ベトナムの経済発展体感へ 富士宮の高校生 出発控え、市長に抱負
富士宮市の事業としてベトナム・ホーチミン市を研修で訪ねる高校生15人が1日、同市の駅前交流センターきららに集まり、須藤秀忠市長らに抱負を語った。
市は2024年度から新たに「未来を担う高校生人材育成事業」を始めた。近年の経済発展が著しい海外の都市に高校生を派遣し、国際社会の理解を深めてもらう。ホーチミン市への派遣が第1弾。
訪問団は20~24日の5日間の日程で、同市に拠点を置く日本企業を訪ね、日本人社員から海外での働き方を教わる。現地の大学生とも意見を交わす。生徒たちは「海外で仕事をするのが夢。将来の想像を膨らませ、身につけるべき力を具体的に感じ取りたい」などと決意を述べた。須藤市長は「経済発展を支える人々の熱量を感じて来てほしい」と期待を寄せた。