三島の水力発電コンテスト、環境省表彰 市長に報告
三島市の豊富な湧水を活用して小学生が創造性を養う「三島せせらぎミニミニ水力発電コンテスト」の取り組みが、環境省グッドライフアワードの「環境ひとづくり賞」に輝き、実行委員会の関係者がこのほど、市役所に豊岡武士市長を訪ねて喜びを報告した。
同コンテストは過去に7回開かれ、毎年10~20人ほどの小学生がペットボトルなど身近な物で水車を作って披露している。モーターを組み込んで効率よく発電するアイデアを競うほか、水車で川のごみをすくい上げたり、発生する電力でミニカーの模型を走らせたりと工夫を凝らした力作が寄せられている。
実行委の主な構成団体は、NPO法人地域活性スクランブルフォーラムと市少年少女発明クラブ。同NPOの井村大輔理事長は「環境教育やまちづくり、人づくりにつながっている」と語り、開催に協力した市に感謝した。