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テーマ : 富士宮市

雪中の活動「より慎重に」 富士宮市消防 珠洲市派遣振り返る

 能登半島地震の被災地に県緊急消防援助隊第2~4陣として派遣され、救助と消火活動に当たった富士宮市消防本部の隊員が16日、取材に応じた。積雪時の活動になった隊員は「視界が悪く、慎重にならねばならなかった」と振り返った。

雪が積もって中の様子が確認しづらくなった倒壊家屋=石川県珠洲市
雪が積もって中の様子が確認しづらくなった倒壊家屋=石川県珠洲市

 第2~4陣は4日から14日まで、石川県珠洲市で安否不明者の捜索などに加わった。20センチ近い積雪で雪の下の路面状況が分からず、一歩ずつスコップで足場を確認しながら進んだ。
 同市では古い家屋が多く、1階部分がつぶれた倒壊家屋が目立った。火災発生時は断水の影響で消火栓が使えず、離れた用水路までホースを伸ばした。
 第4陣の塩川弦太副士長(25)は「富士宮市も積雪がある。雪の中での活動に備えが必要と感じた」と振り返った。第3陣の鈴木喬之副士長(31)は「市北部に行ける道路が少ない。移動経路を複数用意しておかないと」と話した。

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