あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 富士宮市

文明の拒絶と先端 対極写した作品展 富士宮で米出身写真家

 米国出身でニューヨークで報道カメラマンとして活動し、現在は富士宮市青木平に住むビル・ライオンズさん(65)による個展「究極の対極」が11月25日まで、同市中央町のARATAギャラリーで開かれている。文明を拒絶するアーミッシュと、世界の最先端をいくニューヨークを前後期制で比較する。日曜、祝日休館。

撮影当時を振り返るビルさん(右)=富士宮市のARATAギャラリー
撮影当時を振り返るビルさん(右)=富士宮市のARATAギャラリー

 前期は、文明の利器を拒むキリスト教の一派であるアーミッシュの生活を記録したモノクロ写真を展示している。ビルさんは1980年から12年間、アーミッシュのコミュニティーの日常に迫った。写真を嫌う人々を望遠で撮影した。移動に馬車に乗り、電気を使わない暮らしを記録した。
 ビルさんは「アーミッシュのシンプルな生き方を文化として残したくて撮影した」と話した。11月中旬からはニューヨークのビジネス街のせわしない日常を展示する。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

富士宮市の記事一覧

他の追っかけを読む