富士宮東高定時制 給食再開 運営会社の提供停止問題
学校給食の提供が停止していた富士宮市の富士宮東高定時制で25日夕方、給食が再開した。生徒と教員が約3週間ぶりに給食を取った。
給食調理を委託していた広島市の事業者「ホーユー」が提供を停止した問題で、同校は1日から給食がなくなっていた。別の委託先が決まり、再開した。同校は給食後に授業が始まるため、生徒は給食のない期間、自宅で食べてから登校するか通学途中に弁当を買って過ごしていた。
再開初日はカレー約30食が提供された。給食室を訪れた生徒たちは調理員との再会を喜び、料理を受け取った。男子生徒は「食事を自分で用意する負担がやっとなくなる」と頬を緩めた。