新年に備え大しめ縄 富士宮 浅間大社奉納へ有志が作業
富士宮市北部の住民有志でつくる「浅間大社大しめ縄奉賛会」は新年に向けて10日、富士山本宮浅間大社本殿に取り付ける全長約3・6メートル、直径約1メートルの大しめ縄づくりに同市の西富士中で取り組んだ。24日に奉納する。
奉賛会や地元住民ら30人が、直径30センチほどのわらの束三つを編んだ。「よいしょ」のかけ声で息を合わせ、束がほつれないように力いっぱいひねり込んだ。金づちでたたいて束同士の隙間を埋め、来年1年間維持できる強度に仕上げた。同会の富田貴智代表(45)は「今年も大変な作業だったが、例年通りの出来栄えになった」と話した。
24日は市内の各浅間神社にもしめ縄を奉納する。