演劇「みつばち共和国」4日に沼津公演 SPAC、舞台衣装でPR
4日に沼津市民文化センターで演劇「みつばち共和国」を上演する県舞台芸術センター(SPAC)の俳優らがこのほど、市役所に頼重秀一市長を訪ね、同センターの開館40周年記念として開かれる公演をPRした。
SPACの同市での公演は13年ぶり。作品は「青い鳥」で知られ、養蜂家でもあったベルギー出身の作家メーテルリンクの随筆「蜜蜂の生活」を基に、フランス人演出家セリーヌ・シェフェールさんが舞台化した。蜂の巣の四季を舞台と映像で表現し、環境問題にも触れる。
働き蜂と女王蜂の2役を務めるたきいみきさんと、養蜂家役の永井健二さんは、舞台衣装姿でアピールした。たきいさんは「蜂の生存競争や環境問題など、蜂の世界を人間界に投影し、いろいろな感じ方ができる。子どもたちにも楽しんでもらえる」と来場を呼び掛けた。
公演は午後2時開演。当日は4歳から高校生までの先着50人を無料招待する。同伴の保護者は有料。問い合わせは沼津市民文化センター<電055(932)6111>へ。