富士山女子駅伝 記念グッズでおもてなし 富士、富士宮の魅力アピール
富士、富士宮両市は、30日に両市を舞台に開催される「富士山女子駅伝」の記念グッズをそれぞれ用意した。両市のマスコットキャラクターをあしらったバッグやキーホルダーが、ゴール地点の富士市総合運動公園陸上競技場で販売される。開催11年目にして、全国から集まる駅伝ファンを迎え入れる態勢が充実してきた。
富士宮市は、市のキャラクター「さくやちゃん」が肩にたすきをした限定デザインを作り、トートバッグやブランケット、日本酒のラベルなどに採用した。同競技場では記念包装のトイレ紙などを約千個、無料配布するほか、富士山柄のパイロン「富士山コーン」の高さ1・8メートルの駅伝巨大版を設置して観客を出迎える。
富士市は、出場チームのユニホームをプリントしたキーホルダーをそろえた。さらに、新たな市のPRツールとしてカプセルトイ「ふじがちゃ」も初めて披露する。市キャラクター「さもにゃん」が干支(えと)の辰(たつ)に乗った絵馬型キーホルダーなどが手に入るほか、市公式インスタグラムのQRコードをカプセルに同封して開催地の魅力を発信する。
富士市シティプロモーション課の担当者は「おもてなしが充実すれば、開催地として良い印象を持ち帰ってもらえるはず」と話した。