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テーマ : 富士宮市

大鏑矢 巫女手際よく 新年へ準備 富士山本宮浅間大社 富士宮市

 富士宮市の富士山本宮浅間大社で新年に向けた縁起物の準備作業が大詰めを迎えている。1日は巫女(みこ)4人が大鏑矢(おおかぶらや)の調製を行った。

大鏑矢の準備を進める巫女=富士宮市の富士山本宮浅間大社
大鏑矢の準備を進める巫女=富士宮市の富士山本宮浅間大社

 鈴や短冊の付いた全長約1・3メートルの矢に、巫女が富士山や干支(えと)の辰(たつ)、宝船があしらわれた絵馬を手際よくくくりつけた。巫女の望月美奈さん(22)は「辰年の来年は参拝者にとって飛躍の1年になりますように」と願いを込め、作業に集中した。大鏑矢のほか、幸矢や破魔矢、熊手など縁起物を計約1万5千個用意する。販売は同日から始まった。
 浅間大社は1月1日に新年を祝う祭典「歳旦祭」を行う。担当者は三が日の参拝者を新型コロナウイルスまん延前の30万人前後と見込む。
 (富士宮支局・国本啓志郎)

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