富士子柿 実の形さまざま 富士宮で盆栽展
中国原産の老鴉(ろうや)柿の2世以降を「富士子柿」と命名し、観賞用に育てる富士宮富士子柿育成会の盆栽展が6日、富士宮市役所で始まった。9日まで。
会場には会員26人が丹精込めて育てた富士子柿7点と老鴉柿23点、講座受講生の盆栽12点が並ぶ。丸や楕円(だえん)、ひょうたん形などさまざまな形状の実に来場者は見入っている。
稲葉昌弘会長(80)は「ことしは猛暑で色のつき方に影響があったが、会員それぞれで水のやり方を工夫するなどして展示に間に合わせた」と話した。