風景を復活させようと、陣馬の滝の脇で遊水池の整備を進めている。18日は井之頭中生と在来魚の保全に取り組んだ。 同協議会は、県のふじのくに美しく品格のある邑に登録されている「五感で癒される湧水の里いのかしら」と、地元の建築専門学校と建設業者が遊水池の整備・活用に取り組んでいる。在来動植物が豊富な池に育てる計画で、8月下旬の陣馬の滝まつりまでに水車も設置する。 陣馬の滝周辺にはヤマメや沢ガニなどが生息。生徒19人は滝周辺で水生生物を捕獲し、遊水池に放流した。カジカを放流した3年の伊藤夢乃さん(1
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投票用紙リサイクル 静岡県内に広がる 7市合同で247万枚 焼却せずCO2削減へ
三島市など静岡県内自治体が17日、使用済み投票用紙のリサイクルに合同で取り組んだ。昨年6月に初めて4市合同で実施し、今回は7市に広域化。回収量も約247万枚と倍増した。18日までの2日間で回収し、二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。 5月の知事選に伴い、三島市が県内全域に呼びかけて実施した。今回は昨年行った三島、裾野、富士宮、磐田の4市に、伊豆の国、静岡、袋井の3市が加わった。ほかにも関心を示す自治体があったが、知事選の急な実施で補正予算に処理費用を盛り込めず、見送ったケースもあったという。 プラスチック製の投票用紙の処分は、県内では焼却処分が中心。回収した投票用紙は粉砕・溶解処
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沼津・桐陽高女子ソフトボール部 全国総体初出場「全員で1勝を」
沼津市の桐陽高女子ソフトボール部が、長崎県で22日から始まる全国高校総体に創部22年目で初出場を決めた。奥山雄太監督と宇佐美ひなの副顧問、部員17人がこのほど沼津市役所を訪れ、頼重秀一市長に意気込みを語った。 富士宮市で3月開かれた全国高校女子選抜に地域特別枠で初出場し、全国優勝校にコールド負けしたことがチーム飛躍の契機となった。伊賀帆奈美主将(3年)は、「全国の舞台に戻りたい一心で努力した。明るく楽しく、全員で1勝をつかみたい」と力を込めた。 宇佐美副顧問は同部のOG。「現役だった10年前は全国に手が届かなかったので、選手に感謝している。とにかく楽しんでプレーしてほしい」と話した。
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地域課題解決策 市民が提案 外国人観光誘客やキャリア教育拡充 富士宮「未来塾」発表会
富士宮市の魅力発信を市民らが考える「ふじのみや未来塾」の企画発表会がこのほど、同市の駅前交流センターきららで行われ、受講生が地域の課題解決策などを提案した。 3年目の今期は高校生以上の8人が受講し、4回の講座で個々にアイデアを練り上げた。発表会では、外国人観光客を呼び込む手法やキャリア教育の拡充策、バスツアーと連携したフォトラリーの実施案などを説明した。職人が集うまちづくりを提案した参加者は、学校での体験会の有効性を語った。 篠原晃信副市長らが企画を講評し、実現可能性などについて意見を述べた。
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バスケの力で富士宮盛り上げ B2・ベルテックス静岡、市と協定
富士宮市とバスケットボール男子Bリーグ2部ベルテックス静岡はこのほど、パートナーシップ協定を締結した。市民体育館でのプレシーズンマッチ開催などを模索する。 協定書には、子どもの健全育成や高齢者の生きがいづくりといったスポーツ振興を盛り込んだ。松永康太社長と須藤秀忠市長が署名を交わし、「エンターテインメント性の高いプロバスケで富士宮を盛り上げたい」とあいさつした。
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富士山救助 3連休初日4件 11日発見の男性 身元判明
富士山の本県側で3連休初日の13日、登山者の救助要請が4件あった。同日の山中は断続的に雨が降り、救助隊員らは、視界不良で転倒の危険が高く、体調不良にもなりやすいとして警鐘を鳴らす。 富士宮口では午前2時40分ごろに東京都大田区の男性会社員(58)が8合目付近で、午後6時10分ごろには埼玉県さいたま市の中国籍の女子大学生(22)が9合5勺(しゃく)付近で、それぞれ体調不良を訴えた。富士宮署によると、女性は頭痛や低体温といった症状がみられたという。午後4時ごろには福岡市東区のサービス業の男性(75)が元祖7合目付近で膝を負傷し歩けなくなった。 御殿場口では午後7時5分ごろ、仙台市太白区の韓国
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富士宮の恵み ジェラートに 販売店「シロドライブイン」オープン 牛乳、抹茶たっぷり使用
富士宮市の飲食業レインボーは13日、同市中原町にジェラートなどの販売店「シロドライブイン」をオープンした。地元産の牛乳や抹茶をぜいたくに使ったスイーツを、富士山を望みながら味わえる。 同市出身の福原規正社長がオーストラリアで展開しているジェラートの販売を“逆輸入”した。市内の企業と提携し、抹茶やイチゴ、酒かすなどを使った20種のジェラートをそろえた。餅で包んだ大福型や、わらび餅を乗せた豪華メニューもある。 屋外にあずまやを設けたほか、店内にはだるまが並ぶ棚や畳のスペースを設けるなど和風を意識した店構え。福原社長は「外国人を含めて富士山を訪れる人に立ち寄ってもらい、
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災害対応自販機を多機能に 富士宮市役所 おむつや生理用品販売、外部給電も
富士宮市は12日、市役所地下1階の自動販売機1台を災害対応用自販機に更新した。飲料に加えて紙おむつや生理用品などを販売するほか、外部機器に給電することも可能になった。 更新は市とダイドードリンコの災害時飲料等提供協定に基づく。自販機の飲料選択枠の右側に、紙おむつやお尻ふきなど子連れの来庁者向け商品や、女性向けに生理用品やストッキングのボタンを設けた。チョコレート菓子も購入できる。 電力が不安定な被災時は、手回し発電機でも飲料の保冷が可能。スマートフォンなども充電できる。自販機は通常時、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の仕組みで運用し、災害発生リスク低減につなげ
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星陵中・高生が中国訪問団と交流 文化紹介や校内案内
富士宮市の星陵中・高は10日、中国からの中高生訪問団ら63人を招き、互いの文化や学校の様子を紹介し合った。同校からは中高生約130人が参加し、親睦を深めた。 生徒たちは6~7人のグループに分かれ、英語で自己紹介した。それぞれの観光地や食べ物の写真が載ったワークシートを使い、富士宮やきそばや富士山、パンダや小籠包などを伝えた。星陵中・高の生徒が中国の生徒に校内を案内し、部活や校内設備を紹介しながら学校生活を話し合う場面も見られた。 星陵高2年の冨谷翔さん(16)は「知らなかった中国文化も多くあり、勉強になった」と話した。訪日した張子傑さん(15)は「日本のアニメに出ていた学生生活を実際に見
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個性放つライブペイント 浜松市天竜区 玉城さん個展
浜松市天竜区二俣町の秋野不矩美術館で15日まで、同区春野町の画家玉城博香さんの個展「光に満ちた色」が開かれている。音楽に合わせて即興で描くライブペイントや、多彩なアート作品が来場者を楽しませている。 玉城さんは富士宮市出身。作品は赤、青、黄、白の4色を主体に塗り重ね、人や景色を描きつつ独特の空気感を伝える。アクリル絵の具で描かれた、縦横の大きさ1・8メートルほどのライブペイント作品5点や、沖縄県立芸術大の学生時代に描いた油彩画が個性を放っている。玉城さんは「光を取り入れながら空間を描いた作品を見て楽しんでもらえれば」と話す。 入場無料。午前9時半~午後5時(15日は同3時まで)。
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記者コラム「清流」 間近に野生の殺気
6月中旬、富士宮市の森の中、クマさんに出会った。シカのわなにかかったとの情報を受け駆けつけると、市道から10メートルほどのやぶに黒色の姿があった。まん丸な耳がかわいらしくて、近づこうとした瞬間、殺気のこもった視線に射抜かれ体がこわばった。 富士宮市では昨年から、生息域以外での目撃情報が多数寄せられている。近辺のナラ枯れによってクマの食糧が減ったとの見方もある。捕獲現場は民家から距離約200メートル。農作物への被害を防ぐための“最終防衛ライン”だった。クマが偶然わなを踏んだが、通り過ぎていれば被害が発生した可能性もある。 わなを振りほどこうと暴れる力は木をへし折るほ
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自転車盗んだ疑い 富士宮署が男逮捕 東京から各地移動か
富士宮署は10日、窃盗の疑いで住所不定無職の男(24)を逮捕した。逮捕容疑は6月20日、東京都港区の路上で、東京都新宿区の男性会社役員(30)の自転車(1万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、男は盗んだ自転車で各地を移動していた可能性が高いという。
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藤枝の小中学校 健康診断でかかりつけ医も可能に 来年度から受診体制整備
藤枝市は2025年度から、小中学校の児童生徒の健康診断について、志太医師会や藤枝歯科医師会と協力し、学校医に加えてかかりつけ医でも受診可能とする体制を整備する。北村正平市長が10日の市議会6月定例議会一般質問で大石保幸氏(公明党)に答えた。市教育政策課によると、同様の取り組みは富士宮市に続き県内2例目で、県中部地区は初。 現在、学校での健康診断を何らかの理由で受診できない場合は各個人で再受診となり、担当が学校医に限られている。市は登校が難しい児童生徒も受診しやすい環境を整え、必要な関連費用を25年度当初予算に計上する。 市によると、特に不登校の児童生徒は健康診断のために登校が難しく、受診
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ミス富士山に福山さん、渡辺さん 浴衣姿をお披露目 富士宮
富士宮市の富士山本宮浅間大社で10日、同市の顔としてPRを担う「ミス富士山」のお披露目と認定証授与式が開かれた。第35代ミス富士山グランプリに福山理紗さん(20)=同市出身=が輝き、ミス富士山には渡辺こころさん(23)=同=が選ばれた。 2人は浴衣姿で登場し、認定証とトロフィーを受け取った。第34代の2人からはタスキを受け取った。福山さんは「長い間住んできた富士宮市に活躍して恩返しがしたい」と意気込み、渡辺さんは「大好きな市内の祭りや富士山本宮浅間大社の魅力をより多くの人に伝えたい」と抱負を語った。 2人は1年間、同市や市観光協会が主催する行事などに出席する。
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夏の富士山 安全祈願 富士宮、小山で開山祝う
富士山の本県側登山道3ルートが山頂まで開通した10日、山麓の各地で開山式などの関連行事が行われた。朝から大勢の登山者を迎えてシーズン到来を祝うとともに、神職らが安全を祈る儀式を執り行った。 大金剛杖、水ごり 開山祝う 富士宮・富士山本宮浅間大社など 富士宮市の富士山本宮浅間大社では大勢の登山客を乗せたバスが立ち寄り、太鼓の演奏などの歓迎を受けた。大宮小児童が参道で手旗を振り、旅館関係者が大金剛杖を担いで本殿まで歩いた。須藤秀忠市長は夏山シーズン開幕を宣言した。 開山祭は外国人で初めて富士登山した英国公使オールコックの縁で同国の来賓を迎え、同市と世界遺産文化交流都市提携を結ぶ予定の駐日ネパ
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富士山静岡県側3登山ルート、10日開通 訪日客にぎわい予想/マナー違反や「弾丸」流入懸念
富士山静岡県側3登山ルート(富士宮、須走、御殿場)は10日、全面開通する。山小屋などによると、訪日観光客を中心に登山客の増加が予想される。一方でマナー違反の問題は近年深刻化し、今夏は山梨県吉田ルートの規制の影響による弾丸登山者の流入など懸念材料が増えた。本県が試行する県富士登山事前登録システムの抑止効果は見通せず、不安を拭いきれないまま開山を迎える関係者もいる。 富士宮や須走ルートの山小屋によると、円安や新型コロナウイルス禍の収束により、特に訪日観光客の個人、ツアー予約が堅調。関係者から「予約の7、8割が外国人」「旅行代金のつり上がりの影響か、日本の旅行会社の方が苦戦している印象」などの声
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縄跳びアジア大会「金メダル目指す」 富士宮の3選手が意気込み語る
川崎市で24日に開幕する縄跳びの国際大会「アジアジャンプロープチャンピオンシップ」に出場する富士宮市在住の3選手が8日、市役所に須藤秀忠市長を訪ね、健闘を誓った。 大会は曲に合わせてアクロバティックな技を披露するフリースタイルや、制限時間内に跳んだ回数を競うスピード種目などが個人と団体で繰り広げられる。 富士高2年の工藤吉平さんは千葉県のチームに所属し、国内大会で多数種目で優勝を飾ったほか、個人でも上位に入る実力者。北山小6年の鈴木大和さんと黒田小5年の杉本富美さんも好成績を収め、アジア大会の出場権を得た。 3人は「体調を万全に整えて金メダルを目指す」と意気込みを伝えた。
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富士宮・柚野に移住者第1号 静岡市駿河区から石川さん家族
富士宮市柚野で6日、新規移住者懇親会が開かれた。地域住民らでつくる柚野地区移住定住協議会(佐野強会長)の支援を受けた移住者第1号の石川隆輔さん(39)、友紀さん(38)、あかりさん(6)、喜与ちゃん(1)、蒔人ちゃん(同)の5人家族が地元住民の歓待を受けた。 地元住民約20人が富士宮名物の焼きそばや地ビール「フジヤマハンターズビール」、ゼリー、料理を持ち寄って会場内の机を埋めた。会食を楽しみながら、歓迎の言葉をかけたり将来的にやりたいことを話し合ったりと親睦を深めた。 石川さん一家は子育てに適した土地に住もうと約1年前から同市や各地の移住相談に参加。協議会から空き家探しなどの支援を受け、
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富士宮市の教育長 望月俊伸氏が就任
7日付で富士宮市の教育長に就任した望月俊伸氏(59)の就任式が8日、市役所で開かれた。任期は3年間。 須藤秀忠市長から辞令書を受けた望月教育長は、学校と家庭、地域が一体となった教育施策に注力する意向を示し、「富士宮の子どもたちと市民のためになる仕事をしたい」とあいさつした。 望月教育長は市教委学校教育課長などを歴任し、6月末まで富士宮二中校長を務めた。
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柚野地区で子育て伸び伸び 移住第1号 石川さん家族歓迎 富士宮、地域の協議会が支援
富士宮市柚野で6日、新規移住者懇親会が開かれた。地域住民らでつくる柚野地区移住定住協議会(佐野強会長)の支援を受けた移住者第1号の石川隆輔さん(39)、友紀さん(38)、あかりさん(6)、喜与ちゃん(1)、蒔人ちゃん(同)の5人家族が地元住民の歓待を受けた。 地元住民約20人が富士宮名物の焼きそばや地ビール「フジヤマハンターズビール」、ゼリー、料理を持ち寄って会場内の机を埋めた。会食を楽しみながら、歓迎の言葉をかけたり将来的にやりたいことを話し合ったりと親睦を深めた。 石川さん一家は子育てに適した土地に住もうと約1年前から同市や各地の移住相談に参加。協議会から空き家探しなどの支援を受け、3月
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投打の基本 一流選手から学ぶ ソフト日米代表 富士宮で小中学生指導
女子ソフトボール日米対抗戦の日本代表選手らによるソフトボールクリニックが7日、富士宮市の山宮ふじざくら球技場で行われ、小中学生約70人が一流のプレーに触れながら投打の基本を学んだ。 6日に同市で行われた第2戦に出場した選手と、市内のチームで活動する子どもたちの交流企画。富士宮のクラブチームに所属していた山下千世投手や石川恭子主将らのほか、米国代表の2選手も指導に加わった。 参加者はバッテリーや内・外野、打撃などのグループに分かれ、安定した投球や確実な捕球などについて直接アドバイスを受けた。米国選手と英語でのあいさつや声かけを積極的に交わす子どもたちもいた。 小学生チーム「富士宮ドリー
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女子ソフト⚾日米熱戦 富士宮で26年ぶり、2800人声援
富士宮市の静岡県ソフトボール場(富士山スタジアム)で6日、女子ソフトボール日米対抗戦第2戦が行われた。日本が9―5で打ち合いを制し、連勝となった。同スタジアムでの国際試合は1998年の世界選手権以来26年ぶり。2838人が声援を送った。 日本は逆転を許した直後の四回表にダブルスチールなどで同点に追い付き、続く五回に川端瞳選手の右中間フェンス直撃の適時二塁打で勝ち越しに成功した。アメリカ打線は初回にウォーレス選手がバックスクリーンに先頭打者ホームランをたたき込むなど強打の片りんを見せた。 県勢で唯一代表に選ばれた山下千世選手は2番手で三回1死満塁のピンチに登板。いきなり二塁打を浴び2点を失
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富士宮6商店街に多彩なアート 46店舗、50人超の作品並ぶ
富士宮市中心市街地の6商店街で15日まで、「第21回ふじのみや・まちなかアートギャラリー」(実行委、富士宮商店街連盟主催)が開かれている。46店舗に50人を超えるアーティストの作品が並び、商店街一帯を彩った。 JR西富士宮駅前の菓子店藤太郎西駅前店では、清志保里さんが不動明王や竜などを描いた書と絵画が店先を飾った。同店向かいの望栄電器商会には、お絵かき職人イズカーマサヨ(伊豆川昌代)さんの華やかなイラストが家電と並び、来店客の目を引いた。 6日は銀座・ナカジマアートの企画展「美をつなぐ」に関連し、中国出身の日本画家、王培さんのトークイベント「日本画に魅せられて」を実施した。関連して6、7
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ソフト日本代表が富士宮入り 6日のアメリカ戦へ必勝祈願 静岡県勢・山下投手「力出し切る」
6日に富士宮市の静岡県ソフトボール場(富士山スタジアム)で行われる女子ソフトボール日米対抗戦第2戦に備え、日本代表チームは5日、富士宮入りし、富士山本宮浅間大社で必勝祈願をした。第1戦(4日、バンテリンドームナゴヤ)のサヨナラ勝利の流れに乗り、連勝を誓った。 選手達は富士山スタジアムで軽く汗を流した後、浅間大社を訪問。神職から祈とうを受けた。 同スタジアムでの国際試合は1998年の世界選手権以来26年ぶり。日本代表は3位に入り、以後の躍進のきっかけとなった。宇津木麗華ヘッドコーチは同大会に出場し、同スタジアムで場外ホームランを放っている。「良い思い出のある球場。富士山を見ながらプレーでき
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池谷教育長が退任 富士宮市、12年3カ月
6日で任期満了となる富士宮市の池谷真徳教育長(73)の退任式が5日、市役所で行われた。県内現役最長という4期12年3カ月、市の教育行政のかじを取った。 2012年度に教育長に就任。富士山が世界文化遺産に登録されたことを受け、総合的な学習の時間「富士山学習」を充実させるなど、郷土愛を育む活動に注力した。須藤秀忠市長のねぎらいを受けた池谷氏は「多くの経験をさせてもらった」と語った。 後任には7日付で前二中校長の望月俊伸氏が就く。
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エスパルスがSDGs啓発品 富士、富士宮の児童に寄贈
サッカーJ2清水エスパルスは5日、富士市の全児童約1万2000人にSDGs(持続可能な開発目標)啓発のためのクリアファイルを贈った。山室晋也社長が協力企業の代表者と共に市役所を訪れ、贈呈式を行った。 今季の選手紹介のほか、市とクラブが目指す地域づくりや学校づくりの理念をデザインしている。山室社長は「子どもたちの身近な存在として目標の達成を支えたい」と述べ、森田嘉幸教育長にファイルの特大パネルを手渡した。 富士宮市には全児童約6300人分の下敷きを贈った。贈呈はエスパルスが両市と結ぶファミリータウンパートナーシップ協定の一環。
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民家強盗想定 犯人確保へ連携確認 富士、富士宮署など訓練
富士、富士宮署などは3日、民家強盗を想定した緊急配備訓練を富士、富士宮市で実施した。両署と県警機動警ら課、機動捜査隊などの約40人が犯人確保までの流れを確認した。 富士宮市内の高齢女性宅に強盗が押し入り、車で逃走した事案を想定した。気づいた家族の通報を受けて付近の署員らが無線などで情報を共有した。複数の捜査車両が富士宮、富士市内で追尾し、田子の浦港で取り囲んで停車させた。 富士署の担当者は「基本事項は実践できたが、実際はさらに状況は厳しい。課題を整理し的確な連携につなげたい」と話した。
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SNS詐欺広告で1600万円被害 富士宮市の60代男性
富士宮市の60代の歯科技工士の男性が3日までに、投資に関するSNS上の詐欺広告から約1600万円をだまし取られたと富士宮署に届け出た。 同署によると、男性は6月上旬、著名人を用いたSNS上の広告をきっかけに企業担当者らとやりとりを重ね、「大口取引は80%の勝率。安定して利益を上げるには200万円で達成可能」などと勧誘された。次々に投資話をもちかけられ、現金や暗号資産を複数回送金した。6月下旬に企業名を検索して被害に気付いたという。
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3議案可決し閉会 富士宮市議会
富士宮市議会6月定例会は3日、最終本会議を開き、追加提出された市民文化会館リニューアルに伴う電気工事の請負契約など3議案を原案通り可決したほか、請願1件を採択して閉会した。 電気工事の契約金額は12億4190万円。 同日は5氏による一般質問も行い、こども食堂に対する支援などを議論した。
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私の自慢 みんな見て! 富士宮西小 “観客”沸かせる
富士宮市の西小児童会は2日、「何でも自慢大会」を校内で初開催した。「われこそは」と手を上げた7組の出場者が、歌や絵などの特技を全校児童の前で披露した。 10人の児童がステージに上がり、自信のある分野で“観客”を沸かせた。4年の後藤駿佑さんは六面立体パズル「ルービックキューブ」をそろえる速さを証明して見せた。4年の天野璃美さんは「好きなことを見てほしくてたくさん練習した」というタイピングの正確さと速度をアピール。大きな拍手を受け、「緊張したけれど喜んでもらえて良かった」と笑顔を見せた。 大会は児童それぞれの個性を紹介し合おうと、企画から運営までを児童会が担った。6年の塩川未玲さんは「新しい出場
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川口さん・林さんに委嘱 西伊豆町 任命式で意気込み 地域おこし協力隊
西伊豆町は1日、過疎地の活性化に取り組む新たな地域おこし協力隊として、伊豆の国市出身の川口洋海さん(44)と富士宮市出身の林脩太さん(23)に委嘱状を交付した。川口さんはサステナブルツーリズムの推進、林さんは観光情報の発信に取り組む。任期は最長3年間。 川口さんは宿泊施設勤務やジオガイドの経験を生かし、教育旅行誘致やジオサイトの魅力発信に努める。林さんは会社員時代に培った交流サイト(SNS)運用支援の知見を取り入れ、町の広報誌作成やSNSでの情報発信に注力する。 任命式が町役場で行われ、星野浄晋町長が2人に委嘱状を手渡した。川口さんは「地域資源の魅力を広め、観光客の長期滞在やリピートにつなげ
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家畜伝染病備え予防事業や研修会 県東部の推進協総会
静岡県東部の11市9町と畜産関連団体などでつくる東部地域家畜保健衛生推進協議会はこのほど、富士宮市役所で通常総会を開き、2024年度の事業計画などを承認した。 家畜伝染病の発生に備えた情報伝達や予防事業を実施するほか、研修会を開催する。県などの防疫演習への参加も進める。 優良畜産農家として、関東生乳品質改善共励会で4年連続最優秀賞になったグレイスランド(富士宮市)代表の関内慎介氏を表彰した。
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富士宮「勝負メシ」6品 いざ 春巻き、だんご…観戦のお供に 6日、日米ソフトボール
6日に富士宮市内で開催される女子ソフトボール日米対抗戦に合わせた企画「富士山勝負メシ」の認定6品が決まった。ボールやバットを模した料理やスタミナ満点のがっつり系メニューなど、地元開催を盛り上げ、観戦のお供になりそうな品々が選ばれた。 料理とスイーツの2部門で3品ずつ勝負メシに選ばれた。富士宮市の募集に市内の飲食事業者から計42品が寄せられた。市が市役所内の投票やインターネット投票を呼びかけ、3910票が集まった。 勝負メシのうち5品は、試合会場の県富士ソフトボール場(富士山スタジアム)スタンド裏で販売する。応募店の一部もブースを構える。いずれも観戦チケット所有者のみ入場可能な区域。店主ら
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消防車両が民家軒先に接触 富士宮市淀川町の市道交差点
29日午後4時20分ごろ、富士宮市淀川町の市道交差点で、緊急走行中だった同市消防本部の化学車が民家の軒先に接触する事故があった。乗車していた隊員4人にけがはなかった。富士宮署などによると、道幅の狭い交差点を左折する際、車両右側面後方が民家のひさしをこすった。雨どいなどが一部破損した。火災が疑われる情報を受けての出動だったが、活動に支障はなかったという。
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富士宮市長の海外出張、コロナ明け6回「国際都市発展へ」 市議会答弁
富士宮市は28日の市議会6月定例会一般質問で、須藤秀忠市長の海外出張が新型コロナウイルス禍の行動制限が解除されて以降で計6回、27日間だったことを明らかにした。須藤市長は「国際文化都市としての発展と、トップセールスのため」と説明した。近藤千鶴氏(無会派)への答弁。 市によると、友好交流関係都市の台湾台南市に2度、中国浙江省紹興市と韓国栄州市に1度ずつ訪問し文化交流した。招待された案件もあったという。姉妹都市の米国サンタモニカ市へは提携50周年事業の協議に出向いたほか、スペインの日本PRイベントで地酒をアピールした。 須藤市長は出張による市政運営への支障はないとし、「コロナ禍で薄れた関係を
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高校生ができるSDGs模索 富士宮北高で課題研究
富士宮市の富士宮北高で26日、高校生によるSDGs(持続可能な開発目標)の事例を考える課題研究の授業が行われた。商業科で企業研究に取り組む3年生16人が、班ごとの調査内容を報告した。 高校生が使用できるクレジットカードの発行や、高齢者に地域で孤独を感じさせない機会の創出などのアイデアを発表した。アジアの国への寄付を提案した班は、日本の生徒が使わなくなった学用品などを海外に贈るメリットを伝えた。同校卒業生の佐野和也市議が、富士宮市の事例や課題を交えてアドバイスした。 商業科の生徒は企業研究など四つのグループに分かれて社会貢献などの研究を進め、外部の講師の意見を聞きながら成果をまとめる。
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展示設計の事業者決定 文化財施設 伊豆の国市議会可決
伊豆の国市議会6月定例会は28日、最終本会議を開き、同市四日町の韮山時代劇場大駐車場南側に設置予定の文化財展示施設の展示設計・製作・設置業務に関する請負事業者を、丹青社(東京都)とする議案を可決した。 同社は企業ミュージアムのプランニングを手がける内装大手。県富士山世界遺産センター(富士宮市)の展示企画などを手がけた実績を持つ。 市は今後、開館と同時に効果的な事業活動が展開できるよう、施設整備と並行し、教材や体験学習をはじめとする教育プログラムの確立や、市民協働による活動を促進する組織を設立する方針。同施設の2026年3月完成、同年4月開館を目指している。 同施設は3階建てで、延べ床面
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太陽光発電計画 事業者が中止へ 富士宮・大岩
富士宮市は28日の市議会6月定例会一般質問で、同市大岩で民間事業者による太陽光発電設備設置計画について、計画を中止する意向を事業者から伝えられたことを明らかにした。佐野和也氏(明和)への答弁。 2・6ヘクタールほどの急勾配な土地に約6千枚の太陽光パネルを設置する計画だった。近隣住民は周囲の安全性や環境破壊を危惧して3年ほど前から反対運動を展開していた。
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富士宮市の不登校児童生徒、405人に増加 2023年度
富士宮市は28日の市議会6月定例会一般質問で、年間30日以上の欠席があった市内の児童生徒は2023年度が405人と、4年前から約2倍になっているデータを示した。市によると、県東部の自治体と比較した場合は平均的な状況という。植松健一氏(至誠)への答弁。 不登校児童生徒は、19年度は197人で、21年度は269人、22年度は307人と増加傾向にある。池谷真徳教育長は世間の学校教育に対する価値観の変化のほか、「新型コロナウイルス禍で学校行事ができず、通う意義を感じづらかったのではないか」との見解を示した。
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第729回小さな親切運動実行章(静岡県内)
京極敬二(富士宮市)商店街でベンチなどの修繕活動を行うほか、子ども向けに木工体験会などを実施している▽杉本静雄(島田市)長年にわたり、土手に河津桜の植樹を行っている。自身の畑に園児を招き、芋掘り体験なども実施▽小山明弘(富士南中)弟の闘病をきっかけに、約40年にわたり献血を継続。県内初の献血千回を達成した▽河辺登、河辺信子(湖西市)夫婦で営む駄菓子屋開店30周年を機に、長年にわたり毎年小学校に図書を寄贈するほか、地域の見守り活動を行っている
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高齢者らが触れ 心に安らぎ ボランティア犬 施設訪問 富士宮
静岡県動物保護協会富士地区支部の動物ふれあい訪問が26日、富士宮市の高齢者居住施設「グループハウス富士宮」駐車場で行われ、入居者や家族ら約30人が登録ボランティアの犬と触れ合った。 ゴールデンレトリバーやミニチュアダックスフントなど7頭が愛きょうを振りまいた。70代から90代までの入居者は、犬の頭をなでたり抱っこしたりして「お利口だね」「かわいい」などと笑顔を見せた。 動物やボランティアとの交流を通じて、心の安らぎや体を動かすきっかけを得てもらう事業。同支部では年度内に管内で5回の実施を予定している。
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富士山富士宮口5~6合目登山道、冬季閉鎖解除 6合目から山頂までは引き続き閉鎖
静岡県は26日、富士山富士宮口5~6合目登山道の冬期閉鎖(通行止め)を解除した。6合目から山頂までは残雪の影響などで引き続き閉鎖し、整備を進める。 午前8時50分ごろ、作業員が、富士宮口5合目登山道出入り口のフェンスと看板を撤去した。5合目周辺を巡る富士山自然休養林ハイキングコースも開通して宝永火口方面に進めるようになった。 多くのハイカーが開通を待って6合目に向かった一方で、早朝から登山を開始する人の姿もあった。 6合目までの閉鎖解除は例年6月前半だが、今年は6月に入ってからも積雪があったため昨年よりも6日遅くなった。須走、御殿場の両登山口は5合目以上の閉鎖を継続する。 静岡県内3
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ごみ屋敷、ヤングケアラー… 「重層的支援」で縦割り行政脱却 相談窓口進む一元化 焼津など静岡県内市町
ごみ屋敷、ひきこもり、ヤングケアラーといった縦割り行政で対応できない住民の困りごとを官民の横連携で解決する「重層的支援体制整備事業」が県内市町に広がりつつある。2020年の社会福祉法改正を機に始まった事業で、県内では24年度中に困りごとの相談を一元的に受ける「包括的相談支援」の窓口を全市町が設置する見通し。中でも焼津市は全庁を挙げて支援対象者の掘り起こしと問題の根本的解決を図る独自の体制を構築し、先行例として注目を集めている。 自治体が住民の困りごとを把握した際、当事者が障害者福祉、介護、生活保護など何らかの制度を利用していれば担当部署と支援パターンが定まりやすいが、いずれの対象でもない人
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カード窃盗疑い 富山の女再逮捕 富士宮署
富士宮署は26日、窃盗の疑いで富山市西長江3丁目、無職の女(35)を再逮捕した。 再逮捕容疑は何者かと共謀して4月下旬ごろ、市役所と金融機関の職員をかたり、富士宮市の70代女性方に「銀行のカードの利用期限が切れている。自宅に銀行員を向かわせる」などと電話をかけて女性宅を訪れ、キャッシュカード2枚を入れた封筒を別の封筒とすり替えて盗んだ疑い。 女は3日、別の窃盗容疑で同署に逮捕された。
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県への要望報告 富士宮商議所
富士宮商工会議所はこのほど、通常議員総会を富士宮市内で開いた。2023年度事業報告や収支決算を承認し、県行政に対する要望事項を報告した。 要望事項は13件。能登半島地震を受け、木造住宅の耐震化に関心が高まっているとして、無料診断の継続と補強工事費の補助対象の拡大を求めることを新たに盛り込んだ。 このほか、勝又重政さん(ランバーリング・カツマタ)に経済産業省関東経済産業局長表彰、遠藤崇浩さん(エンズプランニング)に関東商工会議所連合会ベストアクション表彰を伝達した。
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「海から富士山」観光化へ 漁船クルージング誕生 絶景満喫!市内回遊向上期待
一部の撮影スポットに過剰な人気が集まり対応に追われる富士山麓。新たなアプローチとして「海上から見る富士山」を案内しようと昨年、漁船クルージングを運営する企業が富士市に誕生し、海上観光ツアーを展開している。口コミが徐々に広がり、海外からの申し込みも入る。事業者の杉山真郁さん(30)は「富士山の魅力をより引き出し、観光客が存分に楽しめる環境を整えたい」と意気込む。 クルージングには一本釣り漁船を使用。田子の浦漁港周辺を1時間ほど巡るプランや沼津市の大瀬崎を往復するコースのほか、日の出と同時に赤富士を満喫するツアーも用意する。 杉山さんは米国に留学した4年間で、富士山の認知度と観光資源として
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自転車盗防ぐには 高校生が作戦会議 富士宮、5校のチーム
富士宮市内の高校5校の代表生徒でつくる自転車盗被害防止チーム「B・B・5作戦本部」の作戦会議がこのほど、富士宮署で行われた。 今年は例年の同世代に対する啓発活動に加え、駐輪場の環境整備に関する提案を目指している。会合では、窃盗犯に狙われやすい環境と対策を話し合った。「人の足音を流せば警戒するかもしれない」などと意見が挙がった。
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エンビプロHD 消費税処理巡り特別損失を計上
富士宮市のエンビプロホールディングス(HD)は21日、2024年4~6月期に計9億3300万円の特別損失を計上すると発表した。関連子会社ニュースコン(東京都)が消費税の処理に関して東京国税局から更正処分を受ける見込みとなったため。同HDは適正に処理してきたとの認識を示している。 ニュースコンの鉄スクラップなどの輸出販売取引で、消費税還付に対象外の税務処理が含まれていたとの指摘を受けた。同HDは過少申告加算税と延滞税を含め、納付総額を8億5700万円と見積もった。 同HDは国税局から正式に処分通知を受け次第、不服申し立てに入るという。 特別損失には、連結子会社日東化工の本社工場(神奈川県
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全国2大会での入賞報告 富士宮拠点ミュージックベルサークル「クラス9」
富士宮市が拠点のミュージックベルサークル「チームクラス9」は20日、市役所に須藤秀忠市長を訪ねて二つの全国大会で入賞したと報告した。 クラス9は富士市の吉原二中特別支援学級の卒業生ら5人で活動している。1月の合奏コンテストで銀賞、2月のトーンチャイム全国コンテストで特別賞に輝いた。 5人は「難しい曲を頑張った」と言い、応接室に澄んだ音色を響かせた。
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米の伝統工芸バスケット紹介 浜松市浜名区でSBS学苑講師ら展示
米東部ナンタケット島の伝統工芸品「ナンタケットバスケット」を制作するSBS学苑の講座で講師を務める村田尚香さん(49)=富士宮市=と受講生約60人の作品展が21日、浜松市浜名区引佐町のカフェ「ラ・ローズデバン」で始まった。24日まで。 同バスケットは、フォーマルな場で持つことが許されるバスケットとして知られる。編み目が細かく、底に木の板を取り付けているのが特徴。トウを編んで制作したふた付きのバスケットやバッグを中心に約80点を紹介している。技術を応用した小物や時計、アクセサリーなどの個性的な作品も来場者の目を引く。 村田さんは「生徒が一生懸命作った作品を見てほしい」と話した。
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中国、台湾の友好山と本格交流再開へ 日本富士山協会が総会
静岡、山梨両県と富士山周辺の13市町村や企業などで組織する日本富士山協会は20日、本年度総会を山梨県富士吉田市で開き、「友好山提携」を結ぶ中国の泰山(たいざん)、台湾の玉山(ぎょくざん)の各周辺地域との本格交流を再開する方針を決めた。インバウンド(訪日客)増加を踏まえた英語版ガイドブック作成なども事業計画に盛り込み、誘客を加速させる。 協会加盟の自治体や企業関係者らが、世界遺産の泰山を有する中国・泰安市へ7年ぶり、富士山より高い標高3952メートルの玉山を有する台湾の玉山地域へは8年ぶりにそれぞれ訪問する。コロナ禍などで中断した活動を再開し、交流を深める。台湾の山岳団体「中華民国山岳協会」が
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都市提携巡り修正動議否決 富士宮市議会 14議案 原案通り可決
富士宮市議会6月定例会は20日、本会議を開き、2024年度一般会計補正予算案など14議案を原案通り可決した。補正予算案については、ネパールのマンダン・デウプール自治体との世界遺産文化交流都市提携に関連する費用を巡り、調査費のみとするよう求める修正動議が提出されたが、反対多数で否決された。 交流都市提携は、2月に同国のドゥルガ・バハドゥール・スベディ駐日大使から提案を受け、8月11日(山の日)の締結に向けて市当局が準備を進めている。市によると、同自治体は世界最高峰エベレストなどを一望できる観光地というが、自治体の詳細な規模や生活環境はつかめていない。 修正案は会派富岳会と無会派の計8氏が提出し
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詐欺容疑で逮捕の男性を不起訴処分 地検富士支部
静岡地検富士支部は19日、詐欺の疑いで逮捕、送検された富士宮市の無職の男性(25)を不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。 男性は交流サイト(SNS)で三重県の女性に架空の投資話を持ちかけ、2月に50万円を入金させてだまし取ったとして富士宮署に逮捕された。
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写真、陶芸二人展 深み感じて 静岡の松野さんと富士宮の佐々木さん
静岡市葵区の写真家松野崇さん(80)と富士宮市の陶芸家佐々木泰男さん(55)の二人展が19日、同区鷹匠のギャラリー悠で始まった。24日まで。 松野さんは30年前、フランスとイタリアに滞在した際のスナップ写真を、手作りした和紙の印画紙にプリントした。美しい街並みや人々の日常が紙の質感によって、さらに深みのある情景を生んだ。佐々木さんは穴窯で制作した焼き締めの皿や花入れ、香炉など100点を展示した。 2人は25年前から、創作活動を通して親交を重ねてきた。松野さんは「写真と陶芸は、焼いてみないと分からない。プロセスが共通する」、佐々木さんは「双方の息吹を楽しんでもらいたい」と話した。
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新理事長に伊藤氏 富士宮信金
富士宮信用金庫は19日、通常総代会と理事会を開き、同日付で新理事長に伊藤寿文専務理事(67)が昇格する人事を決定した。小池孝治理事長(67)は20日付で非常勤相談役に就く。 伊藤氏は「地域の課題解決に貢献すると同時に、職員の人材育成を強化する。自治体と連携して地域創生に取り組む」との方針を示した。 小池氏は2022年から理事長を務めた。ガバナンス強化に注力し、一定のめどがついたという。 伊藤寿文氏(いとう・としふみ)1980年富士宮信用金庫入庫。総務部長、企画部長などを経て2022年から専務理事。東洋大卒。富士宮市出身。
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「J-クレジット」 推進など計画承認 富士森林組合
富士森林組合は19日、通常総代会を富士宮市内で開き、「J-クレジット制度」を活用した収益創出を推進する2024年度事業計画を承認した。 森林の二酸化炭素(CO2)吸収量を売却することで、森林所有者の収益が向上する。手入れが行き届いていない場所の整備費用を補う狙いもある。 会合では、23年度は20ヘクタールに植林した実績なども報告された。
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陶芸、写真二人展 深み感じて 佐々木さん(富士宮)と松野さん(静岡) 静岡
静岡市葵区の写真家松野崇さん(80)と富士宮市の陶芸家佐々木泰男さん(55)の二人展が19日、同区鷹匠のギャラリー悠で始まった。24日まで。 松野さんは30年前、フランスとイタリアに滞在した際のスナップ写真を、手作りした和紙の印画紙にプリントした。美しい街並みや人々の日常が紙の質感によって、さらに深みのある情景を生んだ。佐々木さんは穴窯で制作した焼き締めの皿や花入れ、香炉など100点を展示した。 2人は25年前から、創作活動を通して親交を重ねてきた。松野さんは「写真と陶芸は、焼いてみないと分からない。プロセスが共通する」、佐々木さんは「双方の息吹を楽しんでもらいたい」と話した。
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「宮バス」みんなで使おう 富士宮西高生徒会 乗り方動画制作 認知度向上「小中学生に」
富士宮市の富士宮西高生徒会は、市営バス「宮バス」の利用促進を図ろうと、乗り方を解説する動画を制作した。市の公式ユーチューブチャンネルで17日に公開した。 生徒会のメンバーが乗降を体験する様子などを4分40秒の動画に編集した。運賃は乗車区間を問わず一律200円で、乗車時に料金箱に支払うことを丁寧に説明している。 生徒会長の3年佐野嵩太さん(18)が宮バスの認知度不足に課題意識を抱き、11月の高校生議会でPRを提案したことが動画制作につながった。佐野さんは「乗り方を学ぶ小中学生に見てほしい」と話した。動画内でも「路線の維持には利用者が必要。廃止にならないために、生活に宮バスを取り入れましょう」と
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独立選抜書展 静岡県内17人入選
現代書団体の独立書人団(東京都)の2024年独立選抜書展で、鈴木美恵子さん(静岡市葵区)が会員推挙されるなど県内の17人が入選した。展覧会は東京都美術館(台東区)で、21日まで開かれている。 県内のその他の入選者は次の通り。 三浦すみれ(小山町)池谷天外(三島市)朝井出桃子、高橋直嗣(以上沼津市)好司、風岡将平、渡辺麗美(以上富士宮市)時政荘子(富士市)大石千世、是永尚志、平井聴雨、榊原橘花(以上静岡市葵区)杉山桃青(同市駿河区)長谷川千春(藤枝市)外山博彰(島田市)袴田一耀(吉田町)
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新教育長に望月氏 富士宮市議会同意
富士宮市議会6月定例会は18日開会し、23議案を上程した。7月に任期満了を迎える池谷真徳教育長(73)の後任に、二中校長の望月俊伸氏(59)を任命する人事案に同意した。望月氏の任期は同月7日から3年。 望月氏は駒沢大を卒業後、1987年度に長泉町立北中の教諭となり、富士宮市立柚野中校長などを歴任し、市教委学校教育課長を経て2023年度から二中校長を務めている。市関係者によると、二中校長の後任には市内他校の校長が充てられる見通し。 池谷氏は現在4期目で、在任12年3カ月は県内の現職で最長となっている。 本会議ではこのほか、学校施設の不備に伴う一般車両の損壊に対する損害賠償額(約7万円)の
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さくら写真コンクール 知事賞に高橋さん(伊豆の国)
2024年度県さくら写真コンクール(県さくらの会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式がこのほど、県庁で開かれた。最優秀の知事賞には高橋浩さん(伊豆の国市)の「反射炉夜桜」が輝いた。特選の永井真澄さん(島田市)と飯田龍治さん(御殿場市)を含む3人に中山淳也県くらし・環境部参事が表彰状を手渡した。 県内外から503点の応募があり、18点が入賞した。高橋さんの作品は、ライトアップされた世界遺産の韮山反射炉を背景に咲き誇る桜と、長時間露出で撮影した車のテールランプを配置し、静かな風景に躍動感を加えている。 入賞作品は28日まで県庁別館21階展望ロビーに展示し、その後は県内各地で巡回展示する。
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温泉「リラックスできた」 姉妹都市・米シェルビービル訪問団、5年ぶりに静岡市へ
静岡市と姉妹都市提携を結ぶ米国インディアナ州シェルビービル市の若者ら27人が17日、静岡市役所静岡庁舎を訪れ、大長義之副市長に滞在中の活動などを報告した。訪問は新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりとなる。 訪問団は学生や国際交流協会員ら27人。14~18日まで静岡市内の家庭にホームステイしながら清水区の蒲原中の生徒と交流したり、同区の地持院を見学したりして日本文化への理解を深めている。週末はホストファミリーと自由に時間を過ごしたという。 学生は「初めて温泉に入り、リラックスできた」「(富士宮市の)白糸の滝に行った。見たことがないほど神秘的だった」などと印象に残った出来事を紹介した。大長副
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箱根駅伝経験「逆境をチャンスに」 富士宮・西小で市職員が講話
富士宮市の西小で17日、卒業生講話が行われ、箱根駅伝の出場経験がある同市職員セルナルド祐慈さん(30)が前向きに生きる大切さを6年生に語った。 セルナルドさんは中学から長距離走を始め、富士宮西高で3千メートル障害の選手として活躍した。創価大では大学が箱根駅伝に出場した2年と4年で走り、主将も務めた。 入部当初は1年生の中でもタイムが下の方だったといい「これから皆を抜いていく立場が与えられたと考えた。足をけがした時は他のトレーニングに時間を使うことができた」と振り返った。逆境をチャンスと捉えることで「ここぞという場面で負けない力が付く。強くなれると信じて頑張って」と呼びかけた。 (富士
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建設工事9社表彰 富士宮市
富士宮市の2024年度建設工事表彰式がこのほど、市総合福祉会館で行われた。市の発注で前年度までに完成した工事232件から、優秀賞6社と優良賞3社をたたえた。須藤秀忠市長が各社の代表者に表彰状を手渡した。 表彰を受けた事業者は次の通り。 優秀賞 藁科組、坪井土建、佐野藤建設、富士建材土木、マコト電機、諏訪部管工▽優良賞 井出恒組、旭建設、皇建興業
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シカ用わなにツキノワグマ1頭、住民発見 富士宮・白糸ノ滝付近、近くに民家も
16日午前5時15分ごろ、富士宮市佐折の山林で、ニホンジカ捕獲用のくくりわなにツキノワグマの成獣1頭がかかっているのを近隣住民が発見した。 クマは全長129センチ、体重44キロで推定5~6歳のオスだった。右後ろ足が拘束された状態で、付近の木を折るなど暴れる様子を見せた。約6時間後に猟友会や専門業者が麻酔銃で眠らせて捕獲し、生息域の富士山麓の山奥に放った。 捕獲現場は白糸ノ滝から西に約1キロの山林で、市道から十数メートルの場所に設置したわなにかかった。約200メートル先には民家がある。 近隣住民らは「クマが出る地域ではないので驚いた」と声をそろえた。最初に目撃した男性は「ほえながらこちら
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熱海など震度1 16日午後7時16分ごろ、35分ごろ
16日午後7時16分ごろと同35分ごろ、千葉県北西部を震源とする最大震度2の地震があった。気象庁によると、震源の深さは約70キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・1~4・2と推定される。 静岡県内の主な震度は次の通り。 震度1=熱海市、富士宮市、御殿場市、東伊豆町、
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富士山世界遺産 11周年祝う 富士宮で登録「記念祭」 ステージ披露や観光PR
富士山世界遺産登録11周年記念祭(富士宮市、富士宮商工会議所青年部主催)が16日、同市の富士山本宮浅間大社で行われた。大鳥居前は音楽ステージや飲食ブースなどで祝福ムードに包まれ、親子連れなど大勢の来場者でにぎわった。 特設ステージでは、星陵中・高吹奏楽部の約80人が映画音楽やアニメ曲などを歌唱やダンスを交えて演奏し、来場者が手拍子で盛り上げた。須藤秀忠市長は世界遺産登録後の歩みを振り返り「普遍的な価値をより広く効果的に継承していきたい」とあいさつした。 会場には市内の飲食店がブースを出した。富士登山を疑似体験できるVR(仮想現実)動画のコーナーでは、世界遺産の構成資産も紹介するなど市内観光の
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ビジネスプラン磨く 富士宮の富岳館高生 日本公庫職員から助言
富士宮市の富岳館高でこのほど、日本政策金融公庫職員による出張授業が行われた。ビジネスプランコンテストに参加する情報ビジネス系列の3年生34人が職員の助言を受けてプランを磨いた。 沼津支店の増田康太郎さんが収支計画の立て方を解説。「行政や業界団体が公表している人口などのデータを参考にすると現実的な売上高を推計できる」と紹介した。優れたプランにするポイントとして「他のビジネスとの違いがある」「販売方法が具体的」などを挙げた。 プランをまとめるグループ単位の話し合いに職員が加わり、改善点をアドバイス。訪日外国人向け移動支援サービスを考案するグループでは「外国のサイトに広告掲載が必要」「多言語の
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自転車盗難防いで 小4に補助錠配布 富士宮署など
富士宮署と富士宮防犯協会は、小学4年生から自転車で公道を走ってよいとされる富士宮市内のルールに合わせ、市内の4年生に補助錠を配布する。このほど大富士小で贈呈式を行い、児童133人に自転車盗難防止を呼びかけた。 影山勝彦署長がチェーン式補助錠を代表児童に手渡した。同署によると、市内の自転車盗被害のうち約8割が無施錠だったという。署員は補助錠を付ける位置を児童に説明した。
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人手不足解消策探る 富士宮・SDGsパートナー交流
富士宮市の「富士山SDGs(持続可能な開発目標)推進パートナー」事業に参加している事業者による3回目の交流会がこのほど、同市麓の休暇施設「ふもとっぱら」で開かれた。19団体の32人が、人手不足の解消に向けて協力できることなどを話し合った。 参加者は七つのグループに分かれ、それぞれの取り組みや課題を打ち明けた。人手不足に悩む声が多く集まり、「2時間だけ」といった短時間の業務に特化して求人するアイデアが挙がった。 福祉事業者らが集まったグループでは、ひきこもりなどの相談者に人と交流できる場を用意したいとの意見に対して、農業体験を提供する事業者が話し合いに加わって就農も視野に入れた新企画を練った。
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中学生、陸橋から落下か 複数車両と衝突、現場で死亡確認 富士宮・西富士道路
15日午前0時半ごろ、富士宮市小泉の西富士道路下りで、少年と複数の車が衝突する事故があった。少年は中学生とみられ、事故現場で死亡が確認された。道路をまたぐ陸橋から何らかの理由で道路に落下したとみられる。静岡県警は身元の確認を進めるとともに、状況を詳しく調べている。 捜査関係者によると、複数の運転者から「人をはねた」との110番があった。同市小泉の陸橋「東古宮橋」に少年の所持品とみられる物が残されていたという。橋の両側には高さ2メートルほどのフェンスが設置されていて、地面までは十数メートルある。 事故現場は富士宮、富士両市の市境付近で、西富士道路は東名・新東名の両高速道とつながる自動車専用
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富士富士宮道路 建設へ要望継続 期成同盟会総会
富士、富士宮の両市を結ぶ一般広域道路「富士富士宮道路」の建設促進期成同盟会はこのほど、2024年度総会を富士宮市内で開き、道路整備の実現に向け関係機関に対して強い要望活動を継続する方針を確認した。 富士富士宮道路は両市をまたぐ南北の経路を想定している。同会は慢性的な渋滞の解消や東西の主要幹線道路への接続が容易になると期待を寄せる。須藤秀忠富士宮市長はあいさつで「渋滞が地域交流と経済発展にも支障を来している」との認識を示し、道路計画の早急な具現化の重要性を語った。 役員改選も行い、会長に小長井義正富士市長が就いた。
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避難所迅速設営へ訓練 富士宮市職員 能登混乱受け対策
災害発生時に指定避難所運営に配置される富士宮市職員がこのほど、避難所設営訓練を同市の東小で実施した。実際の避難所での訓練は初。1月の能登半島地震では避難者の受け入れで混乱したことを受け、参加者41人は早期に開設できるよう手順を確認した。 参加者は協力してテントトイレを組み、体育館内にはパーティションを設置した。避難者の受付窓口も用意して名前や人数などの記録方法も確認した。 例年の訓練は、市役所で資機材の動作確認などが中心だった。訓練を担当する市危機管理局の小林祐太さん(38)は石川県穴水町の避難所に派遣された際、避難者が正確に把握されていなかった実態に課題を感じたという。「対応が後手にな
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クマ3頭目撃 富士宮・人穴
13、14の両日、富士宮市人穴で親子とみられるクマ3頭の目撃情報が市に寄せられた。人的被害は確認されていない。 目撃されたのは、いずれも荻平公民館東側で、成獣1頭が子グマ2頭を連れていた。目撃現場は富士山麓の生息域。周囲には農場や牧場、養鶏場が複数存在する。 市は両日、同報無線で注意を呼びかけた。
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環境ポスター審査 小中学生表彰 山崎さんら金賞 富士宮市
富士宮市は13日、2024年度の環境月間ポスターコンクールの表彰式を市役所で開き、受賞した小中学生をたたえた。 小学校部門で金賞に輝いた山崎克さん(上野6)らに須藤秀忠市長が賞状を手渡した。入賞作品は、金賞と銀賞をごみ収集車の側面に掲示するなどさまざまな環境啓発活動に使われる。21日まで市役所1階に展示する。 小学生1803点、中学生179点の応募があった。この他の主な受賞者は次の通り。 【小学校】銀賞 佐藤瑚太郎(大宮2)銅賞 遠藤結輝(黒田6)清掃センター特別賞 野中結月(人穴3) 【中学校】金賞 渡辺結(芝川2)銀賞 山田樹希(西富士2)銅賞 細野美宙(富士根北3)
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快適な地域環境目指し道路清掃 富士宮北山工業団地13社
富士宮北山工業団地立地企業連絡会は13日、富士宮市北山の同団地入り口の市道で清掃活動を実施した。 同団地の企業ごとに行っていた活動を、加盟13社合同の地域奉仕として6年前から続けている。約100人が250メートルほどの区間でごみや落ち葉を拾い、道路脇や街路樹回りの草を刈った。 清掃した区間は地域住民の散歩などに使われるほか、団地に関わる車両が出入りしている。連絡会の村島幸助会長(アサヒ飲料)は「有志の参加者が増えて活動が周知されている。地域の快適な環境づくりを目指して今後も続けたい」と話している。
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富士宮市議会 定例会18日開会
富士宮市議会は13日、議会運営委員会を開き、6月定例会の会期などを決めた。決定した主な日程と事項は次の通り。 ◇会期 18日~7月3日◇一般質問 28日、7月1~3日◇市提出議案 教育長の任命など21件◇議会提出議案 選挙、請願各1件◇常任委員会 21、24、25日
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記者コラム「清流」 ホタルの光跡
気温が上がり雨の日が増えた5月後半、県内でもホタルが飛び始めた。各地の独特な風景を絡めた写真がSNSでも上がっている。 南伊豆町では、川から降りてきたホタルが海岸沿いを飛ぶ。全国的に見ても珍しい光景が写真愛好家を楽しませている。撮影に訪れ、「ホタルも観光資源の一つになってほしい」と光に願いを込めた。ヒメボタルと神社の厳かな雰囲気を楽しめる御殿場市の二岡神社では、関係者らがホタルの環境保全に努めている。富士宮市では富士山とのコラボが人気だ。 近頃は、環境の変化で昔は生息していたホタルがいなくなったという話も聞く。地元住民や環境を守る人らの気持ちになり、一人一人がルールやマナーを守ることが大
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事業計画など承認 広域連携強化重点 御殿場市観光協会
御殿場市観光協会はこのほど、2024年度定時総会を市内で開き、本年度事業計画などを決めた。 本年度は小山町、裾野市との「表富士観光キャラバン」や富士市、富士宮市を加えた「しずおか富士山利活用推進協議会」などを核とした広域連携の強化、ふるさと納税や富士山ブランド「御」を通じた会員のものづくり支援と市の魅力発信などを重点とした。 任期満了に伴う役員改選では、山内剛会長を再任した。任期は2年間。
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富士宮・杉田5区防犯隊 功労表彰を報告 市役所訪問
静岡県防犯協会連合会から防犯功労団体表彰を受けた富士宮市の杉田5区防犯パトロール隊は10日、市役所を訪ねて須藤秀忠市長と影山勝彦富士宮署長に喜びを語った。 同隊は週1回、夜間に1時間ほど地域を巡回している。代表の石川忠さん(63)は「家が点在する地域のため、暗がりのパトロールに注意を払っている。防犯灯の状態も気をつけている」と話した。
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特産の梅求め行列 「稲子まつり」地場産品販売にぎわう 富士宮
富士宮市稲子地区特産の梅をPRするイベント「梅の里稲子まつり」がこのほど、同市の新稲子川温泉ユー・トリオで開かれた。 地元生産者による稲子梅部会が青々とした生梅を販売し、開会前から行列ができた。今季は暖冬の影響などから収穫は少なかったといい、約200キロ分が早々に完売した。 会場では梅の大福や野菜などさまざまな地場産品を販売。アマゴのつかみ取りや「芝川おどりコンテスト」も実施し、大勢の来場者でにぎわった。 (富士支局・宮城徹)
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企業がオーナーの田んぼ 市民ら農作業 富士宮
企業がオーナーになった田んぼで市民が参加する田植え会が9日、富士宮市白糸地区で行われ、親子連れや職場の仲間など市民ら約100人が農作業に汗を流した。 農業と環境啓発に取り組む富士山白糸ファーム(同市)が市内の企業に貸し出した区画など3カ所で実施した。参加者は重い泥の中で足を踏ん張りながら、20センチ間隔を目安に苗を挿していった。泥の中に座ったり寝転んだりする子もいた。 田んぼのオーナー制度と田植え会は、農地の活用と活性化を目指して3年前から実施している。同ファームの渡辺亜子代表は「体験があると大人も熱心に取り組んでくれる。持続可能な農業を皆で考える仕組みとして参加を呼びかけていきたい」と
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教育長後任に二中校長望月氏を 富士宮市が人事案
富士宮市は10日までに、任期満了に伴い7月に退任する池谷真徳教育長(73)の後任に、現二中校長の望月俊伸氏(59)を任命する人事案を固めた。18日開会の市議会6月定例会で人事案を提出し、議会の同意を求める。任期は3年。 望月氏は1987年度に長泉町立北中の教諭となり、富士宮市立柚野中校長や静岡県立富士東高校長などを歴任。市教委学校教育課長を経て2023年度から二中校長を務めている。市関係者によると、二中校長の後任には市内他校の校長が充てられる可能性が高い。 池谷氏の任期は7月6日まで。現在4期目で、在任12年3カ月は県内の現職で最長となっている。
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熱中症予防の避暑施設21カ所に 富士宮市が拡大
富士宮市は10日、熱中症予防のための避暑施設「クーリングシェルター」を今夏は21カ所に拡大すると発表した。 市は昨年度、冷房の効いた空間を無料開放する同事業を公共施設と民間ドラッグストアの計14カ所で始めた。今夏は市芝川出張所やイオンモール富士宮館内などでも実施が決まった。 気温や湿度、日射量などから算出する「暑さ指数」が静岡県内の全ての地点で35以上に達した場合、施設を開放する。昨年は8月9日~9月29日まで開放した。
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ネッツトヨタ静岡 富士山基金に寄付 富士宮市長に手渡す
ネッツトヨタ静岡(沼津市)はこのほど、富士宮市富士山世界遺産基金に28万円を寄付した。寄付金は富士山の環境保全や周辺整備に関する市の事業費に充てる。 寄付は同社が1~3月に実施した「オイル交換deクリーンアップキャンペーン」の売り上げの一部と、店舗で呼びかけた募金を合わせた。同社の弘中貴幸取締役らが市役所を訪ね、須藤秀忠市長に寄付金を手渡した。
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【部活動改革】休日地域移行13市町試行 国の推進期間2年目 指導者確保にハードル 静岡新聞社調査
少子化による体験格差の解消や教員の働き方改革を目的に公立中学の部活動を地域団体などに委ねる「地域移行」は本年度、国が休日の移行の環境整備を促す「改革推進期間」の2年目に入った。静岡県内で、休日の地域移行を試行中の学校があるのは13市町で2023年度より10市町増えたことが、静岡新聞社が23年に続き県内全35市町に実施したアンケートで分かった。移行の目標時期を明確にして取り組みを模索する自治体がある一方、過疎化が深刻な市町は指導や運営に関わる人材確保などのハードルが高く、計画を立てにくい実情も浮かび上がった。 国の改革推進期間は25年度までの3年間。県教委はこの間に、関係者による協議会設置な
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富士山麓3市の一番茶、ボトル缶に ラブライブとコラボ JAふじ伊豆10日発売
JAふじ伊豆(沼津市)は10日、富士山麓の一番茶を100%使用した上質な緑茶ボトル缶「ふじぃーず彩々(さいさい)」を発売する。JAの合併を経て富士、沼津、富士宮市の統一商品として開発した。 3市で栽培した茶葉を低温でじっくりと抽出した。深いこくと味わい、豊かな香りが特徴。沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とコラボしたオリジナル缶で、和モダンな衣装に身を包んだキャラクターと富士山、駿河湾、お茶の花などをデザインした。 1本400グラムで税込み140円。JA各店舗や直営店で販売する。担当者は「こだわりが詰まった緑茶缶。幅広い世代に味わってほしい」とPRしている。
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世界かんがい遺産 PRへ事業計画 富士宮・北山用水運協委
富士宮市北山用水運営協力委員会はこのほど、2024年度総会を同市北山出張所で開いた。北山用水が世界かんがい施設遺産に昨秋登録されたことを受け、PR方法の研究を盛り込んだ本年度事業計画を承認した。 北山用水を市内外に効果的に発信するため、県内で同遺産に登録されている施設の管理団体と情報交換する場を設ける予定。毎年2回実施している地域住民総出の草刈りは継続する。 石川雅洋会長は「歴史ある用水を後世に引き継ぐための活動にする」とあいさつした。
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10年後の富士宮、中学生が理想像討議 市6次総策定へ
富士宮市はこのほど、第6次市総合計画(2026~35年度)の策定に向け、市内の中学生を市役所に集めた会議を行った。生徒28人が、大人になった10年後に住みたい富士宮市の理想像を話し合った。 生徒は七つのグループに分かれて暮らしやすいまちづくりについて考え、結果を発表した。観光産業の活性化を望む生徒が多く、新たな名物グルメを開発して商店街の食べ歩きを促進することで、来訪者と周辺住民双方の満足度が高まるとの提案があった。生活の利便性向上については、路線バスの本数増加やスポーツ施設の拡充を求める意見が挙がった。 市は24年度、6次総の策定作業を本格化させる。22日は高校生を対象に会議を開く。
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五輪「金」の道 映画化 スペイン空手選手 合宿地の富士宮で撮影
東京五輪の事前合宿を富士宮市で行い空手女子形で金メダルを獲得したスペインのサンドラ・サンチェス選手(42)の映画化に向け、同国で準備が進められている。映画には富士宮市内も登場する予定。映画のアリッツ・モレノ監督とサンチェス選手らは3日、同市を訪れて関係者に製作への抱負を語った。 サンチェス選手は母親の看病で若い頃に競技を離れ、代表復帰を目指すも年齢が障壁になった経緯がある。諦めず努力を続け、競技外での活躍もあり復帰を果たした。映画はサンチェス選手が4歳で空手と出合い、紆余(うよ)曲折を経て40歳で世界の頂点をつかむまでを紹介する。 富士宮市を含む国内での撮影は来春を予定。サンチェス選手
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防災意識高揚へ 展示や訓練 富士宮市 強化月間
富士宮市は3日、市が定める6月の防災強化月間の開始セレモニーを市役所で開いた。啓発品の展示や訓練を通じて市民の意識高揚を促す。 社会福祉士や保育士などでつくる静岡DWAT(災害派遣福祉チーム)の登録員が、避難所で使われる段ボールベッドや移送支援用具などの使い方を実演した。市役所1階ホールでは防災展を7日まで開き、非常食や家具の固定用品、携帯トイレなどを紹介している。日頃からの備えや家屋の耐震化に関するパネル展示もある。 期間中、学校や市役所での防災訓練、災害時地域リーダー研修会などを実施する。
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課題解決へ多様な成果 静岡 「地域共生塾」1期生が活動報告会
多分野連携で地域課題の解決策を考える「ふじのくに地域共生塾」(静岡県社会福祉協議会主催)の1期生による活動報告会が3日、静岡市葵区で開かれた。静岡県内各地から受講した9人が、自ら設定した課題や解決法、実践状況を説明した。 磐田市職員の鈴木紗英さんは「自治会の持続可能性を高める負担軽減策」をテーマに、住民側に現状や困りごとについて確認し、所属課で自治会向けのマニュアルを改良するに至った経緯を説明した。富士宮市のNPO法人ピクニックの前島るみ子代表は、フレイル(虚弱)予防を組み合わせた高齢者向けの安全運転講座を静岡県内各地で開催することを目標にして発信に力を入れ、磐田市や静岡市などに活動の場を
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静岡人インタビュー「この人」 避難生活を模した防災キャンプを企画した 松田寿久さん(富士宮市)
高校の非常勤講師として勤めながら、4月に富士宮市大岩3区の区長に就任。防災活動に力を入れる。5月上旬の大型連休を活用し、電気と水道を使用禁止とした1泊2日のキャンプを開催した。日用品を防災グッズに転用する実験にも熱心で、結果を地域住民に広めている。70歳。 -防災に対する考えは。 「南海トラフ巨大地震など、大災害はいつ起こってもおかしくない。過疎化や少子高齢化で地方の実態は刻々と変化するが、社会システムの更新には何年もかかる。身の回りの備えを整えることは自治会の役割だと考える。発災時、行政の世話に依存せず、最低限の生活は自分たちで確保できる強い区にしたい」 -区の強さとは。 「住民同
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東海道線新型車両「315系」JR静岡駅出発! 地区18年ぶり、ファン集う
JR東海は1日、新たな通勤型電車「315系」の運行を静岡地区の東海道線で開始した。同地区での新型車両導入は18年ぶり。初めて運行する電車が静岡駅を出発する姿をカメラに収めようと多くの鉄道ファンが駅のホームを訪れ、熱心にシャッターを切った。 315系に乗るために湖西市から訪れたという会社員渡辺咲弥さん(23)は「乗り心地が良い。静岡地区でも運用が始まるのは感慨深い」と喜びをかみしめた。買い物帰りに家族と乗車した富士宮市立富士宮四中2年の高橋李音さん(13)は「新車のにおいがする」と笑顔で話した。 315系は、従来の211系より1人当たりの座席幅を1センチ広くし座り心地を改良。車椅子対応トイ
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富士山自転車1周 出発拠点に 道の駅朝霧高原など候補7カ所
富士山周辺の自治体や民間団体でつくる「ぐるり富士山サイクルツーリズム推進協議会」は3日、富士宮市内で会合を開いた。富士山を自転車で1周できるルート「フジイチ」の「ゲートウェイ(出発拠点)」として、道の駅朝霧高原(同市)など静岡県内5施設を含む計7カ所を候補に挙げた。 ゲートウェイでは自転車を貸し出すほか、食事や見どころ、宿泊施設などの情報を提供する。ロッカーや着替えスペースを用意し、自転車の整備に必要な工具も置く。ルート域内にある駅や道の駅など、遠隔地とつなぐアクセスポイントに設定する。 ルートに沿う設置場所では道の駅すばしり(小山町)も挙げ、ルート域内では富士宮、新富士、御殿場の各駅
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文化祭にパンや菓子8店ブース 富士宮西高生が商店街と連携 接客ノウハウ吸収、商品販売
富士宮市の富士宮西高1年生と市内の商店街が協力して1日、同校文化祭「紫翠祭」で商品を販売した。生徒は接客のノウハウを学びながら、店主らとの交流を深めた。 各教室にパンや菓子を扱う8店舗がブースを構えた。開店と同時に大勢の客が教室に流れ込んで商品を買い求める中、生徒は袋詰めや現金の受け渡しを分担し、店主らとの世代を超えたチームワークで手際よく行列をさばいた。 紫翠祭では昨年から、中心市街地の商店による「出張商店街」活動とタッグを組み、今年は初めて接客を共に実施した。企画を担当する生徒会の3年秋山月咲さん(17)は「地元の店との距離感が一気に縮まるようにと思って準備した」と話した。 (富
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土砂災害防止へ連携確認 治水砂防協静岡県支部 静岡で総会
静岡県内35市町の首長らでつくる全国治水砂防協会県支部は29日、静岡市葵区で通常総会を開いた。豪雨に伴う土砂災害や河川の氾濫が頻発する中、関係機関が連携して被害防止に取り組む方針を確認した。 県内では、2022年に全国最多の211件、23年に59件の土砂災害が発生した。支部長の須藤秀忠富士宮市長は「土砂災害の危険性や防災・減災対策の重要性を伝える支部の取り組みを一層発展させたい」と述べた。来賓の増井浩二副知事は、県内に土砂災害警戒区域が1万8千カ所余りあることを踏まえ「県民の生命と財産を守るため、国や市町と連携してハード・ソフトの両面で対策に取り組む」と強調した。 総会では、砂防や地すべ
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訪日客増加視野 事業方針を確認 富士宮市観光協
富士宮市観光協会は30日、本年度総会を市内で開き、円安に伴うインバウンド(訪日客)需要の増加を視野に入れた事業を展開する方針を確認した。 各種事業は前年度とおおむね同様に実施する。特定地域に観光客が過度に集中する事態を懸念し、市街地と北部地域の回遊を促進する観光商品を磨くとした。今季の富士登山は入山制限の検討が進められていることを踏まえ、情報収集に努める姿勢を示した。
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富士宮のイオンでフェア 静岡県内特産品、一堂に キンメダイ干物や抹茶、メロン…
富士宮市のイオンモール富士宮は30日、「静岡県フェア」を始めた。6月2日まで、県内各地の特産品を販売する特設ブースが館内に並ぶ。 キンメダイの干物などの海産物、抹茶やメロンといった農産物が一堂に会した。地元の富士宮やきそばの香りが周囲に広がり、買い物客の食欲をそそる。 本県が誇る「日本一」の紹介コーナーも設けた。多様なツナ缶を集めた展示や、ミニ四駆の遊び場が人気を集めている。 同フェアは、県とイオンリテール東海カンパニーの包括協定による事業。近年は浜松市の店舗だったが、富士宮で6年ぶりに開催した。土、日曜日はお茶の入れ方教室なども実施する。
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記者コラム「清流」 “効率化”病
効率よくやろう-。社会人6年目を迎え、学友と励まし合っている。業界は違えど、互いに仕事量が増える年次になった。最近は記事に必要な要素が集まったら意識は次の現場に向く。 新人の頃に静岡市で取材した中学生の父親と富士宮市で再会した。スケートボード世界大会で優勝したことを取り上げる際、毎日夜遅くまで滑る姿に心を打たれ、何度も取材に通った。「アツい取材だったね」と会話が盛り上がった。 技の研さんに励む彼の写真はカメラのSDカードに残してある。努力を表すのにふさわしい言葉を選ぶため、悩み抜いた初心を忘れないためだった。久々に見返すと、現場を早々に引き上げて小手先の技術で原稿を取り繕う今の自分が情け
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富士山麓167キロ、67%が完走 トレイルラン「Mt.FUJI100」
富士山麓の地が、今年も過酷なトレイルランニングレースの舞台になった。4月26~27日に開催された「Mt.FUJI100」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)は、34の国と地域から経験豊富な選手が集結。全長167キロのコースを走る競技「FUJI100マイル」には2146人が出場し、約45時間の制限時間内に67%が完走した。 選手は富士市の富士山こどもの国を26日午前0時にスタートすると、闇に包まれた山間地のコースを富士宮市方面へ。起伏のある悪路とスピードの出るロードが交ざるコースは、計画的なペース配分が重要だ。 途中に8カ所の休憩所「エイドステーション」が設けられ、水分や栄養補給、
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新会長に佐野さん 芝川商工会
芝川商工会は28日、2024年度の総会を富士宮市の芝川会館で開いた。任期満了に伴う役員改選では、新たな会長に副会長で「芝川竹細工の会」代表の佐野利明さん(76)を選出した。任期は3年。 佐野さんは選任後のあいさつで「企業ごとの新しい挑戦を地域全体の発展につなげたい」と呼びかけた。事業環境の変化の影響を受けた事業者への支援や、行政施策と連携した経営サポートなどの本年度の事業計画を承認した。 会員事業所の永年勤続優良従業員として、渡辺浩一郎さん(ニッピ芝川工場)に全国商工会連合会長表彰を伝達した。
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国道469号建設促進 要望継続を確認 富士宮で期成同盟会
静岡、山梨両県の4市2町(御殿場、裾野、富士、富士宮の各市と小山、山梨県南部町)でつくる国道469号(富士南麓道路)建設促進期成同盟会は28日、2024年度総会を富士宮市内で開き、要望活動の継続を確認した。 469号は、小山町の国道246号中島インターチェンジから国道138号を経て、南部町の国道52号や中部横断自動車道と結ぶ構想。同会は、24年度も引き続き国や両県に対して、建設促進を強く要望する事業計画を承認した。 会長の須藤秀忠富士宮市長は「災害対応や企業誘致、観光誘客に大きな効果をもたらす。地元自治体の一層の団結を図りたい」とあいさつした。
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親子で「ミニ四駆できた!」 組み立て体験、レース参加 静岡市駿河区
日本自動車連盟(JAF)静岡支部は26日、ミニ四駆の組み立てと走行の体験会を静岡市駿河区のコジマ×ビックカメラ静岡店で開いた。子どものうちから自動車に親しんでもらおうと、初めて企画した。 県内外から家族連れ15組が参加。コジマのミニ四駆担当者が講師となり、作り方の説明やサポートを行った。参加した子どもは「うまく切り外せた」「もう少しで完成」などと親と話しながら、協力してパーツを組み合わせてミニ四駆を完成させた。完成品は店内の常設コースで走行させ、レースなどを楽しんだ。 富士宮市の大宮小3年小林蒼君(8)は「初めてミニ四駆を組み立てた。これからたくさん走らせたい」と話した。
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児童健全育成など13団体に助成金 日生財団が静岡で贈呈式
日本生命財団(大阪市)は24日、児童・少年の健全育成活動と高齢者による地域貢献活動を顕彰する事業の助成金贈呈式を静岡市葵区の市民文化会館で行った。13団体の代表に計390万円を贈った。 贈呈式で日本生命保険静岡支社の井村孝二支社長が各団体の代表者に贈呈書を手渡した。子ども食堂などを展開する「食でつながる心の輪の会」(磐田市)の中村浩之代表は「子どもの健やかな成長の一助となるよう、全力でまい進する」と謝辞を述べた。 助成を受けた他の団体は次の通り。 児童・少年の健全育成 いわたツナガル居場所ネットワーク(磐田市)ウィッチーズ(御前崎市)ボーイスカウト大仁第1団(伊豆の国市)健生会(静岡市
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ごみ収集車の死角検証「助手席のサポート必要」 事故続発、富士宮署が業者指導
ごみ収集車と小学生が衝突する事故が静岡県内外で相次いだことを受け、富士宮署は23日、交通事故防止指導を市内の収集業者2社で実施した。収集車運転席からの死角を検証したところ、前方と比較して左右は人を視認しづらいと分かり、署員は「視界を広く保ち、安全確認を徹底するよう」ドライバーに求めた。 署員がかがんで小学生の身長を再現し、収集業者従業員が6トン収集車の運転席と助手席から視認できるかを確かめた。前方50センチほどで頭部を確認できた一方、助手席側の斜め前に立つと、運転席からは認知できなかった。富士宮清掃の渡辺正明さん(53)は「視線が高く前は見やすいが、横から車両に近づかれると気づきにくいかも
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自転車盗防止などに重点 富士宮防犯協 安全推進協総会
富士宮防犯協会と富士宮署地域安全推進協議会はこのほど、2024年度総会をそれぞれ市役所で開いた。 近年増加傾向にある自転車盗被害防止に重点を置き、街頭啓発などを盛り込んだ本年度事業計画を承認した。 防犯活動に長年尽力した7個人と3団体に感謝状を贈った。
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名曲の数々 ハーモニカで美しい響き 教室生ら 裾野でコンサート
うえむらハーモニカ教室はこのほど、「ほのぼのコンサート」を裾野市民文化センターで開いた。教室を主宰する富士市の植村寿男さん(94)が指導する裾野ハーモニカ同好会(裾野市)と、富丘ハーモニカ同好会(富士宮市)の計30人が出演した。 出演者は50~90代で、平均年齢は79歳。昭和の懐かしい名曲やなじみ深い曲目を中心に、独奏で順番に「愛の終着駅」「舟歌」「アメージング・グレース」などを演奏した。 最後に全員で合奏を披露。コードハーモニカやバスハーモニカを交え、植村さんの指揮で美しい音色をホールに響かせた。植村さんは「良い息で魂、心を音にするを目標に頑張っています」とあいさつした。
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全面芝生の4サイト 朝霧CampBaseそらいろ(富士宮市)【キャンプ場めぐり】
富士山の裾野に広がる富士宮市の朝[キャンプベース]霧高原。標高約800メートルの場所にある「朝霧CampBaseそらいろ」は、2023年7月にオープンしたばかりの新しい施設だ。 敷地内には「ゆったり」「まったり」「どっぷり」「しっぽり」と4種類のサイトがあり、いずれも全面芝生で過ごしやすい。各サイトからは雄大な富士山か青々とした木々が茂る毛無山の姿を一望でき、夜には満天の星空も。敷地内にはドッグランのほか、仲間や家族で自由にたき火を楽しめる「ファイアピット」も設置している。 管理棟の売店では、地元の酒やクラフトビールなどを販売。マネージャーの白鳥真次さん(44)は「お客さまに富士宮のよさ
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⛳ゴルフ 静岡県都市対抗選手権 静岡市Aが連覇
第109回県都市対抗ゴルフ選手権は21日、富士カントリークラブで行われ、団体戦は静岡市連盟Aが2連覇を果たした。個人で55歳以上のAクラス(6202ヤード、パー72)は松浦安洋(静岡市A)がホールインワンを決めるなど4アンダーで頂点に立った。年齢制限のないBクラス(6680ヤード、パー72)は佐藤昭彦(静岡市A)が2アンダーで制した。 ▽団体 ①静岡市A366(松浦68、佐藤70、清水75、小林76、伊藤77)②伊東市390(木部74、宮下75、秋山79、大川80、肥田82)③富士市391(渡辺76、栗原77、井出78、金森80、石川80)④御殿場392(萩野谷76、北村77、小川78、佐
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補正予算案など6案件可決、閉会 富士宮市議会臨時会
富士宮市議会は21日、5月臨時会を開いた。本年度一般会計に14億7700万円を追加する補正予算案や専決処分事項など計6案件を可決、承認し閉会した。 市当局は同日から、議場でのタブレット端末使用を開始した。市役所庁舎の無線通信環境が整ったためとしている。
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山岡鉄舟の書 富士宮市に寄贈 近藤家に伝わる6曲1双 郷土資料館収蔵へ
富士宮市の近藤正巳さん(87)は20日、自宅で保管していた幕臣・山岡鉄舟の書を市に寄贈した。市郷土資料館に収蔵される。市は鉄舟と富士宮の関係をひもとく手がかりになると期待する。 近藤さんは6曲1双の書作品を寄贈した。中国の漢詩がしたためられ、いずれも左端には「鉄舟藤原高歩」の署名と落款がある。市は本人の作である可能性が極めて高いとみている。 近藤家は同市粟倉を開墾し発展に携わったとされる。近藤さんは高校卒業後に就職で県外に移り住んだが、50歳の頃に実家の倉庫を整理した際、書を発見した。ことし3月に富士宮市に住民票を移したことを機に、市への寄贈を決めた。近藤さんは「ここまで状態良く残ってい
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上位陣 安泰 琴桜6勝 大の里1敗守る/翠富士 今場所初肩透かし【大相撲夏場所 8日目】
大相撲夏場所8日目(19日・両国国技館)は、上位陣が安泰だった。大関陣は琴桜が王鵬を押し出して6勝目。豊昇龍は宇良を寄り倒して5勝3敗とした。新小結大の里は大栄翔をはたき込んで1敗を守った。関脇阿炎は豪ノ山を上手出し投げで下し、5勝目。 大の里と平幕宝富士が1敗で首位に並び、琴桜とともに平幕の大栄翔、宇良、御嶽海、湘南乃海が2敗で追う展開。十両は元小結の遠藤が8連勝で単独トップに立っている。 ◇1敗 大の里、宝富士 ◇2敗 琴桜、大栄翔、宇良、御嶽海、湘南乃海 翠富士 1分を超える熱戦 今場所初 肩透かし 代名詞の肩透かしで喝采を浴びた。翠富士(焼津市出身)が今場所初めて得意技を
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静岡県知事選、後半戦突入 リニア訴えの針路は...岐阜・水位低下問題、候補者戦略にも影響
26日の投開票に向けて後半戦に突入した知事選で、各候補者が岐阜県瑞浪市の井戸などで水位が低下した問題を重視し、リニア中央新幹線工事に関する主張を強化したり、変化させたりして支持獲得を目指している。全国的な関心も集まる中で、終盤の戦いにどう影響するかが注目される。 JR東海は16日、瑞浪市での水位低下を受けてトンネル掘削工事を一時中断し、地質や地下水の状況を詳細に調査すると発表した。大井川の水資源確保と南アルプスの環境保全が本県の最重要課題になっているだけに、県内の有権者の懸念も高まっている。 共産党県委員長の森大介氏(55)=同党公認=は、水や生態系保全の観点からリニア建設の中止を一貫し
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牧之原茶香るシロップ開発 製茶問屋とゲストハウス、日本茶講師「新たな消費」提案
牧之原市波津の製茶問屋「相良物産」と同市勝俣のゲストハウス「パグラス」、日本茶講師の望月希美さん(39)=富士宮市=が共同で、牧之原市産の茶を使ったシロップ「茶蜜」を完成させた。全国的にリーフ茶の需要が低迷する中、新たな茶の消費方法を提案する。 原料には高品質な静岡牧之原茶と砂糖を使用。苦みを抑えながらも香りが引き立つよう、非加熱にこだわった。深蒸し茶、ほうじ茶、ほうじ茶チャイの3種を用意し、アイスや焼き菓子などにかけることを想定している。 望月さんがパグラスで開かれたイベントに出店したことが開発のきっかけ。担当者と「牧之原のお茶を急須やティーバッグで飲む以外の方法で発信したい」と意気
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静岡県知事選2024 候補者を追う(17日)
森大介氏(共新) 浜岡原発は南海トラフ巨大地震の想定震源域の真上に建っている。本来、原発などあってはならないところ。それが浜岡原発。世界一危険な原発だ。福島第1原発事故を教訓とするのであれば、浜岡原発は再稼働することなく、一日も早く廃炉を決断し、再生可能エネルギーの開発、普及へとかじを切るべきではないか。(掛川市での街頭演説) 鈴木康友氏(無新) 企業集積を加速させ、魅力ある雇用を生み出さなければならない。浜松市長時代、企業誘致できる土地がほとんどなかったが、「なければつくればいい」と国の総合特区制度を活用し一部の農地に誘致した。今や都田・三方原地区はものづくりのメッカだ。取り組みを
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「立派なワサビ!」80本収穫 富士宮・井之頭小、校内で栽培
富士宮市の井之頭小は17日、学校敷地内で児童が育てたワサビを収穫した。3~5年生の24人が緑色の葉が広がるワサビ田に入り、約80本を丁寧に抜き取った。 児童が1年前に苗を植え、田の中の草取りや水路の掃除などを担ってきた。澄んだ湧水が流れ込むワサビ田に長靴で入ると、一本一本を根元から引き抜いた。引き締まった根茎に歓声を上げ、タワシで泥やひげ根をきれいに落とした。 栽培は地域で生産する杵塚真美さん(62)と長男の健志さん(38)が手伝っている。今季は水温や湧水の流れに恵まれ、生育は良好という。 天ぷらや三杯酢漬けなどの調理方法を紹介し、全校児童が家に持ち帰った。後藤治樹さん(5年)は「立派
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93人競輪プロの道へ 伊豆の養成所で入所式 「立派な選手に」誓う
日本競輪選手養成所は16日、第127回(男子)と第128回(女子)の選手候補生の入所式を伊豆市の同養成所で開いた。本県関係6人を含む93人が来年3月まで、寮生活を送りながら厳しい訓練に臨み、プロ選手を目指す。 候補生を代表して安達豪太さん(31)と高崎千賀さん(30)がそれぞれ、「期待に応えられるような立派な競輪選手になれるように努力する」「ガールズケイリンが注目を浴びる中、この日を迎えられ気が引き締まる思い」と誓いの言葉を述べた。 伊豆の国市内の山道で練習を積んだ赤池七虹さん(20)=同市出身=は「養成所の記録会で好成績を取れるよう頑張りたい」と話した。大塚城さん(18)=富士宮市出身
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ふるさと納税最高63億円 富士宮市、2023年度 紙製品に人気
富士宮市は16日、2023年度のふるさと納税寄付額が約63億3900万円と前年から約1・5倍になり、過去最高を更新したと発表した。市は物価高騰や災害備蓄の意識が高まった影響で主力返礼品のトイレットペーパーやティッシュの需要が高まったとみる。 全体の95%ほどを占める紙製品に人気が集まった。寄付件数は35万2555件と前年度比約1・4倍だった。 寄付額と件数の増加は、23年10月からの新基準導入に伴う実質的な値上げや、全国的な制度利用機運の高まりが要因に挙げられる。さらに、ことし1月の能登半島地震を受け、備蓄商品に注目が集まった。市によると、年始は年末の駆け込み需要の反動で申し込みが減る傾
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中国・紹興市職員 介助器具に関心 富士宮の介護施設訪問
富士宮市の友好交流関係都市・中国浙江省紹興市の訪問団が14日、富士宮市を5年ぶりに訪れ、介護施設などを視察した。 中国の高齢化を背景に、紹興市の介護福祉部門の職員らは富士宮市山宮の介護支援センターひよりなどを訪ねた。入浴を介助する器具に強い関心を示し、購入費を補助する制度の仕組みなどを富士宮市職員らに質問した。
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アユ釣りシーズン到来 静岡県内河川の状況や有望ポイントまとめ
ファン待望のアユ釣り解禁が迫った。県内の皮切りは20日の興津川。各漁協は稚アユの放流などシーズンに備える。これまでの大雨や工事の影響などを見極めて、清流の香魚を楽しみたい。各河川の状況や有望ポイントなどを漁協への取材でまとめた。 東部 狩野川 昨年上回る放流量 伊東大川 遡上[そじょう]は例年通りだが、サイズは小さめ。解禁前の6月上旬に約100キロを複数地点で放流する。7月にも再度の放流を計画する。河川は砂の堆積が影響し、成育環境が良好に保たれていないのが現状。競輪橋の上流や大川浄水場近辺が狙い目か。アユルアーも使用できるようにした。 (伊東市松川漁協) 白田川 5~6センチ程度の海産
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多忙と長時間 悲痛な声 県教委の採用試験 小中学校受験者数12年度1448人→23年度1043人【静岡県知事選 静岡の現在地④教員不足】
2年前からスクール・サポート・スタッフ(SSS)として富士宮市立富士根南中に勤務する淵沢由美子さん(51)は朝8時の出勤時から正午の終了時間まで、教材や配布文書の印刷業務に追われる。 静岡県教委は2018年度からSSSを全小中学校に1人配置し、教員の負担軽減の切り札として力を入れてきた。印刷やデータ入力、小テストの採点補助、電話対応など、子どもに直接関わらない業務を補助する。 同校は大規模校のため、淵沢さんの業務はほぼ印刷で終わってしまう。金野教之校長は「SSSの存在で、先生も仕事に優先順位を付けるなど良い影響が出ているが、理想を言えば各学年に1人ほしい」と、学校規模に応じた配置を望む。
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田子の浦港 浚渫土 牧草生育で成果
静岡県田子の浦港管理事務所などは14日、港湾の浚渫(しゅんせつ)事業で出た土を活用して生産している牧草の今季の収穫を、富士宮市の県畜産技術研究所の試験用地で始めた。2年にわたる研究の結果、他の土壌での生育と比べて目立った違いは見られないという。 浚渫土は海底からかき出した土砂を脱水処理し、さまざまな用途での活用が検討されている。同事務所は農業利用に向けて、2022年度から約150平方メートルの用地で牧草生産を同研究所に委託している。浚渫土の割合を変えた複数の区画で2種類の牧草の収穫量や栄養価などを調べ、浚渫土を入れていない区画とほぼ同等の結果を得た。 同研究所によると、浚渫土は粒子が細か
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日米対抗ソフト500人招待 18日から受け付け 富士宮市の子どもら先着
富士宮市は14日、7月6日に同市山宮の県ソフトボール場(富士山スタジアム)で行われる女子ソフトボール日米対抗戦で、市内在住・在学の子どもら先着500人を外野席に無料で招待すると発表した。18日から申し込みを受け付ける。 対象は小中高生で、小中学生は18歳以上の家族の付き添いが条件。付き添いは1家族2人まで無料招待に含む。申し込みフォームは18日午前10時に大会特設サイトにアップされる。希望者は同サイトからチケット販売ページに移って会員登録をした上で申し込む。 市スポーツ振興課の担当者は「世界レベルの熱気や緊張感を生で味わってほしい」と話した。チケットの先行販売はすでに始まっていて、一般販
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記者コラム「清流」 地域守る誇り
「はたらく車」はなぜ子ども心をくすぐるのだろうか。ゴツい見た目と特殊な装備が頼もしさを感じさせるからか。 富士宮市に完成した「宮っ子!消防わんぱーく」に、役目を終えたばかりのポンプ車と救急車が展示された。防火服を着た子どもたちが運転席のボタンを押したり、ホースを握ったりと、消防士になりきって楽しく遊んでいる。 なりたい職業ランキングでは上位の消防士だが、実際には消防士の確保は全国的な課題だ。同市でも年々受験者数が減っている。 職業の選択肢が多様な現在、車両に触れる機会だけでは「きっかけ」として足りないのだろう。現隊員らは炎に立ち向かう勇敢な姿に憧れ、志したという。彼らが地域を守るヒーロ
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買い物客に「投票を」 富士宮でインフルエンサーズら【静岡県知事選】
静岡県選挙管理委員会による知事選(26日投開票)の街頭啓発活動が13日、富士宮市のイオンモール富士宮で行われ、啓発広報チーム「#知事選インフルエンサーズ」のメンバーら7人が投票を買い物客に呼びかけた。 静岡発アイドルグループ「fishbowl(フィッシュボウル)」の大白桃子さん(20)と木村日音さん(19)らは、知事選5・26と書かれたウエットティッシュを配って「県の新しいリーダーを選ぶ選挙です」と買い物客に説明した。期日前投票の活用も勧めた。2人は「全体の投票率を高めたい。年代問わず選挙を周知するつもりで臨んだ」と話した。 17日は常葉大浜松キャンパス(浜松市浜名区)で学生らの関心を高
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富士宮市街地でシカ目撃相次ぐ 市、注意呼びかけ
13日午前7時30分ごろから同11時ごろにかけて、富士宮市の中心市街地で成獣と見られるシカ1頭の目撃情報が市に複数寄せられた。市は同報無線で注意を呼びかけ、市職員らが捜索している。 最初の目撃情報は同市弓沢町の富岳館高テニスコートだった。その後、市役所北東の交差点や中央消防署付近で見かけられた。2キロほど離れたイオンモール富士宮の駐車場で見たとの情報を最後に行方は分かっていない。 市担当者によると、中心市街地での目撃は聞いたことがないという。近くに生息域の山はなく、離れた山あいから沢を下って出没した可能性があるとみられる。
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同僚同士切りつけ合い ベトナム人の男2人逮捕 富士宮署
会社の同僚同士が刃物で切りつけ合ったとして、富士宮署は12日、殺人未遂の疑いでベトナム国籍、富士宮市万野原新田の工員の男(33)と、傷害の疑いで同国籍、同所の工員の男(38)をそれぞれ逮捕した。逮捕容疑は11日午後2時ごろ、市内で殺人未遂の容疑者が相手の頭部を、傷害の容疑者が相手の太ももを互いに刃物で切りつけた疑い。同署によると、いずれも命に別条はない。関係者によると、2人は社員寮で何らかの口論の末に切りつけ合ったとみられる。同署は当時の状況や経緯を調べている。
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消防車両 乗って触れて 富士宮市が展示場整備、11日から週末開放
富士宮市は同市原の白糸自然公園内に、消防車両展示場「宮っこ!消防わんぱーく」を整備した。11日から毎週末に一般開放する。現役を終えたばかりの消防車両の中を見学できる。 消防活動への子どもたちの関心を高めようと公園駐車場の一画に屋根付き展示場を設けた。3月まで火災・救急現場の最前線に出動していた普通ポンプ車と救急車が1台ずつ並ぶ。 10日の完成式典では、地元の保育園児が運転席に座ったり、装備に触れたりして楽しんだ。安藤佑槻君(6)は「いろいろな道具がたくさん載っている」と興味津々な様子だった。 菅原一朗消防長は「将来の消防職員や消防団員の確保につなげたい」と話した。 (富士宮支局・国本
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100万円詐取容疑 暴力団組員逮捕 富士宮署
富士宮署は10日までに、詐欺の疑いで住所不定、指定暴力団稲川会系組員の無職の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は2023年11月下旬、何者かと共謀し、富士宮市の70代の無職男性から現金100万円をだまし取った疑い。同署によると、男性宅には孫をかたった何者かから「大切な書類をなくしてお金が必要」などと電話があった。翌日、孫の友人を装った男が男性宅を訪ねたという。
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自転車盗被害防止チームに高校生26人任命 富士宮 施錠呼びかけ、駐輪場見回りへ
富士宮市内の高校5校の代表生徒でつくる自転車盗被害防止チーム「B・B・5作戦本部」の本年度任命式が8日、市役所で行われた。本部員となった生徒26人が自転車施錠の呼びかけや駐輪場の見回りなどに取り組む。 任命式では、富士宮防犯協会長の須藤秀忠市長が任命状を一人一人に手渡し、富士宮署の見城匡紀副署長が腕章とチェーン式の補助錠を贈った。本部長に富士宮西高2年の望月翔太さんを選出した。 同署によると、1月から4月末までに市内で発生した自転車盗被害は19件。このうち7割が中高生の自転車で、大半が無施錠だったという。
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富士宮の女性2人 カード詐取被害
富士宮市の高齢女性2人がそれぞれ8日までに、銀行員などをかたる女らにキャッシュカード2枚をだまし取られたと富士宮署に届け出た。いずれも現金を引き出されたとみられる。 同署によると、70代と80代の無職女性が4月下旬、市職員や銀行員をかたった女らに電話で「カードの利用期限が切れる」「医療費の還付金がある」などと言われた。その後、銀行員を装った女が自宅を訪ね、目を離した隙にカードが入った封筒を別の封筒にすり替えて盗んだという。
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日米戦「勝負メシ」投票を 富士宮市職員有志がPR 女子ソフトボール開催記念
7月に富士宮市で開催予定の女子ソフトボール日米対抗戦に合わせた企画「富士山勝負メシ」を盛り上げようと、市職員のソフト・野球経験者ら30人が8日、市役所1階投票会場にユニホーム姿で集合して来庁者に投票を呼びかけた。 所属チームやプロ球団など自前のユニホームを着用し、試合さながらの野太い声で来庁者を迎え入れた。1票が投じられると、歓声を上げて盛り上げた。市役所野球部の朝夷啓さん(33)は「国際試合が間近で見られる貴重な機会を周知したいと考えた。ユニホームを着れば目立つかなと思った」と笑った。 勝負メシは料理とスイーツ計42品の候補から、各部門3品ずつ選定する。投票は6月2日まで受け付ける。
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富士宮市民500人を外野席招待へ 女子ソフトボール日米対抗戦
富士宮市は、7月6日に同市山宮の県ソフトボール場(富士山スタジアム)で行われる女子ソフトボール日米対抗戦で、市民先着500人を外野席に無料で招待する方向で準備を進めている。 市内在住の小中高生と付き添いの家族を想定する。関係者によると、申し込みを18日から受け付けられるように調整中という。
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甘~いトマト ロボット企業が生産 アイエイアイ(静岡)が長年試行錯誤、糖度10度以上を安定生産
静岡市清水区の産業用ロボットメーカーアイエイアイが2010年から取り組む高糖度トマトの研究が実を結び、念願だった数年後の市販にめどが立った。ロボット関連企業らしく環境を温室の中で完全コントロールしながら試行錯誤を繰り返し、糖度10度以上ある250グラムのトマトを安定生産できるようになった。 「長い道のりでした」。4月上旬、真っ赤に実ったトマトを見詰め、アイエイアイエコファーム部の赤地拓澄さん(43)は感慨深げに話した。糖度10度はスイカ程度。同じ糖度のトマトは他にもあるが、せいぜい100グラム。赤地さんは「このサイズで甘いトマトは全国でもレア」と胸を張る。 栽培しているのは一般的な品種「
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国画賞に浜松の葛西祐子さん
国画会の第98回国展で、版画部の葛西祐子さん(浜松市中央区)が最高賞の国画賞を受賞した。同部の永田寿治さん(同)が会員に推挙された。同展は13日まで東京・国立新美術館で開催され、21~26日に愛知県美術館で巡回展示する。 県内入選者は次の通り。 絵画部 萩原敏江(御殿場市)▽版画部 本多薫(浜松市中央区)本島建治(掛川市)勝亦彰夫(沼津市)篠田泰雄(静岡市葵区)▽工芸部 佐々木泰男(富士宮市)高安朱麿子(磐田市)鷲巣恭一郎(静岡市葵区)▽写真部 青野真由美(長泉町)
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断水と停電、キャンプで体験 富士宮・大岩3区 災害時の避難生活想定
富士宮市の大岩3区は4、5の両日、避難生活を模した防災キャンプを同区区民館で実施した。能登半島地震では断水と停電による不便な避難生活が長期化したことを踏まえ、区民やその親戚ら8グループ17人が電気と水道を使わずに過ごした。 それぞれ区民館広場にテントを広げて防災備蓄食を食べたほか、近くの井戸水を煮沸消毒して料理に使う体験も実施した。各自が持ち込んだ防災グッズを見せ合い、使い勝手など情報交換する姿があった。 参加者には市販の携帯トイレのほか、ポリ袋とペットシート、凝固剤をまとめた代替セットが配られた。深夜帯は寝起きのぼんやりとした状態で、道具の使い方が分からず苦戦した。一方、「凝固剤を入
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富士山望むこいのぼり 富士宮・潤井川 28匹が遊泳
富士宮市穂波町の潤井川左岸で3日、こいのぼり28匹が掲げられた。富士山を背に大小さまざまなこいのぼりが空を優雅に泳いでいる。5日まで。 こいのぼりの設置は地元の「穂波寄り合い処Qちゃん」と子供会「穂波ストロング」による4年目の取り組み。住民有志から募ったこいのぼりは模様も大きさも異なるが、潤井川のせせらぎを聞いているかのように悠々と揺らめいている。
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目指せ富士山 児童ら講習 富士宮で心得学ぶ
小学校高学年児童向けの富士登山講習会がこのほど、富士宮市麓で開かれた。4~6年生の親子5組が毛無山の比丘尼(びくに)滝まで散策を体験し、登山の心得を学んだ。 参加者は約1時間をかけて山中の自然を満喫しながら滝を目指した。常葉大短期大学部保育科の遠藤知里教授から「リュックが体にフィットするように肩ひもを調節して」と疲労の蓄積を抑える方法を教わった。 座学では、家族で富士登山する場合に必要な荷物を考えた。子どもは自分で使う物を持ち、使用頻度が低く重い荷物は大人が携行するよう配分した。大宮小4年の藤田司君(9)は「山の坂を登るのが好き。今年は富士山の頂上に行ってみたい」と話した。
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松本(飛龍高出)ら全員基準満たす 大相撲夏場所新弟子検査
大相撲夏場所(12日初日・両国国技館)の新弟子検査が2日、東京・両国国技館で行われ、松本莉音(18)=富士宮市出身、飛龍高出、伊勢ケ浜部屋=や、日大出身で昨年の全国学生選手権優勝の草野直哉(22)=熊本県出身、伊勢ケ浜部屋=ら受検した9人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。 幕下最下位格付け出し資格をもつ草野は184センチ、150キロ。昨年の国体成年個人16強で三段目最下位格付け出し資格がある近大出身の山崎勝磨(22)=青森県出身、立浪部屋=は175センチ、160キロで通過した。 体の小さな入門志望者による2次検査をパスした元村康誠(15)=佐賀県出身、佐渡
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富士山「合目」の起源紹介 世界遺産センター企画展 富士宮市
富士宮市の県富士山世界遺産センターは6月9日まで、企画展「富士山の『合目』のハナシ」を開いている。富士登山道を記録した絵図など22点を展示し、表現の起源や現在の登山道との違いを紹介する。 山を「5合目」などと分割して表現した起源は18世紀ごろとされる。絵図「庚申大神」では山体を10合枡(ます)と重ねて表現されていて、頂上までを10分割した際の単位に用いられたことが分かる。 各時代の絵図を見比べると、1合目が麓の集落を起点にしている場合と森林限界から始まる場合などさまざま。いずれも標高の10等分ではなく、登山行程の区切りの目安になる場所を示している。 同センターの大高康正教授(歴史学)に
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富士宮来訪記念に「宮ガチャ」 市の魅力発信、キーホルダー1600種超 全国広報コンクール入選
富士宮市公認のカプセルトイ「宮ガチャ」が、全国広報コンクールの広報企画部門で入選した。地元を盛り上げたい企業2社と市の思惑が合致し、昨年6月の開始から11カ月で26種類を作成した。富士宮を訪れた記念にガチャを回す人が増えている。 誕生のきっかけは、景品の少数生産が可能な企業と市のPRグッズを広告したい企業がそれぞれ市の窓口に相談に来たことだった。カプセルトイを活用したPR策を練っていた市と思惑がかみ合った。 ガチャ台は市内観光スポットやイベント会場に設置している。中身は市イメージキャラクター「さくやちゃん」のキーホルダーが軸で、絵柄は設置場所に合わせたデザインや催し限定仕様など通算で16
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「落じん灰」分別で金属回収、再資源化 富士宮市清掃センター
富士宮市清掃センターは2024年度、「落じん灰」と呼ばれる焼却中に生じた灰の分別を始めた。灰の中に金などの希少金属が混ざっていて、リサイクル業者に一括売却する。年間510万円の費用削減効果が見込まれる。 落じん灰は、焼却炉内の火格子の隙間から落ちる比較的重い灰で銅や亜鉛、鉛などが多く含まれる。一般的に焼却灰として一括して埋め立てやセメント化処理されることが多い。 市は清掃センターの長寿命化工事の一環で、落じん灰の分別回収設備を導入した。分別ノウハウを有する同市の「エコネコル」社に売却する。同社は灰の中から金属を取り出して再資源化する。 市によると、落じん灰のリサイクル導入は県内3番目。年間約
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最高値の新茶 地元茶商が奉納 富士宮・浅間大社に
富士宮市の富士宮富士山製茶は1日、静岡茶市場の新茶初取引で手もみ茶最高値の108万円で仕入れた地元産新茶を同市の富士山本宮浅間大社に奉納した。 同社の土井貴代表社員のほか、JAふじ伊豆などの茶業関係者らが手もみ茶を神前にささげ、神事に臨んだ。参列者は新茶で乾杯し、土井さんは「味わい深くて香り高い、108万円にふさわしい仕上がり」とあいさつした。 同JAは地元で採れた新茶を多くの人に味わってもらおうと、煎茶パックの無料配布を3~5日、同市外神のファーマーズマーケット「う宮~な」で行う。買い物客向けに一日600個を用意した。
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紙製ワンちゃんとお散歩 猫や恐竜、さまざまな動物がお出迎え 富士で企画展
富士市の造形作家あしざわまさひとさん(50)による「おさんぽアート作品展&ワークショップ」が29日、富士市のロゼシアターで開かれ、小さな子どもたちが紙製の動物作品と散歩を楽しんだ。企画は同館展示室の稼働率が週の前半で低いことを受け初開催。子どもたちがアートに触れる機会を提供するために月1回ほど実施する。 作品は新聞紙で動物を形作って和紙を貼り、毛並みや肌感はアクリル絵の具で表現してある。足裏にキャスターが付けられていて、少しの力で簡単に動かせる。会場では犬や猫、恐竜などさまざまな作品が来場者を出迎えた。富士宮市から遊びに来た加納愛菜佳ちゃん(1)は「ちっちゃいワンちゃんが好き」と、気に入っ
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富士山麓を自転車ぐるり 富士宮発着115キロ 名所でSNS投稿
スルガ銀行と富士宮市など主催の自転車で富士山を1周するイベント「フジイチ」が27日、同市役所発着で開かれ、県内外の自転車愛好家約50人が富士山麓に繰り出した。 コースは富士山の時計回り115キロで、同市の富士山本宮浅間大社や道の駅富士吉田(山梨県富士吉田市)、山中湖(同県山中湖村)など5カ所のチェックポイントを巡った。 雨が時折降る中、参加者はそれぞれのペースで道中の自然を楽しんだ。立ち寄った観光地では自転車と景色を写真に収め、「#フジイチ」などとハッシュタグ(検索目印)を付けてSNSに投稿した。 9月は富士市の富士山こどもの国発着のコースで開催する予定。
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「ベビステ」をより良く 富士宮市・NPO 母親らと意見交換
富士宮市とNPO法人母力向上委員会はこのほど、子育てに優しい店舗や施設を示す「ベビーステーション」事業の今後を考えるワークショップを同市の富丘交流センターで実施した。 ベビステ事業は母親が外出しやすい環境づくりを目的に同NPOが市の委託で2015年から取り組む。現在はおむつの販売やミルク用のお湯の提供に協力する施設を100カ所ほど認定している。 母親らは「移動中に急きょおむつが必要になった際に助かった」「荷物を減らして外出できるようになった」などと、利用経験を振り返った。今後については、おむつ交換台設置場所の拡充を望む意見が上がったほか、施設側が対応可能な行為を示せる仕組みづくりの案も出
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2024年春の叙勲 輝く受章者【静岡県内関係一覧】
政府は2024年春の叙勲受章者を29日付で発表した。静岡県内受章者は次の通り。 ◇…桐花大綬章…◇ 大谷 直人(71)元静岡地裁所長=東京都世田谷区代田 ◇…旭日中綬章…◇ 岡本 護(79)元県議会議員=浜松市中央区幸 西原 茂樹(70)元牧之原市長=牧之原市堀野新田 森 竹治郎(81)元県議会議員=下田市須崎 ◇…瑞宝中綬章…◇ 青島 伸治(81)筑波大学名誉教授=茨城県つくば市上ノ室(本籍静岡県) 大嶽 幸彦(81)上越教育大学名誉教授=新潟県上越市南城町(本籍静岡県) 大谷 栄治(73)東北大学名誉
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不審者に気をつけて 新1年生に防犯笛 富士宮署など配布
富士宮署などはこのほど、富士宮市の富士根南小の新1年生137人に防犯ホイッスルを贈った。 贈呈式を同校で開き、影山勝彦署長が代表児童にホイッスルを手渡した。署員は登下校時に不審な人物に声をかけられた場合に吹いてその場を離れるよう伝えた。児童は「誘拐されないように気をつけます」と誓った。 ホイッスルは市内の全新入学児童に配布する。
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対面で移住PR 都内に単独窓口 富士宮市、月2回開設
富士宮市は24日、移住相談窓口を都内に開設した。月2回、銀座3丁目のビルの1室を間借りして富士宮の生活やお試し移住などを案内する。市によると、同規模自治体が単独で窓口を開設した例は珍しい。 同窓口にはキャリアコンサルタントと地域イベント企画者の民間2人を相談員として配置する。市内の子育て事情や働き方など、移住の決定打になる分野の相談に応じる。毎月上旬と下旬の平日に開設する方針。開設日以外は同市のパンフレットを手に取れるようにするという。 同市に対する移住相談の受付はこれまで、市役所窓口か都内の合同イベントに限られていた。市地域政策推進室の担当者は「対面かつ集中的に富士宮をアピールできる重要拠
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ネパール自治体と文化交流都市へ 富士宮市 8月にも締結方針
富士宮市は25日、エベレストに近いネパールのマンダン・デウプール自治体と世界遺産文化交流都市関係締結に向けて準備を進めていることを明らかにした。世界遺産の山を望む世界有数の観光地という共通点があり、山に育まれた文化の交流を図る。 マンダン・デウプール自治体は首都カトマンズから北東に約50キロで、観光地ナガルコットは世界最高峰エベレストなどヒマラヤ山脈を一望でき人気が高い。市によると、酪農が盛んなことなど類似点があり、互いの食文化紹介や学生のオンライン交流を見込む。観光客の受け入れ体制など共通の課題も情報交換する方針。8月11日(山の日)の締結を予定するという。 交流都市締結は、2月に同国のド
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ベトナム発展 高校生が分析 15人訪問学習の成果報告 富士宮市
富士宮市の事業としてベトナム・ホーチミン市を研修で訪ねた高校生15人による報告会が25日、市役所で開かれた。近年の同国の経済が発展した背景を独自の視点で分析し発表した。 3月20~24日の5日間の日程で、ホーチミン市街地を散策したほか、同市に拠点を置く日本企業で海外での働き方を学んだ。 生徒は活気あふれる市場を歩いて「若者の消費行動に勢いを感じた」と振り返った。一方で、給与水準が低いため国外に出稼ぎに出る人が一定数存在し、労働力不足を感じたとの意見もあった。 ベトナム人との交流を今後も深めたいという生徒は、富士宮市内にベトナムタウンを作れば多くの人が喜ぶと提案した。
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熱中症特別警戒アラート運用開始 静岡県内の自治体、危険な暑さに備えで「涼みどころ」開設
過去に例のない危険な暑さに備える「熱中症特別警戒アラート」の運用が24日、全国で始まった。地球温暖化の影響で熱中症のリスクが高まる中、最大限の予防行動を促す。静岡県内でも熱中症搬送者は増加傾向にあり、静岡県は「自分と周りの人の命を守ってほしい」と警戒を呼びかける。自治体が冷房の効いた休憩場所を「クーリングシェルター」として開放する動きも広がってきた。 特別警戒アラートは改正気候変動適応法に基づき新設され、これまでの「熱中症警戒アラート」より一段上の呼びかけとなる。気温や湿度、日射量などから算出する「暑さ指数」が都道府県内の全ての地点で35以上になると予想される場合、環境省が前日午後2時ごろ
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浜松、御殿場など13区域 「日本版ライドシェア」導入意向
国土交通省は24日、富山、石川、福井、岐阜、静岡の5県・計13区域のタクシー事業者が、一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を送迎する「日本版ライドシェア」の導入意向を持っていることが新たに分かったと発表した。4月以降、順次サービスを始める予定。これとは別に、長野県軽井沢町では既に運輸支局への申し出があり、週内にも認可を出すという。 政府の規制改革推進会議の作業部会で、23日時点のモニタリング結果を報告。国交省は配車アプリで不足車両が把握できる区域から認可を出しており、今月から東京や神奈川、京都など一部区域で始まっている。 新たに導入の意向が判明したと国交省が発表した13カ所は「富山
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松本さん(飛龍高出)伊勢ケ浜部屋入門へ 「夢は関取、精進」 先輩の翠富士、熱海富士在籍
今春、飛龍高(沼津市)を卒業した富士宮市出身の松本莉音さん(18)が大相撲伊勢ケ浜部屋への入門を決め、同校を訪れた伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と23日に報告会を開いた。幕内翠富士関、熱海富士関が卒業生の飛龍高から同部屋への入門は6人目。松本さんは「関取という夢を持ち、厳しい稽古に精進したい」と意気込んだ。 松本さんは身長175センチ、体重145キロ。小学4年生から地元のクラブで相撲を始めたという。下から前に出る押し相撲が持ち味で、全国高校総体に個人や団体メンバーで出場した。 松本さんは「関取が多く、稽古が充実している伊勢ケ浜部屋に決めた」と入門の動機を語った。左足首のけがもあり、同校か
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子どもの健康祈り祭典 富士宮・杉田子安神社
富士宮市杉田の杉田子安神社で21日、恒例となっている春の祭典が行われた。地元住民らがさまざまな催しを企画して市内外からの参拝客をもてなした。 同神社の犬の木彫りには、なでると子宝に恵まれるとの言い伝えがある。祭典に訪れた子どもには菓子や富士宮やきそばが無料で振る舞われた。神事の後は安産などのお守りをたき上げ、子どもたちの健やかな成長を祈願した。
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菜の花畑 出口どっち? 富士の迷路 園児が挑戦
富士市大淵の遊休農地で23日、地元の住民団体が整備した菜の花畑の迷路の攻略に園児が挑戦した。 富士市の藤田幼稚園と、富士宮市の杉田幼稚園の園児約80人が訪れた。高さ1・5メートルほどに伸びた菜の花に囲まれ、細く張り巡らされた道を駆けたり戻ったりしながらゴールを目指した。20分ほどかけて脱出すると「菜の花がきれいだった」「もう一度回りたい」などと声を弾ませた。 農地は「次郎長ネットワーククラブ」が7年ほど前からヒマワリ畑として管理してきた約3500平方メートル。菜の花を育て始めた昨年、子どもや地域の人に見てもらうためにルートになる部分を根元から刈り取って迷路を造った。今回は難易度を上げ、行き止
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富士宮発信 母親ライター集団「ハハラッチ」知って 市役所で展示
富士宮市の魅力発信に取り組む母親ライター集団「ハハラッチ」の活動を紹介する展示が22日、同市役所1階市民ホールで始まった。26日午前まで。 市内の店舗やイベントを掲載している公式サイトの案内や活動記録の他、エクササイズやイベント運営などで活躍するライターたちの横顔も取り上げている。同事業リーダーの佐野かおりさん(52)は「子育てで忙しい中でも充実した活動や出会いがあることを伝えたい」と話した。 市とNPO法人の連携で、2016年にスタートし、現在は56人が地域の取材や勉強会などに参加している。今回はウェブを見ない人にも活動を知ってもらうため、初めて会場展示を企画した。
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コケ栽培農家 北條雅康さん(富士宮市)父への感謝 栽培の支えに【自然の仕事人】
霊峰富士の山懐でコケの生産を40年以上続ける「モスファーム」の2代目、北條雅康さん(35)=富士宮市=を訪ねた。大学院でコケの光合成と緑化を学んだ後、化粧品会社に就職。忙しくも充実した日々を過ごしていたが、父が病気で倒れた際、かつて父がコケの採取中にクマに襲われ重傷を負ったことを思い出した。「父が命懸けで続けてきた会社を終わらせたくない」。会社を継ぐ決意を固めた。 28歳で就農し、3年目に代表になった。最初に取り組んだのは、経営管理と労務管理。民間での経験を生かし、自社の管理体制の見直しに乗り出した。資材や備品の整理整頓、就業規則の策定など地道な改善を積み重ね、経営は次第に上向いていった。
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佐野副会長に大臣表彰伝達 富士宮市民生委員児童委員協議会
富士宮市民生委員児童委員協議会は18日、2024年度の総会を同市の総合福祉会館で開き、主任児童委員などを長く務めて厚生労働大臣表彰を受けた佐野節子副会長(68)に表彰状を伝達した。 総会では本年度の事業計画案を承認し、関係機関との連携で見守り事業を継続することなどを確認した。 佐野晋会長は「福祉政策の変化や災害発生への備えを心がけて活動を進めたい」と話した。
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下校中の見守り、児童の声でお願い 富士宮市、毎月20日同報無線
富士宮市は2024年度から、市が「こども安全の日」と定める毎月20日に同報無線で下校の見守りを市民に呼びかける。市内の小学校が持ち回りで児童の声を録音し、午後2時に放送する。 初回は北山小の女子児童が務め、「地域の皆さん、これからも私たちの見守りをよろしくお願いします」などと訴える。 市は20日がこども安全の日であることの周知を図るため、当事者となる児童に協力を求めた。下校の時間帯に合わせて放送し、児童生徒の犯罪被害防止を図る。市市民生活課の渡辺良正課長は「放送が子どもたちの様子を気にかけるきっかけになれば」と話した。
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50年記念事業や食講座など承認 富士宮ななくさ会 総会
富士宮市食育ボランティアななくさ会は18日、同市の保健センターで総会を開き、50周年記念事業など2024年度事業計画案を承認した。記念事業は11月、講演会などを開く。 事業計画はほかに、食の出前講座や親子料理教室、だしの試飲事業など。渡辺喜美代会長は各地の災害被害に触れ、「会で培ったスキルは避難所生活を支えることができる。ニーズは大きくなる」と話した。
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災害時の物資供給 富士宮市とオギノが協定締結
富士宮市と総合小売業のオギノ(甲府市)が18日、災害時の物資供給に関する協定を締結した。地震や豪雨など大規模災害時、富士宮市の要請に基づき物資を供給する。食品や衣類、日用品などを想定している。 同市役所で行った締結式で須藤秀忠市長と荻野寛二社長が協定書を交わした。荻野社長は「被災地でも需要は地域や時期によって変わる。企業としてできることを考えたい」と話した。
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富士山 9日発生のスラッシュ雪崩 数年に1度の中規模
9日朝に富士山の大沢崩れで発生したスラッシュ雪崩で国土交通省富士砂防事務所は18日、富士宮市上井出の大沢遊砂地で補足した土砂の量について約12万立方メートル(速報値)と発表した。数年に1度の頻度で起きる中規模なスラッシュ雪崩だったという。 同事務所によると、目立ったスラッシュ雪崩は2021年3月に発生した過去最大規模約47万立方メートルの流出以来。土砂は標高約700メートルにある同遊砂地で止まり、下流域に被害はなかった。 スラッシュ雪崩は気温の上昇と降雨により、水を含んだ雪が土砂を巻き込んで流れ下る現象を指す。9日は富士山全域で未明から大雨が降った。午前8時20分ごろ標高約2100メート
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書家赤池さん 半生振り返る作品展 静岡県葵区
富士宮市の書家赤池艸硲[そうこく]さん(76)の半生を年代ごとの作品とともに振り返る個展「赤池艸硲 書のあゆみ」が17日、静岡市葵区の市民文化会館で始まった。21日まで。 小学2年生の頃にしたためた「ふじの山」をはじめ、長年鍛錬した筆線が芸術になり得ると考えた近年の抽象的な作品など31点を展示した。前衛書の大家として知られる書家宇野雪村(1912~95年)に師事し、古典の臨書に没頭した大学時代の下宿を再現したコーナーや、弟子の質問に答える約20分の映像を上映するスペースも設けた。 赤池さんは「夢中になって引いた線に古典臨書の姿が出てきた」と話す。21日午後1時から同館でギャラリートークを
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富士山を背にススキ草原「火入れ」 富士宮・朝霧高原、景観と植生を維持
富士宮市根原地区の朝霧高原茅(かや)場で13日、恒例の火入れが行われた。景観保全と自然植生の復元を目的に、約52ヘクタールのススキの草原を焼いた。 根原区民や市消防団員ら約140人が静岡・山梨県境地点から南に歩きながら火を付け、風向きに注意しつつ作業を進めた。参加者は葉の付いたヒノキの枝「ハギリ棒」や放水機材で飛び火や残り火を消して回った。炎にまかれたススキが「バチバチ」という音を響かせて燃え尽きると、辺り一面の景色が黒一色に変わった。 同所のススキは文化財建造物の修復に用いられる。火入れは300年余りの歴史があるとされる。
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哀愁漂うモノクロ写真28点並ぶ 富士宮市役所で小林さん個展
富士宮市の写真家小林一久さん(69)は15日、個展「アトランダム」を市役所1階で始めた。19日まで。 現像の勉強で通った東京と横浜で撮りためた写真を中心に、3枚組で計28点を並べた。人々や街路樹、店舗前の置物などをモノクロで哀愁のある作品に仕上げた。富士市の工場群や流木にも焦点を当てた力作も展示した。 小林さんは「モノクロは被写体を見た心境を的確に表現できる」と話した。
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障害の理解促進へフェス 盲導犬紹介や授産品販売 浜松市中央区
障害の理解促進を目的とした「ふれあいフェスタ」(浜松ライオンズクラブ主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が13日、浜松市中央区の市ギャラリーモール・ソラモで開かれた。盲導犬のコーナーや授産品販売など多彩な催しが行われ、大勢の来場者でにぎわった。 日本盲導犬総合センター(富士宮市)の山本ありささん(30)は、盲導犬が視覚障害者をサポートする様子を実演。「盲導犬ユーザーが困っている様子を見かけたら、勇気を持って声をかけてあげてほしい」と呼びかけた。 ステージイベントでは障害がある子どもや、その家族でつくるダンスチームのショーなどが繰り広げられ会場を盛り上げた。就労継続支援事業所の通所者が製作した
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「田貫湖富岳テラス」完成 富士山眺望、開放的に
環境省は、富士宮市の田貫湖畔の展望デッキを改修し、「田貫湖富岳テラス」として13日に供用を開始した。富士山の眺望を向上させたほか、雑木を伐採して開放感ある空間にした。 デッキの老朽化に伴う改修工事で、テラスの高さを30センチ下げた。山体と湖面に映る逆さ富士の画角がバランス良くなったという。木製だった手すりを細い鋼製に切り替え、視界を妨げる人工物を減らした。床板には地域ブランド材「富士ヒノキ」を用いた。 雑木を伐採した周囲は芝に変え、隣接する休暇村富士からの通路も緩やかなスロープを設けた。キッチンカーが出店可能な区画も備わり、環境省は利用者の滞在時間延長を見込む。 お披露目式では、関係者
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春を彩るミツバツツジ 富士宮市猪之頭 かれんな紅紫の花見頃
富士宮市猪之頭の古民家に咲く県指定天然記念物「猪之頭ミツバツツジ」の紅紫色の花が見頃を迎えている。古民家を管理する佐野友和さん(44)によると、14日あたりに満開になり、1週間ほど楽しめる見込み。 樹齢600年超で国内最大級だが、2022年の台風で根元が腐敗し、ピーク時の2割ほどしか花が咲かなくなった。弱る木の代わりに地域の有志で植えた庭の新木30本には多くの花が開き、来訪者の目を楽しませている。 花の評判が広まり、外国人の旅行団体が富士山観光の一環で訪れている。佐野さんは「猪之頭に注目してくれてうれしい。多くの人を呼ぶイベントを開催してみたい」と意欲を見せる。
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葉桜×菜の花×富士山 富士宮で「狩宿さくらまつり」
源頼朝の富士の巻狩りにちなんだ「狩宿さくらまつり」が13日、富士宮市狩宿の井出館周辺で始まった。国特別天然記念物「下馬桜」の見頃はすでに過ぎたものの、葉桜と菜の花、富士山の共演が来場者の目を楽しませている。 まつりの舞台では、市内で活動する団体が箏曲や日本舞踊、狂言など日頃の稽古の成果を披露した。菜の花畑のそばには茶席が設けられ、多くの家族連れが春の陽気を感じながらゆったりとしたひとときを過ごした。14日は舞台終了後、ふるまい餅を予定する。 井出館は巻狩りの本陣が置かれ、頼朝が馬をつないだとされる下馬桜は、樹齢800年を超える。開会前には曽我物語供養祭が執り行われた。 (富士宮支局・国本啓志
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盲導犬育成に30万円寄付 トヨタカローラ静岡
トヨタカローラ静岡(静岡市葵区)は12日、富士宮市の日本盲導犬総合センター「富士ハーネス」に30万円を寄付した。寄付は9年目。 県内店舗の募金箱に寄せられた善意約5万5000円に同社の支援金を加えた。盲導犬育成や視覚障害者の生活訓練などに充てられる。同社は寄付のほか、盲導犬の仕事のPRや同センターでの清掃などを通じて活動に協力している。 贈呈式では堀章弘社長が「幅広い形で支援を続けたい」とあいさつし、目録を手渡した。同センターの佐野智浩センター長は「支援を有効に活用し、盲導犬を必要な所に届けられるよう努めたい」と感謝した。
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静岡県議会ふじのくに新役員 政調会長に伴氏
静岡県議会第2会派ふじのくに県民クラブは10日の議員総会で、2024年度の執行部体制を決めた。幹事長に四本康久氏(63)=富士宮市、4期=を再任し、総務会長に田内浩之氏(47)=湖西市、4期=、政調会長に伴卓氏(36)=富士市、3期=を新たに選出した。任期は5月1日から1年間。 4日の議員総会で、会長は田口章氏(62)=浜松市中央区、4期=の続投を決めている。
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【知事選】投票所入場券、期日前初日に間に合わない!? 超短期決戦で選管大わらわ
5月9日告示、26日投開票と決まった知事選。川勝平太知事の職業差別と受け取れる発言から急転直下の辞任劇で決まった“超短期決戦”の余波で、多くの市町では投票所入場券が期日前投票初日の10日までに届かない恐れが生じている。告示まで残り1カ月弱。各市町の選挙管理委員会は「これほど準備期間が短い選挙はほとんど前例がない」と戸惑う。投票所やポスター掲示場の確保なども含め、1日でも早く態勢を整えるべく腐心する。 「何とか早めにお願いします」。県選管が知事選の日程を正式決定した11日午前、富士宮市選管では入場券作製を業者に依頼する職員の電話の声に熱が帯びていた。同日時点の見通しで
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富士宮市 CN都市ガス 庁舎に導入 公共施設CO2を年間4.4%減へ
富士宮市は4月、カーボンニュートラル(CN)都市ガスを市役所庁舎と大宮保育園で導入した。導入により、市内公共施設の二酸化炭素(CO2)の年間排出量は約4.4%削減される見込み。 CN都市ガスは採掘から消費までの過程で発生するCO2排出量を、森林保全や再生可能エネルギー事業などによるCO2削減効果で相殺する仕組み。市によると、両施設で年間約227トン削減できるという。市は昨年度、CNLPガスを市内保育園などで導入。大宮保育園を加え、全市立保育園がCNガスになった。 CN都市ガスの供給元の静岡ガス内藤貴康常務らが10日、市役所を訪ね、須藤秀忠市長に契約通知書を渡した。
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ガボン(アフリカ中部)の教育発展へ抱負 富士宮の能條さん 海外協力隊派遣
国際協力機構(JICA)青年海外協力隊の一員としてアフリカ中部ガボンに派遣される富士宮市の能條奏子さん(38)は10日、市役所に須藤秀忠市長を訪ねた。小学校での教材研究や反復演習の導入に向けた意気込みを語った。 市内の小学校で教師だった能條さんは23日から2年間、同国の教育分野の発展に取り組む。四則計算など基本的な計算能力の向上が国内的な課題とされ、効果的な指導方法の確立を目指す。 能條さんは同国の学校生活に不安と期待が交差する心境を明かし、「アフリカでの学びを富士宮の子どもたちに伝えられるように、精いっぱい頑張る」と話した。
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絵画愛好家の個性光る44点 静岡市役所市民ギャラリーで展示
静岡市在住の絵画愛好家でつくる「グループ彩」の作品展が14日まで、市役所市民ギャラリーで開かれている。 60~80代の会員8人が油彩画など計44点を出品した。鳥類が好きな会員は、フクロウのひなの巣立ちや猛禽(もうきん)類6頭の顔を緻密な水彩画で描いた。ペン画と水彩を掛け合わせた漫画のようなタッチなど、それぞれの個性を際立たせた作品が来場者の目を楽しませている。 代表の吉田軍児さん(81)=駿河区=は富士宮市と山梨県にまたがる毛無山を透明水彩で表現。絵を描く魅力を「無心になって景色と向き合えるところ」と話し、「どの作品も個性豊かな力作で見応えがある」と来場を呼びかけた。
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水素エネ、脱炭素の理解深める 富士宮で研究会発足
水素エネルギーを用いた脱炭素の取り組みを考える勉強会が8日、富士宮市の駅前交流センターきららで開かれた。地元政財界の関係者が小さな地域規模で水素発電を導入する利点や現状の課題に理解を深めた。 金沢大博士課程の伊東尋志氏(経済学)は、電力ネットワークの複雑化と集中化を解説し、地域ごとのエネルギーサプライチェーン(供給網)構築の意義を説明した。現代生活の利便性維持には、発電における既存資源と再生可能資源の相互補完が必要だといい、水素はその主役資源になり得ると強調した。 勉強会に合わせて「水素社会実現に取り組む研究会」が発足した。小松快造代表によると、市内での水素エネルギー導入に向けた行政に対
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富士山で「スラッシュ雪崩」 8日夜からの大雨影響【動画あり】
富士山西側上部の大沢崩れで9日朝、水を含んだ雪が土砂を巻き込んで流れ下る現象「スラッシュ雪崩」が発生した。国土交通省富士砂防事務所(富士宮市)によると、土砂は下流の砂防施設で止まり、被害は確認されていない。 午前8時20分ごろ、大沢崩れ源頭部の標高約2100メートル地点にあるカメラが土石流を捉えた。その後、断続的に流下が発生し、同12時ごろまでに落ち着いた。土砂は同市上井出の大沢川遊砂地(標高約700メートル)で止まり、以下は水が流れている。 スラッシュ雪崩は、雨に加えて気温の上昇に伴う融雪で山肌の流量が増えたことが原因で発生するとされる。富士山では8日夜から雨が降っていて、雪崩の最寄り
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住宅と物置小屋全焼 富士宮、けが人なし
9日午後7時ごろ、富士宮市野中の男性方から出火し、木造2階建て住宅と近隣の物置小屋1棟を全焼したほか、木造住宅2棟の一部を焼いた。けが人はいなかった。富士宮署などによると出火当時、男性の家族は全員外出中だった。同署などが出火原因を調べる。 現場はJR富士宮駅から南西に約2キロの高台にある住宅密集地で、炎が上がって周囲は一時騒然となった。
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富士山麓の自然、鮮やかに表現 市場さん(富士宮)が染色展
富士宮市の染色作家市場良子さんの作品展「富士山麓の自然、光と風」が、同市のARATAギャラリーで開かれている。草木を題材にした型絵染など19点が並ぶ。 花や枝の形に切り抜いた複数枚のシートを使い、染料や顔料で画布を色付けした。富士山を描いた作品は、満開の桜とツクシが包む春の情景や、嫁入りするキツネの道中などの幻想的な場面を鮮やかに表現している。初日は市場さんが制作手法などを解説し、作品を前に琵琶を演奏した。 展示は5月25日まで。日曜祝日は休み。
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移住体験の民泊、8月本格稼働 富士宮市地域おこし協力隊小田さん
富士宮市地域おこし協力隊の小田優斗さん(27)が、お試し移住ができる民泊の開業に向けて同市内房で空き家の改修を進めている。7日、関係者を呼んで内覧会を開いた。移住が体験できる施設は市内で初の試み。小田さんは「富士宮で暮らす良さを味わえる場所にしたい」と意気込む。 民泊は築50年ほどの2階建て住宅で8月から本格稼働を予定する。2階の2室を宿泊者に貸し、1階の和室はワークショップなどの空間にする。1日から1カ月前後までの滞在を想定し、最大10人まで同時に受け入れる。すでに大学生の地域研究系サークルから申し込みがある。 小田さんが地元農家や猟師と連携して宿泊者に自然体験の機会を提供する。芝川地
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はちみつと牛乳「相性抜群」 長坂養蜂場 ソフトクリーム販売 富士宮・朝霧乳業とコラボ 29日まで浜松
浜松市浜名区三ケ日町の長坂養蜂場は、富士宮市の朝霧乳業と共同で「あさぎり牛乳」を使用したソフトクリームにはちみつを練り込んだ「朝霧高原牛乳ソフト」を開発した。29日までの期間限定で、同養蜂場三ケ日本店で提供する。 朝霧乳業が、以前から養蜂場と関わりのあった菓子製造販売「たこ満」(菊川市)の子会社になったことなどがきっかけ。県西部、東部にそれぞれ拠点を置く両者がエリアを越えて連携し、ブランドの認知拡大や相互送客を狙っている。 養蜂場3代目の長坂善人社長、長坂恭輔専務がブレンドし、昨秋に販売を開始した「三代目の蜂蜜」をソフトクリームに練り込み、食べる直前に“追いはちみつ&rdqu
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店内彩る児童の黒板アート 5月6日まで 富士宮市内13店で掲示
富士宮市内の児童13人が制作した黒板アートの展示が6日、市内の商店街などの13店舗で始まった。それぞれの児童が好きな物をスペースいっぱいに描いたほほ笑ましい作品が5月6日まで、店内を彩っている。 富士宮人づくり講座に参加した児童13人が、富士山麓の牧歌的な風景や虹、車などを描いた。東小6年の白鳥心華さん(11)は漬物店「増田屋本店」の外観に富士山、田子の浦港で乗った帆船を収めた。富士宮東高芸術コースの生徒から配色などを教わり、店内の雰囲気にアクセントを付ける作品に仕上がった。 児童たちが自ら各店を訪ね展示した。大宮小5年の野原采紗さん(10)はクリームソーダのアイスがシロクマの形をした作
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特産「内房たけのこ」求め行列 富士宮・稲瀬川でまつり
富士宮市内房地区の稲瀬川沿いで7日午前、「芝川日和 内房たけのこ・桜まつり」が開かれた。採れたての特産「内房たけのこ」を求めて静岡県内外から多くの来場者が集まった。 「内房たけのこ」は比較的軽めのあく抜きで食べられる特徴がある。内房小に設けられた内房筍生産組合のブースでは、販売開始を待つ行列ができ、用意した1300キロが数十分で完売した。 同組合によると、今年は例年より2週間ほど早い2月1日から出荷が始まり、生育は良好。市内から来た深沢和彦さん(79)は家族と14キロ購入した。「酢みそであえると、つまみに最高だよ」と、晩酌を想像して笑みをこぼした。 稲瀬川沿いの約400本の桜並木は見頃
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しだれ桜や芝桜、抹茶とともに満喫 富士宮・万野原新田で茶会
富士宮市万野原新田の「万野希望区ワクワク広場」で7日、初めての茶会が開かれた。しだれ桜や芝桜、しだれ花桃が満開になり、地域住民が春の花々を観賞した。 広場の一画に野だて席を設けた。頭上をかれんな花が覆い、来場者は春の陽気の中で抹茶を味わった。家族4人で訪れた末高実穂さん(40)は「この時期で大好きな場所。本格的な茶会に出席したような気持ち」と笑顔で話した。 同所は10年ほど前まで草木が茂り、ごみの不法投棄が住民間で問題になっていた。度重なる不審火もあって有志が伐採と植樹に汗を流した。毎年改良を重ね、今年は竹細工なども加わった。
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ソフトボール日米戦記念「勝負メシ」集まれ 富士宮市、30日まで
富士宮市は女子ソフトボールの日米対抗戦が7月6日に市内で開催されることを記念して、「富士山勝負メシ」のコンテストを実施する。熱戦を見るときに食べたくなる料理とスイーツを決める。 料理とスイーツの2部門で3品ずつ勝負メシに認定する。認定商品は市広報紙の日米対抗戦特別号で紹介する。試合当日に球場周辺で販売する機会が用意できるかは検討中。 応募対象は市内の飲食事業者で、SNSアカウントやウェブサイトを有することが条件。商品は既製品でも良く、ソフトボールや富士宮、米国にちなんだ名前を付ける必要がある。6、7の両月に購入できる物に限る。 募集は4月30日までで、事務局の書類審査を経て5月3日から
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静岡県人口、354万1951人 3月1日推計 21カ月連続で減少
静岡県がこのほど公表した3月1日現在の推計人口は354万1951人で前月に比べて2646人減少した。推計人口の減少は21カ月連続。社会動態は5カ月連続で増加している。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 転入数から転出数を引いた社会動態は265人増(転入9805人、転出9540人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は2911人減(出生1463人、死亡4374人)だった。 市町別で人口が増加したのは吉田町の30人をはじめ、長泉町18人、菊川市6人など5市町。減少したのは30市町で、静岡市の540人、沼津市201人、浜松市171人、磐田市163人などだった。 社会動態が増加したのは
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記者コラム「清流」 記憶してください
富士宮市議会の当選1期目議員を対象にAED講習が開かれた。アクセサリーは外すべきか、女性を男性が対応して良いか。複数人で積極的に質問する姿は一見、感心に値しそうだが、周囲は目を合わせて肩を落とした。7日前の一般質問で議論された内容そのままだったからだ。 一般質問ではAEDに関する説明が行政当局から20分ほどあり、基本は網羅した内容だった。講習で重複しても丁寧に説明した担当者に、横で勝手ながら申し訳なさを抱いた。 当該議員たちが昨春の街頭演説で地元住民の声をしっかり聞いて市政に届けると声高に訴えていたのを思い出す。果たして、議場の答弁は聞いていたのだろうか。それとも忘れてしまったのか。政治
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富士宮でクマ目撃 冬眠明けか
5日午前11時40分ごろ、富士宮市佐折の西沢川で成獣とみられるクマ1頭を目撃したとの情報が市に寄せられた。人的被害は確認されていない。 同市での目撃情報は2月8日以来。同市は冬眠から明け始めたとみる。 目撃現場は生息域の天子ケ岳と田貫湖にほど近い。市は同報無線で注意を呼びかけた。
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富士宮で住宅2棟全焼 周辺2000戸一時停電も
5日午前11時25分ごろ、富士宮市杉田の男性方から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。隣接する木造2階建て住宅1棟も全焼したほか、住宅3棟と車庫、カーポートのそれぞれ一部を焼いた。電線が焼損した影響で周辺約2千戸が一時停電した。けが人はいなかった。 同市消防本部と富士宮署によると、家人は避難して無事だった。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、停電は約3時間半後にすべて復旧した。 同署などが出火原因を調べる。
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危険業務従事者叙勲 元警察官ら 静岡県内86人
政府は6日付で、警察官や自衛官など危険性の高い業務に従事した元公務員を対象とする「第42回危険業務従事者叙勲」の受章者3615人(うち女性21人)を発表した。内訳は瑞宝双光章が1759人(同7人)、瑞宝単光章が1856人(同14人)。発令は29日。 職種別では、警察官が1825人(同9人)で全体のほぼ半数を占めた。自衛官936人(同8人)、消防吏員625人、刑務官と入国警備官137人(同4人)、海上保安官90人、麻薬取締官と漁業取締職員がそれぞれ1人だった。 都道府県別では、埼玉県の276人が最多。北海道275人、千葉県217人、神奈川県212人、東京都171人の順だった。静岡県は86人
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「119番」動画で伝達 富士市・富士宮市消防 現場把握に新システム
富士市・富士宮市消防指令センターは4月から、火災や事故現場で119番した通報者のスマートフォンから、映像と位置情報を受け取るシステム「Live(ライブ)119」を導入した。電話での口頭伝達より状況を正確に把握することができ、指令センターから救命処置の指導も可能になった。 指令センターから119番通報者に映像伝達の協力を求め、電話番号あてに専用URLを送る。通報者はサイトからカメラを起動して現場の映像を中継する。現場に向かう隊員にも共有され、到着後の迅速な活動展開に生かす。通報者にデータを送ることもでき、心臓マッサージの方法などを動画で伝えられる。 両市はキャンプや観光での来訪者が多く、電
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岩手、宮城、福島3県で震度4 静岡県内でも震度2 4日午後0時16分ごろ
4日午後0時16分ごろ、岩手、宮城、福島の3県で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・0と推定される。津波の心配はない。 静岡県内各地の震度は次の通り。 震度2=富士市、御殿場市▽震度1=沼津市、富士宮市、熱海市、伊豆の国市、静岡市清水区、菊川市、清水町、小山町、東伊豆町、河津町、松崎町、西伊豆町
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能登支援へ石川の製品販売 醤油や輪島塗など ホテルグランド富士
富士市のホテルグランド富士が、能登半島地震で被災した石川県の製品を館内で販売している。同県出身の小塩秀行社長らが現地で製品を買い付け、復興を支援する。 長く取引がある企業の製品が中心。能登いしり醤油(しょうゆ)やたらの子缶詰など老舗の食品のほか、輪島塗を施した箸、伝統工芸の水引をあしらったブックマーカーなど約20種類をそろえた。 同県の杜氏(とうじ)が酒造りを行う富士宮市の牧野酒造の商品も「能登の復興願酒」のオリジナルラベルを付けて販売する。同社では震災後、現地出身の杜氏が故郷を心配しながら酒の仕込みを続けてきた。 売上金は全額、日本赤十字社同県支部などに寄付する予定。
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花アート 華麗で独創的 アーティスト川崎さん 富士山本宮浅間大社に奉納
フラワーアーティストの川崎景太さん(65)=東京都=は4日、富士宮市の富士山本宮浅間大社に、花を写したびょうぶとフラワーアレンジメントの計4点を奉納した。作品は8日まで、楼門横に飾る。 びょうぶは「花の惑星」がテーマの二曲一双。生花を平面に並べて写真を撮り、びょうぶに刷る「花グラフィックアート」という川崎さん独自の技法で仕上げた。一つの円の中に多種をまとめて出会いを表現したほか、コスモスを軸とした円は過酷な生存競争を勝ち抜いた奇跡を演出した。川崎さんは「花の美しさとエネルギーを見て、いろいろな感情を抱いてもらえたら」と話した。 5日には川崎さんの妻ろまんさんらが境内で演奏会を開く。 (
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写真、書作品 入賞者を表彰 県議会だよりコンクール
静岡県議会だよりの写真コンクールと題字コンクールの表彰式がこのほど、県庁で開かれ、中沢公彦議長が入賞者に表彰状を贈った。年4回発行される2024年度の県議会だよりに掲載される。 「静岡県の四季」をテーマにした写真コンクールには、71人から計218点が寄せられた。春夏秋冬の各号で表紙を飾る特選計4点と紙面で掲載する入選計8点が選出された。 題字コンクールは、若者に手にしてもらえるよう高校生年代を対象に毛筆作品を募集した。148人から1点ずつ応募があり、表紙に使われる特選4点、入選4点が選ばれた。 入賞者は次の通り。 【写真】特選 山本武正(富士宮市)中野進(富士市)小栗進(浜松市)中西
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県代表監査委員に渡辺氏
静岡県監査委員事務局は1日、森裕氏(64)の任期満了に伴う新たな代表監査委員に渡辺芳文氏(69)が同日付で就任したと発表した。 渡辺氏は富士宮市在住。1977年に県農業協同組合中央会に入会し、常務理事や専務理事を歴任した。2020年11月から常勤の監査委員に就いていた。
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鳥獣被害防止へ 猟師10人決意新た 富士宮、委嘱状交付
富士宮市鳥獣被害対策実施隊の2024年度委嘱状交付式が1日、市役所で開かれ、地元猟友会の10人が農作物の食害防止に向けて決意を新たにした。 隊員は3月末までの1年間、くくりわなを使った捕獲活動を実施する。23年度はシカ163頭とイノシシ40頭を捕獲した。クマの目撃情報が相次ぎ、巡視にも協力した。隊長に選ばれた風岡正則さんは「農耕地に出てくる個体への対応を強化する」とあいさつした。
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肌傷つけちゃだ「めぇ~」 富士宮・まかいの牧場入社式 新人3人、ヒツジの毛刈り初仕事
富士宮市のまかいの牧場で31日、入社式が行われ、2024年度新入社員の3人が初仕事としてヒツジの毛刈りに挑戦した。 3人は先輩社員から手ほどきを受け、ヒツジの〝衣替え〟を手伝った。やや緊張した様子で、ヒツジの肌を傷つけないよう慎重にハサミを入れた。春休みの週末で大勢の来場者が3人を見守り、今後の活躍を期待して拍手を送った。 学生時代の長期休暇に同牧場でアルバイトをした大久保舞由稀さん(20)=富士宮市出身=は先輩社員の明るい雰囲気が入社の決め手になったといい「私も来場者に楽しんでもらえるような接客を頑張る」と決意を新たにした。 馬飼野公洋社長は「(毛を刈ってさっぱりした)ヒツジのように
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女性ボランティア11団体に助成金 浜松のスクロール
スクロールはこのほど、女性を中心としたボランティア団体を対象にする助成金の贈呈式を浜松市中央区の本社で開いた。30年前から続く助成で、本年度は県内11団体に約128万円を贈った。 NPO法人みらいネット浜松(浜松市中央区)、まりー文庫(藤枝市)、NPO法人ぴくにっく(富士宮市)など6団体の代表者らが訪れ、鶴見知久社長から目録を受け取った。鶴見社長は「微力だが活動の一部をサポートしたい」と話した。各団体は絵本や講演に使うプロジェクターなどの購入費に充てる。 同社は2024年度に創業85周年を迎えることに合わせ、同社の歴史展示スペースなどを設けたロビーに出席者を出迎えた。引き続き、ボランティ
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富士宮市 SDGs推進へ 基盤導入で加速
富士宮市は2024年度、SDGsプラットフォーム「プラットフォームクローバー」を導入する。市独自の「富士山SDGs推進パートナー制度」登録団体の関心事などを発信し、新たな協働の創出を図る。 プラットフォームでは市の行政課題も発信できる。27日に開かれた庁内会議で、各部門の課題を見つめ直す必要性も共有した。 同パートナー制度の登録団体は、同日時点で54団体を数える。市は24年度末までに75団体まで拡大を目指す。
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ゼロカーボン事業 浸透不足に危機感 富士宮市長
富士宮市ゼロカーボンシティ推進本部の2023年度初会合が28日、市役所で開かれ、須藤秀忠市長は市のゼロカーボン事業が企業などにあまり浸透していないのではないかと危機感を示した。 事務局の報告によると、事業者向けの創エネ・蓄エネ機器設置費補助金は23年度、8件の申請で約1200万円の交付だった。当初予算は5千万円を見込んだが、利用は約4分の1にとどまった。24年度当初予算は2500万円に抑える。 市は24年度、周知に向けて二酸化炭素(CO2)排出量削減に取り組む事業者の表彰制度を新設する方針。須藤市長は「市内の先行事例を紹介して事業の意義を企業向けに広めていきたい」と話した。 市は50年までに
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記者コラム「清流」 農業の面白さ伝えたい
3月中旬、富士宮市内房の特産「内房たけのこ」の収穫を取材した。少子高齢化で第1次産業を支える若者が減っていると言われるが、タケノコ農家も例外ではなかった。 取材を快く受け入れてくれたのは、同地区で約60年間も農業を続ける70代男性。本人は「豊作の年」と話すも、年齢的に全盛期のようには収穫できないと漏らした。山に入ると、20代でも転げ落ちそうな斜面で作業に取り組んでいる。取材を通していろいろな感情が沸いてきた。 農業のノウハウは長年の経験から生まれる。体力があれば良いわけではない。作物を安定供給するには新たな働き手が必要だ。筆者も援農ボランティアなどに積極的に参加したい。農業の大変さだけで
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富士宮市民文化会館 改修前最後の発表会 利用団体、展示や舞台披露
4月から改修工事に入る富士宮市民文化会館で29日、利用団体による休館前最後の合同発表会「また会いましょう!フェスティバル」が始まった。31日まで、展示や舞台発表で改修前の建物との思い出を振り返っている。 同会館を長年利用する市民団体や自主講座の生徒が、華道や縫製作品などを展示している。30、31の両日は大ホールでカラオケサークルやオカリナのクラブが日頃の練習の成果を披露する。 2026年に利用を再開する予定。利用団体は工事期間、市内の交流センターや公民館で活動する。 1階の練習室で20年ほど活動してきた服飾同好会のフリーレース研究会は、成果発表を初めて同会館で行う機会になった。鈴木智子
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10年後の富士宮、あるべき姿は 「未来創造塾」人口減少など議論
富士宮市の将来を考える「未来創造塾」がこのほど、市役所で開かれ、市職員と中小企業経営者計40人が10年後の富士宮の目指すべき姿を話し合った。人口減少社会を踏まえ、地域愛を育む環境の整備が共通意見に挙がった。 市によると、ここ10年の出生数の低下速度は全国平均よりも速い。参加者は七つのグループに分かれて人口減少する将来の懸念を整理した。労働人口不足に危機感がある参加者は、Uターン就職をPRする必要性を訴えた。公共交通の維持が難しい昨今を踏まえ、市が観光目線で進めているe-Bike(高性能電動アシスト付き自転車)を市民の移動手段に転換させ、生活の利便性向上を期待する意見もあった。 市は202
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富士・富士宮市民の社会貢献 9団体受賞、活動内容を紹介
富士市の市民活動センターはこのほど、社会や地域に貢献した団体をたたえる本年度の「市民活動アワード」の表彰式を同センターで行った。 富士・富士宮市内から市民団体、NPO、企業など9団体を選出した。賞状が手渡された後、各団体の代表が活動内容を紹介した。富士市を拠点に、海外の福祉や教育の現場を紹介している「ドガーム」の石川雄也さん(24)は「活動を通して人の輪が広がる。楽しむ気持ちを忘れずに続けていきたい」と話した。 このほかの受賞団体と主な活動は次の通り。 捨て猫をなくす会(動物愛護)母力向上委員会(子育て支援)ゆめ・まち・ねっと(子ども食堂)日本カーシェアリング協会(災害ボランティア)富士女性
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卓球Tリーグ・静岡ジェード 今季結果を報告「富士宮で壁越えた」
プロ卓球Tリーグの「静岡ジェード」は28日、ホームタウンパートナーシップ協定を結ぶ富士宮市に須藤秀忠市長を訪ね、初参戦となった2023~24シーズンの結果を報告した。12月24日に同市市民体育館で行われた試合はホーム戦初勝利となり、森薗政崇監督兼選手は「富士宮で大きな壁を乗り越えた」と振り返った。 同体育館では12月23、24の両日で2試合を戦った。23日の木下マイスター東京(シーズン1位)戦でストレート負けを喫し、24日の岡山リベッツ(同3位)戦を直近4連敗かつホーム未勝利の4連敗で迎えた。序盤から攻めて勝利をつかんだ。森薗さんは「地元の声援に応えたいと全員が重圧を感じていた。ほっとする
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新入学児童にグッズを寄贈 富士、富士宮の5団体
富士、富士宮両市内の5団体が28日までに、富士宮市内の新入学児童用に交通安全啓発品や文房具を市に寄贈した。各団体の代表者がそれぞれ市役所を訪ね、須藤秀忠市長や池谷真徳教育長に寄贈品と目録を手渡した。 保険会社3社は黄色いワッペンを贈った。贈呈式で新入学児童の左肩にワッペンを付け、明治安田生命の森脇允樹富士宮支社長は「交通ルールを守って元気に登校して」と呼びかけた。4月から富丘小に通う佐野心花さん(6)は「算数の勉強を頑張りたい」と意気込んだ。 県トラック協会富士支部と県交通安全協会富士宮支部は反射材付きキーホルダーなどを寄託し、明るい社会づくり運動県連合会富士宮地区協議会は通学用の黄色い
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静岡県内3施設で食材費過大徴収 「恵」問題、県が指導
全国で障害者向けグループホームを運営する会社「恵」(東京)が入居者から食材費を過大に徴収していた問題で、静岡県は27日、同社が運営する県内7施設のうち3施設で過大徴収があったとして改善指導をしたと明らかにした。 県は昨年9月、障害者総合支援法などに基づいて施設への立ち入り調査を実施した。入居者から徴収した金額と食材費を月単位で調べたところ、沼津、富士、富士宮市の3施設で徴収額が食材費を上回るケースが確認されたという。
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富士山噴火備え避難マップ 富士宮市、配布開始
富士宮市は27日までに、富士山噴火時を想定した避難行動マップの市内全戸配布を始めた。噴火警戒レベルが引き上げられた場合にとるべき行動を、地区ごとに分類して掲載した。 マップは3月付で改めた市富士山火山避難計画に基づく。地図上に火砕流と噴石の到達範囲を記したほか、第1~6次の避難対象エリアを色分けした。1、2次エリア全員と3次の要支援者は噴火前から警戒レベルに応じて車での避難が必要で、その他は噴火後に状況を見て徒歩で避難することを記した。 噴火時の避難に関する基本的な考え方も盛り込んだ。溶岩が流入しやすい川沿いは避けて直交方向に逃げることや、避難情報の入手方法を載せた。 同市は溶岩流が1
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高齢者保護で感謝状 井上さん(富士宮一中3)
富士宮署は27日、車道に座り込む高齢男性を保護したとして、富士宮一中3年の井上香信さん(15)に署長感謝状を贈った。井上さんは動こうとしない男性を粘り強く説得したといい、「介護ボランティアの経験が生かせた」と振り返った。 井上さんは7日夜の塾帰りに、JR富士宮駅周辺の車道に座り込む90代の男性を見つけた。交通事故の危険を心配して声をかけ、最寄りの交番まで付き添った。男性は無事に家族と合流して帰宅できた。 男性は井上さんが声をかけた当初、車道上を自宅内と誤認していたとみられる。井上さんは家族の話をじっくりと聞き出すなどして信頼関係を築いてから、男性に立ち上がるよう促した。 井上さんは介護
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富士宮・あさぎりフードパーク 富士山と地元の味を堪能【キャンプ場だより】
朝霧高原にある「あさぎりフードパーク」。施設内には五つの工房(酒蔵・お芋屋・和菓子屋・お茶屋・牛乳屋)とビュッフェレストランがあり、「味の散歩道」として親しまれています。 敷地内にはオートキャンプ場が15サイトあります。また、テントを張らないキャンプとして利用できるトレーラーハウス「スタイルキャビンあさぎり(冷暖房完備)」を2部屋設置しています。高原の澄み切った空気、美しい富士山、夜は満天の星、車通りも少なくこの地域の隠れ家的キャンプ場です。 隣接する「道の駅あさぎり高原」で手に入れた野菜や肉をバーベキューなどで楽しんだ後は、各工房で購入した干し芋やようかんなどのスイーツを食べ、たき火の
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富士宮で震度1 千葉県北東部震源
27日午前6時6分ごろ、千葉県北東部を震源とする最大震度2の地震があった。静岡県内は富士宮市で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・3と推定される。
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【静岡県内公示地価・東部】沼津 住宅地売買価格横ばい/熱海 商業地伸び率県内最高
沼津市 住宅地は1・1%下がった。総じて需要が乏しい一方、土地造成費用などが高騰し、売買価格は横ばいで推移している。交通や生活利便性の高い沼津駅周辺は富裕層や高収入世帯の購入意欲が強い。供給は限られ、従来より2割以上高い売買事例もある。市東部は長泉町や三島市の代替地として一定の需要が続く。大岡は10万~12万円で取引される。西部や南部は値頃感から買いが入る。 商業地も1・1%下落した。沼津駅周辺は人通りの少なさが敬遠され店舗用地としての需要は低調だが、賃貸を含む住居用地として求める動きがある。 三島市 市全体で0・2%の上昇。三島駅南口再開発への期待感から駅周辺の住宅地の引き合いは依然
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高校男子ソフトボール 伊豆で研修大会 17チームが技磨く
高校男子ソフトボール天城研修大会(NPO法人伊豆市スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が26日、同市上船原の天城ドームなどで始まった。29日まで。 飛龍高(沼津市)、星陵高(富士宮市)、静岡北高(静岡市葵区)の3校をはじめ、関東や東海などから19校17チームが参加している。冬場に鍛え上げた力を試し、実戦で技術を磨いた。
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全国小学生ソフトテニス大会へ 富士宮の児童が市長に抱負
29日に千葉県白子町で開幕する全国小学生ソフトテニス大会に出場する富士宮市の児童4人はこのほど、市役所に須藤秀忠市長を訪ね、「一つでも多く勝ちたい」と意気込みを語った。 4人はそれぞれ市外の選手とペアを組み、ダブルスで出場する。1月の県大会で阿倍快飛君(富士根南5)は5年生以下男子の部で3位に入り出場権を得た。4年生以下の男子は1位が今井蒼羽君(大宮4)、2位が井浪愼君(大富士4)、3位が諸星叡君(北山4)と上位を占めた。 4人は「それぞれのペアと協力して勝ちたい」「練習の成果を発揮する」など宣言。須藤市長は「皆さんの活躍が市の誇りになる」と激励した。
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認知症ソフトボール、富士宮で全国大会 工藤公康さん視察、声援送る
認知症の人と家族、支援者らを対象にした全日本ソフトボール大会「Dシリーズ」が24日、富士宮市の静岡県ソフトボール場(富士山スタジアム)で開かれた。2022年度に厚生労働省の認知症普及啓発事業に取り組んだプロ野球ソフトバンク元監督工藤公康さんがサプライズで登場し「認知症の人が自分のできる範囲で精いっぱいプレーして、支援者も一緒に楽しめている」と評価した。 「Dementia(認知症)」の頭文字を冠した同大会は2014年に富士宮市で始まった。5年ぶり8回目となる今回は12都府県の選手50人が2試合を行った。鋭い打球を放つ猛者から捕球に苦労する選手までプレーぶりはさまざまだが、ボールを懸命に追
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徘徊の高齢者ら保護 富士宮署が6人に感謝状
富士宮署はこのほど、徘徊(はいかい)する高齢者らを保護した富士宮市内の男女6人に署長感謝状を贈った。 感謝状の対象は昨年11月下旬から今年2月末までに発生した保護事案5件。6人は市内を徘徊する高齢者らに声をかけ、警察官に引き継ぐなどして交通事故や事件を未然に防いだ。 署内で贈呈式が行われ、影山勝彦署長は「徘徊中の事故を防ぐには早期発見が大事。今後も見かけたら警察に連絡してほしい」と呼びかけた。 感謝状を受けた功労者は次の通り。 志田広子、山崎史明、水谷武志、中村秀久、杉山尊、杉山修子
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富士宮1期目市議 緊急時備え救命講習 AED使用法学ぶ
富士宮市議会当選1期目の議員6人が22日、救命講習を同市中央消防署で受講し、緊急時の対応に理解を深めた。 出席者はAED(自動体外式除細動器)の使い方を学んだ。ペースメーカー有無など確認の手順や周囲への指示の出し方を学んだ。講師の消防隊員は、救急隊が到着した時に救命活動の進捗(しんちょく)状況を正確に伝えるよう求めた。
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勤務手当不正受給など 教諭3人を懲戒処分 静岡県教委
静岡県教委は22日、部活動指導の勤務手当などを不正受給した富士宮市の富岳館高の男性教諭(54)を減給10分の1(4カ月)とするなど、教諭3人の懲戒処分を発表した。 男性教諭は2023年4月から24年1月までの間、部活動指導の実績がない47日分の勤務手当を虚偽申請した。5日分については活動時間を過大に申請し、計13万8600円を受け取った。部活動の遠征に行っていない4日分の旅費9200円も不正に受け取っていた。県教委は「機械的に実績を入力していた」「部活動に出ていないと思われたくなかった」との弁明を聞いた上で、故意による不正受給と判断した。 島田三小の男性教諭(45)は、児童7人から彫刻刀
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個人破産5年ぶり増 23年1797件 格差拡大、物価高
民間信用調査会社の静岡商工データがまとめた2023年の県内個人破産(手続き開始決定)件数は、前年比156件増の1797件だった。前年水準を上回るのは5年ぶり。 23年は新型コロナウイルス下の自治体による支援策が終了し、全国的にも増加傾向だった。社会経済活動の正常化で大企業を中心に業績が上向く一方、中小・零細企業との格差は大きく、物価高に賃金上昇が追いつかずに低所得者層の負担が大きくなっているとみられる。同社は「カードローンの利用が増えている。物価の高止まりが続けば、先行きは増加基調になる」と見通す。 地区別は東部が120件増の704件、中部が26件減少の595件、西部が62件増の498件
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見頃のカタクリ 生徒が案内 生態や写真ポイントも紹介 富士宮・富士根北中
富士宮市の富士根北中の前に群生するカタクリの紅紫色の花が見頃を迎えている。保全に取り組む生徒が29日まで、カタクリの生態を来訪者に案内している。 生徒は地元住民と、グラウンド前の雑木林を「かたくりの里」として整備してきた。本年度は倒木を撤去するなどして日照条件改善に努めたという。発芽から開花まで8年ほどかかるカタクリの生態を利用し、小学1年生が毎年種をまく。案内役の中学生に進級する時期が開花と重なる。 1、2年生63人が当番制で紫色の法被を着て来訪者を出迎える。個体数調査の結果などをまとめたお手製の「かたくり新聞」を配って、安定して春休みごろに咲きそろう生態を伝えている。22日は富士山と
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住宅や雑木林焼く 富士宮市
21日午前11時5分ごろ、富士宮市山宮で火災が発生し、木造2階建て住宅1棟を全焼したほか、周囲の枯れ草と雑木林の計約400平方メートルと、近隣駐車場などの車両6台を焼いた。けが人はいなかった。市消防本部によると、住人からの119番で「外で枯れ草を燃やしていたら家に燃え移った」などと説明があったという。現場は市役所から約10キロ北の山あいで、周囲には工業団地がある。近くで働く男性は「風が強く、あっという間に燃え広がった」と話した。
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知事賞に平出章商店(浜松市) SDGsビジネスアワード
静岡県は21日、環境課題解決に貢献する事業アイデアを発掘する「県SDGsビジネスアワード」の成果発表会と表彰式を静岡市葵区で行った。最高賞の知事賞には、製菓・製パン材料専門商社の平出章商店(浜松市中央区)の「スモールエリアで完結する農産物加工の仕組み作り」が選ばれた。 同社は、県内で不足している農産物加工場や事業者が共同運用できる冷蔵・冷凍庫を開設し、狭いエリアで物流を回す事業アイデアを発表。地域の生産者、加工業者、販売業者などでネットワークを構築することで、二酸化炭素(CO2)排出量や食品ロスを大幅に削減できると強調した。 アイデアを中心になって検討した泰沢友和社長室長は「地元の農産物
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春の味覚にょきにょき 富士宮特産「内房たけのこ」収穫進む
富士宮市内房の特産「内房たけのこ」の収穫が進んでいる。約60年続ける生産者望月信広さん(75)の竹林では、暖冬により例年より20日ほど早く始まった。望月さんは「豊作が期待できる」とピークとなる4月に思いを寄せた。 望月さんは今月に入り、週に1回ほど1本当たり200~700グラムのサイズを収穫している。19日も、地面の落ち葉をかき分けながらタケノコの先端を探し、くわを使って丁寧に刈り取った。最盛期を迎える4月からは連日の作業に移る。タケノコのサイズも大きくなり、1日当たり30~50キロを収穫する見込み。7日に開催される「内房たけのこ・桜まつり」では生産組合で1200キロほどの出荷を見込んでい
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富士宮市人事 こども家庭統括監に稲垣氏
富士宮市は19日、4月1日付の人事異動を内示した。部長級9人の異動は過去5年で最多。全体も例年より大規模になった。子どもに関連する事業全般の調整役を担う新ポスト「こども家庭統括監」には稲垣康次福祉企画課長を起用した。公務員の定年延長で役職定年を迎える部長級8人のうち、2人は退職し、6人は主幹級の職に移る。 主な異動は次の通り。 【行政職部長級】財政部長(財政課長)小西雅和▽市民部長(下水道課長)渡辺文彦▽保健福祉部長(水道部長)小林博之▽保健福祉部こども家庭統括監兼参事(保健福祉部子ども統括監兼福祉企画課長)稲垣康次▽水道部長(資産税課長)日原文洋▽危機管理局危機管理監(危機管理局長)和
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ソフト公式戦、静岡県内初の審判4人全員が女性 全国高校女子選抜で実現
富士宮市の県ソフトボール場(富士山スタジアム)などで行われている全国高校女子ソフトボール選抜大会は17日の第2試合で、4人の審判を全て女性が務めた。女性の審判だけで試合を進行するのは、県内のソフトボール公式戦で初めて。球審を務めた峯田起見さん(50)=静岡市清水区=は「女性の試合を女性が裁くことが当たり前になる未来への第一歩になった」と振り返る。 4人の女性審判が裁いたのは浜松市立と習志野(千葉)の一戦。本塁のクロスプレーは大きなポーズと声でアウトを宣告。きわどいタイミングも堂々と判定し、円滑に試合を進めた。峯田さんは「判定一つで選手の人生を左右するかもしれない責任がある。この奥深さとやり
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大好きな自然「自らの手で」 水窪町森林組合 永田百香さん【森の守り人 北遠 林業現場から①】
日中にもかかわらず、森の中は暗い。浜松市天竜区水窪町の山中、枝を重ね合うようにして比較的若い樹齢20~30年のヒノキが生い茂り、日の光をさえぎっていた。水窪町森林組合の職員永田百香さん(29)=富士宮市出身=は2月上旬、上司2人と共に30度近い傾斜の山道を跳び歩き、一帯の森林の状態を確認した。中核業務として日々取り組む森林管理の一環。「木が密集すると日が入らず土が弱ってしまう」。全国各地で土砂崩れなどの自然災害が多発する今、危機感を募らせている。 災害多発 危機感を胸に 富士宮市内の畜産農家で大自然に囲まれて伸び伸びと育った。1次産業への就業は憧れだった。大学は教員を目指す学部を選択したが
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インフルエンザ 静岡県内4施設閉鎖
静岡県は18日、県内の小中学校4施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計41人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市1施設15人、富士宮市1施設5人、静岡市葵区1施設11人、同市清水区1施設10人
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スズキがバイオガス事業本部新設 4月組織改定
スズキは18日、インドや日本で展開するグループのバイオガス関連事業を一元管理する「バイオガス事業本部」の新設など4月1日付の組織改定を発表した。 スズキは主力市場インドの脱炭素戦略の一策として、牛糞を使ってバイオガス燃料を製造するプラントを2025年から順次設置する。CNG(圧縮天然ガス)仕様車の燃料販売を通じて普及を目指す。日本でも牛糞を使用してバイオガス発電を手がける合同会社富士山朝霧Biomass(バイオマス)社(富士宮市)に出資、知見を蓄積している。こうした関連事業を一括して管理し、ガス生産に関する技術、事業化のノウハウ確立を目指すとしている。 「サービス本部」も新設し、四輪、二
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大川原化工機元顧問 遺族 拘置所医療 問題認めて 21日に判決
外為法違反の罪に問われた社長らの起訴が取り消された「大川原化工機」の元顧問で、勾留中に判明したがんで死亡した相嶋静夫さん=当時(72)、富士宮市=の遺族が、拘置所の対応が不適切だったとして国に損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁で言い渡される。原告の長男は「拘置所医療の現状を社会に問題提起したい」と話す。 相嶋さんは2020年3月、生物兵器製造に転用可能な装置を不正輸出したとして、大川原正明社長らと警視庁公安部に逮捕された。長男によると、潔白を主張した相嶋さんは、勾留中の9月末に重度の貧血で輸血を受け、拘置所の検査で10月7日までに悪性腫瘍と判明した。その9日後に8時間の勾留停止を得
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静岡大、26日に社会人セミナー 参加募る
静岡大は26日午後1時から、同大静岡キャンパスで開く「社会人リカレントセミナー」の参加者を募集している。同大で開講中のリカレント教育講座の一環。 中小企業の活性化などをテーマに、アサギリ(富士宮市)の簑威頼代表取締役が「地域循環共生圏(ローカルSDGs)における地域と中小企業の役割」、松葉倉庫(藤枝市)の松葉秀介代表取締役が「社会課題を自社の力に変える思考」、山崎製作所(静岡市清水区)の山崎かおり代表取締役社長が「オープンファクトリーから考える」と題した講演を開く。 会場参加は先着50人で、オンライン参加もできる。参加料は3千円。申し込み、問い合わせはメール<shizuoka.recur
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富士宮市議会 当初予算案など13議案可決で閉会
富士宮市議会2月定例会は18日、最終本会議を開き、2024年度一般会計当初予算案など13議案を可決したほか、ゲノム編集食品の表示などの検討を求める意見書提出を可決して閉会した。パンデミック条約の草案および国際保健規則改正にかかる情報開示に関する陳情は不採択とした。
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富士宮市立病院、家族の面会再開 新型コロナで原則禁止
富士宮市は18日の市議会2月定例会一般質問で、市立病院の入院患者と家族の面会制限を同日から解除したと明らかにした。稲葉晃司氏(無会派)への答弁。 同病院は新型コロナウイルス感染拡大を受けて2023年8月9日から面会を原則禁止してきた。望月哲也病院事務部長は「感染状況を注視しつつ面会できる範囲を広げていきたい」との見解を示した。
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電子ギフト券詐欺防ぐ 富士宮署がコンビニ3店に感謝状
富士宮署はこのほど、詐欺被害を防いだとして富士宮市のセブン-イレブン富士宮富士見ケ丘店、同富士宮田中町店、ファミリーマート富士宮東小泉店のコンビニ3店と従業員に署長感謝状を贈った。 各店は1月中旬から2月上旬にかけて、電子ギフト券を求める高齢者に対応した。店員は高齢者が電子ギフトの仕組みを理解していないことに疑問を抱いたという。用途を聞き出して詐欺を見抜き、同署に通報した。総額16万2千円の被害を防いだ。 贈呈式が同署で開かれ、影山勝彦署長は「コンビニは被害防止の最後のとりで。今後も違和感があったら積極的に声をかけてほしい」と求めた。店員らは「気配りの意識を一層高める」と意気込んだ。
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ジビエの利用促進 静岡で取り組み事例情報交換
静岡県はこのほど、ジビエ(野生鳥獣肉)の利活用促進をテーマにした研修会を静岡市内で開いた。猟師や処理施設、飲食店の関係者ら約50人がジビエ業界の取り組み事例を情報交換した。 2022年度の県内の野生鳥獣による農作物被害額は約2億5千万円。駆除などの対策が進み、15年間で半減した。ただ捕獲されたうち食肉処理されるのは1割程度と地域資源として活用が十分に進んでいない。 事例報告では「富士山麓ジビエ」(富士宮市)と鹿肉を加工販売する「イズシカ屋」(伊豆市)の取り組みが紹介された。イズシカ屋の山本博之さんは「一般向けに売るのをやめて、専門知識のある人、食に興味のある人に高単価で売ることで売り上げ
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富士市人事異動(4月1日)
【総括課長職】市長公室長兼秘書課長(シティプロモーション課長)秋山千賀子▽建設部技監(建設総務課参事兼建設政策担当統括主幹)青島貴伸▽会計室会計管理者兼室長(市長公室長兼秘書課長)和泉誠 【課長級】市長戦略課長(市長戦略課統括主幹)鳥居義忠▽デジタル戦略課長(保健医療課調整主幹)鈴木克敏▽総務課長・公平委員会職員(学務課長)村嶋博▽人事課長(企画課参事兼調整主幹)川島和彦▽シティプロモーション課長(収納課長)鈴木裕子▽契約検査課長(上下水道営業課長)大場洋一▽収納課長(健康政策課長)押見賢二▽資産税課長(資産税課家屋担当統括主幹)久保倉利和▽まちづくり課長(まちづくり課まちづくりセンター担
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若者の挑戦を応援 富士宮に拠点 市が駅前に整備へ
富士宮市は2024年度、若者のチャレンジを支援する施設をJR富士宮駅前に整備する。熱意ある若者向けに活動と交流の拠点を設け、地域コミュニティーの活性化を図る。このほど10~20代の若者が施設での活動のアイデアを出し合った。 施設は市が寄付を受けた同市中央町の4階建てビルと隣接する空き地で構成され、8月にオープンを予定する。1階のガレージはイベント会場を想定し、2階の住居部分は打ち合わせスペースと見込む。3、4階は今後の需要調査で活用方法を決める。 市は中心市街地で富士宮駅から徒歩1分の好条件にある施設を、若者を地域住民や企業と結びつける拠点として活用する方針。市地域政策推進室の担当者は「関係
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高校女子ソフト 富士宮で開会式 全国選抜大会 静岡県内で初
全国高校女子ソフトボール選抜大会の開会式が15日、富士宮市の県ソフトボール場(富士山スタジアム)で行われた。県内での開催は初めて。16~19日の4日間、市内3会場で熱戦が繰り広げられる。県勢2校は17日に初戦を迎える。 大会は各都道府県代表と開催地推薦の計48校が日本一を目指して戦う。選手宣誓は浜松市立の浦山稀衣主将が務め、「各県代表の誇りを持って最後まで全力で戦う」と力強く誓った。 県勢はいずれも2回戦から登場する。浜松市立は延岡学園(宮崎)と習志野(千葉)の勝者を迎え撃つ。桐陽は前回覇者の須磨ノ浦(兵庫)と、とわの森三愛(北海道)の勝者と対戦する。
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富士山の入山規制 山梨側「進めすぎ」 富士宮市長が苦言
富士宮市の須藤秀忠市長は14日の一般質問で、富士山の山梨県側登山道「吉田ルート」で通行料2千円の支払いを義務化する条例が同県議会で成立したことについて「静岡県側の事情を考慮せずに議論を進めすぎている」と苦言を呈した。斎藤和文氏(公明会)への答弁。 須藤市長は本県側3登山道は登山行動の実情が異なり、国有地でもあるとして、関係機関皆が納得するような規制方法を議論し尽くすべきとの姿勢を強調した。 富士宮ルートで昨季に確認された登山者のマナー違反を挙げ、「富士山に対する敬意はみじんも感じられない」と、強い危機感をあらわにした。富士山の入山規制を早期に採用すべきとの富士宮市の立場を、県や山麓自治体の会
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ゴルフ客にお薦め観光は 富士宮市がモニターツアー インスタグラマー投稿、反響調査
富士宮市はこのほど、ゴルフを主眼に置いた観光のモニターツアーを2日間にわたって実施した。女性インスタグラマー5人にプレーの様子や市内散策を投稿してもらい、ゴルフを入り口とした観光需要を調査する。 参加者は初日に市内のゴルフ場でプレーと撮影を行い、2日目は市内でさまざまな体験に臨んだ。浴衣で富士山本宮浅間大社を参拝したほか、富士宮やきそばの店で食事を楽しむなど、富士宮を満喫している姿を撮った。 同市のゴルフ場は、首都圏から近くて日帰りで楽しめる利点がある。一方で、宿泊する必要がなく、滞在型観光に昇華できていない課題がある。モニターツアーは市の首都圏シティセールス推進の一環として開催した。数万人
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⚽富士山麓からJ目指す! 岳南Fモスペリオ GM赤星さん、新体制で今季始動
富士・富士宮地区を拠点に活動するサッカークラブ「岳南Fモスペリオ」が、2023年に引退した赤星貴文さん(37)=富士市出身=をゼネラルマネジャー(GM)とする新体制で今シーズンを迎え、17日の天皇杯予選で始動する。東海社会人リーグでは昨季に1部昇格を決め、クラブを株式会社化するなど基盤強化も本格化させた。「富士山麓からいつかJリーグ」との夢を背負い、次の高みへと踏み出す。 赤星さんは藤枝東高を卒業後、05年にJ1浦和に入団。J2や海外7カ国を渡り歩いた後、21年から岳南で選手兼営業スタッフとして活動した。運営と現場の両方に関わる代表兼GMとして「多くのクラブでの経験から、自分たちが置かれ
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富士宮市 気軽な出会い、結婚応援 第1弾は6月、ケーキで交流
富士宮市は少子化対策として2024年度、男女の出会いや結婚を応援する事業を強化する。出産と子育てにつながる婚姻件数は市内で減少傾向。市は事業の幅を熱心な婚活から気軽な出会いまで広げて未婚者の多様な要望に応え、出生数の向上を図る。 市によると、2023年の日本人出生数は600人だった。10年前の1098人と比較して54・6%まで減少している。婚姻件数は21年が432件で、19年から97件減るなど、右肩下がりになっている。 市は状況を深刻に受け止め23年に少子化対策推進本部を庁内に設けた。市政モニターからは、子育て支援は充実しているが、出会いの場が足りないとの意見が上がっている。夜の中心街に
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楽しく子どものDIY カインズ富士宮でワークショップ開催
富士宮市万野原新田のカインズ富士宮店と、地域イベント企画者「宮ガール」として活動する金子充子さんはこのほど、子ども向けワークショップ「まちごとDIY」を同店で開いた。 両者は富士宮市主催の「富士山SDGs推進パートナー」参加事業者の交流会で接点を持った。地域住民に楽しんでもらう企画がしたいとの思いで合致し、開催に至った。 イベントではプラスチック板でのキーホルダー作りが人気を集めた。子どもたちは同店スタッフに手ほどきを受け、好きなキャラクターなどを描いたオリジナルの作品を完成させた。地元グルメの出店もあり、多くの来場者でにぎわった。
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高校生の新規事業審査会 安藤さん(星陵2)グランプリ けが・病気の人向け衣料品サイト企画
高校生が新規事業を考え提案する審査会「高校生Ring」(リクルート社主催)で、富士宮市の星陵高2年安藤花桜さん(17)=富士市=の提案した「ユニバーサルクローゼット」がグランプリに選ばれた。けがや病気で服装に制限がかかる人に向けて作られた衣料品専門の販売サイトを企画した。 企画したサイトは、片手でも扱いやすいファスナーを使用した服や、医療器具を収納するポケットがある服などを扱う。利用者にそれぞれの身体的特徴に合わせた衣類の情報を提供する。収益は販売元から手数料を徴収する仕組み。商品掲載によって顧客が開拓でき需要の発掘も可能だと、販売元が登録する利点を保証した。 安藤さんは持病の自己注射を
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能登に届け 3776個の竹灯籠でエール 富士宮
富士宮市原の平成棚田で10日夜、「富士山白糸平成棚田祭り」が開かれた。富士山の標高にちなんだ3776個の竹灯籠が棚田を照らした。 本部前の田んぼでは、竹灯籠が富士山の形と「ガンバローのと」の文字に並べられた。1月の能登半島地震で被災した人々に思いを寄せた。花火が打ち上げられ、多くの住民が寒空の下で幻想的な雰囲気を楽しんだ。 (富士宮支局・国本啓志郎)
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デザイン再現性に活路 アミノ(富士宮市)/網野雅章社長【キーパーソン・最前線】
プレス加工機を製作し、国内外の主要自動車メーカーに卸している。成形の幅を広げる独自技術の開発に力を注ぎ、限定車種などの外板パネルの細かなデザインへの対応を可能にしてきた。多様でニッチな要望に応える機械を追求する。 ―強みの技術とは。 「対向液圧成形法は素材にかかる負荷が従来のプレスよりも均一になり、深さを出せる。車体デザインの自由度が大幅に向上した。金型不要のダイレスNCフォーミングも編み出した。データ処理で成型の微調整ができ、メーカーの試作品製作に適する」 ―自動車業界が変革期にあると言われる中、どのような立ち位置を目指すか。 「市場が縮小したとしても、車好きの熱量は落ちないはず。
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生活の困りごと 専門家が助言 富士宮で包括的相談会
富士宮市と市社会福祉協議会は9日、生活のあらゆる悩み事に関する初の無料相談会を市総合福祉会館で開いた。弁護士や薬剤師らが相談者の内容に応じて専門的にアドバイスした。 病気に関して周囲の人から理解を得られないという悩みをはじめ、不動産相続や借金返済といったさまざまな困りごとを抱えた9組から相談があった。 新型コロナ禍で事業が行き詰まって負債を背負った男性の相談には、弁護士と社会福祉士が対応した。弁護士は返済方法について助言したほか、自己破産して再起する方法もあると説明した。社会福祉士は子どもの将来について、奨学金制度の種類などを伝えた。
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個性豊か ふんどし人物戯画 富士宮の伊藤さん 静岡市葵区で個展
富士宮市の戯画(ぎが)作家伊藤千史さんの個展「五百裸漢現る!」(実行委員会主催)が9日、静岡市葵区の「東静岡アート&スポーツ/ヒロバ」で開幕した。会場を活用した文化プロジェクト「Art@東静岡(アート・アット・ヒロバ)」の第12回企画展。 円形の広場に白、黄など4色ののぼり旗を計約60本立て、一つ一つにさまざまな表情のふんどし姿の人物を墨で描いた。伊藤さんの代名詞的なモチーフを野外でダイナミックに展開した。コンテナを活用したギャラリーには、ふんどし一丁の男を描いた無数の布製造形物をつるし、空間作品として紹介している。 伊藤さんは個展初日に会場で白井嘉尚静岡大名誉教授とトークライブを行った
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チアリーディングにハンドベル 富士宮で慈善コンサート
富士宮市の富士宮芙蓉ライオンズクラブ(LC)は10日、初のチャリティーコンサートを同市の富丘交流センターで開いた。入場料の1000円を、日本盲導犬協会に対する寄付や市内の中学サッカー大会の助成に充てる。 富士市のチアリーディングスクール「チアーズファクトリー」が会場を盛り上げ、ハンドベルの「チームクラス9」が澄んだ音色を響かせた。
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関連死防ぐ「TKB48」 吉野篤人・浜松医科大地域医療学講座特任教授 【提言・減災】
能登半島地震から2カ月がたちました。今回の地震でも懸念されているのが「災害関連死」です。災害関連死は初期の家屋倒壊や津波を原因とする「直接死亡」よりも対策によって減らすことができるとされています。避難所・避難生活学会では災害関連死を防ぐキーワードとしてTKB48を提唱しています。TKBが表すのはT(トイレ)、K(キッチン=食事)、B(ベッド)です。48は「48時間以内に整備する」を意味します。 今回の地震でも多くの地域で上下水道の障害が発生しました。飲料水はペットボトルなどで配布されるとしても、水洗トイレが使えません。運動場に設置されるような仮設トイレは階段があり和式が主なため、高齢の方や
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トコハの名品展 学芸員が作品の楽しみ方ご紹介 静岡
開催中の「トコハの名品-常葉ギャラリー収蔵名品展」(常葉大、静岡新聞社・静岡放送主催)のギャラリートークが9日、静岡市葵区の同大静岡瀬名キャンパス内の「常葉ギャラリー」で開かれた。学芸員が来場者と展示室を回り、作品の見どころや楽しみ方を提案した。 菊川市の旧常葉美術館から移転したことを記念した展示会で、6日から後期の展示が始まった。主会場の作品を入れ替え、約40作品を展示している。 日本画は、江戸時代後期に活躍した渡辺崋山の「墨菊図」や弟子の小田〓川の「花鳥図」など優美な文人画を展示。富士宮市ゆかりの洋画家曽宮一念の油彩画は、自身の失明が近いと分かってから夫人と旅した欧州の風景を描いた作
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【第4章】半割れ発生(後編)② 遠州灘でM8.5 裏山崩れる 「助ける」がれきと格闘【東海さん一家の防災日記 南海トラフ地震に備える/いのち守る 防災しずおか】
四国沖でマグニチュード(M)8.0の大地震が起き、気象庁が後発地震への警戒を呼びかける南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)を発表してから約1年半が経過した。津波浸水想定区域に住む要配慮者らに事前避難が呼びかけられた「地震発生から1週間」はとうに過ぎ、市民が自宅での通常生活に戻った中、「その日」は突然訪れた。 生きた心地がしない時間が数分間続いた。今まで経験したことのない猛烈な揺れ。自宅で就寝中だった東海駿河さん(73)は立ち上がれず、妻の伊豆美さん(68)の身を守るため布団をかぶせて揺れが収まるまで耐えた。空から何かが落下したような「ドシーン」という衝撃音が響き、2人の体が床から跳ね上
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記者コラム「清流」 プリンが好きすぎて
富士宮市に人気遊園地のような行列ができた。人々のお目当てはプリン。特産の鶏卵と牛乳のPR企画として初の祭りが開かれた。市内菓子店の多様なプリンが集合するとあって県内外から客が殺到した。 盛況の裏で課題が浮かんだ。1時間足らずで売り切れが多発し、肩を落として引き返す姿があった。雨予報で客足が読めず、各店は製造量を予定より減らしていた。急きょ再生産して補充した店もあったが、小規模個人店は打つ手がなく、行列を見つめることしかできなかった。 来場者を気温5度以下の寒さにも大雨にも耐えさせたプリンの魅力は想像以上だった。PR戦略の方向は間違っていない。富士宮やきそばに続くご当地グルメに成長したら-
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富士宮信金が食料品を寄贈 市社協、困窮家庭へ
富士宮信用金庫は7日、役職員から寄せられた食料品約170キロ分を富士宮市社会福祉協議会に寄贈した。食料品は困窮家庭や子育て世帯に配られる。 2022年度まで、県東部4信金合同で食糧支援を実施してきた。23年度からは、同信金単独で市社協に食料品を提供する。 小池孝治理事長らが市総合福祉会館を訪ね、レトルト食品や飲料水などを届けた。
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平面と立体 「境」を超えて 美術家・ナガタトシヒロさん(富士宮市)【表現者たち】
犬を描いた絵画の一角に画面から飛び出すように板木が貼られ、キャンバスの周囲を童話に出てきそうなかわいらしい姿だが、どこか恐ろしさも感じられるウサギや豚の人形が囲んでいる。立体と平面を両立させた制作スタイルを進める富士宮市の美術家ナガタトシヒロさん(55)は、絵と人形を組み合わせて物語性豊かな作品を志向する。 1968年、富士市生まれ。高校時代に美術の道を歩み始めた。当初は油絵を描いていたが、やがて版画に興味を移し、日本大学芸術学部美術学科版画コースを卒業。十美展や浜松市美術館版画大賞展、伊豆美術祭で入賞するなどした後、2000年を境にペインティングと立体造形の組み合わせを模索し始めた。
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キャンプで一夜 自信に 外出増やすきっかけづくり 肢体不自由児、家族と体験 富士宮市
静岡市内で肢体不自由児の保護者向けサロンを運営する団体「ハナソ」はこのほど、家族でキャンプを体験するイベントを富士宮市内で実施した。6家族がテントで1泊して野外活動の楽しさに触れたほか、災害など緊急時の対応も考えた。 富士宮市上井出のキャンプ場「グランレガロあさぎり」を貸し切り、全国から集まったキャンプ活動の支援者らと一夜を過ごした。車椅子に乗った子どもたちはまき割りを専用の器具で体験し、たき火であぶったマシュマロを味わった。 ハナソの小出静香共同代表(39)によると、肢体不自由児を連れていると配慮が行き届いた施設を選ぶ傾向になるという。「アウトドア活動を完遂できた経験を自信に、外出機会
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e―Bikeで富士宮を巡ろう! 1泊2日ツアー4月開始 「体験」と「食」で朝霧高原を満喫
富士宮市の若手農業者や移住者による朝霧高原地域活性化プロジェクト「キャン×スポ@あさぎり」は4月から、e―Bike(高性能電動アシスト付き自転車)ツアーの宿泊プランを同市の「富嶽温泉花の湯」で始める。e―Bikeで市北部の特産品産地を案内し、訪れた場所の食材を使ったコースディナーを提供する。体験と食の一体化したコンテンツとして、朝霧高原の恵みを発信する。 プランは1泊2日で、初日は4時間ほどかけて市内を巡る。富士山本宮浅間大社や白糸ノ滝といった観光名所を押さえつつ、市が生産量日本一を誇るニジマスの養鱒場やイチゴ農園などに立ち寄る。花の湯での夕食は、ニジマスや朝霧高原産の豚肉を使
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スマホの基本操作 音声ガイドで学ぶ 富士宮で視覚障害者対象に講座
視覚障害者向けのスマートフォン操作講座が6日、富士宮市役所で開かれた。視覚障害のある市内外の11人が音声読み上げ機能を使った基本的な操作方法を学んだ。 参加者は、音声に沿って項目を選択するフリックや決定するダブルタップといった使い方を会得した。電話のかけ方やiPhone(アイフォーン)の音声アシスタント機能Siri(シリ)を使った検索の方法も教わった。
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芝切さん(大宮小)優勝 児童が茶の入れ方、知識競う 富士宮で「富士山う宮茶GP」
小学生がお茶の入れ方や知識を競う「富士山う宮茶(うみやーちゃ)グランプリ」が3日、富士宮市のJAふじ伊豆富士宮地区本部で開かれた。市内の4~6年生26人の中から、大宮小4年の芝切涼花さんが優勝した。 出場者は茶の歴史や製法に関するクイズなどに臨んだ。茶の種類を当てる競技では、机に並んだ10種類の茶葉から、深蒸し煎茶や茎茶、玄米茶などを選んだ。顔を近づけて香りを確かめ、慎重に見極めた。 同グランプリのイメージキャラクター「茶~宮ん(ちゃーみん)」のデザイン一新コンテストも同時開催した。富士山と新茶をあしらったスカート姿を提案した同市の無職斎藤愛さん(36)の案が採用された。 グランプリの
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富士山を詠む 池ケ谷さん(富士宮一中)最高賞
富士宮市と市教育委員会主催の「富士山を詠む」俳句賞の表彰式が5日、市役所で行われた。小中学生の部最高賞の富士山天賞は、1717句の中から富士宮一中3年の池ケ谷大陸さんの「消えかけの 虹がふんでる 富士のすそ」が輝いた。 池ケ谷さんの一句は、雄大な景色に一抹のはかなさを含ませた表現が評価された。一般の部には国内外から1764句が寄せられ、東京都の久塚謙一さんの「もう一度 みなで富士見て 卒業す」が富士山天賞に選ばれた。 表彰式では入賞者21人に須藤秀忠市長と池谷真徳教育長から表彰状が送られた。 その他の主な入賞者は次の通り。 富士山地賞 西川湊一郎(黒田小3)竹川寿美枝(富士宮市)▽富士山人賞
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「食と健康」工藤夕貴さん講演 9日、浜松市天竜区・春野文化センター
静岡県の「ふじのくに観光大使」を務める俳優・歌手の工藤夕貴さんが9日、食と健康をテーマにした講演を浜松市天竜区春野町の春野文化センターで行う。入場無料。 富士宮市で自然農法によるコメや野菜の栽培を行う工藤さんが、活動内容を基に健康的な生活への思いを語る。父で演歌歌手の井沢八郎さんが歌っていた「あゝ上野駅」や、工藤さん自身の新曲「父さん見てますか」なども歌う。 主催は春野ふるさと力向上委員会で、午後2時開演。春野文化センターや春野支所に駐車可能。問い合わせは同センター<電053(989)0200>へ。
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⚾決勝は島田一・二-東海大翔洋 しんきんカップ静岡県中学選抜野球
しんきんカップ第54回静岡県中学選抜野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)は3日、島田球場で準決勝を行った。島田一・二(島田)は初の決勝進出。東海大翔洋(清水)はコロナ禍で大会途中で打ち切りとなった第50回大会、中止の第52回大会を挟み6大会連続の決勝に駒を進めた。準決勝第1試合は島田一・二の先発牧野優月が1失点に抑える好投で静岡東(静岡)に競り勝った。昨年と同一カードとなった第2試合は東海大翔洋が3点差を逆転し、浜松三ケ日(浜松)との接戦を制した。決勝は9日、午前10時から島田球場で行う。試合はウェブ配信する。 3日の結果(準決勝) ▽島田球場 島田一・二 4-1 静岡東 東海
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「ふわふわ」ニジマスに夢中 富士宮、生産量日本一PR 料理提供や釣り大会
富士宮市が生産量日本一を誇るニジマスのPRイベント「にじます祭」が3日、同市の富士山本宮浅間大社境内の神田川ふれあい広場で開かれた。料理の提供や釣り大会など多彩な催しを通して、来場者は市の魚に親しんだ。 ニジマスの塩焼きや身をふんだんに入れた「富士山ちゃんこ」などの料理が振る舞われた。焼きたての串を手にした富士市の萱田蒼士君(6)と智帆ちゃん(3)のきょうだいは「ふわふわでおいしい」と喜び、夢中で食べ進めた。 市などがニジマスの個体増に向け進める「育て鱒(ます)ター」活動には過去最多の580人と58団体が参加した。自宅で約1カ月間、卵から大事に育てた稚魚を神田川に放流し、「大きくなったら
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富士宮西高、最優秀賞 「SDGs Quest みらい甲子園」
持続可能な開発目標(SDGs)について高校生が課題解決に向けたアイデアを発表する「SDGs Quest みらい甲子園」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送共催)の県大会ファイナルセレモニーが2日、静岡市清水区の清水テルサで開かれた。最優秀賞には富士宮西高の「チームTMG」が選ばれた。 3回目の開催となった今回は、県内84チーム、計333人が参加した。最終審査を経た12チームがファイナルに進出し、代表者がチーム紹介とアクションプランの内容の説明を壇上で行った。審査の結果、最優秀賞、優秀賞、二つの企業の名を冠した賞を受賞する計4チームを選んだ。 チームTMGは、「富士宮の鶏卵産出額が全国1位に
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⚾しんきんカップ静岡県中学選抜野球、4強出そろう 3日準決勝
しんきんカップ第54回静岡県中学選抜野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)は2日、島田、浜岡両球場で準々決勝を行い、4強が出そろった。 前年覇者の東海大翔洋(清水)は序盤に打線がつながり、清水七・八(清水)に快勝。21年ぶり出場の静岡東(静岡)は終盤に磐田東(磐周)を振り切った。昨秋の新人大会で中部地区優勝の島田一・二(島田)は富士宮一(富士宮)に5回コールド勝ち。浜松三ケ日(浜松)は初回の3点本塁打で浜松開誠館(浜松)を退けた。 準決勝は3日に島田球場で行われ、島田一・二と静岡東、浜松三ケ日と東海大翔洋がそれぞれ対戦する。 2日の結果(準々決勝) ▽島田球場 島田一・二
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刃物で脅した疑い 男を逮捕 富士宮署
富士宮署は2日、暴力行為処罰法違反の疑いで富士宮市淀師、自称会社員の男(49)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後1時半ごろ、同市内の小売店駐車場で、同市の投資家男性(57)に刃物を突き付けて脅迫した疑い。同署によると、2人に面識はなく、交通トラブルがあったとみられる。
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静岡県内4施設で学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は1日、県内の小学校4施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計30人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 富士宮市1施設9人、静岡市葵区2施設13人、焼津市1施設8人
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文化財保存、活用 2団体が知事褒賞
静岡県はこのほど、文化財の保存、活用に貢献したとして県内の2団体に知事褒賞を授与した。「ふじのくに文化財保存・活用推進団体」としては新たに6団体を認定した。 知事褒賞を受けたのは御殿場市の大坂神楽保存会と富士宮市観光ガイドボランティアの会。神楽保存会は大坂の湯立神楽の継承、行政のイベントや小中学生対象の学習会への参加が評価された。ボランティアの会は、地元名所の観光ガイドや情報発信に取り組んでいる。認定団体は今回を含めて75団体になった。県庁で行われた表彰式で、各団体の代表者が川勝平太知事からそれぞれ賞状、認定書を受け取った。
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ベトナムの経済発展体感へ 富士宮の高校生 出発控え、市長に抱負
富士宮市の事業としてベトナム・ホーチミン市を研修で訪ねる高校生15人が1日、同市の駅前交流センターきららに集まり、須藤秀忠市長らに抱負を語った。 市は2024年度から新たに「未来を担う高校生人材育成事業」を始めた。近年の経済発展が著しい海外の都市に高校生を派遣し、国際社会の理解を深めてもらう。ホーチミン市への派遣が第1弾。 訪問団は20~24日の5日間の日程で、同市に拠点を置く日本企業を訪ね、日本人社員から海外での働き方を教わる。現地の大学生とも意見を交わす。生徒たちは「海外で仕事をするのが夢。将来の想像を膨らませ、身につけるべき力を具体的に感じ取りたい」などと決意を述べた。須藤市長は「
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静岡県内9施設 学級、学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は29日、県内の小中学校、こども園9施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計81人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊豆市1施設7人、沼津市2施設19人、御殿場市1施設11人、富士宮市1施設6人、静岡市駿河区1施設8人、藤枝市2施設24人、掛川市1施設6人
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くれよん・くらぶ 「作品展」(後藤睦枝) 仲間と共に
仕事が落ち着いて自分の時間を持てるようになり、近所の教室に通い始めました。それから約20年、油彩画を描き続けています。 教室では30~80代の生徒がキャンバスに向かい、それぞれ描きたいモチーフを完成させていきます。 出品作は、全国の風光明媚[めいび]なスポットを紹介した写真を見ながら制作しました。水面に映る景色の“揺れ”や透明感の表現に苦労しました。 普段は風景を描くことが多いのですが、スケッチを目的にした外出も簡単にはできません。そこで静物画にチャレンジしてみようと思います。静物画は垂直、平行が少しでも狂うと全体がゆがんでしまうので、デッサン力が問われます。教
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富士宮の山林で下草焼く
28日午前11時半ごろ、富士宮市上条の山林から出火し、下草などを焼いた。富士宮署によると、約千平方メートル以上が焼けたとみられる。同市消防本部によると、近隣の男性から「ごみを焼却していたところ竹やぶに燃え移った」などと通報があった。
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静岡県内12施設閉鎖 インフルエンザ
静岡県は28日、県内の小学校、幼稚園12施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計134人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 三島市1施設9人、伊豆の国市1施設11人、富士宮市2施設26人、静岡市葵区4施設49人、同市清水区1施設12人、浜松市中央区3施設27人
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不審な誘い 断る勇気を 富士宮北幼稚園で防犯訓練
富士宮市光町の富士宮北幼稚園の年長園児27人でつくる「子どもあんぜん隊ヨウチエンジャー」は28日、園舎周辺の道路で不審者からの逃げ方を学んだ。 園児たちは数人グループで散歩している道中、警察官が装う不審な男に声をかけられた。「お母さんが倒れた。車で一緒に行こう」などと誘われたが、園児は断って園舎に逃げ込んだ。訓練に参加した保護者に、不審者に出会ったことや容姿などを伝えた。 訓練はヨウチエンジャーが小学校に入学する前の最後の防犯訓練として実施した。富士宮署員らと防犯用語「いかのおすし」を再確認した。
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日米ソフト7月静岡県開催 富士宮・富士山スタジアム、26年ぶり国際試合
日本ソフトボール協会は27日、女子日本代表が7月6日に富士宮市の静岡県ソフトボール場(富士山スタジアム)で日米対抗の第2戦を行うと発表した。富士山スタジアムでの国際試合は、1998年の世界女子選手権以来26年ぶり。 日米対抗は全3試合。7月4日にバンテリンドームナゴヤ(名古屋市)で開幕し、最終戦は同8日の横浜スタジアム(横浜市)に決定した。関係者によると、富士山スタジアムは両球場の中間に位置し、選手の移動にかかる負担を軽減できることが選定理由の一つになったとみられる。 富士山スタジアムは、内野が黒土、外野が天然芝で両翼70メートルのソフトボール専用球場。内野スタンド3千席と外野芝生席2千
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廃車を換金 被災地 力に カーシェア協会 車両寄付募る
能登半島地震の被災地で車両の無償貸し出しを行っている日本カーシェアリング協会は、廃車になるような車両の寄付も募っている。車両をリサイクルする過程で生まれた資源を換金し、協会の活動費に充てる。 廃車として受け付けた車両は協会の提携業者が引き取り、処理する過程で得た資源を協会が受け取る。車検切れや故障車も応募可能で、1台あたり4万円前後の寄付になるという。 同協会は全国から寄せられた車両を被災地に送り、被災者の移動手段確保や物資輸送に役立てている。これまでは寄付車両の中でも被災地で走行が難しいと判断した場合、寄付者と相談の上、換金してきた。今回の能登半島では300台ほど貸し出す想定で、昨年6月の
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静岡県内7施設で学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は26日、県内の高校、小中学校、特別支援学校7施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計75人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊豆市1施設8人、富士宮市1施設7人、富士市2施設15人、島田市1施設14人、磐田市1施設21人、掛川市1施設10人
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のぼり旗で防犯意識向上を 富士宮署作成 市内学校に配布
富士宮署などは26日までに、防犯意識向上を図る毎年恒例ののぼり旗を作成した。富士宮市内の学校などに配布する。 旗は縦150センチ、横60センチで350枚用意した。敬礼した署員の写真を大きく載せ、「防犯パトロール強化中」とのメッセージを強調した。 署員らが26日、同市錦町の富士宮聖母幼稚園を訪れ、旗を贈呈した。同幼稚園はイオンモール富士宮に隣接して人通りが多い。旗のモデルを務めた富士宮駅前交番の中村冬芽巡査(24)は「万引や自転車盗が多い地域。旗を活用して犯行の抑止に努める」と話した。
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日本酒の違い、根源探る 同じ米、こうじ、酵母使い全国の蔵で製造 富士宮・高砂酒造も参加
富士宮市の高砂酒造など全国各地の日本酒9蔵と焼酎2蔵が共同で、酒の味や香りの違いの根源を探っている。全酒蔵が同じ米とこうじ、酵母を使って醸した純米大吟醸酒と焼酎が3月上旬までに出そろう。水や製法の違いが完成品にどのような影響をもたらしたのかを確かめる。 日本酒が千差万別と言われる理由に迫ろうと、企画を東海、甲信越、中国、四国地方の酒蔵で2022年に始めた。今回の仕込みは第2弾。前回23年に完成した純米大吟醸酒で、素材は同じでも味が異なることが分かった。高砂酒造の杜氏(とうじ)小野浩二さん(63)は「違ったのは水と仕込み方。各蔵の風土や哲学が味に影響したのだろう」とみる。 今回は酵母を変
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プリン愛あふれ 熱気 富士宮で初まつり 食べ比べ堪能
富士宮市内の20店自慢のプリンが一堂に会する初企画「ふじのみやプリンまつり」が25日、同市の富士山本宮浅間大社境内の神田川ふれあい広場で開かれた。プリンを一つでも多く手に入れようと静岡県内外から多くの来場者が詰めかけ、長蛇の列を作った。雨の中、会場はプリンを愛する人の熱気に包まれた。 市内産の卵か牛乳を使うことを条件に、むかしながらの焼きプリンから、牛乳のうまみを強調したなめらかな一品やチョコレート味など、各店の特徴が現れたプリンが集まった。 当初用意した約5千個は1時間程度で完売。実店舗から商品を補充しても瞬く間に売り切れる盛況ぶりだった。沼津市の会社員渡辺大介さん(45)は仕事仲間と
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野外フェス「朝霧JAM」 富士宮で10月12、13日開催
富士宮市で2001年から毎年秋に開く静岡県内最大級の野外音楽フェスティバル「朝霧JAM(ジャム)」の実行委員会は23日、今年の開催を10月12、13の両日とすることを発表した。開催は21回目。朝霧アリーナなどを会場とする。 朝霧ジャムは地元住民らと企画制作会社スマッシュ(東京)による実行委が運営する国内屈指の〝老舗〟フェス。国内外の多彩なジャンルの音楽家と1万人超の観客が集う。19年は台風接近で中止、20、21年は新型コロナウイルス感染拡大により中止した。23年10月、20回目の開催が実現した。
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霊峰 いつも心に 世界遺産「富士山の日」、各地で催し
静岡、山梨両県が条例で「富士山の日」と定める23日、各地でイベントが開催された。雨で山体は望めなかったものの、世界文化遺産登録10周年で迎える記念の日をさまざまな企画で祝った。 富士宮市のイオンモール富士宮では、ブロック玩具で富士山を作る体験が子どもたちの人気を集めた。青色と白色で山体を忠実に再現したり、黄色などでカラフルに仕上げたりと、手のひらサイズの霊峰づくりを楽しんだ。 山梨県甲府市では「富士山の日フェスタ2024」が開かれ、川勝平太知事と山梨県の長崎幸太郎知事が出席し、富士山の価値を未来に継承することを確認した。 (富士宮支局・国本啓志郎)
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霊峰テーマに小中生が情報紙 富士宮「ミソラ」第2号 「富士山の日」に発刊
富士宮市の小中学生が手がける地域情報紙「misora(ミソラ)」は、富士山がテーマの第2号を富士山の日の23日に発刊した。山麓の暮らしや大自然の恵みを生かした特産品を26人の子ども記者が取材し、記事にまとめた。 記者たちは豊富な湧水に注目した。市内の養鱒場や茶園を取材し、同市が生産量日本一を誇るニジマスの特徴や、伏流水で育った茶のおいしさの理由を教わった。伏流水を使ったピザが人気の店では、生地作りから密着して店主のこだわりに迫った。 A4判20ページの冊子には宝永山登山などの体験談も記事に盛り込んだ。写真とイラストをふんだんにちりばめ、華やかに仕上げた。現場での驚きや感動は、取材で得た
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富士山本宮浅間大社で奉納演奏 世界的サックス奏者MALTAさん
富士山の世界文化遺産登録10周年記念コンサートが23日、富士宮市民文化会館で行われた。芸術の源泉と認められている霊峰を音楽でたたえた。 世界的サックス奏者MALTAさんら3人がステージに上がり、約千人の聴衆を沸かせた。MALTAさんは富士山から着想を得た新曲「Rising Jet Moon」を初披露。世界一美しい富士山と地球を月から見たらと想像して作った曲だといい、激しさの中に優雅さを感じさせる音色を奏でた。 アニソン歌手堀江美都子さんは「ひみつのアッコちゃん」など往年の名曲を熱唱した。歌手ゆーゆさんは「となりのトトロ」主題歌などが有名な母の井上あずみさんを思わせる伸びやかな歌声でジブリ
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女性だけでなく、男性も生きづらさを感じています 「男だから」にストレス 静岡新聞社アンケート【NEXT特捜隊】
近年、ジェンダー(社会的性差)平等への意識が高まったことで、「男性の生きづらさ」にも目が向けられている。静岡新聞社のNEXT特捜隊に「女性だけでなく、男性の生きづらさについても取り上げてほしい」との投稿があり、ウェブアンケートを実施した。長時間労働と家事・育児の両立に悩む声や、学校に男子更衣室がないことへの不満などが寄せられた。(生活報道部・大滝麻衣) 【▶静岡新聞社NEXT特捜隊 LINE友達になる】 2~5日に行ったアンケートには、静岡県内を中心に13~80歳の計66人が回答した。職場や家庭、学校で「男性だから」という固定観念を理由とした生きづらさや悩み、ストレスが「よくあ
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供養の在り方に新提案 てのひらぼせきIL(イル) プロジェクトチーム「SMOW」【静岡ものづくり最前線】
継承が困難で墓じまいが相次ぐ現状に着目し、自室など手元に置ける小さな墓石をデザインした。両手で包み込むような形状は、日常から故人をしのぶ気持ちに寄り添う仕草を体現した。供養の新たな在り方を提案している。 墓石はしずく型の手のひらサイズで、生活に溶け込むシンプルなデザインとした。底部には納骨する穴がある。素材はいずれも国産で、青みと高級感ある磐梯みかげ、白くて硬質な稲田石、桜色の模様が華やぐ万成石から選べる。墓じまいで残った墓石からの成形や、彫り込みも注文可能。 国産の石材は採石量が中国などと比較して圧倒的に少ない上、墓石の大きさで加工できるのはわずか数%とされる。石材営業の経験がある榊原
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ルートごと 特性理解を 4市町長インタビュー【富士山の日】
23日の富士山の日に合わせ、静岡新聞社と山梨日日新聞社は静岡、山梨両県の富士登山4ルート(富士宮、須走、御殿場、吉田)の麓にある4市町の首長にインタビューを行った。弾丸登山やマナー違反の抑止などの課題認識が共通した一方で、入山規制の考え方に違いがあった。ルートごと登山道の特性や利用者数の状況が異なることに理解を求める声も上がった。 3人の市町長が入山規制の導入に賛同した。唯一、異を唱えた御殿場ルート麓の勝又正美御殿場市長は同ルートの利用状況を踏まえ、「現時点で環境を損なうほど登山者が多くない」と御殿場での規制は不要と述べた。 須走ルートが立地する込山正秀小山町長は、同ルートが本8合目で山
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静岡県内16施設で閉鎖 インフルエンザ
静岡県は22日、県内の高校、小中学校、保育園計16施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計171人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 函南町2施設17人、御殿場市1施設5人、富士宮市1施設14人、富士市1施設6人、静岡市葵区1施設17人、藤枝市1施設13人、島田市1施設14人、磐田市1施設10人、掛川市1施設9人、湖西市1施設13人、浜松市中央区5施設53人
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模範従業員表彰 20事業所の42人 富士宮商議所
富士宮商工会議所は22日、会員事業所の模範従業員の表彰式を富士宮市内で実施した。20事業所の42人の功績をたたえた。 勤続10~40年超の功労者に表彰状が手渡された。河原崎信幸会頭は「これまで培った経験を職場に還元してほしい」と、さらなる活躍を願った。
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富士宮とネパール 友好都市に 駐日大使、須藤市長に提案書
ネパールのドゥルガ・バハドゥール・スベディ駐日大使はこのほど、富士宮市を訪れ、同国のマンダン・ドゥプール市と富士宮市の友好都市関係締結を提案した。両市ともに世界遺産の山の眺望が良く、世界有数の観光地という共通点を提案の理由に挙げた。 マンダン・ドゥプール市は首都カトマンズから北東に約50キロ離れた場所にある。観光地ナガルコットは世界最高峰エベレストなどヒマラヤ山脈を一望でき、人気を集める。 スベディ大使は市民文化会館で開かれた国際交流フェスティバルで登壇した。乳製品の産地であることや、ギョーザのような軽食「モモ」が富士宮やきそばと同様に国内で有名であることなど共通点を紹介し、「文化や教育、観
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富士宮東高の定時制3年生 一発書き大作 書道パフォーマンス「力合わせて」
富士宮市の富士宮東高定時制3年生14人は20日夜、書道パフォーマンスを同校で公開した。1948年の定時制設置から初めての試みで、生徒は一発書きの作品を関係者が見守る前で完成させた。 縦約2メートル、横約5メートルの紙に、ロックバンド「ONE OK ROCK」の人気曲「We are」の和訳をしたためた。筆を持つ手が震えた生徒もいたが、曲が終わるまでに全員が担当の文章を書き上げた。 パフォーマンス実施のきっかけは、県東部の定時制高校合同の文化祭で好評だった書作品。教諭からの提案もあり生徒は「記念に大きな作品を皆で残そう」と団結した。書道の授業で計2回の全体練習と個人練習を積み、本番に臨んだ。
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静岡県ソフトテニス連盟 表彰者、ランク発表
静岡県ソフトテニス連盟はこのほど、本年度の表彰者とランキングを発表した。 表彰者、上位のランキングは次の通り(カッコ内は所属協会・団体)。 ◇…表彰者…◇ 【日本連盟表彰】支部功労者 渡瀬義正(小学生部会)石川英樹(富士宮協会) 【県連盟表彰】功労者 袴田智久(浜松市協会)谷津隆弘(静岡市協会)大坪和子(沼津協会)吉田克彦(中体連)▽優良団体 MOTORクラブ(沼津協会)千本ジュニアソフトテニスクラブ(小学生部会)▽優秀選手 市川栞愛(豊田健友ジュニア)木村青葉(豊田健友ジュニア)近藤伶音(静岡大付属島田中)斎藤亘(静岡大付属島田中)井浪瑛麻(富士宮大富
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静岡県内で「出し子」勧誘か 清水一家組員が還付金詐欺疑い 静岡県警、事務所を捜索
還付金詐欺の「出し子」グループの管理役などを務めたとして、静岡県警に電子計算機使用詐欺、組織犯罪処罰法違反、窃盗の疑いで逮捕された指定暴力団山口組清水一家組員の無職の男(32)=静岡市清水区高橋4丁目=が、現役暴力団員の立場や人脈を使って主に県内で出し子を勧誘した上、現金の払い出しなども県内で実行させていたとみられることが20日、県警への取材で分かった。 被害者にATM操作で振込送金させた直後、土地勘のある県内で払い出しなどをさせて効率的に窃盗行為などを重ね、多額を暴力団の資金源にしていた可能性がある。このグループによる被害額は20府県で約3千万円に上るとみられ、御殿場、清水両署と県警捜査
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富士宮市根原地区 住民つなぐ「ヤナギ飾り」のどんど焼き【わたしの街から】
全国各地で年始の風物詩となっているどんど焼き。富士宮市北端の根原地区には県内でも珍しい「ヤナギ飾り」が作られる。飾りは山梨県内で現在も続く地域があり、かつて甲斐国の関所があった根原地区まで伝わった可能性がある。防火などの願いを込めたヤナギ飾りの風習を集落の住民たちが守っている。 ヤナギ飾りは、高さ10メートルほどの御神木の中心あたりから色紙で装飾した幅約3センチの竹材を垂らした物。上部は三つまたで日の丸の扇が取り付けられる。竹がヤナギの枝のようにしなる様から名付けられたとみられる。根原のどんど焼きは1月14日に固定されていて、飾りの用意は1週間前と決まっている。男性が竹割りなどの力仕事
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自転車盗防止協力で高校生チームに感謝 富士宮署
富士宮市内5高校の生徒でつくる自転車盗被害防止対策チーム「B・B・5作戦本部」の本年度任期が終わり、富士宮署はこのほど、メンバー25人に署長感謝状を贈った。 同本部は啓発ポスターとクリアファイルを作製し、両タイヤとヘルメットの計3カ所に施錠する「3ロック」を市内全域に発信した。各校では登校中の生徒に施錠する意義を訴えた。本部長を務めた富士宮東高2年のウルタドカオリさんは「1件でも被害を減らせたらとの思いで地道に取り組んだ」と振り返った。 贈呈式が同署で行われ、影山勝彦署長は「ポスターが好評だった。高校生から発信することに意味がある」と述べ、各校の代表生徒に感謝状を手渡した。
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全商1級3冠達成46人 富士宮北高商業科3年生
富士宮市の富士宮北高商業科3年生81人中46人が、全国商業高校協会主催の検定試験で1級に3種目以上合格した。同校史上最多となった。 検定は簿記や珠算、プログラミングなど計9種目。同校は1年時から試験勉強をサポートし、積極的な受験を促してきた。同校によると、3冠達成者は昨年度の29人を大きく上回り、達成率58%は県内上位に入るとみられる。 3冠達成者はこのほど、合格証を手に記念撮影に臨み、互いをねぎらい合った。7冠を果たした浜崎蒼大さん(17)は「中期的な目標を立てて取り組んだ成果が出て良かった」と話した。
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日本舞踊しとやか 子どもたちが披露 富士宮
富士宮市内の中学生以下の子どもが通う「伝統文化子ども日本舞踊教室」の発表会が18日、同市のくれいどる芝楽で行われた。 教室生18人があでやかな着物姿で舞台に上がった。童謡「さくらさくら」や長唄「藤娘」に合わせて、日頃の稽古の成果を披露した。 同教室は文化庁伝統文化親子教室事業として行われ、児童生徒が月2回の稽古に取り組んでいる。
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おにぎり並べ富士山表現 85人で776個握る 富士宮市柚野
地域住民がおにぎりを並べて富士山の形をつくる企画が17日、富士宮市の柚野公民館で行われた。子どもから高齢者まで85人が手分けして776個のおにぎりを握り、山体を表現した。 地域で育てた米25升を使い、2時間ほどかけて用意した。富士山の冠雪部分はラップで包んだおにぎりを並べ、樹林帯はのりを巻いて表した。麓には地元産のミカンを敷き詰めた。 本物の霊峰は雲に隠れて見えなかったが、参加者全員でおにぎりの富士山を囲んで写真に納まった。30個近くこしらえた柚野小4年の興津ねねさん(10)は「きれいな三角形を意識して握った」と、出来栄えに胸を張った。 企画は富士山の日(2月23日)に合わせて地域の親
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静岡人インタビュー「この人」 社会人サッカー「岳南Fモスペリオ」のコーチに就任した 平岡康裕さん(静岡市駿河区)
サッカーJリーグ清水エスパルスやベガルタ仙台でディフェンダーとしてプレーした。愛媛FCで昨季に引退を表明し1月、富士、富士宮両市が拠点で社会人東海1部リーグ所属の「岳南Fモスペリオ」のコーチに就任した。将来的にJリーグ入りを目指すクラブの底上げと意識改革を任される。富士宮市出身。37歳。 ―就任の経緯は。 「同学年でプロでも対戦した赤星貴文ゼネラルマネジャーから誘いを受けた。世話になったクラブに恩返しをしようかと考えていたところだったが、地元のクラブが強くなってより大きな舞台に駆け上がる将来像に面白さを感じた」 ―どんな指導者を目指すか。 「19年間のプロ生活で培った経験が伝えられる
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富士宮市 小規模森林整備補助金 災害の芽摘む一歩に【2024 注目予算】
富士宮市西部、上柚野地区を流れる柚野布沢川。上流の山あいには無数の倒木が横たわり、大雨などの増水時に水の流れをせき止めかねない。山を所有する佐野良彦さん(84)は数年前まで自力で手入れをしてきたが、作業中に転倒して負傷し、管理ができなくなった。「荒廃が進んで災害が起きないか」と懸念する。 市によると、民有林は1ヘクタール未満の小規模森林が52・5%を占め、うち67・2%が個人所有。現状では国や県の森林保全に関する補助金では1ヘクタール未満は対象外とされ、市は2024年度から1ヘクタール未満の森林整備に独自の補助金を交付する。 経費の5割を上限50万円で補助する。公益性の高い整備が期待され
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多様な教育環境 整備加速 選択肢広げて個性尊重【検証 24年度 静岡県予算案㊤】
JR富士駅近くの住宅地にある適応支援教室「アルファー」。2月上旬、富士市在住の稲村翔太さん(17)は総合の授業に取り組んでいた。仲間と交わす会話に、思わず笑みがこぼれる。アルファーは発達障害などの診断を受けた富士、富士宮市の不登校の小中高生ら約100人を受け入れる民間の教室。稲村さんは小学2年から通っている。 「クラスに乱暴な子がいて、何かされるんじゃないかと小学校に行くのが怖くなった」。稲村さんは当時をそう振り返る。現在はアルファーが提携する通信制高校の2年生になり、勉強とアルバイトの両立に励む。教室は「接しやすい先生がいて、リラックスできる場所」に変わった。 不登校の子どもは全国的に
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火山灰斜面 走れる車は? 富士山噴火時に出動 適正車種見極め 富士宮で体験会
富士山の噴火を想定し、火山灰が積もった斜面を車両で走行する体験会が14日、富士宮市上井出の大沢川扇状地ストックヤードで開かれた。国土交通省や警察など災害時に出動する機関が臨んだ。二輪駆動車の中には途中で動けなくなる車種があった。 坂道は1707年の宝永噴火で堆積した粒の粗めな火山灰と、粒の細かな鹿児島県桜島の火山灰の2種類を設けた。勾配12%(約6度)の30メートルで、10センチ積もった想定で行った。 SUVやセダン、ワンボックス車などさまざまな車種が坂を登った。前輪駆動車は総じてタイヤの空転が目立ち、1メートルほどしか進めない軽自動車もあった。一方で、力強く登った車両の多くは四輪駆動だった
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富士宮で製紙工場のボイラー焼く
13日午後5時10分ごろ、富士宮市羽鮒の製紙工場から出火し、ボイラーと周囲のダクトやベルトコンベヤーを焼いた。従業員は全員避難して無事だった。富士宮署などが詳しい出火原因を調べる。
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最高賞の知事賞に阿部さん、松下さん 静岡県民写真展・撮影大会作品
静岡県写真協会はこのほど、県民写真展と撮影大会作品コンテスト(ともに静岡新聞社・静岡放送後援)の入賞者を決めた。写真展は阿部浩典さん(富士宮市)の「春夜の華」が、コンテストは松下英志さん(島田市)の「浴衣美人」がそれぞれ最高賞の知事賞に輝いた。 258人から1515点の応募があった。阿部さんは手筒花火を披露する女性の精悍(せいかん)な顔つきを捉え、松下さんは浴衣を着た女性を背景とともに統一感あるシックな色調で表現し、評価を受けた。 写真展とコンテストで入賞・入選した作品は3月6~10日に静岡市役所市民ギャラリーで展示する。 そのほかの入賞者は次の通り。 【県民写真展特別賞】掛沢孝彦(
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富士宮市議会 24議案を可決
富士宮市議会2月定例会は13日、本会議を開き、2023年度一般会計に7億9500万円を追加する補正予算案など24議案を原案通り可決した。
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富士宮駅伝 駒沢大3大会ぶりV 184チームたすきつなぐ/地元警察ランナーも出場
第74回富士宮駅伝競走大会(富士宮市、市教委、NPO法人市スポーツ協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、市内で開催された。駒沢大が3大会ぶり2回目の総合優勝を飾った。 職場の同好会から中高生といった幅広い世代の計184チームが市内を駆け抜けた。コースは市役所を発着点に市街地を抜けて市北部の白糸ノ滝で折り返す全6区間32・7キロ。高低差370メートルと、坂道の攻略が鍵になった。 駒沢大は序盤から2位を保って好機をうかがった。最終6区の唐沢拓海選手が区間新記録の力走で神奈川大Bを抜き、最初にゴールテープを切った。 各部門の成績は次の通り。 一般 (1)駒沢大(2)神奈川大B(3)
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土鍋炊飯「モチモチ」 地元食材で児童が料理 SBS学苑静岡校
子どもが地元産の米や野菜を使って料理するイベント「mogmogふるさとキッチン」が11日、静岡市駿河区のSBS学苑静岡校で開かれた。市内の小学生23人がおにぎりと富士宮やきそば作りに取り組んだ。 袋井市の田んぼで米を育てる岩崎晋也さん(47)の講話で、気温を計算して種まきの時期を考えたり、肥料を減らしたりするなど稲作の工夫を学んだ。岩崎さんが育てた米「コシヒカリ」と「ミルキークイーン」で土鍋炊飯にも挑戦した。 白飯が炊き上がると、児童はしゃもじで鍋底からほぐし、早速味わった。静岡市立南部小6年の海野陽花さん(12)は「炊飯器のご飯よりモチモチしておいしい」と食感を楽しんだ。 駿河区のレ
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手水場に花 色とりどり 冨士浅間神社に“映えスポット” 15日まで
世界文化遺産富士山の構成資産である小山町須走の冨士浅間神社に、期間限定の“写真映えスポット”が登場した。手水(ちょうず)場に花を装飾した「花手水」を15日まで見ることができ、参拝者が撮影を楽しんでいる。 静岡県富士山世界遺産課が主催する観光促進キャンペーン「富士山ぐるっトリップ2024」の一環。富士山周辺の神社5カ所で順次、花手水を展開する。冨士浅間神社では、社殿前の手水場が赤や青、黄色などの美しい花々で彩られている。 花手水は同神社と裾野市の須山浅間神社で15日まで、富士宮市の村山浅間神社で10~21日、山宮浅間神社と人穴富士講遺跡で17~29日に実施される予定
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不審な盛り土、LINEで通報して 富士宮市 受け付け
富士宮市は9日までに、不適切と思われる盛り土に関する通報を市公式LINE(ライン)で受け付け始めた。寄せられた情報を基に、市職員が現場を確認して早期発見につなげる。 公式ラインの問い合わせ・通報メニューから盛り土が選べる。投稿者は現場の写真や位置情報を添付できる。投稿を受けて市は測量などに取りかかる。 市内には現在、県が公表している不適切盛り土は21カ所あり、多くが市民からの通報で発覚したという。盛り土の造成が進むと撤去が困難になる。このため、市管理課の山本雄一主査は「市条例の定める500平方メートルもしくは500立方メートルに到達する前に対策を取りたい。端緒となる情報収集に力を入れる」と話
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オリジナルだるまコンテスト 渡井さん、細野さん大賞 富士
「第18回開運!オリジナルだるまコンテスト」(富士市まちの駅ネットワーク、富士商工会議所主催)の審査会がこのほど、同市の市民活動センターで行われ、子どもの部は渡井友羅さん(8)=同市=、大人の部は細野麻樹さん(48)=富士宮市=が大賞に選ばれた。 白いだるまを自由に装飾して出来栄えを競った。子どもの部に115点、大人の部に61点の応募があった。渡井さんは和紙を貼り合わせたかぐや姫のだるまで郷土の伝説を表現した。細野さんは土偶の姿にしただるまの背面に迫力の竜を浮かび上がらせた。 アニメのキャラクターや動物に仕立てたほか、干支(えと)の辰(たつ)をモチーフにした竜の作品が多かった。全作品を18日
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富士宮でクマ目撃情報
8日午前6時ごろ、富士宮市精進川で体長1メートルほどのクマ1頭を目撃したとの情報が富士宮署などに寄せられた。人的被害は確認されていない。目撃現場は山にほど近く、田畑に囲まれた場所で、付近には養鱒場もある。 ▶ビジュアルニュース「アーバン・ベア クマ被害多発」
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人口減克服とDXを 富士宮市議会 市長が施政方針
富士宮市議会2月定例会は8日開会し、須藤秀忠市長が2024年度の施政方針を示した。新型コロナウイルス禍の制約から脱却し長年の課題である少子化対策や自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるとした。重点事業に世界遺産を生かすまちづくりと市民の安全安心向上、人口減少克服を挙げた。 長期化する物価高騰と国内外の不安定な情勢に柔軟に対応する狙いで「国や県東京事務所に職員を定期的に訪問させることを考えている」と述べ、情報収集の強化に意欲を示した。同時に市のPRや企業誘致にも取り組むとした。 富士山に関しては24年度を世界遺産登録20周年に向けたスタートと位置づけ、インバウンド(訪日客)需要
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磐長姫と木花咲耶姫 姉妹「仲直りの神事」 松崎町で23日
松崎町の住民有志らでつくる「世界でいちばん富士山がきれいに見える町」宣言実行委員会は23日、同町の雲見浅間神社祭神の磐長姫と富士山本宮浅間大社(富士宮市)祭神の木花咲耶姫姉妹の伝説にまつわる「仲直りの神事」を同町の雲見海岸で行う。 雲見の烏帽子山には磐長姫が妹の木花咲耶姫の美しさに嫉妬して隠れ住んだと言われ、姉妹の仲直りを願う富士山の日の恒例行事。神事後には同市のご当地グルメ富士宮やきそば100食を無料で提供する。
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社会人サッカー「岳南Fモスペリオ」 J参入見据え株式会社化
岳南地域が拠点の社会人サッカークラブ「岳南Fモスペリオ」はこのほど、富士宮市役所に須藤秀忠市長を訪ねた。将来的なJリーグ参入を見据え、チームを株式会社化したことなどを報告した。 1月に株式会社モスペリオを設立し、チームの赤星貴文ゼネラルマネジャー(GM)が社長に就任した。スタジアム規模などJリーグに参入するための要件達成に向けて事業を展開する。所属選手に報酬も支払う。 チームは2023年、東海2部リーグを昇格1年目で制覇した。24年は1部リーグに昇格して戦う。2年連続で上のカテゴリーに進み、順調に成長を重ねている。Jリーグ清水エスパルスなどでディフェンダーとして活躍した平岡康裕さん(37
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さすまたの使い方学ぶ 三島中央病院で不審者対応訓練
三島市緑町の三島中央病院は5日、三島署の協力を受け、不審者侵入対処訓練を同病院で行った。職員約50人が、さすまたの使い方や不審者への対応方法を学んだ。 不審者が受付でクレームをつけ、刃物を見せて職員に襲いかかる想定で実施し、職員は不審者役の署員をさすまたで取り押さえた。指導した署員は、不審者を前方と後方から挟み、後方の人が膝の裏を突くと効果的なことなどを伝えた。 昨年9月に富士宮市の病院で3人が死亡した事件などを踏まえ、同病院は対応を強化しようとさすまた12本を購入。有効な使い方を学ぶため訓練を企画した。
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鳥の生態 親子で知ろう 富士宮で巣箱作り
富士宮市の自動車部品メーカー「日本プラスト」はこのほど、鳥の巣箱づくり体験会を同市北山の同社富士工場西側にある「はぐくみの森」で実施した。富士宮、富士両市の親子34人が地域に生息する鳥について理解を深めた。 巣箱は市内で多く確認されているシジュウカラを想定して作った。児童らは不慣れな手つきでくぎを打った。富士根南小5年の惟村実希奈さん(11)は「仲良しな家族が住んでくれたらうれしい」と話した。 同社は2022年5月から「はぐくみの森」として市有林の管理を始め、年2回ほど森林体験の場を提供している。参加者は森の中を歩き、餌を食べた跡や地面に落ちた羽根など、鳥が生活している痕跡をたどった。耳を澄
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富士川の舟運 紙芝居に 富士宮市女性連 3月上演 入念に読み合わせ
富士宮市地域女性連絡会が毎年恒例で制作している郷土史紙芝居が完成し、3月の上演に向けて練習を重ねている。6日は全員が市総合福祉会館に集まって読み合わせた。今回は江戸時代の物流を担った「富士川の舟運」を取り上げ、当時の生活を解説する。 メンバーは日本三大急流に数えられる富士川に船を通した理由に迫った。資料集めと台本作りに半年かけ、20分ほどの物語を作った。山梨県の鰍沢から富士市の岩淵まで約72キロを高瀬舟が半日で下り、帰りは4、5日かけて上るルートは危険で過酷だった。それでも米や塩を運ぶ貴重な手段だったことを、紙芝居に描いた。 同会による紙芝居作りは39年目。土屋善江会長は「舟運の歴史は紙
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浜松市浜名区井伊谷地区 水の神祭る聖地「天白磐座遺跡」 巨石に息づく古代【わたしの街から】
2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で一躍脚光を浴びた浜松市浜名区引佐町は、井伊家にゆかりのある名所を有し、「ひよんどり」など伝統の民俗行事が今なお受け継がれる“歴史文化のまち”。井伊家が居城としていた井伊谷城跡や、菩提(ぼだい)寺の龍潭寺などで知られる井伊谷地区では、井伊氏が誕生する以前の古代人の営みが感じられる史跡も数多い。 渭伊(いい)神社(同町)の本殿後方の小高い丘を登ると、高さ7・4メートルと5・2メートルの二つの岩をはじめとする巨岩群が目に飛び込んでくる。自然の造形とは思えないほど神秘的な雰囲気が漂うこの地の名は「天白磐座(てんぱくいわくら)遺跡
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静岡県広報コンクール 広報紙部門 最優秀賞に島田市と吉田町
2023年度の静岡県広報コンクール審査会がこのほど行われ、広報紙の市部門で島田市、町部門で吉田町が部門別最優秀賞に選ばれた。広報紙(団体)部門を除く5部門の最優秀作品は24年度全国広報コンクールに出品される。 コンクールは6部門に計91点の応募があり、報道関係者やデザイナーなどが審査した。 島田市の「広報しまだ11月号」は、「『産む』を巡る『公共』」と題した特集で、保険適用となった不妊治療を取り上げた。不妊治療の当事者への取材のほか、不妊の原因や、妊娠に備えた体調管理など、さまざまな視点から「産む」を伝えた。審査員はデリケートなテーマに果敢に挑んだ姿勢や、説得力ある内容を高く評価した。
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2月定例会 8日開会 富士宮市議会
富士宮市議会は5日、議会運営委員会を開き、2月定例会の会期などを決めた。決定した主な日程と事項は次の通り。 ◇会期 8日~3月18日◇市長施政方針 8日◇一般質問 3月13~15、18日◇当局提出議案 2024年度当初予算案など44件◇議会提出議案 請願、陳情各1件◇常任委員会 14~16日
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リサイクルの工程 解説の児童書寄贈 富士宮市教委に製紙会社
富士宮市のマスコー製紙は5日、同社の事業が掲載された児童書「リサイクルで地球を救う 追跡!ごみの大変身」21冊を市教育委員会に寄贈した。市内全小学校に6日に届けられる。 書籍は、牛乳パックがトイレットペーパーに生まれ変わるまでの工程を写真付きで解説している。 増田明彦社長らが市役所を訪れ、池谷真徳教育長に書籍を手渡した。池谷教育長は「学校でもなじみ深い製品が題材で、児童は生活と結びつけて学習できるだろう」と謝意を示した。
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村山浅間神社所蔵 富士山の資料展示 富士宮市役所
富士宮市は5日、新たに県指定文化財に登録された村山浅間神社所蔵の富士山信仰関連資料の展示会を市役所で始めた=写真=。 1月16日付で文化財に加わった1030点のうち、文書や版木、印章の計6点が1階ロビーに並ぶ。道者帳には、宿坊を何人で訪ね、山役銭をいくら支払ったかなどが細かく記されている。 初日の5日は学芸員が来庁者に展示品を説明した。学芸員は富士登山と修験の拠点集落としての成り立ちを解説した。 展示は9日まで。8日午後0時半から、学芸員による展示解説を行う。
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全国高校サッカーV青森山田で活躍 富士宮出身の後藤さんが市長に報告
富士宮市の白糸小から青森山田中・高に進学し、年末年始の全国高校サッカー選手権で優勝した3年後藤礼智さん(18)はこのほど、富士宮市役所に須藤秀忠市長を訪ね、栄冠を手にした喜びを語った。大会通算1ゴール1アシストと貢献し「憧れの舞台で目標をかなえられた。青森山田に行って良かった」と笑顔を見せた。 ミッドフィールダーの後藤さんは全試合に途中から出場した。初戦の2回戦では飯塚高(福岡県)を1点差で追う後半34分、右サイドを抜け出してクロスを上げ、同点弾を演出。PK戦の末に勝利し、初戦敗退の危機からチームを救った。近江高(滋賀県)との決勝では後半33分からピッチに立った。 後藤さんは「絶対的王者
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家でSDGs実践 30人入賞 富士宮 ポスターや川柳表彰
家庭で実践している持続可能な開発目標(SDGs)のコンテスト「我が家の17(い~な)」(富士宮ライオンズクラブ主催)の表彰式がこのほど、市役所で開かれ、入賞者30人をたたえた。 コンテストにはポスターや川柳など93点が寄せられた。残さず食べたり、買い物でエコバッグを使ったりと、心がけていることを表現した作品が集まった。 山田元司会長は「皆さんの努力が伝わった」と述べ、須藤秀忠市長らが表彰状を手渡した。 最優秀賞の受賞者は次の通り。 ポスター・写真部門 細野美宙(富士根北中2)森方千浩(一般)▽文章・川柳・標語部門 秋山翼(富士宮三中2)梶原えり子(一般)
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今年も福つかめ、豆まきにぎわう 静岡県東部で節分行事
節分の3日、静岡県東部の各地で豆まきが行われた。多くの地域住民が福をつかもうと懸命に手を伸ばした。 沼津・城岡神社 今年で創建200年を迎える沼津市の城岡神社では、節分祭(同神社、大手町町内会主催)が開かれ、多くの参拝者でにぎわった。宮司が豆をまいた後、町内会員や神社にゆかりのある人たちも台に上がり、菓子や餅を投げた。 同神社はJR沼津駅南口の中心市街地のビルに囲まれた一角にある。近年の節分祭はコロナ禍の影響で中止や規模を縮小していたが、今年は従来と同じ規模で実施した。 富士宮・日蓮宗5寺院 富士宮市では柚野、上野の両地区の日蓮宗5寺院が合同で、同市下柚野の興徳寺で豆まきを行った。1
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初接客で貴重な経験 富士宮の児童、出張商店街に参加
富士宮市の新稲子川温泉ユー・トリオで3日に開かれた「出張商店街」で、地元稲子小児童の希望者が初めて運営ボランティアに加わった。校区に商店が少なく、販売の手伝いなどは児童にとって初めての経験になった。商店街から離れた土地に買い物の場をつくるために始まった恒例行事が、過疎地域の児童に職業体験の機会を与えている。 10人ほどの児童が、商店主の横に立って接客の雰囲気を味わったほか、抽選会では景品を渡す係を担った。大人と接することに慣れていない児童は視線を落とす時間が長かったが、店主らの励ましを受けて「いらっしゃいませ」と声を絞り出した。5年の望月心遥さん(11)は「お客さん相手に仕事をしている父の
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温暖化防止活動で表彰 静岡県、4団体に知事褒賞
静岡県は2日、2023年度の地球温暖化防止活動知事褒賞の表彰式を県庁で行った。地球温暖化防止に大きく貢献したとして4団体を表彰した。 温室効果ガス排出削減対策部門は、工場でのエネルギー消費量などの「見える化」を通じて、従業員の省エネ意識向上や設備運用の改善を進めた小野薬品工業フジヤマ工場(富士宮市)と、遮熱シートによる放熱ロス対策や井戸水を活用した空調への切り替えなどを行い二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減した三恵(磐田市)が受賞した。 地球温暖化防止普及・啓発部門は、従来廃棄されていたコーヒーの果肉を使った商品の開発、販売などに取り組んだ静岡文化芸術大の「カスから生まれるプロジェク
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地域おこし協力隊 現役やOBが連携 静岡県ネットワーク発足
静岡県内で活動する「地域おこし協力隊」の連携を図る団体「県地域おこし協力隊ネットワーク」が1月31日発足した。各地域で個別に活動する現役隊員同士やOB・OGが参画し、スキルアップや交流の促進により、活動内容の充実や地域の活性化を目指す。 静岡市葵区で開かれた設立会では、代表を定めず、会員互選で役員5人を置くとする規約案を承認し、OG2人と現役隊員3人の計5人を役員に選任した。発足時点で会員は42人。富士宮市で移住定促進に取り組む役員の小田優斗さんが設立宣言を行った。 役員の松原淑美さんは2014年4月から3年間、松崎町や南伊豆町で隊員として活動し、現在は南伊豆町でゲストハウスを運営してい
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ミャンマー若者に就労の喜びを 富士の企業 日常生活や語学支援
ミャンマーから静岡県に移り住む技能実習生を、富士市の企業がサポートしている。同国で国軍がクーデターを起こしてから1日で3年。内戦が続く故郷の平和を願う若者に寄り添い、日本での就労経験に喜びを感じてもらおうと世話を焼く。 労務や人事のコンサルティング業「Roadコンサルティング」(大道和哉代表)は、働く外国人の課題解決に当たる事業を2022年から始めた。受け入れ企業や管理団体との連携で、日常生活の手助けや日本語の指導に取り組んでいる。 クーデター発生時は他の国に重点を置いたほうがいいと周囲に言われたが、「思いやりのある国民性には日本も助けられている。家族として迎えたい」(大道代表)と、むし
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新年度予算案 富士宮市
市町名(議会会期)①一般会計規模②前年度比伸び率③主要事業(事業費)の順 ◇富士宮市(8日~3月18日予定)①527億円②8・6%増③市民文化会館施設整備(2億7400万円)仮称・富士根交流センター建設工事(6億5400万円)都市公園整備(4億5800万円)重層的支援体制整備(3億100万円) ※施設工事の時期が重なり、初めて500億円を超えた。子育て支援に関する中長期的視点での施策を盛り込んだ。
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会派「キセキ」解散 富士宮市議会
富士宮市議会は1日、2人会派「キセキ」が解散したと発表した。1月31日に決定した。近藤千鶴、岩村恵美の両氏は無会派で活動する。
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一般会計最大 527億円 富士宮市 予算案 子育て支援継続
富士宮市は1日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比8・6%増の527億円と過去最大で、初めて500億円を超えた。仮称・富士根交流センター建設や学校改修など工事が重なったことが増額に影響した。公園整備などを継続し、子育てしやすい環境づくりを進める。 一般会計の歳入は、柱となる市税が210億8600万円で前年当初比1・9%の増額とした。施設工事といった大規模事業が重なって投資的経費が増え、過去最大となった財政調整基金20億円を含む繰入金は同42・3%増の36億7700万円とした。 市内4カ所目で最大規模となる仮称・富士根交流センターの建設には6億5400万円を充てた。7月に着工
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映画鑑賞で被災地支援 イオンシネマ富士宮
富士宮市のイオンシネマ富士宮は、9日上映開始の映画「レディ加賀」のチケット料から1人当たり100円を能登半島地震の被災地支援に寄付する。 寄付事業は全国のイオンシネマで行い、上映終了後に一括して被災した自治体に寄付する。映画は、石川県加賀市で旅館の女将(おかみ)たちが加賀温泉を盛り上げようと奮闘する物語。映画製作委員会も、配給収入の5%を石川県に寄付すると表明している。
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能登地震、斜面崩壊 実態調査に難航 富士砂防事務所報告
能登半島地震の被災地に緊急災害対策派遣隊(TEC―FORCE)として派遣され、土砂災害の危険調査に従事した国土交通省富士砂防事務所の職員は31日、報告会を富士宮市の同所で開いた。至る所で斜面崩壊があり被害の実態をつかむための調査に難航したと、職員は振り返った。 同事務所からは2~9日と16~23日に計8人の職員が、石川県輪島市を調査した。情報になかった土砂崩れが道をふさぎ、目的地に到着できないことがあったという。住民への聞き込みやドローンでの撮影で崩壊の有無を確認した。 大西竜太調査課長は「この先、雪が溶けると地滑りがより発生しやすくなる恐れがある」との感想を口にした。中戸真一事業対策官は「
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和田会計の看板 大賞 富士で市広告景観賞表彰式
富士市は31日、自然や街並みと調和した景観創出に寄与する優れた屋外広告物をたたえる「第3回市広告景観賞」の表彰式を市消防防災庁舎で行った。主にデザインを評価する景観形成部門の大賞には、同市宮島の税理士事務所「和田会計」の看板が選ばれた。 看板は黒を基調として、ロゴマークと法人名のみを表示するシンプルなデザイン。カフェをイメージした事務所の外装に合わせて、看板もカジュアルな雰囲気の演出を意識した。同事務所の和田雄佑代表(44)は「税理士事務所の堅いイメージを払拭したかった」と語る。表彰式では、和田代表とデザイナーの望月悟さん(47)=富士宮市光町=に賞状が手渡された。 19件の応募があった。こ
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富士宮活性化へ観光戦略提案 eバイク×キャンプ 黒板に店舗情報… 東洋大ゼミ生 4班の18人が研究成果
東洋大国際観光学部の佐野浩祥教授(都市工学)=富士宮市出身=のゼミ生は29日、観光資源を活用した地域活性に関する研究報告会を市役所で開いた。学生は市北部の豊かな自然や中心市街地の商店街に焦点を当て、住民と来訪者それぞれの満足度を高める案を発表した。 ゼミ生18人は市内で昨年4月から、四つの班に分かれて個別の視点からアンケート調査や実証実験に取り組んだ。市などが推し進めるe‐Bike(高性能電動アシスト付き自転車)レンタル事業に注目した班は、キャンプ道具を載せて走る体験「バイクパッキング」を提案した。キャンプ地までの移動自体に楽しめる価値を付け、市北部の散策を促せるとした。 商店街に目を向けた
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避難所のペット受け入れ 設営キットで空間づくり体験 富士宮で勉強会
避難所でのペット飼育管理に関する勉強会が27日、富士宮市役所で開かれた。市内の指定避難所に配備しているペットスペース設営キットを使い、飼い主と災害時動物愛護ボランティアリーダー計約40人が、避難者に同行するペットの受け入れ体制構築を体験した。 市は2023年7月、全44の指定避難所にキットを設けた。雨風をしのぐブルーシートや軍手、ごみ袋、名前を識別するための筆記用具などが入っている。 ペットスペースは避難者の居住区域や動線から離れた場所が原則で、主に校庭などの屋外を想定する。市の担当者はサッカーゴールを使った簡易屋根の作り方や、個別空間の仕切り方を伝えた。 避難の受け入れ訓練では受付簿
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村山ニンジン(富士宮)味わって 伊豆のレストランで限定提供 味と香りの強さ売り
富士宮市村山地区で長らく栽培されている「村山ニンジン」が、伊豆市土肥のイタリアンレストランのメニューに期間限定で加わった。JAふじ伊豆によると、村山ニンジンが富士宮市外の飲食店で取り上げられるのは初めて。担い手不足解決の糸口を探す農家らは認知度向上に期待を寄せる。 レストランは「タケル・クインディチ ロクワット西伊豆店」。県内であまり広まっていない伝統野菜に焦点を当てる企画で村山ニンジンを選んだ。味と香りの強さを生かした料理を2月末ごろまで提供する。 2023年12月からポタージュなどに仕立てていて、シェフの大関淳士さん(47)は「最近の品種にはない、ニンジン臭さがすごく良い」と話す。メ
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農業経営士ら36人認定 県
静岡県はこのほど、地域で農林漁業の推進・後継者育成を担っている農業経営士らの認定式を県庁で開き、計36人を認定した。代表者に証書を手渡した川勝平太知事は「『士』とは精進を怠らない方のこと。地域の自然を生かすすべを知っている皆さまの今後の活躍を祈っている」と呼びかけた。 認定者は次の通り。 【農業経営士】芹沢雅司(御殿場市)市川慶明(函南町)塩谷典久(伊豆市)荻真教(富士宮市)安藤徹哉(富士市)石野良英(静岡市清水区)中嶋雄一(牧之原市)増田春男(袋井市)安井孝政(同)杉浦浩文(浜松市中央区)浅田崇之(同市浜名区) 【青年農業士】渡辺武彦(河津町)中山祐菜(伊豆の国市)菅谷正太郎(富士市)西沢
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養鱒業の歴史 幻の酢を紹介 富士山の湧水が育んだ食品 富士宮で研究会
静岡県によるガストロノミーツーリズム研究会が26日、富士宮市の富士山本宮浅間大社で開かれた。県富士山世界遺産センターの研究者が、富士山の湧水の恵みが育んだ食品を解説した。 井上卓哉准教授(民俗学)は豊富な水源を生かした富士宮市の養鱒業の歴史をたどった。国策でニジマスのふ化場や養殖場の整備が進んだ昭和初期、県内初の民間養鱒場が市内で創業した。湧水は年間通して水温や水質が保たれる特徴があり、井上准教授は計画的な生産を可能にしていると解説した。 大高康正教授(歴史学)は幻の名産品と題して「善徳寺酢」を紹介した。富士市今泉にかつて存在した東泉院で醸し、徳川将軍家に献上していたが、18世紀ごろに廃れた
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「目標は全国選抜8強」 浜松市立高ソフトボール部 市長に健闘誓う
3月16~29日に富士宮市で開かれる第42回全国高校女子ソフトボール選抜大会に出場する浜松市立高ソフトボール部の選手たちが25日、市役所で中野祐介市長に大会での健闘を誓った。 チームはベスト8以上を目指しているといい、部長の2年浦山稀衣選手(17)は「目標の達成へ全力を尽くす」と意気込んだ。中野市長は「会場も県内で有利なのでは。実力を出し切ってほしい」と激励した。
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静岡県立がんセンター患者死亡 県と担当医に5600万円の賠償命令 地裁
2018年に富士宮市の医師の男性=当時(63)=が食道がんで死亡したのは静岡県立静岡がんセンター(長泉町)の過失が原因だとして男性の遺族が県と担当医に損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁(菊池絵理裁判長)は25日、県と担当医に約5600万円の支払いを命じた。 判決によると、男性は17年11月に同センターを受診した。担当医は食道がんの存在を示唆する所見を見落とし、12月に口腔底がんの除去手術を行った。男性が18年3月に別の医療機関を受診したところ、食道がんの進行が発覚し、その後口腔底がんの再発も明らかになった。男性は同年10月に死亡した。県側は所見を見落とした過失と、過失によって男性が死亡
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心の内をつづった詩に絵添えて 中川さん(富士宮)と太田さん(富士) 富士川楽座で2月2日から共同展
富士宮市の中川迦士[かし]さん(49)と富士市の太田利三さん(84)は2月2日から、共同著書「車いすに2人乗り」のパネル展を富士市の道の駅「富士川楽座」で開く。不登校を経てコピーライターになった中川さんが心の内をつづった詩に、幼少期から車椅子を使う太田さんが絵を添えた。 著書には詩と絵のセット100点を掲載した。展示会ではこの中から約60点を選んで並べる。「頑固を捨てれば楽だろなあ だけど私じゃ無くなるなあ」という詩には、悔しげな表情の子どもの絵を合わせてある。 2人は互いの個展を鑑賞するなど親交があり、中川さんの両親から太田さんに絵の提供を依頼したことで著書が生まれた。太田さんは中川さ
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中国の生徒と笑顔の交流 富士宮・星陵中 英語のゲームで親睦
富士宮市の星陵中で24日、中国・重慶市の生徒8人を招いた交流会が開かれ、3年生72人が英語を使ったゲームで親睦を深めた。 生徒は八つのグループに分かれ、好きな物などを英語で紹介し合った。アルファベットを体で表して英単語を完成させるゲームでは、文字のどの部分を担当するか決めた。組み体操のようにして文字を表して笑い合う姿も見られた。 重慶市の訪問団は、各校から選抜された12~17歳で来日した。県庁や都内の大学などを見学して帰国するという。
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文化財への延焼を防げ 富士山本宮浅間大社
富士宮市の富士山本宮浅間大社は23日、火災対応訓練を境内で実施した。神職でつくる自衛消防隊と地元消防団など約40人が、火勢拡大防止と宝物搬出の手順を確認した。 訓練は社務所裏の倉庫から出火した想定で行った。火事に気付いた神職が半鐘を打ち鳴らして参拝客に緊急事態発生を伝えた。自衛消防隊と消防団は放水設備を作動させ、国指定重要文化財である本殿や拝殿などへの延焼を防いだ。宝物を火から遠ざけるための経路も確かめた。大社は訓練を文化財防火デー(1月26日)の前後で毎年行っている。
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白鳥さん(富士宮東小5)ジュニアの部優勝 吉野弘氏の詩 情緒豊かに 富士で朗読コンクール決勝
富士市で晩年を過ごした詩人吉野弘氏を語り継ぐ「第6回吉野弘のこころを詠む朗読コンクール」(市主催)の決勝大会が20日、同市のロゼシアターで開かれた。ジュニア、学生、一般の3部門に事前審査を通過した32人が臨み、情緒豊かに吉野氏の詩を朗読した。 ジュニアの部では、富士宮市立東小5年の白鳥心華さんが、幼い子どもと老人による対話をイメージし声を使い分けながら「火の子」を読み、優勝を果たした。学生の部を制した青山学院横浜英和高3年の横山愛唯さんは吉野氏の代表作「虹の足」を軽やかに暗唱。「情景を思い浮かべながらも自然体で話すことを意識した」という。一般の部では横浜市の鈴木真也子さん(64)が、父から娘
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富士宮市の彫刻家御宿さん フィリピン・セブ島に新作を設置
彫刻家御宿至さん(富士宮市)の新作「創造の楽しみ~喜び~」が、模型大手タミヤ(静岡市駿河区)のフィリピン・セブ島の新工場に設置された。 ブロンズにウレタン塗装を施した作品は高さ3メートル10センチ。二つの立方体を重ねた構造で、上下それぞれに弱くねじった面と、強くねじった面を持つ。面のなめらかさと縦横のエッジが作り出す直線という相反する要素を、有機的に組み合わせた。 2021年秋から制作を始めた作品を前に御宿さんは、彫刻家で詩人の高村光太郎(1883~1956年)の著作「美について」を引き「『いい作品は見る人が(周りを)回ってみたくなる』という言葉が頭にあった」と語った。
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富士宮で一時490軒が停電
21日午前6時50分ごろ、富士宮市猪之頭、人穴などの計約490戸で停電が発生した。午後1時25分ごろまでに全て復旧した。東京電力パワーグリッドによると、電気設備への樹木の接触が原因という。
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富士宮490戸停電
21日午前6時50分ごろ、富士宮市猪之頭、人穴などの計約490戸で停電が発生した。午後1時25分ごろまでに全て復旧した。東京電力パワーグリッドによると、電気設備への樹木の接触が原因という。
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能登地震被災者支援へ 若者が募金活動 雨空の下 BSが呼びかけ 富士宮
富士宮市のボーイスカウト(BS)富士宮地区第21団は21日、能登半島地震被災地支援の募金活動を同市の富士山浅間大社境内で行った。 団員10人が参道に並び、「被災した方のために募金をお願いします」などと声をそろえて参拝客らに呼びかけた。参拝客らはメンバーの声に足を止め、募金箱に善意を寄せた。 集まった募金は同団がとりまとめ、日本赤十字社を通じて全額寄付する。
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地産食材ふんだん 生産者の解説付き食事会 富士
富士市神谷のフランス料理店「デリス愛鷹亭」で20日夜、富士、富士宮両市産の食材をふんだんに盛り込んだコース料理を提供するイベントが開かれた。地元食材や食文化を観光に結びつけるガストロノミーツーリズムの普及を図る富士農林事務所の事業の一環。 同料理店の田嶋直人シェフがメニューを考案した。富士宮市原の白糸滝養魚場のニジマスを使ったキッシュ、富士市神谷の松浦梨園で採れた梨の氷菓、同市中里の山田製茶の茶を入れたガトーショコラなどを用意した。来場者は各生産者による食材のこだわりについての解説を聞きながら料理を味わった。 田嶋シェフは「普段も地域産の材料を頻繁に使う。このような機会に食材の良さをもっと知
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地域経済発展へ決意 富士宮商議所が新年賀詞交歓
富士宮商工会議所は18日、新年の賀詞交歓会を富士宮市内で開いた。会員企業の代表者ら120人が地域経済の発展に向けて決意を新たにした。 河原崎伸幸会頭はカーボンニュートラルや持続可能な開発目標(SDGs)に即した事業展開の必要性に触れ、「変化について行けない企業は淘汰(とうた)される。知恵を出し合う必要がある」と述べた。フリーキャスターで事業創造大学院大学の伊藤聡子客員教授による講演も行った。
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富士宮JC 新体制報告 市長訪問
富士宮青年会議所(JC)の2024年の役員ら9人がこのほど、市役所を訪ね、須藤秀忠市長に抱負を語った。理事長の鈴木統太さんは「後継者不足に悩む会社が多く会員が減っている。今年は会員拡大に力を入れたい」とあいさつした。 役員らはスローガン「衝撃の影響力」とともに、それぞれ自己紹介して事業の意気込みを伝えた。須藤市長は「ふるさとを良くするには若い力が必要。自信を持って行動・発信してほしい」と激励した。
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丹精込めた洋ラン展示 21日まで、浜松市浜名区のやまはる園芸
静岡県内の洋ラン愛好家が出品する「新春洋蘭展」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が20、21の両日、浜松市浜名区のやまはる園芸で開かれる。23人が丹精を込めて育てたカトレアやコチョウランなど144点が並ぶ。 見栄えを競う審査会が事前に行われ、鮮やかなオレンジ色のリンドレイを出品した落合和義さん(菊川市)が最高賞の浜松市長賞に選ばれた。入賞作品などを展示するほか、栽培業者による即売もある。午前10時~午後4時。 審査会の主な入賞者は次の通り。 浜松蘭友会会長賞 遠藤孝好(富士宮市)▽日本洋蘭農業協同組合賞 河村典治(浜松市浜名区)▽静岡新聞社・静岡放送賞 河村佳子(同区)
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110番適正利用広報に協力 富士宮署 星陵中・高吹奏楽部に感謝状
富士宮署は19日、110番の適正利用広報に協力した富士宮市の星陵中・高吹奏楽部に署長感謝状を贈った。 同部は9日、同署によるイオンモール富士宮での広報イベントに参加し、刑事ドラマのテーマ曲などを演奏した。買い物客の関心を集め、署員らの啓発活動に貢献した。署内で贈呈式が行われ、影山勝彦署長が渡辺一洋校長に感謝状を手渡した。
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生分解性素材の漁具に興味津々 富士宮・大宮小 海洋プラごみ削減策学ぶ
富士宮市の大宮小6年生79人は19日、同市在住の海洋ジャーナリスト永田雅一さんの講演を校内で聴講し、海に漂うプラスチックごみの現状と対策について理解を深めた。 永田さんは、海洋プラスチックごみが世界で1億5000万トンあり、年間800万トンのペースで増え続けて2050年までには魚の量を超えるとのデータを示した。ごみ山と化したインドネシア・スマトラ島のビーチや、漁網に絡まったウミガメの写真も見せ、環境破壊の深刻さを訴えた。 海洋ごみ削減に向けた取り組みとして永田さんは、漁具に生分解性プラスチックを取り入れる最新実験を紹介した。児童はトウモロコシなどが原料のロープやたこつぼを手に取り、「頑丈なの
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世界かんがい遺産 知事に報告 北山用水(富士宮) 本宿用水(長泉)の関係者
昨年11月に「世界かんがい施設遺産」に登録された富士宮市の北山用水、長泉町の本宿用水を管理する団体の関係者がこのほど、県庁を訪れ、川勝平太知事に登録を報告した。 富士宮市北山用水運営協力委員会の石川雅洋会長は、用水と徳川家康との縁などを紹介し「今後も歴史ある北山用水を守り、後世に伝えていく」と述べた。本宿共有財産管理委員会の大川義清委員長は「400年にわたって水田、防火、生活用水として利用されてきた」と述べ、観光資源としての活用にも意欲を見せた。 川勝知事は「地域の数十世代にわたる努力のたまもの。県も一緒に守っていきたい」と語った。 同遺産は、建設から100年以上が経過し、歴史的価値の
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よどばしデイズ 全3店事業譲渡 クスリのアオキHDに
スーパーよどばし(富士宮市)とヒバリヤ(静岡市清水区)は18日までに、富士宮市内で3店舗展開する食品スーパー「よどばしデイズ」事業をクスリのアオキホールディングス(HD、石川県白山市)に譲渡すると決めた。 譲渡契約は5日に結んでいて、売却額は非公表。よどばしデイズ全3店舗は2月15日までに閉店する。譲渡は2月21日の予定。アオキHDが食材と日用品、調剤薬局の機能を持つ店舗に改装する。同HDによると、改装後の屋号や店舗の規模は未定。
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防火願い4時間念仏 富士宮 個人宅で8年ぶり
富士宮市の内野地区に江戸時代初期から伝わる火伏(ひぶせ)念仏が18日、同市内野の伊藤信夫さん方で行われた。六斎衆と呼ばれる住民6人が時折休憩を挟んで4時間ほど、念仏を唱えて防火を願った。 伊藤さん方に紫色の法被を着た六斎衆と、近隣住民約30人が集まった。「ナンマミダー」「ナンマイダブツ」と異なる節回しで何度も唱え、太鼓やかねを打ち鳴らした。 座敷には阿弥陀(あみだ)三尊の掛け軸を正面につるし、5色の紙で作った「御幣(おんべ)」や「四天王」などと呼ばれる装飾を付けたやぐらを設けた。念仏の最終盤になると、飾りの争奪戦が繰り広げられた。飾りは各家庭に持ち帰って防火のお守りにする。 火伏念仏は同地区
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新春献詠俳句 入選10人表彰 富士山本宮浅間大社
富士宮市の富士山本宮浅間大社は16日、新春献詠俳句大会を行い、入選者を表彰した。大会には県内外の49人から98首が寄せられ、入選句に10首を選んだ。入選者は拝殿で神事に臨み、甲田吉孝宮司から表彰状を受けた。 入選者は次の通り。 鈴木みのる、渡辺昌子、佐野明美、佐野鬼人、小沢円梨、滝麻里、渡井文代、後藤淳、犬浦信子、佐野益子
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幕末から富士山の象徴 歴史たどる 世界遺産センターで特別展 富士宮市
富士宮市の県富士山世界遺産センターで18日から、世界文化遺産登録10周年記念特別展「富士山 藝術の源泉」後期展が始まる。幕末から明治時代にかけて、富士山が将軍家の象徴から天皇の象徴に移った歴史をたどる。2月12日まで。 明治20年代に作られた4作品を新たに展示した。嘉仁親王(後の大正天皇)に献上された国内最大級の三幅対掛け軸「住吉富士吉野図」は、幕府御用絵師の狩野派から帝室技芸員に任命される狩野永悳立信(かのうえいとくたちのぶ)らが手がけた。霊峰の手前には雲海のみが描かれ、神聖で不可侵な象徴であることが表現されている。 同センターの松島仁教授(美術史)は大日本帝国憲法を引用し、神聖にして
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盲導犬ユーザーと共生社会考える 常葉中で講習会 困っていたら「声かけて」 静岡市
障害者差別解消法改正に伴い、4月から民間事業者も障害者への合理的配慮の提供が義務付けられることを受け、日本盲導犬協会は15日、中高生向け講習会「盲導犬ユーザーと共に社会について考える」を静岡市葵区の常葉大常葉中で開いた。3年生36人が誰もが住みやすい社会に向けた心構えを考えた。 富士宮市の日本盲導犬総合センター「富士ハーネス」職員の山本ありささんと盲導犬ユーザー落合敦子さん(62)=富士市=が同校を訪れた。10年以上にわたり盲導犬との生活を続けている落合さんは「視野は100%ない。視力も弱く、暗くなってくると道も白線もあまり見えない」などと自身の見え方を紹介し、盲導犬を使って歩く様子も実演
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売り上げ一部を珠洲市へ 富士宮「十六市」 商店街ぐるみで交流
能登半島地震で被災した地域を支援しようと富士宮市の駅前通り商店街振興組合は、定期市「十六市」の売り上げの一部を義援金に充てることを決めた。16日は交流のある福井県小浜市から仕入れたサバ料理を販売して寄付を募った。 両市は「食のまちづくり交流宣言」を結んでいて、互いの行事に参加するなど親交がある。同日は会場の一画に特販ブースを設け、焼きサバ45本と押しずし50本を予約制で販売した。購入者の中には、釣り銭を義援金箱に投じる人もいた。 2月開催時は松崎町産ポンカンの売り上げを全額義援金に充てる。義援金は、商店街ぐるみで交流があり、被害が甚大な石川県珠洲市に送る。同組合の増田恭子理事長は「珠洲市の店
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富士宮市庁内のワクチン会議解散
富士宮市は16日、庁内横断組織「新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトチーム」を解散した。今後の接種業務は担当課で行う。同チームは2021年1月下旬から54回会議を開き、集団接種の調整や政府の動向などを協議してきた。ワクチンの特例臨時接種が3月末で終了し、4月から季節性インフルエンザと同様の区分に移行するため、解散が決まった。
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雪中の活動「より慎重に」 富士宮市消防 珠洲市派遣振り返る
能登半島地震の被災地に県緊急消防援助隊第2~4陣として派遣され、救助と消火活動に当たった富士宮市消防本部の隊員が16日、取材に応じた。積雪時の活動になった隊員は「視界が悪く、慎重にならねばならなかった」と振り返った。 第2~4陣は4日から14日まで、石川県珠洲市で安否不明者の捜索などに加わった。20センチ近い積雪で雪の下の路面状況が分からず、一歩ずつスコップで足場を確認しながら進んだ。 同市では古い家屋が多く、1階部分がつぶれた倒壊家屋が目立った。火災発生時は断水の影響で消火栓が使えず、離れた用水路までホースを伸ばした。 第4陣の塩川弦太副士長(25)は「富士宮市も積雪がある。雪の中での活動
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富士宮で子グマ目撃 西富士図書館北側で1頭
14日午前8時40分ごろ、富士宮市上井出で子グマ1頭を目撃したとの情報が市に寄せられた。人的被害は確認されていない。 目撃現場は西富士図書館北側で、周囲には住宅地がある。目撃情報によると、子グマは北の山林に逃げて行ったという。数百メートル離れた場所では10日に成獣とみられる個体が目撃されている。市は同報無線で注意を呼びかけた。
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独立書展 静岡県内の入賞者発表
現代書団体の独立書人団は、第72回独立書展(21日まで東京・国立新美術館)の入賞・入選者を発表した。 本県関係者は次の通り。 ▽準特選 羽賀磯美、萩原悠香(以上焼津市)▽秀作 大石保子(静岡市)、遠藤輝子(三島市)、名倉啓晶(袋井市)▽佳作 秋山佳代子、岩崎春泉(以上静岡市)、日吉梨乃(裾野市)、望月粋歩(富士市)▽入選 遠藤蒼岳、平岡大朴、藤井郁代、望月すず江、山梨真澄、小沢智子、鹿島陽子、長倉志野、松本かおり(以上静岡市)、渥美忍、柴田竹翠、赤塚多恵子(以上浜松市)、梅原真希、大嶽幸子、木村智祐(以上沼津市)、宮沢恬靖(三島市)、市川美悠(富士宮市)、桜井志峯(富士市)、近藤粋月、油
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霊峰望み、巨大たこ優雅に舞う 富士山麓、朝霧アリーナ
富士山の麓でたこ揚げを楽しむイベント「第20回たこたこあがれin富士山」(実行委員会、富士山西麓会主催)が13日、富士宮市根原の朝霧アリーナで開かれた。全長25メートルの巨大たこを筆頭に、来場者が持ち寄ったたこが霊峰を背に空を優雅に泳いだ。 巨大たこは海に生息するタコがモチーフの3Dカイト。50人の子どもが一斉に走って糸を引っ張ると、足をくねらせながら空に舞い上がった。子どもたちがアニメキャラクターを描いたたこなど、大小さまざまなたこが青空を彩った。
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富士宮「プリン愛する街」に 2月まつり開催、特産品普及へ第1弾
日本一の鶏卵産出額と県内一の牛乳生産量を誇る富士宮市は今年、卵と牛乳から作られるプリンを旗印に、新機軸の特産品普及活動を始める。第1弾企画「ふじのみやプリンまつり」を2月25日に市内で開き、地元菓子店など20店の自慢のプリンを集結させる。「プリンを愛する街」という新たなイメージを市内外に広め、地元食材の普及と生産者支援の両立を図る。 市は老若男女に愛されるプリンは全国に向けた発信が期待できると考え、プリン好きの職員を集めてPR戦略を練った。昨年末まで実施したアンケートでは全国から、味の好みから食べるタイミングまで、熱のこもった意見が寄せられた。市食のまち推進室の植松正和室長は「プリンを愛
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地域のお店デザイン表彰 静岡県、大賞に柚野商店(富士宮)
静岡県は10日、外観デザインや地域社会への貢献度などで優れた個店をたたえる「『地域のお店』デザイン表彰」の表彰式を静岡市葵区で開いた。大賞の知事賞に富士宮市の柚野商店が選ばれ、川勝平太知事が賞状などを贈った。 柚野商店は同市山間部の柚野地区から店舗がなくなる危機にあった中、店主の平野映子さんが前身店舗から承継を決意し、地域の女性とともに新たにオープンした。改装した店内は木材を多く使用。日用品を取りそろえ、一部で量り売りを採用して客の使い勝手を良くした。 審査では「地域内外に開かれ、次世代との関わりも生み出している。地域とお店とのあるべき方向性が見えた。また、(外観、内観の)存在が美しい」
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色とりどり団子 飾り付け 園児 正月文化に親しむ 富士宮・杉田幼稚園
富士宮市の杉田幼稚園の年長園児25人が12日、繭玉作りを体験した。1年間の健康と幸せを願って色鮮やかに飾り付けた。 園児は赤、白、黄、緑の4色の団子をこねて、星形やハート形など思い思いに形作った。色を混ぜたり数色の層にしたりする園児もいた。蒸して光沢が出た団子をミズキの枝に刺して完成させた。塩川音瑠ちゃん(6)は「きれいに飾り付けられた」と、出来栄えを喜んだ。 できあがった繭玉飾りは各教室に15日まで置き、その後は園の出入り口に展示して来園者に披露する。 (富士宮支局・国本啓志郎)
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富士宮でクマ目撃 白糸ノ滝近くで1頭
10日午後9時半ごろ、富士宮市原で体長1・5メートルほどのクマ1頭を目撃したとの情報が市に寄せられた。人的被害は確認されていない。 目撃場所は名勝「白糸ノ滝」に近く、集落が点在する。目撃情報によると、クマは南に移動した可能性がある。同市での目撃情報は、昨年12月21日以来。市は1月11日早朝に同報無線を放送したほか、観光施設周辺に看板を設置して注意を呼びかけた。 ▶ビジュアルニュース「アーバン・ベア クマ被害多発」
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戦国時代の富士宮、1冊に ゆかりの武将や攻防を紹介 市広報紙連載まとめる
富士宮市は2023年に広報紙で連載した「戦国時代の富士宮」を1冊にまとめ11日、市役所窓口で配布を始めた。富士宮にゆかりのある武将や攻防を紹介する。 連載は大河ドラマ「どうする家康」を契機に始めた。北条、武田、今川の3家が駿河国の富士川以東「河東」で覇権を争った歴史から、徳川家康が富士宮に残した功績までを全8回で特集した。織田信長の武田家討伐後の凱旋(がいせん)旅行「富士遊覧」などを、史料とイラストで解説した。市内に残された史跡の写真も盛り込んだ。 冊子はA5判26ページ。希望者は市広報課で直接受け取れる。編集を担当した同課の村瀬裕美子さんは「富士宮は富士の巻狩りなど鎌倉時代の印象が先行
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近江八幡駅伝上位目指す 富士宮から3チーム出場 14日号砲
滋賀県近江八幡市で14日に開かれる「第70回記念近江八幡駅伝競走大会」に、同市と夫婦(めおと)都市提携を締結している富士宮市から3チームが出場する。結団式が10日夜、富士宮市役所で行われ、上位入賞に向けて士気を高めた。 一般の部に上小泉区チーム、中学の部に富士根南中男子と四中女子がそれぞれ出場する。3チームは昨秋の中体連市大会や市民スポーツ祭で優勝した実績がある。 大会は琵琶湖畔の近江八幡市街地を駆け抜ける。一般の部は31・2キロ、中学の部は19・9キロを6区間でたすきをつなぐ。富士根南中駅伝部長で3区を走る3年渡辺煌征君(15)は「全区間で区間賞を狙う」と意気込んだ。
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滋賀の駅伝 上位目指す 富士宮の3チーム結団式
滋賀県近江八幡市で14日に開かれる「第70回記念近江八幡駅伝競走大会」に、同市と夫婦(めおと)都市提携を締結している富士宮市から3チームが出場する。結団式が10日夜、市役所で行われ、上位入賞に向けて士気を高めた。 一般の部に上小泉区チーム、中学の部に富士根南中男子と四中女子がそれぞれ出場する。3チームは昨秋の中体連市大会や市民スポーツ祭で優勝した実績がある。 大会は琵琶湖畔の近江八幡市街地を駆け抜ける。一般の部は31.2キロ、中学の部は19.9キロを6区間でたすきをつなぐ。富士根南中駅伝部長で3区を走る3年渡辺煌征君(15)は「全区間で区間賞を狙う」と意気込んだ。
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「タケノコ王」風岡さん、地元富士宮市にツリーハウス 直売所閉店は24年夏に前倒し
「タケノコ王」として親しまれる富士宮市の風岡直宏さん(50)が、同市内房の民有地に作ったツリーハウスが完成した。9日の完成披露式典では、地域活性化に向けて思い付いたというツリーハウスを「子どもたちの写生大会の題材などとして活用してほしい」と話し、経営するタケノコ直売所の閉店については当初の2025年から今夏に前倒しすると説明した。 ツリーハウスは杉とヒノキの木計4本に固定され、床は地上から3・5メートルの高さにある。室内の広さは4・5畳ほどで、窓からは周辺の山々の景色を楽しめる。テレビ番組の企画として昨年5月から半年間かけて制作。風岡さんのデザイン画に基づき、ツリーハウスを各地で建てる大工
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富士市援助隊が石川県から帰任 道路や支援情報、管理体制構築訴え
能登半島地震を受けて石川県の被災地に派遣され、支援活動に当たった富士宮市消防本部の隊員と市水道部の職員が9日、報告会を市役所で開いた。第1陣として現地に向かった消防隊員らは「道路状況が不明で待機する時間が長かった」と悔しさをにじませた。 隊員8人は県緊急消防援助隊に加わり、後方支援を担った。2日に金沢市に入ったものの、目的地の珠洲市までの道路が寸断され、金沢を出発できたのは翌3日午後2時だった。大道恒司令(42)は「一刻も早く活動したい一方で、道中で立ち往生しては意味がない。待機時間は何もできずもどかしかった」と振り返った。土橋昌寛士長(38)は「道路情報を統括してくれる部門があれば、どの
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工藤夕貴さん 一日署長 富士宮 110番適正利用呼びかけ
富士宮市在住の俳優工藤夕貴さん(52)が9日、富士宮署の一日署長を務め、「110番の日(1月10日)」を前に110番通報の適正利用をイオンモール富士宮で呼びかけた。 警察官の制服を着た工藤さんは同店内広場で「110番は緊急時と事件性がある場合に使う。むやみに使うと、本当に困った人のところへ警察官が駆けつけられない」と訴えた。 工藤さんは不要不急とみられる場合の窓口として、警察相談専用電話「#9110」を紹介した。啓発品を来場者に配り、「安全な1年にしましょう」と笑顔を振りまいた。
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北陸の職人支援 伝統工芸品を販売、売り上げ寄付へ 富士宮
日本の伝統工芸品や正月雑貨のチャリティー展示販売会「招福展」が6日、富士宮市大宮町のたこまん長屋門で始まった。売り上げの一部は能登半島地震の被災者支援に寄付する。14日まで。 会場には干支(えと)の辰(たつ)をあしらった工芸品が並ぶ。富士市の凧(たこ)絵師林直輝さんは表情が柔らかな竜を描いたトートバッグなどを出品し、伊豆市の麦わら細工職人辻享子さんは大小さまざまな竜の置物を飾った。富士宮市の伝統工芸品販売業「伝統屋暁」は越前和紙の雑貨を販売している。林さんと辻さんによる製作実演も行われる。 寄付は開催直前に決まり、被災地の工芸品復活支援活動に充てる方針。伝統屋暁の佐野翔平さんは「北陸の職人が
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出初め式で防火の決意新た 日頃の訓練精進に誓い 富士宮
富士宮市消防本部は6日、消防出初め式を同市の城山公園運動場で実施した。消防職員と消防団員が「火の用心」を三唱して防火の決意を新たにした。 能登半島地震を受けて被災地派遣対応に万全を期すため、式典のみを行い地域防災に長年貢献した消防団員らをたたえた。風間友明団長は「災害はいつ起こるか分からない。日頃の訓練により力を入れる」と訓示した。 表彰された主な功労者は次の通り(かっこ内は所属分団)。 県消防協会表彰特別功績章 秋山敏之(第2)佐々木宏(第11)桐部貴史(第12)石川智道(第18) (富士宮支局・国本啓志郎)
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県立大生が4コマ漫画 企業と連携「転生モノ」にアレンジ 富士、富士宮舞台「曽我兄弟のあだ討ち」伝える
鎌倉時代の富士市や富士宮市を舞台にした伝説「曽我兄弟のあだ討ち」を後世に伝えようと、県立大経営情報学部の上原克仁准教授ゼミの学生がインターン先の地元企業と連携し、伝説が題材の「曽我物語」を元にした4コマ漫画の制作を進めている。物語で主人公となる曽我兄弟らが現代に生まれ変わる「転生モノ」に筋書きを変え、懐かしさを感じさせるポップなイラストで趣向を凝らし、地域おこしを目指している。 タイトルは「転生!SOGA BROTHER’s」。曽我兄弟が父の敵だった工藤祐経を追い詰めた際に富士山が噴火し、現代に舞台が突然移り変わる設定とした。現代で女性になった工藤に対し、兄弟が復讐(ふくしゅう)心とともに恋
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能登地震 支援を本格化 緊急援助隊 第2陣派遣 静岡県東部各消防本部
石川県能登地方を震源とする能登半島地震を受け、静岡県東部の市町などは4日、被災地支援への動きを本格化させた。救助活動や必要な水の確保に向け、職員を現地に派遣するとともに、義援金の受付も始まった。 地震が発生した1日夜から被災地に県緊急消防援助隊を派遣している県東部の各消防本部は4日、第1陣の隊員と交代して現地に入る第2陣の隊員を出発させた。予備燃料や追加の資機材、保温器具、非常食などを車両に積み込んだ。7日までの3日間、活動する。 第1陣の隊員8人が珠洲市で救助活動を行っている御殿場市・小山町広域行政組合消防本部は第2陣の消火部隊5人、後方支援部隊2人が被災地に向かった。現地でテントを
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富士宮野菜食べて 5日、福袋を販売 JA「う宮~な」
富士宮市外神のJAふじ伊豆ファーマーズマーケット「う宮~な」は5日午前8時半から、福袋を販売する。従業員が4日、「地元野菜をおいしく食べてほしい」との願いを込めて調味料などを福袋に詰めた。 福袋は限定200個を千円で販売する。ドレッシングや鍋つゆのほか、昨秋収穫した米で作った「う宮米せんべい」など2500円相当を入れた。 昨年は販売開始10分で売り切れたという。担当者は「年始のこの時期は富士宮産キャベツがおいしい。福袋に加え、地元の野菜も見に来てほしい」と話した。
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断水のかほく市へ 給水車と職員派遣 沼津市、富士宮市
沼津市と富士宮市は、断水が続く石川県かほく市にそれぞれ2トン給水車1台と職員2人を派遣した。6日まで現地で活動する。 沼津市役所で開かれた出発式で、水道サービス課主任配管技能士の鈴木文洋さんは「困っている皆さんに早く水を届けたい」と語り、給水車に乗り込んだ。富士宮市役所では水道工務課の久保田貴之主査が「被災した方々のために全力で活動する」と述べ、現地に向かった。 両市は日本水道協会県支部の依頼で派遣した。かほく市は市内の7割にあたる約9850世帯で断水しているという。
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能登地震義援金を受け付け 富士宮市、御殿場市
富士宮市は4日、義援金の受付を始め、市役所に義援金箱を設置した。浄財は市がとりまとめ、被災地の受け入れ態勢が整い次第送る。5日からは市役所出張所や交流センター、公民館などでも受け付ける。 御殿場市は5日から、市役所本庁舎1階の総合案内と各支所に募金箱を設置する。市役所総務課で直接の寄付も受け付ける。
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餅つき交流、父から受け継ぎ30年 静岡市の松村さん宅 4年ぶり再開
年の瀬が押し迫る30日、静岡市駿河区大谷の松村皐月さん(81)宅で地域住民を集めた年末恒例の餅つきが4年ぶりに開かれた。新型コロナウイルス禍の一時は親族のみだったが、5類に移行して初の年末に「全力再開」。皐月さんの父・久吉さん(故人)の思いが詰まった75年前の臼や杵(きね)を使い、親族と地域住民で威勢良くかけ声を響かせた。 臼と杵は戦時中に旧厚生省職員で中国・北京に派遣されていた久吉さんが戦後に帰国し、家を建てた75年前に購入したもの。「父は自分の建てた家に近所の人を呼んで餅をつくのが生きがいだった」と皐月さん。大谷の洋光台団地に新居を構えた1989年、父に倣って餅つきを始め、30年以上続
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迎春控え、道の駅「朝霧高原」にジャンボ門松設置 富士宮
富士宮市根原の道の駅「朝霧高原」は28日、恒例のジャンボ門松を正面玄関に設置した。年末年始の行楽客を出迎える準備が整った。 ジャンボ門松は高さ2・5メートルの竹を中心に、道の駅周辺の山林で採ったマツの葉や、ナンテンの赤い小さな実を飾った。 同施設は年明けから店内改装工事が始まり、3月下旬に地場野菜売り場などが拡充される予定。吉里正臣支配人は「施設が大きく変わる。来場者を精いっぱいもてなしたい」と話した。 (富士宮支局・国本啓志郎)
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高校生らがビジネスプラン 採算性のあるモデル構築 小山で発表会
静岡県内で起業や新規事業に挑む若手人材を対象とした育成プログラム「ジャパン・チャレンジャー・カレッジin静岡」(公益社団法人ジャパンチャレンジャープロジェクト主催)の成果発表会がこのほど、小山町で開かれた。 プログラム参加者は、同町内の起業を目指す人や富岳館高(富士宮市)の生徒、小山高1年生など5組。10月から約2カ月間で多彩な専門家や起業家から助言を受け、採算性のあるビジネスモデルの構築を進めた。発表会には大和システムクリエート(東京都)の駒木慎治代表取締役会長ら4人の専門家が参加し、事業プランに対してアドバイスを送った。 沼津市の地域おこし協力隊員として活動する今田隼輔さんは、市内に
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猪ギョーザを“旗揚げ” 頼朝公に由来、歴史資源生かす
飲食業のにしはらグループ(三島市)と加工品製造販売やホテル、レストラン経営などを手がける時之栖(御殿場市)が、源頼朝の旗揚げに由来した「頼朝公旗揚げ餃子(ギョーザ)」を共同開発した。県東部の歴史文化資源を生かした商品で、27日に発売した。 三島市で7~9月に開かれた商品プラン開発セミナー(静岡県など主催)で、2社と日本大国際関係学部の学生が考案した。伊豆に流された源頼朝が三嶋大社で源氏再興を目指し旗揚げした故事や、頼朝が富士山麓で行った「富士の巻狩り」の大猪(いのしし)退治のエピソードにちなみ、伊豆市産のイノシシ肉を使用したギョーザを新規開発した。 イノシシ肉は風味や甘みが豚肉に比べて
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名誉戻らぬまま 最期 公安・検察捜査「違法」判決 大川原化工機顧問 起訴取り消し前に 富士宮での生活 わずか 「うその自白」拒み続け
人生を懸けた仕事。うその自白などできるはずもなかった。東京地裁は27日、警視庁公安部や東京地検の捜査を違法と判断し、無実の罪を着せられかけた「大川原化工機」側への損害賠償を命じた。同社顧問で技術者だった相嶋静夫さんは長期勾留中にがんが見つかり、起訴取り消し前の2021年2月に亡くなった。逮捕から約11カ月。名誉が回復されないまま迎えた72歳の最期だった。 「みなさん元気ですか。じいじはあんまり元気ないけどがんばってるよ。早く元気になって、みんなに…会いたいです」。20年11月、相嶋さんはおえつをこらえ、言葉を絞り出した。孫へのビデオメッセージだった。 技術者として噴霧乾燥装置などの開発に携わ
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「捜査は違法」賠償命令 大川原化工機 訴訟 都と国に1.6億円
生物兵器製造に転用可能な装置を無許可で輸出したとする外為法違反罪などに問われ、後に起訴が取り消された横浜市都筑区の「大川原化工機」の大川原正明社長(74)らが東京都と国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、双方に計約1億6千万円の支払いを命じた。桃崎剛裁判長は大川原社長ら3人に対する警視庁公安部の逮捕を「根拠が欠如していた」と指摘し、東京地検の起訴も「必要な捜査を尽くさなかった」としていずれも違法とした。 審理は証人尋問に出廷した公安部員が事件を「捏造(ねつぞう)」と証言する異例の経過をたどった。冤罪(えんざい)に基づいて長期間の身柄拘束を受けた3人のうち1人は被告の立場のまま
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狩野派の富士山画を解く 元日から世界遺産センター企画展 富士宮
富士宮市の県富士山世界遺産センターは1月1日から、富士山の世界文化遺産登録10周年記念特別展「富士山 藝術の源泉」を始める。2月12日までの前後期制で、幕末から明治の動乱の時代に描かれた富士山画の意味を解き明かす。 前期展は江戸幕府御用絵師の狩野派が19世紀に手がけた富士山画11点が並ぶ。狩野董川中信の掛け軸「富士飛鶴図」は、14代将軍徳川家茂が米国ジェームズ・ブキャナン大統領に宛てた贈答品とされる。遣米使節団が携えた掛け軸10幅の一つで、松林から霊峰に向かって鶴が飛んでいる様子が表現されている。 狩野伊川院栄信と晴川院養信親子による「江戸城本丸等障壁画下絵」も並ぶ。将軍が寝起きして政務を執
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富士山信仰資料(富士宮)と木造千手観音像(焼津) 静岡県指定文化財答申 保護審議会
静岡県文化財保護審議会は25日までに、村山浅間神社(富士宮市)所有の富士山信仰関連資料と法華寺(焼津市)所有の木造千手観音菩薩(ぼさつ)立像を県指定文化財に指定するよう川勝平太知事に答申した。近く正式に指定される。 県文化財課によると、資料は戦国時代から明治時代初期までが中心の1030点。今川、武田、徳川、豊臣など当時の権力者から発給された古文書や、道者帳、先達免許状など富士山信仰に関する資料が残されている。これら資料から村山の聖域性や富士山信仰を担う集落としての姿を知ることができるという。 木造千手観音菩薩立像は秘仏で公開していない。制作時期は10世紀の平安時代とみられ、県内ではこれま
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中高年ライダー 静岡県内死亡事故相次ぐ 心は若くても… 体力自覚し安全運転を
若いころ二輪車に親しんだ中高年が再び乗るようになる「リターンライダー」が新型コロナウイルス禍をきっかけに増えた一方、中高年の死亡事故が県内で相次いでいる。今年発生したオートバイの死亡事故8件中6件は50~60代で単独事故が目立つ。事故が増える年末、県警や販売店は速度を控えた走行や防護ウエア着用を呼びかける。 10月上旬、静岡市駿河区の販売店「ホンダドリーム静岡」。静岡南署が店内への掲示を依頼したのは安全装備の徹底や安全運転を求める啓発チラシ。過去5年間のバイク事故死者の多くが頭や胸を損傷していたとして、チラシではヘルメットの顎ひもをしっかり締めることやエアバッグジャケットの着用を訴えた。
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富士宮・神田川遊歩道歩き初め 清流と富士山眺望改善
富士宮市宮町の「仮称・宮町神田川遊歩道」第1工区が完成し25日、供用を開始した。富士山本宮浅間大社と神田川に挟まれた土地が整備され、清流と富士山を望める景観が改善された。 同遊歩道は、旧宮町交番跡地から北の御手洗橋まで約90メートルの区間で市が整備している。第1工区は交番跡地から約50メートルで、幅約3メートルの石張り模様が描かれた歩道になった。世界遺産富士山を示す石柱や境内の案内看板は遊歩道南端に集めた。残りの第2工区は2024年度中に完成する予定。 整備前の同所は植木がまばらで大社駐車場からの富士山眺望に悪影響があった。植木がなくなって視界が広がったほか、神田川の両岸が歩けるようにな
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藤枝静男没後30年で特別展 曽宮一念の油彩画など並ぶ 藤枝市郷土博物館・文学館
藤枝市出身の作家藤枝静男(本名・勝見次郎、1907~93年)の没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」が1月28日まで、市郷土博物館・文学館で開かれている。藤枝静男が手がけた著書や原稿、富士宮市を拠点に活躍した洋画家曽宮一念(1893~1994年)の油彩画が並ぶ。 藤枝静男が藤枝市で過ごした小学生時代までの生活の様子が分かる写真と日記、野間文芸賞を受賞した「悲しいだけ」の直筆原稿などをそろえた。曽宮一念の作品は山や雲、虹の風景画を中心に、右目摘出手術を受けた直後の心象風景、絶筆と言われる富士宮市の「毛無山」が来場者の注目を集めている。 眼科医でもあった藤枝静男は、緑内障を患った曽宮一念
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富士宮のキャンプ場から出火 けが人なし 24日午後
24日午後0時25分ごろ、富士宮市麓のふもとっぱらキャンプ場から出火し、敷地内の下草約800平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。富士宮署などによると、利用客のたき火が飛び火したとみられる。同署が当時の状況などを調べている。
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脳性まひの畠山さん「自分を諦めないで」 富士宮で高校生に訴え
富士宮東高福祉科と富岳館高こども地域福祉系列の生徒有志が合同で22日、脳性まひの畠山亮夏さん(24)=大阪市西淀川区=と母織恵さん(44)を招いた講演会を富士宮市総合福祉会館で開いた。生活全般で介助が必要ながら各地で講演活動を行う亮夏さんは「自分を諦めないで」と、集まった高校生や福祉事業者に訴えた。 亮夏さんは生後9カ月で脳性まひと診断された。常に介助を受けるため一人でやり遂げた経験がなく、やりたいことが見つからなかったという。高校生の時に興味があることからひとまず挑戦するようにし、達成すれば自信がつき、できなければ「自分には合わないと分かった」と成長の糧にした。 織恵さんは初めての育児で重
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盲導犬への理解促進 ともしびに願い 富士宮・富士ハーネス「キャンドルナイト」
富士宮市人穴の日本盲導犬総合センター「富士ハーネス」は23日、キャンドルナイトを敷地内で開催し、盲導犬に対する理解促進を願った。 国内で実働する盲導犬836頭と同じ数のキャンドルに火をともした。柔らかな火の明かりには、盲導犬頭数の拡大や、目に障害のある人が暮らしやすい社会の実現を目指す思いが込められた。 県内外の盲導犬ユーザーや飼育ボランティアが集まり、写真撮影と交流を楽しんだ。地元吹奏楽団やピアノ奏者の演奏会も開かれ、落ち着いた雰囲気の会場で多くの犬が安らいでいた。
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記者コラム「清流」 自浄の約束がかすむ
富士宮市議会が、不祥事が相次ぎ政治倫理条例を定めてから1年以上が過ぎて初めて倫理研修を行った。「市民の信頼回復に向けて動き出した」という取材の見立ては早々に崩れた。 22人中6人が欠席。不祥事に関わった議員の姿もなかった。研修は学識経験者が地方議員の資質や住民の期待を2時間に渡って説明したが、不祥事は個人の問題とでも言いたげに目をつぶる議員、とがめられる境界線を知りたくて質問する議員、国政に話題を転換する議員の姿があった。 倫理条例は議会一丸となって自浄すると市民に約束するものではなかったのか。4月の選挙で有権者の投じた一票には、健全な議会を望む声もこめられていた。22人全員が市民13万
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登校見守り30年 保坂さんに感謝状 富士宮一中生徒会
富士宮市の富士宮一中生徒会は22日、交通安全指導員の保坂晋市さん(81)に感謝状を贈った。30年前から生徒の登校を見守る保坂さんに謝意を伝えた。 保坂さんは1993年から、校舎北側の交差点に立って小中学生の事故防止に取り組んでいる。長年の活動が認められ、本年度知事表彰を受けた。 同校で贈呈式が行われ、後期生徒会長の池上蓮さんが感謝状を手渡した。前期会長の中山羚梛さんは「ポケットから手を出して歩くように教えてもらい、転んだ時にけがをしなかった」とお礼を伝えた。保坂さんは「皆さんの元気なあいさつがやりがい。来年も事故なく会おう」と笑顔を見せた。
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⚽清水エスパルス吉田選手 母校・富士根南中で交流 「努力続けて夢に近づく」
サッカーJ2清水エスパルスの吉田豊選手(33)=富士宮市出身=が21日、母校の富士根南中を訪ね、全てのことに100%の力で取り組むことの大切さを全校生徒619人に伝えた。 吉田選手は勉強が苦手だったと中学生時代を振り返った。それでも、授業は集中して受ける姿勢を貫き、何事にも手を抜かない癖を身につけたと話した。学校での集団生活がチームスポーツであるサッカーでも役立っているといい、同級生の話を聞き、協力し合うことを勧めた。 将来の夢を探している生徒たちに対して吉田選手は「夢をかなえる絶対の方法はないけれど、努力を続ければ夢に必ず近づける」とエールを送った。3年の宝金陽向さん(15)は「全ての
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富士宮信金職員 倫理観磨く 着服不祥事受け研修
富士宮信用金庫は18日、コンプライアンス研修を同信金本部で実施した。役員と課長級以上の管理職計48人が金融機関に求められる倫理を学んだ。 同信金は3月、顧客複数人の現金計約3千万円を着服したとして、入職して間もない職員を懲戒解雇した。講師に招かれた大東京信用組合参与で元九州財務局長の川瀬透氏は、信金のような協同組織金融機関は顧客との距離の近さに落とし穴があると指摘した。親近感ゆえに業務に甘えが生じないか常に自戒する必要性を伝えた。 川瀬氏は不祥事後の対応について、組織の信頼低下を防ぐため、顧客への対応と世間に対する説明を同時に素早く行う態勢の強化を求めた。
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社明運動作文審査 優秀作9人を表彰 富士宮
社会を明るくする運動富士宮市作文コンテストの表彰式が20日、市役所で行われ、優秀作品に選ばれた小中学生9人を表彰した。 コンテストには市内の小中学生から計1957点の作文が寄せられた。9人には、市推進委員長の須藤秀忠市長から表彰状が贈られた。 富士宮四中3年井出颯華さんの「私にできること」は、県の審査でも優秀賞に選ばれた。井出さんは、再犯防止は本人の意識だけでは難しいと主張した。更生中の人に対する差別や偏見をなくし、社会復帰を地域全体で応援する環境づくりの必要性をつづった。 このほかの入賞者は次の通り。 佐藤瑚太郎(大宮小1)望月楓央(稲子小2)深谷馨音(上井出小3)山内優輝(人穴小4)伊藤
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米姉妹都市訪問へ 富士宮市関係者ら結団式
富士宮市と富士宮国際姉妹都市協会は18日、姉妹都市の米国カリフォルニア州サンタモニカ市に派遣する親善訪問団の結団式を市役所で開いた。 訪問団は市関係者と協会役員のほか、役員の家族を含む公募市民の計25人で構成する。1月18日から22日までの日程で、サンタモニカ市とロサンゼルス市を観光する。 姉妹都市提携は2025年に50周年を迎える。今回の訪問で記念事業について協議も行う。
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富士山麓の暮らし紹介 富士宮・世界遺産センター、常設展一部変更
富士宮市の県富士山世界遺産センターは19日までに、常設展を一部変更した。富士山の恩恵を受ける麓の暮らしを紹介する。 3階の「受け継ぐ山」コーナーに、画像を立体的に見られる機械を設置した。赤色と青色の眼鏡を通して画像を見ると、1900年前後に撮影された富士登山の様子などが3Dで楽しめる。 富士山の湧水を生かし現代にも息づく産業も取り上げ、茶業や製紙業、養鱒業の写真を展示した。 同センターの井上卓哉准教授(民俗学・文化人類学)は「明治から昭和初期にかけて人々が富士山をどう見ていたのか紹介する」と話した。
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地域安全へカレンダー 富士宮防犯協など製作
富士宮防犯協会と富士宮署、富士宮地区職域防犯協会は、2024年版の地域安全カレンダーを500部製作した=写真=。 各月に防犯イラストコンクールの入賞作品や、3者による防犯啓発活動の写真を載せた。自転車の3カ所施錠「富士3ロック」や詐欺被害防止を呼びかける。 カレンダーはA5判で卓上に置ける仕様。富士宮市内の学校などに配るほか、希望者には同署で渡す。
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富士宮市でクマ目撃情報
17日午前9時20分ごろ、富士宮市内房で体長1メートルほどのクマ1頭を目撃したとの情報が市に寄せられた。人的被害は確認されていない。 内房での目撃情報は11月20日以来。山と富士川に挟まれた場所で近くには集落があり、クマは山の中に移動したとみられる。 ▶ビジュアルニュース「アーバン・ベア クマ被害多発」
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商店街巡りは黒板から 富士宮 営業時間やイベント 随時更新 東洋大がプロジェクト
富士宮市の駅前通り商店街で、東洋大国際観光学部の学生が商店街の活性化実験「富士宮まちなか黒板プロジェクト」を実施している。各店舗の営業情報などを1枚の黒板にまとめ、消費者の利便性向上に効果があるか検証する。 黒板はJR富士宮駅北口に近い「フジサンマルマルシェ」入り口に設置した。商店街各店舗は事前に配られたホワイトボードに、直近の営業時間やイベント情報などを書き込み黒板に掲示した。休業日の変更など急きょ決まった情報も随時更新していて、買い物客が最新情報を確認しに立ち寄っている。 商店街の活性化をテーマに据えた研究は、同市出身の佐野浩祥教授(都市工学)のゼミで2019年から実施している。黒板プロ
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ジヤトコ掛川工場、2025年に閉鎖 小型車CVT生産、富士へ
ジヤトコ(富士市)は2024年7月、掛川市淡陽の掛川工場の生産業務を終了し、25年3月に閉鎖する。掛川工場が手がける小型ガソリン車用無段変速機(CVT)の生産機能は富士の工場へ移す。電気自動車(EV)用電動パワートレインの量産体制を築く中で、生産拠点の集約を図る。15日、関係者への取材で分かった。 富士でのCVTの生産は24年11月に始める。掛川工場の生産業務終了後、従業員約140人の多くは富士工場に移る見通しという。約9万6千平方メートルの敷地と建物の扱いは未定。 国内の生産拠点は富士をはじめ、蒲原(静岡市清水区)、富士宮(富士宮市)、南丹(京都府)の4カ所になる。同社はモーターや減速
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受刑米兵、身柄引き渡し 21年富士宮で3人死傷事故
【ワシントン共同】富士宮市で2021年5月に3人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年の判決を受けた米海軍兵(35)の身柄が米側に引き渡され、移送されたことが分かった。米メディアが14日報じた。 受刑者の家族も14日、フェイスブックの投稿で「米国に戻る途中だ」と明らかにした。米議会の一部から不当な拘束だとして早期移送を求める声が上がり、バイデン大統領も関係部局に対応を指示。日米両政府が協議していた。 ニューヨーク・タイムズ紙は米当局者の話として、日米間の取り決めに従って受刑者が米国内で服役を続けるとみられると伝えた。 アルコニス受刑者は横須賀基地に所属して
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市街地に1棟貸し宿泊施設 富士宮に来年開業 関係人口創出へ
富士市のリビングディー(旧第一建設)が、富士宮市宮町に1棟貸し宿泊施設「ムクテンシャ」を建設し来年開業する。首都圏をターゲットに富士宮の中心市街地で過ごす良さを発信し、将来的な移住や関係人口の創出を図る。15日に関係者向け内覧会を実施した。 施設は2階建てで、国産の天然一枚板で作られたインテリアをそろえた。1泊1組を原則とし、4人ほどでの利用を想定する。日中はギャラリーや企画会場として一般に貸し出す。 県富士山世界遺産センターの北側に位置し、中心市街地散策の利便性が高い。後藤昇社長は「中心市街地に建設できたことが大きい。商店街リノベーションの参考事例としての在り方を考えていく」と話した。 宿
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母親ライター7人誕生 富士宮 育児に役立つ情報発信へ
子育て中の母親が富士宮市内の魅力を取材し発信する「ハハラッチ」8期生7人の養成講座修了式が14日、市役所で開かれた。7人は独自の視点で子育て世代に役立つ情報を広める決意を新たにした。 7人は9月から全7回の講座を受け、写真の撮り方や執筆のこつを学んできた。修了式で須藤秀忠市長からハハラッチの腕章と名刺を受け取った。 ハハラッチは同市のNPO法人母力向上委員会と市が実施していて、取材事項はイチオシグルメやお出かけスポットなど多岐にわたる。ライターは7人を加えて計55人になった。8期生は「母親だからこそ書ける記事を目指したい」などと意気込んだ。
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攻めの相撲 磨き合い躍進 全国小学生大会 岩上君V、角君3位 富士宮倶楽部同門 準決勝で激突
東京・両国国技館でこのほど開かれた「全日本小学生相撲優勝大会」4年生以下の部で、富士市鷹岡小4年の岩上毘優雅[ひゅうが]君(10)が優勝し、富士宮市富丘小4年の角隼斗君(10)が3位に入賞した。2人とも富士宮市すもう倶楽部で幼児の頃から鍛錬を重ね、同じ土俵で培った「押し勝つ相撲」で好成績を勝ち取った。 2人は上位候補と期待されて大会に臨んだ。岩上君は165センチ、100キロの恵まれた体で同世代を圧倒。角君も148センチ、82キロと全国でも指折りの体格を生かしつつ、土俵際で強さを発揮した。互いに順当に勝ち進み、準決勝で対戦。手の内を知り尽くした同士の一番は、先にまわしを取った岩上君に軍配が上が
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富士山女子駅伝 記念グッズでおもてなし 富士、富士宮の魅力アピール
富士、富士宮両市は、30日に両市を舞台に開催される「富士山女子駅伝」の記念グッズをそれぞれ用意した。両市のマスコットキャラクターをあしらったバッグやキーホルダーが、ゴール地点の富士市総合運動公園陸上競技場で販売される。開催11年目にして、全国から集まる駅伝ファンを迎え入れる態勢が充実してきた。 富士宮市は、市のキャラクター「さくやちゃん」が肩にたすきをした限定デザインを作り、トートバッグやブランケット、日本酒のラベルなどに採用した。同競技場では記念包装のトイレ紙などを約千個、無料配布するほか、富士山柄のパイロン「富士山コーン」の高さ1・8メートルの駅伝巨大版を設置して観客を出迎える。 富士市
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石綿被害の1133事業所 厚労省が公表 静岡県内は30事業所
厚生労働省は13日、アスベスト(石綿)が原因の疾患で2022年度に労災認定された人や、特別遺族給付金の対象となった人が働いていた全国1133事業所の名称や所在地、従事した作業内容を公表した。このうち新たに公表されたのは860事業所。同省のホームページで閲覧できる。 石綿による肺がんや中皮腫は、発症まで数十年の潜伏期間がある。厚労省は該当事業所での勤務経験者や周辺住民に健康状態を確認してもらうため、毎年公表している。22年度の労災認定は1140件で、労災の時効5年を超えた場合の石綿救済法に基づく特別遺族給付金の支給決定は170件だった。 厚労省が14、15日の午前10時~午後5時に設置する
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定年後再雇用 脱「賃下げ」の兆し 静岡県内企業、評価導入「生涯現役制」も 【70歳の壁 シニア雇用を考える】
定年後の再雇用で「同じ仕事なのに収入が急減した」と不満を抱えるシニア層が多い中、定年後も人事評価制度を整えてシニアの賃金にメリハリを付けたり、賃金を維持したりする企業が県内で注目されている。「同一労働同一賃金」を徹底する企業は、深刻な人手不足でも優秀なシニア人材の確保につながっているという。 「若い社員より仕事ができ、業績はわれわれベテランの方が良い。定年はエージ(年齢)ハラスメントでは…」。今春までサービス業の会社に勤めた静岡市葵区の66歳男性がぼやいた。 60歳で定年を迎えた後も営業職として再雇用で5年間働いた。定年前の月収は40万~50万円だったのに再雇用時は18万
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優秀賞に3団体 県コミュニティ活動
静岡県コミュニティづくり推進協議会はこのほど、潤いや活力のある地域づくりに取り組んでいる団体に贈る「コミュニティ活動賞」の受賞団体を発表した。最高賞の優秀賞には松野地区まちづくり協議会(富士市)と青木平区自治会(富士宮市)、「かわねふるさと応援隊KiTeGo」(川根本町)の3団体が輝いた。 県内の9市1町から12団体の応募があった。松野地区まちづくり協議会は、地域住民にアンケートを実施し、日曜朝市や親子で運動する場の提供など住民のニーズに応じた活動を展開した。青木平区自治会は「10年・20年先も住んでみたい青木平」を合言葉に、住民の高齢化に備えて地域の階段に手すりを設置するなどインフラ整備を
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SDGs取り組み浸透 東部市町で官民 富士は国から表彰
静岡県東部の市町で官民によるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが加速している。富士市は地元金融機関などと各自の役割分担を示したプラットフォームを形成、沼津市と長泉町は推進企業・団体の活動の進捗(しんちょく)を発信する「見える化」を採用。富士市は先月、内閣府から県内で唯一表彰されるなど活動が評価されつつある。 同市は昨年、「SDGs共想・共創プラットフォーム」を発足。推進企業の登録、マッチングや金融支援など取り組み段階に応じたサポート体制と役割の明確化、富士信用金庫をはじめ金融や教育機関、商工団体など21社・団体による「応援団」構築といった独自の試みを進める。昨年度始動した「SNSによ
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林業と漁業関係者 環境保全へ課題共有 富士で交流会
富士森林組合と田子の浦漁業協同組合の交流会がこのほど、田子の浦漁港周辺で行われ、参加者約30人が地域の環境保全に向けた取り組みや課題を共有した。 交流事業は3月、富士宮市の山林で漁協関係者が土砂の流出を防ぐ土留め柵作りなどを実践し、今回は会場を移して実施した。森林組合の参加者は漁船で港周辺を巡り、沿岸部に見られる木材やプラスチックごみなどの堆積物を確認した。漁協関係者からシラス漁の方法や特徴などについて説明を聞いた。 意見交換では、森と海のつながりを示す解説動画で理解を深めた。参加者は「温暖化の影響など業界の変化はあるか」「後継者や担い手の問題は」などと質疑を交わした。
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富士宮・朝霧ジャンボリーオート 富士山眺望、ゴルフ魅力【キャンプ場だより】
雄大な富士山の西麓に位置する朝霧高原の一角で、日本有数の広さを誇るフリーサイトのオートキャンプ場です。AC電源サイトやプレミアムサイトもあり、本格的キャンプからお手軽デイキャンプまで気軽に楽しめる環境となっています。 各サイトからの富士山の眺望は必見です。水道水は地下180メートルからくみ上げた「天然バナジウム」が豊富に含まれる富士山の湧き水で、安心してご飲用になれます。同じ敷地にはショート18ホールのゴルフ場もあり、初心者の方でも気軽にラウンドできます。 これからは、たき火のシーズンとなります。大自然に囲まれながらたき火の炎で癒やされ、夜は満天の星をお楽しみください。冬季はかなり冷え込
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静岡県内66施設で学級、学年、学校閉鎖 インフルエンザ
静岡県は12日、県内の高校、小中学校、幼稚園、特別支援学校66施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計1285人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖を行ったと発表した。浜松市北区の中学校は患者数が81人となり、学校閉鎖した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市1施設17人、沼津市1施設21人、三島市3施設31人、裾野市2施設40人、伊豆市1施設7人、伊豆の国市2施設42人、清水町1施設12人、長泉町1施設13人、富士市5施設117人、富士宮市2施設66人、静岡市清水区2施設22人、同市葵区5施設148人、同市駿河区1施設11人、島田市1施設29人、焼津市3施設35人、
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体調不良者向けに年末年始電話相談 富士宮市
富士宮市は12日、体調不良者向けに電話相談窓口「市年末年始発熱等相談窓口」を開設すると発表した。受診可能な医療機関の紹介などを行う。 発熱等相談窓口は29日~1月3日まで開設し、午前9時~午後9時まで受け付ける。電話番号は市新型コロナ支援相談窓口と同じ<電0544(22)1250>を使う。 窓口では症状などを聞き取り、程度に応じて救急医療センターなどを紹介する。自己検査キットの使い方も案内し、陽性だった場合には受診の必要性も相談に乗る。市は新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行する可能性に備え、2年連続で年末年始電話窓口の開設を決めた。
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議員の資質、倫理を確認 富士宮市議会 条例制定後、初研修
2021年に不祥事が相次いで発覚した富士宮市議会は12日、政治倫理研修を受講した。市議会議員政治倫理条例を22年に制定して以降初めての開催で、議員22人中16人が議員に求められる資質や禁止事項に理解を深めた。 広瀬行政研究所(東京都)の広瀬和彦代表が、議員活動に関わる法令や他自治体の倫理条例を紹介した。立場を利用して不適切な利益を得る贈収賄や、行政職員の人事に介入してはならないなどと説明した。機密情報をSNSで発信して問題になった最近の事例も挙げ、情報の扱い方に注意を促した。 市議会は21年5月に県迷惑防止条例違反容疑で1人が逮捕され、同年9月は議長選に絡む贈賄申し込み事件で2人が摘発さ
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中小積極支援など富士宮市長に要望 連合、労福協
連合静岡富士・富士宮地域協議会と富士宮地区労働者福祉協議会は12日、それぞれ富士宮市政に対する要望書を須藤秀忠市長に提出した。 連合は、中小企業が原材料やエネルギー価格の高騰に加えて新型コロナウイルス関連融資の返済に追われていると訴え、総合支援窓口事業「ビジネスコネクトふじのみや」の積極的支援を求めた。 労福協は、移動図書館サービスの在り方検討や不登校の児童・生徒の対策支援の充実などを求めた。 市は後日、正式に文書で回答する。
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大鳥居 きれいに 富士宮・浅間大社
東京電力パワーグリッド富士支社(富士市)はこのほど、富士宮市の富士山本宮浅間大社で清掃活動を実施した。電柱や電線の保守点検に使う高所作業車で大鳥居の汚れを落とした。 高所作業車2台から作業員が、人の手が届かない高さ10メートルほどの鳥居の上部に高圧洗浄機で水を吹きつけ、こびりついた1年間の汚れを洗い流した。駐車場の落ち葉拾いや灯籠の水拭きにも取り組んだ。 浅間大社は初詣や年末の富士山女子駅伝で多くの参拝者が見込まれ、同社は約40年前から清掃を続けている。鳥居の洗浄を担当した土屋魁生さん(26)は「気持ちよく年末年始を迎えてもらえるように丁寧に掃除した」と話した。
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12月30日、富士山女子駅伝 24チーム出場
全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の実行委員会は11日、富士、富士宮市内で12月30日に行う同駅伝の概要を発表した。24チームが出場し、7区間43・4キロを走る。6連覇を狙う名城大を中心に優勝争いが予想される。 10月の全日本大学女子駅伝上位12校のほか、選手7人の今季5000メートルの記録合計が速い10チーム、さらに全国8地区の学連から選ばれた全日本大学選抜、静岡県内出身・在学者で構成する県学生選抜が出走する。 1万メートル日本歴代3位の記録を持つ不破聖衣来(拓大3)はけがから復帰し出場を予定。県勢は現状、昨年の大会で3区の区間最高記録を出した米沢奈々香(名城大2、浜松北浜中出)
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でこぼこ和紙で卒業証書 富士宮・白糸小児童 手すきに挑戦
富士宮市の白糸小6年生11人は11日、卒業証書に使う和紙を手作りした。自ら手がけた唯一無二の卒業証書を受け取る日を楽しみに、慎重に作業を進めた。 児童は同市上柚野の内藤恒雄手漉(す)き和紙記念館で伝統技法に挑戦した。原料のミツマタを富士山伏流水で溶いた液体を、すき槽から簀桁(すげた)で丁寧にすくった。駿河半紙技術研究会長の内藤恒雄さん(75)から手ほどきを受け、全体が均一になるように簀桁を前後左右に振った。 すいた和紙は乾燥させた後に名前を印刷し、3月19日の卒業式で児童が手にする。赤池萌愛さん(12)は「少しでこぼこが残ったけれど、世界に1枚しかない証書が楽しみ」と話した。 白糸地区
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新年に備え大しめ縄 富士宮 浅間大社奉納へ有志が作業
富士宮市北部の住民有志でつくる「浅間大社大しめ縄奉賛会」は新年に向けて10日、富士山本宮浅間大社本殿に取り付ける全長約3・6メートル、直径約1メートルの大しめ縄づくりに同市の西富士中で取り組んだ。24日に奉納する。 奉賛会や地元住民ら30人が、直径30センチほどのわらの束三つを編んだ。「よいしょ」のかけ声で息を合わせ、束がほつれないように力いっぱいひねり込んだ。金づちでたたいて束同士の隙間を埋め、来年1年間維持できる強度に仕上げた。同会の富田貴智代表(45)は「今年も大変な作業だったが、例年通りの出来栄えになった」と話した。 24日は市内の各浅間神社にもしめ縄を奉納する。
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霊峰背に輝く冬の大輪 富士宮・田貫湖まつり 大小花火1000発
富士宮市の田貫湖で9日、「第8回田貫湖まつり」が開かれた。湖畔から花火を打ち上げ、冬の夜空を明るく彩った。 大小千発の花火が湖の東側で打ち上げられた。西側には多くの観客が夕方から陣取り、富士山を背景に湖面に映る大輪を写真に収めた。 まつりは市北部地域の活性化を狙って開いた。北側のテントサイトには19店舗の飲食店が並び、温かい食事を取りながら談笑する来場者でにぎわった。地元バンドや和太鼓の演奏も繰り広げられ、山間部が盛り上がりを見せた。(富士宮支局・国本啓志郎)
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富士宮市に73万円 明治安田生命沼津支社
明治安田生命沼津支社はこのほど、富士宮市に73万円を寄付した。 寄付金には、地域の元気プロジェクトとして社員から寄せられた善意も含まれる。市社会福祉施設整備基金に積み立てられ、児童館の改修などに充てる。 松尾洋支社長らが市役所を訪ね、須藤秀忠市長に目録を手渡した。
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7議案可決し閉会 富士宮市議会
富士宮市議会11月定例会は8日、最終本会議を開き、公共施設の指定管理者指定6件と、追加提出された2023年度一般会計補正予算案の計7議案を原案通り可決して閉会した。 補正予算案は、住民税非課税世帯に7万円を支給する臨時特別給付金の事業費8億7100万円を計上した。 同日は4氏による一般質問も行った。
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静岡人インタビュー「この人」 電話応対コンクール全国大会で優秀賞に輝いた 望月優花さん(富士宮市)
全国の約6300人が出場した日本電信電話ユーザ協会主催のコンクールで、57人が頂点を競った全国大会に出場。優秀賞は、優勝、準優勝に次ぐ18人に贈られた。建設システム(富士市)勤務。39歳。 ―コンクールを振り返って。 「入社当時、電話応対する専門部署に配属され、研修の一環で挑戦が始まった。その後も毎年エントリーして、県大会で入賞することはあった。全国大会まで進んだのは初めて。トップバッターだったので緊張したが、これまでの積み重ねが結果になったようでうれしい」 ―どのような準備を。 「コンクールはさまざまな状況での応対を3分間で実践する形で行われる。今年は食事の宅配サービスを提供する会
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ホテル新設補助金 利用ゼロ 富士宮市 創設10年、要件緩和へ
富士宮市は6日の市議会11月定例会一般質問で、市ホテル新設事業補助金制度が創設以来10年間、利用されていないことを明らかにした。交付要件のバンケットルーム(宴会場)設置などが制度利用を難しくしているとみられ、市は要件を緩和する姿勢を示した。鈴木弘氏(至誠)への答弁。 交付要件は、国際観光ホテル整備法に登録したホテルで、客室が120部屋以上あり、宿泊者以外も使えるレストランと宴会場を完備する必要がある。客室面積がシングル9平方メートル以上、その他(ツインなど)13平方メートル以上の部屋が半数以上を占めることも定められている。条件をクリアすれば、固定資産税と都市計画税の相当額を最大7年間、還元を
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初詣客守れ テロ対策訓練 富士宮の浅間大社 警察、消防と連携し初
富士宮市の富士山本宮浅間大社と富士宮署、市消防本部は5日、同大社で初めてテロ対策訓練を実施した。本殿前で参拝者に硫化水素がまかれた想定で避難誘導と除染、犯人逮捕の流れを確認し、初詣の大混雑を前に連携を強化した。 訓練は液体の入ったポリタンクを持った男が境内に入って始まった。参拝者2人が液体を浴びて倒れ、周囲の人々が体調不良を訴えると、神社職員が警察と消防に通報した。危険物の詳細が不明のため、他の参拝者が一帯に近づかないように誘導した。 消防は散布現場から離れた祈祷殿前に救護所を開設。防護服を着た隊員が近づいて薬品を硫化水素と特定し、負傷者を運び出して除染した。警察は犯人の特徴を神社職員に聞き
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富士宮で子グマ目撃情報
4日午後10時半ごろ、富士宮市杉田で道路を歩いている子グマ1頭を目撃したとの情報が市に寄せられた。人的被害は確認されていない。目撃現場は山に近く、住宅や幼稚園がある。子グマは工場敷地内に移動したというが、その後は目撃されていない。 ▶ビジュアルニュース「アーバン・ベア クマ被害多発」
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博物館計画策定 先送り 富士宮市 収蔵施設整備を優先
富士宮市は5日の市議会11月定例会一般質問で、長年議論が続いている仮称・郷土史博物館の基本計画策定に関する予算を来年度も計上しない方針を明らかにした。当局は博物館事業に対する市民の不安解消などに時間が必要と判断し、喫緊の課題である収蔵施設の整備を優先する。近藤千鶴氏(キセキ)への答弁。 当初の博物館構想では2023年度に基本計画に着手する予定だったが1年据え置いていた。規模や費用など、市民の理解を得られる施設になるように再考するため、24年度の予算計上は見送る。 一方で、現在文化財を保管している市埋蔵文化財センター(同市長貫)は浸水想定区域にあり、雨漏りなど老朽化が進む。植松宏幸教育部長は「
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出身地富士宮 誇りに思いたい 市長と若者代表が意見交換
富士宮市教育委員会はこのほど、本年度20歳を迎える若者と須藤秀忠市長の意見交換会を市役所で開いた。市内全13中学校区の代表者が20歳の節目に思う将来展望や故郷への要望を語った。 1月に予定する「二十歳を祝う集い」を前に、県内外の大学や企業で尽力する13人が近況を報告。「自分と向き合って将来を考える1年にしたい」「責任を持って行動したい」と意気込んだ。富士宮出身であることを誇りに思いたいとの意見が多く、市民が楽しめる行事の拡大や観光地としての全国的な認知度向上を求める声もあった。 須藤市長は現行政策と市政の将来像を語った。
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富士山噴火、情報提供円滑に 関係機関が富士宮で調査訓練
富士山の噴火による土砂災害情報を提供するための緊急調査訓練が4日、富士宮市の富士砂防事務所で行われ、国土交通省中部地方整備局など関係機関の担当者らが、静岡、山梨の両県などへの被害を念頭に連携体制を確認した。 広域に影響を及ぼす降灰を想定し、堆積した火山灰で土石流が発生する状況への対応を話し合った。中部、関東の両地方整備局と富士、富士川の両砂防事務所、国交省砂防計画課の担当者ら25人が参加し、自治体への通知や市民への周知で必要な調整事項や役割分担などに理解を深めた。 参加者は小グループに分かれ、噴煙の様子や各事務所の被害状況など示された条件に沿って対応を報告し合った。噴火の発生から調査の実
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目指せ“日本一遅い”新そば 南伊豆で取り組み本格化 11月下旬収穫、1月提供へ
伊豆半島最南端の南伊豆町で、ソバ作りに取り組む人たちがいる。標ぼうするのは、「収穫が日本一遅い秋の新そば」。数年の構想を経てようやく今年から着手した。関係者は「町内の伊勢エビに対抗し、気軽に食べられる名物にしたい」と見据える。 10月中旬の同町下小野。高さ50センチほどに育ち、花を咲かせ始めた約200平方メートルのソバ畑が秋風にそよいでいた。「夏に試しに育てた時よりずっといい。丈も高いし、茎も太い」。地元の農業生産法人代表の石川憲一さん(71)が充実感をにじませた。 ソバ栽培に取り組むのは石川さんと、同町下賀茂の「蕎麦切り明日葉」店主の団之原栄介さん(53)ら。2、3年前から構想してい
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コンビニ強盗備え 富士宮署が訓練 市内で事件受け
10月13日に富士宮市内のコンビニで発生した強盗事件を受け、富士宮署はこのほど、強盗対処訓練を同市のファミリーマート富士宮山宮店で実施した。強盗犯との接し方や通報までの流れを確認した。 来店した男がレジにいた店員に刃物を突きつけ、現金を奪って逃走する想定で行った。男にレジカウンター内に侵入されて店員の対応が遅れる場面があり、佐野三隆店長は「簡単に入れないようカウンターの扉を工夫したい」と話した。 同署の担当者は記憶するべき犯人の特徴について、着替えが可能な服装ではなく、体格や顔つきなどに注意するように呼びかけた。
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自転車全国V報告 渡井君(富丘小6)、富士宮市長を訪問
三重県四日市市で開かれた全国ジュニア自転車競技大会小学4~6年生男子の部で優勝した富士宮市富丘小6年の渡井健太君(12)がこのほど、市役所に須藤秀忠市長を訪ね、喜びを語った。 レースは起伏に富んだ8・8キロのコースで、混戦が繰り広げられた。登り坂が得意という渡井君は序盤から先頭集団で全体を引っ張り、最終コーナーで加速し1位に抜け出した。 渡井君は昨年も同大会に出場し、12位で涙をのんだ。リベンジを誓って早朝からトレーニングに励んだといい「4時に起きるのが大変だけれど、結果につながってうれしい」と笑顔を見せた。
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大自在(12月4日)オウムバザー
興味半分や見学気分で訪れた人もいた。富士宮市のオウム真理教富士山総本部では1996年12月に開催された教団所有の備品の販売会。「オウムバザー」とも呼ばれた。東京地裁から破産宣告を受けた教団の財産の売上金を、地下鉄サリン事件などの被害者の賠償に充当する目的だった。 主催者は破産管財人。信者が去った総本部に電化製品、ワープロ、工具、事務用品などが並び、一般の来場者が買い求めた。「目玉商品」としてラジカセが山積みされていた光景が記憶に残っている。 地下鉄サリン事件から9カ月後の95年12月、宗教法人法に基づく教団の解散命令が決定し、教団資産の管理は清算人に委ねられた。その後、破産が決まり、財産
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川柳のテーマは「アスルクラロ」 沼津で表彰式 最優秀5作品発表
サッカーJ3アスルクラロ沼津にちなんだ「アスルクラロ川柳」(アスルクラロ沼津、第一生命沼津支社共催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式が2日、沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で開かれた。 7月30日から10月1日まで募集し、191句の応募があった。入選した20句のうち、5部門で最優秀作品を選んだ。 最優秀の受賞者と句は次の通り。 静岡新聞社・静岡放送賞 山本とく江(沼津市)勝った日は会話が多し老夫婦▽第一生命賞 増尾有司(富士宮市)愛鷹のフィールド揺らす青い波▽アスルクラロ賞 岡部景三(富士市)口ずさむ鼻歌までもが応援歌▽臼井国際産業賞 鈴木虎徹(長泉町)しょうらいはアスルクラロでとくてんお
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地域防災の日 救護所で診るポイントは 富士宮市医師会 トリアージの流れ解説
「地域防災の日」の3日、県東部でも各地で大規模災害を想定した訓練が行われた。参加者は人命救助や被災者支援の流れを確かめ、有事に備えた。2日深夜にフィリピン付近で発生した地震の影響で太平洋沿岸部に津波注意報が発表されたため、訓練を中止した市町もあった。 富士宮市の北山中では、市医師会が治療の優先度を判定するトリアージの流れを住民らに説明。やけどや骨折といった症状の患者が救護所に運び込まれた想定で、医師が診るポイントを解説した。出血の有無や痛みの具合などを確認し、搬送の必要性を決めた。 医師は来場者に対して「持病や服用中の薬の名前を言えるようにしておくと、素早い処置が可能になる」と呼びかけた。
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富士宮市 渡辺選手(山梨学院高3年)7人抜き【市町対抗駅伝】
序盤は出遅れた富士宮市だったが、最長5区の渡辺莉玖選手(17)=山梨学院高3年=の7人抜きなどで盛り返し、市の部13位でゴールした。 名門の同校駅伝部で主将を務める渡辺選手は「市町対抗駅伝でもチームを引っ張る覚悟が芽生えていた」と話す。大会前に佐野友信監督(59)に「自分が順位を引き上げます」と宣言。有言実行の快走で、24日の全国高校駅伝に向けて弾みをつけた。 佐野監督は「チームの底力を見せられた。これをベースに上の順位を目指したい」と来年を見据えた。
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富士正酒造 民事再生法申請 沓間水産の100%子会社に
1866年創業の富士正酒造(富士宮市)は1日、民事再生法の適用を静岡地裁に申請した。負債総額は約4億円。県内外ですし店「沼津魚がし鮨」を運営する沓間水産(裾野市)の100%子会社となり、同社の支援下で事業継続と財務改善を図る予定。 富士正酒造は1956年に合資会社として法人化し、日本酒の「富士正」「げんこつ」などが主力製品。2013年に富士宮市の「あさぎりフードパーク」に本社を移転して醸造所や自社店舗を運営していたが、設備投資の負担と新型コロナウイルス禍における売り上げの減少が響いた。22年9月期の売上高は1億3300万円。 関係者によると、同社の全事業と従業員は来年3月に沓間水産の傘下
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富士山5合目施設 早期整備など要望 富士宮市長、知事に
富士宮市の須藤秀忠市長は11月29日、静岡県庁を訪ね、富士山富士宮口5合目の来訪者施設の早期整備と県猪之頭公園の再整備を求める要望書を川勝平太知事に提出した。 5合目の来訪者施設は焼失したレストハウス東側の斜面で検討されている。要望書では焼失跡地に建設場所を見直した上での早期着工を求めた。 県猪之頭公園は設備の老朽化が進む。再整備にあたり、地下水など水質に影響が出ないように配慮を要望した。
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富士宮万引き非行防止標語・ポスター 最優秀児童、生徒を表彰
富士宮市万引き非行防止標語・ポスターコンクールの表彰式がこのほど、市役所で開かれ、最優秀賞と優秀賞に選ばれた児童生徒に池谷真徳教育長から賞状が贈られた。 市内の小中高校から標語に3447人、ポスターに232人の応募があった。軽い気持ちで万引をしてしまうと大きな代償を払わなければならないことを、言葉と絵で表現した力作が集まった。 年代別に最優秀賞は4点、優秀賞は8点が選ばれた。入賞作品を基に啓発ポスターを作成して市内に配布する予定。 最優秀賞は次の通り。 標語 渡辺美織(富丘小1)佐藤綾音(富士根南小6)稲葉祐乃(富士宮三中3)小沢莉緒花(富士宮高等専修学校1)▽ポスター 佐々木駿(東小2)畑
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富士宮「ビブリオバトル」 渡辺さん(黒田小6)清さん(芝川中3) チャンプ本に選出
書評合戦「ビブリオバトル富士宮大会」がこのほど、富士宮市総合福祉会館で開かれ、最も読みたくなった「チャンプ本」に黒田小6年の渡辺南碧さんと芝川中3年の清美智花さんが選ばれた。 小学生の部に4人、中学生の部に5人が出場してお薦めの1冊を紹介した。出場者は、あらすじや登場人物の性格などを3~5分で紹介した。 渡辺さんは動物紹介本「わけあって絶滅しました。」を読み、絶滅した意外な理由が面白かったと語った。清さんは小説「六人の嘘つきな大学生」を紹介。就職活動の最終選考に残った6人の人間関係が、試験が迫るにつれて変化する様子と驚きの結末に言及し聴衆の興味をそそった。
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大鏑矢 巫女手際よく 新年へ準備 富士山本宮浅間大社 富士宮市
富士宮市の富士山本宮浅間大社で新年に向けた縁起物の準備作業が大詰めを迎えている。1日は巫女(みこ)4人が大鏑矢(おおかぶらや)の調製を行った。 鈴や短冊の付いた全長約1・3メートルの矢に、巫女が富士山や干支(えと)の辰(たつ)、宝船があしらわれた絵馬を手際よくくくりつけた。巫女の望月美奈さん(22)は「辰年の来年は参拝者にとって飛躍の1年になりますように」と願いを込め、作業に集中した。大鏑矢のほか、幸矢や破魔矢、熊手など縁起物を計約1万5千個用意する。販売は同日から始まった。 浅間大社は1月1日に新年を祝う祭典「歳旦祭」を行う。担当者は三が日の参拝者を新型コロナウイルスまん延前の30万人
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富士山⇄駿河湾 高低差「日本一」のコース料理 富士宮でイベント
静岡県は29日、有名店の料理人が県内産食材で腕を振るう初めての企画「美味らららダイニング」を富士宮市の富士山本宮浅間大社で実施した。旅先の食文化を楽しむ「ガストロノミーツーリズム」推進事業の一環として県内外の希望者30人を招き、日本一の高低差を誇る富士山から駿河湾までをテーマにしたコース料理を提供した。 同ダイニングは焼津市で鮮魚店を営む前田尚毅さんのプロデュースで、フレンチ「馳走西健一」(同市)の西健一さんと無国籍料理「シンプルズ」(静岡市駿河区)の井上靖彦さんのほか、新潟県の桑木野恵子さんと小林宏輔さんが厨房に立った。 4人は日本一の高低差をテーマに、コースの中で山を表した皿から海
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旬の野菜に舌鼓 富士宮でまつり
富士宮市の富士山麓有機農業推進協議会はこのほど、秋の感謝祭を同市下条の永田牧場で開いた。 牧草地で和太鼓の演奏や餅つきなどさまざまな催しが繰り広げられ、秋の実りを祝った。地元の有機栽培農家が育てた旬の野菜を使った料理の販売ブースが並んだ。無料で豚汁が振る舞われ、来場者は秋空の下で舌鼓を打った。
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卓球で地域貢献模索 静岡ジェード、富士宮市と協定 23、24日にTリーグ公式戦
本県初のプロ卓球チーム「静岡ジェード」の運営会社静岡オクシズUUと富士宮市はこのほど、ホームタウンパートナーシップ協定を締結した。卓球Tリーグ公式戦を同市内で開催するほか、卓球を通した地域活性化などで連携する。 静岡ジェードは静岡市の中山間地「オクシズ」を拠点に今季からTリーグに参戦している。協定には、スポーツ振興などの視点で富士宮市と事業を行うことが盛り込まれた。 23、24の両日は富士宮市民体育館でTリーグ公式戦を初開催し、静岡ジェードは木下マイスター東京、岡山リベッツと戦う。9日にはアマチュア大会も予定していて、プロ選手とのラリーを体験できる。 市役所で締結式が開かれ、須藤秀忠市長と河
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“縄文人”と土器作り 富士宮
縄文時代の暮らしに触れる「柚野の里縄文まつり」が、富士宮市の大鹿窪遺跡で開かれた。動物の毛皮をまとった“縄文人”が登場して会場を沸かせ、土器作り体験などで約1万3千年前の歴史文化を紹介した。 縄文人の2人が、昨年の来場者が製作した土器を焼成する場所に火を入れるパフォーマンスを行い、まつりの始まりを告げた。今年の来場者も、陶芸家の今野登志夫さんの指導で縄文土器や生き物など思い思いの形に粘土をこね上げた。 狩りを模した弓矢の的当てゲームや火おこしもあり、子どもたちが太古の生活の一コマを体感した。イノシシ肉をふんだんに使った縄文汁も人気を集め、地元住民でにぎわった。
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「昨年の7位死守」 富士宮市チームが結団式【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開かれる第24回静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の富士宮市チームは28日夜、結団式と壮行会を市役所で開いた。昨年の7位死守を目指して士気を高めた。 選手は「チームの成績に貢献する」などと、それぞれの意気込みを語った。代表して山宮小6年の高田理緒さんがユニホームを池谷真徳教育長から受け取った。 岩間久亜団長は選手に対して「1人10秒削る気持ちで走り切ってほしい」と鼓舞した。
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富士宮の旅 市長賞は井上君、池上君のプラン
富士宮市内を満喫できる1泊2日の旅行を提案する「富士山の麓のまちの旅コンテスト」(富士宮ホテル旅館料理組合主催)の表彰式がこのほど、市観光協会で開かれた。最高賞の市長賞に輝いた大宮小4年の井上貴博君と富士宮一中2年の池上蓮君ら入賞者に表彰状が贈られた。 コンクールは市内の学校から33企画の応募があった。井上君はパワースポット巡りと題して富士山本宮浅間大社や白糸ノ滝を訪ねるコースを提案した。池上君は約1万3千年前の定住集落とされる大鹿窪遺跡などで古代文化を体験する行程を考えた。 このほかの入賞者は次の通り。 教育長賞 松尾俊太朗(大富士小5)秋山翼(富士宮三中2)▽観光協会賞 秋山光(西
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養殖マダイ うまみ豊か 富士宮の子ども食堂 県漁連が提供
富士宮市社会福祉協議会による子ども食堂「ほかほか食堂」で28日夜、沼津産養殖マダイ料理が振る舞われ、同社協の学習生活支援事業「にじっこ」を利用する中学生11人がマダイの豊かなうまみを味わった。 県漁業協同組合連合会からマダイの切り身の提供を受け、同社協のボランティアらが塩焼きと炊き込みごはんに調理した。生徒は「身が柔らかくておいしい。他の魚より好き」と、料理を堪能した。 講師に招かれた県漁連の桐林義彦さんは、沼津市の養殖マダイは重さ10グラム程度の稚魚を1~3年育てて約2キロで出荷していると解説した。首都圏に近くて需要があり、県内生産量は全国9位(2019年時点)だったとも紹介した。 県漁連
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記者コラム「清流」 登録はスタート
世界かんがい施設遺産に登録された富士宮市の北山用水。新しい通水設備のすぐ先には年季の入った柵があり、全長約8キロをたどる間に修繕を繰り返した440年の歴史が感じられる。 暮らしを支える水路の管理は5人の住民が担っている。五つの区間に分けて定期的にごみを取り除く。簡単に詰まってしまうため、ポイ捨てはもちろん、落ち葉や刈った草を水路に流されると設備への負荷は大きい。遺産登録を受けて県内外から視察に来ることも想定される。繁茂する雑草対策も喫緊の課題だ。 水路の存続には地元住民の理解が欠かせない。5人は学校で出張授業を行うなど周知に力を入れる。「この機を逃すものか」と、記念行事の計画も温めている
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静岡県内40施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は28日、県内の高校、小中学校、幼稚園40施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計570人確認され、学年閉鎖、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 裾野市2施設43人、長泉町2施設22人、沼津市2施設24人、三島市4施設57人、伊豆の国市1施設8人、御殿場市1施設14人、富士宮市2施設25人、富士市1施設12人、静岡市葵区1施設26人、同市清水区2施設18人、磐田市3施設30人、掛川市4施設59人、森町2施設22人、浜松市西区1施設10人、同市北区3施設37人、同市中区5施設48人、同市東区1施設50人、同市浜北区2施設59人、同市天竜区1施設
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地域で子育て推進 県教委、13団体表彰
静岡県教委はこのほど、2023年度の「子供を育む地域活動団体表彰」として、地域で子育て体制づくりを推進する13団体を選出した。 放課後学習支援や職業講話、子育て世代の居場所づくりなどの活動が評価された。受賞団体は次の通り。 三島市立佐野小地域学校協働本部、同市立東小地域学校協働本部、同市立徳倉小地域学校協働本部、同市立北上小地域学校協働本部、同市立南中地域学校協働本部、伊豆の国市立大仁北小地域学校協働本部、島田市大津財産区、放課後子ども教室とんとん(富士宮市)だれでも食堂もぐもぐマツイ学園(御前崎市)葉梨子ども広場運営委員会(藤枝市)子育てサークルぴおーねくらぶ(浜松市)細江文化協会陶芸部(
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JTが浅間大社に喫煙所を新設、寄贈 富士宮
富士宮市の富士山本宮浅間大社駐車場にこのほど、喫煙所が設置された。日本たばこ産業(JT)が整備し同日、浅間大社に寄贈した。 喫煙所は駐車場の北西一区画に設けられた。灰皿2台を木目調のパーティションで覆い、世界遺産富士山の構成資産の景観に配慮した。 浅間大社では境内にあった灰皿が感染症防止のために撤去され、喫煙可能な場所はトイレ脇の1カ所に限られていた。甲田良孝宮司は「喫煙者が気持ちよく使えるように管理したい」と話した。 喫煙所前で寄贈式が開かれ、JT静岡支社の中村崇志部長代理が甲田宮司に目録を手渡した。
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静岡県内26施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は27日、県内の高校、小中学校、保育所、こども園26施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計338人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。患者数が12人となった裾野市の小学校は学校閉鎖を行った。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 沼津市1施設7人、三島市1施設45人、裾野市3施設30人、函南町1施設12人、御殿場市5施設58人、小山町2施設7人、富士宮市1施設45人、富士市1施設11人、静岡市葵区1施設15人、藤枝市2施設20人、焼津市1施設10人、掛川市1施設5人、森町1施設7人、浜松市中区3施設38人、同市東区1施設9人、同市西区1施設19人
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補正など11議案可決 富士宮市議会
富士宮市議会11月定例会は27日、本会議を再開し、市給与条例および市子ども・子育て会議設置条例の一部改正案や、2023年度一般会計補正予算案など11議案を原案通り可決した。
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ダイヤモンド和に「小さな親切」実行章 富士宮、着物文化をPR
「小さな親切」運動県本部はこのほど、外国人に着物文化を伝えている富士宮市の市民グループ「ダイヤモンド和」に実行章を贈った。 同グループは茶道教室の生徒で結成し、現在は4人で活動する。同市の村山浅間神社で7月に行われる富士山のお山開きに着物姿で出席し、訪れた外国人を出迎えている。外国人留学生の着付け教室も開く。 贈呈式が同市西小泉町の静岡銀行富士宮東支店で開かれ、同本部富士宮東地区支部の高塚厚芳支部長がメンバーに実行章を手渡した。活動の中心的な役割を担う篠原和子さん(79)は「日本の伝統文化をこれからも広めたい」と話した。
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子グマ、富士宮の福祉施設敷地内で目撃
25日午後6時40分ごろ、富士宮市山宮の社会福祉法人「富士旭出学園」の敷地内で、子グマ1頭を施設従業員が目撃したとの情報が同市に寄せられた。同法人はクマの生息地である富士山の山麓に位置する。市によると、子グマは北の林に移動したという。 ▶ビジュアルニュース「アーバン・ベア クマ被害多発」
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郷愁漂う街並み散策 富士宮出身、文筆家・甲斐みのりさん案内
富士宮市は25日、同市出身の文筆家甲斐みのりさんと市街地を散策するツアーを実施した。関東在住者ら20人が甲斐さんお薦めの店などを巡り、郷愁漂う富士宮の街並みを満喫した。 甲斐さん監修の中心市街地ガイド本「みやめぐり」に載っている場所を回った。宮町の洋菓子店マルキーズでは趣のある看板を写真に収めたり、人気スイーツを買い求めたりと、思い思いに楽しんだ。宝町の高砂酒造では蔵の中を見学。参加者は甲斐さんと一緒に日本酒ができるまでの工程をたどり、理解を深めた。
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食器やレザー小物 全生徒の力作販売 富士特支富士宮分校
富士特別支援学校富士宮分校はこのほど、全校生徒65人が製作した品を販売する「宮分マーケット」を同校で開いた。6月ごろから準備した生徒の力作を地域住民にアピールした。 食器やレザー小物、野菜といったさまざまな種類を店頭に並べ、生徒は開場を待ちわびた客を「いらっしゃいませ」と元気良く呼び込んだ。商品を丁寧に包装して手渡した。陶芸や木工の体験コーナーも人気を集めた。 実行委員長の高等部3年植椙紗希さん(18)は「生徒一人一人の思いが詰まった商品を大切に使ってほしい」と話した。
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新鮮野菜ずらり 地元産米提供も 富士宮で農業祭
第51回富士宮市農業祭が23日、同市外神東町のJAふじ伊豆富士宮地区本部で開かれ、新鮮野菜を買い求める来場者でにぎわった。 白菜やネギなど地元の生産者が育てた野菜が特別価格で販売され、開始を待ちわびた客が次々に買い求めた。 富士宮産の米を使ったおむすびが振る舞われ、地元グルメのブースが人気を集めたほか、堆肥の無料配布にも行列ができた。
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富士宮市で震度1
24日午前5時24分ごろ、静岡県富士宮市で震度1の地震があった。気象庁によると、震源地は静岡県東部で、震源の深さは約20キロ。
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夜の「白糸ノ滝」照らす暖色の光 24日までライトアップ
富士宮市の名勝「白糸ノ滝」のライトアップが23日、始まった。24日まで滝つぼや岸壁が照らされ、滝と紅葉の共演が来場者を楽しませている。 今年は暖色の光で滝を照らし、幻想的な雰囲気が増した。午後5時の点灯式の前から来場者が滝見橋や展望台に集まり、点灯と同時にカメラを構えて絶景の撮影に臨んだ。展望場からは富士山の影も見られた。 売店エリア「富士山・白糸ノ滝テラス」では23日限定で竹灯籠も設けられ、霊峰をかたどった明かりが来場者を出迎えた。 24日のライトアップは午後5~8時。隣接する白糸の滝観光駐車場は夜間無料開放される。 (富士宮支局・国本啓志郎)
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静岡県内72施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は22日、県内の高校、小中学校、幼稚園、保育所、こども園計72施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計1354人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市3施設26人、函南町1施設34人、沼津市3施設90人、三島市2施設27人、伊豆の国市1施設14人、清水町1施設8人、長泉町2施設31人、御殿場市7施設97人、富士市3施設43人、富士宮市2施設147人、静岡市駿河区2施設20人、同市葵区7施設128人、同市清水区4施設61人、焼津市4施設94人、牧之原市3施設49人、島田市2施設20人、藤枝市7施設88人、掛川市6施設67
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富士宮でクマ目撃情報2件 民家など近く
21日夜から22日午後にかけて、富士宮市内でクマを目撃したとの情報が2件市に寄せられた。いずれも成獣とみられる1頭で、人的被害は確認されていない。 21日午後9時半ごろ、同市外神で目撃され、北に移動したという。現場は山あいの地域で、民家が点在する。22日午後3時ごろには、同市安居山の林で目撃された。生息地だが、住宅街や工業団地が近い。市は同報無線で注意を呼びかけている。 ▶ビジュアルニュース「アーバン・ベア クマ被害多発」
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条例改正案など20件を上程 富士宮市議会
富士宮市議会11月定例会は22日開会し、組織再編に伴う市給与条例および市子ども・子育て会議設置条例の一部改正案など20件を上程した。 組織改編では「こども家庭統括監」を2024年度から創設する見通し。学校や家庭の横断的な支援体制の強化を図る。同条例改正案など17件は27日に審議する。 同日の本会議では損害賠償額と和解の専決処分について報告を受けたほか、教育委員人事に同意した。 会期は12月8日までの17日間で、5~8日に計19氏が一般質問を行う。
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ワーケーション 効果検証 仕事の合間に自然体験 富士宮 都内企業13人が3泊
富士宮市内で23日まで、都内のIT企業コミクリがワーケーションの実証事業に取り組んでいる。3泊4日で仕事と自然体験を両立させ、心身のリフレッシュや生産性向上に対する効果を確かめる。 同社の全国7拠点からエンジニアら13人が、同市狩宿のグランピング施設「マウントフジ里山バケーション」に集まった。午前9時から午後6時までは各自の仕事に集中する時間とし、希望者は合間に自然体験に臨む。夜は地元食材を味わい親睦を深める。 同社のワーケーションでの来訪は昨年のモニターツアーに続いて2回目。今回は観光庁の実証事業で、非日常的な環境がもたらす効果を検証する。和田真純地方創生室長は「エンジニアは画面に集中して
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挑戦する大切さ 児童生徒に力説 富士宮で人権講演会
富士宮市の芝富小4~6年生と芝川中生を対象とした人権講演会(富士人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)がこのほど、同市のくれいどる芝楽で開かれた。秋田県男鹿半島のなまはげと和太鼓を融合させた芸能「なまはげ太鼓」の先駆集団「NAMAHAGE郷神楽」が、挑戦することの大切さを児童生徒に語った。 郷神楽は伝統文化のなまはげを軸に据えた音楽を多数作曲し国内外で演奏している。小林善隆代表は活動を重ねるうちに試したいアイデアが次々に湧いてきたといい、「何かにトライしないと反響は得られない」と、一歩目を踏み出す勇気を強調した。 メンバーによるなまはげの格好での演奏もあり、児童生徒は迫力あるステージを堪能
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冬の道路安全確保 除雪作業 手順確認 富士宮で出発式
国土交通省静岡国道事務所は22日、降雪シーズンに備えた出発式を富士宮市根原の道の駅「朝霧高原」で行った。国道139号の山間部を中心に、冬季の道路安全確保に向けて関係者が作業手順を確認した。 出発式で作業員が除雪車の状態を点検し、道の駅駐車場を出発した。今後は降雪時に除雪対応をするほか、融雪剤を散布する。 防災拠点駐車場の開設訓練も初めて実施した。御殿場方面で大雪が降った想定で、活動車両専用のスペース確保に関する事務手続きなどを確認した。 同事務所職員らは道の駅利用者にチラシを配り、冬用タイヤの装着やチェーンの用意を呼びかけた。
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静岡中央銀「富士山フォトコンテスト」 星陵高に特別奨励賞 富士宮市
静岡中央銀行は22日、同行が主催する「富士山フォトコンテスト」(静岡新聞社・静岡放送協力)で、特別奨励賞に選出された富士宮市の星陵高写真部への表彰式を同校で開いた。 同部の22人が計32点をコンテストに応募した。同行営業企画部の沢田武嗣部長が、写真部の岸野航河部長らに賞状と記念品を手渡した。 会場では静岡新聞社東部総局編集部のカメラマンが、星陵中・高の写真部員に向けた「写真の撮り方教室」も実施した。
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松崎町民が交流都市富士宮を堪能
松崎町商工会は、富士宮市を巡るバスツアーを実施した。両市町の「ヒメの里交流都市」提携の締結記念企画で、同町の65人が富士宮市内の名所を堪能した。 ツアー一行は松崎からバスで3時間ほどかけて富士宮に入り、世界遺産富士山の構成資産・富士山本宮浅間大社や白糸ノ滝を回った。 浅間大社では地元の市観光ボランティアガイドの会から説明を受け、祭神のコノハナサクヤヒメなどに理解を深めた。
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静岡県内62施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は21日、県内の高校、小中学校、幼稚園、保育所、こども園計62施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計1035人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市1施設6人、沼津市3施設36人、三島市5施設72人、裾野市4施設40人、清水町3施設28人、御殿場市1施設9人、小山町1施設16人、富士宮市2施設28人、富士市6施設101人、静岡市清水区2施設22人、島田市2施設33人、藤枝市1施設5人、牧之原市1施設6人、森町1施設12人、菊川市2施設22人、掛川市1施設23人、浜松市中区12施設229人、同市南区2施設34人、同市東
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農林水産業功労者 28人1団体を表彰 静岡県庁
静岡県農林水産業振興会(会長・川勝平太知事)はこのほど、本年度の農林水産業功労者の表彰式を県庁で行った。各団体や企業の要職を務め、事業者の生産性向上や所得増大に貢献した農業22人、林業4人、水産業2人の計28人、農業1団体に、川勝会長が表彰状を贈った。 功労者は次の通り。 【個人の部】農業 赤井穀(静岡市葵区)渥美保広(浜松市西区)石川茂(西伊豆町)石川正巳(静岡市清水区)石田史(御殿場市)大石祐次(吉田町)大松均(御前崎市)長田辰美(森町)加藤常夫(函南町)金田強(富士宮市)川村耕史(静岡市清水区)吉川昌文(同)鈴木周司(浜松市東区)中嶋栄作(牧之原市)名倉光子(掛川市)藤井恵(西伊豆