特許や商標の意義学ぶ 富士宮北高で知的財産授業
富士宮市の富士宮北高商業科3年生が7日、弁理士による「知的財産」をテーマにした授業を受け、特許や商標制度の意義と役割について理解を深めた。
日本弁理士会県委員会の吉田信彦さんが講師を務め、身近な商標を例示しながら説明した。商標の意義に関しては、商品やサービスの品質を保証し、市場の公正な秩序を保っていると紹介した。
生徒は同校のマスコットキャラクター「ノースン」の新たな活用方法を考えた。商標登録時に指定した使い方の範囲内でできることとして、消しゴムの包装にノースンを印刷するといった意見を出し合った。
知財授業は2部構成。10月の初回は特許と商標を申請する手順などを学んだ。