スマートシティー推進へ 三島市、世界的組織に参画
三島市はこのほど、スマートシティーの効果的な運用に向けた共通認識を醸成するための世界的組織「G20グローバル・スマートシティ・アライアンス(GSCA)」に参画した。
GSCAは2019年のG20サミットでの合意を受けて同年10月に創設された。国内では浜松市など27自治体が参画していて、定期的にスマートシティーをテーマに議論や交流をしている。事務局の世界経済フォーラム第4次産業革命日本センターに所属していた近藤剛氏(三島市出身)が市内にUターン移住し、紹介を受けた。
同センターの山室芳剛センター長や近藤氏らが17日、市役所で豊岡武士市長と面会した。山室センター長は「自治体が連携して世界に示せる事例を作れれば」と話した。豊岡市長は「地域課題の解決に向けて取り組みを進めたい」と述べた。