防災備蓄食 活用しよう 富士宮 困窮家庭対象に試食会
大東建託富士支店はこのほど、防災備蓄食の試食会を富士宮市総合福祉会館で開いた。同市社会福祉協議会の食料応援イベントに来場した子育て世代の困窮家庭20世帯に備蓄食の活用を提案した。
同社の社員らがアルファ米やハンバーグ、クッキーなどの備蓄向け食品を振る舞った。防災食の調理方法などを学べるクイズも用意され、親子で防災について理解を深めた。
同社協から食料の提供を受けるために来場した家族は「防災食は味気ないというイメージが覆った。困った時に、一手間加えれば充実した食事を子どもに食べさせられそう」と話した。