三島甘藷 佐野小児童ら収穫 のっぽパンにも活用
三島市立佐野小の1、2年生と伊豆佐野保育園の園児が31日、同校に隣接する畑で特産のサツマイモ「三島甘藷(かんしょ)」の収穫を体験した。サツマイモは1日から期間限定で発売されるバンデロール(沼津市)のロングセラー商品「のっぽパン」にも使われる。
児童が6月につるさしを行った3列の畝に並び、土を少しずつ崩しながら芋掘りに挑戦した。自分の顔よりも大きなサツマイモが出てくると「おっきい!」「何これ!」と歓声を上げ、夢中になって取り組んだ。サツマイモは各家庭で持ち帰って味わうほか、おやつ作りでイモ蒸しパンの材料にもなるという。
のっぽパンはペースト状にしたサツマイモのクリームをパンに挟み、12月までの期間限定で発売する。月に2万本の販売を見込んでいる。