くれよん・くらぶ 「作品展」(後藤睦枝) 仲間と共に
仕事が落ち着いて自分の時間を持てるようになり、近所の教室に通い始めました。それから約20年、油彩画を描き続けています。
教室では30~80代の生徒がキャンバスに向かい、それぞれ描きたいモチーフを完成させていきます。
出品作は、全国の風光明媚[めいび]なスポットを紹介した写真を見ながら制作しました。水面に映る景色の“揺れ”や透明感の表現に苦労しました。
普段は風景を描くことが多いのですが、スケッチを目的にした外出も簡単にはできません。そこで静物画にチャレンジしてみようと思います。静物画は垂直、平行が少しでも狂うと全体がゆがんでしまうので、デッサン力が問われます。教室で皆さんと楽しく取り組めたらうれしいです。
(後藤睦枝)
くれよん・くらぶは子ども向け絵画教室として富士宮市に1983年に創立。13人が42点を出品する「作品展」は8~10日、同市民文化会館で。