富士山砂防や国道 国交省に整備要望 富士宮市長
富士宮市の須藤秀忠市長は6日、国土交通省に国場幸之助副大臣を訪ね、会長を務める富士治山治水期成同盟会と国道469号(富士南麓道路)建設促進期成同盟会の要望書を届けた。
治山治水関係は、富士山南西の渓流における直轄砂防事業を強力に進めるよう訴えた。大沢崩れ対策や火山噴火に伴う土砂災害被害の軽減なども盛り込んだ。
国道469号は、終点部の中部横断自動車道富沢インターチェンジ付近への延伸などにより、確実な道路ネットワークを構築することなどを求めた。
須藤市長は取材に「必要な予算の確保をお願いした。いずれも住民にとって大切な事業だ」と説明。国場氏は前向きに対応する姿勢を示したという。