高校生らがビジネスプラン 採算性のあるモデル構築 小山で発表会
静岡県内で起業や新規事業に挑む若手人材を対象とした育成プログラム「ジャパン・チャレンジャー・カレッジin静岡」(公益社団法人ジャパンチャレンジャープロジェクト主催)の成果発表会がこのほど、小山町で開かれた。
プログラム参加者は、同町内の起業を目指す人や富岳館高(富士宮市)の生徒、小山高1年生など5組。10月から約2カ月間で多彩な専門家や起業家から助言を受け、採算性のあるビジネスモデルの構築を進めた。発表会には大和システムクリエート(東京都)の駒木慎治代表取締役会長ら4人の専門家が参加し、事業プランに対してアドバイスを送った。
沼津市の地域おこし協力隊員として活動する今田隼輔さんは、市内にある“もったいない”をリメークする地域商社について発表した。廃棄される西浦みかんを有効活用した飲料開発、日本一の水質を持つ同市の「らららサンビーチ」でのテントサウナ事業などの構想を紹介。専門家から事業の展開方法や販路開拓などについて助言を受けた。